トビ3さんのレビュー
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このユーザーのレビュー
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夏美のホタル
森沢明夫 / 角川文庫
不覚にも電車の中で泣きそうになる(30代・男)
8
森沢さん、初読かつ一気読み。
人の優しさ、やっぱりすばらしいと素直に思わせてくれる作品でしょうか。
ただただありのままの出会いや別れを描いているんだけども
自然と目がうるんでしまいました。優しすぎ泣…ける。
これまで読んだ作品なかで、もっとも親への想いが溢れ出した作品のひとつ。
決して電車の中や、リビングで読んだらいけない。あかん泣ける。 続きを読む投稿日:2015.01.30
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光
三浦しをん / 集英社文庫
描かれているのはもの、すごく深い「闇」
7
まず、三浦しをんさんのこれまでの作風とはまるで違うことに、かなりの衝撃。
タイトルを見て、希望に満ちた作品だと思って手に取ったら、まったくの逆。
一筋の光もささない、暗くて深い悲しみの物語。
言う…なれば、著者のダークサイドを垣間見たような、そんな印象。
東野圭吾作品、といわれたら納得しそうな感じでしょうか。
(白夜行っぽいっていうレビューはよく見ました)
とはいえページを捲る手は止まりませんでした。 続きを読む投稿日:2014.07.09
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ロマンス小説の七日間
三浦しをん / 角川文庫
ロマンス小説がねつ造されていく具合が!
5
翻訳家のあかりさんの私生活に応じて、
翻訳中の中世ロマンス小説がどんどんねつ造?されていくさまは面白い!
あとがぎが「しをん節」全開ですごくいい!
「チッ、歴史ものかよ」「チッ、恋愛ものかよ」「おい…おい、どっちなんだよ」
↑思われた方、どうぞ安心して購入し、読み進めてください。w
続きを読む投稿日:2014.04.30
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キャプテンの責務
リチャード・フィリップス, 田口俊樹 / ハヤカワ文庫NF
当時船内ではこんなことが起こっていたのか。。。
5
映画フックで読んでみた。ノンフィクションということで、当時の船内の様子が描かれているのだが「本当にこんなことが起きてたの?」と思う程驚きの内容。迫力ある表現で緊迫感が伝わってくる。
投稿日:2013.11.18
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さよなら私のクラマー(1)
新川直司 / 月刊少年マガジン
まさかの恩田希、、。ちょ、これは、、、、ムネアツすぎィ!!!
5
新川先生待望の新作『さよなら私のクラマー』。女子サッカーマンガですね。
『四月~』が完結してまだかまだかと待っていた作品の単行本がついに出たので即買い!
月刊誌(月マガ)を追うのはいつぶりだろうか、…っていうくらい楽しみにしていたよ!
、、、熱い。まさかの『さよならフットボール』の恩田希が登場とかアツ過ぎる。
相変わらず、音が響いてくるような構成はスバラで、1話の四月~を超えるんじゃないか、とさえ思う。
いや、間違いなく面白くなる。 続きを読む投稿日:2016.08.17
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ドラえもん(6)
藤子・F・不二雄 / 月刊コロコロコミック
こんなに早くかえっちゃうのかドラえもん
5
文庫版感動編でなんどもなんども見た、『さようなら、ドラえもん』が
単行本ではこんな早い巻で掲載されてたなんて、、、、
読み始めると止まらないですが、『さようなら~』以外にも
こんなにも琴線に触れる話…ばっかりだったかと。
現代ではちょっとまずいんじゃないの?それw みたいな話があるのもいいですね。
ドラえもん、間違いなくベストな漫画です。
続きを読む投稿日:2015.07.15