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総合評価

227件)
4.1
72
103
35
4
1
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    読む手が止まらず一気読み。 ぼぎわんほどの怖さは無かったがミステリー色が強まってラストまで圧巻の面白さ。それにしても最後にサラッと触れられる結末はかなり悲惨なのだが不思議と嫌な感じにならないのは凄い。 ぼぎわんからかなり間を空いて読んだがエンタメとして起承転結しっかりあって引っかかっかることも無く非常に楽しく読めた。

    0
    投稿日: 2023.02.02
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    比嘉姉妹シリーズの2作目。読むと呪われる原稿を巡るホラー小説。原稿は実話を元にしたらしく、その出来事にアプローチしていく作品です。 ちゃんと怖く、本当に好きな作品です。現実と創作の間で揺れながら確かに迫ってくる恐怖。人形と人間の物語です。

    0
    投稿日: 2023.01.28
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    第2作目のこちらも面白かった。 ミステリーのようなプチ驚きもあり、おもわず「ほえ~」と言いたくなる場面も多々あった。

    9
    投稿日: 2023.01.17
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    比嘉シリーズ2作目、ぼぎわん的なものを想像していたのに、想像を遥かに超える凄いのが来た。怪異の恐ろしさ、不穏な雰囲気は前作を踏まえながらも、構成をここまで変えてくるのは驚きで、僕の好みにドンピシャ。締めの畳み掛けなんて、もう何も言うことはない。

    5
    投稿日: 2023.01.15
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    サブカル好き女性へのジェンダー的偏見の描写がキレキレ。そこだけでも個人的に読む価値があった。また、ミステリ的な方向も好み。前作のような怖さを求めるとやや拍子抜けかも。

    0
    投稿日: 2023.01.04
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    シリーズ第2巻。面白かった! 読むと四日後に死ぬという呪われた原稿の謎。 作中の呪われる過程とか、死に至る様子とかが前作よりもパワーアップしてるんだけど、描かれる人間の醜さもまた、パワーアップしてる。 もう、気持ち悪さマシマシで、大好きな作品だった。

    2
    投稿日: 2022.12.01
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    読む手が止まらなくなる本が読みたくなって購入。 まさに、ページをめくる手が止まらない! 人形の怖さより、自分の意思とは関係なく死に巻き込まれる怖さが勝った。

    0
    投稿日: 2022.11.27
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    一気に読みました。だって途中で止めると怖いし。「ぼぎわん」より読後感悪くなかったです。そしてまだまだシリーズは続く。

    1
    投稿日: 2022.11.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ぼぎわんより怖いし面白い。謎は解けるが呪いは解けない、みたいな中途半端さと、現実感が無さすぎる結末のぶっ飛んだ感じがよい。呪いなんだから仕方ない。

    0
    投稿日: 2022.11.12
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    めっちゃくっちゃに面白くて怖かったです。 じっとりした恐怖と、ジェットコースターみたいなスピード感が共存するなんてことあり得るんだ…なんてすごいホラーなんだ… 映画「来る」を視聴していたのもあり、本作から読み始めたのですが、比嘉姉妹シリーズ全作買って発売の順番に読むことにしました。 なんで今まで読んでなかったんだって思うくらい面白かったです。

    3
    投稿日: 2022.11.10
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    人形がもうちょっと何か恐ろしい感じになるかと思ったが、人形そのものは意外とあっさり。呪いの本体ではないからこれは仕方がないのかな。人形物ということで、最初、夢に出てきたら困るから寝る前は読んじゃだめだと警戒してたけど、夜に一人で思い返しても怖くなっちゃう、ということは全然無いので安心して読めるホラー。それでも面白くて一気に読めた。面白かったけど、怖くないのでホラー作品としては星3で。作者の他の本も読んでみたい。

    0
    投稿日: 2022.11.05
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    前作『ぼぎわんが、来る』より怖くて面白かった。 日本人形が出てくる作品。 私の中では日本人形はホラーの象徴、怖さ倍増なので、読んでる間中『夢に出てきませんように...』と思いながら毎晩眠りに着いてました(笑) 比嘉&野崎コンビが呪いを断ち切るのかと思いきや、意外な人物が最後の最後に登場して来て『そう締めるのか~』と、その人物が出て来ていたページを遡って確認したぐらい意外だった! ただのホラー小説ではなく、ミステリー要素もあって楽しめた。

    2
    投稿日: 2022.10.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「ぼぎわん」にどハマりして即買いしました。 都市伝説や「リング」など、私がちょうど登場人物と同じ世代で当時を懐かしく感じながら読んでいました。 私も子どもの頃からオカルト好きだったので、見る映画はホラー、見る小説もホラー、都市伝説は大好物、不幸のチェーンメールなんてのも流行りましたね!懐かしい!

