
総合評価
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powered by ブクログ本当に面白かった。主人公ピッパの性格が面白いし、頭がいいのでたまに読者が置いてかれる。 ストーリーがスムーズに進んでいくので、読みやすかった。 この本はシリーズもので、イギリスで2、3巻も発売されているらしいので日本でもぜひ出版してほしいです。
2投稿日: 2021.09.29
powered by ブクログ海外ミステリー、数年ぶりの読書。 登場人物と本の厚さで読む前から挫折感ありでしたが、内容に入り込めてしまいました。 主人公の女子高生と一緒に犯人は誰だ!と探し求めてる自分。 解き放してる中、家族、姉妹、環境からなる事件、友達からの裏切り行為、理不尽な事も出てきて嫌悪感もありましたが、主人公の女の子が偏見など物ともしなく、ラヴィと一緒に行動していく姿に惹かれました。
2投稿日: 2021.09.25
powered by ブクログコツコツと事件を追う女子高生。面白いです。飽きません。 英国の社会について学習。 英国では18歳から酒OK。 いじめへの対応も違っていて、加害者にきつい懲罰がかせられるようです。
0投稿日: 2021.09.23
powered by ブクログ過去の事件の再調査というミステリーの王道ジャンルに、SNSなどの女子高生らしいスタイルでの調査がいい化学反応をおこした傑作になっている。年末のミステリーランキングで上位にいけるんじゃないかな?
1投稿日: 2021.09.22
powered by ブクログとても愛らしいYAミステリ。 イギリスの地方の小さな町で、5年前に美人女子高生が殺害され、その恋人が自死した事件の真実を暴くため、取材やネットを駆使して「自由研究」する17歳の物語。 主人公ピッパの造形がとても生き生きしてて好きになるし、家族や友人も個性豊かで楽しい。 JKたちの会話を今っぽーい言葉にした訳者もよきお仕事。
0投稿日: 2021.09.16
powered by ブクログ面白かった。ラヴィがあんまりいい子すぎて怪しむほど。でも事件は意外なところに進展し、最後まで目が離せませんでした。ラスト一行まで濃いです。不法侵入、なりすましなどイリーガル満載で、これはあかんやろ、よくやり切ったな、と思われるレベル。でも、ピッバは本当にクレバーだし、よく勉強するし、アイディアがどんどん湧き上がってくるし、素晴らしいです。自由研究、という郷愁を誘う題材がこの上なくいいですね。こういう作品には見られない相関図、地図、女子高生の文字付きメモまで登場して実に新鮮!楽しさ倍増です。そして、くだらないパーティやってる一方で、こんなに勉強するティーンがいるなんて、目を見はりました。友人とのテンポの良い会話、家族の付き合いなど、小さなコミュニティならではの温かさも伝わりました。そして、ババがなんて素敵!包容力のなんたるかを見ました。映像化したら楽しそう。古典部シリーズのディープ版みたいな印象です。ピッバは浜辺美波ちゃんとかいいんじゃないかな。
1投稿日: 2021.09.12
powered by ブクログ(ほぼ)気持ちよく読める青春ミステリー。 5年前の少女失踪事件と被疑者の「自殺」を題材に自由研究のレポートを書きはじめた17歳のピップ。ウェブや当時のSNSを駆使して、真相に迫っていく。 担当の教師から「当事者にはけっして直接取材しないこと」と釘を刺されたけれど、そんなの無視して、必要とあらばぐんぐん聞きこみを進めていくピップの強さよ。なかなかインタビューの約束を取りつけるだけでもドキドキものだと思うんだけどそこはYAではなくふつうにミステリ寄りで、ピップは完全に探偵として行動している感じ。 その行動力のおかげで、死んだ「被疑者」の弟、ラヴィとしだいに心を通わせていくのだけど、このラヴィがほんとにいい子! 事件のてんまつそのものはかなり陰惨だし、それ以外にも暗い秘密をかかえた人が多いのだけど、このピップとラヴィの造形のおかげで、さわやかに読み切れる作品になってると思う。
4投稿日: 2021.09.11
powered by ブクログミステリと青春小説の融合。ティーンの暗黒面やコミュニティの閉塞感、人種差別など、暗く重たい題材を扱いながら、読み口はライトで爽やか。主人公のピップやその周辺の登場人物のカラッとした元気よさが読んでいて気持ちよく、読者の間口を広げてくれそう。
1投稿日: 2021.09.08
powered by ブクログ高校の自由研究で殺人事件の解明を始めたピップ。犯人とされた人物は無実なはずだということで始まる調査。謎がいくつも提示され、調べ、また振り出しに戻ったり少し進んだりの繰り返し。そのなかでピップの人柄がとても魅力的でそれだけでこの作品は面白い。でもそれだけではなくてミステリーとしての、謎解きの部分の面白さ、事件の奥に隠されているもの、人間の愚かな部分が見えてきたりと色んな面から楽しむことができる。相棒のような役割のラヴィとのコンビもよくてずっと二人のやりとりを読んでいたくなるし、この本の世界から出るのが嫌になるような最後まで楽しませてくれる作品。
4投稿日: 2021.09.05
powered by ブクログわたしが長々と語るより、とにかく読んで欲しい。 読んでくれたらわかる!! むしろ予備知識なんかなにもいれずに読んでえええええ!!(叫 と言いたいくらい、とにかく最高の一冊でした。 ピップ、君に惚れたよ。
8投稿日: 2021.09.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
五年前に一人の女子学生が行方不明になった。そして、彼女と付き合っていたボーイフレンドが自殺し、彼が犯人とされ、事件は終わった。 その五年後、彼の無実を信じて一人の女子学生が自由研究として調査を始めた。 それは人々のいろいろな顔を暴きだすことにもなるのですが……。 ほぼ一気読みでした。いやぁ、面白かったですね。これが初めて書かれた作品とは思えないですし、翻訳者の方も素晴らしい! ミステリなので読んでくださいという感じになってしまいますが、このところ新人のミステリ作家さんに当たりが多くて私はご機嫌です。 シリーズとなり、三冊目も出ているそうなので、早めに翻訳、発売お願いします(笑)
28投稿日: 2021.08.30
powered by ブクログ「英米でベストセラーの謎解きミステリ!」という帯に魅かれて読みました。 内容は女子高校生のヒップが、リトル・キルトンで五年前に、アンディ・ベルという17歳の少女が失踪し、遺体は見つからなかったものの恋人のサル・シンが容疑者とされ、森の中で自殺したという事件を、サルの弟のラヴィ・シンとともにサルの無実を晴らそうと調べていくというものです。 狭い町の中の事件で、怪しい人物がどんどん出てきてピップとラヴィはページが進むごとに容疑者をどんどん増やしていきます。 でも、581ページ中470ページまでは「どうしてこれが大ベストセラーなの?」と思うくらい淡々としていてちょっとつまらなく感じました。 でも470ページを過ぎたところで真犯人がわかってからは「やっぱりこれ、面白い!」と思いました。 そして狭い町で起こった事件なのでピップは犯人と繋がりのある、自分の友人たちのことまで考えて行動します。その為に自分が危ない目に遭ってしまうのも何のそのなんです。ピップの勇気と真心と行動力は凄かったです。 ピップとラヴィのコンビもよかったです。何か進展を思わされました。 もちろんシンの無実は証明されましたが、この物語でも最も人のよかったシンが還ってこないのだけは泣けるところでした。
85投稿日: 2021.08.28
