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カササギ殺人事件 下
カササギ殺人事件 下
アンソニー・ホロヴィッツ、山田蘭/東京創元社
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総合評価

543件)
4.0
142
222
115
18
3
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    これだけ長い作品だが、弛みなく構成された強力なデザインに驚く。グランドデザインの中に、瑞々しいオマージュや小さな愛らしいモチーフが張り巡らされ、読み手を離さない。

    0
    投稿日: 2021.03.04
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    結構期待して読んだ分、なるほどこんな作りか、という楽しみがありつつ、ミステリーとして中途半端なエンタメ性だな、という失望が強いですかね。 よく出来ている、構成を組み立てしている、といえばそうなんですけど、やはり膨らませた割に、色々な疑問が湧いて来ちゃうんですよね。結局、著者は何を一番描きたかったんだろうか? と言われると、うーん、と考えざるを得ない。 下巻の文章や流れだけを踏まえると、凡作の域に留まり、著者の他の作品にあまり期待ができない、が率直な印象です。

    0
    投稿日: 2021.02.23
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    名探偵アティカス・ピュント・シリーズ最新刊『カササギ殺人事件』の原稿を結末部分まで読み進めた編集者のわたしは激怒する。こんなに腹立たしいことってある? 著者は何を考えているの? 著者に連絡がとれずに憤りを募らせるわたしを待っていたのは、予想だにしない事態だった――。現代ミステリの最高峰が贈る、すべてのミステリファンへの最高のプレゼント! 夢中になって読むこと間違いなし、これがミステリの面白さの原点!

    0
    投稿日: 2021.02.21
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    下巻は、現実世界パート。 「カササギ殺人事件」の消えた結末と、死んだ作者のアラン・コンウェイ。今度は自殺か?殺人か?そして「カササギ殺人事件」に込められた作者の真の意図とは…?? 面白かった~~一気読みです。読み終わったあと上巻冒頭へ戻るとまた違った絵が見えてくるのも楽しい。ミステリの色んなワクワク要素や仕掛けが詰め込まれていて、満足。 翻訳なのに辻褄が合うように訳されているのもすごい。もし英語が読めたら原文でも読んでみたいところです。 上巻の感想に、どのへんがアガサクリスティへのオマージュなのかがアガサ作品に精通してないので分からないと書きましたが、ご丁寧にここですよと答え合わせあり。親切。 作者の他の作品も読んでみたい。

    3
    投稿日: 2021.02.18
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    上巻が面白かったので期待して下巻を読破。うーん、設定は悪くはないがちょっと中だるみが多かった。ただ長い分ラストのシーンは感動した。上下合わせて星4つが僕の評価。

    0
    投稿日: 2021.02.13
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    なんとも凝った作りのミステリだ。 作中作として、ミステリが一作丸々収められていて、しかも、それ自体が破綻することなく、見事なフーダニットになっていると共に、謎解きそのものが本編のミステリのヒントにもなっているという、よくもまあ、こんな複雑怪奇なプロットを考えつくものだ。 アナグラムの妙は、翻訳者泣かせだったのではないかな。

    0
    投稿日: 2021.02.07
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    ーミステリ好きによる、ミステリ好きのための最高のミステリ。 私の手元には1冊の原稿がある。「カササギ殺人事件」。鍵のかかった屋敷で家政婦が死んだ。事故死なのか、それとも、、、。村人全員に動機がある、そしてアリバイはないとは言えない。名探偵アティカス・ピュントが謎を解くために村を訪れることとなった、、、。 これは本当に、すごかったです。 何がすごいって、上巻の最後の1行に「え?」となって、下巻を急いで手に取って1ページ目で「え?」となったんです、、、 これはもう、作者に拍手。 気になってる方がいれば「この本、すごいよ。」と言うしかないです。 そして、海外書籍において、翻訳はものすごく大事だと個人的に思っているので、この翻訳者さんも、よくやったなぁ〜と感嘆せずにはいられなかったです。

    0
    投稿日: 2021.02.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    もっと早く読めばよかった、とまず思いました。この作家さんの「メインテーマは殺人」にあまりハマらなかったのですが、こちらは文句のつけようのない面白さでした。私の勝手な主観ですが同じ作家さんとは思えない位。 入れ子式になっていて、作中作のミステリーだけでも充分惹き付けられる雰囲気満載なのに、その犯人が分からないまま現実(作品内の現実)でも殺人ではないかと言う展開になっていく。私の大好きなアガサ・クリスティ的な要素もふんだんにちりばめられていて、色々な面で脳内興奮を味わえました。 2021年版このミス1位の作品も読んでみようと思います。

    2
    投稿日: 2021.02.06
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    とりあえずいろんなところに散りばめられた伏線はまとまる。結末はそんなに驚きはしないけど、綺麗にまとまった感があるので星4つ。

    0
    投稿日: 2021.02.06
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    とても面白かったし、何よりも驚いた。 上巻読んでた時はあまり意識していなかった、劇中話ではない話、が主体となって出てくる。こちらもまた謎がふんだんに盛り込まれて、2冊の本を同時並行で読んでいるような不思議さ。 主人公が謎解きの整理をしてくれるのもあり、「なんだかもうよくわかんない。結論は、犯人誰なのさ??」なんてじれて投げ出すこともなく、本当に最後まで謎を味わい尽くすることができた。 古典的な話風が半分を占め、猟奇性や大仕掛けな演出もなく、ここまで読者をひきこませるんだ、それも、長年読書を趣味にしてきた中年を。本当に驚いた。

    0
    投稿日: 2021.02.05
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    ちゃんと解決してる!!! 上巻を読み終わったあと、犯人が誰か特定出来ないまま、わくわくして下巻を読み進めた結果、劇中劇に気付いて主人公との共感が加速した。 そういや、上巻の最初のあたりにこの人のモノローグ入ってたなー。 劇中の犯人探しと、現実の後半部分の原稿探し、そして事件の推理が一気に進んで絡み合いながら二つの事件がラストきちんと解決まで持っていかれた。 この構造はすごく緻密かつ魅力的な展開と読者へのフェアさも兼ね備えてて、素晴らしい。

    2
    投稿日: 2021.02.03
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    作中作の事件も、それをとりまく現実の事件も、どちらも解決されていくが、正直なところ、登場人物の名前が覚えられなかった。

    0
    投稿日: 2021.02.02
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    素直に面白い。フィクションと現実が裏表なあたりが好みだ。実在のドラマや本、人物が登場するリアリティーはドラマ脚本も書いている作者らしい。クラシックな英国ミステリーや読みにくい社会派小説、文がつたない小説家志望者の文章などを書き分けているのも面白い。純文学と比べれば地位を低く見られがちなミステリーや、ポワロをののしっていたクリスティ、ホームズを殺したドイルの例もあり、被害者の立場も納得できる。しかし数少ない彼を愛した人々、姉や元妻をあざ笑うかのような仕打ちはなかなかひどい。印象的なミステリーだった。

    0
    投稿日: 2021.01.31
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    続きを読もうと思ったら編集者パートに しかも続きがない!? そして作者が死んだとの連絡が ほんとに自殺なのか? 原稿の続きは? まさかの犯人が,,,