    1
    投稿日: 2022.09.23
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    今回は、独特の構成(都市伝説を題材とした呪いの、特殊な作中作的な感覚)で、出だしこそ戸惑いもあったが、どんどん不穏・不安な要素が増してきて引き込まれていきます。 そもそも人形がかかわるのは怖いに決まっています。クライマックスへ向けての謎解きもしっかりあって、恐怖のミステリーとして大いにお勧めです。

    1
    投稿日: 2022.09.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ずうのめ原稿内の次元 それを読む藤間の次元 それを小説にした澤村伊智の次元 それを読む読者の次元 じわじわとこちらにやってくる ずうのめ人形のような恐怖。 作者の次元は 野崎の語る『怖い』2本の柱の話などから 作者の思想が伝わることで感じる。 呪いの媒体が原稿というところも 小説との親和性が高く こちらの次元に通じていることを感じさせられる。

    1
    投稿日: 2022.09.16
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    都市伝説や呪いを科学的見地や理屈から否定しつつ、それをふまえての超常現象について想像を膨らませていく。 現代にあったホラーだなと思う。ぼぎわんに通じる怖さ。 どちらかというとずうのめのほうが好きかも。

    5
    投稿日: 2022.09.12
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    '22年9月9日、Amazon Audibleで、聴き終えました。澤村伊智さん、3作目。 うーん…僕は、「ぼぎわん」の方が好きかも…。 僕には、ホラー色がちょっと薄まっている、と思えました。逆に、ミステリー色は濃くなっているかな。 あと、比嘉琴子がほとんど登場しないのも、ちょっと残念┐⁠(⁠ ⁠˘⁠_⁠˘⁠)⁠┌ラストにチラッとだけ。悪霊?呪い?と闘うシーンも、「ぼぎわん」と比べると、ちょっと迫力不足だな、と。 ミステリー色も、僕にはちょっと物足りなかったです。 次に、期待!

    8
    投稿日: 2022.09.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「その物語を読むと四日後に死ぬ」……怪談や都市伝説、特に鈴木光司『リング』でも馴染み深い“感染する呪いと死”のモチーフで書かれた長編ホラー。 自室で変死したライターの部屋に遺された焦げ跡のある原稿の束。オカルト雑誌の編集部で働く藤間が、後輩の岩田から渡された原稿コピーの内容は、中学生の視点で書かれた小説と“ずうのめ人形”という呪いの人形に関する都市伝説だった。その後岩田とその家族も不審な死を迎え、藤間自身も人形の姿を目にしたことで、自分が呪いにかかったことを認めざるを得なくなる。 藤間はオカルト全般に精通したライターの野崎、その婚約者で霊能力を持つ真琴に助力を求める。徐々に近付いてくる人形と死へのタイムリミット。原稿に書かれた謎を探り“ずうのめ人形”の呪いを解くため、3人はギリギリの闘いを始める―。 物語は藤間視点と、作中作の原稿―女子中学生の来生里穂の視点での描写が交互に挿まれながら展開する。当初は実話風のフィクションに思われた原稿だったが、真琴の姉だった美晴が小説内に登場したことでこれが実際の記録であったこと、呪いを解く鍵が(物語内で)実在の人物にあることが判明してから、物語は一気に緊張感を増す。そして“新たな”人物の視点が加わる第三章、迎えるクライマックスで明かされる“ずうのめ人形の呪い”の真実と、明かされる事実の意外さに驚かされ、その悍ましさに慄然とさせられる。 前作『ぼぎわんが、来る』でも、章ごとに語り手が変わっていたが、視点が変わることで前段の語り手が触れていない、気付いていない側面が明かされるということがあったが、今回はそれがさらに効果的に働いており、―ややネタバレ気味だが―ある登場人物への印象がそれこそがらっと変えられてしまうほど。 著者自身、執筆に当たり『リング』を強く意識したそうで、さらに作中作内で里穂が『リング』の原作や公開時の映画を観ていたという設定もメタフィクショナル的で面白い。 力技的王道ホラーといった前作に比べ、謎解き要素、ミステリ的な構成が前面になっている感はあるが、ラストの驚きも含め、ページを繰る手を止めさせてくれないのはさすが。 ……この著者お得意の機能不全になった家族描写に滅入らされるのを含め……。 「やった方は覚えていなくても、やられた方は忘れない」 とはいじめ問題でもよく言われることだが、 「やられた事は覚えていても、やった事は忘れている」 というのも、これまた言えることのようで。

    2
    投稿日: 2022.08.14
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    ホラー映画やオカルト好きで孤独な子ども時代を送ったものにしたら、怖さよりも悲しくて切なくなった。ミステリーとしても楽しめた。次も楽しみ!

