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あきばさんのレビュー
いいね!された数403
  • 桁外れの結果を出す人は、人が見ていないところで何をしているのか

    桁外れの結果を出す人は、人が見ていないところで何をしているのか

    鳩山玲人

    幻冬舎単行本

    三菱商事・サンリオで結果を出してきた筆者が、何を大切に働いてきたのか。

    三菱商事・サンリオで結果を出してきた筆者が、何を大切に働いてきたのか。がまとまった本です。 人間関係を大切にすること。特に自分と距離のある人ほど大切にする。 頼まれた仕事は断らない。 一番大切なリソースは時間である。 常に成長意欲を持つ。常に不足感を持つ。 なりたい自分とのギャップを意識する。 など仕事をするうえでのスタンスと実際にどんなことをやられてきたのか、まとまっています。 真似できそうもないところもありましたが、仕事に対する考え方や、結果を出すために心がけていることなど、 仕事でもう一段階高いパフォーマンスを出したい方には、ヒントが詰まっているのではないかと思います。 人によって、惹かれるワードや、ポイントは変わると思いますが、私は仕事へのモチベーションが上がる本でした。

    1
    投稿日: 2016.01.14
  • 統計思考入門 ― プロの分析スキルで「ひらめき」をつかむ

    統計思考入門 ― プロの分析スキルで「ひらめき」をつかむ

    水越孝

    プレジデント社

    数字で考えるってどんなこと?という人に。

    身近な現象を事例に、統計学の考え方に基づき、事実をどう分析し、捉えるかを実際にやりながら、統計思考を示してくれる本です。 ただ、具体的な統計学の手法を教えてくれるというよりは、あくまでも考え方を教えてくれる本です。 具体的な計算式や、言葉に関しては、詳しく記載されていない為、各論を知りたい方には向いていないかもしれません。 個人的には、統計学のすごさもそうですが、統計学のズルさ、危うさも感じた本でした。統計学は、事実をどう捉えるかの学問の為、分析する側の着眼点、軸によって、それこそ全く違う結果になる。だからこそ、基本的考え方や、一定の知識、テクニックを持つことが本当に大切。 統計の具体的な手法や、テクニックを学ぶきっかけになる本だと思います。

    5
    投稿日: 2016.01.07
  • 実践版孫子の兵法 勝者を支える最高峰の戦略書

    実践版孫子の兵法 勝者を支える最高峰の戦略書

    鈴木博毅

    プレジデント社

    孫子の兵法 現代版

    孫子の兵法を現代版に訳してくれている本です。 個人的には、初めて孫子の兵法を読みましたが、孫子の兵法は、勝つためのものではなくて、負けないためのものの要素が強いんですね。知りませんでした。 現代訳ではありますが、孫子の兵法自体が、戦争に関して書かれているものですので、活かせる部分は、心構えや考え方の部分。 その為、捉え方は、著者の意見と少し見方がある方もいるのではないかと思います。 戦争は極限の状態で行われるものの為、そこでの理論は、本質をえぐると言いますか、なんでもありと言いますか、考え抜かれたものが多く、読んだ方の思考を深めてくれるはずです。

    2
    投稿日: 2016.01.07
  • あなた

    あなた

    赤川次郎

    角川文庫

    ちょっと不思議なお話でした。

    なんとなく読んでみた本なのですが、サクサク読めました。 物語にすごく引き込まれてしまう力がありました。ちょっとホラーな印象もあり、世にも奇妙な物語というか、人の想いの強さや、運命の不思議さを感じる本でした。 内容は、ある男性が田舎の町で、女性を裏切り、上京。数十年後に田舎に戻ったところ・・・。続きは是非読んでください。

    4
    投稿日: 2016.01.07
  • 星の王子さま

    星の王子さま

    サン=テグジュペリ

    ゴマブックス

    物事をありのままに捉えることの難しさ

    小さい頃に読んだことのある気がするのですが、全く覚えておらず、ほぼ初見の状態でした。 男性が、砂漠で星の王子さまと出会い、やり取りの中に、色々な比喩や、スピリチュアルな内容が盛り込まれているお話です。 本当に大切なものは目に見えない、といった有名なフレーズもすごく良いのですが、一番感じたのは、物事をありのままに捉えることが、大人になるにつれてできなくなってしまうのかな〜、ということ。 経験や、社会の中で、いつのまにかフィルターをかけて物事を見ているのかな〜と。 これは子供よりも大人向けの本だと思いますし、社会人こそ、色々と感じるものが多い本だと思います。

    2
    投稿日: 2016.01.07
  • ビジネスに効く最強の「読書」 本当の教養が身につく108冊

    ビジネスに効く最強の「読書」 本当の教養が身につく108冊

    出口治明

    日経BP

    読書の幅が広がるはず!

