ニッポン観光大変動
大坪稚子,森川幹人
ダイヤモンド社
これからの旅行業界の状況解説
現在、観光と言っても様々な形がある。旧来の団体旅行は、縮小し個人旅行が増えるが、それも差別化で体験型にシフトする。海外からの観光客も増加を続け、民泊等の新しい形態が生まれつつある。そんな激変の中の旅行業界、旅行会社の新しい流れを解説する。
0投稿日: 2017.08.08稼ぐ力 自分の仕事に「名札」と「値札」をつけられるか
大前研一
小学館
自分の仕事は、自分で創る。
ビジネスパーソンであれば、得るものが多い。物事の見方、考え方が変わる。
0投稿日: 2017.08.08副業のススメ―週刊東洋経済eビジネス新書no.198
週刊東洋経済編集部
東洋経済新報社
副業におけるメリットとデメリット。
本誌は、タイトルにある通り、副業についての解説本です。副業を行う上での、メリットとデメリットを具体例で解説する。しかし、副業は、万人向けには、ならないと思う。やはり本業が、一番だが作中にもある通り、本業の潤滑になるであればありなのかとも思う。
0投稿日: 2017.06.30前に進むための読書論~東大首席弁護士の本棚~
山口真由
光文社新書
本選びの参考にしたい。
幅広いジャンルからの書評。中には以前に読んだ本もあり、共感できる。本選びの参考にしたい。
0投稿日: 2017.06.22経理部は見ている。
楠木新
日本経済新聞出版
まさに、経理部は見ている。
経理部から見た、サラリーマンの考察。領収書から内面まで丸裸になる。そんなふうに見られているのかと思ったら少し、涼しくなった気がするが、面白かった。軸が領収書なので、途中、単調ではあるが、そんなみられ方もあるのかと、勉強になった。明日からは、気をつけようと思う。
0投稿日: 2017.06.02それ、パワハラです~何がアウトで、何がセーフか~
笹山尚人
光文社新書
子供のいじめが無くならないのは大人が原因なのであろう。
パワハラは、人権侵害である。パワハラが、無くならないのは、なぜなのか。パワハラのおきにくい環境をつくる事は可能なのか。巻末に、筆者より提言がある。子供のいじめが無くならないのは、大人に原因があるのであろう。この本を読んでそう思った。人が立場を利用し、特定の立場の弱い者を虐げる事のない社会が来ることを祈るのみ。
0投稿日: 2017.05.19人事部の掟 あなたの異動・昇進・昇給はこう決まる!
浅島亮子,千本木啓文,柳澤里佳
ダイヤモンド社
ブラックボックス人事部
人事部本人達から見たらブラックボックスではないのであろうが、人事部以外の者から見たらまさにブラックボックス。業界、会社それぞれの形があるであろうから、人事部はこうだとはならないのではないか。読んだ後もやはり、ブラックボックスに見えた。
0投稿日: 2017.05.13「がん」では死なない「がん患者」~栄養障害が寿命を縮める~
東口高志
光文社新書
しっかり栄養をとることで余命も変わる。
癌に対する認識が深まった。特に、病を持つ人にスポットを当てたところに好感が持てた。単純に癌と戦うなとか、いや戦えというジャンルではなく、臨床的に、栄養学からみた病に対する仕方、考え方に共感できた。医療関係者も患者様方も一度は手に取ってもらいたい一冊だと思う。自分も、もし病に倒れることがあったならこの本の医師に見てもらいたいと思った。作中、執筆医師と患者さんとの病室でのスナップ写真が掲載されているが本当に良い笑顔だと思う。
0投稿日: 2017.05.11スローフードな人生! -イタリアの食卓から始まる-
島村菜津
新潮社
スローフード。それは、食文化である。お袋の味であり、郷土料理でもあり、食を大切にする心である。
サブタイトル通りイタリアのスローフード、スローフード運動を基軸に話は進む。海外の食文化や、食を通した人々の息づかいが感じられるようで楽しく読んだ。食とは人間における永遠の一つのテーマである。スローフードは、ファーストフードの反対語ではない。人それぞれの形はあるが生き方、人生観も内包する。日本でもスローフードは以前からあった。いわゆるお袋の味と言うものか。読み終えて急に手料理を作りたくなった。家族と囲む食卓はなんと楽しいものであるだろうか。それは、人生の宝物だろう。
2投稿日: 2017.04.27そして、アメリカは消える
落合信彦
小学館
国際政治は、国の生き残りをかけた国家間の死闘なのであろうか。
国際ジャーナリスト落合信彦氏による書き下ろし。タイトルからアメリカの今後の展望がメインテーマかと思ったが、そこは、やはり落合信彦氏であった。ライフワークである、ケネディ大統領時代におけるアメリカの考察、キューバ危機、落合信彦氏のいつかどこかで読んだ記憶がある様な、いわゆるダイジェスト版か。最後に、ジュリアスシーザー(ユリウスカエサル)からの古代ローマ通史では、古代と現代の政治及び政治家の比較がなされるが、落合信彦氏の今までの書籍を読んできた者としては、いきなりの古代ローマ通史は、少し驚いた。最後は、西ローマ帝国が滅んだ背景と現代政治に変わりはないと言う意味もあるのであろうと思われる。貧しく将来の展望も持てない国民がいるのに、他国にじゃぶじゃぶ援助金を出すのはおかしい等、普段日本人であれば一度は思うであろう事もオブラートにもくるまず正にストレート。落合信彦氏のメッセージが込められた一冊であると言える。読後感は、文章がストレートなので面白かった。
2投稿日: 2017.02.27