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Brownさんのレビュー
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  • ロクでなし魔術講師と禁忌教典9

    ロクでなし魔術講師と禁忌教典9

    羊太郎,三嶋くろね

    富士見ファンタジア文庫

    えっ、あいつらそんな強かったんだ・・・

    ロクでなし9巻です。 ロクでなしはこれまで前半は明るい展開が続くような感じだったのですが、今回は前半から最後まで全力でシリアスという感じの内容でした。 また、登場人物に関してもとにかく大盤振る舞い。味方、敵、共に超豪華布陣。敵に関してはついにあのポジションからも登場してきたりしてとにかく話が大盛り上がりという展開でした。 そんな中、グレン達が戦った敵はえっ!と驚いてしまう敵。しかも、予想以上に強く、驚かされました。そのため、システィなどの成長なども感じれましたが、むしろ敵がこんなに強かったのかという印象の方が抜けきれないという感じでした。 あと個人的に気になったのはイヴ。7巻同様に少し残念な感じでしたが、あの時よりも内面的な部分がよりでてきており、前よりも少し共感してしまえるような形になっていました。今後、色んな形に成長していけそうなキャラクターなので、そこらへんが楽しみです。

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    投稿日: 2017.10.25
  • 緋弾のアリア XXVI 闇穿つ大蛇

    緋弾のアリア XXVI 闇穿つ大蛇

    赤松中学,こぶいち

    MF文庫J

    いつも通りの面白さ

    ついに社長まで成り上がった?キンジが活躍の一冊です。 展開としてはいつも通りな感じで、ヒロインと前半で少しずつ仲良くなっていき、後半で事件が起きて、敵を倒すという感じ。 ヒロインが中空知で、会社といういつもと違うことをやっているという意味でいつもと違う部分がありつつ、いつも通りの安心感がある一冊だったと思います。 特に中空知に関してはこれまであまり好きではなかったのですが、この巻で評価があがったような気がします。中空知の私生活的な意味でも印象に合う感じでよかったと思うし、戦闘での生かし方などもうまく使ってたなと感じました。 あとは久しぶりにワトソンが登場。最後にまともに登場していたのがロンドンにいた時な気がするので、実に7巻ぶりの登場な気がします。ワトソンに関してはいつも通りの地味な活躍という感じでした。 本当にいつも通りの面白さ!というのが一番ぴったりくるような気がするので、この作品好きな方にはオススメです!

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    投稿日: 2017.10.25
  • Re:ゼロから始める異世界生活 14

    Re:ゼロから始める異世界生活 14

    長月達平,大塚真一郎

    MF文庫J

    えっ、あの人物が!?の連続

    リゼロ第4章の続きで、エミリアの試練からになります。 まずエミリアの過去、これが驚きの連続! まさかのあの人物が過去にでてきたりとかなんかやばそうな敵が色々でてきたりと面白い場面の連続で大変楽しめました。特に前述のあの人物に関しては、評価が180度変わりました。このキャラクターに関してはこの巻を読むと誰もが見方が変わってくると思うので、是非読んでみてほしいと思います。 そして、この巻で語られるリューズ(オリジナル)の過去。こちらも衝撃の連続です。まずは登場人物達にビックリ。えっ、彼らが仲良しだったの!?という驚きがすごい大きかったです。そして、こちらはこちらでやばそうな敵が登場し、盛り上がりなどもよく楽しめました。 この巻は現代のスバル達の活躍よりもこの2つの過去が中心だったと思いますが、どちらも現在と過去が交わり、リゼロに大きな謎をいくつも投じてくる面白い一冊だったと思います。 是非読んでみて下さい!

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    投稿日: 2017.10.25
  • ロクでなし魔術講師と禁忌教典8

    ロクでなし魔術講師と禁忌教典8

    羊太郎,三嶋くろね

    富士見ファンタジア文庫

    リィエルが好きになる一冊!

