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きみのお金は誰のため―ボスが教えてくれた「お金の謎」と「社会のしくみ」
きみのお金は誰のため―ボスが教えてくれた「お金の謎」と「社会のしくみ」
田内学/東洋経済新報社
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総合評価

621件)
4.1
210
234
122
14
3
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    お金に対しての価値観が変わりました。 これまでの自分のお金との向き合い方、扱い方が知らないうちにお金に支配さていたなと。 お金はどこで動いているのか?どんな価値を生み出しているのか? お金のその先を考えるようになりました。 お金の増減をだけでなく、社会での価値というものを見ていこうと思いました。

    0
    投稿日: 2025.05.10
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    本書を読むと、確かにお金に対する見方が変わります。 世間では、いかに資産を増やすか、投資でもうけるかということに関する知識はいたるところで提供されていますし、そこに人々の関心があることが分かります。 他方、本書で述べられていることは、お金と社会の理想であり、単に資産を増やすこととは別次元の視点です。 この理想を語ることに、本書の意義があると思いました。 その意味で、この本は、若い方たちにこそ読んでいただきたいです。 お金について、本書のような考え方があることを認識することで、お金目的で、犯罪行為に手を染める人が減ればなおよいと思います。 また、働いてお金を稼ぐことのみならず、働くことでどのように社会に貢献できるかを考え、併せて周りで働いている人たちに対し、改めて感謝の気持ちを抱きました。 その意味では、若い方にこそ読んでいただきたいと思いました。 この社会でどのように生きていくか、ヒントを得ることができます。

    0
    投稿日: 2025.05.08
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    物語を通して、お金について学べる本。内容も面白くて、分かりやすい!世の中の仕組みやお金に対して見識が深まった。 何のために働くのか。何のためにお金を使うのか。自分の人生も含めて、いろいろと考えさせられた。“お金よりも大切なもの”がある。誰かのために生きる。愛する人のためにー。グサっと来た。 そして、最後は涙なしでは読めない。

    5
    投稿日: 2025.05.04
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    お金の正体とは お金の価値とは お金を使った先の世界、人について お金を使う内、外 お金を使う先の選択を、あるべき人に届けられるような選択をしたいと思った お金を使う前にもう一度、お金を使ってどんな対価を得るのか、それはどこから発生しているのか考えようと思った

    0
    投稿日: 2025.04.29
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    お金の見方がぐるんと変わる。 じゅうぶん大人なんだけど。 誰がいつ読んでも役に立つと思う。 ちなみに、きっかけは原田ひ香さんの「月収」です。

    0
    投稿日: 2025.04.28
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    とても読み易く、お金への視点を見つめ直させてくれるとても良い本です。 私たちは、お金を稼ぐことでなく、誰かの役にたつために働いている。 誰かの役にたつため働くことで、人とのつながりの範囲(仲間)は広がる。 作者の田内さんは、お金を取扱う仕事を長くなさり、お金とその周りにいる人びとを見つめてこられた。 実経験に裏づけられた物語は、とても胸にささりました。 最終章のボスからの手紙は、素晴らしかったです。 ありがとうございました。

    1
    投稿日: 2025.04.20
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    金融機関に勤める私からするとさほど目新しさはなかったが、ストーリー最後の展開は非常におもしろく、新書的面白さというより小説として楽しめた。

    0
    投稿日: 2025.04.18
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    お金は人生を豊かにするための手段に過ぎず、お金よりも大切なものがあるということを物語形式で書かれていてとても読みやすかった。

    0
    投稿日: 2025.04.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    以下備忘録。 税金の導入によって貨幣が必要になる 集めた税金を政府が使うことによって、お金が循環する お金は、個人にとっては価値があるが、全体では価値がない お金によって、人々が支え合える社会が実現している 問題を解決しているのはお金自体ではなく、お金を受け取る人々 お金が商品に変わるのではなく、自然資源に無数の労働が結びついて商品が生産される お金の力は運ぶ力。解決してくれる人を選ぶことしかできない ムダな仕事を減らすことで、経済は発展している 成果を分かち合うことができなければ、ムダな仕事が必要になる 1人ひとりが社会を形作っている みんなでお金を貯めることは、将来の備えにならない 年金問題を解決するには、少子化を食い止めたり、生産効率を上げる必要がある お金は移動しているだけで、全体のお金は増減しない 未来に向けて蓄えられるのは、社会基盤や生産設備、技術や制度など 全体にとって大事なのは、値段よりも使用価値を上げること お金は奪い合うことしかできないが、未来は共有てきる 金銭的な格差と生活の豊かさの格差は異なる 格差のない豊かな生活を提供する人々が結果的にお金持ちになっている 消費と投資のお金の流れによって未来が選ばれる 投資されたお金自体ではなく、それを受け取って研究開発する人たちが未来を創造する 1人ひとりの生み出すお金の流れが格差を作っている 現代において、税金は支配者による搾取ではなく、再配分に使われている 政府による再配分は、1人ひとりの投票によって決められる 全体の預金が増えているのは、誰かが借金をしているだけ 過去からのツケが存在するのではなく、同世代の格差が存在している 借金する国ではなく、働けない国が破綻する 外国に頼る以上、外国に対してどんな価値を提供できるかを考える必要がある 人から人への贈与、過去から現在、現在から未来への贈与が経済を発展させる 働くとは、お金を稼ぐことではなく、誰かの役に立つこと お金によって社会は広がったが、"ぼくたち"と感じられる範囲はせまくなった 目的を共有すれば、"ぼくたち"の範囲は広がる "ぼくたち"の範囲をいちばん広げられるのは、未来を共有すること そして、人を愛すること

    1
    投稿日: 2025.04.10
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    まさに自分がお金の奴隷になっている状態でこの本に出会えたので、生き方、考え方を大きく変えることができた。 よく考えれば昔よりも生活水準の格差は縮まっていて、理想のお金を持っていなくても十分に幸せに生きることができている。格差だけでなく社会全体で生活の豊かさが上がっているので、理想がどんどん高くなっていて、期待値が上がりすぎていることが幸せをもっと感じられていない原因だと思った。何においても期待値は低くした方が幸せだし、個人レベルにおいてはどうやって今あるお金を最大限有効に使えるか考え続けることが最も大切だと感じた。 結局は社会に何ができるかという他者貢献が大切で、最終的には愛に行き着く。私の人生を変えてくれた最初のバイブルである嫌われる勇気と同じであった。 お金をたくさん持っていてもそれが使える環境でなければ全く意味がないということも当たり前のことだが意識できてなく驚かされた。社会全体が良くなっていかないとただの奪い合いになるだけである。 そう思うと、同じ会社内で争いが起きたり、相手に不快を与えることは本当に愚かだ…。戦争も当然同じであるが、せめて日本国内、せめて身の回りの会社や学校、家族などのコミュニティくらいは平和に生きたいところである。"僕たち"の範囲が広い人からすると、社会のためにもったいないと思う場面がたくさんあるんだろうなあ。 お金だけでなく、自分の身の回りでは楽しく平和に社会のために生きたいと思います。

    1
    投稿日: 2025.04.09
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    お金の勉強として読み始めたが、最後は物語として引き込まれた。この世の中いろんな人がいるので、全ての人を内側と思うのは危険だが、内側の範囲を少し広げてみようと、視点が少し変わった。

    0
    投稿日: 2025.04.08
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    ボスと少年の物語というストーリー仕立てでわかりやすく、お金について書かれた本。内容については完全に納得はできなかったが、お金や社会について常識を疑うという考え方を持つきっかけとしてはいいと思った。

    0
    投稿日: 2025.04.08
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    私は、研究室に配属される学生さんに「いま一番、関心があるもの」を聞いています。毎年、少なくない人数が「税金」「年金」「給料」といったお金に関する項目を挙げます。そして、将来どうなりたいかを聞くと「安定した仕事に就きたい」ということもよく聞きます。こんな世の中だから、このような考えの学生さんのこともよく理解できるのですが、お金の背景にはなにがあるのか、ということを考えてもらえたらいいなと思って、この本を紹介します。 この本は、中学2年生の主人公が偶然足を踏み入れた研究所のボスから”宿題”として課された「お金の謎」を考えるという小説仕立ての本です。主人公が中学2年生ということもあって、平易な文章で読みやすい本で、早い人だと1時間くらいで読めてしまうんじゃないかと思います。でも、この本に書かれている内容はきっと後で思い返して考えてみると何度でも発見があると思います。 機械は小さなものから大きなものまでありますが、その値段も実にさまざまです。ネジのように数十円で買えるものから、大規模な発電所のように数千億円の費用がかかるものまで。技術者は、コスト意識を求められることもしばしばありますが、それは世界中の人たちがどんな国に住んでいても便利で環境に優しく安全な機械を使っていくための”宿題”のひとつだと思います。 上道茜(機械エネルギー制御工学研究室・准教授)