    1
    投稿日: 2022.07.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ぼきわんが、来る に続いて読了。 人間(自分)の固定概念が見事に欺かれ、思わず「うわ、まじか、そっか」と語彙力はなけれど口にしてしまうほど驚かされた作品でした。 ラストはさらに悲しさ切なさ、孤独、なんとも筆舌に尽くしがたい終わりを迎え、改めて作家さんを尊敬しました。

    0
    投稿日: 2022.06.22
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    小説を夢中になって読むなんて久しぶり! 面白いぞ!って心で叫んでいました。 映画「来る」を見て、この作品を読みました。 最初は読みにくいかも?と思いましたが徐々に夢中に。 子供がホラー好きなことは、未知なことに興味を持つことで当然だと思ってました。自分自身もホラー好きな子供だったので、途中まで複雑な気持ちで読んでました。 しかし、この作品を読んでる人はホラー好きなわけで、感情移入させる条件としはばっちりで、今考えると「してやられた!」と思います(笑) 映画で強烈なキャラクターだった比嘉姉妹も出ています。 他にもシリーズがあったので、読みたいと思います。

    0
    投稿日: 2022.06.14
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    新進気鋭のホラー作家が『リング』に挑んだ第2作。ぼぎわんもすごかったがこちらも負けず劣らずすごい。呪われた主人公が解呪方法を探すという展開はまさしくリングそのまま。その上でミステリ的手法も取り入れながら、物語そのもので読者をしっかり引き込む正統派エンタメ作品になっている。

    1
    投稿日: 2022.05.27
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    すっごく油断して読んだのにめちゃくちゃ引き込まれた。ホラーにとどまらない小説。 同時進行で様々なことが起こるし、推理要素みたいな部分もあってとても楽しかった。終わり方が好きすぎる……!映画の「来る」は話題になっていたので観ましたが、この方の他の作品も読んでみたい。とても面白かった

    0
    投稿日: 2022.05.18
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    ぼぎわんさんが来るの続編 映画視聴後気になって購入 活字のみでここまでの恐怖を味わえるなら 購入する意味はある

    0
    投稿日: 2022.05.15
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    比嘉姉妹シリーズ第2弾。 「ずうのめ人形」の話が書かれた原稿を読むと、赤い糸が見えだし、人形が少しずつやってくる。 最終的には呼び出された怪物によって、目を取られ、赤い糸で殺されてしまう。 この怪異から逃げ出す手段はあるのか… 期待の2作目。 原稿の物語と現実が並列で語られる形式。 原稿が呪いとなり、なぜ怪異が呼び出されるのかを、少しずつ解き明かしていく。 真琴の二人目の姉がここで初登場。 伏線をあちらこちらに張り巡らし、最後の回収はお見事。 ただ、恐怖の度合いは1作目の方が強かったように思う。 意外と、戸波編集長がいい活躍でした。 オセロのように、里穂に対してのイメージががらりと変わってしまった。 人って怖いな。

    1
    投稿日: 2022.04.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ホラーだと思って油断していたらまさかの編集長が女だったという叙述トリックにまんまと騙された。ミステリとして優秀。嫌味なホラー映画ファンの舩木おじさんが生き残っているのがムカつく。

    0
    投稿日: 2022.04.21
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    シリーズ 2作目。 ずーっと、じわじわと、ひしひしと、怖い。 都市伝説が題材?となっているので身近な雰囲気があって余計怖かった。 都市伝説も悪意も伝染するのですよ。 どんなことがあったのか どうゆう未来が待っているのか … ひえ〜。 リングや残穢が出てきたのが個人的にテンション上がった!!!

    0
    投稿日: 2022.04.06
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    オカルト雑誌の編集部でアルバイトをしている主人公・洋介は、 音信不通となったライター・湯水、の自宅を訪れる、 そこで発見したのは、目玉のない彼の死体と、 ところどころ焼け焦げた原稿。 そこには、黒い振り袖を着た「ずうのめ人形」の物語が綴られていて、 それを読んだ人は、呪い殺されるという。 顔に赤い糸をぐるぐる巻きにされた日本人形が 見えるようになったら、終わり・・・ あいつは、日ごとに距離を縮めてくる・・・ じわり、じわり・・・と もう、タイトルからして不気味なんですが、 ゾクゾク感をたっぷり味わえるホラーです。 夜、ふと部屋の隅を見たときに、その人形がいたらどうしよう・・・ なんて、思ったりして、しばらくは後引きそうです。

    1
    投稿日: 2022.03.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    怖かった…前作よりもっと怖くておもしろかった。 怖かっただけじゃなくて、やっぱり人間のドラマとしてもおもしろくて、この作家さんの話を読んでると、ホラー小説が好きだなって思う。

    1
    投稿日: 2022.03.18
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    比嘉姉妹シリーズ2作目 ムチャクチャ怖くて面白かった “都市伝説”がテーマ 最近のホラーに関しての推察から『リング』の 素晴らしさなど、ホラー愛に溢れてた 読むと呪われる小説と都市伝説の展開は『リング』を 思い出した 『ぼぎわん』とはまた違った怖さ、こっちのほうが 怖いかも

