
マネジャーの最も大切な仕事――95%の人が見過ごす「小さな進捗」の力
テレサ・アマビール,スティーブン・クレイマー,中竹竜二,樋口武志
英治出版
マネージャーとして「進捗の喜び」を理解する
マネージャーとしてチームを率いるために必要なのは、 チームとしてしっかり「進捗」する事をサポートする。 その法則を調べるために、 多くのチームより日誌を入手し解明しています。 自分事で考えても、確かに「仕事が進捗する事」は、 嬉しいことです。 この本は、「進捗の喜び」を学術的に丁寧に調べて、 モチベーションなどのインナーワークライフに どのように紐付くかしっかり説明しています。 「進捗する喜び」が皆にとっても喜びであり、 重要であることを知れたのはよかったです。 この本を読んで、 マネジメントの仕事の重みを受け止めましょう この本、おすすめです!!
1投稿日: 2017.08.13HIGH OUTPUT MANAGEMENT 人を育て、成果を最大にするマネジメント
アンドリュー・S・グローブ,小林薫
日経BP
管理職を目指す人に最適!!マネージャーの仕事がイメージできる
とても分かりやすい言葉で本質をついてる素敵なアドバイスばかりでした。 ドラッカーの「マネジメント」よりも分かりやすく平易な言葉で説明しています。 「マネジャーのアウトプットとは、その直後の監督下にあったり、または影響下にある組織体のアウトプットである」 何をしないと行けないのか?マネージャーの仕事はこのこの言葉に集約されていると理解しました。 この言葉を思い浮かべながら、日々の仕事をするだけで、 仕事の質が大分変わる気がします。 是非、管理職前の中堅社員にも読んで欲しい本です❗
1投稿日: 2017.07.28脳には妙なクセがある
池谷裕二
扶桑社BOOKS
人間の行動を脳科学的に分かりやすく、楽しく説明!!
人間の行動について色々なテーマに分けて、 脳科学の観点から分かりやすい説明で書かれています。 例えば、「他人の不幸は蜜の味!!」とよく言われますよね。 これも脳科学的に説明しています。 他にも興味引かれるテーマについて優しい言葉で書かれています。 自分は、本を通して 「世の中は広い❗色々な人がいる」事を学んでます。 この本の著者の脳科学者の池谷さんは、自分にとって 「こんなに難しいテーマを誰にでも分かりやすい説明に変えられる素晴らしい人」でした。 話のネタにもなりそうな事が多く書かれてます 是非おすすめです❗
1投稿日: 2017.07.15人間としての成長
安岡正篤
PHP文庫
古典のエッセンスを安岡先生の解釈で感じる
この本は、東洋の古典を引用し、 安岡先生が翻訳説明する対話形式の本です。 多くの古典から引用されてますが、 古典を引用しつつ、各テーマ毎にまとめられてます。 私にとって印象的だったのは、 「明治維新と青年の学問」 の章でしょうか。 改めて、明治維新で活躍した人間が如何に努力していたか。 日本の明治維新の成功の裏にある 「徳川300年の間に培われた各人の教養の賜物(186)」 を認識しました。 かなり読みごたえのある内容です。 おすすめです
1投稿日: 2017.07.06ビジネスに効く最強の「読書」 本当の教養が身につく108冊
出口治明
日経BP
「読書好き」の為の読書入門書!!
多岐にわたるジャンルの本が紹介されてます。 さすがに本の虫の出口さんだけあって、 古典の紹介が多いです。 古典を読んでみたいけど、 何から読もうか悩んでる方にいいかもしれません。 ここら辺が、他の書評と違う部分かもしれません。 出口さんは恩師からこんなことを言われたそうです。 「古典を読んで、意味がわからなければ、 自分がアホやと思いなさい(226)」 ウ~ン。勉強します。 ちなみに自分が一番読みたくなった古典は 「幸福論」(アラン著) です。 この本を読みながら、 10冊ほどチェックしてしまいました❗ 是非お勧めです。読書好きの方!! 読んでみてください❗
1投稿日: 2017.06.21「英語が話せない、海外居住経験なしのエンジニア」だった私が、定年後に同時通訳者になれた理由
田代真一郎
ディスカヴァー・トゥエンティワン
英語学習を再度始めようとしてる方にお薦め
この本は、 「仕事を通して、英語学習すると効率的!!」 という事を具体例を交えながら書かれています。 私自身、英語学習中です。 自らの勉強法と照らし合わせて、勉強の仕方をブラッシュアップしようと手に取りました。 これから改めて英語学習しようと考えてる方含めて、 学習法の見直しにお薦めの本です。
1投稿日: 2017.06.11合本 坂の上の雲【文春e-Books】
司馬遼太郎
文春e-Books
小説としても面白い。ビジネス本としてもお薦め!!