    0
    投稿日: 2021.01.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

    上巻はクラシック(古典的な)ミステリー作品でアガサクリスティのパスティーシュと帯に書いてある通り昔ながらの探偵小説です。老人が探偵役で、三人称小説であり村の登場人物各人に対してそれぞれ細かい心理描写がありました。 それに比べて下巻は舞台が21世紀のイギリスで、探偵役は小さな出版社で働く中年の女性編集者です。一人称小説となり、主人公女性編集者の一人語りで始めから終わりまで進みます。 別作品である二つの小説を有機的にくっつけたのがカササギ殺人事件の新しい試みです。 けれどもその試みは、成功しているとは言い難いものです。 また両作品が全くの別物であり上巻が好きな人は上巻が好きだし下巻が好きな人は下巻が好きということになりましょう。これはことわざが示すように「二兎を追う者は一兎をも得ず」の状態になっているのです。 そしていけないのは上巻を執筆した人物であるアランコンウェイを罵倒したり彼の人格批判を行ったりする場面が少なからずところでなく、多々見られる所です。彼の執筆した過去作品に対しても同じように痛烈な批判が加えられています。 上巻を楽しんで読んだ読者に対して与えられた下巻は、中年女のハーレクイン小説のような仕事と恋人を択ぶ二者択一に悩む姿です。期待を裏切ったという他ありません。 この小説が ミステリーの醍醐味を味わうなんていう帯で絶賛されている理由は私が考えるに以下のようなものがあります。 それは小説を読んで結末が分からないときにああでもないこうでもないと検討するところ、その真実を探すという旅に出るところ、そういったミステリを読む楽しみを小説内で表現した、メタ的な視点を描いたところです。 けれども、謎解きを行うにあたって小説内部だけの論理的構造で謎解きを行っているのはせいぜい30ページそこらしかありません。残りは作者の人格的な問題や作者の個人的な情報を使って、下巻の新しい謎解きをしています。上巻の作中作が下巻の謎解きの素材となる二重構造なのです。 ただし、これには非常に重大な欠陥があります。 小説という独立世界の中で楽しんで想像の翼を広げている読者(わたし)に、その世界を離れ作者の非常にごみごみした私生活や、読者の知り得ない過去作を持ち出してきて盗作だと非難する情報を読まされるのです。 純粋に物語内部を検討している30ページが300ページに膨らんでいるというとんでもない長さの蛇足としてしか、下巻の現代ミステリ部分を感じられないのです。 そして上巻の結末部分が最後に掲載されます。もうここまでくると作中作「カササギ殺人事件」だけを純粋に楽しんで読むなんてできません。作者自身が自ら生み出した作中作「カササギ殺人事件」をボロクソにしてしまったのです。

    0
    投稿日: 2021.01.27
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    あらすじは省きます。 とにかく楽しんでほしいので読んでみてください! こういうのは初めて読んだので、すごく嬉しくなってしまいました。

    4
    投稿日: 2021.01.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    上巻の登場人物と違う人がいきなり出てきたから間違えて本買ったかと思った。1つのストーリーで二つの謎解きがあっておもしろかった。アガサクリスティの作品読もうと思った。

    0
    投稿日: 2021.01.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    なんだ、なんだぁ〜 上巻のラストで名探偵ピュントが犯人を見破り、いよいよ下巻で仕組まれていた謎を解き明かしてくれる。 と、思いますよね? 絶対そう思いますよね? 絶対、絶対そう思いますよね?? ??? それ故に、上巻の感想は長いって書きました。 同じボリュームでこれから、謎解きが始まると思っていたからです。 下巻に入り、アレ? 巻頭の登場人物が...? アレ?アレ? ど、どういうこと??? !!(゜ロ゜ノ)ノ まさか... こんな展開、想像だにしていませんでした(大汗) そりゃ、このボリュームになるよ... 完全に2作分詰め込んじゃった^^; しかも、きっちり繋がっちゃう。 謎が謎を呼び、その謎が時空をも越える。 全ての謎が時空を越えて繋がることで、時空を超えた2つの殺人事件の謎が解明される。 しかも、古き良きミステリーの匂いもプンプン。 読み終えたからこそ、ここまでの壮大で緻密なプロットを産み出した著者の虜です。 でも、本作で名探偵ピュントは死んじゃったんですよねぇ... いや、でも著者の作品はまだまだたくさんありますし、きっとこれからもとんでもない衝撃作を私たちのもとに届けてくれる。 読者好きとして、ミステリー好きとして、今後も著者の作品を楽しみに読み進めていきます! 説明 内容紹介 【読者、書評家、書店員からの圧倒的な支持! 】 2019年本屋大賞翻訳部門第1位 『このミステリーがすごい! 2019年版』第1位 『週刊文春ミステリーベスト10 2018』第1位 『ミステリが読みたい! 2019年版』第1位 『2019本格ミステリ・ベスト10』第1位 ◎朝日新聞書評欄「売れてる本」に掲載されました (2019年1月12日付、評者・杉江松恋氏) 名探偵アティカス・ピュント・シリーズ最新刊『カササギ殺人事件』の原稿を読み進めた編集者のわたしは激怒する。こんなに腹立たしいことってある? 著者は何を考えているの? 著者に連絡がとれずに憤りを募らせるわたしを待っていたのは、予想だにしない事態だった――。クラシカルな犯人当てミステリと英国の出版業界ミステリが交錯し、とてつもない仕掛けが炸裂する! 夢中になって読むこと間違いなし、これぞミステリの面白さの原点! 内容(「BOOK」データベースより) 名探偵アティカス・ピュントのシリーズ最新作『カササギ殺人事件』の原稿を結末部分まで読んだ編集者のわたしは、あまりのことに激怒する。ミステリを読んでいて、こんなに腹立たしいことってある?原因を突きとめられず、さらに憤りを募らせるわたしを待っていたのは、予想もしない事態だった―。ミステリ界のトップランナーが贈る、全ミステリファンへの最高のプレゼント! 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) ホロヴィッツ,アンソニー イギリスを代表する作家。ヤングアダルト作品『女王陛下の少年スパイ!アレックス』シリーズがベストセラーになったほか、人気テレビドラマ『刑事フォイル』『バーナビー警部』の脚本を手掛ける 山田/蘭 英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    16
    投稿日: 2021.01.26
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    一度に二度楽しめてすごいと感じたけど、二つの時代背景や、オマージュっぽいところなど詰め込みすぎと感じました。脚本家さんと知ってなるほどなと。

    3
    投稿日: 2021.01.24
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    小説の中の話と、現実の話の2段構成なんだけども、個人的には小説の方が好きだったかなぁ。 この前途有望と言うか、まぁそれなりに問題ありそうで将来は自虐の詩みたいになっちゃうかもだけど、そんな二人の未来が奪われるとは、切ないじゃないか。しかも概ね老人のせいなんだから、全くこの老害どもは。 と言っても小説の方が、やっぱり物語って感じで、現実のほうがもうちっとドロドロしてて、小説の方がシンプルで好きなのかも。まぁしょうがない。

    0
    投稿日: 2021.01.24
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    とにかく面白かった。途中、なんど本を閉じてため息をついたことだろう!僕はとんでもない小説に手を出してしまったようだ。 という翻訳書っぽい語り口をしてみた。 でも、面白かったのはほんと。 上巻のストーリーで既に引き込まれいたのに、下巻の開始数ページを読んで、やられた!と本当に笑ってしまった。こんな手法があり得て良いのか!と カササギ殺人事件 という小説の中で、カササギ殺人事件の小説が登場するメタフィクション。あっぱれでした!

    0
    投稿日: 2021.01.17
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    上巻は一気に読めたけど、下巻はちょい長いな〜くらいな感じで読んでいた。着想は面白いしアガサ好きには嬉しいけど、そこまで面白い‼︎オススメ‼︎とは思えなかった。

    0
    投稿日: 2021.01.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    下巻は、いきなり『小説の最終章の原稿がない』そして『その作者(アラン)が死んだ』場面から始まり、スーザンによる原稿探し、および殺人犯捜しとなります。 「ミステリとは、真実をめぐる物語である」のもと、スーザンが2つの殺人事件の関連性を解きながら探偵の真似事をする場面は、ミステリの醍醐味を感じる。 特に、「その日は、葬儀が行われることになっていた…。『カササギ殺人事件』の冒頭だ。」の部分は、上巻の冒頭を再読しゾクッとした。 印象的なフレーズとして: 〇 アランの前妻がアランについて、「ほんの六、七行の手紙と一緒にまる一年の労作を突き返される気持ちは、…、突き返されるのは、単なる原稿じゃないの。自分という人間を突き返されるも同然なのよ」は、胸を突かれる思いでした。 〇 「アランにとって、大金を稼いだことは、どうでもよかった。…。本当に望んでいたのは尊敬であり、偉大な作家と世に認められることだったんですよ」。は、贅沢な悩みかもしれないが、商業面と芸術面の狭間で誰もが感じる思いかも、と。 〇 探偵が、画家アーサーの分析するとき、「創造を志すすべての人間の胸に、いったいどれほどの情熱が燃え上がっているものか、…。それが、何かのきっかけであっけなく堕落し、危険なものに姿を変えてしまいかねないことも。」 願わくば、アランの残り8作品の発表を期待したい。 最後になりますが、ミステリとは直接関係ないのですが、アランの九作品のアナグラムの件は、英文原本『AnAnagram』、翻訳版『アナグラム解けるか』です。翻訳時のご苦労に感謝します。

