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きみのお金は誰のため―ボスが教えてくれた「お金の謎」と「社会のしくみ」
きみのお金は誰のため―ボスが教えてくれた「お金の謎」と「社会のしくみ」
田内学/東洋経済新報社
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総合評価

621件)
4.1
210
234
122
14
3
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    -お金の学び小説- なるほど。 人とお金の関係性とは。 大多数の人が持ってるであろう、お金に対しての概念を、ボスの出す課題を通して今一度見直すきっかけ➕指標となってくれる本。 『お金』というモノに意識が行き過ぎると、大切なものを見失いそう…と、何となくでも思ってる人は、ぜひ読んで欲しいなって思う。 私自身、こういう思想を持って世の中を見れたら、もっと色んな立場の視点から、もっと色々な事が素敵に見えると感じれる。 仕事に疲れたらまた読みたい。

    1
    投稿日: 2024.12.07
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    なんか分かったような分からないような。 知っていたような知らなかったような。 よく分からない。 と言うことは腹落ちしてないのだろう。 ストーリー仕立てになっていてとても読みやすく、話としても面白かった。スラスラ読める。 人の役に立たなければ持続的に利益をあげられないってのは納得感あった。 自分はお金はいくらでも欲しいし、お金持ちになりたいし、宝くじ当たったらすぐにでも仕事辞めたいし。 これがお金の奴隷と言うことだけど、正直な気持ち。

    1
    投稿日: 2024.12.03
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    そもそもお金とはなんなのか? 本当にお金さえあれば人は幸せになれるのか・・・ お金を増やす方法は何一つ書いてないけれど 読めばお金と上手に付き合えるようになるかも。 中学生くらいのときに、大人からこんな話を教えてもらっていたら ちょっと世の中を見る目が変わっていたかもしれないなあ。

    3
    投稿日: 2024.12.03
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    評判がいいだけあって、なかなか良いことが書いてある。 この本の主題からはやや距離があるのだが、最近、「地球や人類は滅亡してしまうのに、生きることに意味があるのだろうか」という問題について、一応の答えを出したところだった。 若かりし頃は、生に意味などなく、無意味さに耐えて生きて行かなければならない、などと虚無的に考えていた。 その無意味さに耐えられない者が、宗教を信仰したり拝金主義に陥ったりし、過剰に生を意味付けようとしているのだと、冷めた目で見ていたものだった。 しかし、世の多くの人が虚無的でない(少なくともそうではないように見える)のはなぜか、という問題意識は長らく心に引っ掛かっていて、ようやく近ごろ「人は社会の中で生きていくしかないから」というところにたどり着いた。 これが今の自分なりの暫定的な解である。 本書は、上記のような自分の関心事項に接続するものであり、よいタイミングで読めたと思っている。

    3
    投稿日: 2024.11.30
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    まず最新刊へコピペ) 【before】この本を読む前の私は、これらを知りませんでした。 【気づき】この本を読んで、これらについて気づきを得ました。 【TODO】今後、これらを実行していこうと思います。

    0
    投稿日: 2024.11.29
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    殖やす系の本ではなく、働くことの意味を考えさせてくれた。40代を手前にして自分も生き方=働き方をもう一度かんがえる。 そして、自分のやっている仕事が役に立てていると誇れるようにしたい。

    2
    投稿日: 2024.11.25
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    お金の考え方だけではなく、生き方についての自分の考え方が問われているように感じました。 お金の奴隷になっちゃってるなぁ、、反省。 インバウンドで街へ出ると外国人の方が多かったりして、外国人のために日本人が働いてるなぁと強く感じます。 社会がより良くなるために、広い視野で働いていこうと思います。

    1
    投稿日: 2024.11.24
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    小説形式でお金のことが学べる一冊。 難しい言葉を使わず説明してくれて、会話形式で話が進んでいくので非常に読みやすかったです。 お金について、正しく学ぶ機会がなく、深く考えたこともなかったので、主人公と同じ目線で読んでいくことができました。 「13歳からの地政学」が楽しめた人は、この本も楽しめると思います。 追伸 油断してました。あのラストの展開は読めなかった。。

    55
    投稿日: 2024.11.24
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    自分がお金を使うことにとても抵抗を感じることが多かったが、社会全体で見ると、お金のプラスマイナスは同じであるという考え方に感動した。 私たちは、お金がないと生きていけないのではなく、最終的には、モノや労働力のぶつぶつ交換となるということに気づき、働くという考え方も変化した。

    2
    投稿日: 2024.11.19
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    働くとは… お金儲けの手段ではなく、誰かの役に立つこと。 その結果、報酬を受け取ることが出来る。 そう言う会社に人もお金も集まる。 愛する人を守ろうと思うと、社会や未来が他人事ではなくなる。 さあ、未来のために何ができるだろう!?

    2
    投稿日: 2024.11.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    お金自体に価値はない お金で解決できる問題はない みんなでお金を貯めても意味がない お金の道徳本 お金の話になるとどうしても自分や親がお金あるかないかと、個人レベルの視点になりやすい。そこにとらわれず、社会のために働いてくれた「僕たち」の範囲を広げる。 誰のために働くのか、自分や家族だけでなく 誰かの問題を解決するために働いている。 働く=お金を稼ぐではない。働く女性に子育てする母親が入っていないのは、まさにお金の奴隷になっている。投資するにしても誰かのためになっている、その誰かを想像しながら、「僕たち」を「社会」という視点に広げたい。

    3
    投稿日: 2024.11.15
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    お金の流れが俯瞰できると、過去、現在、未来の繋がりが見えてくる。また、自分の内側の範囲も広がっていく。

    1
    投稿日: 2024.11.12
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    お金の仕組みの基礎が読んでいくうちに理解できる。最後は種明かしがあるのだけれど、ボスと優斗と七海がお金についてボスから学んでいくことで話が進んでいく。ボスはお金に支配されないためには、全ての人に対する愛が必要と言っている。お金をたくさん所有することが幸せではないこと。得たお金を皆が幸せになる方法で使うことを考えると言うボスの言葉が心に残った。 皆のために愛を持ってお金を使えば、戦争なんて起きないだろうなぁ。

    1
    投稿日: 2024.11.09
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    数千円のお金の循環もできず、図書館で待ってやっと読了。 お金だけでなく、何のとも自分毎をどこまで広げることができるかだと感じます。 とはいえまだ、自分の給料や貯金に不安になる毎日なので、もっと本質を捉えられれように。 わかりやすく、物語なので、子供にこそ読んでもらい1冊。

