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総合評価

863件)
4.5
473
291
61
13
1
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読んでる途中で飽きて置いてて、そのうち映画化し、それが藤井道人監督だと知って期待して見に行ったがガッカリで、じゃああの映画でご都合主義やなぁ〜って気になったとこは原作でどうなってるんやろと気になって最後まで読んだけど感想としては同じ。 まだ小説のほうがマシなとこは多かったような。 それもこれも最初から冤罪って分かるような話を最後まで付き合う気にならなかったのが原因かもしれぬ。

    8
    投稿日: 2026.04.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    酷い冤罪の話だった。特に警察と司法の動きに問題がありすぎて現実ではここまで酷くはないことを願わずにはいられない。 後書きで作者は冤罪がテーマである以上鏑木には死んでもらうしかなかったという旨の発言をしているが、個人的にはそれでもやはりこの結末には疑問が残る。彼が冤罪の為に既に多くのものを失ったことは読者も既に分かっている。おまけに再審の判決が何年後のことか記載されていないが、数年が費やされたことは間違いない。10年あるいはもっとかかっているかも知れない。彼が生きていたらその間拘留が続いていたのだろうか。脱獄の実績があるだけに完全な自由は決して与えられなかっただろうと思う。貴重な若い時期を奪われてしまったこと、人々が褒めそやす顔を整形せざるを得なかったこと、その間の心身の苦痛、これだけでも冤罪の重さは十二分に伝わるのだから彼の努力が報われ、それから先をどのように生きたいと願うのか見てみたかったと切に思う。 それに警察による銃殺というのが何とも…。この結末に持って行きたかったのなら、警察側の視点から鏑木がどれだけ危険に見えていたか描写して欲しかった。片側からの描写なので警察ヤバいとしか印象に残らない。それがちょっとフィクションに寄りすぎる印象を受けてしまった。 何にせよ死後に名誉を回復するというのも大事な儀式ではあるのだが、本人には遅すぎて報われないなとモヤモヤが残る。自分が救う会側にいたとしても喪われたものの尊さが改めて染み入って判決に快哉を叫ぶことは出来なかっただろうな。

    0
    投稿日: 2026.04.06
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    読んでよかった。 様々な場所での鏑木慶一の心優しい行動に心温まる反面、助けたい気持ちでいっぱいになる。 鏑木慶一の優しさに魅了され信じて行動してくれる人たちがいることも感動。 鏑木が亡くなってしまうのはすごい悲しいけどほんとに読んでよかった。 私も現実で同じ様な状況になった際に『信じる』ということが出来るようになりたい。 鏑木慶一のようにこころ温かな人になりたい

    0
    投稿日: 2026.04.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    最初は罪を犯した人なんだから二面性があるんじゃないかと穿って見てたんだけど最悪の冤罪だったので、それを念頭においてもう一度読んだら印象が全然違うんだろうなと思った それは必死になるわ… 真犯人もちゃんとわかって良かった

    0
    投稿日: 2026.03.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    一気読み。どこを切り取っても面白かった。染井さんが伝えたい冤罪の虚しさが鏑木を通して伝えられていた。浩子さん黒幕だと思ってたけど犯人となんら関係なかった、、!

    0
    投稿日: 2026.03.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

     人は間違える。他人の人生を左右する程の選択でさえも。間違えること自体よりも、間違いを正す機会を得られない事の方が問題だと思う。皆他人を許して他人に許されて生きているから。  周りに散々否定されながら、自分だけは自分の真実を見失わなかった鏑木。私だったら無実の罪で追われるくらいならいっそ死んでしまいたいと思ってしまう。疲れる。自分の誇りを失わない信念が彼を生かし続け、その信念を受け入れた人間だけが彼の正体に触れられる。自分を疑い続けて人生のどん底に突き落とした他人が憎いはずなのに、その他人に自分を認めてもらうために人生を捧げる。切ない。  冤罪だと認められる前に殺されてしまったのは、とてもやるせなかった。最後無罪を勝ち取って浮かばれたのは、生者たちの罪悪感だけな気がするけど。でもやっと他人に認めてもらえたのだから、彼の正体に触れられた人たちの中にいる彼の存在だけでも救ってあげられたのかもしれない。

    1
    投稿日: 2026.03.25
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    非常に高い評価。話の進み方としては関係者を主体として場面が移り変わっていくので、登場人物は多いのですが混乱することなく読み進められます。筆者のあとがきにもあったようにメッセージ性のある作品。世の中、綺麗事だけではないのでこんな作品もあってよいと思いました。

    1
    投稿日: 2026.03.15
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    何か面白い本ない?、と会社の後輩に聞いて教えて買ったのが約2年前、机の肥やしになっていたけど引越しをするにあたり、荷物にいれて、転勤先で呼んでやりましたよ! 面白かった!最後の締めくくり方、あれはね、やっぱりね、っていう感じで。ドラマを先に見てしまっていたから、こーゆーことかーっていう落とし方で、あとがきにもやっぱりwって印象を持った。

    13
    投稿日: 2026.03.15
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     久しぶりにふるえた。両手放しで面白かった。各章の逃走劇には、鼓動が速まるほどにのめり込んだ。  死刑判決を受けた少年が脱獄する事から話しは始まる。姿や名前を変えて各所に現れる少年は、出会った人たちを感化させていく。  無実の罪を宣告されることほど辛い事はないだろう。報道される事で社会的制裁もうけてしまう。少し前に読んだ本にも、判決の重みについて語られていたけど、冤罪だけは回避出来るように、して欲しい。  「疑わしきは罰せず。」とは言うものの、現実はそうもいかないのだろう。実際、今も数多くの冤罪事件が取り扱われている。この物語は社会へのメッセージを含んでいる。

    19
    投稿日: 2026.03.13
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    オーディブルで視聴。 物語の展開スピードがよく、十分物語にのめり込みながら聴くことができた。 どこまでも優しい鏑木。 こんな少年が冤罪で捕まるなんて辛かった。 日本でも冤罪はゼロではない。 そう言ったことを覚えておこうと思う。 事件に限らず正しいかどうかなんて本当のところは分からない。 自分で調べて納得して、それから判断できるような人でありたい。

    0
    投稿日: 2026.03.09
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    分厚さになかなか手が伸びず、しばらく積読していた一冊。 読み進めると短編が続くような。 あの日何があったのか明かされそうで明かされない焦ったさ、脱獄してから順追って書かれていないからこの後どうなったの?!とより気になって読み進めるスピードを加速させる。 犯人なわけない。やっぱり本当は犯人?の感情を繰り返しで分厚さ忘れて一気読み。 出会ってきた人たちにも愛着湧いてまた会いたくなる。

    1
    投稿日: 2026.03.08
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    間違いなく長編なのだけど、短編のような物語が繋ぎ合わされた小説。 信じていいのか、信じちゃいけないのか、 読み手としても登場人物のような気持ちを味わえる一冊。

    0
    投稿日: 2026.03.07
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    ひとつひとつのエピソードが面白く、ちょっと長いなとは思ったけど、ぐいぐい読めた。脱獄犯のことが段々分かっていくようで分からなくてハラハラした。

    1
    投稿日: 2026.03.06
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    冷静に想像してみて二十歳前後の男の子が 逃亡生活を続けることになってしまうなんて もう言葉にならないくらい読み終わって 辛い気持ちになってしまった 600ページ以上あり読めるかなと 思ったけれどそんな心配無用だった