    リィエル回という感じの一冊でした。 脳筋というイメージがひたすら強いリィエルですが、この巻ではリィエルの成長しようとする意志や幼さのようなものがよく描かれており、そこがすごく印象的でした。また、そういう流れの中でいつも通りの脳筋な部分などもより面白く感じられよかったです。正直、自分はこれまでリィエルは別に好きではなかったのですが、この巻で一気に好感度上がりました。それにしてもルミアよりリィエルの方が表紙キャラ2回目を飾るのが早いとは予想外でした(笑) 残念だったのは敵の正体です。隠す意識が薄かったのかもしれませんが、それにしても敵が分かりやすかったように感じました。一応敵の正体に驚かせようとするところは感じたので、そこはもう少し頑張ってほしかったと感じました。正直、それで星が4つになったかなという印象です。 敵の隠し方以外は満足だったので、是非読んでみて下さい!

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    投稿日: 2017.10.20
  • シャーロック・ホームズ対伊藤博文

    シャーロック・ホームズ対伊藤博文

    松岡圭祐

    講談社文庫

    ホームズと伊藤博文の独特の関係が良い!

    ホームズ対伊藤博文となっていますが、中身の印象としては伊藤博文がワトソン的役割のホームズパロディという感じの作品でした。 内容としてはモリアーティ教授との戦い直後の話になっており、様々な点からホームズは日本へ行くことになり、そこで伊藤博文と会うことになるという内容です。 まずこの作品で面白いなと感じさせられたのが設定です。ホームズと伊藤博文というとかなり無茶な感じがしたのですが、それらの出会いなどがうまく作られているなという印象で、ホームズが日本に行く理由などがすごい説得力などがあり、よかったです。 また、他にこの作品が優れていると感じたのが、ただのパロディで終わっていないということ。普通ならホームズと伊藤博文で事件を解決して終わりなどとなりそうなところですが、そこにうまく2人の設定や性格などを組み合わせて2人ならではの関係性を築き、2人の成長を描くことで、物語としても大変素晴らしいものになっていたと感じさせられました。 推理小説としても事件に意外な事実などが色々隠されており、2転3転する展開がよく、大変面白くよめました。 少しホームズの目から見た日本が高評価すぎるところなどが少し気になりましたが、それ以外の点では大変満足できる作品でした。 是非ホームズ好きな方は是非読んでみて下さい!(ただし、「シャーロック・ホームズの思い出」収録の「最後の事件」と「シャーロック・ホームズの帰還」収録の「空き家の冒険」を読んでいない人はそっちをまず読んでください!)

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    投稿日: 2017.10.19
  • ロクでなし魔術講師と禁忌教典7

    ロクでなし魔術講師と禁忌教典7

    羊太郎,三嶋くろね

    富士見ファンタジア文庫

    アルベルトの相棒感が半端ない

    特務分室の仲間たち、大活躍の一冊です。 今まではちらりとしかでていなかった特務分室のキャラクターや全くでていなかったキャラクターがでてきます。そして、それぞれがただ強いというだけでなく、この部分が強いという感じや考え方などの個性がしっかりでていたのがよかったかなと思います。しかし、そんな新たな仲間がいても一番かっこよかったのはアルベルト・・・主人公の相棒感が半端なかったです(笑) また、いつも通りルミアやシスティも活躍。特にシスティは成長が感じられるような展開でよかったです。 内容的にはこれまで楽しみにしていた第二団《地位》が少しあっさりでてきたのが残念。とはいえ他の部分は期待通り楽しめたので、この作品好きな人は是非読んでみて下さい!

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    投稿日: 2017.10.18
  • ゼロの使い魔外伝 タバサの冒険

