
マザー・テレサ語る
ルシンダ ヴァーディ,猪熊 弘子
ハヤカワ文庫NF
がんばれ熊本。
熊本地震で、いろいろ検索していたらマザーテレサの言葉があらわれた。 とても、気になって購入。読んでみると、身にしみる。 場所に限らず震災の映像は厳しいものですね。熊本のために祈りたいと思います。
0投稿日: 2016.05.08死神を食べた少女 (上)
七沢またり,チョモラン
KADOKAWA
予想を大きくこえる本格ファンタジー。
表紙見て、ラノベ分類で購入。 序盤は、変わったラノベだなと思っていたら・・・・ 中盤でラノベではなかったと反省・・・タイトルどおりのストーリー・・・面白いというより、強烈に引き込まれる。 終盤は、どうなるんだ・・・どうするんだ・・・このヒロインはありなのか・・・。 感想・・・堅実なダークヒロイン物語です。
8投稿日: 2015.12.05雨の日のアイリス
松山剛,ヒラサト
電撃文庫
優しい絵本のような小説
なんとまあ優しくて切ない作品でしょうか。 子ども向けの絵本を読んでいて、感動してしまったことないですか。 いいですよね。この感じ。
2投稿日: 2015.10.11女戦士エフェラ&ジリオラ 1
ひかわ玲子,芳住和之
幻狼ファンタジアノベルス
なかなか本格派です。
しっかりとしたファンタジーです。 主人公が女性の二人組みですが、しっかりと冒険をします。 しっかりと血を流して戦います。昨今のライトノベルのような、「ふわふわ」した会話はありません。 剣と魔法と冒険の「人生」を読みたい方はこのシリーズはお勧めします。
0投稿日: 2015.10.11陋巷に在り1―儒の巻―(新潮文庫)
酒見賢一
新潮文庫
魅力的なキャラクターがたくさん出てきます。いったい主人公は誰なのだろう?
パッと見ると、むずかしそうな本。でも、そこは「後宮小説」で楽しい中華ファンタジーを描いたの酒見さん。読みやすいし、孔子、顔回、子路、子貢など、教科書の漢文でお世話になったキャラクターがでてきます。政権争い、呪術戦とおどろおどろしそうなのですが、コミカルな感じがあります。 主人公は顔回。がんばれ顔回。孔子の迫力に小説を乗っ取られるなー!
1投稿日: 2014.08.11機動戦士ガンダムUC1 ユニコーンの日(上)
福井晴敏,矢立肇,富野由悠季
ヤングエース
富野ガンダムからの見事な展開です。
逆襲のシャアの続編となるのでしょう。逆襲のシャアの結末が非常にメンタル的(感情力?)であったために、直接の続編は作れないと思っていました。それを、さすが福井氏です。あの結末を物理現象とすることで、物語をさらに広げました。そして、それを自然に受け入れさせる文章とストーリに脱帽です。しかし、富野ガンダム世界でありながら根底に流れる「思い(思想?)」が全く「富野」ではありません。「福井」ガンダムの「創世」作品になるのではないでしょうか。 同世代の皆さん ガンダムここまできましたよ!!!
4投稿日: 2014.06.24甘々と稲妻(2)
雨隠ギド
good!アフタヌーン
疲れたときに何度も見てます。
くたっ・・・。とエネルギーがないとき見てます。 ほっとして、楽しくて、一生懸命でいいですね。 力がフッとぬけて、気分転換できます。ありがたい作品です。 次も楽しみです。
4投稿日: 2014.03.26華竜の宮(上)
上田早夕里
ハヤカワ文庫JA
世界観と生き物に引き込まれました。
この世界を皆さんは、どんな絵を思い浮かべて読んでいるのでしょうか。 読書感想「画」を持ち寄れば楽しいだろうなと思ってしまいました。 特に多様性に富む生き物(人間を含めて)は魅力的で私の想像力は追いついていないだろうな。 お役所言葉から読み取るの交渉の駆け引きや、海上・海中の艦体戦?など見所がページをめくるごとにでてくるのですが、やはりこの世界の様子が一番の魅力でした。 「半端な映像化はさせてはならない!!」と思える作品です。
0投稿日: 2014.01.30マリア様がみてる1
今野緒雪,ひびき玲音
集英社コバルト文庫
のんびりと、登場人物たちの距離感を楽んでいます。
剣も魔法も、突飛な奇人も、死もでてきません。だから、不用意に驚かされることはありません。 デジタル機器を必要としていません(7巻まで読んだ中では)。だから、人と人との距離感が絶妙です。 登場人物の気持ちが「気になる」小説です。 男性ファンも多い作品とのこと。私もその一人になります。 レビュー記載の方に感謝。自分では見つけられなかったと思います。
1投稿日: 2014.01.17ノーゲーム・ノーライフ 1 ゲーマー兄妹がファンタジー世界を征服するそうです
榎宮祐
MF文庫J
榎宮祐 (著) = 榎宮祐 (イラスト) 同一人物です。すごいですね。
イラストレーターと著者が一緒で驚き、みなさんのレビューが高い! 著者の書く人物とイラストで書かれる人物が離れていないという確信のもと小説を読むのは不思議な感じです。 文章は緊迫感と脱力感の使いわけが、非常にうまいです。ゲームの世界に入り込む展開は多いですが、その中でゲームのかけひき要素に注目したラノベはあまりなかったのではないでしょうか(マンガだとカイジ風味)。 ラノベのコミカル要素もバランスよく含まれていて楽しく、4巻まで購入。すべて面白かった。続巻たのしみ。
44投稿日: 2014.01.04