    2
    投稿日: 2021.01.08
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    上下巻通しての構成が壮大で読み応え抜群。 仕掛けや伏線が凄かった。 翻訳も良くて読み易かった。 面白かった。

    2
    投稿日: 2020.12.29
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    はぁ。そう来ましたか。 という感想しか思い浮かびません。 この異様な手法に特に驚きもできませんでした。 ただ、分量はスゴいな、と。 面白いというより呆れました。 これが各賞を総ナメ? ホントに? へぇー……。

    5
    投稿日: 2020.12.28
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    「メインテーマは殺人」のあとにこちらの上下巻を読みました。 ミステリーを読むにあたって重視することは人それぞれ違うと思いますが、あっと驚くトリック、意外な犯人といった謎解き要素に重きを置いているミステリーファンにとってホロビッツ氏はそれほど斬新で評価できる作家ではないのかもしれません。 しかし個人的には2作読んで私は話の展開と描写にムダがなく読んでいてストレスを感じない、その辺りを評価したいと思います。ミステリーを読んでいる時にたまに冗長だなとか、残りページ数まだまだあるなとか、ストーリー以外のことが気になったりするのですが、ホロビッツ氏の本は気が付いたらもうここまで読んでたというくらいスルスルと読めてしまうんです。特別面白い描写があるという気もしないのにつまらないなと思わないし、私は通勤と休み時間しか読書できないのですがいつだってどこだって不思議なくらい話の中にスッと入り込めます。ストレスがない。 それはホロビッツ氏がYA作品をメインに手掛けていたからなのか、それとも人気シリーズのドラマの脚本を手掛けていたからなのか、はたまた訳がいいのか、理由は2冊読んだだけではわかりませんでしたが、今後もホロビッツ氏の作品を読んで理由を考えてみたいと思わせられました。

    8
    投稿日: 2020.12.26
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    上巻の小説と、その作者の死の謎に迫る下巻。上巻に比べ前半少しダレた感じがしたが、後半は双方の謎が一気に解決して読後感もスッキリしました。

    3
    投稿日: 2020.12.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    それはまだ秋の初めだった頃。 季節も季節だし、久しぶりにミステリ読んでみようかな、という軽い気持ちから、手にとった2冊。 ホロヴィッツ、このミスなどですごい評判ですよね。 ミステリは中学生の時にクリスティなどにハマって以来ご無沙汰だったから、最近の作品はどうなっているんだろう? と気になってたんです。 本書はイギリスの作家、アンソニー・ホロヴィッツによる、上下巻からなるミステリ。 扉のクレジット表記からするとイギリスでの発表は2017年かな? 構造やトリックについては書き始めると長くなりそうですし、私がここで書きたいことにはあまり影響しないので、割愛。 さて、秋の初めに読み始めて、なぜ読み終わったのが真冬の大寒波が来たと叫ばれている今なのか、というと。 本書が700頁強あってまあまあの分量だったこと、コロナ の生活への影響に疲れてつい漫画ばかり読んでいたこと……数え上げればキリがない理由が考えられるけれど、一番は、この本の人物描写が私には重く暗すぎたからかなあ、と思います。 上巻は、1950年代の英国の田舎の小さな村での人間模様。 下巻は、現代の英国で出版社に勤める「わたし」とその周辺。 誰しも心当たりがある、悪とまでは言えない意地悪な目線や保身に満ちた思惑が複雑に重なりあう描写が、複雑なプロットに緻密に組み込まれていて、見事なこと! でも、見事な分、それだけねっとりと自分がその悪意のレイヤーに絡めとられていく感じがして、ついページをめくる手が重くなってしまったのでした。 最後のアナグラムも、悲しすぎるでしょー(泣)! 意味ありげな古い数え唄も、多くを語らない探偵の背中も、暖炉の中から見つかる燃え残りの手紙の端切れも。 謎が魅力的でワクワクするのって、少なくとも私にとっては、そこから透けて見える人間の悲しさと優しさが感じられてこそ、なんだなあ。 ちょっと辛い読書だっだけど、でも力のある作品だからこそ、自分の素直な気持ちに気がつけたのかなと思います。

    15
    投稿日: 2020.12.23
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    読了。 感想書き忘れてたので、若干曖昧。 作品構成は、上巻が作中作品、下巻が実際の事件についてになっており、好きな構成。 サクサク読みやすく、楽しめた。

    0
    投稿日: 2020.12.20
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    面白いと評判だったのでいつか読もうと思っていたミステリ。 上巻と下巻で大きく展開が変わるため戸惑ったが、きちんと伏線が回収されており、読み応えがあった。特に後半は一気に読み進めることができた。 描写がかなり細かいので若干冗長にも取れるが、登場人物の個性がハッキリしており、途中で「この人誰だっけ?」と登場人物一覧を見なくても、スルスルっと読めるのはポイント高いかも。

    2
    投稿日: 2020.12.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    上巻の3ページを飛ばして読み始めてしまった為…下巻に入ったとき えっ?エッ?何がおかしい!ってことになってしまいました。(°_o) お話の中の本だったのですね。 二重に謎解きをすることになって 頭がごちゃごちゃになりなかなか進まなかったです。 謎解きは最後にまとめて暴かれるタイプで読んでいるわたしには、おかしいかも!とかあやしいかも!とかは、あまりなかった。えー(・_・;)そんなこと一言もなかったじゃない!と言うことが多かったきがします。  アガサ・クリスティーを少しでも読んだことがある人は 違った面白さがあるのかもです。 しかし、ヌーディストって╮(╯_╰)╭

    0
    投稿日: 2020.12.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    学生のときにハマって全作読んだアガサ・クリスティ、をオマージュしているというだけあって、上巻はポワロ〜!な感じの懐かしい気持ちで読んでいましたが、下巻はガラリと変わる…!こんなミステリー小説は初めてだったので驚きました!私は下巻が好きです。ミステリーが何重にもなって、けれど容疑者だらけ、なのに犯人分からない(私だけ?(^_^;))。すごく面白かった!!でも、苦手な人には苦手な感じかも…。 .

    0
    投稿日: 2020.12.11
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    面白くないとか言うレビューもネット上にはあった本作品。 何か面白いミステリが読みたくて検索したら、そんなことが書いてあった。 だが、結果、面白く読めた。先が気になり一気読みだよ。もう。 作中作が出てくるのだが…上巻はそれで丸々終わる。そしてそれが結構面白い。 そして、その作中作とメインストーリーが噛み合ってくるところは、読んでいて興奮してくる。 ミステリを推理しながら読むことが出来ない私は、終始ドキドキしっぱなしであったが…推理しながら読めたら、もっと面白いんだろうなと思った。

    1
    投稿日: 2020.11.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    入れ子構造のミステリー A:本の出版をめぐる事件(現代) B:作中で起きる殺人事件 Aの謎は分かった。 Bは、なるほど、という解決。 ミスリーディングがともに凝っている。 楽しく読んだ。 2019年の海外ミステリ1位を総なめにしたのもよく分かる。

    0
    投稿日: 2020.11.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    下巻では、編集者のスーザンが、上巻のシリーズを描き続けてきたアランの原稿を求める中で、彼の死の真相に迫っていくという展開でした。 あまりに繋がっていない始まり方だったので、ひょっとしてこちらの物語のほうは、真相は闇の中⁈と焦りましたが…きちんと結末が用意してありました。よかった…! 美しい田舎の村を舞台にした上巻と、都会的・現代的な下巻では、雰囲気が全く違います。 ピュントシリーズとアランの事件、どちらかだけでも十分ミステリーとして楽しめそうなのですが、この2つが段々と噛み合ってくる感じが素晴らしかったです。 この発想にひたすら拍手を送りたいです!