    0
    投稿日: 2025.04.07
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    自分のお金は誰のためか?と考えたことあるかな?と気づかせてくれたタイトルに惹かれて読む。学生向けなのでストーリー仕立てで優しく解説されるのがちょっとまどろっこしい気もしたが、専門書を読みこなす実力もないので仕方ない。

    0
    投稿日: 2025.04.06
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    お金は循環しているだけで、増えてはいないということ。 “ぼくたち”の範囲を広げることで、お金ではないく、想いや愛を与えることができるということ。 最後はハートウォーミングで、心が温かくなりました。

    4
    投稿日: 2025.04.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    経済のことがすごくよくわかって、非常に為になる一冊だった。子どもたちがそれなりに大きくなった時に読ませたい1冊だと思う。世の中のことやお金のことを知る入門として非常に良いと思う。ただわかりやすさのために物語調にしてあるんだと思うが、その物語の中で成人女性のために中学生の男の子に他人の命を背負わせるような描写があってそれだけが残念だった。主旨である経済の話とは全然無関係の話なのでしょうがないのかなと思うが、それさえなければ星5だった

    0
    投稿日: 2025.04.06
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    優斗や七海からの質問に、ボスはよく例えて解説する。いきなり難しいことを切り込んでこないから、わたしにはイメージしやすかった。 お金への切り口として、子どもにも読んでほしい。 優斗→私たち目線 ど初心者 七海→解説サポート  ボス→案内・誘導     ラストの流れは予想していなかったから、まさかの展開にグッときた。 七海の腕時計、ボスの乗っている車の派手なデザイン、大事にしている万年筆、優斗の家のテレビなど、ちょっとしたアイテムにも意味がきちんと込められていた。ただ添えるだけではなく、そこに思いが足されている。 お金を通して、その先にいる人へ、作ってくれた人へもっと目を向けたくなった。

    0
    投稿日: 2025.04.03
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    社会性と経済性の両立という言葉を職場で使うことがあるが、この本を読んで少し違和感を感じるようになった。 人から人、過去から現在、現在から未来への贈与が経済を発展させている。お金は贈与を成り立たせるためのツールでしかない。 自分は誰のために働く=役に立ちたいのか。 どうしたら社会の一員(私たち)と感じられるのか。 大きな組織にいると、私たちを感じづらくて 何か事を自分で起こしたい、と思った。

    0
    投稿日: 2025.03.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    もっと難しくて読んでたら疲れてくる感じなのかと思ってたらすごく読みやすくてあっという間に読み終わった! 物語形式になってるから感情移入して話に入り込めた。経済か経世済民の略だったとは知らなかった… お金の本質について理解が深められた気がする。 お金の捉え方が変わったし、改めて気付かされた。 すごく大事なことだと思う。お金を過信してたな。 もっと考えていきたいと思う。

    0
    投稿日: 2025.03.29
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    お金の本質について書かれている本だと感じた。 お金を得るために働くという意識があったが、これから社会人として生活していく指標となった。 お金は本質は地域や国を越えた社会全体、そして現在を通じて未来を良くするためのツールなのだと感じた。 お金を持っていてもそれだけでは何も効力を発揮しない。お金を通じて社会が回っている、すなわち1人1人が自分の力をお金と交換して他者のために使っているため、社会がより良くなっていっている。

    0
    投稿日: 2025.03.26
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    何の為に働くのか? お金の為、家族の為。この答えではお金に働かさせられている、という考え方の範疇に収まってしまう。 困っている人の為、より良い未来の為、そしてその影響する範囲を可能な限り広げて考えることが、お金に縛られないで生きるということ。 格差社会というけれど、金持ちもそうではない人もスマホは持っている。そういった物質的な格差を技術革新で解消させた一部の人が金持ちとなり、金銭的な格差をもたらした。 宮台真司氏の考え方に似ていると思ったら、参考文献に挙げられていた。戦後の日本は貧しかったが心は豊かだった、そして働くということがお金の為ではなく、より良い未来の為だった。

    2
    投稿日: 2025.03.21
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    お金の話! 経済の話! って、気合い入れないと読めないのかなと思って読み始めましたが、七海さん目線、優斗くん目線で考えながら読めました。 こんなストーリーだと思ってなかったので最後ヤバかったし、気負わず読んでたら知らずに勉強になってました。 お金を稼ぐのは誰のためか。 働くのは誰のためか。 似た言葉だけど、この本を読んだ後では深く考えることができます。 読んで良かった!

    4
    投稿日: 2025.03.19
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    とんかつ屋の息子である中学生の主人公は、ひょんなことから知り合った金融機関の女性とともに、「ボス」と呼ばれる富豪から、「お金」について講義を受けることになるが、果たして「お金」の正体とは。。。 中学生が主人公ということで、その年代を対象にしたビジネス本ですが、全世代が読める本で、「もしドラ」のような印象だ。 「お金」とは、蓄えるべき価値ある「モノ」ではなく、社会の潤滑油として生活を豊かにするツールであることを解説しているが、これはまあ性善説を前提とした学者の理論で、理想論かなと思う。 現実には、話の中に出てくる「内側」「外側」の、内側の範囲があまりに狭く、私欲に走ってしまっていること、ボスも言及しているが、欲に溺れてお金の奴隷になってしまっている人々の多いこと、そして、その延長にある争いが絶えない。 多くの人に本書を手に取ってもらい、子供の頃に描いた理想を取り戻し、良い社会になることを望みます。

    11
    投稿日: 2025.03.18
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    自分の為にお金を稼いで使うことしか考えてこなかったので、別の視点で見ることができた。何年後かにまた読み返してみて、どう感じるか確認したい。

    0
    投稿日: 2025.03.16
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    最後の章は泣けました。 きれいごとといえばきれいごとなのだけど、こういう考え方は自分はベースには持っていると思う。

    0
    投稿日: 2025.03.15
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    学生時代から経済が苦手です。 どんなに勉強しても頭にすっと入ってこず、社会人になってからも経済入門的な本を何冊か読んできました。 それぞれ良さがあったもののどうしても自分の生活と結び付けて具体的に理解できたとは言い難かったのですが、本作は小説仕立てになっていることもあり、これまでで最も自分のこととして理解できたように思います。 謎の資産家「ボス」が中学生の優斗と金融業界で働く七海にお金の教養を教えるストーリー。 経済とは お金とは 投資とは 働くとは 社会とは 現実はそんなにうまくいかないと言いたくなる気持ちもありますが、それをぐっと抑えてこの本を思い出して行動すれば未来は変わるかもしれないと希望が持てる一冊でした。 話題になるのも頷けます。

    13
    投稿日: 2025.03.14
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    この本のレビュー 日本国民の持つ大きな課題や疑問について わかりやすく説明している。 経済を学ぶには適切な本 勉学、就労、投資など 日本の考える経済の動かし方がわかる。 ここから下は私の思想。 ただ実際はこの本のように 研究者や意思をもった若い人のために エンジェル投資家や国自体が研究者の環境を支援することが出来ているか? 透明化がされていない現状。 経済的思想は既に完成しているが、あとは透明化や実際に世の中に必要な需要と供給が一致すること。 この本の言葉を借りるのであれば どんな目的を持っていくか。 この目的が今国民の中で不一致なことが課題。 戦後の日本は平和と経済の発展、壊れたインフラの復旧、教育などなど 日常の充実を目標に 誰しもが明るい未来をみていた。 だがいま現在は経済の発展を途上国に求めてしまうと環境汚染など 資源の枯渇や大気汚染 今度は資源の循環が課題だ。 歴史で達成した目的たち 思想の循環=宗教や哲学や教育 それぞれが自由を発想する インフラの循環=各国独自の産業の発展 技術の統一化 食や製品の流通=インターネット販売 資源の流通 コミュニケーションの循環=インターネットやSNS現在盛んなことは 情報の透明化(今少しずつ改良中、利権や権力、AIの誕生により第三者を人的欲求を排除させて効率化はかる。) 未来の課題 資源の循環=人材の適材適所、教育、資源処理など より空気や水、エクササイズなど 世の中の人の健康寿命を伸ばし労働力の確保や効率化など またエネルギーを宇宙から得るかなど エネルギーの自由化などなど。 どこを目的にするかが課題。

