正月休みに溜まった本を読むぞ～と決めていたのに、読めたのはこの一作だけ…。自分の不甲斐なさに舌打ちしつつも、「よくぞこの本を選んだ‼」と思わずにはいられない良作ミステリーでした。 貴島シリーズ第２作目。一作目も素晴らしく面白かったので、期待しつつ、でも過度な期待は失敗した時ショックが大きいと自分を戒めながら読み始めましたが、途中そんな考え自体が吹っ飛びました。 いや～、想像の斜め上行くトリックと思いも寄らない真犯人。貴島が真相に近づくにつれ、胸の高鳴りを押さえきれませんでした。 これまでに読んだことのない仕掛けでしたし、余分な事が極限まで削ぎ落とされている読みやすい文章に脱帽です。文句なしの★5で♪

本日５作目のレビュー。すべて★5のまさにミラクルな１日…。こんな奇跡って！ これ、本格ミステリーです。しかも、極上です。不可思議なトリックをどう解くのか、いや～ハードル上げちゃったなぁと心配して読んでいたのです。 蓋を開けたら無理矢理決着つけた感じで、ガッカリするんじゃないの？って。 でも、まさか、まさかのどんでん返しをこれでもか！と被せてきたのは嬉しい誤算でした。 不自然な箇所一切なし。パズルのピースはあるべきところにおさまりました。 あとがきで著者はこれを一気に書き上げたとあります。納得です。勢いに引っ張られるように一気読み必至です。次作は相当苦しんだというのも頷けます。 それぐらいの良作です。ミステリーで、珍しい！幸せ♪

13才の彼が16才になり、成長していました。障がいを持たない人は、自分を含めてですが、自分と同じことをできない彼らは身体だけ大きくなって、心は成長せず止まったままだと勘違いしているのではないでしょうか。まるで永遠に大人になれないピーターパンのように。 コミュニケーションを取るのが苦手な彼らはそんな誤解を受け、拒絶され、諦められることに深く傷つきます。傷ついていないように見えても、それは表面上のことです。 彼が自閉症のみんなの気持ちを代弁して、このような文章で伝えてくれること、それはとてもとても意義があることです。私は、私と同じように偏見を持っていた人に、この本を読んでもらいたいと強く思います。 彼らはピーターパンではない。 私たちと同じなのです。

昨晩NHKで、この本の紹介をしているのをTV画面を見ずに聞いていました。 顔もあげずにスマホを操作していたのですが、「自閉症の著者が13才のときにこの本を書き…。」と聞こえたので、ハッ！として、そのままReaderで２冊まとめて購入しました。 スマホで284ページ、13才の自閉症の少年がこんなにも雄弁に語っている…。１ページ、１ページが驚きの連続で、いまもちょっと興奮してレビュー書いてます。 彼らと私たちは、頭の中の構造が全く違うよね？という偏見、するっとなくなります。偏見は無知だから持つのですね。なぜ飛び跳ねるの？なぜ落ち着きがないの？なぜ叫ぶの？なぜ繰り返すの？全部の問いに13才の少年が彼の言葉で答えてくれます。 成熟した…というか、13才にして老成していると言っても過言ではないですね。 なぜ今までこの本と巡り会わなかったのか、謎です。 読んで良かった。読まずにいたら損してました。 読むべき一冊です。

面白かった～(^^) 高校生の恋愛って、なんかもだもだしちゃいますね。 寝ても覚めてもあの人のことばかり。 そんな気持ちを過去に置いてきたおじさん、おばさんも、そして青春真っ只中の君たちも、思いやりとは何なのか、どういうことなのかを、このコミックから学べると思いますよ。 なんせ、悪人のいない世界なんで。優しい～気持ちになれるんですね。 やっぱり最後に残るのは優しさなんだよねぇ。

正直どちらがハラハラしたかといえば、20巻かな。でも、前回の続き同様、また次を期待せずにはいられない内容になってます。上手いよなぁ、こういうところ。 そして私の大好きなリヴァイ兵長が、も、も、○○てる！？イヤァァァ(絶叫) でも大丈夫(^_^)v リヴァイは不死身なのです。殺したら買うの止めちゃうから、それだけは止めて欲しいものです。 そして、他のみなさん書いてますが、エレンたちはとうとう地下室へ辿り着くのですね。 長かったですね。ここまで。 あの鍵を使って、おぉぉぉ…。そして新たな物語が始まります。壁の外の世界がかつてどうだったのか？気になりますよね！ 進撃の巨人の画が苦手～という人が良くいますが、お話はとても良く出来ているので、このお正月に全巻まとめ買いも良いと思います。こんな面白い本読まないなんて損してる。 超オススメです♪リヴァイLove(^_^)

前話から泣いてばかりの花笑さん。今回も泣きっぱなしです。「お願い泣かないで。てか、泣くな(怒)」女の涙は鬱陶しい。 私には共感能力がないのか？と思うくらい何でメソメソしてるのか分からない。 それでもここまで読んだんだから、次の巻も買っちゃうんですけど、また同じパターンだったら止めるかも。 絵は相変わらず綺麗なんですけどね…。

書籍説明読んでいなかったので、最終巻だと知らずに読み終わってしまいました。 何かこのパターン多いな…私。 遠恋の辛さを知らない私でも、「10代の1年は長いよね～」と遠くを見つめてしまいました。 鈍い猛男が大和のお陰で妙に察しが良くなる成長を見せるなど最後までほんわかした気分にさせてくれた良作でした。「あ～終わっちゃった。悲しい…」と思わせてくれるコミックとの出逢いはやはり良いものですね。 このコミックの良いところは、人の気持ちを思いやる、自分より相手の気持ちを優先させることの尊さでしょうか。恋人然り、友人然り。 また時間がたっぷりある時に一巻から通読します！ お薦めです♪

３冊まとめて買ったので、通してのレビューを書きます。 いや…もう進まない、進まない。１巻＞２巻＞３巻の順に私の期待が尻すぼみに。 最初はその…呪いの謎が気になって、結構なスピードで読んでいたのですが、途中あたりから、？？？の連続で、最終巻に至っては、何故このドタバタ劇を読んでいるのか、悲しくなってしまいました。 最後はまさかの夢オチ！？と戦慄してしまいましたが、ご安心ください。夢オチではないです。 色んなモンスターが出てきたり、首が飛んだり、まー賑やかなことこの上ないですが、これが○さまの余興とか言われちゃうと、一気にテンション下がります。 ま、この悪夢と闘うのが、美少女ふたりというのは萌えの要素ではありますが、おばちゃんの心は１ミリも動きません。 バトル好きの中高生向きかな～。

相変わらず綺麗な画です。ものすごく登場人物が多いのに、それぞれキャラが立ってて良いです。 今回は、新の気持ちとか、クイーンの気持ちとか、色々知ることが出来ます。 でも、終盤の肉まんくん…。グッジョブ！ 君がいたから、○○○くんが○○ちゃんに…出来たんだよ～。カッコいいぞー。 しかし、この作品どこが終着駅なのでしょう。 まだまだ先は遥か遠くに思えます。いや、とても喜ばしいのですけど、まさかガラ仮みたいにはならないですよね？ みんなが、みんなハッピーエンドにならない勝負の世界。う～、目が離せませんね。 実写をまだ見ていないので、機会があったら見てみようと思います。 さすが女性コミック第一位だけある。 面白いですよ～。