    1
    投稿日: 2022.03.15
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    普段、先入観を持って欲しくないがゆえに、あまりストーリーには触れないでいるのだが、誰しもが聞いたことある都市伝説と、かの有名な『リング』の呪いのビデオを混ぜた、そんな感じ。 これだけだと、『あぁ…よくありそうな話ね』ってなるだろうが、もちろんそんな感じになるわけがない。 なぜなら澤村さんの作品だから。 「もしもし、私メリーさん。今あなたの後ろにいるの」みたいな話を三段階くらい怖くした話と言えばいいのだろうか。 そこに追撃するかのように明かされる真実。 ホラーと言いつつミステリー要素もしっかり含まれてる。 ぼぎわんは物理的な恐怖感が強かったのに対し、ずうのめは静かな恐怖感を与えてくるような感じかな。 構成は違えど、澤村さんのらしさがちょっとずつわかってきた気がする。 比嘉真琴シリーズって括るのは好きではないが、きっと続きも読んでしまうだろうな。 有意義な読書タイムをありがとうございました この読後感を噛み締めつつ ぼぎわん読んだばっかなのに、積読からこいつを選んでしまったのよね。 あまり意識せず、感覚で選ぶと決めていたのに、しっかり澤村ワールドにハマってしまったようです。

    0
    投稿日: 2022.03.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ホラーですね、でも最後にどんでん返しみたいなのもあって面白かったです。 悪役はいなくなったと思ったのに…というなんとも言えないラストでした。

    0
    投稿日: 2022.03.06
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    面白かった。前作の「ぼぎわんが、来る」と通して、呪いの根本は人だと言うところを丁寧に書いてるのが良い!

    0
    投稿日: 2022.02.25
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    映画の来る、を見て気になって読了。 物語の主人公が何人もいるような書き方。 藤間→小説の里穂→藤間→•••のような構成。 これが私にとっては好きな構成らしい。 これまで好きな映画もこんな構成だったことに気付かされた。 夜に読むことが多かったが、想像すると怖い瞬間が多々ある、オカルトホラー。 人形が絶妙に気持ち悪さがあるんだよな。 シリーズ作品読了したい気持ちが出てきた!

    0
    投稿日: 2022.01.23
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    読み応えがあり、怖かった。随分と狭い世界だと少し面白くもなったが、この種の力は引き寄せるのかもしれない。

    0
    投稿日: 2022.01.17
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    「ぼぎわん~」よりもミステリー性が強まったホラー。叙述トリックには見事にかかりました。原稿を読んだ時点で編集長は、野崎たちが調べた半分以上は知ってたんでしょうね。■比嘉家の因縁やホラー業界の狭さ?が気になりましたが、呪いが縁者に辿り着く流れは「運命の赤い○」のようにも感じました。都市伝説の伝播は地脈に関係している?

    0
    投稿日: 2022.01.02
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    ぼぎわんに続いてのずうのめ。 リングになぞらえてストーリーが進んでいくけど、リングはなんとなくしか覚えていないし、残穢は読んだことないものの、確実な感染、近づいてくる恐怖はしっかり感じる。ミスリードもしっかりくらいつつ、主人公と一緒に原稿を読み進めていくから、ページをめくる手が止まらない。ラストの呪いの大爆発具合もすごい(階下の人たち無念すぎる...)。 とても楽しく読めたけど、ポイントが目や赤い糸なのかが分からなかった。読み飛ばしただけかな? あと、ぼぎわんの不穏な終わり方から続いてるのかと思ってたら、全く関係なかったのね。ちさちゃんは大丈夫なのか...?

    1
    投稿日: 2022.01.01
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    なるほど!この人の本が評価が異常に高いのは、読者のホラー好き率がめっちゃ高いからやな!(わたしはまぁ平均よりは好きかなぐらいだと思う) 実際にある作品も登場し、真琴の言葉を借りるなら「怪異をリロン的にコウサツする」(だっけか?)というのが面白いんだと思う。でもちゃんとホラーだし、ミステリでもある。続きも読む。あと、シリーズ外のも読んでみようと思う。

    0
    投稿日: 2021.12.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

     読んだ人間の元に「ずうのめ人形」がやってきて、4日後には死んでしまう呪われた原稿。また、「ずうのめ人形」に呪われた人間から「ずうのめ人形」の話を聞いても、4日後に死んでしまうという都市伝説のような拡散もする。  変死したライターの部屋から見つかった原稿を読んだ藤間は、先輩ライターの野崎とその婚約者比嘉真琴に助けを求める。  原稿の内容は作中作として本編と同時に進行していくが、その原稿の内容がとにかく暗い。主人公は中学生の女の子。家庭は上手くいっているとは言えず、母は父から逃げてきて、父に子供を取り返されることを恐れている。父親も、自分の考える良い父親像や良い家庭像を押し付けてくる。自分が良い父親で、子どもたちは自分といるのが幸せだと思いこんでいる。どちらの親も自分の幸せが大事であり、子供を優先しているとは言い難い。  さらに、少女はホラーが好きなのだがその趣味を理解してくれる友達はおらず、リングの流行により「サダコ」呼ばわりされていじめられる。  作中作は陰惨だし、主人公は追い詰められていく。2つの話どちらにも逃げ場がない。怖いし嫌なのに、ページをめくる手が止まらない。    物語の最後に明かされる事実には驚いた。  「いじめられている可哀相な子供はいじめない」という先入観があった。  しかも、この事実を解明したのは主人公が頼った怪異の専門家ではなく、文章の専門家が原稿を読んで気づいたというのが凄い。  終盤で登場人物たちのミッシング・リンクが一気に明かされる所はミステリーにも似ていた。「信用できない語り手」の話であったのもミステリーっぽい。  ラストは見る者によって見方が変わると思った。  藤間は復讐のためにずうのめ人形の話をネットで拡散するかもしれないし、しないかもしれない。  「ししりばの家」でも思ったのだが、この作者は「自分の主観」と「他者の客観」は異なるということを極めて冷酷に突きつける作風だなと思った。