    2
    投稿日: 2026.03.04
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    未成年で死刑囚となったが冤罪を晴ら為に脱獄して逃亡しながら職場で出会う人との物語。 色々な立場の人からの目線 目が離せない作品だった。 あとがきは染井為人さんの人柄を知れた気持ちなりそれも良かった。

    18
    投稿日: 2026.03.03
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    正体 染井為人 光文社文庫 工事現場、旅館、宗教、グループホーム、様々な場所で潜伏生活を送りながら操作の手を逃れ、必死に逃亡を続ける。その逃避行の日々。

    2
    投稿日: 2026.03.02
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    3人を殺害した未成年死刑囚の脱獄と逃亡の物語。 600頁超えの大容量でありながらも、円を描くように短編を連鎖させて関連付ける趣向は見事で、時系列がわかりやすく、サクサク読めた。 言葉や表現も難しいとまでは行かず、万人受けする小説だと思った。 実際に起きた相似事件や現代の社会問題を随所に物語に盛り込んでいるのは作者の意図した問題提起なのではないかと感じた。 途中からなんとなく推理小説然とした過程にハラハラドキドキ感がじわじわ高まっていったけれども、、、個人的には衝撃を受けるとまではいかない結末だったかな。でも映画も観てみたいという気にはなった。

    10
    投稿日: 2026.03.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    未成年凶悪殺人犯の脱獄というインパクトのある展開で、読み進めるごとに、次々と出てくる男たちが鏑木であることがわかるが、色々な立場の人から見た彼の姿が描かれ、結構な分量だったがサクサクと読み進められた。その分、少し文章の単調さが目立ってしまったかもしれない。死刑冤罪ということが出てきたのも最後のほうで、あまり深くは切り込んでいなかったので中途半端な感じもあったが、エンタメ作品としては十分楽しめたと思う。

    1
    投稿日: 2026.03.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2026.03.01 一家惨殺事件 少年死刑囚の脱獄 オリンピック会場の工事現場 スキー場の住み込み旅館バイト 新興宗教の説教会 老人介護のグループホーム 冤罪 なんとも救いのない。 真犯人の名前が足利ってのは作者の警察・検察・司法への強い憤りの表れなのかな。 北関東連続殺人事件おもいだした

    1
    投稿日: 2026.03.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    現代社会の闇を描いた重いテーマかつ長編だが、 没入して読めた。鏑木を繰り返さないように、人が人を裁くことの重さを考えなくてはいけない。

    1
    投稿日: 2026.02.27
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    冤罪がテーマの小説 映画を観ているように物凄く引き込まれて時間を惜しんで読み切りました。 現実に起きている出来事だったら、と思うと胸が締め付けられ、涙が溢れました。冤罪は事実としてある事なので絶対にあってはならない事だと改めて思いました。 スッキリ!で終わる小説ではなくふかーく考えさせられつつ、信じてもらえて良かったって、読んだ人全員が同じ想いを抱く事ができる小説なのではと思いました。

    16
    投稿日: 2026.02.27
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    終わり方にメッセージ性が込められていて、考えさせられた。 色々な人の視点で進んでいく物語の構成で読みやすかった。 600ベージを超える分厚さで不安だったが、面白くてスラスラ読めた。

    0
    投稿日: 2026.02.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

     ページ数が多いなぁと思いながら読んでみるとドンドン続きが気になりあっさり読めてしまいました。  冤罪事件について取り扱い世論と実際に会った人達の主人公の人柄が全く違うことに怖さを感じました。  個人的には最後主人公が報われて欲しかったなぁと…  映画の方は見てないのでラストが変わってると嬉しいなと思います。  

    0
    投稿日: 2026.02.21
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    この子は冤罪なのかも知れない、と思い始めてしまってからページを捲る手が止まらなかった。 エンタメ小説だけど、私だったらどうしていたか、と本気で考えさせられる小説はなかなか出会えないので読んで良かった。

    1
    投稿日: 2026.02.16
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    横浜流星さん主演での映画をすでに見ていたのであらすじは大体わかっていたけど、それでも引き込まれた。人を助けることのできる優しい青年が本当に殺人を犯して逃亡している死刑囚なのか。 自分の周りにもし鏑木青年がいたら一体どうするだろう…

    11
    投稿日: 2026.02.06
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    どの章も読みやすく、続きが気になる展開で一気読みした。 各章は主人公と関わる第三者の視点で描かれていて、 それぞれのエピソードがどれも面白い。 結末が悲しい。  鏑木には生きてて欲しかった。

    0
    投稿日: 2026.02.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読めば読むほど本を閉じることが不可能!! 他のコメントにあったように、ずっと読みながらねえちょっとって突っ込みたくなりました。 そんな良い人してないでただ息だけしてなよって。 ただもうそれが答えなのがやられてます…

    0
    投稿日: 2026.02.04
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    映画は見てないけれど、苦しくて怖くて、本なのにドキドキが止まらなくてページを閉じてしまうことも。まさか、最後がああなるとは。

    1
    投稿日: 2026.02.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    今、読み終わって言葉もなく…心が放心状態になっている。 一家3人を、それも幼い2歳の子どもまでをも惨殺した犯人として、現行犯逮捕された、犯人鏑木慶一。 その後刑が確定し、死刑囚となった彼は、拘置所から脱獄し、逃亡を続ける。 顔を変え、名前を変えて その様々な場所での彼の行動は、どれも立派で他人に親切で、心優しい、人の痛みのわかる好青年。読んでいるうちにどんどん彼が好きになっていく。「この人は犯人じゃない」と思えてくる。逃げ続けて!と応援したくなってくる。 そして、彼が逃亡を続ける理由と、事の真相が彼の口から明らかにされた直後、唐突に終わる結末。あとがきで作者が触れているように、あの結末は悲しすぎる。それでも、あの結末であるからこそ、この物語が輝いている。 人が人を裁くことの難しさ。 それでも、たとえ一度判決が出たあとでも もしもそれが冤罪だと、間違っていたかもしれないと気がついたなら 絶対に揉み消すことだけはしてはいけない。司法や警察の威信やプライドなんてクソ喰らえだ! だって人一人の命がかかっているんだから。 この物語を読むと死刑制度について考えたくなる。 もちろん、死刑の必要性もわかる。 悪いことをしたら、最悪死ぬことになるんだよ、という抑制。そして遺族の気持ちを考えれば。 目には目を、死には死を だけど、それは国が正義という刀を振り翳して行う「殺人」なのだ、と思ってしまう。まさに犯人と同じことをしていることになるのだ。 それぞれの場面で鏑木慶一に助けられた人々が、最後に一つに纏まって彼の無実をはらしていく。 彼にはこんなに味方がいたのだと… こんなにわかってくれている人がいたのだ、と。 本当に、彼はどんなときでも諦めていなかった。そしてどんな時でも、自分よりも他人を尊重していた。 最後の判決は、彼のもとに届いただろうか。 それでもやはり、彼には生きていて欲しかった。彼のような人が死んでしまう物語には出会いたくなかった。 一晩経って思うのは… この物語では、鏑木慶一からの目線で書かれている部分はほとんどない。 逃走劇を繰り広げている間、彼が何を見て何を感じていたのか、何を思っていたのかは書かれていない。すべて周りの目線からの情報で、読者が考察するしかない。 一体どれほどの絶望が彼を包んでいたのだろう。彼が他人にかけた優しさは全て彼がかけて欲しかった優しさなのではないか。 山形や我孫子で彼がどこに住んでいたのか、どう暮らしていたのか 顔を変えていくことにどんな方法を使っていたのか。身体の痛みと心の痛み それでも、前を向いて… 考えると眠れなくなる 忽然と姿を消すときの彼の胸中を思うと… もし、自分が鏑木慶一と出会っていたら、そして彼の正体に気がついてしまったら 私はどう思い、どう行動しただろうか? 3人の殺人者であり死刑囚 世間が流すその圧倒的な情報と 目の前の人物として鏑木と共に行動し感じている自分の気持ちと どちらを信じられるだろうか

