歌種やすみと夕暮夕日のまわりの人々の短編集です。特に「柚日咲めくる」のキャラが面白い。藤井杏奈は歌種やすみら声優の熱烈なファンだった。その為、自分が声優をするとき、周囲の声優が気になって仕事に集中できなくなってしまう。そこで声優「柚日咲めくる」のときは、他の声優に厳しい言葉を投げつけ、他の声優から距離を置く孤高のキャラクターを演じていた。ところが・・・。ホント柚日咲めくるが面白かった。

あらすじとしてはタイトルどおりです。ポイントは「ワケあり」という部分で、なんと98人の男性とS〇Ⅹしたというのです。どんなアバズレが来るのかと思いきや、随分とカワイイ娘でした。男性関係でドロドロの愛憎劇が繰り広げられるのか、それともドタバタのコメディが展開されるのか。私はコメディを期待していたのですが、以外と純愛物でした。少々、期待していたものと違ったので星3つです。

全国大会で金賞を取った後のちょっとした話の短編集です。ほとんどは演奏と関係ない話だったので、緊張感はあまりありませんでした。私が一番笑えたのは「気がある気がする」です。本人は気づいていないけど、黒江さんはモテるんだなと思った。それにしても恋の悩みを聞かされる秀一は、本編ではよくわからなかったけど人望があるんだなぁと思った。

これから話が展開していくという所で終わりだなんて！入気がなかったので打ち切られたのかな？超面白かったのに・・・。続きが描かれる事はないのかな？この話が描かれた2006年の世界卓球では、日本は男女共に予戦落ち。卓球は、福原愛ちゃんの個人人気だけで、細々と人気を保ってる状態だった。たぶん、この漫画に人気が無かったのではなく、卓球に人気が無かったのが影響したのだと思う。今なら打ち切られる事はなかったように思う。

サムは何故、天使猫にあのようなプログラミングをしたのか、あの足音とノックは誰だったのか、等々。いくつもの何故が解決されないまま。最後に、さち子と、柏と、ツトムの3人が、それぞれのやり方でサムへの思いを精算した事はわかったのですが・・・。どうもスッキリしない。

前半は『赤き誓い』と『ワンダースリー』少女7人が依頼をこなす話。後半は『赤き誓い』と『ワンダースリー』の各メンバーが各自の領地に久さしぶりに帰る話。『赤き誓い』のレーナとポーリンが『ワンダースリー』に劣等感を抱くというのは予想外の展開でしたね。そして、各自が各自の領地に戻ってみると・・・。笑ってしまいました。

魔王を倒す勇者の物語、海族、西部劇、禁酒時代のギャング、何の説明もなく、次々と変わる場面に、戸惑いばかり増えて読み進むのが苦痛になった。、思わずエンドレスエイトを思い出した。もし夢オチだったら怒るぞと思いながら最後まで読み進んだ。なんとかSFぽい理屈で乗り切りましたね。

派閥大戦の途中に参戦するまで、リューが何をしていたかを描いたのが本書です。リューがいかにしてLV4からLV6へレバルアップしたのかがわかります。私はてっきり激しい戦いの連続でLV6になったのだと思っていました。違ってましたね。最初はこんなノンビリしていて大丈夫なのか？と思いましたが、継承魔法アストレア・レコードを手に入れる為には必要なことだったのだと納得できました。頑固で融通がきかず、いつも思い悩み苦しみながらも自分の正義を追い求めるリューは、やっぱりカッコ良い。

今回は．リューがカジノをぶっ壊す話と、クロエとルノアが酒場で働く(働らかせられる)ことになった話の2つ。私は2つ目の話が特に面白かった。暗殺者「黒猫」クロエと賞金稼ぎ「黒挙」ルノアと「疾風」リューの三つ巴の戦いはワクワクしました。

今回は、オラリオを勝手に抜け出したフレイヤが、砂漠で出会ったアリィを助ける物語と、フレイヤの眷族逹がどのようにして眷族となったのかという物語でした。フレイヤは自分に魅了されない魂の光に恋い焦がれるようですね。今回もフレイヤに魅了されず抵抗するアリィに恋い焦がれてしまいます。しかしそれはかなわない事。フレイヤは愛の女神なのに、かなわない恋にばかり惹き付けられる運命のようですね。