Reader Store
じゃがいもさんのレビュー
いいね!された数12
  • アラサーママの私でいいの?(1)

    ねこ末端

    アラサーママの私でいいの?(1)

    ねこ末端

    COMICメテオ

    お気楽な作品

    隣の奥さん その娘さん 奥さんの妹 と三者三様の魅力的な女性たちが活躍する作品である。逆に主人公の男子大学生には人間的魅力が乏しくてダメダメ人間のようである。絵が綺麗で女性たちの魅力は十分に伝わってくるが、それ以外の取り柄は見当たらない作品である。

    1
    投稿日: 2022.08.15
  • BORDER(4)

    BORDER(4)

    小手川ゆあ,金城一紀

    ヤングエース

    善悪 生死が入り乱れる

    前巻に引き続き美少女殺人鬼の話が続く。ストーリー展開そのものよりも、善悪 生死が入り乱れる考察に作品の真価があり色々と考えさせられるところがある。幕切れは文字通りの幕切れで、話をすっぱりと終わらせてしまう そんな思い切りが感じられる。

    0
    投稿日: 2022.08.14
  • BORDER(3)

    BORDER(3)

    小手川ゆあ,金城一紀

    ヤングエース

    サスペンスっぽく

    作者は「死刑囚042」や「殺人プルガトリウム」で犯罪者心理や犯罪時の言動について随分深い話を描いている。このシリーズも3巻目になってようやくオカルトものから サスペンスっぽくなってきた。特に後編がどのようになるか気になる。

    0
    投稿日: 2022.08.14
  • BORDER(2)

    BORDER(2)

    小手川ゆあ,金城一紀

    ヤングエース

    絵は決してうまくないが

    絵は決してうまくないし主人公の「能力」が実に都合よく働くのでサスペンスものとしても興をそがれるところが多いが、少し社会派的な色合いを帯びた話もあって、ストーリー展開そのものはなかなかに面白い。動きが少ないシーンはマアマアである。

    0
    投稿日: 2022.08.14
  • 「未来」の社会を創造する

    「未来」の社会を創造する

    宇野重規,小林慶一郎,西條辰義,吉岡律司,原圭史郎

    中央公論 Digital Digest

    絵空事

    将来世代の効用ベネフィットと費用コストを想定して、現在の政策決定に反映させようという考え方であるが、将来を想定する困難さからどうしても「絵空事」という印象が拭えない。同じ中公DDシリーズの中の「人口学に訊け!」にも記載があったが「未来予想は人口動態以外はほとんど当たらない」ということから考えると、技術的な困難さが先立ってしまう。

    0
    投稿日: 2022.08.08
  • 常識が変わる!? 日本史の大論争

    常識が変わる!? 日本史の大論争

    井上章一,倉本一宏,堺屋太一,今谷明,よしながふみ,大石学,佐々木雄一,清水唯一朗,山崎拓,宮城大蔵

    中央公論 Digital Digest

    やはり面白いのは現代史

    古代古墳時代から数年前の現代まで日本史の要所要所を対談形式で取り上げた本である。やはり面白いのは山崎拓が語る現代史である。数年前の中国に対する危機意識がこの程度だった ということがよく分かる。現在はどのようにお考えなのだろうか? 日本古代史でいつも課題となるのが天皇陵と名付けられた古墳の発掘である。考古学的見地からやるべきだと思うのだがどうなんだろうか?

    0
    投稿日: 2022.07.31
  • 名君と暴君の世界史

    名君と暴君の世界史

    本村凌二,岡本隆司,井上寿一,吉田徹,出口治明,小田中直樹,山下範久,島田竜登,パトリック・ハーラン,山口真由,與那覇潤

    中央公論

    ポピュリスト安倍晋三?

    古今東西の様々な支配者の評論である。秦の始皇帝から故安倍晋三までいろいろな人物が取り上げられているが、やはり面白いのは最近の人物である。安倍晋三をドナルド・トランプとあわせてポピュリスト 強権 反知性主義者 独裁主義者と評価している。そしてトランプ 安倍に出現を許している民衆のレベルを憂いている。随分と議論の余地のある本だと思う。

    0
    投稿日: 2022.07.31
  • チ。―地球の運動について―(8)

    チ。―地球の運動について―(8)

    魚豊

    ビッグスピリッツ

    ちょっとドタバタした最終話

    神と人 という哲学的な課題とか、活版印刷や火薬 などの新技術とか、何よりも「科学」「真実」というものに対する考え方 姿勢など、大変盛りだくさんの内容を込めたシリーズであった。ただ最終話は無理やり終了にしたという感じで、コミックとしての出来は今ひとつ という印象を抱いた。いずれにしても大変な作品であった。

    0
    投稿日: 2022.07.31
  • 新装版 大坂侍

    新装版 大坂侍

    司馬遼太郎

    講談社文庫

    司馬遼太郎のラノベ

    数多くの傑作を世に出した司馬遼太郎であるが、不思議と女性を描いた作品には印象の残るものが少ない。女を描くのが下手な作家 という印象を持っていたが、この短編集を読んで「何だこんな作品も書けるんだ」と認識を新たにした。特にコミカルなラノベ風の表題作と、難波村の仇討ち が印象に残った。

    0
    投稿日: 2022.07.30
  • グッバイ万智子

    グッバイ万智子

    菊地秀行

    アドレナライズ

    随分昔の作品だが

    随分昔の作品だが今あらためて読むと「異世界冒険もの」という趣である。主人公にしてもヒロイン万智子にしても、超能力の根源 威力 範囲 限度が全くわからないので、危機的な場面になっても「まあ超能力でどうにかするのだろう」としか思えず、ドキドキハラハラ感がまったく湧いて来ない。

    0
    投稿日: 2022.07.28
1
...
616263
...
71