    12
    投稿日: 2026.01.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

    あっという間に読めた。 鏑木が出逢う人たちの目線で物語が進んでいくが、どのキャラクターもすごく魅力的で、感情移入しやすかった。自分だったらどう動くだろうか、というところまで想像してしまった。

    1
    投稿日: 2026.01.30
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    鏑木慶一。まだ高校生だった彼が一家3人を殺した、、、。状況証拠は、鏑木が犯人だと示している。そんな彼が脱獄した。色んな場所で、人と関わりながらも、逃げる。 そんな彼が、自分はやっていないと言う。信じて欲しいと言う。 私が、本の中にいたとしたら、彼を信じただろうか。 マスコミの報道、警察の言動。それとは異なる、彼の行動。 真実を見ることのできる心の眼をもっているか、自分を問われる本だった。きっと、信じてくれる人が一人でもいれば、人は生きていける。 そういう意味で鏑木慶一は幸せ者だ。

    22
    投稿日: 2026.01.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    途中から、違う!鏑木は犯人じゃないって信じたくて、真実がわからないけど逃げてって思ってしまっていた…。救いたかったな。

    0
    投稿日: 2026.01.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    面白すぎて★6をつけたいくらい。 1章を途中まで読んだあたりでこの本にとてつもない面白さを感じ、p615という長さながら、そのまま夢中で暇な時間に読み、3日ほどで読み終えた。 章ごとに舞台となる職場と人間が様変わりし、ブラックな土木での共生関係、男運のなかったビジネスウーマンとの共同生活、スキー場旅館での一期一会な仲間、パン工場や新興宗教での中高年女性達のリアルな話と井尾由子との繋がり、グループホームでの井尾由子との接触と完結。 鏑木慶一という知的で気配りができ、しかし事件絡みで繕うのが難しいところはおや?と思うところもある、でもこんな優しい人が本当に人を殺したのだろうか?という、良心的なキャラクターが魅力的だった。 最後に各章の人物が集結して話し合っているところは特に胸熱だった。当の本人は呆気なく亡くなってしまったのが本当に残念でならず、ラストに無罪となり喜びの咆哮をあげているのもとても嬉しかったし、読後も満足感は強いのだが、鏑木慶一は不在という点で、やるせない気持ちも残る。 この声が、きみに届いているだろうかーー。 映画やドラマは未視聴なのだが、ちょうど家族がドラマ版を最近視聴していたのでざっくり内容合わせをした。尚、映画版もドラマ版も本人は生き残ったらしい。 ドラマ版は全部で4話なのもあって余計に省略されている。スキー場は登場すらなく、弁護士は橋から落ちようとしていた。パン工場も登場せず、新興宗教のみ。主人公が現場に入ったきっかけは、度々その家の前を通っており、以前からピアノの音が聞こえ、亡くなった母だか父だかを思い出す音だったから。また、例の模倣犯へ弁護士と女性ライターが訪問し、主人公の事件もお前がやったんじゃないか?というような内容を引き出す場面もあり。ラストは裁判で本人もおり、裁判官が冤罪で申し訳なかった旨を述べ、終わりらしい。 なお、現実的には悲鳴が聞こえたとしても、いくらお人好しにしたって、知らない家の中へ侵入するだろうか?運が悪ければ自分も刺されていたかもしれない。医者や看護師でもなく身内でもないのに、血溜まりの中でまだ息があるとしても、こんな状況下で主人公のような行動をとる人物はどのくらいいるだろうか、などという突っ込みどころはある。 指名手配犯が定期的に転職し、色んな仕事をこなしながら有能さを発揮し、このまま居てくれたらこの職場も安泰だね〜な雰囲気が出てきたら次の新天地へ消えるという話でシリーズ化して欲しい笑

    19
    投稿日: 2026.01.25
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    こんなに先が気になる物語は久しぶりでした。 脱獄した死刑囚の鏑木慶一は職場を転々としながら逃げ回るのですが、読んでいて、この好青年が人を殺す訳がない!と思えて、なんとか逃げてと応援しながら読み進めました。 ラストは「えっ!?」と思ったのですが、あとがきを読んで、ちょっと気持ちも落ち着きました。 映画も観てみたいです。 オススメです!

    14
    投稿日: 2026.01.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    おもしろすぎて一気読み。 鏑木が生きている間に誰も本当の正体に気が付けなかったのが なんとも言えない。 悲しいとか やるせないとか そんな言葉では言い表せない感じ。 鏑木の無罪だからこその生への執着と 絶望とを一緒に感じているような読書体験だった。 弁護士、浩子 それぞれが少しでも相手や自分を信じていたら違った結果になっていたのではないかとも思うど 浩子に至ってはそうせざるおえない精神状態ちったのだろう。 判決が言い渡されたときに鏑木はいなかったから 救いのある結末とは言い難いけど 無罪が認められて 鏑木認められたよと言いたくなるよいなラストだった。

    1
    投稿日: 2026.01.17
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    本の分厚さに驚きましたが久々に引き込まれて一気読みしました。 冤罪から逃れ潔白を自身が潔白である事を証明するため命懸けの逃亡の日々を送りながらも弱者を助け寄り添う鏑木の行動に心動かされます。 様々な職業の裏側も垣間見れるので社会勉強にもなります。搾取されないよう自分の身は自分で守らないとと思いました。様々な世代の方におすすめしたいです。 映画も見てみたいです。

    1
    投稿日: 2026.01.16
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    他の読者の方の感想を読んで面白そう、と思い手に取った作品です。しかし、本棚登録をしてから気がついたのですが、前回読んだ『悪い夏』と同じ作者さんだったので驚きました(°o°*) 物語は、一家惨殺をして死刑判決を受けた鏑木慶一くんが脱獄し、様々な場所で身を隠しながら働きます。 職場では怪我を負ったのに労災が出なかったり、やってもいない痴漢容疑をかけられてしまったなどの悩みを抱える方がいて、その悩みに鏑木くん(名前は毎回変わります)がどう対処するかが展開されます。 読み進めていくたびに鏑木くんの「正体」が読者の頭の中に構成されていきます。 615ページもあり大変分厚いのですが、彼がどんな人間なのか、ぜひ見抜いてみてほしいです。 ちなみに、わたしが介護施設を舞台にした作品を読むのはこれが初めてでした。 どのような場所なのかあまり知る機会がなかったため、グループホーム「アオバ」でのお話は興味深く読ませていただきました。 なぜそこまで人手不足なのか分からないほど、作中に出てくる入居者の方々はみんな良い人でした。読んでいてわたしもアオバで働いてみたい、と思うぐらいでした。 もし機会があれば、また介護施設を舞台にした作品を読んでみたいです。 あと、洗濯機の中に人が隠れられる事にはびっくりしました。 試しにわたしの家の洗濯機に入ってみようとしたのですが、片足に体重をかけたら洗濯機がミシミシいいだしたので、やむなく諦めました。 これは決して今年に入ってお餅を11個食べたからではなく、うちの洗濯機が経年劣化しているからだとお伝えしておきます( ˙༥˙ ) ŧ‹"ŧ‹"