    5
    投稿日: 2020.11.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    上巻から一転、現実?世界での殺人事件に挑む。 上巻も下巻も見事なフーダニットで、しっかりと読んでいれば犯人がわかるようになっているところは好印象。 ただ、下巻での事件は上巻ほど面白さは感じなかったかも。 アガサ・クリスティの雰囲気が満載の上巻アティカス・ピュントのほうが素直にワクワクできて楽しめたのに対して、下巻の現実での事件は怪しい人物を訪ね歩くというシンプルなことの繰り返しの上、登場人物たちにもあまり魅力を感じず…。 おそらく、下巻冒頭のえっ!?!?という気持ちで評価が高いのかもしれないけど、上巻が作中作であるという点と上巻冒頭の編集者の警告により、たぶんこれ下巻のはじめはそうなるなと身構えてしまったのでそこまでの衝撃もなく…。 素直にアティカス・ピュントの事件であれば今後も読みたいかもしれない。 同作者で比較するのであれば、総合的にみて『メインテーマは殺人』のシリーズのほうが個人的には面白かった。

    0
    投稿日: 2020.11.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    物語の構成、プロット、仕掛けで読ませるミステリ。 21世紀の最高傑作というけど、物語の巧みさ、よくこんなプロットを思いついたものだという点では驚くばかり。 二重構造の物語のなっている物語をたくみに連結して、そうだったのか――と、関心させられる伏線回収とかテクニックは凄い。が、テクニックが凄いことと、面白いことは必ずしも両立しなくて、凝った構造ゆえに読む手の没頭が阻害去れるのではないかなと思う。 散々ミステリを読んで、既存のミステリに飽き足らなくなった人向けではないかと思う。しかし現実の新聞社の名前を出して、嘘の書評を書くとか許されるんだな。民名書房どころではないw

    4
    投稿日: 2020.11.16
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    決定的な終わり方をした『上』 てっきりそのまま物語が始まると思いきや… あまりに衝撃的な始まりだったものだから 置いてきぼりにされたような… しばらくは、そんな感覚のまま読んでいたので 前半部分過ぎる辺りまでは 思いのほか時間がかかった。 のに! 中盤手前にさしかかるころ ぐわんと引き込まれ、そこからは一気読み。  自分が読んでいる本は何だったっけ…と 見失いそうになる錯覚になったり 伏線と思しき一文に、わくわくしたり 【全ミステリファンへの最高のプレゼント】 の言葉とおり! すごく面白かった!  小さな村に住む一癖も二癖もある住人たち。 城の前には大きな森と湖。 教会、通りのパブに骨董屋。 目の前にはイングランドが広がっていたし その他にもさまざまな仕掛けが アガサ・クリスティを思い出させるのも たまらなかったな。 すぐに『上』を読み返したくなったし 久しぶりにアガサを読みたくなった! 

    4
    投稿日: 2020.11.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    下巻、読み始めて戸惑ったわ。 全然、違う物語になっていてピュントはどこいっちゃったの? 上巻で謎を残したサー・マグナスは誰が殺したの?って 登場人物も似た名前だけど、全然違くて混乱したわ。 読み進めるうちに、入れ子状態になってるストーリーだってわかってからはぐんぐん読めたけど、こんな構造の小説は初めてだったわ。 それにしても、息子のロバート・ブラキンストンが犯人だったとはね。子供の頃の宝探しで溺死したと思われていた弟も手にかけていたとは…。 母親で家政婦のメアリ・ブラキンストンは上巻では夫の仕業かと思いきや、コードに足をひっかけての事故死と判明。 あの牧師も庭師も、詐欺師の前科のある骨董屋もみんな怪しいんだもの。 凶悪な性癖のある息子を守ってたのではなく、村人たちを息子から守っていたのね。 下巻はもっぱら、その”カササギ殺人事件”の著者アラン・コンウェイの自殺に見せかけた殺人事件を追う、編集者スーザンの活躍が描かれている。 そしてまた意外な人物が犯人で(スーザンの上司、CEOのチャールズ)その鬼畜っぷりがスーザンをも殺害しようとしたことで明らかに…。 殺人犯に異を唱えてはだめね。(ふたりきりで密室の場合)その場は丸く収めて、あとで警察にいけばいいのよ。 なんてこの先、そんなシチュエーションが来るとは思わないけど。 編集の仕事にやりがいを感じてたスーザンが、アンドレアの求婚を受け、ギリシャでホテル経営の妻として楽しみを見いだせるのかしら…。

    0
    投稿日: 2020.11.02
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    上巻の面白さに背中を押され、急いで読み始めた下巻の1ページ目を読んで、わたしは大切なことを忘れていたことに気がついた。わたしが読んでいた『カササギ殺人事件』は作中作であって、本当の殺人事件はこの原稿を読んでいる編集者がいる世界で起こるのだということを。 下巻は、渡された原稿を読んだ編集者のスーザンが、話が途中で終わっていることに愕然とするところから始まる。残りの原稿はどこにあるのだろう。。。 そしてなんと『カササギ殺人事件』の著者アラン・コンウェイが自宅の塔から転落、死亡したという知らせが飛び込んでくる。急いで勤め先の出版社へ向かうと、そこにはアラン・コンウェイからの直筆の遺書が。本当に彼は自殺したのだろうか? 何はともあれ『カササギ殺人事件』の行方不明になっている原稿を見つけなくては!スーザンはその原稿を探して色々と情報を得るうち、こういう結論に辿り着く。彼はきっと誰かに殺されたに違いない。 正直言って、上巻ほどの面白さは感じられなかった。どうしてもホロヴィッツの『カササギ殺人事件』より、コンウェイの『カササギ殺人事件』のほうが気になるからだ。アラン・コンウェイが誰に殺されたかなんでどうでもいいから、早く残りの原稿を探してくれと思ってしまうからだ。よって下巻本筋にはあまり集中できず仕舞い。やがて見つかった原稿でコンウェイ作のほうも犯人が分かるのだが、どうもおざなりというかどっちつかずというか。。。 でもアイデアは斬新だったし、充分に楽しめたと言えるのだけど。

    1
    投稿日: 2020.10.26
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    ガチの伏線とダミー伏線の貼り方がエグい。それを全て回収し尽くすのがまた凄い。二重のフーダニットってこういうことなのね。語り継がれる名作とはこういうことなのか。

    9
    投稿日: 2020.10.26
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    下巻の1ページ目を読んでびっくり。 上下巻に分かれている構成の勝利。 真相や犯人自体は取り立てて目新しいものではなかった感じ。ちょっと可哀想だし。 容疑者が次々と現れて、疲れてしまったのもある。 今も昔も、閉鎖的で囲いこまれた生活と人間関係は大変だ。

    1
    投稿日: 2020.10.21
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    上巻の「カササギ殺人事件」の原稿を読んだ編集のスーザンは、最後の章がないことに驚き、出版社のCEOであるチャールズのオフィスへ行く。そして作家アラン・コンウェイが自殺したことを知る。スーザンは、無くなった最終章とアランの自殺の真相を探り始める。 面白い作りだ。本の中に本がいくつも登場する。編集者が読者と一緒に犯人捜しを考える。後半、アラン・コンウェイの犯人の種明かしと、この作品の犯人種明かしでエンディングを迎える。アナグラムなどやりすぎ感はなくもないが、翻訳者の苦労もうかがわれる。 一言、面白かった!

