killingHeadさんのレビュー
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進撃の巨人(17)
諫山創 / 別冊少年マガジン
王「あああああ」「あぁ」 一同「うおおおお」
2
見どころ:
・このチビオヤジ! ──あっ!!
・カオナシ ※腹もない
・真の王(累計討伐数:2)
※「調査兵団最大の兵力」の立体機動時累計討伐数:1@10巻
・ただのリヴァイ、ただの兄貴
・タルでも布…袋でもひょいひょい肩にかつぐ正妻(氷のまなざし)
・【地獄の】飛ばせ! レッツ巨人伐採!【処刑人】
・えぇ……第一話の、あの……えぇ……(これは驚いた)
話としては前巻ラストからの決着という感じ。
ってことでキャラの話ですが、初期は「女神」だった旧クリスタが、いつの間にか主人公が何度も劣等感を抱くまでに強くなりました。
そう言えば過去にも「今更天国に行けるとでも思ってるのかこのアホが!!」とか絶叫するような激情家でしたが、ついに人類最強の兵士に殴りかかって「どうだー」と煽るほどの成長を見せたのが印象的でした。
(アルミンあたりはなんかがっかりしてますが)
今後は新能力&新技術の導入でついに地下室へ行ける……と思ったら久々に登場した超チート巨人&中の人を倒すのがどう見ても無理ゲーで絶望しました。
それにしても携帯いじりはともかく食べるのが遅いだけでギルティだなんて本当に予想外でした。
次の巻も楽しみです。 続きを読む投稿日:2015.08.08
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アフタヌーン 2015年5月号 [2015年3月25日発売]
アフタヌーン編集部, 篠房六郎, 弐瓶勉, 藤島康介, 皆川亮二, ひぐちアサ, 幸村誠, 北道正幸, 草水敏, 恵三朗, 瀧波ユカリ, 沙村広明, 木尾士目, 芝村裕吏, キムラダイスケ, 市川春子, 秀河憲伸, 榎本俊二, ヤマシタトモコ, 西尾維新, チョモラン, 庄司創, 冲方丁, 槇えびし, カラスヤサトシ, 永田礼路, 真刈信二, 雨松, 木村紺, 清家雪子, 芦奈野ひとし, イシダナオキ, 田丸浩史, 安彦良和 / アフタヌーン
俺の理解力がリミットブレイク
2
・表紙:シドニアの騎士
→2015年4月10日よりTVアニメ(二期)開始。
・新連載:篠房六郎「葬送のリミット」70P、うちカラー4P
・ネオ寄生獣 第6弾:皆川亮二「PERFECT SOLD…IER」28P
・読切:「遠い食卓 9皿目:遠い茶筒(前編)」 24P
→次回の後編と合わせて「最終章」とのこと。
・読切:永田礼路「鰐の歌う淵」66P(不定期連作:音喜多生体奇学研究所シリーズ)
・出張掲載:「毎日カラスヤサトシ」(毎日更新されているweb版より)
→単行本三ヶ月連続刊行&3日間(4/23~25)限定全話アップ企画あり。
・休載:ヒストリエ
ネオ寄生獣は、パラサイトが正規兵士として運用される話。
2015年2月号の「EDIBLE」と似た設定ですが、あちらがアドバンスド・ウォーフェア(近未来戦)とすると、こちらはモダン・ウォーフェア(現代戦)なあたりが作風の違いでしょうか。
ミリタリーやアクション描写も去ることながら、とんでもない練度に達してしまった姿に上層部/敵/主人公がそれぞれに違った笑みを浮かべるあたりの表現力も素晴らしいです。
新連載「葬送のリミット」は1ページ目からハードな展開で攻めていくスタイルでした。
(カラーページを見る限り、フルデジタル環境の恩恵を存分に発揮されているご様子)
内容は……主人公(?)のセリフと同じく「情報量が多すぎて何が何だか」な高速展開です。
ファンタジー物ということもあって、どうやら前作(百舌谷さん)以上に複雑な話になりそうな気配です(だがそれがいい)。
(余談)
アップデートなのかなんなのか、いつの間にかAndroid版で「目次」機能が復活していました(非常に嬉しい)。 続きを読む投稿日:2015.03.24
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アフタヌーン 2015年3月号 [2015年1月24日発売]
アフタヌーン編集部, 沙村広明, 藤島康介, 草水敏, 恵三朗, ひぐちアサ, 瀧波ユカリ, 幸村誠, 木尾士目, 秀河憲伸, 市川春子, ヤマシタトモコ, 北道正幸, 芝村裕吏, キムラダイスケ, 庄司創, 赤星トモ, 弐瓶勉, 氷室慶大, シオミヤイルカ, 西尾維新, チョモラン, 冲方丁, 槇えびし, 閂夜明, 木村紺, 真刈信二, 雨松, カラスヤサトシ, 清家雪子, 芦奈野ひとし, イシダナオキ, 田丸浩史, 安彦良和 / アフタヌーン