    1
    投稿日: 2025.03.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    働くとはー 主人公と七海がボスとともに「お金の謎」に迫るストーリーです。 ここでいう「お金の謎」とは ①お金自体には価値がない ②お金で解決できる問題はない ③みんなでお金を貯めても意味がない の3点。 働いているうちに無意識的にお金に囚われていたなと反省。 お金に価値はなくて、問題を解決しているのはお金を受け取る人々なのだ。 働く本質は「誰かの役に立つ」こと。 だから、「金+動」ではなく、「イ+動」なんだなと。その対価としてお金を得ている。 GAFAなどの創業者が「お金持ちだ」という点ばかりが取り上げられることが多いが、「社会を便利にしたor格差を縮めるサービスを提供している」という本来の価値を見失わないようにすることが大切。 また、「問題なのは、『社会が悪い』と思う事や。社会という悪の組織のせいにして、自分がその社会を作っている事を忘れていることが、いちばんタチが悪い」という一節は、「自律」がキーワードなんだなとも。 「経済はみんなが協力して働いてみんなが幸せになること」 物語中盤にMr.Childrenの「彩り」を勝手にBGMにしていたのはここだけの話w

    8
    投稿日: 2025.03.09
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    この本を読んで、人が幸せになるためには、誰かの役に立つこと、人との繋がりを感じれられることが大事であると思った。 ラストの展開も良かった。

    9
    投稿日: 2025.03.05
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    今自分の持っているお金を、有効に使ってくれる人のために投資しようと思えるようになった。 1人では何ひとつ作れない。 その無力さを感じるからこそ、 人に感謝ができる。 お金を使って、人にお願いしている。 だから、もっともっと感謝をすることが 大切だと感じた。

    0
    投稿日: 2025.03.05
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    ◆◇━━━━━━━━━━━━ 1.この本を選んだ目的   ━━━━━━━━━━━━━◆ どこで知ったのかは忘れましたが、人気作品として紹介されているのを見かけ、いつか読んでみたいと思っていました。 ◆◇━━━━━━━━━━━━ 2.概要 ━━━━━━━━━━━━━◆ 登場人物3人の会話を通じて、お金に関する理解を深めていく作品です。 読み手を中学生に想定しているなら、この3人のやりとりは必要かもしれませんが、そうでなければ、物語仕立てにする必要はあまり感じませんでした。 最近、このようなストーリー形式のビジネス書が増えている気がしますが、個人的にはあまり入り込めませんでした。 登場人物は以下の3人です。 優斗(中学生) 七海(社会人) ボス(投資家) ◆◇━━━━━━━━━━━━ 3.感想  ━━━━━━━━━━━━━◆ 「お金に価値はない。なぜなら、問題を解決しているのはお金自体ではなく、お金を受け取る人々だからだ。」 この主張はなんとなく理解できるものの、「だからお金に価値はない」という結論には納得しきれませんでした。そのため、終始あまり楽しめませんでした。 ただ、「働くとは、お金を稼ぐことではなく、誰かの役に立つこと」というフレーズは印象に残りました。 人生の折り返し地点を過ぎ、学び直しをする中で、死生観を意識した人生設計を改めて考えるようになっていました。「何をして誰かの役に立ちたいのか」「そのために自分ができることは何か」「不足しているものをどう補うか」という視点は、今後も意識していきたいと感じました。 この作品を通して、単に「お金を稼ぐこと」だけに意識を向けるのではなく、本質的な価値を考えることの大切さを改めて感じました。 ◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━ 4.具体的にどのような点を学習したか? ━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ 社会課題の中でも、特に格差の問題をもっと意識しなければならないこと。 「働かないから収入が少ない」という短絡的な考えではなく、さまざまな事情で収入を得ることができない人々の存在を意識し、支援の方法を考える必要があること。 社会を便利にした会社の創業者が結果的に大金持ちになった場合、「格差を縮めるサービスを提供している」という本来の価値ではなく、「お金持ちだ」という点ばかりが取り上げられることが多い。その背景を見失わないようにすること。 ◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━ 5.具体的にどのような行動をするか? ━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ 社会課題への理解を深めるため、関心を持って調べていく。 そして、何かしらの形で、その課題解決に貢献していきたい。

    85
    投稿日: 2025.03.04
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    お金についてだけでなく、生きること働くことの意義を教えてくれる本だった。この手のストーリー仕立ての自己啓発本は分かりやすい上に長く自分の中に残っていくから好き。 お金に関して、本当に人それぞれ考え方が異なる。その先にはそれぞれの形の幸せがあるんだ。 日本の経済が何十年も停滞して給与が上がらないのに、物価高、少子高齢化や社会保障、税金の問題などお金について悲観的な話をよく聞く。お金自体には価値はないのに、私たちはお金に囚われている。 本当に大切なことは、自分自身がどんな問題を解決したいのか、どんな幸せを求めているかなのに。そのことをきちんと自分の言葉で表現できる人はどれだけいるだろう。 一人一人が社会のあり方を知れば、他人にも関心を持ち愛を持てるのではないだろうか。他人を敵対し傷つけるのではなく、誰もが生活しやすい優しい社会に近づくのではないだろうか。

    0
    投稿日: 2025.03.04
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    お金に対する思い込みや誤解が、お金の奴隷を生み出している。 自分のお金は、未来のため。世界は贈与でできている。 その日の暮らしも大変だったらなかなかそうは思えないし、今の日本を見ていたら不安になるけど、未来を共有して助け合うマインドは基本として持っておきたいです。

    6
    投稿日: 2025.03.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    中学生のボクと、金融企業に勤める七海が、ボスからお金の授業を受ける。 小説として書かれているので、お金の根本的なことについて易しく学ぶことができた。一番印象的な学びは、働くことはお金を稼ぐことではなくて誰かの役に立つこと、という点。 無駄を省けば経済が発展するし、人の生活の格差をなくすサービスを始めた人が世界有数のお金持ちになっている。 自分の「働く」を考えさせられる。 一度読んだだけでは、全体をきちんと理解できたかわからないかも。

    0
    投稿日: 2025.03.02
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    お金の勉強のつもりで買ったが、ハウツー本というよりは夢をかなえるゾウのような自己啓発小説に分類されると思う。シンプルに面白い。 実利的なことはあまり書いてないが、理想的な展望については理解できた。この手の本を読むと毎回、全員が同じ視点にならなきゃ一人負けだよなぁと思う。弱い人間である。

    1
    投稿日: 2025.03.01
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    【目次】 プロローグ:社会も愛も知らない子どもたち  第1章 お金の謎1「お金自体には価値がない」 燃やされるお金 捨てることのできるチケット 金と欲望の歴史 難しい単語に満足する人たち 水を一万円で売る方法 即席でできる家庭用紙幣 トランプと札束が同じに見える瞬間 お金が広げる社会 ボスの正体  第2章 お金の謎2「お金で解決できる問題はない」 お金はえらくない 百万円とドーナツの問題解決力 お金のむこうに人がいる パスされた解けない問題 お金の力は運ぶだけの力 七海の事情 お金を過信する国の末路 紙幣で穴埋めできない生産力 経世済民とい優しい経済 点数に取りつかれた現代社会 ムダな仕事をなくすための条件  第3章 お金の謎3「みんなでお金を貯めても意味がない」 お金の地動説 休日にお金を使えない街 1億2000万人のイス取りゲーム 増やせないお金 お金が隠す人々のつながり 未来に蓄えるもの 値段で価値は測れない 内側と外側の価値の違い 奪い合うお金と共有する未来  第4章 格差の謎「対峙する悪党は存在しない」 ボスとエンジェル投資 投資と世界の格差 お金の格差と暮らしの格差 格差を減らす大富豪 若い時間が未来を創る お金の向こう研究所 投資と消費のお金が選ぶ未来 格差を作る犯人 再分配の雨 過去の重荷と未来への期待  第5章 社会の謎「未来には贈与しかできない」 将来のツケにならない借金 内側と外側で働く広々 欲しがる預金と拒む貯金 時間は戻らない 働けなくなった国の行く末 将来のツケになる本当の赤字 世界は贈与でできている  最終章 最後の謎「ぼくたちはひとりじゃない」 エピローグ:6年後に届いた愛