    1
    投稿日: 2024.11.08
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    主人公が中学生なので、それくらいの年齢向けのわかりやすく、少しキレイごとにも思えるような内容なのかなと感じながら最初は読んでいたが、最後は涙ながらに納得しつつ読み終えた。 お金や社会の仕組みをわかりやすく学べると同時に、小説としても面白かったので、中学生の息子にもオススメしたい。 [覚えておきたいこと] ☆難しい言葉を覚えて理解した気になるのではなく、「自分で調べて、自分の言葉で深く考える」。 ☆ お金は移動しているだけで、全体のお金は増減しない。 ☆全体にとって大事なのは、値段よりも使用価値を上げること。 ☆ 年金問題を解決するには、少子化を食い止めたり、生産効率を上げる必要がある。 ☆ 政府の借金のマイナス分は、個人や企業の預金のプラスとして存在している。 ☆ 借金する国ではなく、働けない国が破綻する。 ☆ 人から人への贈与、過去から現在、現在から未来への贈与が経済を発展させる。 ☆ 働くとは、お金を稼ぐことではなく、誰かの役に立つこと。 ☆ 支え合っていると実感できる"ぼくたち"の範囲を広げることで、社会の一員だと感じる事ができ、孤独を感じなくなる。 ”ぼくたち”の範囲を広げるためには、目的や未来を共有すること、そして人を愛すること。 ☆愛する人を守ろうと思うと、社会が他人事でなくなる。お金には価値はない、もっと大事なものがある。

    2
    投稿日: 2024.11.08
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    お金は、全て、であるかの様に世の中で言われている。もちろん、必要なときもあるし、ないと困る。 ただそれを中心に考えると、反対に不安になり、自分のことしか考えられなくなる。 お金は価値があって初めて機能する 価値を減らさないように内で回す 使い方が重要で、何のために使い、それがどう回るかを考えて使うことまで考えていなかった。 仕事をするにも、目的や誰のためにどう良くなるためにするか、同じことをやるにもその観点が大事と感じた。 ストーリーで描かれていて理解しやすかった。

    1
    投稿日: 2024.11.04
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    お金についてあまり深く考えたことがなかったけど、お金とはというところから学べる物語でした。 読みやすく分かりやすかった。 地域での助け合いみたいなのって最近減ってきてるかんじがするけど、そういうのも大事だなぁと改めて感じた。

    2
    投稿日: 2024.11.04
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    働くとは、お金を稼ぐことではなく、誰かの役に立つこと そして、人を愛すること 最後は涙なしでは読めない一冊でした 小説としても素晴らしかった 田内先生、こんな素晴らしい小説をありがとうございます

    1
    投稿日: 2024.11.03
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    ん~~、お金の価値ね、お金の奴隷にはなりたくないよねー、お金に働いて欲しいかなぁ~!世の中の価値観について、改めて、考え直しました!

    2
    投稿日: 2024.11.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    わかりやすく読みやすかったけど、もう少し深く説明が欲しいところがいくつかあった。10代向けなので、物足りないのは当たり前なんだけど。納得したいのできちんと「お金の向こうに人がいる」の方を読みます。 物語はラスト伏線回収感動に持っていきたいのは良いんだけど「愛には時差がある。親に愛されたから子を愛せる」みたいなセリフは危険だと思った。この世には親から愛されなかった子もいる。そういう子のための社会システム、お金、働き手が必要なんじゃないの?と最後冷めてしまった。

    3
    投稿日: 2024.11.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    私たちはお金を払って問題解決してると思いがちだが、お金の向こうには誰かがいて、ただ自分ができない問題をその誰かにパスしているだけ。でもそれに気づかず、お金を払うことで自分で解決できた気になってしまう。 言われてみればそりゃそうだと思うことが書かれていますが、そのどれもが言われてみないと思いもしなかったことで、新たな気づきはたくさんありました。お金とは何かという根本的な話のため、具体的に生活に活かせるというわけではありません。個人的にはまだ社会に出る前の10代の方におすすめです。

    4
    投稿日: 2024.10.31
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    20万部売れているだけあってストーリーがすごく上手く小説として楽しめるように書かれていたけど、その中に「お金の奴隷になるのではなく、お金は社会を繋げてくれてる」といったようなメッセージを、ちょっと無理矢理納得させようとしているのを感じた。そういう本だからある意味成功してるのだろうが、読者の疑問や不信感をねじ伏せる感じがあって、違和感が少し残ったままなんだか綺麗に終わってる、みたいな本だった。

    2
    投稿日: 2024.10.31
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    なかなかお金の概念について、一から考えさせてくれる機会は無いので、この本は一つ良いきっかけになりました。

    1
    投稿日: 2024.10.31
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    自分のお金の概念が小さいものだったことを実感した。 生活するためにはお金がないと生活できない、だから仕事をする。どうしてもこの発想が自分にはあった。が、普段の生活で食べてるもの、使っているものは買っているけど、それは互いが互いの生活を支え合っているということ。このつながりが感じられる範囲を(本書では「ぼくたち」と表現)広げていくことが、お金に支配されないことに結びつく。最後は愛につながるとも。

    2
    投稿日: 2024.10.27
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    お金の捉え方が変わる良本。 お金を通して本当に大切なものは何かを伝えてくれたので、納得感が高い。 ストーリーテイストなのも読みやすさに繋がった◎

    2
    投稿日: 2024.10.20
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    私にとっての「ぼくたち」は家族周辺を出ていない。まだまだこの先、ぼくたちの範囲を広げようと思える前向きなお金に対するキッカケとしたい。 働く=金を稼ぐことではない、ということも忘れないようにしたい。

    2
    投稿日: 2024.10.20
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    働く意味やお金について、社会の形成について考えさせられる作品。働く意味やお金の価値について考えを知るいい作品です。。

    3
    投稿日: 2024.10.14
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    自分の子どもを産んで育てることに、肯定的になれなかった時の私は、そもそもお金がかかる、とか、育てる自信がないとか、自分の子どもだと感情的になるからむしろ他人の子どもの方が適切な距離感的で関われるんじゃないか、子どもを産むことに興味を持てない、なんて考えていて、それにそもそも、もうすでに産まれている子どもたちに幸せを与えた方が地球全体としてはいいはず、と養子も考えてた。 だけど、結局子どもを産むことにしたのは、夫が子どもを欲しがっていたからで、大切な夫の願いを叶えてあげたかったからだった。あとは、社会に責任を持ちたかった。国と国、人と人は絶対にわかりあうことはできないんだと腹落ちした時に、だけど、私はそれでも、分かり合えるかもしれないという希望を信じて生きていきたいと思った。私が死んだ後の未来にまでコミットして、今を生きるには、【自分の子どもが生きる未来】の力が必要だった。 この本ではお金の側面から、「僕たちの範囲を1番広げられるのは未来を共有すること」「そして、人を愛すること」と書かれていたけど、まさか、この本で自分の生き方や働き方の方向性を再確認させられるとは思わなかった。最近は、節約や投資に興味があって、自分の財産をどう貯えて増やすのかばっかり考えていたけど、これは私にとっては娯楽的なお金の向き合い方だったんだなと思った。本来「お金」と向き合うってこういうことだったよね、と思い出させてくれる本だった。 生き方や働き方と切っても切り離せない「お金」と言う視点からから、世界平和(?)を訴えるお話だった。まさか、こんな展開とは!いい本でした!

