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でんきぶらんさんのレビュー
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  • 孤島パズル

    孤島パズル

    有栖川有栖

    創元推理文庫

    「読者への挑戦」第2弾!

    デビュー作の「月光ゲーム」から半年後に作られた学生有栖川シリーズの「読者への挑戦状」。 手がかりをもとに導き出される犯人像はどの時点で判明したのか。 物語が始まってすぐか、1/3を過ぎた頃か、江神部長と同じくラストのある出来事で犯人を知ったのか。パズルを解くような難解なトリックがあなたを待ち受ける。面白かったー。

    1
    投稿日: 2015.08.08
  • チルドレン

    チルドレン

    伊坂幸太郎

    講談社文庫

    伊坂幸太郎作品らしいテンポ

    デビュー作「オーデュボンの祈り」から読み始めて6作品目。 時系列がバラバラの5つの短篇集を読み進めていく内に、ハッとするような驚きとぐっと来るなんとも言えない気持ちがこみ上げてくる。 今までとちょと違う伊坂太郎に出会えた気がした。

    3
    投稿日: 2015.06.22
  • 64(ロクヨン)(下)

    64(ロクヨン)(下)

    横山秀夫

    文春文庫

    これでドラマ版の3話、4話が観れる

    いろいろ考えさせられる終わり方だった。救いはあったのだろうか。これ以上は言えない。 ますます横山秀夫のファンになった。

    2
    投稿日: 2015.05.29
  • 64(ロクヨン)(上)

    64(ロクヨン)(上)

    横山秀夫

    文春文庫

    下巻はどのような結末が待ってるのか

    NHKのドラマもちょうど終わりました。ネタバレになるので全5話の内残り2話はまだ見てないです。 上巻読み終わっても追いついてないですね^^;。警察の警務部に異動してマスコミ対応に追われ、古巣の刑事部とは64事件でのある出来事で一発即発。 それが何なのか、どんだけ問題になるのか、それが警察部にとってどんな危機になるのか一切説明せずにどんどん追い込んでいく書き方は読んでてこっちまで緊張します。 さすが横山ワールド。

    2
    投稿日: 2015.05.22
  • 動機

    動機

    横山秀夫

    文春文庫

    D県警シリーズとしては二渡さんだけちょっと出てます

    4つの短篇集。相変わらず人間の心理描写が素晴らしい。 人は些細な事で悩み、追い込まれ、どん底に転がっていく。 「密室の人」は朝起きたらどうなるんだろーってこっちまで心配した。

    2
    投稿日: 2015.04.21
  • 切り裂きジャックの告白 刑事犬養隼人

    切り裂きジャックの告白 刑事犬養隼人

    中山七里

    角川文庫

    ips細胞が新時代の幕開けになることには興味が湧いた。

    切り裂きジャックの連続猟奇的殺人と脳死問題とのシンクロは私にとってはどっちかをもっと強調してほしかったかなー。ドラマ化の前にと言うことで読んでみたけどちょっと期待しすぎた感があり。 脳死問題はもっと掘り下げた社会派小説として読みたいし、猟奇的殺人は極上のサスペンスとして読みたい。2時間のドラマ向けな感じがした。

    2
    投稿日: 2015.04.09
  • カラスの親指 by rule of CROW’s thumb

    カラスの親指 by rule of CROW’s thumb

    道尾秀介

    講談社文庫

    衝撃のラスト!

    壮大なペテンに引っ掛けられます。すべての伏せんの回収もお見事でラストは文句なしです。映画化もされてるそうで、近々NHKで放送されるので楽しみです。

    1
    投稿日: 2015.03.28
  • 詩的私的ジャック JACK THE POETICAL PRIVATE

    詩的私的ジャック JACK THE POETICAL PRIVATE

    森博嗣

    講談社文庫

    ラノベっぽい展開

    今回も大学構内で起きた密室連続殺人です。犀川先生は出張中で萌絵の活躍?と言うより寂しそうな萌絵が多く描かれてます。当初5部作で終わらせる予定だったらしく萌絵の犀川先生への素直な気持ちやストレートなアプローチも今まで順を追って読んだ4作のなかでかなり積極的です。大学3年制ですもんね。

    1
    投稿日: 2015.03.20
  • 陰の季節

    陰の季節

    横山秀夫

    文春文庫

    横山秀夫すごいわ。最高の警察小説

    ある県警を舞台とした短篇集だが登場人物が他の短編にも出てきて、脇役ではあるがまた重要な人物として登場する。読み進むたびに名前が出てくるとこちらまで緊張間が伝わってくる。 事件ものと言うより警察組織の話しで内容としては重い作品だけれども、人間心理が半端無くぐいぐい自分まで追い込まれる錯覚さえ起こす。

    6
    投稿日: 2015.03.11
  • 氷菓

    氷菓

    米澤穂信

    角川文庫

    日常の中の不思議なこと

    事件や事故ではなく日常の中にもミステリーがあると言う焦点がなかなか面白いです。短篇集的でさくさくと最後まで一気に読めました。 アニメ化もされてるそうなので今度借りて見ようかと思います。

    2
    投稿日: 2015.03.01
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