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ノラネコ生活さんのレビュー
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  • ソウルケイジ

    ソウルケイジ

    誉田哲也

    光文社文庫

    姫川シリーズの第2弾

    刑事の勘を頼りに操作する姫川と対照的な日下との捜査競争を行う。 前作よりも人間描写が深く掘り下げていて、日下が姫川を評価していたりと各登場人物の隠れた一面を覗かせていた。

    0
    投稿日: 2013.09.25
  • ストロベリーナイト

    ストロベリーナイト

    誉田哲也

    光文社文庫

    姫川シリーズの第1弾

    姫川玲子警部補シリーズの第1作。 2010年のドラマを見たときにスピード感のあるストーリが印象的だったが、小説も同じであった。 一見共通点のない遺体から続く猟奇殺人をがむしゃらに追っていく姫川と勝俣、日下といったくせのある刑事達のやりとりがおもしろい。

    1
    投稿日: 2013.09.25
  • シンメトリー

    シンメトリー

    誉田哲也

    光文社文庫

    姫川シリーズの短編集

    姫川玲子警部補シリーズの短編集。 駆け出しの刑事時代に刑事のイロハを教えてもらった「東京」 読んでいると、玲子との直接対決する続編を期待する「過ぎた正義」 玲子が本庁へのきっかけを作った事件を振り返る「手紙」 この3編がおもしろい。 他も紹介しきれないが短くまとまって最後まで読んでしまった。

    0
    投稿日: 2013.09.25
  • 伝える力 2 もっと役立つ! 「話す」「書く」「聞く」技術

    伝える力 2 もっと役立つ! 「話す」「書く」「聞く」技術

    池上彰

    PHP研究所

    専門用語だけでは伝わらない

    池上彰のベストセラー「伝える力」の第2弾。 東日本大震災以降、数々の記者会見で感じた気になった言葉遣いなどを著者自身が問題点や対処法を解説。 専門用語だけで構成された内容では誰も理解してくれない。 耳の痛い話である。

    0
    投稿日: 2013.09.25
  • 海の底

    海の底

    有川浩

    角川文庫

    自衛官と高校生の年の差ラブコメディー(?)

    桜祭りの開催中に起きた巨大ザリガニの襲来というパニック映画さながらな話かと思いきや、中味は自衛官と高校生の年の差カップルの甘甘なラブストーリになっていく。 そして、事件前なぜ二人が「きりしま」で外出禁止になったかを書かれた前日談が掲載されている。

    1
    投稿日: 2013.09.25
  • 塩の街

    塩の街

    有川浩

    角川文庫

    有川作品のエッセンスがデビュー作から凝縮しています

    ある日突然、世界が塩害の被害によって人類が終わりを迎える中でも人々は恋愛をしていた。 序盤は、何もわからず人類が終わりへと向かう中で何もできない状況が坦々と書かれているかと思ったら、突然親友の入江が現れて人類を救うのに協力してくれと言われ人類を救う、そして塩害の被害が去った後日談へと進む。 パニック小説だと思って読んでいるとなぜかだんだん甘い恋愛小説へと変貌する有川節は、デビュー作から遺憾なく発揮されている。 あとがきで、勢いだけで書かれていると本人は言っているがそれでも読者をグット引き寄せる力は凄い。

    6
    投稿日: 2013.09.25
  • 空の中

    空の中

    有川浩

    角川文庫

    2組のラブコメ

    高知の近くの空で相次ぐ謎の墜落事故。 自衛官である父親を亡くし天涯孤独となった高校生が謎の物体を拾ったことにより人類の運命を左右出来事に巻き込まれてしまう。 高校生コンビのラブストーリよりも、大人の喧嘩コンビのラブストーリは見ている方も思わずにやっとしてしまう。

    0
    投稿日: 2013.09.25
  • 武士の家計簿―「加賀藩御算用者」の幕末維新―

    武士の家計簿―「加賀藩御算用者」の幕末維新―

    磯田道史

    新潮新書

    家計簿から見る武士の生き方

    猪山家に記載されていた家計簿を元に江戸時代の節の苦しい経済状況を紐解いている。 加賀藩の御用算係として頭角を現した成之の半生を中心に書かれているが、それよりも気になったのが武士の懐事情が大変に厳しいことがよくわかる。 特に冠婚葬祭や盆暮れ等一族のつながり確かめる事柄には、金がなくても出さないとならない苦しい経済状況がよくわかる。 しかし、戦前まで女性は家庭内でも低い扱いをされていると思われがちだと思っていたが、意外にも妻は夫や実家からお小遣いをもらい、夫と財産を別々に管理していたというのには驚いた。

    5
    投稿日: 2013.09.25
  • はやぶさ/HAYABUSA

    はやぶさ/HAYABUSA

    白崎博史,井上潔,百瀬しのぶ

    角川文庫

    角川版「はやぶさ」の原作ノベライズ

    角川書店で映画化された作品のノベライズ版。 主人公は、川口教授ではなく広報の若い女性。 実際にあったエピソードを交えて話を進めているが、本の薄さと比例して個々のエピソードの話が尻切れトンボになっている。 はやぶさの中では重要なはずの行方不明になって発見した後の復帰方法は全く書かれていない。 はやぶさ関連の書籍を読んでいない人が興味を持って次の本を読んでくれることを願う。

    0
    投稿日: 2013.09.25
  • イングリッシュ・モンスターの最強英語術

    イングリッシュ・モンスターの最強英語術

    菊池健彦

    集英社ビジネス書

    勉強は、急がば回れ

    34歳から引きこもりをしながら英語を勉強してとTOEICで990満点を24回とった男の勉強術。 著者が提示する勉強は、きわめて単純であるが勉強法に近道がないことを実感させられる。 物忘れが激しい著者が何度もあきらめないで単語を覚えたりと文法よりも単語と意味を覚えるかを重要視している。 英語の勉強を挫折を何度も経験している人が読むとなんだそんなことと思えるがこれがなかなかできていないから上達できないのだと実感する内容だった。

    4
    投稿日: 2013.09.25