    3
    投稿日: 2021.11.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    なんの予備知識(シリーズものであるとか)もなく、不気味そうなタイトルでなんとなく手に取ってしまった…。表紙の不気味さに引き寄せられたのかなー? まあ、呪いの人形が出現するホラー物語。 とある文章を読んだものが呪いを受け、ある日人形が見えるという設定なんだけど、「この文章、いま私も読んじゃってますけど?!呪われませんよね?!」なんて思わず読み進めることを躊躇してしまう自分がいました(笑) かなりビビっちゃいました…。 でも、人形もののホラーが苦手な私が止まらず読み進めてしまうだけの面白さがあったということだよ。 シリーズということなのだが、知らぬ登場人物が突然出てきてちょっと戸惑いがあった。「ぼぎわん」から読んだ方が良かったかも? というわけで、私は次はぼぎわんを…。

    2
    投稿日: 2021.10.11
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    比嘉姉妹シリーズとの事で読んでみました。 思ったより全然姉妹出ない!残念。。結末は自分がまったく予想しなかったものだったので、驚きました。そんなに怖なくなかったです。

    0
    投稿日: 2021.10.01
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    「ぼぎわん〜」に続く、比嘉姉妹シリーズ第二弾ってことらしいけど、「ぼぎわん〜」読んだの前すぎて、怖かったことしか覚えてない…(^◇^;) オカルト雑誌で働く藤間が受け取った、とある原稿。 読み進めていくと、作中に登場する人形が現実にも現れるようになり…… 迫りくる死を防ぐために、呪いの原稿の謎を解け! いや〜、面白かった!怖かった!良かった!! 人形が日に日に迫って来るとか、絶対ヤダからね? そんで、呪いは他人に肩代わりさせることもできるってのも、やっぱり怖いよなー。 呪いの巻き添えも嫌だしなぁ…。 とはいえ「ししりばの家」がますます楽しみ!w

    2
    投稿日: 2021.09.20
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    前作と同じく読みやすく、続きが気になるので一気に読める。 色々な人物の視点で描くことで、盲点を生み出す感じも似ているけど、今作の方がよりいっそう叙述が生かされているように感じた。 ホラーだけど、怖くない、不思議

    3
    投稿日: 2021.09.18
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    第2弾! 比嘉姉妹活躍!ってほど活躍してない気はする。最強のお姉ちゃん出て来んし。 でも、結構、ミステリー要素あって、面白い! 実は比嘉姉妹の活躍を期待してたんやけど、ええ意味で裏切られた(^O^) グロいのばっか読んでるからか、こんな死に方とかは、そんなこわくはない。 とは言え、呪いがかかったら、死ぬの確定なんやけど^^; それも話読んだら呪われるとか…やめて〜 この本読んでもそうなるんかとかビビる! 人形はイヤな〜何か怖い〜 そう言っても、結局のところ、一番怖いのは…   人間 です〜〜〜(−_−;)

    34
    投稿日: 2021.09.15
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    人形が徐々に迫ってくるのは、怖いです。 “ぼぎわん“が終わった後に起きて 都市伝説をモチーフにしたホラー、面白いです本当に。 ホラーの有名作品の”リング”も登場し “リング”の内容を少し参考にしながら、物語を進み しかも原稿という形で呪いが伝染していく。 ホント、斬新な形だなぁと思った! その原稿に書かれてた内容の伏線を 後半で回収していくのが、個人的に刺さりました笑 (うぉーー!ってなりましたね。) 叙述トリックも入ってますね、僕も騙されました(汗) 野崎の分析完璧だし、最後の出版者ボス戸波の ジワジワと来る尋問で元凶が明らかになって、最高です 澤村先生の作品は本当に面白いです 次の作品も読んでいきます♪

    8
    投稿日: 2021.08.02
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    "ぼぎわん"は子育て中母親あるある、で"ずうのめ"マイナーな嗜好を持っている人あるあるかなぁ、と。勝手にいろいろ決めつけられることのウザさとか悲しさとか。 前作同様に凝られてて面白かった!進むにつれて明らかになっていくことに驚かされていくのが気持ちいい。 ホラーだけれど、万人誰にも起こりうる感じじゃないところが普段ホラー読まない私にはありがたい。(とばっちりで死ぬ人はいるが、張本人にはなりそうにないところに安心感がある。笑)