    0
    投稿日: 2020.10.19
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    いわゆる一度に二度美味しいミステリーとでも言えようか。解答編は非常にスマートで鮮やかだった。でもやっぱりあの帯は誇大だった。

    0
    投稿日: 2020.10.18
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    う〜ん、鮮やか!! ただ、上巻の1950年代の設定に慣れてしまって、下巻で話が現代になり、スマホやPCがでてきたときの違和感がすごかった。

    1
    投稿日: 2020.10.04
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    驚異の入れ子構造ミステリー。 上巻が、これだけでも推理ものとして良く出来ているのに あくまで前置きに過ぎないところが凄い。 アルファベットのアナグラムが好きな方は垂涎の作品だと思う。

    0
    投稿日: 2020.10.04
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    上巻の内容、展開ともに申し分なく良かったけど、下巻のもう一つの話が好きになれず、焦らされ続けた構成が個人的に残念。

    0
    投稿日: 2020.09.14
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    各誌で絶賛されハードルが上がりに上がった状態でのぞんでも、びくともしない圧倒的な面白さ。 現実パートと作中作パートの「フーダニット」の精巧さもさることながら、その両パートの関係性にすらしかけがあるんだから、もう1粒で2度おいしいどころではなく3度おいしい、そんな感じ。 著者の他作品も読むしかない。

    0
    投稿日: 2020.09.12
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    上巻も下巻もそれぞれ途中で挫けそうになったがなんとか読了。謎解きよりもこの分冊設定が一番衝撃的だった。分冊についても、謎解きについても、ちゃんと読んでればわかることがたくさんあるので何度も読み返して探したくなるが、そこまてのパワーはないので終了。犯人候補が急浮上したあたりからは単純に楽しめた。

    0
    投稿日: 2020.09.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    上巻の冒頭で、全体の構成に関しては容易に想像がついた。 下巻の主人公である編集者の調査行を追っていて「これ、実を結ぶのか?」という気にさせられるところで、現実には小説のような怪しい証拠の記述や伏線を思わせる記述は、それとは分からないものだと主人公が独り言ちるのに、非常に納得する。 ・・・てか、アラン・コンウェイ、サイテーだな!!(誉め言葉) アナグラムの謎が解けた瞬間、爆笑しましたよ。 ミステリとしても面白かったけど、とにかくキャラ立ちが凄かった。 東野圭吾の「放課後」を読んだことがない友人から ネタバレしても良いと言われ 「〇〇〇してるのを見られたのが殺人の動機だよ」と伝えたところ 全く信じずに爆笑していたが、後日になって 「本当だった。。」と唖然としているのを見たことがあるが、 本書を以て同じことをその友人に再度行いたくなった。 これが日本も含めて世界的ベストセラーかー笑 微笑ましすぎるわ。

    1
    投稿日: 2020.09.08
  • 21世紀の最高傑作か?

    確かに抜群の面白さだ。ただし策士策に溺れる、というムードもなくはない? 遊びすぎ?それもこれも最大の謎が題名に隠されているからだ。

    0
    投稿日: 2020.09.05
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    作中作が展開されるミステリで、アガサクリスティのオマージュだとおもわれる。現代のパートは出版社に勤める編集者である主人公の女性がミステリの原稿を渡され、その原稿が作中作になっているのだがその作品では舞台は1955年7月。のどかな英国の田舎町で起きる連続殺人を描いている。序盤~途中までは少し退屈だが終わり間際になって唐突に面白くなってくる。途中放棄する人も多いんだろうがこの作品は最後まで読んで損はない。詳細→ http://takeshi3017.chu.jp/file8/naiyou29501.html

    0
    投稿日: 2020.09.01
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    『なるほど、こういう仕掛けになってるんだ。』って、ひとまず下巻が始まった時点で感心。メタフィクションの魅力が見事にミステリに取り込まれていて、心地よい騙され感が満喫できる。さらには、作中作と現実の結末が、同時進行で明かされていく展開もスリリング。このミス1位も十分納得の、高品質ミステリでした。

    0
    投稿日: 2020.08.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

    面白いという評判が高かった本だけど、実際面白かった! 下知識なしで読んだので、こういう入れ子構造のミステリーがあるとは、と嬉しい驚き。 しかもアガサ・クリスティ愛に溢れているのがなあ、もうたまりません。 海外ミステリーにはまった最初がクリスティで、今読んでも十分に面白いと思うファンにとって、そうそうこれ!とか、あー覚えてるよ!とか、そういう小さな喜びも散らばっているのが楽しい限り。 で、肝心の本筋も、おお!という王道フーダニットで文句なし。 これだけ歴史があるミステリーの基本を、改めて新鮮な気持ちで味わわせてくれた本。

    0
    投稿日: 2020.08.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

    イギリスの片田舎で起きた殺人事件を解き明かす、アティカス・ピュントシリーズ本格ミステリー。 というのは上巻の話。 下巻に入るとガラッと様相が変わる。 下巻においては「カササギ殺人事件」の作者の担当編集者が主人公となる現実世界の話に切り替わる。 死んだ作者は自殺なのか、事故なのか、それとも殺人なのか?消えた「カササギ殺事件」の結末部分の原稿はどこにいったのか? 会う人物全てに作者を恨む動機があり、容疑者となる可能性がある。それは「カササギ殺人事件」の物語内においても同じであり、みんな怪しい。 物語の犯人は誰?原稿はどこ行ったの?作者の死の真相は?などなど気になる部分が最後は一つにまとまってきっちり明らかになっていく。 確かに構造は画期的で面白い。物語の二重構造は見事であり、どちらの結末も気になったまま終盤を迎える。 ひっぱり方は上手い。 ただし、肝心の犯人の意外性があまりなく、何故こいつなのかという納得感が得られなかった。意外と淡白な印象。これは読む人によって違うのかもしれないけど、ひっぱるだけひっぱって、意外とあっさり犯人当てちゃうのねって感じ。 全体的には面白いが、最後が惜しいと思える作品だった。

    1
    投稿日: 2020.08.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読了、うーん、合わなかった残念。 ①まず具象・抽象バランスがちょっと…。キャラがiPad使いこなしてるかと思えば、探偵が犯人に「あなたは殺害現場へはここ数ヶ月行っていないはずなのに、最近始まったばかりの道路工事を知っていて渋滞回避の近道をしましたね」とか、いやGoogleマップ…みたいな ②ミステリの肝の「謎」も、作中ミステリ作品の結末(謎解き部分)の消失ってことだけど、「なぜ」は読めば犯人が分かるから隠したって単純なものだし、「誰が」「どうやって」も容疑者と動機がありすぎアリバイみんな無しでどうとでもなれって感じで…。 ③作中作が長いし、特に引き込まれる内容でもない。 私にとっては、無駄に長いしキャラのファンにもなれないしアナグラムの翻訳は無理っぽいし、なんだかなぁ〜でした。

    0
    投稿日: 2020.08.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    犯人が息子で、ただただサイコパスだったというオチだが、それがいまいち納得いかなかった。もう少しどんでん返し的な展開があるのかと。。。リアルと小説を上手く組み合わせ、読者を混乱させるのはうまいと思ったが、後半は展開が読めてしまった。

    0
    投稿日: 2020.08.25
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    上巻冒頭の仕掛けが効果を発揮する下巻。 今まで読んできた『カササギ殺人事件』の《外》の、もう一つの事件の謎と、本来の?殺人事件の謎。本の中の本での謎と、本の外の謎。2つ(小説と現実)の事件の奇妙なシンクロと、2つの謎解きが一冊で味わえる面白さに唸りました。 面白かったです。

    27
    投稿日: 2020.08.23
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    小説の中の小説は終わり、現実世界に戻る。 しかしその作者が何者かに殺害され、その過程を追う中で現実世界は小説の世界を奇妙に反映する構図となる。 小説の中の登場人物のモデルや建物が現実世界に次々に登場したりして、小説世界の背景が少しづつ表舞台に現れていくことで事件が解決に向かうのだが、なるほど、こういう描き方があるのかと思った。 普通の推理小説を読み飽きた人には良い構成かもしれない。

    0
    投稿日: 2020.08.16
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    下巻に入り、あれ?作中作じゃなくなった。作中作の犯人と現実の犯人Wフーダニットこれをどう解決していくのだろうか?気になりすぎて、最後から読もうかと思ったくらいꉂ(ˊᗜˋ*)ヶラヶラ上手く伏線回収もされていたし、1度は読んで損は無い小説ですね。ミステリ好きなら

    1
    投稿日: 2020.08.11
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    下巻に入り、まさかの展開に。 見事に二つの世界がリンクしていく。 計算された見事なプロットに思わずため息さえ出てしまう。

    0
    投稿日: 2020.08.11
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    ★★★★☆ 3.6くらい 2020/07/30 19:29 たぶんカササギ殺人事件のレビューには全員書いてるけど、一度で二度美味しい!これに尽きる。 ピュント氏側のミステリーとアナグラムの件はあまり好きではなかったけれど、本編のミステリーが好きだった。ピュント作品あっての本編なのでやはりどちらも良いのか。本編犯人の描写、人間の怖さや殺人が引き起こす人間関係の崩壊を垣間見た気がして生々しい怖さがあった。上下巻に分かれてるだけあって読後の満腹感は強い。あとはイギリス王朝の建築様式とイギリスの風景に強くなればクイーンズミステリーも楽しめるなと強く思う。アガサクリスティへのふんだんなオマージュが散りばめられているらしいので、そこを読み取れるくらいになりたいもの。

