
推しが武道館いってくれたら死ぬ(1)
平尾アウリ
COMICリュウ
えりぴよはおれたちだ、、、
主人公のえりぴよさんを見て、「ここまではやりはしないが、ここに描かれているのは自分かもしれない、と思った人は多いはず(TO&百合であることは除いて)」。 この漫画には今日もどこかの街の現場で繰り広げられている(強)ヲタさんたちの生き様が描かれている。だから武道館にいってくれたら泣ける(極論死ねる、となる)んだわ。 推す=支える(※積むことは支えるただの手段)。 ぼくはそう思うな。
0投稿日: 2017.12.22
誉れ高き勇敢なブルーよ
本城雅人
講談社文庫
代表監督選考のその裏で、
サッカー日本代表の監督交代劇の裏で巻き起こる、協会、代理人、選手それぞれの人間ドラマは読み応えあり。 アギーレ→ハリルホジッチのときにもこういう出来事があったのかと思うと、ものすごい世界なのだな、と。 代表戦、ちょっと優しい目線で見ることができそうです。 Jもストーブリーグの時期ですし、そういう時期に読むとなお一層良きかと。
0投稿日: 2017.12.22
渋谷金魚 1巻
蒼伊宏海
月刊ガンガンJOKER
金魚ナメんなよ
夏の縁日ですくわれていた金魚が、冬の渋谷に救われない現実をお届けしてくれました。 「金魚=なんだかんだかわいい」 の方程式は不滅、というか当然の方程式だと思っていましたが、 この作品読んで、見かたが変わった。 怖えよ、金魚。(特に3話) 金魚サマ、これまでの非礼をお詫びします。 ナメてました。ごめんなさい。 そしてこのようなことが起きないことを願うしかない。
1投稿日: 2017.02.22
かあちゃん
重松清
講談社文庫
移動中読んではダメ。重松節全開かよ、最初から涙腺ゆるみっぱなし。
やっと電子で出てくれた。待った。再読。 昔、四六版が出たときに 『重松さんの母子もの、最強じゃねぇか。』、と手に取った記憶があります。 各章にはそれぞれのかあちゃん、おふくろ、ママ、お母さんがいて とにかくその存在の大きさ、子を想う姿に心打たれる作品でした。 自分の母親の強くて優しい部分と重なって、終始涙をこらえながら読みました。 知り合いだけじゃなくて、いつか会う自分の子供にも読んでほしい。読んでよかった。 そういう風に思える素晴らしい本です。
0投稿日: 2016.10.25
うどんの国の金色毛鞠 1巻
篠丸のどか
月刊コミックバンチ
ポコかつむぎちゃんかなるか、、、あぁカワイイ!
香川が舞台の心温まる子育てファンタジー的なアレ。 あぁ、、ポコがかわいい、かわいいよ、ポコ。 主人公の宗太がとある離島の書道家に似ていたり、ナカジーがヤギちゃん的な感じだったり。 ほのぼのした感じが好きな人にはオヌヌメ。 九州からお江戸へやってきた身としては、宗太の感じがすごくわかる、わかる。。
3投稿日: 2016.10.13
さよなら私のクラマー(1)
新川直司
月刊少年マガジン
まさかの恩田希、、。ちょ、これは、、、、ムネアツすぎィ!!!
新川先生待望の新作『さよなら私のクラマー』。女子サッカーマンガですね。 『四月~』が完結してまだかまだかと待っていた作品の単行本がついに出たので即買い! 月刊誌(月マガ)を追うのはいつぶりだろうか、っていうくらい楽しみにしていたよ! 、、、熱い。まさかの『さよならフットボール』の恩田希が登場とかアツ過ぎる。 相変わらず、音が響いてくるような構成はスバラで、1話の四月~を超えるんじゃないか、とさえ思う。 いや、間違いなく面白くなる。
5投稿日: 2016.08.17
懲役339年(1)
伊勢ともか
マンガワン
今年読んだ漫画の中で3本の指にはいる!
「魂の輪廻」の教えのもと、人間が転生すると信じられている世界。 出生局なる国の機関によって、前世と今世が紐づけられ人生を送っていく人々。 では、前世で懲役339年もの刑を言い渡された人間の、転生後の人生はどうなってしまうでしょう? 転生とは名ばかりで、前世の記憶を引き継ぐわけではないので 言葉通り、身に覚えのない罪を償うことになる、数世代の主人公「ハロー」。 難しい話みたいに書いちゃいましたが、「この仕組みマジ合ってんの?」的な人々と 悲運な運命を背負った主人公が、世代を超えてこの世界を相手に戦っていくんですね~。 今年読んだ漫画の中で3本の指に入る面白さです!
3投稿日: 2015.10.27
雪花の虎(1)
東村アキコ
ビッグスピリッツ
東村アキコが歴史もの描いてる!
女謙信、、いいじゃないか! グッとくる! しかもしっかりと描いてくれている! 歴史ものとかめんどくせっ て人向けの ちゃちゃっと説明してくれるコーナーもあるから読みやすいハズ!
2投稿日: 2015.10.27
ドラえもん(6)
藤子・F・不二雄
月刊コロコロコミック
こんなに早くかえっちゃうのかドラえもん
文庫版感動編でなんどもなんども見た、『さようなら、ドラえもん』が 単行本ではこんな早い巻で掲載されてたなんて、、、、 読み始めると止まらないですが、『さようなら~』以外にも こんなにも琴線に触れる話ばっかりだったかと。 現代ではちょっとまずいんじゃないの?それw みたいな話があるのもいいですね。 ドラえもん、間違いなくベストな漫画です。
5投稿日: 2015.07.15
アヒルと鴨のコインロッカー
伊坂幸太郎
創元推理文庫
読了後、すげぇ作品読んだ~って思う
大学生の主人公と隣人の現代パートと、 動物虐待事件が起こった2年前が語られる過去パートが 交互に行き来し物語が進んでいきます。 それが徐々にリンクして近づいていく感じ、ドキドキした。 本屋を襲って広辞苑を盗む、の最初から引き込まれて、終盤にどんでん返し。 読み応えもあるし、伏線回収サクサクだし、最後はとても切ない。悲しい。 あと伊坂さんの言葉選び、超絶に巧い。 すんごい小説でした。もう一回読む。
3投稿日: 2015.02.18