    ゼロの使い魔外伝 タバサの冒険

    ヤマグチノボル,兎塚エイジ

    MF文庫J

    ゼロの使い魔がすごい好き!って人にオススメ

    ゼロの使い魔のタバサが主人公のスピンオフです。時系列的には本編1巻の途中ぐらいまでの話になっていますが、内容的には本編を10巻位までは読んでから読むのがオススメです。 話の形式としては1話完結の短編がいくつかあり、基本的には正義の主人公という感じの内容になっています。本編のようなイチャイチャみたいな演出は少なく、ストーリー的にはシリアスな感じになっています。そのため、本編よりも万人向けのような形になっている気がしますが、逆に本編のサイトとルイズの絡みみたいなのが好きな人はいまいちに感じそうな気がします。 ただ、キャラクターとしては本編では活躍シーンが少なかったキャラクターが活躍していたりするので、そういう点では本編が好きな人にオススメできる作品かなと思います。 あとは本編ではあまり見なかった話すことができる生物なども色々でており、世界観などをより知りたいという人にもオススメです。 総じてゼロの使い魔が本当に好き!って人にオススメな作品かなと思います。

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    投稿日: 2017.10.18
  • ロクでなし魔術講師と禁忌教典6

    ロクでなし魔術講師と禁忌教典6

    羊太郎,三嶋くろね

    富士見ファンタジア文庫

    アニメの続きから読むならこれ!

    題名の通り、アニメの続きはこの一冊からになります。 内容は表紙からも予想される通りいつものメンバーに加え、セリカが大活躍します。 そして、物語としても大きく変化してくる一冊だったかなと感じました。これまでは物語全体の謎が提示されているけれど、それが何かは全然わかるような感じではなく、とりあえず敵を撃退していくという感じでした。この巻でも謎が増えているもののキャラの台詞などから色々推測させられることなどがあり、そこらへん本当に少しずつですが、謎が明かされている感じがすごいよかったです。 本編5巻までを楽しんだ人はもちろん、アニメを見て面白かったという人なども是非ここから読んでみて下さい!

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    投稿日: 2017.10.13
  • 世界一美味しい煮卵の作り方~家メシ食堂 ひとりぶん100レシピ~

    世界一美味しい煮卵の作り方~家メシ食堂 ひとりぶん100レシピ~

    はらぺこグリズリー

    光文社新書

    料理をしない人こそ買うべき!

    題名こそ煮卵になっていますが、中身はご飯もの、麺類、肉、デザートなど多岐に渡ったレシピ本になっています。 そして、この本が他のレシピ本と料理の簡単さ。普段全くといっていいほど料理をしない自分でも読んでるだけでやり方が理解でき、簡単に作れます。他のレシピ本も見てみたのですが、料理用語みたいなのが、理解できず、いちいち用語自体をネットで調べる始末でした。この本は初心者向けに分かりやすく作られており、そのようなことが全くなく、非常に良かったです。また、料理自体もすぐ作れ、材料が少ないものが多く、まさに一人飯という感じで助かりました。 難点を一つ言えばいくつものレシピで使われている調味料に独特なものがあることかなと思います。例えば食べるラー油や牛角旨塩だれなどがいくつかのレシピで使われているのですが、もともと家に常備されているという人は少ないかなと思います。 そのような難点を除けば非常にいい一冊だと思います。料理が苦手な人こそ是非読んでみて下さい!

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    投稿日: 2017.10.13
  • 本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第一部 「本がないなら作ればいい! 1」

    本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第一部 「本がないなら作ればいい! 1」

    鈴華,香月美夜,椎名優

    コロナ・コミックス

    主人公の表情がいい!

    あらすじ 本が好きすぎる女子大生が死んで目を覚ますと異世界在住の少女になっていた。しかし、周りには本がない!本が何よりも好きな主人公は本を手にいれるために全力で動き始める。 小説家になろう出身のライトノベルのコミック版です。 原作が好きで読み始めましたが、コミック版も原作の良さである主人公の感情のままに進むような面白さなどが残っており、いい感じです。また、原作でも感情豊かな主人公がコミック版だと顔などでそれをさらにはっきり感じられ良い感じでした。 また、当然と言えば当然ですが、原作ではどんなものなのかが分かりづらい部分なども絵などで表現されており、分かりやすく感じました。 上記のような感じで原作を読んでいて内容を知っている人でも楽しめる感じだったと思います。 また、原作読んだことない人でもストーリーなど分かりづらい部分はないように感じたので、楽しめると思います。 すごいオススメできる一冊なので是非読んでみて下さい

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    投稿日: 2017.10.10
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