    31
    投稿日: 2026.01.15
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    これは2歳の子供を含む一家三人を惨殺した死刑囚が脱獄し、1年半近く逃走し続ける話である はずなんだけれど、警察との駆け引きでハラハラドキドキする展開はほとんどない。 そもそも死刑囚鏑木慶一の視点で描かれていない。 逃走中に出会った5人の視点で、その人たちの生活の中に鏑木が入り込み、どのように影響を与えたのか。 その話を通して鏑木慶一という人間性を知っていく、逃走中はもちろん名前を変え、顔も少しずつ変わっていくのだけれども、内面から出てくる彼の本性を、まさに「正体」を知っていく話なんだと思う。 600ページにも及ぶ超大作だけど、本当にあっという間だった。もしこれが警察からの逃亡一辺倒だったら、暗く鬱すぎて絶対読み切れなかったのではないかと思う。 どんな展開かではなくて、どんな人なのかを知っていくから、感情移入もしやすく、世界に入っていけたんではないだろうか。 映画ももちろんよかった。 その映画とは違う結末もまたよかったと思う。 本当は本が先なんだろうけど、映画から見たのでそこはびっくりした。 あとがきに書いてあったけど、読者の要望を、作者の本当はそうしたかった願望を叶えてくれていた。

    1
    投稿日: 2026.01.13
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    分厚いけど引き込まれて一気に読んだ。時系列が前後するからたまに見返して。 読了後すぐに映画も観てみた。

    3
    投稿日: 2026.01.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    映画を観てドラマをみて 最後に原作を 結末が真逆ときいていたけど あとがきにもあったそういう意味を込めての結末だったのだろうと 思いながら読んだ 本は映像では描ききれなかった描写があるぶん より主人公の想いを感じながら読んだ 映画の  逃げて  の場面と、 本の七.八章に涙 最優秀主演男優賞を期待して 大河ドラマも応援もかねてみている

    2
    投稿日: 2026.01.07
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    ページ数からも壮大な物語で、序盤に何度か離脱して積読。。今度こそは最後まで読む!と気合を入れて向き合うと、物語に引き込まれた。フィクションと分かりつつも、様々な出来事がまさにリアルに起こってメディアで大々的に取り上げられている事で既視感があり言い様のない恐怖を感じた。そして、最後の展開に正義感や信念がゴチャゴチャになり私の中で抱えきれない想いが生まれた。実写化は先に原作を読んでからと我慢していたけど、しばらく見れそうにないかもしれない。

    3
    投稿日: 2026.01.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    脱獄した死刑囚の逃避行。警察とドンパチしたりというわけではなく、社会に密かに溶け込んでいく。序盤から中盤までがお仕事体験ツアーみたいな感じで特に面白かった。ただ、終盤はあまり納得いかない。強引に真犯人を登場させなかったのは素晴らしいが、裁判の過程まで丁寧に描写して、彼の悲痛な叫びが報われるまで見届けたかった。冤罪というテーマと向き合い、鏑木慶一という人間の心の奥底まで全てを余すことなく曝け出して欲しかった。だが、あとがきで本作はあくまでエンターテイメントだと言っているので、それなら仕方ないかとも思う。

    3
    投稿日: 2026.01.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    切なく、胸に重く残る物語だった。 読み進めるほどに「どうにかして救うことはできなかったのか」と考えずにはいられず、登場人物の苦しみに強く感情移入してしまった。冤罪事件というテーマは決してフィクションの中だけの話ではなく、いつ自分や身近な人に降りかかってもおかしくない現実なのだと突きつけられる。 作中では、警察や司法の判断の脆さ、そして人間の思い込みや都合が生む残酷さが浮き彫りになる。結局のところ、人が人を裁く以上、完全な正義など存在しないのかもしれない。だからこそ、この物語はただ悲しいだけで終わらず、読者に問いを投げかけてくる。 文字で追ったからこそ感じた痛みや違和感を、映像ではどう描くのか―― この物語を、今度は映画でも確かめてみたいと思った。

    8
    投稿日: 2026.01.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    600ページ位の長編なのに面白すぎて1日で読んでしまった。 鏑木を何で死なせちゃったの?って思ったし後書きで作者も謝ってて笑ってしまった。でもこういうことは現実でもあるんだろうなとやるせなくなった。 ハッピーエンドではないけど鏑木が殺人犯ではないのを見抜いていた人たちがいたのが救い。ネットのニュースで会ったこともない人を糾弾するのは良くないことだなと改めて思った。 一番好きなのは渡辺さんが冤罪を主張して鏑木も泣くシーン。ラストを読んだ後に読み返すと感慨深くなる。人を疑ってかかるのはやめようと思える小説だった。

    1
    投稿日: 2026.01.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    無罪を信じられる関係を築くには何が必要なのだろう。作中で鏑木を信じてくれた人たちはけして長い年月を共に過ごしたわけではない。嘘の身分で接しながらも、出会う人々に誠実に向き合う人柄か。本来の彼はそういう真っ当に生きてきた人なのに、結論ありきで一人の人生が歪められてしまう冤罪の罪深さ、怖さ、暴力性に思いを馳せた。

    1
    投稿日: 2026.01.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    それぞれのエピソード部分は、サラサラっと読み進めたけど、ラストの章はやはり読み応えがあり止まらなかった。 真実が語られて無実が認められて鏑木が救われる…みたいなのがベストなのかもしれないけど、 そうじゃなかったのが、返って心に響いた。 更に、ホントは救えたのかも知れなかったのに…って言う井尾由子の告白が何とも切なかった… でも、舞が四茂田に鏑木の正体を話したのに、 2人で談笑してたって所で、舞に「もう遅いよ」って言ったのは、アレなんだったんだ?そこはわからんかった。 どっか読み落としたのかな?

    1
    投稿日: 2025.12.31
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    今年読んだ中で最高だった。600ページ越えだが、先が気になり読了。主人公に思いが。ラスト感動が押し寄せる。⭐︎5つじゃ足りない。

    4
    投稿日: 2025.12.31
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    全体的に長かったが面白かった。それぞれのストーリーでそれぞれの面白さがあって最後つながるのが気持ちよかったです。

    1
    投稿日: 2025.12.29
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    面白いしいろいろ考えさせられる、素晴らしい一冊。 分厚いけど読みやすい、あっという間に読み終わった。 ☆4.9 2024.7.2 読了

    2
    投稿日: 2025.12.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    鏑木慶一は、どんな人間か。 潜伏先で身分を隠し名前を変え、顔も変えて置かれた場所で生きていく。 周りが困っていれば、警察を呼ぶこともある、自分の身が危なくなっても。 ただ逃げたかったのではなく目的があった。無実である証明、曖昧な記憶とボイスレコーダーの存在。警察の汚いやり方…。 冤罪はこうやってつくられる。 慶一には生きていてほしかった。 無罪が証明されても、彼はいない。

    0
    投稿日: 2025.12.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    文章が読みやすく展開もテンポが早いので一気読みできる 読んでいる最中、読後、色々な意味でアンニュイになる 何が真相か最後の最後まで揺さぶられる その果ての絶望というか、虚しさというか、もうなんかやるせない感覚が身体を蝕んでいく(褒め言葉)