    2
    投稿日: 2021.07.23
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    読むと4日語に死んでしまう小説の呪いを、前作のぼぎわんコンビが解く! 怖くない。ホラー小説なのに全く怖くない。 死に方がスプラッタなだけ。 説明が足りない。 何故呪いを使えるのか、目玉をくり抜かれる理由、地面から糸が生える理由もわからないまま。 映像的な怖さを重視しすぎて設定がおざなりになった感。 最強霊能力者の琴子が妹を見殺しにした理由もわからないし。 リングのように、何故呪われたのか?呪われたらどうなるのか?呪いを解くにはどうすればいいのか?呪いの正体をきちんと描いてあるホラーが好きなだけに、今回の理由なき怪異は自分にはあわなかった。

    1
    投稿日: 2021.07.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    比嘉姉妹が怪異に挑むシリーズの二作目。 ふたりの語り手がそれぞれの視点で交互に進む物語は途切れることのない緊張感を醸し出し、また徐々に明かされていく真実は目が離せない展開の連続で、時間を忘れて夢中になって読んでしまった。作者の前作も語り手が入れ替わっていく手法を取っていることから一つの物事を複数な側面から描き、この出来事の裏にはこんなことが隠されていたんだよと読者をアッと言わせるストーリー仕立てがこの作者の特徴なのだろう。大まかな内容は以下の通り; 学生時代からオカルト、都市伝説の類を読み漁り、それが高じてオカルト雑誌の編集部でアルバイトをこなして食い扶持をつないでいる中年、藤間くんは不審死を遂げたライターが遺した奇妙な原稿を手にする。原稿の中身はずうのめ人形に纏わる物語を里穂と名乗る女子中学生の自伝的な小説で描かれたものだった。この呪われた小説を 読んでから、喪服を着た日本人形、ずうのめ人形が藤間の周辺に現れるようになる。さらには藤間より一足先に小説を読んだ同僚が目をえぐられた状態で発見され、次にずうのめ人形の餌食になるのは自分だと藤間は確信する。 こうしている間にもずうのめ人形は日に日に近くに現れる。身の危険を感じた藤間は 以前仕事を通して出会った野崎(前作にも登場した人物なのだが結構間が開いてしまい覚えていない・・・)とその婚約者であり霊能者である比嘉真琴に助けを求める。結果的にずうのめ人形の話を聞いてしまう野崎&真琴もずうのめ人形の呪いに掛かってしまう。3人で協力し調査を進めていくと、以下の事実にたどり着く ①ずうのめ人形の小説は作者の過去の体験をもとにしたものであると思われる。原稿には比嘉美晴と名乗る少女が登場する。彼女はすでに他界した真琴の姉、比嘉三姉妹の次女で霊能力に関しては姉の琴子と比べても引けを取らなかった。美晴は琴子に霊能者として認めてもらいたく、身の丈に合わないずうのめ人形除霊を里穂から引き受けてしまいその結果命を落とす。 ②怪異はずうのめ人形の話をただ見聞きした当人に襲い掛かるだけではなくそのまわりにいるものも巻き込んでしまう厄介な性質を持っている。それ以上に絶望的なのはこの呪いには正当な(呪文を唱える、儀式を行う)対処法が存在しない。野崎&真琴は原稿の作者を見つけ出して、殺すことで呪いの元凶を断つことが唯一呪いを解く手段であるという結論にたどり着く。殺すか殺されるかだ。 ③都市伝説を広めた原稿の作者、里穂は家庭的な料理で目下人気急上昇中の料理研究家、辻村ゆかりとして。彼女は幾度なく自分が生み出した呪いを使い自分にとって不都合な存在を葬り去ってきた。小説から分かっているだけでも、いじめるクラスメイト達、虐待に走る父親、弟と妹 (父親を呪う過程で誤ってずうのめを聞いてしまう)が呪いの犠牲者である。呪いに掛かった犠牲者は実際にはもっといるかもしれないと疑わざる得ないほど彼女の心は醜く、自分さえよければ他人の命をなんとも思わず踏みにじる毒婦が辻村ゆかりの本性を上手く表現していると思う。 野崎&真琴は辻村ゆかりと刺し違えても、呪いの元凶を断つべく覚悟を持ってゆかりの自宅を訪ねる。しかしゆかりを殺してでも呪いの原因を潰す意志はゆかりの一人息子の登場によって砕かれる。自分たちに迫る呪いを解くためとはいえ子供の前で母親を手に掛ける残虐な行為に及ぶことはゆかりがこれまでやってきた所業と変わりないと悟ったのか、真琴はゆかりに家族を大切にするように伝え野崎と共にゆかり宅を後にする。彼らは残された僅かな時間をずうのめと対決する準備に費やす。たとえそれが無駄なことだと分かっていても。 ところがここで、野崎&真琴よりもゆかりの息の根を止めたい人物がゆかりに接触する。その人物は藤間が務めている職場の編集長、戸波さん。戸波さんには作中の誰 よりもゆかりを憎む理由が。彼女はずうのめ小説に登場するとある少女の母親だった。その少女はゆかりにホラー映画を題材にした虐待を受け、それがもとで自殺しています。一人娘を死に追い込んだゆかりについて調べ上げ、復讐の機会を虎視眈々と狙っていた戸波さんは恐ろしい計画を実行に移します。呪いの最後の一撃は、当事者だけではなく近辺の人(射程は同室程度)にも放たれる特質を利用して戸波さんは自ら原稿を読んで自身に降りかかる呪いの巻き添えをゆかりに食らわし見事に復讐を果たします。ゆかりの息子も運悪く巻き込まれて命を落としてしまい、戸波さんからすればこの計画は予想以上の成果だったでしょう・・・ そして呪術の本体となるゆかりが死んだことでずうのめ人形はこの世から消滅し、 結果的に野崎&真琴と藤間は助かることに。物語は野崎と真琴のささやかな結婚式で幕が下りる。琴子がひっそりと真琴に祝福するシーンは嬉しいファンサービスだった。 藤間はというと、先行き真っ暗うだつが上がらない人生からくる不安、オカルト マニア仲間で同類だと思っていた野崎が結婚し祝福される不公平感が積もりに積もって精神に異常をきたし、呪いの新たなる原因を生み出すべくネットにずうのめ人形の小説を投稿する・・・・ 最後に家族愛を押し付ける偽善料理家ゆかりのモデルが某胡散臭い料理研究家だということを引用文献で確信してひと笑いできたことで後味の悪さを多少中和してくれたかな。

