
福井県の学力・体力がトップクラスの秘密
志水宏吉,前馬優策
中公新書ラクレ
福井道場解説。
福井県小中学校の学力、体力が男女共に毎回ほぼ全国一位の秘密が体系的に分析されている。キーワードは三世代同居、両親共働き、失業率の低さ。また先生達の生真面目さと言う。良いことずくしの様だが巻末にて不登校率の高さがあげられている。良くも悪くも学校のトップダウンと道場化ではないか。道場の厳しさと集団同調圧力が原因と考えられる。しかし、子供達への感心の高さと生活環境の安定が現状を支えている。しかし、世界経済、国内環境の変化は福井県も例外ではない。真に子供達のためになることを考え続け実行していきたい。私個人的には福井式はついてゆけない部分もあるが本書は秀作であると思う。
1投稿日: 2015.05.10
子どもの教養の育て方
佐藤優,井戸まさえ
東洋経済新報社
読んで良かった。
井戸まさえさんがホスト役として佐藤優氏が教育を論じる異色の本。大きく三部に別れている。一部に子供に読み聞かせる本の紹介から学校の選び方や塾の習わせ方等、親が一度は悩む事柄に明快に回答やヒントを与える。二部には角田光代、八日目の蝉を題材に親と子、家族とは何かを深く考察する。最後に三部では親のあるあるお悩みQ&Aに回答していく。自分としては一部の対談が示唆にとんで楽しく読めた。小さなお子さんがいる方には早めに読んで頂きたい一冊です。
1投稿日: 2015.04.20
反論する技術 弁護士だけが知っている
木山泰嗣
ディスカヴァー・トゥエンティワン
追い込まれない為の弁護士的会話術です。
不利な立場に追い込まれない為の会話術です。具体的事例も分かりやすい。弁護士特有の切り返しや防御術的話法もあったり面白い。法廷で弁護士が言いそうなフレーズであったり、論点の選び方であったりビジネスの場に応用出来そう。また、よくTV記者会見で隣の弁護士に伺いながら話している責任者もいるがこれを押さえておけば良いと思った。全編通して弁護士にアドバイスを受けている感覚で読めた。面白かったです。
2投稿日: 2015.04.18
アリババの正体 週刊東洋経済eビジネス新書No.64
週刊東洋経済編集部
東洋経済新報社
アリババ総論。
日本企業とも資本関係があったのですね。にほんで言えばソフトバンクや楽天なのでしょう。日本ではほとんど馴染みがありませんが中国での勢いはすごいですね。将来的には何らかの形で日本にも進出するのでしょうか。イノベーションで社会生活が変わりつつある今だからこそ伸びる仕組みなんだろうと思いました。
1投稿日: 2015.04.13
お受験・中高一貫 エリート教育最前線’13夏 週刊東洋経済eビジネス新書No.23
週刊東洋経済編集部
週刊東洋経済eビジネス新書
お受験データ本各論詳細版。
お受験データ本です。各有名進学校や進学塾の特色と校風や理念等が詳しい。また進学率などのデータも詳細です。ご自宅近くに対象の学校がある方やお受験競争に突入する方にお薦めします。スタートからここまでして得るものもあるという現実もあるのでしょうが、個人的にはのびのび育てたいと思うのですが・・・。ちなみに世界的に、ここまで受験競争が激しいのは日本と韓国くらいだそうですね。
2投稿日: 2015.04.13
国産海底資源 バブルの内幕 週刊東洋経済eビジネス新書No.72
週刊東洋経済編集部
東洋経済新報社
海底資源開発村が出来つつあったり、駆け引きがあったりでニュースでは知り得ない内容です。
海底資源が実際に商業ベースで採掘することが出来れば海に四方を囲まれた日本は、巨大な資源輸出国となる。しかし、実際は採掘方法や採算の面でクリアしなければならない課題は大きい。今後、どうなっていくのか見守りたい。
0投稿日: 2015.04.12
NPOでメシを食う! 週刊東洋経済eビジネス新書No.46
週刊東洋経済編集部
東洋経済新報社
変わりつつあるNPO法人。
ほとんどボランティアだったり、胡散臭い組織だったりしたNPO法人が変わりつつある。グローバリゼーションの中、世界的な活動をする法人も出てきている。それに比例しスタッフの所得も上がってきている。昨今集めた寄付を告知していた使途に支出しなかったと騒がれている有名な団体もあるが、現代社会に無くてはならない存在になりつつあるNPO法人の今をリポートしています。
2投稿日: 2015.04.11
北朝鮮 金正恩の経済学 週刊東洋経済eビジネス新書No.40
週刊東洋経済編集部
東洋経済新報社
市民生活は、やや落ち着いてきたようですね。
経済紙視点の北朝鮮リポートです。筆者の方々が北朝鮮に関係しているのでやや北朝鮮よりの内容となっています。主に北朝鮮経済動向や市民の生活等が中心です。センセーショナルな政治的なものはありません。エリア経済に興味のある方向きです。
0投稿日: 2015.04.10
あっと驚く2050年・超未来予測 週刊東洋経済eビジネス新書No.26
週刊東洋経済編集部
週刊東洋経済eビジネス新書
驚きはしなかったが・・。
子供達が大きくなる頃の社会情勢てどんなだろうと思い読んでみました。『~になっている。』『~になるだろう。』との表記が多い。根拠となるデータや論理的考察が少ないままの予測も見受けられるが、概ね理解は出来た。子供達の未来に幸多かれと祈る。
1投稿日: 2015.04.09
あなたの街の医療・介護は大丈夫か 週刊東洋経済eビジネス新書No.43
週刊東洋経済編集部
東洋経済新報社
政府任せにせず、自らも対策しなければ。
行政側から見た医療と福祉のリポートです。今後、病院や福祉施設の数が足りなくなる。医療や介護職員も足りない。病院にも福祉施設にも入れない人々が増えると言う。正に難民。特に、地方よりも大都市圏が危険地帯である。自分の街は大丈夫なのか?主要な都市のデータつきです。
1投稿日: 2015.04.08