    0
    投稿日: 2025.12.26
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    私はドラマからだった。タイトルは覚えているがラストがどうなったか曖昧だった。職場の先輩が唐突に貸してきた本書。群像劇からみえる彼は、どうやら誠実にうつってみえる。 ある者は彼に感心し、ある者は感謝、そしてある者は恋をする。彼の立場にたって想像してみる。無罪と訴えても死刑宣告を受けたのだ。私だったらこの世に絶望し、罪を犯しかねないだろう。 胸が苦しい作品だ。それ故に人を惹きつける。

    0
    投稿日: 2025.12.24
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    重いテーマ、ひとつずつ。 ネタバレしないで読んでいくのが幸せだった。 決して軽い、楽しい話では無い。 本を読む楽しさと幸せを改めて教えてくれた。 ノンフィクションのようかの、ドキュメンタリーのような小説。 映画を観たい

    0
    投稿日: 2025.12.24
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    とんでもなく重い話でした。 物語って分かってるけど、物語であってくれって強く願ってしまった。 鏑木は顔と名前を変えて生活してたわけだけど、そんな普通じゃない状況もあって、どこか掴めなくて人間味がない感じがしてた。でも全部読み切った後、やっぱり彼はわたしと同じ人間だったんだって気づいたら、胸が締め付けられるように苦しくなった。

    0
    投稿日: 2025.12.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ラストが切ない…。それぞれの章もしっかりとした設定で、丁寧に書けていたと思います。ただ、求心会の所は、鏑木がなぜ求心会の闇を暴いたのか分かりません。そこだけがちょっと引っかかりました。

    1
    投稿日: 2025.12.22
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    好みの問題なんだけど、ちょっと内容が薄かったなあ。 連作的な章がストーリーが似たり寄ったりで、予想通りの展開が続く。 真相もありきたり、ひねりもなかった。 これはあれだな。 古いタイプの読み手には、重いテーマの「逃亡者」だな… と思えてしまうからかな。

    1
    投稿日: 2025.12.21
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    TVドラマ版をレンタルして見ました。しっかりした骨組みとストーリーの進み方に感動し、原作を!と読みました。ドラマ共に原作も間違いなくしっかりしたものでした!読むに値する本!ここに多くは語りませんので、是非一読して欲しい! 劇場版もこのあと観る予定です(ドラマと主役俳優さんが異なるので)。

    1
    投稿日: 2025.12.20
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    4.5 殺人事件の冤罪。 逃亡しながら色々な人との出会いがあり、また次の逃亡先で出会いがある。 最後はせめて報われてほしい。。。 疑わしきは罰せず、か。

    2
    投稿日: 2025.12.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    おもしろかったです。グイグイ読めました。 こんなに重たい話だったんやな。 映像化されたものも見てみたいと思った。 ツラいかな。ツラくなるんだろうな。

    4
    投稿日: 2025.12.20
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    ただただ、慶一がかわいそう。 助けたかっただけなのに。 そう思うと涙が出た。 ラストがしんどい。 警察と正面から対峙した攻防なんて、私にはずっと警察が悪者としか感じられなかったものね。 逃げ切ってほしかったな。 あとがきで作者が慶一に謝ってたのが印象的だった。 星マイナス1なのは、説明不足だなと思ったから。 整形のことや、4階から飛んで無傷なわけないし… 最後通報した時の四方田の気持ちとか。 通報したのに無罪獲得サイドにサラッと行ってるし。 ちょろっとは書いてあったし、こちらに想像させる意図があるのかもしれないし、それを書いてたらページが膨大になるからかもしれないけど。 とにかく… 死刑制度には色んな意見があるんだろうけど、ほんとに難しい。 私は死刑自体には反対しないけど、冤罪はイヤだな。

    1
    投稿日: 2025.12.18
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    先が気になり過ぎて夜中までかかって一気読みしてしまった。 救いとは?罰とは?少しの爽快感とたくさんの哀しみ。こんな冤罪が増えないように願う‥。 多くの方とは逆に、映像化を読後に知った。実写で見たら辛さが増しそう。

    17
    投稿日: 2025.12.15
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    映画化されるとのことで話題になっていたので、読んでみました。 (図書館で借りたのですが、2か月くらい待ちました) この作品、文庫で600ページ超えの大ボリュームなんですね。 初めて読む作家さんということもあり、読み切れるか若干の不安はありましたが、その心配はまったくの杞憂でした。 結果、3日間で一気読み。 それだけ、この作品には読者を強く引きつける力があると思います。 読み始めたら、とにかく次が気になって仕方がない。ページをめくる手が止まらないとは、まさにこのことでした。 物語は、鏑木慶一という一人の人間が、時間と場所を変えながら、さまざまな人と出会っていく構成です。 印象的なのは、彼と関わった人たちが、皆ほぼ同じ感情を抱くこと。 無邪気に他人と接することができない分、自分に優しくしてくれた相手には、それ以上のものを返そうとする。 そんな律儀さが、行動の端々から伝わってきます。 おそらく、鏑木の素の性格は、とても誠実なのだと思います。 ただ、それもこれも、命がけの目的を達成するために、大きな秘密を抱えながら“シャバの世界”を生き抜かなければならない立場だからなのかもしれません。 人は、何かを必死に隠そうとすればするほど、その歪みが雰囲気として滲み出てしまうものです。 無理をしている空気が、相手に伝わってしまう。 だからこそ、ふと気を許せる相手と出会った瞬間に、素の自分がこぼれてしまうのだと思います。 そして、その素顔の鏑木が、本当に“いい人”なのです。 読んでいる間、鏑木に対する自分の感情が、確実に変化していくのを感じました。 最初は「どっち?? やったの? やってないの?」 それが次第に「やってなさそう」に変わり、最終的には「完全にやってないでしょう!」へ。 彼が出会った人々と行動を共にする中で浮かび上がってくる“誠実さ”が、読者の心を動かすのだと思います。 明らかにフィクションの世界なのに、鏑木慶一がどうにか救われないものかと、ラストに明るい希望を求めている自分がいました。 鏑木が、和也(登場人物の一人)との会話で語るセリフも、とても印象的です。 “人生は不可解で理不尽なものです。それが運命という言葉で片付けられてしまうのなら、あまりに残酷です。” 偶然の出来事によって人生を狂わされてしまった人間が発するからこそ、胸に深く突き刺さる言葉でした。 鏑木慶一と時間を共にした人々は、ほんのわずかな時間しか一緒にいられなかったはずです。 それでも、彼との出会いによって救われ、人生が変わった人が確かにいる。 ラストの法廷での絶叫が、痛いほど伝わってきました。 横浜流星主演で映画化されたことは知っていましたが、亀梨和也でドラマ化もされていたのですね。 昨日、ドラマ版を1話だけ観たのですが、すでに感極まるものがありました。 1話から、かなり“見せて”きます。 ただ、映像化された鏑木を見れば見るほど、あまりにも不憫で。 結末を知っているにもかかわらず、それでもなお「本当に救われてほしい」と、切に願ってしまうのでした。 12月のマイベストはこの作品かも……。

    55
    投稿日: 2025.12.15
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    脱獄した少年死刑囚。 逃亡中に名前を変え各地を転々とします。 そこで出会った人たちは彼に惹かれてしまうんです。 冤罪ってこういう風に作られるんだなぁ。 読み進めるほど切なくなりました。 このような悲しい間違いが起こらないように祈るばかりです。