新年初表紙はアラサー酒乱系女子(住所不定)
2
・四季賞2014年冬・四季大賞:「直の矢」(なおしのや)氷室慶大、32P
→弓道ラブコメ的な(まじめか!)。
・花井沢町、マイボーイは2本立て
・遠い食卓は2号連続掲載の2本目(手羽先)
・休載:ヒ…ストリエ(単行本作業のため次号も休みっぽい)、アンダー3
「ネオ寄生獣」は今号はお休み。
コトノバ、人間ノックは1巻発売中で、波よ聞いてくれ、パラレジ、花井沢町も1巻発売決定……ということで昨年からの新連載陣も安定期に入ったような印象です。
(なおフラジャイルは現在連載8話にして来月2巻発売という鬼ペースである) 続きを読む投稿日:2015.01.26
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のぼる小寺さん(2)
珈琲 / good!アフタヌーン
ブルブルブルブル ( ぐっ )
2
前巻は言うほど登っていなかった小寺さんですが今回はめっちゃ登っています。
中でもボルダリング大会編の一部始終がガッツリ収録されているのは単行本派としては嬉しいところ。
ちなみに本誌(2015年10月号…)に出張掲載された「11.5話」ももちろん収録されています(さすがにカラーではありません)。
2巻の小寺さんも相変わらず多方面にブラックホール並の求心力(※無自覚)を展開していますが、個人的にはナンパ男の闘志に火がつきすぎて仙人モードと化すあたりがなんだか妙に気に入りました。
あと初心者目線な四条くんの話がまた丁寧な描写で深みを増していると思います。
実際のところページ数的には少ないほう(147ページ)なんですが、特に展開を急いでいる感じでもないのに人間関係や大会の様子はきっちり描かれていました。
このへんはコマ割りやセリフ回しのセンスなのかなと思います。
改めて見ると、冒頭の1~2ページ形式スタイルだとか、小さいおまけコマのじわじわ来る感じとか、節々からバランス感覚の良さというか「漫画の上手さ」を強く感じます。
(田崎さんや梨乃の心理描写もなんかぐっと来るものがある)
ちなみに最近の動向では、good!の表紙で三人娘のセンターだったり、2巻の告知としてリアル小寺さん的な実写PVが公開されたり(モアイ公式で見れます)……と、編集部の待遇にも徐々に熱が入ってきている気配。
どうもこれは本格的に化けてきたようで、実に今後が楽しみな作品&作家さんです。 続きを読む投稿日:2016.02.08
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アフタヌーン 2015年1月号 [2014年11月25日発売]
アフタヌーン編集部, 韮澤靖, 芝村裕吏, キムラダイスケ, 藤島康介, 木尾士目, 沙村広明, 秀河憲伸, 幸村誠, 草水敏, 恵三朗, 赤星トモ, 市川春子, 椎名うみ, 榎本俊二, 西尾維新, チョモラン, 北道正幸, ヤマシタトモコ, 星野之宣, カラスヤサトシ, 瀧波ユカリ, 弐瓶勉, 夏央祐新, 木村紺, 冲方丁, 槇えびし, 閂夜明, 庄司創, 清家雪子, 鳥井スズメ, シオミヤイルカ, 田丸浩史 / アフタヌーン
天地明察のツンデレ担当をえんさんと争う関さん
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適当にまとめておきます。
・新連載:瀧波ユカリ「あさはかな夢みし」カラー4Pあり
・ネオ寄生獣#3:韮沢靖「PARAGANT」フルカラー8P
・読切:椎名うみ「ボインちゃん」24P
→四季賞201…4年秋の「四季賞」(※四季大賞ではない)受賞作。
・読切:夏央祐新「見捨てないで」74P
・読切:鳥井スズメ「ヒーロショー」24P
・尻の筋肉作画に自信ニキ
・休載:ヒストリエ(隔月掲載)、天の血脈、おお振り、スパイの家、コトノバ
→ほぼ予告通りだけどちょっと多いなあ。
ネオ寄生獣は、すごく……アメコミです……という感じ。
「あさはかな夢みし」は4コマではなかったのと、なにやらイケメンを描き慣れていない感じで、なんというか、無茶しやがって……と思いました(?)。
今号では四季賞(の各賞)受賞者の作品が3つ載っているので、名前を覚えておくとあとあとニヤッとできるかもしれません。
個人的には、「天地明察」原作小説を読んでずっと楽しみにしていた関さんのキレ芸がついに解禁されて「よっ!」とか合いの手を入れたくなりました(万感)。
それにしても原作の冲方丁氏は、こちらの連載にも毎回の近況やアメゾのコメントを欠かさないのがマメですね(人柄か)。 続きを読む投稿日:2014.11.24