    1
    投稿日: 2025.03.01
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    最近、将来の生活に漠然と不安があった。 物価は上がる、インフラは老朽化する、 エネルギー自給率は低く、資源も少ない日本。 食べることが好きだけど、農業従事者は減って、いつか美味い米は食べれなくなるかもしれない。 少子化で労働力もなく… 自分が高齢者になる頃には、円は紙切れになって、野菜や肉もちょっとしかたべられなく、田舎は生活インフラが整わず、住めやしないのではないか… それでも選挙にいき、農家の収入が上がるように、 自分の可能な範囲ではあるけど、せめて食べ物へのお金はケチ臭くならないように… 漠然とそうしていて、息苦しい思いだった。 1人身だし、もし、生死に影響する病気になっても、 治療する気力がうかぶかな? とか、不謹慎ながら、頭をよぎるレベル。 その漠然とした不安がスッキリした。 どう考えて、自分のお金を使うか。 どう考えて、自分の労働力を費やすか。 結構シンプルな考え方だと思った。 個人的にはあ〜だこ〜だの資産運用ノウハウより、 安心材料になった。 共感できる考える方位磁針が一つ増えた感じ。 こういうことも自分の心を満たしてくれるんだなぁ。 やっぱり、若い人が労働力を、希望を持ってできる支援のような仕事がしたいなぁ。とも思った。 適材適所と自分が思える選択ができるお手伝い。 少なくなる労働者が生き生き働けるようにすること、 それが労働力を最大限活用するためになると思うんだよなぁ。 自分は安易に決めて進んでしまったからこそ… なにはともあれ、わかりやすく、経済の根本を、 小説仕立てで教えてくれる良書でした。

    4
    投稿日: 2025.02.26
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    紙幣価値というものについて、書かれている内容の本だが物語になっており、読みやすい。お金の価値を考えることで学べる入門書のようだが、話の展開に意識を持っていかれてしまう。

    0
    投稿日: 2025.02.25
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    物語を通して「お金」の概念を学べる1冊。 まるで自分も同じ空間でボスから講義を受けているように感じられて、続きが気になった。 お金の奴隷にならないように気をつける。

    0
    投稿日: 2025.02.25
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    お金の向こうに人がいる お金自体は偉くない お金の力は選ぶ力 解決してくれる人を選ぶことしか出来ない お金は移動しているだけで全体の増減は無い お金は奪い合うことしか出来ないが未来は共有出来る。 正論なのだろうが、詭弁に聞こえた。 やはりお金を稼ぐ事に必死になった方が良いと感じた。負け惜しみだろうか。。

    0
    投稿日: 2025.02.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    言うのは簡単だけど! 技術は使う人の使い方によって、すばらしいものにも、最悪のものにもなりうる、というけれど、 お金って、かなり画期的な発明なのだろうと思う。 今技術というと機械とかの電子やその他物理学の法則を活用したような発明がイメージとして強い中、 概念上の発明は、あまり技術として認識するまでもなく規範の一部になっているものが多いこともあらためて気づく。 ことば、とか、国家とか。 できました!という瞬間がなくて、徐々に浸透していくからなのかな。 お金。 人を結び付ける力がある、というお話は、 今日お金の持つちょっとネガティブなイメージを一掃した。 使われ始め、こんなに広がり、なくてはならない人間世界の基盤になっている今日に至っているということの、 そもそもの意義が、そこら辺にあるような気がした。 お金だけではなにもなしえない。 当たり前だけど、なんか思い違いしがちなこと。 お金にない実態。 え、ウィルスみたいな?寄生してしか生きられない、みたいな? 人がいないと、なんの意味も存在もなさなくなった、お金。 金(ゴールド)ではない、お金。 人が働くから問題が解決する、ってことが強調されていて、 本来は、より良い社会を作るために人と協力できるいうにするのが、お金という道具なのだろうと。 お金によって人は人を動かし、人に動かされ、 そっか、それが資本家と労働者という関係を生んだのか。 でも、どのように人を動かすかについて、 お金の蓄積が一定の人にどんどん片寄っていってしまったことで、 格差、とか、身分固定的なものとか、 支配関係が硬直してしまったということもあるに違いない。 だから、 お金で人を動かす人と、動かされる人が固定的にならない、 みんなが、どうやって、どんな方向に、私たちが動いていくのか、それを一緒に、あるいは公平に役割分担して、決めていく、それが民主化であり、つまり協力する、ことなのだろうとも思った。 書いているうちに大分脱線したけれど、 なにもないところからも、 まず、始めに動かす人がいたり、 より多くの人を巻き込む人がいたりもする。 つまり、お金を介す介さないにか変わらず、生産力、といっていたけれど、動力、みたいにもっとシンプルに考えられるかもだけど、そんな個々人の力があり、その力と意志を高めることも、より良い社会作りを推進するために大事だし、 あちは社会基盤といっていたけれど、 より良い方向に、協力を高めていきやすい、インフラや規範、制度的なものとかがあるか、それをどう強化していくか、ということも、もうひとつの重要な側面だということ。 お金なー、

    1
    投稿日: 2025.02.23
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    たしかに若者に対して、投資や貯蓄を推奨するよりは、「投資される人間になる方法」を教えた方がいい、という話には納得です。 しかし税金や年金に関する記述は、やや政府寄りの記載のように感じます。現に、著者は「派遣社員を増やしまくった竹中平蔵」とYoutubeに出演していたので、彼は政治家の味方のように感じます。 実際に税金は、官僚の天下りや海外支援にじゃぶじゃぶ使われていますからね・・・。 だからこの本に書いてあることが、すべて正しいとは思えません。 財務省の害悪を暴露した森永卓郎さんのYoutubeも見た方がいいですよ~!

    0
    投稿日: 2025.02.22
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     最近になって「子どもにもファイナンスに関する教育が必要」ということで、高校では家庭科の授業でライフプランや金融教育が必修となっているようですが、他の先進国に比べ日本は大きく遅れているとも聞きました。  日本の場合、まだ資産形成だとか投資という行動に対して抵抗を感じたり、胡散臭いと思ったり、ネガティブなイメージを持つ方が少なくないのではないでしょうか?  それは我々大人が「お金」についてきちんとした教育を受けてこなかったし、ましてや子どもに正しく教えるだけの知識がないからだと思います。  本著では物語形式で「お金」について教えてくれます。プロローグで、 ・お金自体には価値がない ・お金で解決できる問題はない ・みんなでお金を貯めても意味はない というお題が示されます。その謎を解き明かすと、お金という鎖から解放され、お金を自分の意志に従って使えるようになります・・・とあります。  私の場合、正直に言うとこの物語を読んでもお金について正しく理解できたとは思いませんが、もっと勉強しないといけないなぁとは感じましたし、やはり子どもの頃からきちんとした教育をすべきだと思いました。

    10
    投稿日: 2025.02.21
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    2025年2月20日、昨日の精神科の診察で「これから計画してることある?」と聞かれて「本を読むこととお金を貯めること」と咄嗟に答えたので、関係が気になり。Googleで「本を読むこととお金を貯めること」で検索して出たサイトにて紹介されていた本。 【お金のための読書】 https://newspicks.com/news/10255030/body/

    0
    投稿日: 2025.02.20
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    めちゃくちゃ面白かった。 Audibleで聴いたけど、何回もリピートしたい。 お金の仕組み、税金の仕組みなどなど 色々わかった。 お金のために働く自分でいないように 頑張りたいと思った。

    1
    投稿日: 2025.02.15
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    小説だと思わずに読み始めてしまった!笑 とても読みやすく、お金の、その先を考えることができる本だった、"ぼくたち”を広げられるように、人のつながり意識しながら経済活動していこう