    0
    投稿日: 2020.08.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

     このミス海外編2019年度1位。本屋大賞翻訳小説部門2019年1位。自分が言うまでもなく、とてつもなく良くできたミステリー。現実世界で出版前のミステリー原稿の最終章の謎解き部分が紛失してしまい、それに纏わる事件の謎について主役の編集者が探偵役となって真相追求する話。作中作のミステリーもがっつり良くできたお話でこれだけで十分トップレベルのミステリー。さらに重層構造なっている現実世界の謎解きも物語として面白い。構想15年の完成度の高さもあり完璧なミステリーと言ってよいと思う。まあ少し、現実世界での殺害理由が作中作の主役の名まえに秘められた意味の暴露を阻止するためってことのようだが、いまいち納得できない。最終章はじっくり読んだんだけどよくわからんかったし。あと、下巻に入ったあたりで現実世界の話になるんだけどちょっと長くて少しとっつきにくい面もあった。  楽園のカンヴァスって本がむちゃ好きなんですが、そいつも重層構造の小説。それはどっちの物語も良いのでミステリーじゃないけど買うべしと思います。

    0
    投稿日: 2020.07.28
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    後半は一気にスピードが上がった感じ。 冒頭から驚きの連続だったが、作品と現実が絡み合い過ぎて何がなんだか。 作中作の犯人は意外だったが、ほんと構成がうまいと思った。 後味はよくないが、よくできた小説。

    0
    投稿日: 2020.07.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2020/07/09 読了。 図書館から。 あの終わり方で、現代になってしまうので、 早く続きってなってしまった。 (我慢できず、先に作中作の解決をちらっと読んでしまった…) 二重構造が話の肝というか売りなんだと思うんだけど、 単体ですっきり読みたかったなぁ…とも思いつつ。 現代の方もきっちり事件で気になるんだけど、 いかんせんアラン・コンウェイがあまりにもピュントと比べて、薄いもので…。 んー面白いとは思うけれど、 英国の様式美踏まえてのものなのかな…。 洋物難しい。 けれど、メインテーマの方も読んでみたいとは思う。

    0
    投稿日: 2020.07.10
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    メタ・フィクションとミステリを融合させた、意欲作。 たしかに面白い設定だし、それで高評価されているのもわかる。でも、ストーリーやミステリ部分がめちゃくちゃ面白いかといえば、そこまででもないような…。 作中作の方は、探偵役のなかば想像だけで真相が暴かれるというかなり乱暴な結末。「証拠はないが、そうとしか説明がつかない」って、そうか!?と思ってしまった。

    1
    投稿日: 2020.07.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    下巻を読み始めて驚いた。 殺人事件が小説の中から現実に。被害者も探偵も変わってしまった。なのに小説の中と同じような舞台で、登場人物もリンクしてる。 でも、読後感はあまりよくなかったな。

    5
    投稿日: 2020.06.25
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    2020年6月読了。 アティカス・ピュントが遭遇した「カササギ殺人事件」と、現実に起きたアラン・コンウェイの死の謎。 この2つのミステリーを絡めて物語を進めるテクニックは上手いと思う。 だけど、作品紹介にあるように「すべてのミステリファンへの最高のプレゼント」なのかは疑問。 そこそこ面白かったけど、ミステリとして抜きんでてる感じはなかったです。

    4
    投稿日: 2020.06.21
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    上巻は序章 下巻こそが全て。 虚実が入り乱れるので注意されたし。 アナグラムが鍵であったりするし、 原文で読めばさらに面白いんだろうね。

    0
    投稿日: 2020.06.14
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    上巻の、あの終わり方からとにかく先が気になり一気読みでした。 上巻の小説の作者に纏わる内容で、ミステリーとしては、全体的にメタ的な要素が多かったように思えます。 上巻での謎にのしかかるように下巻でも更に謎が積み重ねられていき、頭の整理が追いつかないくらいでした。 それでも最後には全ての謎が解明され、人気であることに納得しました。 個人的には上巻の方が好みだったかなという印象ですが、上下巻通して素晴らしいミステリーだと思います。

    1
    投稿日: 2020.06.06
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    ミステリとアンチミステリの綺麗な融合だった。アティカスパートは、日本のミステリにありがちな複雑で非現実的なトリックなど用いることなく、シンプルな真相を追求。アンチミステリパートでは、ミステリの王道を外しそれを否定しつつ真犯人に辿り着いた。エンタメとしても面白いし、完成されているなぁという印象でよかった。

    0
    投稿日: 2020.06.03
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    上巻に比べ下巻はやや見劣りすると感じた。以下理由。1.犯人は読んでいる途中で分かった(そこひっかかりますって)、2.登場人物誰もが魅力に乏しかった。主人公の女性編集者もその彼氏も編集長も。作家はまぁまぁ面白かったかな。3.作家の設定が既読の作品と似てた。4.隠されていたアナグラムにがっかりした(品がない)。というわけで初読時は評判ほど面白いとは思えなかったが、気負いすぎているようでもあるし、犯人をわからせまいと盛り込みすぎたのかも。1つの作品で2つのミステリを読ませるなんて挑戦的ですね、ホロビッツ氏。読んでて会話が台詞のようで画が浮かぶようなのは脚本家らしい。 作家のアラン・コンウェイの設定がたがみよしひさの漫画「なあばす・ぶれいくだうん」に出てくるある人物に似てる(元教師、人気なし、ミステリ作家になる)のに当初驚いた。「なあばす」では仲間の作家が他人のネタやエピソードを盗んで作品にして殺されたってところもちょっと似ている。同じようなネタは他にもあるかも。

    0
    投稿日: 2020.05.30
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    一瞬、え?書評?てなりますね。 二回ほど不安になって上巻の最終ページを確認します。 あー。そういうことか。と納得。 構わないんです。こういうの嫌いじゃないです。 でもなー、じゃぁ、上巻の意義がなあと思わなくも無いんです。もっと文量少なくできたのでは?と。 いる要らないで言えばいる。でも上巻にかけた僕の思いがしおしおと萎れていく。 登場人物が突然、概念化するというか。 活字内の人物はものすごく、微妙なバランスで僕たちの中に存在するんですよね。それが突然、バランスを失い、もはや血肉持たずモノとして認識されてしまう。 その結果、上巻にかけた思いが萎れるのかな。 下巻、面白かったです。 上巻と同じく、何人もの怪しい人物が出ますが、特に考えなくても一番怪しい人がそのまま犯人。もう少しミスリードがあれば良かったのかもしれない。 それ以外のところへ比重を置いてるのだ、と言われればそうなのかもしれない。

    0
    投稿日: 2020.05.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ミステリ好きが書いたミステリ好きのためのミステリ。 面白かった。こんなに面白かったなんて! もっと早く読めばよかった~としみじみ思う。 上下巻揃いで買って良かった。下巻を読み始めて最初に「えっ?」 ピュントの謎解きを楽しみに読んでいたのに、えええええ あっ、そうだ、作中作なんだから、何事もなく謎解きに入るわけないんだ…… でもどうなってるの!早く早く~!!! という気持ちで夢中になって読んだ。こういう風に先が気になって仕方がなくて ずんずん読み進める体験、翻訳ものだと久しぶりな感じ。 事件自体は、なるほど、確かに伏線があったわ!と思うんだけど、 いくつか読んだ書評にある通り、めちゃくちゃある伏線が、 色々な階層の謎にかかわっている為に、どの真実に結びつくのかがわからない! ものすごく面白かった!最高。 ミステリ好きがにやにやしながら読む本であって、 あまり黄金期のミステリに思い入れのない人には 確かにいまいちだったりするのかな……とも思った。 でも絶対ミステリ好きには刺さるよね! あと、スーザンの 「ミステリとは真実をめぐる物語である――それ以上のものではないし、 それ以下のものでもない。確実なことなど何もないこの世界で、 きっちりとすべてのiに点が打たれ、すべてのtに横棒の入っている 本の最後のページにたどりつくのは、誰にとっても心の満たされる 瞬間ではないだろうか。」 ここの独白が心にしみた。ミステリを読む理由の一つなんだろうと私も思う。

