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Brownさんのレビュー
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  • ロクでなし魔術講師と追想日誌 2

    ロクでなし魔術講師と追想日誌 2

    羊太郎,三嶋くろね

    富士見ファンタジア文庫

    アルベルトの新たな一面が面白い

    ロクでない魔術講師の短編集第2巻になります。今回は4巻の直後の話になっています(1つだけリィエル転校前の話があります)。短編の数は1巻と同じく5つで構成も1巻と同様にグレンの講師としての話が4つ、グレンの過去の話が1つあるような形です。 学園の話に関しては本編でもでてきていない講師がでてきていたり、リィエルやアルベルトがメインの話があったりと1巻よりもより色んなキャラクターにスポットが当たっているような形になっているかなと思います。特に個人的なお気に入りはアルベルトの話で、本編では完璧すぎるアルベルトが非常に面白いことになっており、大変楽しめます。他の話に関しても1巻よりも笑えるような話が中心にきているように感じました。 また、グレンの過去の話に関してはグレンが愚者のカードを生み出すようになるまでというような話になっています。この短編に関してはグレンがこの力を選んだ理由などが共感しやすく、また、この話だけで完結するような形でできており、非常に納得いくような話になっていたと思います。 1巻と同様に大変おもしろい短編集なので是非読んでみて下さい。 また、アニメしか見てない人や短編集の1巻を読んでいない人も楽しめる内容になっているので、そうした人も興味があったら是非読んでみて下さい!

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    投稿日: 2017.10.09
  • ロクでなし魔術講師と追想日誌

    ロクでなし魔術講師と追想日誌

    羊太郎,三嶋くろね

    富士見ファンタジア文庫

    本編と比較的似た感じの内容になっている

    ろくでなし魔術講師の短編集になっており、設定としては2巻直後ぐらいの話になっています。短編は5つあり、4つがグレンの講師としての話、1つがセリカとグレンの出会いのような話になっています。 グレンの講師としての話に関しては笑える部分が多くありつつ、講師らしい部分がでるいい話みたいな感じになっています。本編よりも起こる事件が小規模(事件というよりも学園で起こるアクシデントのような形)で、少し笑える部分が多めな感じをイメージしていただければいいかなと思います。また、システィの隠れた趣味が明かされたり、システィの両親が出てきたりなど、本編では明かされていない面などが明かされている点もよかったです。 また、セリカとグレンの出会いに関してはけっこうシリアスで、驚きのある展開になっています。最後の展開に関しては本当に予想しておらず、非常にびっくりさせられましたし、ここからどうつながっていくのだろうと本気で考えさせられて、非常に満足できる内容でした。 全体的に本編に近い感じでできており、本編が楽しめる人なら楽しめそうな感じだと思うので、本編好きな人は是非読んでみてほしいかなと思います。 また、アニメしか見てない人でも楽しめる部分の内容になっているので、アニメが面白かったけど、書籍は読んでないという人も楽しめる話になっているので、是非読んでみて下さい!

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    投稿日: 2017.10.09
  • 焼きたて!!ジャぱん(1)

    焼きたて!!ジャぱん(1)

    橋口たかし

    少年サンデー

    リアクションが名物!

    あらすじ フランスパンのような国の名を背負うような日本のパン、その名もジャパン。それを作ることを夢見る少年、東和真は日本一のパン屋、パンタジアの試験を受ける アニメ化もされたパン漫画です。内容としてはギャグ多めのストーリーという感じで、特にパンを食べた後の面白すぎるリアクションはこの漫画の名物だと思います。1巻はその肝心のリアクション部分が少し物足りない感じがあるので、個人的にはストーリーとしても大きな盛り上がりがある7巻位までは読んでみることをオススメします。 また、リアクションを中心とした笑える作品ではありますが、同時にストーリー的にもライバルとの戦いや友情のようなものがあったりして、少年漫画的で面白い作品だと思います。 読んだことない人は是非読んでみて下さい。 (ちなみに最終巻の頃には序盤では想像できない次元までいきつきます。面白いと思った人は是非そこまで読んでください)

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    投稿日: 2017.10.02
  • 【合本版 第三部】本好きの下剋上(全5巻)

    【合本版 第三部】本好きの下剋上(全5巻)

    香月美夜,椎名優

    TOブックス

    このレビュー書いた時点だと最新刊が半額で読めてすごいお得!

    ついに貴族になったマイン改めローゼマインが暴走していく第3部が全部入った合本版です。 貴族になったということで、マインがどうなっていくのかと不安でしたが、なんというかいつも通りのマイン!って感じです。 あまりの体の弱さで他の人に心配をかけまくったり、領主の養女にまでなったのに金集めに奔走したりとほんといつも通りなところはいつも通りって感じです。ただ、魔力が当たり前の貴族社会に魔力が他より圧倒的に多いマインが入ったことで、マインがまた別の方向ですごいことになってきています。 とにかく状況が変わりこそすれいつも通り面白い内容になっているので、第2部まで楽しめた人にはオススメです。 また、このレビュー書いた時点ではこの第三部の最終巻が発売されたばかりなのですが、合本版は既に半額になっているということが素晴らしいと思います。3部をこれから読むという人で、まだこの合本版半額な状態でしたら、最新刊まで半額で読めるということですごいオススメです。ちなみに今回、自分も合本版初めて買ったのですが、表紙を同時に眺めれないのが残念なぐらいで、他には問題ないです。 あと「小説家になろう」にのっていない短編も2つぐらいずつ新しく入っており、そちらも面白いのが多く、よかったです。

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    投稿日: 2017.09.11
  • 本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第三部「領主の養女V」

