
ロジカル・シンキング 論理的な思考と構成のスキル
照屋華子,岡田恵子
東洋経済新報社
ビジネス書で、もっとも有用な本。
ビジネス書に書かれていることは多岐にわたりますが、少なくともスキル系に関しては、 この本の焼き直し的なものが多いと思います。教科書的な本だと思います。 だから、この本を読むと、ビジネス書にかける費用はグッと減ります。 目次で、この本に書かれていること以上のものに出会ったら購入すると決めたからです。 さらに、「ロジカルライティング」を押さえるとさらに費用を押さえられます。
7投稿日: 2013.10.05茶の本
岡倉覚三,村岡博
岩波文庫
どうしようもなく感動して泣いているときってないですか。
どうしようもなく感動した作品を見たとき、聞いたとき、その良さを自分自身にも説明できないくて、 無性に「美しい」「きれいだ」「有難い」とか思ったことないですか。 日本人のそういう感覚・思想を、西洋に伝える為に、とにかく有名でわかりやすい古典(中国思想家からシェークスピア等) を利用して岡倉天心(覚三)が書いた日本紹介本です。(なので、日本人が書いたのに訳者がいるわけです。) 日本人にとっては「そう、思っていたんだよ!この感動の意味をよく言葉にしてくれた」と膝を打つ内容だと思います。 読みにくいと思ったら、本屋で立木智子訳(電子化希望)を探してみてくださいな。読むと鑑賞力が上がっていろんなものがより楽しく感じられます。
1投稿日: 2013.10.03自殺島 1巻
森恒二
ヤングアニマル
タイトルが過激ですが内容は、非常にまじめです。
タイトルから残酷なシーンが多いような気がして敬遠したくなりますが、 「人が生きること」の意味をサバイバルを通して感じさせられます。 今後の展開によりますが、今のところ、かなり良作だと思います。
4投稿日: 2013.10.02岳(1)
石塚真一
ビッグオリジナル
「岳」電子化になったんですね。
電子化で持ち運べることはすばらしいです。 映画化もされた話題作で、リアルで過酷な状況の中を、明るく向かい合っていく主人公とその友。 ガッツが沸いてきます。 このマンガは見開きでの山がなんともいえないものですので、 ぜひ、チャンスがあれば紙コミックでも読んでみてください。
1投稿日: 2013.10.02花宵道中(新潮文庫)
宮木あや子
新潮文庫
吉原が舞台の物語
色町舞台じゃあハッピーエンドとはいかないが、 艶なる生き様ごらんあれ。
0投稿日: 2013.10.01まんがサイエンス 1
あさりよしとお
学研
こんなに楽しいサイエンス本はありません。
出てくる出てくる、あさりよしとおの、愉快でへんてこなキャラクター。 もともとSF的なものを書いていた作家。(最近?エヴァの使徒のデザインをしていたようです) サイエンスは得意分野なのでしょう。 科学の難しいことが、楽しく、本当によくわかります。なぜなら、小学生向に噛み砕いてあるからです。 小学生向けと素通りしてはいけません。面白いのです。
7投稿日: 2013.09.30宇宙家族カールビンソンSC完全版(5)
あさりよしとお
アフタヌーン
懐かしい。やっと続きが読めた!
カールビンソンの続きが読めた(嬉)・・・でも完結してなかった(泣)。なにはともあれ懐かしい。 あさりよしとおのキャラクターは、本当に動いて楽しいな。 この漫画は映画監督(特に特撮)が、おかしな生物に置き換えられて活躍?します。 「クスリ」と笑いたい映画好きなら読んでみるといいですよ。
0投稿日: 2013.09.30悪女(わる)(1)
深見じゅん
BE・LOVE
これです。私が女性コミックを読み続ける理由はこういう作品に出会うためです!
このマンガに何度元気をもらったことでしょう。 一度あっただけの一目惚れの王子様を探すため出世にがんばるヒロイン。つまらなそうでしょ。でもね 会社での様々なピンチに、一心に必死に「がんばる」ヒロイン。全くカッコ良く問題解決はできません。 人の助けを思いっきり借ります。何度も周りに怒られます。呆れられます。でもね。でもね。 がんばるんですよ。会いたいから、ちゃんと素敵な女性になって王子様に会うために。 周りの人たちも、その一生懸命さに変わっていきます。そして、読み手も変わります。 本屋で目にしなくなって残念に思っていたら、電子化されていたとは、良かった良かった。
2投稿日: 2013.09.29のだめカンタービレ(1)
二ノ宮知子
Kiss
楽しいのです。読んでいてうれしくなってきます。
人物の個性の面白さで、素直に笑える作品はなかなか出会えないと思います。 最近は皮肉めいたもの、苦笑を誘うものが多い中で、のだめは直球で良いです。 音楽ダメダメの私が読んでてうれしくて、勢いで「のだめ」クラッシクCD買ってしまったのも止むを得ない行為だった・・・はず。
2投稿日: 2013.09.29坂道のアポロン(1)
小玉ユキ
月刊flowers
映画のようです。
時代が読者の親もしくは、またその親の世代になると思います。 携帯電話が想像できないという時代での青春です。内容は表紙イメージより熱いです。 描かれ方も場面の展開前の暗転表現などその時代の映画を意識しているのだと思います。 映画的マンガというのでしょうか個性的です。最初は紙ベースで見てほしいな。
2投稿日: 2013.09.29