    5
    投稿日: 2024.10.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    めっちゃ良かった! 流行りの投資の本とは違って、難しい話ではなくお金の本質的なところを簡単に解説してくれている。 主人公の中学生にでもわかるように説明しているだけあって、国の偉い人とかどっかの賢い人の話だろうな〜っていうどこか遠いところの出来事ではなく、自分たちが過去から作り上げてきた歴史的なところがわかった。 結論、人を愛しましょう、とかお金の話としてはふざけてんのか?と思うかもしれないが、よくある自己啓発本よりも断然好き! 世の中そんなにいい人間ばっかりじゃないから綺麗事だという意見も理解できるが、この本が小説という形式だからこそ、いい話だな〜と浸りつつ、ボスの言うように考えてみるのもアリだと思う。 お金の本として読むとぬるい内容なのかもしれないが、小説として読めば、少なくとも今この読み終わってすぐのタイミングだけは、働く人に感謝して、世の中や他人に優しくしようと心から思っている。

    3
    投稿日: 2024.10.09
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    Audibleにて Practical ではなく、資本主義経済とは、その中で幸せを見つけるとは、という基本原理を教えてくれる本 ストーリー調で読み進めやすいが、今はもう少しロジカルな文の方がいいかも 自分にとっての「社会」を広げること  -経済的にも、人との関わりでも  -当事者意識のようなもの 他者を愛すること お金はあくまでも媒体、手段であり囚われることがないように

    2
    投稿日: 2024.10.09
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    お金の価値観がガラッと変わるきっかけとなった本。私のようにお金について無知な人に最初に手に取って欲しい本。お金に対する興味がふつふつと沸いてくるし、お金や人との付き合い方や人生をも改めて考えさせられた。お金の本なのに心温まる1つの作品でした。

    3
    投稿日: 2024.10.08
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    「お金」とは何か 物語形式で、簡易な表現でわかりやすくまとめられていました お金そのものに価値はない お金で解決できる問題はない お金に対する考え方、アプローチの仕方を変えないといけないなと思いました お金は問題を他人へパスするためのツールであること、お客様は神様ではない、と言うこと、 昔に比べたら格差は実は狭くなっている、と言うこと、みんなスマホ持ってるよね、と言う話 などなど、印象に残る話が多々ありました ボスが関西弁で、なぜか自分の中ではずっと鶴瓶師匠の声で読んでました

    5
    投稿日: 2024.10.07
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    今の時代、お金の悩みは限りない。 物価の高騰、将来の貯蓄、急速に広まった投資。 どうして私たちはこれほどお金に振り回させるのだろう。 お金はただの紙切れなのに。 本書はお金へのモヤモヤを断ち切れない現代人に根本的なお金の「価値」について教えてくれる。 紙幣の誕生から、国債や投資の意義までお金にまつわるアレコレを中学生の優斗が、謎の男ボスからから教わる小説仕立ての1冊。 過去・現在・未来の複数の時間軸や個人の視点と俯瞰的な社会の視点を比べると、お金の価値はまるで違う。 読了後にぜひ考えたいのは、私達はなぜ働くのか、買い物をするのか。自己満足で片付けられない何かがあるはずである。そのヒントはタイトルの「誰のため」に隠されているような気がする。

    4
    投稿日: 2024.10.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    選んだきっかけ 最近投資とかお金のことに興味を持ち始めた中で、「お金の教養小説1位」という帯に惹かれて選んだ。貯金や投資の実用的な知識の前に、お金の本質を知っている大人になりたいと思った✨ 特に覚えていること、学んだこと お金を払っても技術や人員、生産力がないと物事は解決しないこと。未来に向けて蓄えられるのは、社会基盤や生産設備、技術や制度などであること。 お金の流れが格差を作ること。社会の役に立っている会社に人もお金も集まること。 政府が使ったお金は誰かがもっており、時間が経っても相続されて今も存在している。 全体で見たときに大事なのは値段よりも使用価値であること。 お金を増やすことに大した意味はなく、未来を共有して何を蓄積していくべきかを考えることが社会を発展させること。 お金を払って対価を得るという当たり前の営みの裏側には自然資源の利用や労働力があることを改めて実感した。お金の本質と社会のしくみについてきちんと学び直すことができる一冊だった。

    5
    投稿日: 2024.10.05
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    お金に関してこんな風に学ぶ機会があったらなぁ。 最近、子どもから色んな質問をされるのだけど、それが結構核心をついていて、ドキッとする。 お金のことって、学校でも習わなかったし、私はお小遣いも貰ったことがなくて、使うのが苦手だったりする。 子どもに訊かれたときに、上手く答えられる自信がない。 ということで、話題になっているこちらを選書。 「お金の謎。 ──お金自体には価値がない。 ──お金で解決できる問題はない。 ──みんなでお金を貯めても意味がない。」 これらの謎と、社会のしくみについて、ボスが優しく教えてくれる。 10代向けの内容であるので、とっても分かりやすかった。 お金が目的になると、見えなくなってしまうものがあるんだね。 読み終えたあと、「世界は贈与でできている」という言葉が、綺麗事ではないのだと思えた。

    46
    投稿日: 2024.10.03
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    お金はそれ自体に価値がある訳ではなく、それによって動いてくれる人がいるから意味がある。 災害で何も手に入らない時にお金の意味なんてない。 働く人が足りないのに紙幣を増やしても意味がない。 物々交換から始まって互いに助け合うのを可能にするツールだったはずが、お金信仰が高まり、お金自体に価値があるように錯覚して、お金の奴隷になってしまう。 お金の向こうで動いてくれる人に感謝をする。 みんなが喜ぶものを提供するから、お金にも繋がる。 消費や投資は未来のために、成長してほしいもののために行う。 お金に対する見方が少し変わる。世の中が少し明るく見える良いお話でした!