    本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第三部「領主の養女V」

    香月美夜,椎名優

    TOブックス

    悪意との戦いみたいなのが大きく入ってくる展開

    本好きの下剋上3章5巻です。 内容に関しては前巻のエピローグで出てきたゲオルギーネ派の悪意との戦いみたいなのが前面にでていた一冊かなと思います。そのため、ユレーヴェ作りの時のような魔獣との戦いというよりは2章の終わりの方のような敵によりピンチに追い込まれるような感じが強く、不安感があおられる展開が多かったように思いました。そのような中でローゼマインがどうにか解決しようとしているところは見ていて気持ちがよかったです。 同時にいつも通りのローゼマインも健在です。今回はついに妹が出てくるということもあり、妹愛を爆発させてます。このようないつも通りのローゼマインの暴走しているようなところもあり、よかったです。 また、ダームエルとブリギッテに関してもこの巻でついに決まっていきます。こちらについては「小説家になろう」にものっていないダームエル視点での話もあり、大変楽しめました。もう1つの結婚話に関しても新たな小説家になろうにはのっていない新たな短編がのっており、オススメです。

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    投稿日: 2017.09.11
  • 本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第二部「神殿の巫女見習いIV」

    本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第二部「神殿の巫女見習いIV」

    香月美夜,椎名優

    TOブックス

    とにかくラストがいい!

    第2部最終巻です。 とにかく涙なしには読めない一冊という感じ。 最後のエピローグ前の話は何度読んでも泣いてしまう素晴らしい感じにまとまっています。第1部での神殿でのラストもよかったですが、それ以上に印象に残るラストだったと思います。 また、マインの暴走からくる面白さも健在です。 笑えて泣ける素晴らしい一冊だったと感じました。

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    投稿日: 2017.09.02
  • 本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第二部「神殿の巫女見習いIII」

    本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第二部「神殿の巫女見習いIII」

    香月美夜,椎名優

    TOブックス

    不穏さの中に面白さあふれる一冊

    本好きの下剋上第2部3巻です。 この巻はこれまで以上に不穏な空気漂う一冊で、読んでいて次に何がおこるのかと非常にドキドキさせられる一冊でした。 しかし、そんな中でも完成したというだけでマインが喜びで気絶するようなものができたり、変な青色神官がでてきたりと笑える部分も多く、緊張感と楽しく読めるバランスがほどよく整った一冊だったと思います。 この巻でばらまかれた不穏な感じなどが次の2部最終巻でどのようにつながってくるのかが期待をもてる一冊です。是非読んでみて下さい

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    投稿日: 2017.09.02
  • 本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第二部「神殿の巫女見習いII」

    本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第二部「神殿の巫女見習いII」

    香月美夜,椎名優

    TOブックス

    すごいハラハラドキドキさせられる一冊!

    第2部神殿の巫女見習い2巻です。 前半は穏やかに本づくりを進めていく感じです。その本に関するマインの物言いなどが非常に面白く、マインの周りが振り回されまくっている感じがこの作品らしくてすごく面白かったです。 後半は貴族などとマインの関りがでてきたりと非常にハラハラさせられる展開。神官長との関係などにも変化がでてきて一体どうなるのかとドキドキさせられながら読まされました。 貴族がでてきたことでこれまで以上にどうなるのかとワクワクさせられる面白い一冊だったと思います。是非読んでみて下さい

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    投稿日: 2017.09.02
  • 本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第二部「神殿の巫女見習いI」

    本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第二部「神殿の巫女見習いI」

    香月美夜,椎名優

    TOブックス

    神官長とマインの掛け合いなどが面白い!

    本好きの下剋上第二部1冊目です。 とりあえず第2部に関していうなら第1部でも面白かったこの作品がさらに面白くなります。第2部から登場する主要人物の数々、マインが巻き起こす出来事の数々、今後の展開の読めなさなどどれを考えても第1部よりさらに魅力は増していきます。 とここまでが第2部の紹介ですが、その中でもこの1巻は神殿でのマインの立ち位置の紹介というような部分が大きく内容をしめている一冊かなと思います。本への熱意で神殿入りしてしまったマインがさらに本への熱意でさらに色々巻き起こしていくところが面白いです。また、この神殿での保護者的な存在である神官長とマインの掛け合いなどもベンノとのかけあいと似ているようで違って面白いです。 あと「小説家になろう」のサイトで読んでいる人にオススメなのがこの巻のエピローグです。ルッツとその家族との関係で本編で自分がきになっていた部分などが抑えられており、そこも満足でした。 1部よりさらに面白いので是非読んでみて下さい!

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    投稿日: 2017.09.02
  • 本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第一部「兵士の娘III」

    本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第一部「兵士の娘III」

    香月美夜,椎名優

    TOブックス

    これまでよりはるかにシリアスな展開、なのに笑える!

    これまで同様に笑え、これまで以上にシリアスな一冊です。 これまで以上にマインの命が風前の灯になってきて、内容としてはさらにシリアスになり、非情な決断を下さなければならなくなります。しかし、そこからがこの作品の面白さ。マインの本への愛が流れを大きく変え、さらに事態はどんどん飛んでいきます。その展開のもたらされ具合がすごく笑えますし、その場面場面での決断はいったいどうなっていくのかと非常にハラハラさせられます。 また、シリアスな場面だからこそのギュンターのかっこよさみたいなのがでてきます。これまではオットーに嫉妬してたりすのが印象的なギュンターですが、この巻ではとてもかっこいいです。 他にもマインがさらに商人らしくなっていることやこの作品の世界での神への祈りのシーンを想像したりなど笑えるシーンも数えきれないぐらい有ります。 ページ数も1000ページ以上あり、内容も盛りだくさん。内容も大満足で、最高に満足できる一冊だと思います。

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    投稿日: 2017.09.02
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