    9
    投稿日: 2025.12.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    冤罪を簡単に認められないのは 判決が真逆の結果になるため 検証のやり直しは慎重にならざるを得ない。 それはもちろんのことだけど、 被告人を裁くまでに関わってきた人間の 自分は間違っていない、認めたくないという心情が 多分に含まれてもいるだろう。 自身の出世に響くだとか、 世間の反感を買うのが恐ろしいだとか。 そんな心理の中結託して 多対一の構図で追い詰めるわけだから 冤罪であれば最悪の殺人集団だ。 司法は人が作ったのに、 司法を守らないのもまた人であるんだなぁ と切なくなった。 鏑木が逃亡をする先々で出会い、 鏑木の心にわずかながらも触れ合った人々が 最後に鏑木の無実を勝ち取ったとわかるシーンは ジンときた。 みんな損得勘定なしで、ただ鏑木の名誉を晴らすために邁進していったんだろうな。 特に渡辺さんが弁護士に復職できてたのはよかった。

    0
    投稿日: 2025.12.14
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    映画をみて面白かったので購入。映画よりも詳しく事件について語られている部分があって違いを楽しみながら読んだけど…最後に衝撃が。。。 面白かったです。映画との違いを楽しみたい方はぜひ!

    1
    投稿日: 2025.12.14
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    あ、映画やってたやつだという軽い気持ちで手に取った本作 素晴らしかった。 とてつもなく惹き込まれる内容で寝る前に数ページだけのつもりが徹夜してしまった。 12月中旬に今年一番の作品に出会ってしまったかもしれない。

    1
    投稿日: 2025.12.13
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    大人の事情でなんの罪もない青年の人生が一瞬にして狂わされていく。こんなことがあっていいのだろうか。私たちの知らないどこかできっと起こっている出来事。この本を読んでいてそんな気がした。人は無意識のうちにその人の持つバックグランドで人を区別していないだろうか。最後まで諦めなかった主人公の最後がなんだか哀しかった。

    1
    投稿日: 2025.12.12
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    オーディブルで拝聴。 ラストはもう号泣だった。 辛い話なのに、ここまで感情移入した作品は他にないかもしれない。 周りの人の視点で物語が進むのも本当に良かった…。 正直、横浜流星版の映画は原作が好きすぎて、ちょっとアンチになりそうだった。 友人が映画だけ見たって言うなら、絶対いろいろ補足したくなるレベル。 映画が好きな人がいたらごめんなさい。 オーディブルだったので、本を買って活字でも読みたい、、ような、、辛いから読みたくないような、 、。

    1
    投稿日: 2025.12.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    鏑木慶一は、一家三人を殺害した罪で死刑判決を受けた。 彼は、勾留中の拘置所から脱走した。名を変え、肩書きを変え、逃亡を続ける鏑木。逃亡中に出会った人々の視点から、彼の目的に迫っていく。 非常に読みやすい。 600頁を超える肉厚な作品であるにも関わらず、3日で読破した。土木作業員、ライター、元弁護士、パン工場のパート主婦、介護士…章ごとに様々な立場の主人公が据えられているのだが、どの章も完成度が高くてするっと読めてしまう。ふと気がつくと100頁くらい読んでしまっているし、無意識の内に一時間経っているような感じ。もりもり読める本。 オチがなぁ…。 鏑木慶一が死んでからの無罪判決って何か意味があるのか、、、残された者の自己満足にしかならないのではないか。鏑木が死刑囚になってしまった事で生きづらくなった家族等が存在するならば、死後であっても名誉を回復する意義があると思う。しかし、彼は天涯孤独。んー、、周りが盛り上がっているだけなのでは? 悪い人しか犯罪者にならないというわけではないと私は考える。 どんなに良い人だって、状況が許せば犯罪者になってしまう事はある。法律に抵触してしまった人という以上の意味はないわけで、そこに人間性は関係ないのではないか。私は、読者として全ての章を俯瞰して見させてもらっているから、鏑木は無実なのだろうと推測できたが、作中の人物は自分の章の鏑木しか知らないわけだ。あのわずかな関係性の中で鏑木の無実を証明する為に立ち上がる程の気持ちが出てくるとは思えず、ちょっと解せぬ。唯一、安藤沙耶香だけは納得できたが。 冤罪事件の悲惨さに切り込むには警察の描写が少ない。 いつも良い所で鏑木の周りに群がってくる警察。しかし、内情を語るシーンはないので、彼がどのように犯罪者に仕立て上げられたかは鏑木の回想でさらっとしか語られない。情報が少なすぎるので、「鏑木慶一可哀想」「警察って酷い」とならない。

    3
    投稿日: 2025.12.09
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    物語の大半は脱獄囚の逃亡生活を描いているだけではあるのだけど、それがリアリティがあって面白かった。 文章も上手で読みやすい

    10
    投稿日: 2025.12.08
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    死刑囚の逃走劇と、その間に出会った人々との人間関係を描いた作品です。 ラストは賛否両論ありますが、個人的にはこれでいいと思っています。 現実はもっと残酷なこともあるので。 ただ、否定したくなる人が多々いるのも理解できます。 作品の中の青年が好青年すぎて、彼に恋した2人の女性の気持ちがわかってしまうくらいだから。 600ページ近くあって読む前は気合を入れないと読めませんでしたが、読み始めたらサクサクと読み進めることができました。

    0
    投稿日: 2025.12.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ハッピーエンドは望まないこと 世の中がいかに理不尽で不条理であるかを思い知らさせた。一方で、矛盾を孕むが、人こそが、人を助くということが感じられる、もしかすると、心温まる物語なのかと、不思議な気持ちになる。いかにせよ、素敵な作品。

    0
    投稿日: 2025.12.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    免罪をテーマにした内容。死を諦めず生のため正義のため1人で闘う少年に心打たれる。誠実さや親切は人の心を動かす。少年が死んだ後擁護する人達が現れる。この結末のとおり、行いの善し悪しで人生が決まるわけではない。理不尽だったり不運な出来事は不平等に降りかかる。戦争や病など。それらを避ける方法や対策があるならと、人は宗教を信仰するのだろう。 人それぞれの不幸な出来事を、人それぞれが自分ごととして捉え協力していけば少しは被害が軽減できるかもしれない。

    0
    投稿日: 2025.12.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    これほど続きが気になった作品は久しぶり。 逃避行の日々の中で彼が趣味や恋愛、友達、仕事、人生を積み重ね、その先にあるものはー。 最初からとても読みやすく、難しくなく、こんな引き込まれる作品は久しぶり。 彼が謀らずとも、彼の人となりが少しずつ見えてくるのが楽しかった。 後から「友達」や「彼女」と話すのがよかったなー。 本人たちに聞かせてあげたかった。 スノーボード何回させてあげたかった。 人生を謳歌して欲しかった。

    2
    投稿日: 2025.12.06
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    冤罪なんだろうとはあらすじで予想できるし、どうなるのかと思ったら何の捻りもなく冤罪の話だった。 ラストに逃亡生活で出会った人が救うために集まったところは胸熱だった。けどやはり死んでたんだ。絶望感。 逃亡中の物語は面白く読めた。 が、さすがに救いがなさ過ぎて… 結局殺されてから無罪になってもなぁ。名誉回復なんてしたところで…と思ってしまう。 なんだこのモヤモヤは。スッキリしない。

    0
    投稿日: 2025.12.05
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    鏑木慶一はこの本の中で確かに生き抜いた。 あとがきで作者に詫びられ、どこかで微笑んでいるのではないか。