    1
    投稿日: 2020.05.25
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    2019年の各種ミステリー系の賞で7冠達成ということで、事前の期待値が高すぎたせいか結末(特に現実パート)はやや拍子抜け。まぁ正統派のパズラーはその合理的解決が謎に対する矮小化につながりやすい傾向はあると思うので仕方がないことではあるが。

    0
    投稿日: 2020.05.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    上巻の最後の一文が気になったまま勢いで読みはじめたらビックリ。なるほど、2冊分のミステリーのようになってるんだなぁ。上下巻が絡み合う構成が面白かった。下巻のスーザンの謎解きのシーン、ミステリー好きならこの後の展開わかるでしょ!油断するなよー!と思わずつっこんだ。アランは嫌なやつだが、アティカス・ピュントシリーズは読みたくなってしまった。誰か読ませてー!(笑)

    0
    投稿日: 2020.05.23
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    はるか昔から人間の娯楽や教養、時には情報として存在してきた本。その中のミステリーとして、まだまだ驚かされ、はっとさせられる作品がある。その中の1つがこのカササギ殺人事件。少々大げさにいってしまった部分もあるが、ミステリー小説に飽きはこないことを証明してくれた1冊である。

    0
    投稿日: 2020.05.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    あ、下巻でそうきましたか。 まさかの入れ子構造の殺人事件。 作中人物の著作を題材にするというメタフィクションという意味では、『ハリークバート事件』とかないわけではないけれど、ここまで大掛かりなものは初めて。 ほとんど2作品で、しかもそれぞれが関連するという試み自体が驚きで高評価に値する。 ただ双方の事件がフーダニット、ホワイダニット色が強いため、つまらないわけではないけれど、やや間延びする感がある。 エンディングもカチリとはまるものではあるが、王道といえば王道で、その角度できたかというようなカタルシスはない。

    13
    投稿日: 2020.05.14
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    さてさて、尻切れトンボで終わったピュントの物語り。 その結末部分はどこへ? 〜第二のミステリースタート ピュントの最終章を探すスーザン。 意図的なのか??? 探すうちに意外な事実が明らかに… 〈上〉で『登場人物が横文字なのが…』と書いて 意外に大丈夫かと思ったんですが…やっぱり色々と翻訳小説は難しいです。 改めて…翻訳家さん尊敬です。

    0
    投稿日: 2020.05.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    タイトルの「カササギ殺人事件」は作中作、アンソニー・ホロヴィッツが書いたものでありながら、アラン・コンウェイが書いたものでもある。 上巻が担当編集者が読み始めるところから始まったが、私は作中作であることに気づいておらず、アティカス・ピュントシリーズが実在するものだと思い込んでいたので下巻を読んで驚いた。 主人公が関係者のもとを巡り話を聞いていくパートが半分ほどだが、ここは伏線をはっているところなので特に驚きなどはなかったが、元事務員の女性に会ったあたりからどんどん物語が進んでいき一気に読み終えた。 上巻をまるまる作中作に割いたのは思い切っているがこれだけで完成しているし必要な部分だった。 アナグラムや登場人物の名前の一貫性は、日本人には理解しづらいので、英語が分かったらもっと面白かったのにと勝手な理由で星4。 上巻から読み終わるまでに半年ほどかけてしまった。

    0
    投稿日: 2020.05.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    上巻に引き続き、こちらも読了。 上巻があの終わり方だったので、最初に現代で始まったのは正直戸惑った。 ただ読み進めていく中で、凄いことしてきたなと感じた。 恐らく上巻の続きをそのままやって終わらせても、面白い推理小説だなと思っただろう。まさか下巻でもう一つの犯人探しが入り、上巻の話とも重ね合わせながら進んでいくとは思わなかった。 上下巻でボリュームはあるが、こんなやり方もあるのかという意味でも、印象的な小説だった。

    0
    投稿日: 2020.04.29
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    読み始めてすぐ、「わたし」に渡された原稿は結末部分がなかったことが判明した。ほどなくして著者であるアランが亡くなったこと、出版社にアランからの遺書と思しき手紙が届いていたことが判明する…ここまでは想像の範疇であったものの、謎解きを行うのが一般人である「わたし」であることがかなり意外だった。 あくまで「わたし」は一般人なので、容疑者を絞り込む際の思考の流れが丁寧に書かれていて、欠落している謎解き部分で触れられるはずの伏線となる箇所も早くから読者に提示していることにも驚かされ、また作者の自信を感じた。 ある箇所を読んでおかしいなとは薄々思っていたものの、作中作と「わたし」のいる世界が×××を×××××ことでつながり、なぜこの小説が入れ子構造になっているかが明らかになるくだりはやられた!と思わずにいられなかった。上巻のプロローグにある通り、「最後にすべてをすっきりと説明してくれて、どうして最初から気がつかなかったのだろうと地団駄を踏まずにはいられない、満足のいく種明かし」だったと思う。 総じて満足度が高い本だったけれども、2つの事件のどちらも後味が少し悪いので、スッキリした後味が欲しい方はその点を心しておくといいと思われます。

    9
    投稿日: 2020.04.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    上巻を読み終えて、さあ犯人は!とテンション高く下巻を開くと、現代のパートへ。 なんと、最終章がない! そして、作者であるアランが自殺したとのニュースが。 最終章の原稿を求めて、死の間際のアランの行動を辿るうちに、アティカス・ピュントシリーズの世界の登場人物に酷似した現実の人々から、アランの死は自殺ではなく殺人ではないかと感じ、原稿ではなくアランの死の真相を追い求め始める。 2時間サスペンスドラマで、主人公があからさまに犯人に狙われそうな事をしようとして、あぶなーい!と声をかけたくなるような展開。 クリスティも、大昔に何作か読んだだけの非本格ミステリファンとしては、修行不足で申し訳ない〜という感じ。 けれど、その分を抜いてみても、何か久々にじっくりと物語が進む世界に浸れて、面白かった。 最近はスピーディーでスリリング、という物語が多いからか、逆に新鮮。 また他の著書も読んでみようと思った。

    4
    投稿日: 2020.04.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    やはり仕掛けがあった。 不用意に先の展開を知ってしまうと、本書の楽しみが減ってしまうと思い、先のページを繰らないよう注意しつつ、最後は、外が大雨ということもあって、一気に読了。 一つの作品で二倍楽しめた気分。

    0
    投稿日: 2020.04.18
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    前半を読んで戸惑った作品の構造に関する疑問は、後半の冒頭でいきなり氷解する。 アラン・コンウェイという著者が何者かが判明する。が、物語は前半を断ち切るように、後半独自の展開が始まる。先行きへの不透明感、この作品は読者をどこに導いていくのか、謎が深まっていく。後半の物語の中で、アラン・コンウェイが亡くなるという事態になり、前半のミステリーの結末を諦めかけたときに、この作品の迷路は結末に向けて疾走する。後半の意外な展開から、前半のミステリーに見事につながり、両方の謎が明らかにされていく。心配していた前半のミステリーの謎解きに加え、後半の物語のサスペンスが加わり、贅沢なことに二重に楽しめる。

    1
    投稿日: 2020.04.14
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    名探偵アティカス・ピュントの活躍を描いた作中作の「カササギ殺人事件」と、その「カササギ殺人事件」を巡る担当編集者の物語からなるメタミステリー。 作中作はアガサ・クリスティを彷彿とさせる古典的ミステリで、誰もが動機を持つ容疑者たちの描写が秀逸。不可解な台詞で上巻が終わり下巻の冒頭で思わず唖然としてしまう演出や、作中作と現実の伏線が回収されダブルフーダニットが明らかになる構図など、念入りな作りに感嘆させられました。

    0
    投稿日: 2020.03.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    上巻の終わり方、下巻の始まり方は良かったが、、、。 まずは主人公?の女編集者を含め、現実世界の人物が今一つ魅力がない。また作中作と現実世界を関連付けで話を進めようとするが、無理やり感が否めない。 結局思わせぶりな伏線を張って伏線は回収できたのかもしれないが、作中作も現実世界の謎も結局中途半端。 どちらかにもっと比重を置いて描いた方が面白かったのでは。 このミス等1位総なめ作品だが、私には合わなかった。