    1
    投稿日: 2024.10.02
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    お金は、水の流れと一緒 流れていった先には、必ず誰かの水たまりがある。 お金は、みんなで貯めていても仕方ない みんなで使っていかないといけない、 まわして、循環させないといけない。 …なら、なんで今の国の制度は、「保障」「手当」とか、与えるものばかりなのだろう? 稼いだ人が、貯め込んでしまうのが、結果として社会のためにならないことがわかっているなら、 どうして、たとえば「たくさん手元に持っている人ほど、1年間に〇〇〇円まで使わないといけない」みたいな制度にしないんだろう? だって、持っているひとが持っている分だけ使えばいいんでしょ?笑 あまりにお子様すぎる問い?笑 お金持ちが、お金持ちのままでいたいからお金を流さない?お金持ちの次世代に安心を与えるために、さらにお金持ちになる必要があるのもわかる。 でも、その次世代を考えるなら、じゃあ社会がよりよくなるにはどうしたらいいか、を考えねばならなくない? たとえば、子どもたちの心に豊かさを与えたい、真っ当に生きてほしい、と思うなら 寄付じゃなくても、子育て支援的ななにかにお金をかける、とか、支援をしているひとに いや、うーん、難しいな……… 難しいし、それにこの問題のなにがもどかしいかって、それをみーーーんなで!「全員」で!やらなくちゃいけないこと!しかも、ほぼ一斉に!!!だよね? それって、ほんとに個人で変えられるレベルの話じゃないもんな… 自分だけが得したいって思っていたとしても、それは豊かな社会といえるのか、自分ひとりが死ぬまでの豊かさを考える時代はもう終わったと思う。 「助け合い」って綺麗事かもしれないけど、、、 でも、うーん、なんかひとのためにっていうそれ以上に、自分の将来のためにも「助け合って」暮らさなきゃいけない時代が来たような気がする。 気のせい?笑 でも、そうしないとじわじわと地球が崩壊しない? それでいいと本気で思っているひとは、人生豊かなのか?

    1
    投稿日: 2024.09.30
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    お金に関する価値観の本かと思ったら、まさか泣くことになると思わなかった。 2.3倍くらいで耳読したからところどころ薄くなってしまったけど、大切なのはお金でないということがなんとなく感覚として伝わった。 それだけの価値があるものなのかどうかよく考えて、お金を動かしていきたい。

    1
    投稿日: 2024.09.29
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    中高生向けのお金を中心とした経済の話かと思ったら、小説仕立てで、大人の私でものめり込んで読んでしまいました。お金や社会の仕組みについて学べます!

    10
    投稿日: 2024.09.28
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    1日で読めた。 子供の道徳の教科書にでてきて欲しい。 お金の話は日本では避けがちだけど、誰かの役に立ち、働いて貰う対価。 そしてまたその誰かが価値を作っていく。 アフリカへの寄付はアフリカの経済の発展を妨げる。 内と外でのお金の流れ方、貿易赤字がなぜ駄目なのかは新たな視点だった。 ただやはり私は、年収をできるだけ楽して上げてお金を貯めたい。。 私も会計の小説でも書きたいが、こういう感動する、小説仕立てにどのように書けるのか… 起業家になれる人ってやっぱりクラスのみんなを笑かせる陽キャラタイプが多いんだよなー

    2
    投稿日: 2024.09.26
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    大事なのはお金ではないよと言うことをゆっくり丁寧に日常生活の中から学ぼう的な感じの本。 小説風ではあるが、登場人物の会話だけ繋げて読めば理解できる。 中学生・高校生くらいにおすすめの本

    1
    投稿日: 2024.09.26
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    自分にとってメリットがあることは相手にデメリットがあること、と考えていたけれど、これはお金の奴隷の発想なんだと気づいた。(お金は奪い合いしかできない)贈与が世界を作る、という点も新しい視点が得られたな、と思った。金額以上の働きをする人は山ほどいる。「ぼくたち」の範囲を広げて考えられると、相手の問題も「ぼくたち」の問題として自分ごとになる。私にとって「ぼくたち」の問題として「どんな未来を共有するか」をともに考えられる人の範囲をもっと広げていけたら、人間関係がより温かいものになるな、と感じた。お金の話ではなく、人の話だった。

    2
    投稿日: 2024.09.26
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    昭和の時代なら、やみくもに勤勉貯蓄。今は、 もっとグローバルな世の中になったので、子どもも 大人も、この本を読んで、視点を替えてみるのは 良いことかもしれません。

    0
    投稿日: 2024.09.25
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    とても人気の本だったので、読んでみた。 男子中学生が主人公で、成り行きで外資系投資銀行に勤めている女性と一緒に、富豪男性からお金についての講釈を受ける、という内容。 わかりやすく解説しているようで、回りくどくて、結局よくわからなかった。途切れ途切れで読んでいたせいかも知れないが。 そして最後に、感動要素を盛り込んでくるのが余計で、小説の体を取った教養本に特化した方がよかった。

    1
    投稿日: 2024.09.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    評判の良い本だったから期待して読んだけど、かなりがっかりな一冊だった。 小説仕立てになっており、誰のためにお金を稼いで使うのかというのがテーマだけど、あまりにも綺麗事な内容。 お金というのは、まずは稼がないことには何も始まらない。誰のためとか、何のためとかは稼いで、ある程度の資産を築いてからの次のステップで考えること。 最初は、自分のため、物欲を満たすため、周りを見返したいため、何でも良い。とにかく稼ぐこと。これに尽きる。 世間知らずの中高生向けには良い本かもしれないけど、社会人向けの本ではないと感じた。

    0
    投稿日: 2024.09.24
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    お金の話になるとなぜか関西弁の語り口が多いなぁ、この本もその一つで違和感(自分は関西人です) とっつきやすく書かれた物語調でビジネス書が苦手な方でも読みやすい

    0
    投稿日: 2024.09.23
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    もう定年。4月からは再任用を断ったので、どう過ごすか……いわゆるセカンドライフのヒントを求めて読んでみた。 似たような話は今までにも読んだり聞いたりしたことがあったので、そこまで目新しさはないが、「働く」ということの意味を改めて考えさせられた。 中高生に読んでほしい一冊ですね。 正直言って、私はお金大好き人間。この本のボスの言を借りれば、お金に支配されているってこと。その状態から自由になるためにも、この手の本は時々読まないといけないかな。 ネタバレになるので詳しくは書けないが、エピローグで明らかになる内容はよかったと思う。

    13
    投稿日: 2024.09.23
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    お金について考える本でした。 勉強になるだけではなく、物語としても、とても感動しました。 佐久間くんやボス、七海さんのキャラクターが素敵で、読んでいて楽しかったです。 お金や社会に対する考え方が、変わりました。

    2
    投稿日: 2024.09.23
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    本屋さんでたまたま見つけた本。お金についてのストーリー。お金の奴隷にならないために、知っておきたいこと。子どもにも薦めたい!

