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老眼の本読みさんのレビュー
いいね!された数6
  • いのちの停車場

    いのちの停車場

    南杏子

    幻冬舎文庫

    少し重い作品でしたね

    在宅医療の現実と、併せてま死について改めて考えさせられる秀作であると感じる。 ただ、後半の少女の話し以降は、それまでのリアリティーが徐々に薄くなり、ありきたりのストーリー展開で、後味として内容の重さだけが残るという感じであった。

    0
    投稿日: 2021.10.06
  • セイレーンの懺悔

    セイレーンの懺悔

    中山七里

    小学館文庫

    期待通りの七里作品です。

    中山七里作品を読むたびに、そのスピード感、ストーリー展開の面白さには驚愕させられます。 また、本作品にはマスコミ報道に対する社会問題の提起という大きな一面も包含されて おり、素晴らしい七里作品の一つといえます。

    1
    投稿日: 2021.09.01
  • 羊は安らかに草を食み

    羊は安らかに草を食み

    宇佐美まこと

    祥伝社

    星4つの秀作です

    認知症、超高齢化等、それらの問題を見事に折り込みながらのストーリー展開に驚愕しました。 ただ、最後の展開は少し安直な終わり方になっているように感じ、星一つ減らしました。

    0
    投稿日: 2021.08.31
  • 愚者の毒

    愚者の毒

    宇佐美まこと

    祥伝社文庫

    繰り返し読みたいミステリー小説です。

    後から後から出てくる真実、驚愕のストーリー展開でした。最後まで読みきった後、事実を全て知ったうえて、それらをかみしめながら、もう一度最初から読みたいと思ったミステリー小説は初めてでした。

    0
    投稿日: 2021.08.28
  • 影の告発

    影の告発

    土屋隆夫

    講談社文庫

    時代

    確かに面白い作品ですが、設定の時代が古いので、現在では使い物にならないトリックが残念ですね。

    0
    投稿日: 2021.08.24
  • 疑心―隠蔽捜査3―(新潮文庫)

    疑心―隠蔽捜査3―(新潮文庫)

    今野敏

    新潮文庫

    後半は流石ですよね。

    前2作とは、ひと味違う切口での展開で、若干間延び感も感じたのは事実です。 ただ、後半はいつもの迫力が戻り、次作も読みたいとの思いが強くなりました。

    0
    投稿日: 2021.08.20
  • 果断―隠蔽捜査2―(新潮文庫)

    果断―隠蔽捜査2―(新潮文庫)

    今野敏

    新潮文庫

    申し分なない秀作です

    第一作もすばらすい作品でしたが、本作はそれ以上の作品といえます。時系列でのストリート展開、どんでん返しの素晴らしさ、申し分のない秀作です。早速第三巻を読みます。

    0
    投稿日: 2021.08.18
  • 隠蔽捜査(新潮文庫)

    隠蔽捜査(新潮文庫)

    今野敏

    新潮文庫

    内容、読みやすさ、どれをとってもピカイチです。

    本作品は、一切無駄な文章がなく、時系列に見事に構成された作品です。隠蔽の愚かさを改めて認識させられる、秀作といえます。

    0
    投稿日: 2021.08.16
  • ヒポクラテスの試練

    ヒポクラテスの試練

    中山七里

    祥伝社

    流石に最後は期待どおり

    七里作品にしては、ストーリーが少し現実離れしていると感じていたものの、最後には期待どおり、驚愕の結末。「流石、七里作品」という感想です。

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    投稿日: 2021.07.08
  • ヒポクラテスの憂鬱

    ヒポクラテスの憂鬱

    中山七里

    祥伝社文庫

    まるで水戸黄門を見ているようで

    テレビの水戸黄門を見るようような、印籠代わりに解剖メスを持ち、悪徳商人を撃破する爽快感に溢れる作品ですね。中山七里の博学と取材力にも大いに驚かされる作品です。

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    投稿日: 2021.07.01