    0
    投稿日: 2025.02.13
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    中学2年生で定食屋の子ども・佐久間優斗、外資系投資銀行で働く若い女性・久能七海、大きな屋敷に住む謎の初老の男性・ボスの3人による物語。優斗は大きな屋敷に用のあった七海を道案内し、それをきっかけに七海と2人で屋敷の主のボスの話を聞くことになる。優斗と七海の2人は、ボスに教わりながら、お金の正体について学んでいくのであった。 本書は物語形式でお金について学べる本となっている。全体的なストーリーの構造は『13歳からの地政学―カイゾクとの地球儀航海』とかなり似ていて、1人の先生役と2人の生徒役という構図で対話が進む。”お金に対する見方が変わる”という点では新たな気づきがり、固定観念を覆すきっかけとなる良い本だと思う。しかし、お金の話をビリヤードや水の流れに例える場面があったり、文学的な描写がところどころ織り交ぜられたりして、かえってそれが説明を分かりにくくしているような印象を受けた。ボスの話は美化されているように感じ、納得いかない部分も少しあった。 エピローグに設けられた話のオチは良かった。感動的な締めくくりとなっていて、読後感は悪くない。現実にお金を稼いでいる大人は性に合わない人もいるだろうが、中高生には社会・経済の学習としてぜひ読んでもらいたい。 本書で印象に残った話 - 国立銀行が円の紙幣を発行し始めたのは1837年。地租改正の年である。税は米でなく紙幣で納めることになり、国民は紙幣を必要として紙幣が急速に普及した。お金自体には価値がないが、税の導入によってお金が回りだすのである。 - フランス革命の頃と違い、金銭的格差はあっても暮らしぶりの格差はそれほど大きくない。今の大富豪たちは、スマホ、検索エンジン、SNS、ネット通販などの暮らしの格差を縮めるサービスを提供した会社の創業者であり、単に自分の立場を利用してずるく儲けるお金持ちではない。 - アメリカの経済学者・フリードマンは「この鉛筆を作れる人は世界に1人もいない」とスピーチで言った。木やそれを切り倒すためのノコギリ、芯に使われるグラファイト、頭の部分の消しゴム、接続部分の金属、塗料やそれを定着させる薬剤など、異言語、異宗教の何千人もの人々が協力して市場経済を作り上げているのである。

    0
    投稿日: 2025.02.12
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    https://str.toyokeizai.net/books/9784492047354/ , https://note.com/mnbtauchi/

    0
    投稿日: 2025.02.11
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    先に小5の子供が読んでて、「お金が欲しい」とばかり言っていた子供のお金の考え方が変わったようだったので、私も読んでみました。 私自身も勉強になって良かったです。 国の借金の話や格差の話はよく分かりました。

    2
    投稿日: 2025.02.11
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    お金と人の繋がりは本当はどういうものなのか、自分たちが働いているその時間は誰のためになっているのか、自分の持っているお金は本当に自分のものなのか、誰のものなのか、、働くことの真実を追求しお金の正体を知れる読まれるべき本。

    4
    投稿日: 2025.02.11
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    お金の向こうを見ながら生てきたら、今の自分はどう違っていたのか、なんてことはわからない。 でも今からしっかりお金の向こうがわにある沢山の笑顔を見ながら生きてくことは出来る。 人のために何かしたいと頑張れば頑張るほど踏みにじられるような気がしていたけど、もしかしたらそれは本当は「自分の為の人の為」だったからなのかもしれない。あらためて誰かのために何かするってどういうことなのかなと考える機会になる本でした。

    2
    投稿日: 2025.02.11
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    経済学を学んでこなかった私には、目から鱗だった。 そう思うことが既にお金の奴隷になっているということなんだろう。 なかなか視点を変えることは難しいけれど、この本に書かれている考え方ができたら、少しは未来が明るくなるかな。 誰かのためにある社会、そんな考え方を普通にできる人になりたい。

    1
    投稿日: 2025.02.10
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    思ってたよりよかった〜! お金の使い方とか増やし方ではなく、それ以前のもっと根本的なところをわかりやすく伝えてくれる。 私もお金の奴隷になってるな。 少し見方を変えるだけで、私たちが動かすお金が未来に繋がると考えられるんだな。

    1
    投稿日: 2025.02.10
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    【あらすじ】 ある大雨の日、中学2 年生の優斗は、ひょんなことで知り合った投資銀行勤務の七海とともに、謎めいた屋敷へと入っていく。そこにはボスと呼ばれる大富豪が住んでおり、「この建物の本当の価値がわかる人に屋敷をわたす」と告げられる。その日からボスによる「お金の正体」と「社会のしくみ」についての講義が始まる 。 ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆ NISA制度が導入され、一般家庭にも「投資」が広く普及してきた令和の現代。お金のために短絡的な思考に走り、闇バイトのような変な事件も増加しているように感じます。そんな現代に生きる私たちが、この社会をみんなで良くしていくためのヒントについて、この本は言及していると思いました。「きみは何のために働いているのか?」と問われたら、私自身も「自分のために」「お金を稼ぐために」という回答をしてしまうと思います。まさに“お金の奴隷”ですね。これからは、「自分のお金の使い方は社会に対してどのように役に立っているのかな」ということを心の片隅で意識してみようと思いました。 あと、感想を書いている途中で気付いたのですが、「過去から現在、現在から未来への贈与」って、別にお金に限った話ではないですよね。他人に親切にする気持ちのような「個人個人の思いやり」や、日本の世界トップクラスの安全性のような「国・地域の文化」みたいなものも、お金と同じ財産として、未来の社会を形作る重要なものなのではないかと思いました。わかりやすいように「お金」をテーマにしただけで、この話の本質はお金ではなくもっともっと広い範囲に行き渡るものなのだと感じました。

    15
    投稿日: 2025.02.10
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    多くの人がお金のために働き、お金に感謝する。 年収が高ければ偉いと思い、貯金が多ければ幸せやと感じる。生活を支えるのはお金やと勘違いして、いつしかお金の奴隷に成り下がるんや! これ、まさに、自分。。。 いきなり殴られた感じ。 問題を解決しているのはお金自体ではなく、お金を受け取る人々 パンにありつくためには、個人であればお金を貯めることには意味があるが、全体で考えると、みんなでお金を貯めても何の解決にもならない。 パンを作るために投資すべき! アフリカの貧困国に寄付をしてもダメ。 彼らが働いて、モノを作って、その対価が得られるような仕組みを作ってあげないと。。 経済格差は、フランス革命レベルまで広がっている。バス一台に乗る富豪の資産が36億人の資産と等しい。。。でも、暮らしぶり、にフランス革命ほどの差はない。スマホは、大富豪も低所得者も同じようなモノを使い、そこから得られる情報、YouTubeで世界に広められる機会も、同じ!そんな機会を作った人が、バスに乗る富豪だ!

    2
    投稿日: 2025.02.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    どこか綺麗ごとに感じる"社会の為に働"こと。 それがどういうことかを考えさせられる1冊。 最終章の結論に向けてお金とは何かを説明していく形式なので、2週読むといい本ですね。 ・社会とは、人それぞれ違う"僕たち" ・最小単位は愛する人や家族。家族と共に"僕たち"が幸せでありたいと思うのはごく自然なこと。 ・(仮に自分がいなくなっても、)家族が生きていく社会がよりよい方がいい。 ・"僕たち"を地域社会や世界、過去や未来の人たちを含めて捉える為には、自分から社会に関わり、お金ではない価値を生み出し続けることが必要 これらの結論を導く為、以下のようなことが序章では語られる。 ・お金は全体の中では価値がない。 →家族で作った通貨で(中)でやりとりしあっても、外からは何の意味もない。中の範囲を広げても同じ。 ・実際に助けてくれるのはお金ではなく人。 ・お金の価値と嬉しさなどの価値は別物 →社会の為に価値を提供することでお金は貯まる ・お金(水)の流れの中で溜まりやすいところもあれば溜まりにくいところもある。 ・格差をなくすために税金があり、公平に雨を降らす。 ・お金もちとの差は減っている。スマホなど使っているものは結局同じ。 ・お金を貯めても意味がない。高齢化社会をみんなで支える事実は変わらない。 →生み出す価値を国としていかに高めるかが大事。 心に留めておくのが難しい概念だが、これを意識し実践できるようになれば、お金にとらわれず生きられるのだろう。