    1
    投稿日: 2024.09.23
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    お金に対しての考え方、社会への向き合い方を教えてくれる本。 結論としてはお金への執着を無くしてより周りと支えながら社会を作り上げていこう、というメッセージ。 老後のために現金を持つことがベストなのか〜とかぼやーっと考えていたが、そうでもないな 世の中のためになる使い方や投資をした方が良いのかなという見方に変わった。 ただ具体的に未来に向けてどのようにした方が良いのかというnext stepはないのでその疑問は残る。そしてところどころ無理やりストーリーにフィットするような会話や言い回しがあるのは気になったが笑 主人公が中学生なので分かりやすく年齢幅広く読めるものになっているので学生にもおすすめできる。

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    投稿日: 2024.09.20
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    どうすれば、お金が増やせるか。 お金に関する話についていきたい! そういう人たちにとっては、 きっと期待はずれな本書。 具体的な知識やお金を増やすスキルの話ではなく、もっと根本の考え方に迫っているのが、なんだか新しい。 堅苦しい専門用語も、難しい理屈も一切なし! お金というモノの仕組みや世の中での流れが、優しい言葉と具体的な例えで、身体に染み込んでくる。 働き方や世の中の見方を気づかせてくれる。 つまり、お金の本じゃないのかも? いえいぇ、大金を前に迷った時、きっと私を正しい方に導いてくれるはず。 ※ ただし、大金を持つ予定は・・・ない。。。

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    投稿日: 2024.09.20
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    お金がすべてではないけれど、どこかで結局はお金が大事と思っていた自分。 もちろん大事だけど、それを目的にしてはいけないと思った。誰かのために働く、自分ができないことをしてもらうためにお金が必要という当たり前のことに気付かされた。 わたしももっと社会を自分ごとと捉えられるように努力したいと思う

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    投稿日: 2024.09.10
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    お金に対する見方が変わった。 ・お金自体に価値はない。 ・お金で解決できる問題はない ・みんなでお金を貯めても意味がない 初めは主人公と同様、綺麗事としか受け取れなかったが、ボスの話を聞いていくうちにだんだん内面化できてきた。 学校でも家庭でもどう稼ぐのが堅実なのか日頃から耳にタコができるほど聞かされてきたし、だからこそお金なんてあればあるだけ幸せになれると思っていた。 しかし全員が「自分がお金持ちになるためにはどうしたらいいのか」と独りよがりな考え方をしてしまうのは間違っている。 社会全体にまで配慮し行動することが何よりも重要。

    15
    投稿日: 2024.09.10
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    「お金の奴隷になってはいけない」とよく聞きますが、どういう意味なのか?読み進めていくうちに「お金」についての理解が深まります。未来ある若者にぜひ読んでもらいたいです。

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    投稿日: 2024.09.09
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    お金や社会についてのよくある「意識を変える」や「考え方」「捉え方」の話ではあるが、ストーリー含め非常に読みやすくためになるものであった。いつか子供にも読ませたいと思える一冊になった。

    1
    投稿日: 2024.09.09
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    前半はいまいちよくわからなかったけど、後半ボスの手紙は感動だった。 “ぼくたち“の範囲を広げる 未来を守るという目的を共有できれば、“ぼくたち“は広がる

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    投稿日: 2024.09.07
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    お金の本質とは何かを教えてくれる本。とりあえずお金を稼ぎたいと思っている人や、何のために働きたいのか分かっていない人には考えさせられる本。 知識不足で、国債についての話は腑に落ちなかった。 主人公の設定も凝っていて、物語としてもおもしろかった。

    1
    投稿日: 2024.09.07
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    読み易いよう小説風に仕立てた経済の本。金儲けの指南書ではなく、金の使い方の話。金の向こう側には人の働きがある。その働きは誰かの、できるだけ多くの人の幸せにつながると良いのだ。

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    投稿日: 2024.09.04
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    中高生向けのすごくわかりやすい文章なのに、内容は深いと思った。 理想論な部分ももちろんあるけれど、多くの人にこういった経済やお金の見方も知ってほしい。 そして、金融教育を受ける若い世代にも読んでほしいなぁ。 子供たちはお金持ちになりたいって安易に言ってしまいがちだけど、大人のせいでもあるよなぁって。 自分は社会の一員なんだという自覚が芽生えれば、もっと夢をもって仕事を見つけられるかもしれない、とまで思えた。 大げさかなぁ・・・。 お金自体に価値があるのではなく、労働に価値があるということ お金自体は問題を解決してくれない、お金を受け取る人が問題を解決している 税金が貨幣に価値を与えているのだということ みんなでお金を貯めても意味がない(お金の奪い合い)

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    投稿日: 2024.09.04
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    【お金の「捉え方」の入門書】 「働く=お金を稼ぐ」のではなく 「働く=人の役に立つ」こと。その対価としての賃金。 だから家事も育児も、みんな「働いてる」。 そして、お金をいくら稼いでも、 いくら溜め込んでも意味はない。 自分自身のためだけでなく、 自分の大切な人や物、ひいては国、世界を自分ごとと捉えて 大事な人たちのためにお金を使えるのが「豊かさ」。 1億2000万人で椅子取りゲームをするのではなく 椅子を増やしていける世の中になりますように。

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    投稿日: 2024.09.03
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    東洋経済のメルマガがで見つけた本。 もしドラと似たような展開だった。実際のしくみを小説を使って教えてくれる。 優斗と彼女との出会い、ボスとの出会いは必然だった。よかった。 サクマドルのお話は分かりやすかった。

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    投稿日: 2024.09.03
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    ビジネス書だけど、小説 テレビで見て興味を持って手に取った。 子供たちにお金の勉強をさせるために書かれたような、とても柔らかい表現で分かりやすい。 最後は感動

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    投稿日: 2024.09.01
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    中学生のとき、先生からインフレーションについて質問され、答えはしたもののの「全員に貨幣が均等に行きわたったら何も変わらないのでは?」と疑問に思った。 今思えばそれを質問するのが正解だったのだろうが、先生と議論するのはカッコ悪いという謎の空気を読んでなんとなく流してしまった。 40年以上経ってから、本書で「言葉を覚えただけで理解した気になってしまう」という一文を目にし、いろいろと思い出して脂汗が出てきた。やっぱり中学生男子というのはただただ恥ずかしい存在である。 「お金で買えないものはない」という人間は、暗黙の裡に供給能力と貨幣経済が正常に機能している前提を置いている。 戦争や金融危機ならそうは起らないかもしれないが(最近はそれも怪しいが)、災害による供給停止は十分ありえる事態である。 本当に必要なものは生産能力と輸送能力であり、それを維持するのが安全保障能力である。食料保障、エネルギー保証、安全保障。国家の責務はこれに尽きるのであり、ノイジーマイノリティーの「お気持ち」などはこれに比べれば優先度は格段に下がる。(だからといって安易に切り捨ててよいものでは決してないが)「国というものがわからなくなった」などとほざいた愚かな政治家がいたが、いくらマスゴミに踊らされたとはいえそんなルーピーに支持を与えたのは紛れもない日本国民であり(2009年はそうでないものが混じっていた気もするが)、日本が民主制国家である以上、そういう結果は甘受せざるを得ない。 本書は「クニノシャッキン」や「世代間格差」のウソについて、中学生にもわかるように丹念に説明してある。 このあたりはもっと突っ込んでもよかったかもしれないが、本書のねらいは財務省への批判ではなく、読者が「お金とは何か」について自分の頭で考えるための入門書なので、ほどほどのバランスになっている。 良書だと思った。