    ライフネット生命の創業者である出口さんが丁寧に本を紹介してくれます。 古典や名著が多いと思うのですが、一つ一つ丁寧に紹介してくれます。 しかも本当に幅広いジャンルを紹介頂いています。 そして、自らの実体験とのリンクも交えながら書いてある為、ただの紹介では終わっていません。 本当に本が好きなことが、本の中から伝わってきます(笑) 読んで頂ければ、改めて本っていいものだな~と感じたり、 今まで読んだことのないジャンルの本を読んでみようかなと思える本だと思います。 私も、何冊かこの本をきっかけに買って読みました。 そんなきっかけを作ってくれると思います。

    3
    投稿日: 2015.12.19
  • マグマ

    マグマ

    真山仁

    角川文庫

    地熱への愛、想いがあふれた小説でした。

    ハゲタカから入って真山さんのファンになりました。 善悪両面を持った、魅力的な登場人物たちと、その登場人物たちの知能戦のやりとりにいつも引き込まれます。 ハゲタカと比べると、マグマは、そこまでディープな小説ではなく、あっさりした印象を持ちました。 登場人物のエゴやコンプレックス、それぞれの策略の絡み具合や深さも、ハゲタカと比べるとちょっと浅いかな、と。 すごく地熱発電を知ってもらいたい、地熱の素晴らしさを伝えたい、そんな気持ちが溢れている小説と感じました。 とはいえそこは真山さん。主人公と、地熱に関わる人たちは十分魅力的。 一つの物語として十分に楽しめました!

    3
    投稿日: 2015.12.19
  • 起業したくなったら

    起業したくなったら

    浜口隆則

    かんき出版

    起業にあたり、求められること、大切なことがたくさん書いてあります。

    著者が考える、起業にあたり必要なスタンスや能力、会社との向き合い方などがとりあえずたくさん書いてあります。 ですが、率直な感想としては、思いつくままにたくさん書いてある印象で、うまくまとまっているものではありません。 読んだ後に、それをきちんと分析し、分類する必要がある本です。 当たり前といえば当たり前なのですが、私は読んだ後に、結局何が言いたいんだろう、と感じてしまった本でした。 書いてあること自体は、納得できるところが多いですが、角度の違う話が出てきたと思ったら、前も書いてあったようなことがまた出てきたりと、少し混乱しました。 なんとなく起業したい方が、ぱらぱらとなんとなく読んだり、起業をした方が、なんとなく開いて読んで、自分を見つめなおす使い方をするにはいいのかもしれません。

    3
    投稿日: 2015.10.17
  • 週末起業

    週末起業

    藤井孝一

    ちくま新書

    起業を考えている方に、寄り添って教えてくれる本です。

    書籍発行日が少し前のものなので、時勢のところは今と異なっていて合わないところもありますが、基本的な姿勢や、著者が伝えたいメッセージは、熱く、感化される部分もありました。 先が見えない中だからこそ、会社に頼らず、自分で生きていける力を身に付けるべき。 そして、最初からリスクを負わずにできる方法があるなら、 それを試すべき。 自分がやりたいことを見つけるために、 事業の種の見つけ方や、事業を見つめなおす方法。 そして具体的な起業の雑務や知識を紹介してくれています。 起業を考えている方は一度読んでみる価値はあると思います! ただ、最初に書いたように、少し前のものであることを踏まえて 判断する必要がありますが。。。

    4
    投稿日: 2015.10.17
  • アルケミスト 夢を旅した少年

    アルケミスト 夢を旅した少年

    パウロ・コエーリョ,山川紘矢,山川亜希子

    角川文庫

    すべては自分の中にある。心に勇気と元気を与えてくれる本です。

    中学生くらいのときに一度読んだ本なのですが、大人になってなんとなく改めて読み返してみました。 改めて読み返してみると、新しい発見がたくさんありました。 昔はただのストーリーとしてしか見えていなかったものが、改めて読み返すと、 すごく普遍的な何かに置き換えられるような部分が多く、すごく心に染みました。 自分にとっての使命とは何か、そのために自分は何かできているんだろうか、気づかないふりをしているのではないか。 自分の心との対話を、最近しっかりできていないな~などと感じながら一気に読んでしまいました。 多くの人に読んでほしい本です。そして、読む時期や状況によって、また違う見え方がする本だと思います。

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    投稿日: 2015.09.08
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