    1
    投稿日: 2021.07.14
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    映画の「来る」が面白くてぼぎわんを読み、その勢いで、本書(少し間が空いてたか?)。 まあ前巻と同じ、ほぼ一気読みでした。 ぼぎわんはラストを知ってたし、割と安心して読めたけど、こちらはそういう前知識なし。比嘉姉妹とライター野崎氏が出てくる、くらいのもので。 一気読みと言いつつ、ところどころで無駄に携帯いじったり、おやつに手を出してしまったり…要は、気になって仕方ないのに本から距離を置こうとしたり。 挙句かなりクライマックスのシーんでお昼ごはん。 家族で食卓囲みながら、肩や脳裏に凄惨なシーンが鎮座ましたまま。なお本書、前回の田原父も反吐の出るような非常に残念イクメン具合でしたけど、今回も屑父駄目母と何とも悲しくなるような人々が出てくる。一見幸せに見えても、それが真実とは限らない。 まあそんな諸々を頭の片隅で考えながら、お昼ご飯をもりもり食べておりました。 ホラー、今年で4冊目。 一時期全然ホラーに食指が動かなくなってたんだけど、最近復活傾向です。 エンタメに耽ってばかりだなあ。まあ、楽しいからいっか笑 2021年14冊目(久々、カウント再開)

    0
    投稿日: 2021.06.20
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    今月8冊目 ★★★★ おもろい。 ぼぎわんの前の話。 リングとか伝える都市伝説的な。 ぼぎわんより面白いホラー

    0
    投稿日: 2021.06.15
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    続きが気になりすぎて、あっという間だった。怖いのに面白い〜!本当に、ミステリとしてもすごく楽しめた。 比嘉姉妹が好きなので、できればお姉ちゃんも見たかったけど…真琴と野崎が幸せでよかった。 ぼぎわんもこれも、最後不穏な感じで終わるのも嫌いじゃない。

    0
    投稿日: 2021.03.25
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    突然不審死をしたライターと、残された原稿。 ずうのめ人形 という怪異の正体を、現代、残された原稿の2つの視点から交互に追っていき、徐々に現代と原稿がリンクするところが面白かった。 また、最初は意味のわからなかった箇所が最後に意味が分かるのも面白い。怪異の正体も、納得性のあるものだし、ラストの終わり方も良い。 ホラーというよりはミステリ要素が強いと思った。 ぼぎわんが、来る も読んでおくとなお面白いです。

    0
    投稿日: 2021.03.20
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    03月-18。3.5点。 比嘉姉妹シリーズ第二弾。ホラー雑誌のライターが、不審な死を遂げる。都市伝説の取材をしていたろ見られる。 ある都市伝説を読んだ編集者が、呪われ。。。 前作同様、面白い。前作とは違って作中作の形式、こちらも良い。次作も期待。

    0
    投稿日: 2021.03.17
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    もともと岡田准一や小松菜奈が好きで映画版の「来る」を見たのが、澤村伊知の作品に触れるきっかけだった。普段ホラー小説はあんまり読まないけど、原作の「ぼぎわんが、来る」で比嘉姉妹に惹かれ、本作もどんな活躍をするのか期待して読み始めた結果、琴子の出番はなかったけど、ストーリーとしては「ぼぎわんが、来る」以上に面白かった。 原稿の中の里穂の感情の変化やちょっとした行動になんとなく違和感を持っていたので、最後の伏線回収はなるほどね、と思わせるものでした。