    1
    投稿日: 2024.08.31
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    「お金に価値はない。もっと大事なものがあるんや。」 お金持ちには心がないという勝手なイメージがあった。でも、お金をたくさん持っているからこそ、未来の人たちに何を残してあげられるかを考えている人がいることもわかった。よくある自己啓発本かと思って本を開いたが、読み進めると小説口調の文体で面白く学べた。お金自体には価値がないこと、お金で解決できる問題がないこと、みんなでお金を貯めても意味がないこと、退治する悪党は存在しないこと、未来には贈与しかできないこと、ぼくたちはひとりじゃないこと、全てお金に関わる話だったが、お金だけの話ではなかった。人と人が支え合って生きるという意味が少し見えた気がする。社会で生きるにはお金が必要だが、もっと大切なものがあると気付かされた。人と人とのつながりは宝だ。お金に変えられない価値がある。お金がたくさん欲しいとお金を稼ぐのではなく、どうしたらみんなが生活しやすいのか、楽しい生活になるのかを考えて働くと自然とお金が貯まるものなのかもしれない。何のためにお金を使うのかも、考える責務がある。

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    投稿日: 2024.08.30
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    お金についてこんなに深く考えたのは初めてかもしれません。お金に振り回されず、豊かに生きることを、まさかお金を通じて考えることができるようになるとは思いもしませんでした。

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    投稿日: 2024.08.29
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    お金の量は変わらないのに、経済格差がある。 水たまりと水が流れるところ、流れること。 大きくみたらほんとそうだよな。 視点の違いにより気付きを得られた。 最後、じんわり。

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    投稿日: 2024.08.28
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    「格差のない豊かな生活を提供する人々が結果的にお金持ちになっている」というのは、なるほどなと思いました。 ボスが何者なのかわかった最後が一番よかったです。 お金の話だけど愛の物語でした。

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    投稿日: 2024.08.27
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    こういったお金に関する本は、ノウハウが書いてあるものがほとんどだが、お金の基本が学べる本。 子どもが大きくなったら、読んでもらうたいと思った。 お金の使い方、世の中でのお金の回り方、働く先に何があるのかなどを考えていきたい。

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    投稿日: 2024.08.27
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    出てくる言葉が難しく、内容は読み取れないところなどもあったが、最後まで読み切れた。最後は悲しい結末になったが自分でも少しはお金の使い方について見直すことができたと思った。【小6】 内容を知らずに人気の本、という理由で借りた本。思っていたものと違っていて途中離脱しそうだったけれど最後まで読んでよかった。本を読む前と後では考え方が変化して違う世界に飛び込んだような感覚。 お金はひとりで貯めても意味がない。お金には働いてもらいましょう!とよく投資本で書いてあるし私自身も実行しているのだが、そもそもそれでは豊かにならない?!と驚きの連続。 現在お金持ちと言われる人は世の中を良くしたい、こうしたら便利になると誰もが想像もつかないようなアイディアを考え、実践した結果、みんなが賛同した結果お金が集まった。 また、今、こうして便利な暮らし、安心な生活が送れるのは過去の誰かが働いて、ルールを決め、みんなでこの世界を良くしようとしてきたから。そう思うと今、現役を退いている高齢者の誰もが未来を作ってきてくれたんだと感謝しなくてはいけないな、と。 この本はこれからの未来を作る多くの子供たちに読んでもらいたい。私は早速、長男にこの本をすすめました。みんなで支え合う経世済民という優しい世界を作ってほしい。そんな人が日本のリーダーになったらきっと良い未来に違いない!

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    投稿日: 2024.08.27
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    あまり心に残るところはありませんでした。言ってることはだいたい正しいけど、結局僕らは何を考えて何をすべきなんでしょうか?そう思いました。

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    投稿日: 2024.08.27
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    目から鱗!とまではいかないけど、自分もお金の奴隷になってるよなぁと改めて自覚させられるには充分な本だった。 人として大切なことが何なのか、日本の未来はどうなるのか、そのために自分が出来ることは何なのか、改めて気付きを貰う事になりました。 「13歳からの地政学」を読んだ時ほどの衝撃はないけど、終わり方はちょっと良かったな。

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    投稿日: 2024.08.25
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    3.11のとき、トイレットペーパーがとても品薄になった。東北の工場が震災で被害を受けたのだ。足りなくなることはないというアナウンスを政府は出したが、人々は不安に駆られて買い占めに走った。残念なことに、僕の友人たち──良識があると僕が思っていた人たち──の中にも、買い占めに走った人が少なくなかった。まもなく店頭からトイレットペーパーが消えた。 お金でも同じことが起きている。少し頭を働かせれば、僕たちは一人では何もできないのに、つまり自分だけが助かってもしょうがないのに、自分さえよければと思ってしまう。どうすればみんなが冷静になれるのか。 先日SNSでこんな書き込みを見た。看護師の給与が低くて大変だという投稿に対して、それは看護師にしかなれないその人の不能力が悪いと書いた人がいた。能力がないから看護師にしかなれなかったのではない。その仕事が必要だから働く人がいるのだ。それなのに、お金で人を動かす人が偉いと思っている人がいる。看護師になる人がいなくなればその人だって困るはずなのに、それが想像できない。むしろ僕たちは看護師によって助けられているのであり、僕たちもまた誰かを助けている。 いや、偉そうに書いたけれど、僕だってどうすればいいかわかっていない。理屈としては理解できる。パン屋は人々の食卓に供するためにパンを焼いているのであって、お金を儲けるためにパンを売っているのではない。しかし、パンを作るためにも生きていくためにもまずはお金が必要であり、どうすればお金が手に入るかを中心に考えてしまう。 こうしたことはそこらじゅうで起きている。たとえば、地方の鉄道が利用者の減少で廃線に追い込まれるといったニュースを誰でも耳にしたことがあるだろう。その電車がなければ困る人たちがいることは明らかだ。なのに、「儲からないんだから仕方がない」というところで思考が止まってしまう。儲けることが目的で電車を走らせているわけではない。人々の生活のためなのだ。でも、お金が大事だという呪縛に僕らは飲み込まれてしまう。 何かがおかしい。僕らの社会の何かが間違っている。でも、何がどうおかしいのか、僕はまだつかめないでいる。何をどう変えれば、この問題は解決するのか。本書のひとつの答えは、「僕たち」の範囲を広げることだ。 自分だけが助かればいいという人たちも、家族や恋人は助けたいだろう。できれば友達も。その助けたい「僕たち」をもっと広げるのだ。国全体まで広げることはできなくても、一人ひとりの「僕たち」が広がれば、奪い合ったり競い合う社会から、助け合う社会に変わる。 「僕たち」を広げるためには、共通の目標が必要だという。震災の後には「復興」という共通の目標があった。だからみんなで助け合うことができた。敗戦直後の貧しかった時代は、きっとみんなで助け合って生きているという実感があっただろう。でも、豊かになったら「お金があれば働かなくてもいい(助けなくてもいい)」と思うようになってしまった。 どうしたら、再び目標を共有できるのか。もう一度貧しくなるわけにもいかない。これは僕たちに課された課題なのだと思う。大袈裟でも何でもなく、お金の問題はいま地球上でいちばん重要な問題だ。