    1
    投稿日: 2025.02.08
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    息子(18歳)に読んでもらいたい本 でも、お金の意味が本当にわかっていないのは自分 自分の消費行動を見直さす必要性をこの本から学ぶ 未来を選ぶ

    0
    投稿日: 2025.02.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「金は天下の回り物」をかみ砕いて教えてくれる本。 中学生の主人公がひょんなことから高齢男性からお金に関するレクチャーをうけることになって…という、中学生~向けで分かりやすく物語も無理がない?かな。海外とのお金のやり取り(貿易)にはリスクが伴うけどもグローバライゼーションのこの時代にどうしていけばいいのかな…。 ところでお金に詳しい高齢男性はどうして関西弁の人が多いんでしょうね(笑 よく目にする表紙だったので図書館で借りてみました(電子)がすっかり忘れていて、延長もできず返却日を超えると自動で返却になるので最後は駆け足の読書になりました。著者の『お金の向こうに人がいる』も読んでみたい。 本書に出てきた経済=経世済民(世の中をよく治めて人々を苦しみから救うこと)は中国の古典が語源、ということでeconomyの語源を調べると「家計管理を意味するギリシャ語を語源とする」んだそうです。 https://www.murc.jp/library/column/sn_110914/

    4
    投稿日: 2025.01.28
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    かなり面白かった。 基本的なお金の歴史、お金とは何かを押さえた上でお金を稼ぐために働くのは意味のないことだということをちゃんと言語化、理論的に説明していて納得感もあるしよかった。

    0
    投稿日: 2025.01.26
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    最初はお金のことを勉強しようと思い、この本を読んだ。この本には、「お金」の増やし方などではなく、「お金」をどうゆう風に捉えるか、その本質を教えてくれる。この本から教わったものは読む前に知りたかったことではなかったかもしれないが、「お金に価値はない」という意味をサクマドルを用いて表現されていた箇所にはとても納得がいくものだった。また、国の借金を今世代が背負うことも実際はそうではなく、「内と外の考え方」でその意味は変わってくるのも分かりやすかった。 この本は、会話形式でお金について教えてくれるため、とても読みやすい。ボスが教えてくれるお金についての考え方には考えさせられるものが多く、優斗と同じ気持ちになって読むことができる。

    0
    投稿日: 2025.01.26
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    読み終わった後、自分の行動が変わったことに気づいて、これは良い読書になったかもと思っている。 私の労働と引き換えに私の手に流れてきたお金たち、今までは漠然と「将来困らないために貯めなければならないもの、大事にしなければならないもの」という認識でいたけれど、とはいえ結構意味もなく目の前の物に使ったりしていた。 読み終わってみると、そう簡単に使えない。私も、どうせならこの社会が少しでも良くなることに、一円でも多く使いたいから。

    0
    投稿日: 2025.01.25
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    世代間の不平等ではなく同世代の中の格差だけが存在しているというのは新たな気付きだった。同世代の中の格差についての考えは述べられていなかったが、今の日本では格差の問題にしっかり向き合い、格差をなくしていく方向にしていかなければならないと感じた。 SNSでは税金が高いと多くの人が言っているが、再分配に使われていると思うと、良いものだと考えさせられた。 今の私はぼくたちの範囲が家族だが、ぼくたちを広げることが大事だと分かった。私もぼくたちの範囲を広げていきたい。 物語としても面白かった。

    4
    投稿日: 2025.01.23
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    お金の向こうに人がいるをストーリー形式で理解できます。 何より感動できるなんて思いもよらなかったです。 論理で理解し、最後に感情も揺さぶられる。 家族、友人、恋人を超え日本、世界中の人に読んでもらいたいなと思う本でした。 田内先生ありがとうございます。

    0
    投稿日: 2025.01.23
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    メモ→ https://x.com/nobushiromasaki/status/1882019495616938258?s=46&t=z75bb9jRqQkzTbvnO6hSdw

    0
    投稿日: 2025.01.22
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    物語仏に進んでいき最後は感動して涙が出ました。 お金についてお金そのものには価値がない、人がいて初めて価値があるということがよくわかった。 難しい部分もまだあったが、お金に対する価値観が広がったと思う。

    0
    投稿日: 2025.01.20
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    もうからないと会社は存続できないが、もうけること自体を目的にしたら会社は長続きしない。 お金=幸せだと思ってる若者にこそ読んで欲しい本。

    1
    投稿日: 2025.01.20
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    正直、最終章までは新しい知見は皆無だったが、それを踏まえてもなお、最終章の「"ぼくたち"の範囲を広げる」という解釈は自分にとって新しい視点で、読んで良かったと思える一冊だった。

    1
    投稿日: 2025.01.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ベストセラーになっていたし、お金の指南書的な本だと思っていたら、物語仕立てで本来あるべき社会を説く本でした。 物語としても面白く、素晴らしかったです。 お金があっても少子化で働き手がいなければ、サービスや物価は高騰し、満足することはできない。 生産力がなければ何も作られない。インフラ、学校、病院、インターネット、昔からの生産力による莫大な蓄積があってこそ、今の便利で豊かな暮らしがある。 「愛する人を守ろうと思うと、社会が他人事でなくなる」、この言葉に心から共感しました。

    0
    投稿日: 2025.01.17
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    経済やお金の話が苦手だけど、これなら読みやすそうだと期待した通りでしてが、内容は思っていたのとは少し違いました。 というか、私の考えがまさに主人公そのものだったのだと思います。なので、ストーリーを読み進めると同時に、自然と主人公の目線でボスの話を一緒に聞いていました。 本を読み終えても、思考はまだお金の奴隷が染み付いていて、なかなかボスの言葉がしっくりこない部分もありますが、考えを広げるきっかけになったので、読んで良かったと思いました。

    0
    投稿日: 2025.01.17
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    この本を読み、田内さんの出演している番組等を見ると、彼の説いていることがわかりやすいですよね。 観点がとても勉強になった。こういう感覚も持ち合わせていることが大事だと思う。子供達も一度読んでみて欲しいな。

    7
    投稿日: 2025.01.15
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    田内学さんのお金の向こうに人がいる、は読んだことがないままこの本を読んだ感想。中高生に是非読んでほしいなと思ったので、甥っ子にプレゼントしたい。 楽にお金を稼ぎたい、とか、お金持ちになる仕事に就きたい、とか、お金のことを考えるとそういう思考になる人が多そうで、投資もお金を増やすため、という考えが、大半の人のベースだと思う。が、この本では、お金のことを様々な角度から考えるように、ストーリー形式で問いかけがされていた。

    0
    投稿日: 2025.01.14
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    読み終わったあと考えさせられた 今まで、自分が大事だと思っていた 価値観が少し変わった お金に関してしっかり考える良い機会になりました

    43
    投稿日: 2025.01.13
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    面白かったぁ…! ありきたりな感想になってしまうけど、お金に対する考え方が変わった。 転職したいと考えてたタイミングで、何のために働くのかとか誰のために働くのかとか、改めて考えるきっかけになった!

    1
    投稿日: 2025.01.09
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    何度でも読み直したいと思いました。 とても勉強になりました。 日本人として、心に留めておく必要があると感じました。

    1
    投稿日: 2025.01.08
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    予想外に満足度の高い読書になった。よくあるお金の本だと思って何気なく読んだけれど、もっと社会の本質をつくような内容だった。当たり前の話だけれど忘れてしまっていること、惑わされてしまっていることに気づける。 小説形式でちゃんとストーリーも面白いのがすごい。とってもおすすめ。

    7
    投稿日: 2025.01.07
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    まさかの小説スタイル…! 著者の前著『お金のむこうに人がいる』は経済の入門書でしたが、2冊目はこう来たか…。 勝手な類推ですが、著者が「どうしたら色々な人に経済をどう捉えるべきかが伝わるか…」を考えて、伝え方を試しているんでしょうか。なんて尊いことか。。 しかし、ダイヤモンド⇒東洋経済と出版社を変えて上梓しているのも凄い。あとは日経と毎日から出せば4大経済誌の出版社を網羅できますね(笑 読了して思ったのは、本著はキッカケに過ぎないということ。 ニュースで出ているようなワードをバサッと解説する本ではなく、価値・お金といったプリミティブな?観点で描かれているので、「貿易赤字」や「プライマリーバランス」といったワードとストレートに結びつく訳ではないと思います。 ただ、バズワードに踊らされるのではなく、本質的に考える力を育てる観点で本著の視点は非常に重要なのではないかと思います。本著内の「働く行為に、お金が絡むかどうかは本質的には関係ない」というフレーズ、覚えておくべきだなと。 この資本主義の世を生きていく身として、読んでおくべき1冊だなと思います。 今後どうなるの?とかそういった所まではカバーされない訳ですが、逆に読み手が「今後どんな世の中にしていきたいの?」と問われている気持ちになるような。良著です。 ちなみに・・・本著内にあった「うちの会社の理念って、Customer comes firstなのよ。」に関連して、著者が勤務されていたゴールドマンサックスは、Client comes firstでしたね。

    12
    投稿日: 2025.01.04
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    ストーリー仕立てでお金の仕組みを伝えていたのでわかりやすかった けどまだ腹落ちしてない部分あり 日常生活に影響は与えたかなあ、、、?

