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guusanさんのレビュー
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  • 星のダンスを見においで 宇宙海賊編

    星のダンスを見においで 宇宙海賊編

    笹本祐一

    東京創元社

    超巨大戦艦との戦いが凄い

    いきなり巨大戦艦との戦いシーンから始まる。その次は、それを超える超巨大戦艦ゼラとの戦い。しかも、このゼラが海賊退治に乗り出した。前編ではジャックと敵対していた海賊達も、それどころではなくなった。どうやって超巨大戦艦と戦うのか、とりあえずジャックと海賊は手を組む事にしたが信用できるのか。このあたりが読みどころです。あとアニメ、モーレツ宇宙海賊の監督さんが解説を書いています。この解説も興味深かく面白かったです。

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    投稿日: 2015.12.13
  • 魔法使いとランデヴー

    魔法使いとランデヴー

    野尻抱介

    ハヤカワ文庫JA

    アニメ化されていない短編集だよ。

    この本は他のロケットガールシリーズと違って3つの短編と1つの中編からなっています。中編のタイトルが本のタイトルとなっています。全てアニメ化されていない話です。 「ムーンフェイスをぶっとばせ」は宇宙ステーションにスーパアイドル三村拓哉ことミムタクがやってきた話です。そのミムタクが無重力の影響で顔がふくらむムーンフェイスになってしまった。アンパンマンみたいな顔ではTV出演できない。さぁーどうする! 「クリスマス・ミッション」は、ゆかり、マツリ、茜の3人がサンタ姿で孤児院にロケットで着陸する話です。ゆかりには孤児院に着陸する事が偽善のように思えて気に入らない。孤児院にはテレビ局に何度も、お父さんやお母さんに会いたくない?と聞かれ、忘れていた傷口が開いたように感じ不機嫌になっている子がいた。 「対決!聖戦士V S女子高生」は宇宙ステーションにテロリストがやって来た話です。話とは関係ないけれど、ゆかりも茜も高校中退しているから女子高生ではないと思うのだが・・・。 「魔法使いとランデブー」はこの本の中で最もロケットガールらしい話だと思う。この話には「はやぶさ」に似た「はちどり」という探査機が登場する。「はやぶさ」と同じく満身創痍で地球に帰ってきた。しかし、「はちどり」はサンプルカプセルを地上にもどす事ができなくなっていた。タリホ族のシャーマンであるマツリは、「はちどり」には精霊が乗っており、どうしても地球に連れて帰らないといけないと言い出した。 「ムーンフェイスをぶっとばせ」と「対決!聖戦士対女子高生」はロケットガールの日常業務が垣間見えて面白いと思った。「魔法使いとランデブー」はロケットガールシリーズらしく彼女達がとんでもない事をやってくれます。これアニメ化してほしいなぁ。

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    投稿日: 2015.05.05
  • 星界の戦旗V ―宿命の調べ―

    星界の戦旗V ―宿命の調べ―

    森岡浩之

    ハヤカワ文庫JA

    アーヴが敗北する。

    あの強力無比のアーヴが敗北する。強すぎるゆえのアーヴ達の軽口が面白かったのだが今回は少々様子が達う。この先、どうなるのか早く続きが続みたい。

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    投稿日: 2015.04.09
  • サリバン家のお引越し

    サリバン家のお引越し

    野尻抱介

    ハヤカワ文庫JA

    宇宙の日常

    スペースコロニーへ引っ越しする。引っ越しがとても日常的なのでSFになるとは思わなかった。しかし自分がスペースコロニーに引っ越しとなればサリバン家の奥さんのように不安になるだろうなあ。でも子友はワクワクドキドキ。引っ越し業者でないのに引っ越しを引き受けてしまって本当に大丈夫なの?どんどん話に引き込まれてしまいました。

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    投稿日: 2015.04.09
  • 舟を編む

    舟を編む

    三浦しをん

    光文社文庫

    舟を編む

    もっと読みたいと思った。書かれていないサイドストーリーがいっぱいあるんだろうなと思った。 小学生の時、使っていた国語辞典を思い出した。本当に魅力的な本です。

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    投稿日: 2014.11.08