    1
    投稿日: 2020.03.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    上巻を読み終え、大急ぎで下巻を開いた瞬間の、呆然自失感。思い返すと我ながら笑ってしまう。 それだけ、すっかりこの探偵のファンになってしまっていたのだ。全ての事実を知ってもなお、叶うならばアティカス・ピュントの全シリーズを読みたいと思ってしまう。 どんなに恨んでも悪意を込めても結局面白くなってしまう、アランのミステリ作家としての才能が切ない。 ミステリへの限りない愛情、 そして本を取り巻く人々への愛情と同情にあふれた物語。 読み終えて、上巻にもどる。 作中の『カササギ殺人事件』タイトル、既刊一覧、本作へ寄せられた絶賛の声ーー に、苦笑いしてしまう。 「ミステリとは、真実をめぐる物語である。--それ以上のものでもないし、それ以下のものでもない。」259 「ミステリ以外はどんな小説であれ、わたしたちは主人公のすぐ後ろを追いかけていくーー(略)いっぽう、探偵とは同じ目的を追いかけているのだ」260

    1
    投稿日: 2020.03.11
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    上巻を読み終えて、すぐさま下巻に飛びつきページをめくると、、、 えっ!そういう展開になるの? 確かに上巻の冒頭からすると、納得できるけど、やっと覚えた登場人物はどうなる?と思って読み進めると、推理作家の死と遺稿の結末部分の謎を探る主人公に「カササギ殺人事件」の登場人物とリンクしていく人々、、、 上巻の登場人物を把握できていてよかった。

    3
    投稿日: 2020.03.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    作中作がとても中途半端なところで終わっている。 そして現実世界とのつながり。 とても面白かった。 作中作は結末を用意せず、手がかりだけ取っ散らかして終わるのかと思っていたら、ちゃんと綺麗にまとめた。すばらしい。 登場人物全員を容疑者にするのがポイントなのだな。怪しい行動をしたり、隠し事があったりするからといって犯人とは限らない。犯行とは関係ないけど、人に知られたくないことは誰にでもあるものだ。 ただ、ミステリーってどんなに面白くても、読み終わった後に時間を無駄にしたような気になってしまう。向いていないのだろうか。 作中でアンドレアスに言わせているように、「結局犯人は執事でした」ってだけのことだから。作者もなんとなくそれを自覚しているのか、自虐的なセリフが面白かった。

    0
    投稿日: 2020.03.08
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    翻訳された小説は得意ではなかったか、これは面白すぎる! 上巻を読み終えたら、すぐ次を読みたくなる。 そこでの裏切り。でもすぐにハマっていく。 最後に綺麗な伏線を回収。 2つの上質なミステリーを読ませてもらいました。

    0
    投稿日: 2020.03.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    入れ子構造のミステリーという発想の妙もさる事ながら、作中作がすごく面白い!というのは作者の力量ゆえなんだろつ。自分はミステリー慣れしてないけど、オールドスタイルのミステリーとして楽しく読むことができた。絶賛の声多数!に説得が持ててる笑 ただこれは恐らく自分の読み手の差としての力不足のせいだと思うんだけど、下巻の方が全体的に展開がまばらで掴みづらかった。作中でも言及はしているけども‥(実際のミステリのようにはうまくいかないねといったところか) 作中作抜粋が幾度かあるのもあって、ページを繰る手がやや滞った‥ だけど、やっぱり最終的な急転直下解決編はドキドキと楽しんで読めた。

    0
    投稿日: 2020.03.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    大変面白い。 しかしながら冷静に考えると設定に相当無理があると思う。その問題は殺人でないと解決できないのであろうか? また犯人は言い当てられたらすぐに自白するものなのだろうか? 繰り返すが大変面白い

    0
    投稿日: 2020.02.24
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    苦手だと思っていたけど、やっぱり苦手かな。 いわゆる英国の本格ミステリー。 わたしにはリズムが合わないかな。 英国や欧州の景色や情緒を理解できてないからかもしれないけど、 なんか苦手。 中世を引きずっている暗さというか、湿り気というか。 世界中どこの国も、そうなんだだろうけど・・・。 次作「メインテーマは殺人」は、当分あとでいいと思った。

    0
    投稿日: 2020.02.17
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    アンソニー・ホロヴィッツの「カササギ殺人事件」読了。 1冊で2度美味しいミステリーでした。 アンソニー・ホロヴィッツといえば、英国TVドラマ「名探偵ポアロ」や「刑事フォイル」の脚本を手がけた人。ドラマが面白かったからこそ知った作家だったので、この小説は、とーっても満足の行くものでした。 小説は、主人公である編集者が有名ミステリー作家の最新作の原稿を読むところから始まる。大人気シリーズだという、その小説は、アウシュビッツからの生還者であるドイツ人探偵(アティカス・ピュント)が、イギリスで難事件を解き明かすというもの。 上下巻に渡る長い小説だったのですが、上巻は、小説内小説。 緑豊かな小さな村、貴族のお屋敷、おせっかいな村人、善良そうな牧師…、まさに名探偵ポアロに出てきそうなシチュエーション。アガサ・クリスティへのオマージュと書かれているように、あたかも名探偵ポアロを読んでいるかのような物語が繰り広げられる。村の多くの人に謎があり、秘密があり、過去があり、誰もが怪しく思える物語。 (探偵の雰囲気は、ポアロとホームズを足して2で割った感じのイメージでしたが) そんな謎解きを楽しんで、下巻に突入すると、今度は、その原稿の謎と作者をめぐる殺人事件が!! 下巻では、主人公である編集者が、探偵役となり殺人事件の謎を解くはめに…。 第二次世界大戦後の小さな村での謎解き(小説内小説)と、現代の編集者が遭遇してしまった謎解きの入れ子形式になった謎解き。 もう一度読み返したかったのだけど、図書館で借りた本だったので読み返せず。購入してしまいそうです(笑)。

    1
    投稿日: 2020.02.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    古き良きミステリの良いところアチコチに散りばめられているので、思わずニヤニヤしてしまいます。気づかない所もたくさんあったかと思います。「ともにライヘンバッハの滝をめざす」と書いて「=一緒に死ぬ」と読ませる。そんな小ネタが当たり前のように使われているので、また時間をおいて読むと、もっと新しい発見がでてくるかもしれません。 現存の作家の名前が出てくるのも新鮮。今まで海外小説は読んでいませんでしたが、身近に感じ、もっと読みたくなりました。 アナグラムや文章の書き分けなど、日本語訳の技術もすごいです。

    2
    投稿日: 2020.02.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    えー!ってアナグラムの意味にとっても残念に思ったけど最後までのめり込んでしまった。現実と小説が並行して進んでいくのが斬新だったし、最後までどっちも犯人は分からなかった。

    0
    投稿日: 2020.02.11
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    何を書いてもネタバレになりそうな恐怖。超絶面白いレビューがこんこんと湧き出ているのに、書けないなんて。ああ残念。言えることは①一瞬ちゃぶ台をひっくり返しそうになった②上巻では作者の力量をあなどっていた③下巻は読むスピードが一気にアップした④クリスティオマージュは下巻で存分にわかった、くらいか。ドストライクに好きな作品とはちょっと違うが、非常に斬新だし、面白かった。これから読む方は、裏表紙のあらすじすら読まないで挑むのがよろしいかと思います。

    0
    投稿日: 2020.02.10
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    作中作と現実の殺人事件がシンクロしているという構成自体は良くできており、古典ミステリーへのオマージュも良いのだけれど、また両事件とも犯人は意外だったものの、翻訳のせいなのか地の文章もそうなのか分かりませんが如何せんリズムが良くなくてまどろっこしいので物語に没頭できなかった。 登場人物の多くが魅力に欠ける人だったことも一因かも知れません。 数多くの東西のミステリーを読んできましたが、本書がここまでの評価を受けた理由が分かりませんでした。

    0
    投稿日: 2020.02.07
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    下巻に入ったら別のストーリーに。上巻のプロローグがここに繋がっているのだ。二つの物語か同時進行で、ラスト100ページでどちらのミステリーも解決。後味がいいとは言えないけど、面白かった。上巻の結末があって良かった!

    5
    投稿日: 2020.02.05