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    投稿日: 2024.08.24
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    最後の展開に涙。これはまいりました。 お金は道具にすぎない、たびたび見聞きする言葉の意味を深く知ることができた良書でした。 ボスと七海と優斗。小説としてのインパクトによって、この本の伝えたい事を他人事でなく落とし込めた。 お金の謎1 「お金自体には価値がない」 税金の導入によってお金が必要になる お金の謎2 「お金で解決できる問題はない」 問題を解決しているのはお金自体ではなく、お金を受け取る人々 お金の謎3 「みんなでお金を貯めても意味がない」 未来に向けて蓄えられるのは、社会基盤や生産設備、技術や制度など 全体にとって大事なのは値段よりも使用価値を上げること 格差の謎 「退治する悪党は存在しない」  いちばん気づきを得た章 社会の謎 「未来には贈与しかできない」 人から人への贈与、過去から現在、現在から未来への贈与が経済を発展させる 最後の謎 「ぼくたちはひとりじゃない」 世界全体が、直面しているような問題に興味を持って、未来を守るという目的を共有できれば”ぼくたち,,は広がる。

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    投稿日: 2024.08.24
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    本屋さんのPOPでオススメされていて気になって購入。お金について分かりやすく物語形式で教えてくれる本。 お金→生活、というふうにしか考えてなかったけど、社会、未来ともっと広くつながっているんだと思った。あと家族と健康は大事。 お金も愛も巡り巡ってやってくる。

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    投稿日: 2024.08.19
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    小説形式であり、なおかつ非常に平易な言葉で経済とお金について書かれた本です。 お金とつながりについて考えさせられる一冊だと思います。

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    投稿日: 2024.08.18
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    お金自体には価値がない お金で解決できる問題はない みんなでお金を貯めても意味がない ※未来に向けて蓄えられるのは、社会基盤や生産設備、技術や制度など ※全体にとって大事なのは、値段よりも使用価値を上げること 日本の経済のまずさはお金の増減云々だけではなく 外に価値を提供できなくなっていること 今求められるのは生産性を高め価値を生み出していくこと 働くとはお金を稼ぐことではない 目的を共有すればぼくたちは広がる→未来を共有すること ラストにまさか泣いてしまった 名著すぎる

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    投稿日: 2024.08.17
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    今まで何となく将来が不安だから貯蓄や積立投資をしてきてそれが正解だと思っていたが、この本を読んで必ずしもお金が解決できる問題ばかりではないことに気付かされた。 確かにお金で解決できる問題は多数あるが、それはお金で請け負ってくれる人がいてはじめて成り立つので、この先みんなが貯蓄や投資で働かなくなった場合、そもそも社会インフラを担ってくれる人が不足したり、生産者が不足したらお金をいくら所持していても解決できないことになる。 今後AIの導入などのIT化を国全体として取り組み、人口減少に備えて少ない人員で社会が回るような仕組みにしていかないといけないのでは?と思った。その為には自分も含め率先的にIT化に協力すべく、今後は柔軟に対応して生きていきたいと思う。

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    投稿日: 2024.08.15
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    書店で長い間目立つ場所においてある人気作。人気なのもわかると思いました。それは、まずストーリー仕立てでわかりやすく、計算もなく、(おそらく)中学生でも読みやすい文章だからです。ルビが振ってあるので小学生高学年でも読める方はいるでしょう。それでいて、内容はなにか消費を煽るものではなく、堅実で「金持ち父さん貧乏父さん」を読んだ方でも気づきがあると思われます。 ■お金は水のようなもの 自分の手元からなくなっても、誰かが持っている。自分の財布視点でみるから減っている感じはあるが、社会視点からみるとお金は減っていない。これは考えたことがなかったので新鮮な考え方でした。 ■生産性をあげないといけない わたしたちが豊かになる方法。本書では同時に少子化対策もあげられていましたが、出産できる人口が減っていく中、対策しても難しい気がします。本書を読んだ方が生産性について自分ごとと考えて小さな変化を起こすことがとても大事だな(自分も)と感じました。 ■ここは賛否両論ですが 七海さんの生い立ちストーリーは、わたしはお金関係ないなと思ってしまいました。人のつながりは大事ですが。みなさんの感想では好きな方もいました。あなたはどうでしょうか?ぜひ読んでみてください。

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    投稿日: 2024.08.14
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    過去の世代のツケを払うのはいやがるくせに、親からの相続は当たり前にできると思い込んでいる。。。 地域の商店街で買うって言っても、実際ネットの方が安かったりすることもしばしば。。。同じ商品なら安いのがいいのは誰でもそうで、付加価値とかがないと売れない時代なのでは。この前商店街の靴屋さんに行ったけど、ちょっと見るだけにしたかったのにかなりグイグイ来られて辟易した・・・。

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    投稿日: 2024.08.14
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    経済の専門的用語もほとんどなくて小学校高学年くらいから読めると思う。初めてのバイトを始めるかそれよりも前の小さい頃にこういう本を読んでおくと本格的な経済や社会に興味関心が持てるかなと思った。ただ『お金に振り回されない』とか『お金の奴隷にならない』と言ったキャッチフレーズはあまりに大げさだと思うし、これ自体が購読者をお金で振り回している。日本の経済においても様々な問題が起きている昨今、闇雲にそういう類のものを過信するのは宗教と同じであると思う。

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    投稿日: 2024.08.13
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    例えお金があっても、物を作る人、サービスを支える労働者がいなければ、自分の課題を解決する術がない。 手持ちのお金があっても、タクシーが捕まらなければ移動することはできない。 そう考えると、世の中にいろんなサービス(お金の使い道)が一通りあることって、お金の有無と同じくらいかけがえのないことなんだと思った。 お金だけあってもダメだし、サービスだけ充実していても意味がない。 物語風で飲み物として面白かった。

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    投稿日: 2024.08.12
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    お金の本だと思って読み始めたら、愛の話でした。 地域の人、日本の人、世界の人皆を家族だと思って、愛のある社会を作って行けたらいいと思った。

    1
    投稿日: 2024.08.12
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    お金や経済の仕組みを改めてフラットに学ぼうと思って手に取ったところ、その本質を知ることができた。 贈与の社会を促進するためにお金があること 「ぼくたち」の範囲を広げること 人を愛すること 想像以上に深い気づきを得るとともに、最後は不覚にも涙が出てしまいました。 手に取ってよかったです。

