
となりのクレーマー 「苦情を言う人」との交渉術
関根眞一
中公新書ラクレ
深い。
さらっと読むことも出来るが考えると深い。一般向けに書かれたとはいえ豊富なケースから対応方法まで平易に詳しく解説されている。苦情対応の必要がある方に読んでいただきたい一冊です。
1投稿日: 2015.03.15
スノーピーク「好きなことだけ!」を仕事にする経営
山井太,日経トップリーダー
日経BP
スノーピーク読本。
書籍説明を読んでスノーピークによるビジネス書か、若しくはライフスタイル書と思い購入しました。読んでみたら、山井社長のまるごと一冊スノーピーク本に感じました。山井社長の思い入れか社史は同じ文面が三度はあり、その強さを感じました。また、どんな学生に就職応募してほしいか等の詳細な説明は学生向きかと思います。従業員の仕事の評価に差をつけ賞与が100万円の人から3万円の人までいるというのは驚きました。会社にぶら下がるブランドを棄損する社員は辞めていくとの記述には凄みがある。巻末には会社の執行役員を占めるお母さんや妹たちが並んで微笑む写真がある。同族経営と初めて知った。スノーピークファンや就職活動中の学生にお薦めです。
0投稿日: 2015.03.09
クスリの裏側 週刊東洋経済eビジネス新書No.90
週刊東洋経済編集部
東洋経済新報社
裏側と言うよりは、医療、薬業界を取り巻く現状と言い換えた方がしっくりする。
タイトルから何か悪い事でもあるのかと思いながら読み進めていたが、業界各識者の現状と展望が詳しい。また、本来の薬の特性と本質が勉強になった。業界当事者からすると常識的なのだろうが一般の方が読めば理解が進む。
2投稿日: 2015.03.05
先細りの大衆薬 ネット解禁の勝者は? 週刊東洋経済eビジネス新書No.22
週刊東洋経済編集部
週刊東洋経済eビジネス新書
参考になりました。
業界の方には常識的な事しかないが、一般の方には薬業界の今を知るのに適切な一冊です。巻末のカテゴリー毎の売れ筋シェア率も参考になる。
0投稿日: 2015.03.03
マンボウ最後の家族旅行
北杜夫
実業之日本社文庫
絶筆。
私の大好きな作家の一人でした。その先生も最後の本となってしまい寂しさを感じます。精神科医から芥川賞作家へと転身し、躁鬱病発病と必ずしも思い通りの人生ではなかったが、常にユーモアを忘れず、本作品を読めばご苦労があったぶんだけ、いかにご家族からも愛され、そして愛していたかが文脈からにじみ出てくる様です。お亡くなりになるまでの間にご家族の濃密な時間が取り戻せたのかと嬉しさ反面寂しさを思う。
3投稿日: 2015.02.25
70歳まで働く 週刊東洋経済eビジネス新書No.62
週刊東洋経済編集部
東洋経済新報社
自らの生き方を考察する。
年金支給が65歳になり、さらに70歳からとも言われている昨今。誰しもが60歳になれば再就職や雇用延長しなければならなくなるでしょう。60歳になって考えても遅い。準備期間は始まっている。準備を始めたい方にヒントが満載です。
2投稿日: 2015.02.14
子どもにお金をかけるのは、やめなさい
横山光昭
すばる舎
面白かった!
読み進めていくうちに、なるほどと相づちをうち、自らの固定観念があぶりだされていった。当然に費用対効果ではあるがそれよりも何よりも子供も家族全員が話し合い助け合い皆で楽しく暮らせる事が一番である。お子さんがいらっしゃる方にはぜひ読んで頂きたい一冊です。
3投稿日: 2015.02.11
学校が危ない 週刊東洋経済eビジネス新書No.95
週刊東洋経済編集部
週刊東洋経済eビジネス新書
学校の内情が理解できる一冊です。
問題が起こると批判にさらされる学校ですが教師達も頑張っている。問題の決定的な解決策は無いが本書を読めば問題点と進むべき道が見えてくる。子を持つ親にこそ見ていただきたい一冊です。
1投稿日: 2015.02.08
社会人から大学教授になる方法
鷲田小彌太
PHP新書
大学教員志望就職セミナーです。
鷲田ゼミの大学教員志望学生への就職カンファレンスと感じた。時に厳しいが大学教員志望の方々への実直なやさしさがある。教員になれるかなれないかよりも研究が好きという一念とその持続力があれば人生大きな生き甲斐となり得る。
1投稿日: 2015.01.22
人気店はバーゲンセールに頼らない 勝ち組ファッション企業の新常識
齊藤孝浩
中公新書ラクレ
面白い。
業態、特色、経営理念等、詳細な分析は大変参考になった。普段何気なく買い物をしているショップの販売テクニックや裏話も楽しく読んだ。他業者も参考になるが一般消費者が読んでも楽しめる一冊です。
1投稿日: 2015.01.12