まず、第一に司馬遼太郎さんが小説を書くための調査力に脱帽しました。 全ての史実が複数の引用書から説明されており、説得力のある大変素晴らしい歴史小説でした。 また、この小説を通して、 政治家にしても軍人にしても、 日本の為に皆が必死で努力し、 日本を守る事を考えている姿に 明治時代の国としての若々しさを感じました。 特に、東郷平八郎しかり、児玉源太郎しかり小異を気にせず大局感で俯瞰的に物事を見る姿にリーダーとしてのあるべき姿を垣間見る事が出来ます。 各界のリーダーが推奨する本であることも頷けます。 ビジネス本としてもお薦めします。 ただ、当然ながら、 戦争は美化されるものではありません。 戦争の悲惨さもしっかり感じられます。 「人間にとって、本来、 国家もしくはその類似機関から 義務付けられる事なしに武器をとって 殺し合うことはむいていないことを 証拠立てるものだろう(5巻 301)」 「戦争というのは済んでしまえば つまらないものだ。 軍人はそのつまらなさに堪えなければ ならない(8巻 278) (by第一軍司令官黒木為もと)」 戦争は誰も幸せにならない・・・・ 人間は、元来武器をとって殺し会うことが苦手・・・ 戦争によって幸せになることはないです。 これから未来に向けて、武力にたよらない世界を望みます
1投稿日: 2017.06.10坂の上の雲(八)
司馬遼太郎
文春文庫
日露戦争の歴史から学ぶ稀代のリーダーの姿
この小説を通して、 ・日露戦争とは、何だったのか? ・明治とはどんな時代だったのか? 俯瞰的に見ることが出来ました。 また、政治家にしても軍人にしても、 日本の為に皆が必死で努力し、 日本を守る事を考えている姿に 明治時代の国としての若々しさを感じました。 特に、東郷平八郎しかり、児玉源太郎しかり小異を気にせず大局感で俯瞰的に物事を見る姿にリーダーとしてのあるべき姿を垣間見る事が出来ます。 各界のリーダーが推奨する本であることも頷けます。 ただ、当然ながら、 戦争は美化されるものではありません。 戦争の悲惨さもしっかり感じられます。 「人間にとって、本来、 国家もしくはその類似機関から 義務付けられる事なしに武器をとって 殺し合うことはむいていないことを 証拠立てるものだろう(5巻 301)」 「戦争というのは済んでしまえば つまらないものだ。 軍人はそのつまらなさに堪えなければ ならない(8巻 278) (by第一軍司令官黒木為もと)」 戦争は誰も幸せにならない・・・・ 人間は、元来武器をとって殺し会うことが苦手・・・ 戦争によって幸せになることはないです。 これから未来に向けて、武力にたよらない世界を望みます。
1投稿日: 2017.06.10坂の上の雲(七)
司馬遼太郎
文春文庫
なぜロシアは負けたのか?失敗から学ぶ
これまで、司馬遼太郎さんの小説は 読むのに難しいかなーと勝手な敬遠をしてました。 ただ、実際読んでみると、 確かに難しい言葉は多いですが、 明快で綺麗な文章なので読みやすいです。 この巻では、いよいよ日露戦争の終盤の ・奉天会戦の決着。 →その後の国内で起こる日本は 強いといった風潮はなぜ起きたか? ・バルチック艦隊の会戦前の動き。 会戦前の海軍の緊張感 が書かれています。 「坂の上の雲」は、物語が進むのに合わせて、 司馬遼太郎さんの歴史考察、説明が入ります。 ここが、良いところだと思います。 ・なぜ、ロシアは負けたのか? ・日露戦争を通して日本に何が起きていたのか? この歴史を通して、 我々の社会人生活に活きてくる事を学べます。 是非お勧めです。
1投稿日: 2017.06.0840歳、人生の転換期までにすべきこと
川北義則
PHP文庫
自らの仕事の取り組み方を反省できる
この本には、川北さんの思う 「ビジネスマンとしてのあるべき姿」 が書かれています。 自分は、この手の本に関して、 「自分を見つめ直す本」 として読んでいます。 日頃の仕事で ・この頃飽きてきたなぁ ・調子にのってるなぁ とか思ったときに読んでます。 なかなか仕事ぶりって上司含めて フィードバックが無いものです。 (特にそつなくそこそこ仕事出来てる時) そんな時に、この本はちょうどいいと思います。 何点か改めて反省させてもらいました。 第三者的な意見として 基本的で大切なことがしっかり書かれていますので、 自らを反省できる最適な本だと思います。
1投稿日: 2017.06.03