    17
    投稿日: 2025.12.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    泣きそうだった。あんた犯人じゃないんかい! 死刑囚が脱獄して逃亡する。戸籍も身分証もない。身寄りもない。そんな社会でお金を稼ぎながら、道ゆく人に、警察に、バレないよう暮らさなきゃいけない。そんな辛いことある?私だったら、労働する必要もない、ただ刑期を待つだけの暮らしの方が楽だしそうする。 でもやってなかったら。そして生きていきたかったら。 逃亡中にいろいろな出会いがあったね。恋もしたんだね。縋るような思いで、井尾に接近して。 『自分を褒めてやりたい』が、本当に切ない。よくやった!!!と私もあなたを褒めてあげます。 一気読みでした。

    0
    投稿日: 2025.11.30
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    冤罪から逃れるために様々な場所に潜り込む主人公とそこで関わる人々の物語を描いた作品。 冤罪の恐ろしさと同時にその人と関わらねば分からないこともたくさんあると感じた。実際にはなかなかできないが、一方的な情報で判断するのではなく、広くその人を見て、偏見をもたず考えることができると良いのだと思う。最後に少しだけ報われた気持ちになった。

    0
    投稿日: 2025.11.30
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    【短評】 初の染井為人である。ブクログで私へのお勧めに挙がっていた一冊。 最近時軽めの本が連続していたこともあり、少し重めな作品に挑戦するのも一興だろうと手に取った次第である。約600頁と骨太な趣であるが、淡々と癖の少ない文体も相まって、するりと読了することが出来た。個人的には結構のめり込んだ部類だと思う。 2歳の子どもを含む一家惨殺事件の犯人にして死刑囚の鏑木慶一(かぶらぎけいいち)が脱獄した。長い逃亡生活のなかで彼は多くの人間と交流し、不思議な印象を残して去っていく。名を変え、姿を変え、辛く苦しい逃亡生活の中で彼が齎したものと、追い求めたものは何か。 第一印象としては、構成が実に手堅い。 シチュエーションを変えながら、様々な人物が「鏑木慶一」と関わっていくのだが、社会の暗部で喘ぐ人々に鏑木は清涼な印象を残していく。文量の塩梅と余韻が心地良く、苦痛無く読み進めることが出来たのは作者の筆力の賜物だろう。誰かが担う「重み」に寄り添って、少しだけ楽にしてくれる彼の善良さがしっとりと心に染みる。同時に思うのだ。彼は本当に凶悪殺人犯なのだろうか、と。 惜しむらくは、意外性の乏しさか。 予定調和と言うべきか、収まるべきところに素直に収まったなという印象が先行した。徹頭徹尾、鏑木が「良い奴」なので、悪い方向の「もしかして…」が殆ど機能していない。どこか達観した聖人君子じみていて、結末も含めて既定路線に乗せられていた感が強かった。生への渇望と言うか、執念のようなものが匂い立っていれば、もう一段二段高みに至れたように思えるのが、非常に惜しい。 【気に入った点】 ●長尺を殆ど感じさせない「読みやすさ」は、見事の一言。淡々とあるべきところに収束していく感の強い物語群に対して、一定の訴求力を以て、最後まで興味を持続せしめたのは作者の技巧ゆえだろう。 ●不思議と鏑木を応援したくなる。最終盤に至る迄、彼の真意は杳として知れないが、それでも「幸せな結末」に至ることを望んでやまないキャラクタとしての確固たる魅力があった。 【気になった点】 ●鏑木がどこか浮世離れしていて、人間味を感じられない部分があった。「それでも、生きたい」という強烈な思いが最後まで仄めかれる程度に抑制されていたことが残念でならない。推し量ることしか出来ないという点に妙味があるというのも事実だろうが、琴線に触れる程の鋭さに乏しく、勢いのままにするりと読み終わってしまった印象がある。 静かに、だが確かに思いを馳せる類の作品。思いを馳せることしか出来ない作品。 そこに風情はあるのは確かだが、彼の生き様により生々しく触れたいと思うのは、贅沢というものであろうか。

    26
    投稿日: 2025.11.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    とても面白かったです。 ラストは明確にされていなかったですが、鏑木が報われた結果となっていたらと思います。 厳しい取り調べもそれはそれで良い結果もあるのかもしれませが、それでも免罪とならないように正しい捜査をしてほしいです。

    1
    投稿日: 2025.11.27
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    死刑囚が脱獄し逃亡というショッキングなスタート。死刑囚鏑木が名前を偽り、潜伏先で生活を送る。潜伏先で出会う人達がいい人ばかり。 そして遂に自分の無実を証明できる人物まで辿り着いたが、その人はアルツハイマーを患っていた。。怒涛の展開に読む手が止まらない。めちゃくちゃおもしろい。

    17
    投稿日: 2025.11.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    映画を観た後に小説を読んだ珍しいパターン。読んでよかった。だいぶ原作に忠実に作られた映画だったんだなぁ、ラスト以外は。 映画では山田孝之の演技が素晴らしかったけど、小説ではそれほど焦点は当たってなかった、映画ではあんなふうに膨らませたんだなぁと感心。 監督と原作者と主役の3人が「僕らの時代」にでてたよな、あれをもう一回見たくなった。

    3
    投稿日: 2025.11.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    一家3人を惨殺した容疑で死刑囚となった少年の脱走劇。 本当に彼が犯人なのか。 もう一気読み! これから読まれる方はぜひ作者のあとがきまで読んでほしい。 冤罪で死刑宣告を受けた人も現実にいることを知ってほしくて、あのようなラストにしたと。 現代ではDNA検査など科学的捜査も進み、昔と違って自白が必ずしも有罪の決め手にはならないとはいうが・・(憲法38条で強制や拷問による自白は証拠とすることができないと定められているのですね)。 少年が逃亡先で出会う人たちとのオムニバス形式の物語一つ一つがとてもよかった。 中でも怪しい新興宗教に誘われてしまう田舎のパート主婦の話が好きだった。パート主婦のその後も良かった。 日々の生活に疲れ、理不尽な思いをし、なんとなく生きる力を失っていた人たちが、彼に出会って力強く生きていこうとしている姿に救われた。

    5
    投稿日: 2025.11.23
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    悲しすぎます 主人公と関わった人たちがいい人すぎます。 あっ、主人公がいいひとだから、関わったひとたちもいいひとになれたのかもしれません 愛する人ができたことが、唯一の救いです 追記 WOWOWのドラマ版を見ました。バスのなかで号泣しました。 追記 映画版も見ました。2時間という制約を感じました。 見るなら、映画版、ドラマ版、小説の順でしょうか

    1
    投稿日: 2025.11.19
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    人ってやっぱり多面的で私たちは誰かの一部しか見てないんだろうけど、その自分が見えてる部分だけを信じて人の全てを信じることは難しいことなんだろうな、、、 信頼とはなんでしょうかね

    0
    投稿日: 2025.11.17
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    映画も見たけど、原作の方が救いがない分、考えさせられた…私的には原作派かな。 ただやるせないよーーーー、無実と証明できる事件が一刻でも増えますように

    0
    投稿日: 2025.11.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    自分の声が誰にも届かない、誰にも信じてもらえない時に人はどう生きていけばいいのか。正体を偽りながらも、どこに行っても周りに好意をもたれる主人公。あの時あの場所にいなければ明るい未来があったのに… 冤罪という悲しい事件が起きない世の中になってほしい。