    2
    投稿日: 2025.01.04
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    お金に対する価値観をひっくり返してくれる本。 地域や人を大切にしたくなる本でもある。 職業に貴賎なし、という言葉は知っていたが、真に意味を理解していなかったんだなぁと実感した。 今の日常は顔も知らない、もしかしたら地球の裏側にいるかもしれない、たくさんの人たちに支えられているんだなと心から思えた。 そして、自分も誰かの役に立つような仕事がしたいし、お金を稼ぐためではなく誰かのために働く人間でありたいと思った。

    2
    投稿日: 2025.01.04
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    お金の基礎知識が学べる本。 実用書だと思って読んだらビックリ。 物語もしっかりできていて読みやすい本でした! 金融リテラシーが高い人にはさらさらと一気に読了できる内容。 中高生のときに読みたかった(汗 子供がいたら読ませたい。 または60歳くらいの世代にもオススメな本かも知れない。

    2
    投稿日: 2025.01.03
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    本の帯にも書いてある通りに、知っておきたいお金の基本が書いてあります。学校の図書館に置いて、学生さんに読んでもらったら、闇バイトをする人が減るかもしれないですね。

    1
    投稿日: 2025.01.03
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    ネットでおすすめの本として紹介されていたことをきっかけに購入。 お金自体に価値はなく、我々が日常で支払っているお金はその商品やサービスを提供してくれる労働力に支払っている、ということであり労働してくれる人がいなければお金は無意味。 どこに、誰にお金を支払うかを選ぶことで必要なものが選択され、不要なものは淘汰される。 どのような未来を実現したいかをイメージしてお金の使い方を考えるべし、といった内容。 どうにかして個人としての資産を増やすべく利回りのみで金融商品を選んでいたり、貰えるものベースでふるさと納税をしたりしているがこのような視点を持って選択していくことが大切だと思いました。

    2
    投稿日: 2024.12.30
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    物語としても意外と良くできている 下記、おもしろかった情報 ・お金は使っても誰かの池に流れるだけで総量は変わらない ・お金自体に価値はなく、お金の動きの先にある人の労働が本質的価値、お金が解決しているようにみえても誰かが解決している ・国の借金は国内の労働力を使うために使われる限りは国内の誰かの預金になっているだけなので本質的には大丈夫、その意味で貿易赤字が続くのはマズイ

    1
    投稿日: 2024.12.30
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    お金の意味合いや役割を改めて考えるきっかけ。 会社の部下や後輩に薦める本ではない。自分の子供に読ませたい。

    1
    投稿日: 2024.12.29
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    audible17冊目。 中高生向けの、金融・経済講座です。 物語の対話の中で、お金について学びを深めることができます。 これなら誰でも、読みやすい! 少し前に話題になった、地政学の本を彷彿とさせました。 謎めいたその道のプロが、わかりやすく親切に、語ってくれます。 似たような作品はどんどん生まれてくるんだなあと感じましたが、それで学びが広がるなら良いのかなと。 冒頭で、金融・経済講座だと書きましたが、個人的には、勤労観の視点が素晴らしいと思いました。 教室にも置いておきたい本。 働くということは、誰かの役に立つこと。 お金を稼ぐ、という意味だけではない。 たとえば、就労していない専業主婦だって、家事育児と、家族のために働いている。

    1
    投稿日: 2024.12.27
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    2024.12.11 こういう本が小説となって読みやすくなっているの、とてもありがたい。 お金を増やすメソッドではなく、お金についての考え方を知る本だった。 ストーリーもよかった。 ・水が循環しているのと同じ様にお金は循環している。 ・みんな誰かの幸せを感あげて働いている。 ・お金ではなく、誰かのためと思うと世界が広がる。 ・お金自体に価値はない。

    7
    投稿日: 2024.12.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    お金は無力。それに気づかないと、お金を集めることだけに夢中になる。 生活の豊かさは、1人ひとりにとっての価値の話。価値と値段は、別物。

    1
    投稿日: 2024.12.22
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    中高生向けに書かれたお金についての本です。だけど、こういう本のほうが、大人にとっても本質を理解しやすくて良いと思う。小説仕立てにしてあるので、すらすら読める。だけど、覚えておきたいことがたくさん書かれているので、忘れないようにブクログの自分用のメモに残しておきました。この感想のとこに書いちゃうとネタバレなので。 重ねていいますが、ある程度経済の勉強して投資なとなどしてる大人にとっても、為になる本です。 お金の向こう研究所、はWeb上にもあるそうなので、いまから訪問したいと思います。

    2
    投稿日: 2024.12.19
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    今年は珍しく、小説以外の本2冊目の登場。正直なところ、表紙を見たときに、小説かと思って、予約してしまいました。内容はとても分かりやすく、今の主流な考えや勘違いを否定してくれている。この発想の転換は、いろんな人に届いてほしい。 2024/10/25読了

    2
    投稿日: 2024.12.18
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    胸が熱くなるお金の話です。 子どもにも読んでほしいけど、「お金の奴隷」と化してしまっている多くの大人にこそ必要な本かも。

    8
    投稿日: 2024.12.18
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    お金の本質について、対話形式で描かれたお話 以下、公式のあらすじ --------------------- ◆本書のあらすじ◆ ある大雨の日、中学2年生の優斗は、ひょんなことで知り合った投資銀行勤務の七海とともに、謎めいた屋敷へと入っていく。 そこにはボスと呼ばれる大富豪が住んでおり、「この建物の本当の価値がわかる人に屋敷をわたす」と告げられる。 その日からボスによる「お金の正体」と「社会のしくみ」についての講義が始まる。 プロローグ 社会も愛も知らない子どもたち 第1章 お金の謎1:お金自体には価値がない 第2章 お金の謎2:お金で解決できる問題はない 第3章 お金の謎3:みんなでお金を貯めても意味がない 第4章 格差の謎:退治する悪党は存在しない 第5章 社会の謎:未来には贈与しかできない 最終章 最後の謎:ぼくたちはひとりじゃない エピローグ 6年後に届いた愛 --------------------- 一見、疑問に思うような事を言うボス だけど、ちょっと考えればその意図はわかる まぁ、反論がないわけではないけど 著者はその辺をわかっている上で敢えて書いてないんだろうな 何故なら、この本のコンセプトが、中学生くらいの子にお金の本質について考えてもらうものだから なので本質から派生する項目や例外などはばっさりと切っている お金そのものには価値はない お金の価値を担保する仕組みがあって、同等の価値の何かと交換可能という社会がなりたっているからこそお金に価値があるように見える 基本的に、人に必要なモノは自然界由来 その必要なモノの交換にお金が使われているだけ そしてそれを媒介するのは人 お金が増えるからインフレが起こるのではない 必要なモノが不足した結果として価格の高騰が起こる 流通するお金を増やしても、モノの絶対的な価値は変わらないため、相対的な価値が変化するだけ 世の中は様々な思惑があって、それが結果的にバランスを保つ形になっている お金は奪い合う事になるが、未来を共有することはできる 各々が各々を助け合う社会であれば、格差のない社会が作れるかも知れない お金の本質についての見解は理解できるけど では個人に落とし込んだ最適解についてはとなると、色々と議論が分かれるところでしょうね 平等な社会が成り立つのが理想でしょうけど、人は自分だけでも優位な立場になりたいという欲求はあるからなぁ それでも、ボスも言っているように、格差というのは生活の質で言うと、昔に比べたら縮まっているのかも知れない FACTFULNESSでも言ってたように、以前よりも良くなってきていると、まだまだ悪いは両立する まぁ、金銭的な格差は確かにあるのかも知れないけど、生活の質の格差は100年200年単位の昔に比べれば貧困層と富裕層の違いは縮まっているように思える これからの未来に向けて、より良い社会を作るためには、綺麗事だけど「目的を共有する事」と「心から人を愛する事」が大事なのだとわかる 以下、なるほどと思った文章 -------------------- ・お金の力は選ぶ力で、問題を解決してくれる人を選ぶことしかできない ・お金は奪い合うことしかできないが未来は共有できる ・年金問題は、お金が足りないのではなくて少子化によって生産力が足りなくなること ・みんなを等しく便利にした会社の創業者が、結果的に大金持ちになったんや -------------------- それはそうと、お金の話だけでなく、狂言回し的な存在の七海の存在 最後まで読んで、ちょっとうるっときた お金の話なのにこんなヒューマンドラマをぶっこんでくるとは、ちょっとずるいなぁ

