学区とオラリオの戦い「都市競技祭典』の話と、。ベルがレオン先生、ニイナと共にオラリオの外へ冒険に行く話が並行に進んで行く。今までベルはオラリオの中でのみ戦ってきた。今回はオラリオの外へ冒険に行った。そして三大クエストの残された黒竜が世界にどれだけの被害をもたらすのかを、ベルは見て衝撃受けたと思う。ファミリア同志の抗争などやっている場合でない事を強く感じたと思う。きっとベルの行動も変わって黒竜討伐に話が展開するのだろうと思っていた。まさか最後に、こんな展開になるとは思わなかった。早く続きが読みたい。これで学区編は終わり。もう少しベルの学生生活が見たかったかな。

ベルがLV1と偽って学生になった。巨大な学園船、授業、実習、落ちこぼれグループに入いって・・・。青春やってましたね。アオハル～でしたね。

今回は、いくつものグループに分かれ、それぞれが動き展開するという、複雑な構成でした。それがワクワク・ドキドキして楽しめました。 そしてポンコツ・ミーア姫が演説するシーンもありました。まるで帝国の叡智のようでした。書き下ろし外編も面白かった。特に「その灯は未だ消えず　～ミーア姫、オーパーツに出逢う！～」は、笑わせてもらいました。ミーア姫が出逢ったオーパーツは、クリスタルのドクロのパロディーでしたねwww

シアと、ユーファリア(他の街)の学生の交流会のお話でした。他の街の学園に行く為に、ユナが熊の着ぐるみを脱いで学生服を着ることになりました。戦闘力が大幅に下がると思い心配になった。案の定、怪しげな奴が・・・。やっぱりユナは熊の着ぐるみを着るべきですね。

今回は万能秘薬エリクサーの作成と吸血鬼退治がテーマでした。チセと吸血鬼の一騎討ちは、なかなかの迫力でした。チセは不老であっても不死ではないのでヒヤリとしました。それとセレネが登場したときは懐かしかった。そしてセレネの玄孫まで産まれていた。セレネも100歳を越えているみたい。セレネは不老ではなく遅老なので、次巻ぐらいで・・・。だとしたらちょっと寂しい。とりあえず今回もハッピーエンドで良かった。人によって好みは違うけれど私はこんな感じがいいですね。

引きこもりで、コミュ障で、気弱わなモニカの一世一代の大芝居。面白かったよ。2025年のアニメも楽しみにしてます。

上巻では登場しなかった大魔法使いシロガネが最初から登場して驚いた。そしてクロの話、ヒマワリの話へと続く。クライマックスの暁祭りのシーンではドキドキハラハラした。結局、シロガネは戻ってきたかな。それは読者それぞれの判断にまかされているみたい

人間に変身している竜のクロ。人間に変身しているゴーレムのアオ。そして記憶を無くして島に流れついた少年ヒマワリ。3人の日常が描かれていきます。一番の中心人物であるはずの、大魔法使いシロガネが留守で登場しないというのが、この物語のポイントだと思います。シロガネの留守を預かる3人がいつの間にか家族のように思えてきます。ヒマワリは記憶を取り戻すのか？シロガネは帰ってくるのか？下巻での伏線回収が楽しみです。

今回は釣り三昧でしたね。パティの弟ハンネスの事は、ほんの少しだけで、釣りをしているシーンばかり印象に残りました。いつも毅然としているラフィーナ様が釣のエサを見て動揺しているのが面白かったです。王女オウラニアがどうなるか次巻が楽しみにしています。

ほぼゲームどうりにイベントが発生するのに、イベント発生のタイミングや条件が違う。しかもイベントに関連するキャラクターも違う。これはゲームの主人公が主人公をせずにメイド稼業にはまっている為。せっかくゲームの知識を持った転生者が複数人いるのに混乱し、思ったように進まない。それが読んでいて面白い。まだ回収されていない伏線がどうなるか楽しみ