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アフタヌーン 2014年1月号 [2013年11月25日発売]
アフタヌーン編集部, 冬目ケイ, 若緒, 漆原友紀, 藤島康介, ひぐちアサ, 芝村裕吏, キムラダイスケ, 秀河憲伸, 木尾士目, 真苅信二, 雨松, 植芝理一, 北道正幸, 黒田硫黄, 弐瓶勉, 冲方丁, 槇えびし, 瀧波ユカリ, 榎本俊二, 市川春子, イシダナオキ, 岩明均, 赤星トモ, 清家雪子, 幸村誠, カラスヤサトシ, 野村亮馬, 閂夜明, 濱田研吾, 赤名修, 秋山はる, 十野七, 田丸浩史, 岡田芽武, 楢山とおる, 安彦良和, 吉本ゆーすけ / アフタヌーン
迷っている方はとりあえず無料版を読みましょう。
2
我らがアフタヌーンが電子化したと聞いては黙っていられないので、紙媒体と電子版の比較レビューと同時に初心者向けプチ解説を書きます。
よく分からない方は、とりあえず「月間アフタヌーン0号」で13作品の…試し読みができるので、まずそちらからどうぞ。
◆紙媒体の長所
・付録
まず紙媒体について言うと、今月号の表紙は特別仕様でプリズム加工されているので、それだけでも一見の価値があります。
久々の付録となるカレンダー(実物は本誌とほぼ同じ大きさです)、「風姿十二花」の折込ポスターあたりはやはり紙媒体の長所で、こればっかりは電子画面で見るのは微妙かなと思います。
・応募券
開催中の「アフタヌーン大収穫祭」の応募券は、さすがに電子版では使えません。
電子版でも297ページに「←応募券」と書いてあるのはそのままでした。
こういうのも、電子版の早期購入特典を付けるとか、メールアドレスにシリアルコードを送るとかでいつか対応してほしいところです。
◆電子版の長所
・もくじ
電子版では表紙の直後に来ているのが親切です。
ページ表記については紙媒体と全く同じですが、Reader上で表示されるページとも不整合はありませんでした。
目次が一致しない、そもそも無い……という電子書籍も多々ありますがしっかり対策されているようです。
・見開き
電子版の長所の1つとして、「見開きが繋がっている」のは大きいです。
例:240-241(謎の彼女X)、226-227(スパイの家)、272-273ページ(シドニア)あとSHADOW SKILLはほぼ全編
上に上げたものは、2ページ表示すれば「大きな一枚の絵」になっていました(実際は、かなり拡大するとわずかにズレていました)。
こういうのを見ると大型タブレットが欲しくなりますね。
ただし巻頭の蟲師では10-11、24-25ページが繋がっていませんでした。これは作者の納品形態等によって違ってくるみたいですね。
◆直近のアフタヌーンで分かりにくそうなところ
・風姿十二花:花と少女をテーマに、1年間毎月1枚のポスターを掲載する企画です。
・マージナル:エルフの耳は整形手術です。
・宝石の国:みなさん超生物なので、砕けてもくっつければ大丈夫です。
ちなみに同作は「連載6回で2回目の表紙」「1巻発売の前にアニメ化」(短編PV)、そして次号でも「連載15回にして3度目の表紙」を飾ります。
・影技:数々の移籍、休載を経て20年前から続く物語です。
こちらは2013年11月号より「最終章」に入り、次の11巻で完結となることが告知されています。
それを踏まえておくと読んだ印象もまた変わってくるでしょう。
◆隔月掲載について
今月号は寄生獣の第一話が特別掲載されていますが、 岩明均氏が現在連載中の「ヒストリエ」は休載です。
現在「ヒストリエ」「ヴァムピール」「SHADOW SKILL」は1ヶ月おきの掲載となっており、ここ最近は前2つが偶数号、影技は奇数号に載っています(今後変わるかもしれませんが)。
お目当ての作品があるなら、掲載作家名もチェックしておきましょう。
◆四季賞(新人賞)について
アフタヌーンでは毎年四回、常時募集中の「四季賞」があり、受賞作は全ページが公開されます。
2013年3月号までは「四季賞ポータブル」という小冊子が付いていましたが、今年6月号からは結果発表と同時に本誌に掲載されるようになりました。
掲載号は、変更等が無ければ(2014年)3、6、9、12月号になるはずです。
現在連載中の「思春期シンドローム」(一応、連載は終了した「たくのこ」も)のように、四季賞応募作がそのまま連載開始された例もあるため、よくチェックしておくと後々ニヤッとできるかもしれません。
だいぶ長くなりましたが参考までに。 続きを読む投稿日:2013.12.15