    2
    投稿日: 2024.12.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    最後は感動でうるっとしてしまった。 「愛は時間差があって遅れて届く」覚えておきたい。 ネットショッピングでポチッと気軽に買い物もいいけど、たまには街の商店街でお買い物がしたくなった。世界中の働いてくれる人がいてくれるおかげで生きていけていることに気付かされた。

    2
    投稿日: 2024.12.15
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    お金の奴隷になるとはどういうことなのかを考えさせられました。 お金の始まりからお金によって崩壊した国の歴史など様々なことが学べる本です。 飽きがこないストーリーもとても良かった

    1
    投稿日: 2024.12.15
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    本書のコンセプトとして書かれていた通り、お金の取扱説明書はなく、お金について深く考える機会は少なく、でもさまざまな問題を生み出す。 お金は稼げばいいもの、多くあればあいものでなく、自分の意志に従って道具として使う。 いろんな本を読んだり話を聞く中でも同じようにも言われていたと思うが、この本を読んでそれがとても腑に落ちた。 最後は心から人を愛することが大事。 結果お金持ちになった上でも人が行き着く考えはやはり最終はそこであることが、お金に振り回されても意味がないということを再度伝えていたように感じました。 読んでよかった。そしてお金の勉強を始める前に一番最初に読むべき本だったかもしれないです。 ◆メモ ・格差のない豊かな生活を提供する人々が結果的にお金持ちになっている。 ・エンジェル投資家として3億円だし、あるスタートアップが起業して事業が失敗してもお金を損するのは投資家だけ。事業のために働いた人たちにはその三億円から賃金が支払われている。世の中のお金の量は変わらない。社会にとってお金は損失にならない。もったいないのは労働。ムダに人材。使うことが社会への罪。もうかる見込みがないなら働いてもらうべきでない。他の研究、わしててくれた方が社会の役に立つ。 ・投資や消費のお金をどこに流すのかによって、社会の中でどんな仕事が必要なのか、どんな人材が必要なのかという配分が決まる。 ・借金する国ではなく、働けない国が破綻する。 ・心から人を愛すること。愛する人を守ろうと思うと、社会が他人事でなくなる。

    8
    投稿日: 2024.12.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    すごくシンプルで聞いたことのあるお金の話。お金の根本的なことを教えてくれる。それがストーリー仕立てになっていて、すごく聴きやすい。何か学んだ!とい感じではないけど、定期的に聞き直したい。

    1
    投稿日: 2024.12.14
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    人はときどき傲慢になったり、調子に乗ったりする。ときどきこういう本を読んで自分を律するのがよい。そういう本。

    1
    投稿日: 2024.12.11
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    お金の向こう側のこと、考えて働けたら素敵だと思う。経世済民、経済の定義を初めて知った。経済に関わる仕事をしているのに、反省した。 オーディブルにて

    5
    投稿日: 2024.12.11
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    「お金のこと、働くこと」について、他の本でも似たようなことを学びましたが、この本はストーリー調で書かれていてイメージが湧き、とても分かりやすかったです。 この本が教えてくれることを知っている人と知らない人とでは、働き方や社会との関わり方がまるで違ってくると思います。出会えてよかった本でした。 ① 多くの人がお金のために働き、お金に感謝する。年収が高ければ偉いと思い、貯金が多ければ幸せだと感じる。生活を支えるのはお金だと勘違いして、いつしかお金の奴隷になる。 ② 「お金の勉強」と言って、専門用語など難しい単語を学ぶことで、お金を理解した気になっている。だけどそれはマヤカシで、知恵の実を食べても賢くなるわけではない。 ③ お金を使う時、受け取ってくれる人がいて、そしてその人が働いてくれるから問題が解決できている。誰もいない無人島にお金を持って行っても、何の価値もない。 ④ お金の向こうに人がいる。お金を払うとき、実は胸の内で「助けてくれ」と思っている。そして受け取った誰かが働いて、助けてくれている。 ⑤ お金が偉いと信じた人は、「もっとお金を配れ」とでも行進した。他の人たちは災害で壊れたパン工場をせっせと修理した。 ⑥ お金持ちは、社会全体の視点でお金を見ることができる。しかし一般人は個人の視点でしか見ていない。 ⑦ 投資の目的は、「どんな社会にしたいのか」であり、お金を増やすことではない。株価の上下で喜んでいる間は三流。 ⑧ 儲からないと会社は存続できないが、儲けること自体を目的にしたら会社は長続きしない。会社が長続きできるのは、社会の役に立ったいるから。 ⑨ 「心から人を愛すること」で意識は大きく変わる。他者を愛することを知ると、その人がどう感じているかを考えるようになる。 愛する人を守ろうと思うと、社会が他人事ではなくなる。 ⑩ 「ぼくたち」の範囲を広げていく。他の人のために、何かできないかを考える。誰かのために働いているって考えると、世界が広がって見える。 11 愛は常に時差があって届くもの。時差があるからこそ、未来に続いていく。過去から現在、現在から未来への贈与で社会はできている。

    10
    投稿日: 2024.12.10
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    再読 お札は、ただの紙切れ。 最初に読んだ時ほどの面白さはなかったけれど、やっぱりいい本だと思う。 中学生、高校生におすすめ。 私が最近はまっている哲学者、構造主義のレヴィストロースによると、世の中、交換でできているらしい。女性も交換の道具だとか。 (現代でこの主張すると、炎上し過ぎて抹殺される。実際に、歴史を振り返ると、多くの哲学者が抹殺されてる。哲学を学ぶのはいいけど、哲学者にはなるもんじゃない。) 女性を交換するのが良いか悪いかは知らんけど、お金はどんどん交換して経済を回すのは良い。働いていると、きっと誰かの役には立っているはず。 ギブ&テイク。与える人こそ成功するって言うし。 結論、世界は贈与でできている。働くとは、誰かの役に立つこと。

    33
    投稿日: 2024.12.09
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    普段何気なくお金を使ってきた。 その向こう側のことなんて考えもしなかった。 示唆されるものは 数多い。 改めて“わたしのお金は誰のため”のものなのか 今一度じっくり考えてみたい。 目から鱗!

    1
    投稿日: 2024.12.08
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    同著者の「お金の向こうに人がいる」を読んで本作を手に取りました。 著者の主張は同じものでしたが、ストーリー性は本書の方がありました。 貨幣経済の裏側にある人の営み、生きがい、集団のつながり、愛情の存在を訴えています。 働くこと自体が誰かのためになる行為、儲けること自体を目的にしたら長続き出来ない。長続き出来るのは社会の役に立っているから。目的を共有することが大事で、誰もが共有出来る目的は未來。愛する人を守るために社会が良くなることを願う、そうすることでぼくたちの範囲が広がる。 お金自体に価値がない、お金で解決できる問題はない、みんなでお金を貯めても意味がないとボスが出したお金の謎。 お金の後ろにある経済活動の主体である人間、そこに視点をフォーカスした場合の貨幣経済の実質が見えて来ました。

    2
    投稿日: 2024.12.08