    0
    投稿日: 2025.11.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    死刑は法律の名の下に行われる野蛮行為であるっていう話。 鏑木慶一に関わった人たちの細かい日々を語ることで、鏑木慶一に愛着も湧き、間接的に指名手配犯として隠れて生きる日々を知るのに必要な長さだろうと思うけど、それでも長く感じてしまう部分もあった。 とはいえ、読み切ってしまえる文体の軽快さと、改めて死刑制度の野蛮さを感じれる読んで良かったと思える作品。

    0
    投稿日: 2025.11.08
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    面白かった! 主人公がどうなるのか先が気になっちゃって、 途中からは、どんどん読み進めたくなる。 魅力的だし、 そうであればあるほど切ないです。 映画になってるのは知ってたけど、 主人公は誰が演じるんだろって調べたら 想像してたイメージとはちょっと違った。 原作と結末が違うらしいので、どういう風になってるのかは気になります。 私の苦手な残虐なところもないし、 少し分厚いなと思ったけど、 面白かったので、すらすら読んでしまいました。

    19
    投稿日: 2025.11.04
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    4.7 鏑木慶一の逃走劇。 逃走中の生活を中心に慶一が周りを騙しつつも本来の誠実さ、素直さがが感じられ誰もが犯罪者とは思わず受け入れていく描写が素敵だった。 読んでいくうちに本当にこの人が犯人なのかと読者にも伝わり、最後にはどうにか無罪を勝ち取ってほしいと思える作品。

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    投稿日: 2025.11.04
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    この本には不謹慎な言葉でまとめると、私は世の中で起こっている理不尽極まりない事実を本から知れて幸せだと感じた。 人に信じてもらうことの難しさ。それが圧倒的に自分に不利な立場であればあるほどそれが強くなる。しかし普段の行いなどを見てくれている人はちゃんと見てくれている。知ってくれている人がいる。私はそんな人間になりたいと思った。

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    投稿日: 2025.11.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    最初、英国女性を殺して逃亡生活を送った市橋容疑者をモデルにした物語かなぁと思って読んでいたけど、脱獄からxxx日という章を読んでいくとすごく濃密な人間模様が描かれており、じっくり登場人物の設定をされたなぁと最初は簡単な変装から次第に変貌していく脱獄犯。家族惨殺の凶悪犯で憎むべき犯人のはずなのにその実は誠実そのもので、しかし警察の包囲が迫ってくると逃亡への気迫迫る凄みがその容貌を醜く歪ませる。死刑から逃れたいだけの逃亡かと思いきや話に機転が訪れる。物語の章が第一章は”脱獄から1日”、第二章が”脱獄から455日”、そして三章からは33,117、283日と順を追っていく。なぜ二章が455日といきなり飛んで、三章になると33日から順を追っていくのか、この構成が物語への感情移入をぐっと強調させてくれる。どんどん警察の包囲網は狭まってくる。そして犯人はとある目的をもって移動している。少し前に読んだ『逃亡者は北に逃げる』とは一線を画す。終盤に入るともう犯人(?)を応援したくなってくるのにあろうことか.... エピローグで各章に出てきた犯人と関わった面々が一斉に出てくて涙腺が崩壊しそうになる。すごいな。完璧だよ。正体ってタイトルもシンプル過ぎて他なかったのかよって思ったけどこれ以上のタイトルはないわw 息子警察官だけど警察嫌いになるわwそれと冤罪なぁ、死刑制度は賛成だけどこういう物語読むと揺らいでしまうよな。 あとから知ったけどこれ映画化してるんだね。これ小説だからこそ楽しめると思うんだけどどうだったんだろ?

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    投稿日: 2025.10.31
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    面白かった。。 丁度アマプラで映画が公開されていたので、どうせなら小説読んで、その感覚を持ったまま、すぐに映画を見たらどうなんでしょう?と思い立って読みました。 大筋は一家惨殺事件が起こり、1人の青年が逮捕され、死刑を求刑されます。収監先から脱獄し、潜伏を続ける青年の正体とは。 小説と映画版でラスト結論が違います。結果、映画見てよかったです。救われました。著者の本当の希望は映画版のラストなんじゃないかと、後書きを読んで思いました。 あっ、そうそう、両方とも泣けます(結局) 悲しさと嬉しさの両極端な涙でしたが。

    7
    投稿日: 2025.10.26
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    初めましての染井為人さん。昨年秋に映画化され、原作絶賛のレビューを度々目にし、図書館に予約をしたのですが、なんと蔵書が一冊しかなく待つこと10ヶ月…ようやく順番が回ってきました! 2歳の子どもを含む一家3人を惨殺し、死刑判決を受けた少年死刑囚が脱獄した。様々な場所で潜伏生活をしながら逃亡を続ける鏑木慶一。果たして彼の目的とは? なかなかの分厚さに怯むも、読み始めたら先が気になってあっという間に読み終わってしまいました。ネタバレしたくないので内容についてはあまり触れたくないんですが、連作短編集のような構成がすごく良かったです。めちゃめちゃ読み応えがあって、読み終わった後の満足度高いです。 染井さんの他の著作も気になるし、ぜひ映画も観たいなぁ。

    2
    投稿日: 2025.10.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    映画化されたこともあり、前から気になっていた本。 一言で言うと、長編ながら飽きずに最後まで読みたいと感じた本でした。最後の最後で主人公がこの世にいなくとも、努力が報われたシーンであった。映画も見てみたい。横浜流星さん、すごく適役だと思う。

    0
    投稿日: 2025.10.26
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    冤罪によってもたらされる影響は世間を巻き込んでいく。当事者である登場人物は殺人の罪を着せられ逃亡を図る。出会う人出会う人に親しまれその正体は謎に包まれるのだった。最期は悲しい結末になった。教訓として胸に留めておきたい一作でした。面白かったです。

    0
    投稿日: 2025.10.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    保奈美ちゃんのあの本読みましたに出演されていた著者が面白く気さくな方で興味が沸き、読んでみました。映画も話題だったしね。 さくさく読めるので面白い部類には入ると思うけど、話の流れとしては単調で、ちょっとくどく感じました。章ごとに主人公の人となりが見えてくるので必要なのでしょうけど。 現実的に未成年にあんなにあっけなく死刑宣告出るのでしょうかね。 っていうかその過程はほとんど描かれていないのだけど。 根幹がモヤモヤしたのがのめりこめなかった理由かもしれません。 ラストはえー!となりました。切ない。。

    1
    投稿日: 2025.10.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    主人公の周囲の人々の目線から語られ、人となりが伝わってくる構成。一つ一つの章にメッセージ性があり、考えられる作品。結末は重く辛いものであったが、ぜひあとがきまで読んでいただきたい作品です。

    1
    投稿日: 2025.10.25
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    Audibleにて聴書。 面白いが後半やや疲れました。若年性アルツハイマーではなく単に事件の衝撃で別な記憶を刷り込まれた、でも良かったような。救いのあるラストには長い話を読んできた読者も救われた。

    1
    投稿日: 2025.10.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    本読んで久しぶりに泣いたよー。 それぞれの逃亡時期に、前の居候先の人たちの面影が出て来る度に鏑木への愛おしさが爆発してった。 最後の真実が明かされる所では全然予想はついてたのに警察にものすごい嫌悪感あったし、報われなさすぎて大号泣した。 絶対に映画見る

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    投稿日: 2025.10.22