
ぼくと彼女に降る夜3 フールジェスター~道化る愚か者
八街歩,深崎暮人
富士見ファンタジア文庫
エリザベート三部作の第一作
本作のもう一人のヒロイン、オバカでかわいい「歪」のナナの巻です。ナナのようなキャラクターが好きな人は楽しめるでしょう。自分は苦手なのでいまいちでした。また、この巻で学園ものの部分をすっぱり切り捨てます。これはいいと思います。あまり面白くなかったですからね。最後に、強烈なキャラのエリザベートが登場です。
0投稿日: 2013.09.30
ノーゲーム・ノーライフ 3 ゲーマー兄妹の片割れが消えたようですが……?
榎宮祐
MF文庫J
最初がクライマックス
二巻の続きが第一章ですが、相変わらずこんな事良く考えつくなあと感心します。兄妹の結びつきにほろりと来ますね。 そして、残りが獣人種との対決になります。一巻よりパワーは落ちていますが、これも最後のどんでん返しがよかったです。
4投稿日: 2013.09.29
ノーゲーム・ノーライフ 2 ゲーマー兄妹が獣耳っ子の国に目をつけたようです
榎宮祐
MF文庫J
見た事も無いしりとり
一巻があれだけ面白かったので、二巻はどうなるかと不安でしたが、十分面白かったです。前半は天使、後半はネコ耳の獣人種との対決です。この巻の白眉は天使とのしりとりでしょう。いやあ、すごい事考えるもんですねえ。 それと、二巻は前半で一区切りつきますが、後半は三巻との連作になります。三巻も面白いので是非 しかし、ラノベにしておくのがもったいないなあ。本作でも使われているラノベの定番ネタは、数年もすれば風化して、読むにたえなくなってしまいます。一般小説で書き直してくれないかしら。
5投稿日: 2013.09.29
ノーゲーム・ノーライフ 1 ゲーマー兄妹がファンタジー世界を征服するそうです
榎宮祐
MF文庫J
天才無敵ヒッキー兄妹の逆転ファンタジー
天才・ファンタジー・シスコン・ブラコン・メイド・プリンセス・ファンタジー世界と、ネタは流行のテンプレ素材なのに、すごい料理の仕方です。作者は元は漫画家・挿絵師らしいのですが(この本は自分で挿絵もかいている)、すごい才能です。いやあ世の中にはこんな人もいるんですねえ。 物語の基調は、主人公に危機が訪れ、それを二人がすごい方法で撃退する、の繰り返しです。こういうのは解決法が嘘っぽくなると白けますが、作者の発想は見事なものです。最後まで圧倒されっぱなしでした。 実際の内容はコミカルなので、楽しく読めます
19投稿日: 2013.09.29
俺が主人公じゃなかった頃の話をする
二階堂紘嗣,館川まこ
MF文庫J
ハーレムラブコメ
3人にそれぞれ一章ずつあてられており、出合いが描かれます。三つどもえのドタバタは描かれてないので、続巻がでそうな感じです。 今知ったけど、作者はD-breaker書いた人なんですね。あれ、おもしろかったのに。それとも、これから面白くなるんでしょうか
2投稿日: 2013.09.29
聖グリセルダ学院の事情1(イラスト簡略版)
鮎川はぎの,凪かすみ
ルルル文庫
舞台設定の勝利
キャラクターがいいと思います。暗殺者として育てられたひどく人見知りの少女と、ワイルドでカッコイイ王子様が学園ラブコメするのです。アサシンとプリンスってのはふつう敵同士ですから、話も転がりやすいですね。取り憑いてる精霊達も良いアクセントになってます。 ストーリーも楽しめました。クライマックスシーンは映画のような綺麗なシーンですね。あとは、ラブの部分の描写がくどくて、おじさんにはキツイです。中学校低学年の女の子が一番感動できそう
1投稿日: 2013.09.29
憂鬱なヴィランズ(イラスト簡略版)
カミツキレイニー,キムラダイスケ
ガガガ文庫
厨二文学が好きな人は楽しめるでしょう
内容が厨二なのはいいのですが、冒頭からいきなり戦闘シーンで、そのあとヒロイン的存在が延々世界の説明を喋るという組み立てになっています。その後も、これでもかというくらいにアクロバチックな構成で自分には厳しかったです
0投稿日: 2013.09.28
K SIDE:BLUE
古橋秀之(GoRA),鈴木信吾(GoHands)
講談社BOX
アニメ K のファン向け
メディアミックスの「K」の文書版です。アニメの「K」は2話くらいで脱落してしまったので、背景がよく分からぬまま、古橋さんが書いているという理由で購入に至りました うん、やっぱり古橋さんは面白いですね。ジャンルは剣術アクションですが、主人公は途中でエライ事になっちゃうし、最後のトリはオッサンだし。期待を裏切りません。 ただ、作品としてみると、アニメ版「K」を見ないと分からないんだろうなあと思われる部分も多く、アニメファンのための本という位置づけだとおもいます。
1投稿日: 2013.09.28
SMガールズ セイバーマリオネットJ1 これが噂の乙女回路
あかほりさとる,ことぶきつかさ
富士見ファンタジア文庫
読むアニメ(ネタバレ大あり注意)
一世を風靡した(らしい)、あかほりさとるの作品をよんでみます ほとんどアニメの脚本とか、効果音が多いとか全部その通りでした。でも、背景世界は結構こってますねえ。設定を楽しむ本では無いから書いてしまいますが、男しかいない惑星とか、敵がサドで女性型アンドロイドがマゾとか、結構強烈です。えっちなサービスシーンも多いですが、おじさんにはキツかったです。こういうシーンを臆面も無くいれてあるのも売れた原因かなと思います ストーリーですが、熱い心を持つ主人公に、封印された3体の女性型アンドロイドは目覚めさせられ、べた惚れになります。そこに圧倒的な兵力をもつ敵が攻めてきて、国の崩壊のピンチになります。主人公と3体のセイバーマリオネットは敵中枢に乗り込み、敵を粉砕するのでした。
0投稿日: 2013.09.28
対魔導学園35試験小隊 4.愚者達の学園祭
柳実冬貴,切符
富士見ファンタジア文庫
うさぎの過去ばなし
ますます快調な第四作です 今回はメンバーの一人のうさぎに焦点が当たります。過去の因縁とバトルが絡み合って面白いです。敵は心を食う魔女。精神操作でチームを追い詰めます。ちゃんとスペクタクルもありますが、主人公のイヤボーンで全部片付かないところが良いですね それにしても、バックの組織は巨大っぽいですが、ホーンテッド一人で随分引っ張るなあ。どうやって終わらせるのかしらん
1投稿日: 2013.09.28