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    投稿日: 2024.08.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    (誰が書いた、概要) 田内学さんという元ゴールドマン・サックス証券にて活躍をされていた方が書いた本。 中学生の優斗くんと投資銀行勤めの七海さんがボスという謎めいた人物からお金についての考え方や捉え方、仕組み、歴史などについて教えてもらう。 その中で価値観や考え方に変化が生まれ、その過程が描かれた本。 (読むきっかけ) お金について使い方や考え方を学びたいと思った為。 最近、自己投資といって本やら身の回りのものなどいろいろ購入しているが、ちょっと立ち止まって改めてお金について考えたい、そんなことがきっかけ。 (活かしたい内容 ※2点程) ・『働く=お金を稼ぐ』ことではなく、問題を解決するという認識を持って言動をする。 ・外に影響を与えることを意識する。 (結論や感じたメッセージ) ・お金の捉え方や使い方を間違えると周りや社会、自分たちの子供たち以降の世代が豊かにならない。 だからこそ、お金の意味や目的、誰の為に使うのかを考えて利用して欲しいというメッセージが自分には伝わった。

    0
    投稿日: 2024.08.11
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    大人にも勉強になるし、中学生くらいの子にもわかりやすく経済の本質を説いてくれる本。しかもただの解説本ではなく、ストーリーとしても早く続きを聞かせてほしい!と思える。子供が大きくなったらぜひ薦めたい。

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    投稿日: 2024.08.07
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    お金の本質がわかります! 自分が何不自由ない生活を送れているのは昔の人の働き、今もどこかで働いてくれてる方のおかげなんですね。自分も仕事して返していきたいです。 引きこもりや働けるのに働かないやつはこれを読みなさい。

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    投稿日: 2024.08.06
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    お金の本質から社会のことをわかりやすく学べる。ストーリーも少し捻って面白くなっているのが凄い。お金について学んだ事ない自分にとってはそうなんだと学べることが多かった。忘れたら何回か見直したい。

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    投稿日: 2024.08.05
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    子供に読んでほしい本。 お金の本質を理解するのに、読みやすいエピソードで語られている。 各章のまとめから、印象深いものを抜粋。 ●格差のない豊かな生活を提供する人が結果的にお金持ちになっている。 ●お金の力は選ぶ力。解決してくれる人を選ぶことしか出来ない。 ●借金する国ではなく、働けない国が破綻する。 ●人から人への贈与、過去から現在、現在から未来への贈与が経済を発展させる。 ●働くとは、お金を稼ぐことではなく、誰かの役にたつこと。 ●人を愛すること。

    1
    投稿日: 2024.08.05
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    お金の本質について考える本。お金の価値、意味のある使い方について考えさせられた。闇雲にお金を貯めても意味がない

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    投稿日: 2024.08.04
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    読み終わった後に良い余韻の残る本だと思います。お金とは何か、何のために働くのか。中学生の優斗が感じて行動したことを自分は同じようにできただろうか。明るい未来に向けて日々の積み重ねを行っていこうと思う。

    1
    投稿日: 2024.08.03
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    根本的にお金とは何なのか、働くとはどういうことなのか、を知ることができる本だった。 今まさに自分たちで貯金をしないととか、収入が多い人がえらい、という話に目が行きがちだったので、もっと違うところを見ようとする視点を分けてもらった感じ。 さくさく読めるストーリーなのにはっとさせられることがたくさんあった。 自分がどうやって稼いでいるか、なににお金を払っているのか、しっかり考えるきっかけをくれる。 小説としても読み応えがあったので、ときどき読み返して自分や社会のことに目を向けていきたい。

    1
    投稿日: 2024.08.01
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    経済の本質がストーリー仕立てで書かれていて腹落ちしやすかった。 個人の視点、社会の視点それぞれの視点で俯瞰的にお金を捉えることができる。 世の中にあるお金の本は個人視点の教えが多いが、その前にさまざまな視点からの見方を学んでおくべきだと思った。

    2
    投稿日: 2024.07.31
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    ベンチャー投資の事例で非効率な経営を一刀両断する視点と、効率性の観点からは選びにくい事業や選択が併存している様に見えて、若干引っかかった。 自らの日々のお金の使い方が人気投票になっている、という考え方には完全に同意。

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    投稿日: 2024.07.29
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    経済=生活、人の暮らし。。 学問としてみてしまう色眼鏡をつけてしまう。 とはいえ、このような書で世の中の物事は学ぶべきなのだろう。。 このような書で世代を問わず、世の中の本質を学ぶべきだと思う。

    4
    投稿日: 2024.07.28
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    難しい言葉を並べられても なかなか頭には入ってこない そんな一見簡単そうで難しいお金の話をストーリー仕立てで進んでいく本書 関西弁が苦手な方には⭐︎5つは評価できないかもしれないが、小学高学年の子供でも読みやすいのではないかと思う 読者が選ぶビジネス書2024年第1位なのも納得

    1
    投稿日: 2024.07.28
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    感動した。お金自体に価値があるわけでは無く、人、物、場所、経験(体験)に対する価値の指標としてお金が使われているだけと言う事だと思いました。これからは、まず自分の環境に感謝して、過去、現在、未来の関係する方々にも感謝して、今の自分に何が出来るか問題意識を持って過ごしたいと思った。

    1
    投稿日: 2024.07.28
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    娘に伝えたい、知って欲しい「お金」に関する大部分がこの一冊にまとまっていました。 1、お金自体には価値がない 2、お金で解決できる問題はない 3、みんなでお金を貯めても意味がない メインテーマがそのものズバリすぎて、娘以上に大人の私自身に刺さる本でした。 多くの人に読んで欲しい一冊です。 また、途中、お金の勉強本として読んでいたら、ラストはしっかり物語としても帰着していて、読み物としても面白く読めました。お薦めです。

    1
    投稿日: 2024.07.28
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    ちょっと難しい。お金は巡り巡ってるだけ。所有するお金を増やしても、モノガなければ意味がない。 人と人が助け合うことでお金が動く。

    1
    投稿日: 2024.07.28
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    経済の話をわかりやすく説明されていて、物語としてもよかった。最後の結末はじわっときた。大学生の娘に読ませたらよかったと言ってました。お金そのものには価値はなく活用の仕方である事を改めて認識した。

    1
    投稿日: 2024.07.27
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    お金についての本ですが、 物語仕立てになっていてとても読みやすく そしてとても分かりやすい本でした。 また新たにお金について、経済について考えさせれました。 個人的に印象に残った章は下記の3つ ・お金で解決できる問題はない ・みんなでお金を貯めても意味がない ・未来には贈与しかない この3つは私には考えたこともない視点だったので すごく新鮮に感じました。 ストーリーもしっかりしていて 最後には泣かせてきたところは驚きでした。 そしてまんまと気になって一気読みしてしまいました。

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    投稿日: 2024.07.25