    0
    投稿日: 2021.03.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    数日かけて読みました。内容が濃かったです。 今回は琴子さんはちらっとしか登場せず、真琴さんが頑張るお話でした。 オカルト、怪談、都市伝説をかなり詳しく説明していたのも興味深かったです。 ゆかりちゃんから聞いたお話が里穂さんに伝わり話が1人歩きをして、でも本当に里穂さんから完全に離れて呪いが1人歩きになった様には私には思えず、ずっと里穂さんは世界を幸せな人達を呪っていたように思えます。 内面に強い拒否と加虐と憎しみをずっと持ちながら。 また戸波さんの『私を女としてみるな』や後半まで性別に言及せずに寧ろ男性の様な印象を感じるように描かれていた事、全てを理解した時に切なく悲しくなりました。 またその存在を失った藤間さんの事を思うと苦しくなります。 本当に内容濃い濃いの更に比嘉姉妹シリーズの世界が大好きになる1冊でした! おすすめ!

    0
    投稿日: 2021.03.05
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    澤村さんの本が読みたくて 何となく借りたのが 比嘉三姉妹シリーズだったとは! シリーズ化すら知らず 1人興奮してしまった となると 後3作も読みたい 怖い物好きの 超怖がりと言う 面倒くさい人間だから コレ読んだ後も めっちゃ怖かった笑 リングや残穢 その他沢山の ホラーが出てくるので ワクワクした 栞紐が赤いのが 怖くない?笑

    0
    投稿日: 2021.02.13
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    面白かった〜 またしても一気読み。 ラストで切ない気持ちになってしまった。 ホラー読んでるはずなのに、いろんな登場人物の関係性や心情にキュンとなる。キュンこわ。

    1
    投稿日: 2021.01.27
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    『ぼぎわんが、来る』に続く、澤村伊智の霊能力者・比嘉姉妹シリーズ2作目。前作を読んでいなくても問題はないが、登場する野崎と真琴の関係や、比嘉姉妹に関する基礎知識が揃っている方がより楽しめるので、前作『ぼぎわんが、来る』を先に読むのがお勧め。(知名度的に、先に本書を手に取る人の方が珍しいと思うが。) 今回のテーマはズバリ「都市伝説」。前作を上回る、澤村伊智の叙述トリックを駆使したホラー・ミステリーを存分に味わうことが出来る傑作! これはもう実際に読んで味わってもらうしかない!あなたはこの「ずうのめ人形」の恐ろしさと解き明かされる謎に、鳥肌を立たさずにいられるか?(私はあまりの衝撃にちょっと涙が出たよ。。。)

    1
    投稿日: 2021.01.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    良い意味でホラーっぽくないというか、 グロさや狂気で誤魔化しておらず 読み応えがあった。 読者の思い込みをうまく利用している展開も まさかだった。 ただ、藤間が戸波さんを女として好きだった設定は 必要だったのか?と思ってしまった。 憧れの上司でよかったのでは。 個人的にはそこで少し冷めてしまった。

    1
    投稿日: 2021.01.03
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    前作同様、ホラーを読んでるつもりだったけど読後感はミステリーを読んだような満足感だった。読み進めれば進めるほど深まる謎に、気がつけば一気に最後まで読んでしまっていた。

    2
    投稿日: 2021.01.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    前作の「ぼぎわんが、来る。」から見たほうがより楽しめますね。 元凶となった呪われた原稿の内容と現実でそれを読んでいる様子が交互に記されていて、とても引き込まれた。自分も一緒にその原稿を読んでいるかと錯覚する程であった。 原稿に書かれてある、幼少期にホラー作品が心の拠り所であったという少女がかなり刺さった。私も学生時代かなりホラー物が好きだったのだが中々人に言いづらいところがあり一人で楽しんでいたからだ。笑 とにかく、比嘉姉妹、野崎さん最高!の一言に尽きます。

    1
    投稿日: 2020.12.23
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    ずうのめ。 前作を読んだときも感じたけど、ネーミングのセンスが上手すぎる人だ。聞いたことないし妙な文字の羅列なんだけど、すんなり覚えられる、というか頭にこびりつく。濁音が不気味さを更に盛り上げる。 オカルト系の出版社でバイトをしている男の子が、連絡が取れなくなった編集者の部屋を訪ね、その編集者の変死体を発見する。部屋には死臭とともに焦げ臭い匂いが漂い、燃やされかけた手書きの原稿用紙が散らばっていた。 そこに書かれていたのが『ずうのめ人形』という都市伝説で、それを読んだ人のもとには顔を赤い糸でぐるぐる巻きにされ、喪服の振袖を着た小さな日本人形が現れる。人形は徐々に近づいてくる。そして4日後にその人形に殺されてしまう。それを止めるにはどうしたらいいのか。。。 まるで『リング』みたいな話だなと思ったら、作中にも度々その本の話題になるから、真似しているわけではなく、なぞっているということか。 『ぼぎわんが来る』に出てきた野崎と比嘉真琴のコンビがまた登場する。 しかしながら、面白さは前作を凌ぐと思う。たんなるホラーではなくミステリー的要素が濃くなっていて、タイムリミットがあるために非常にスリリングだ。そして小さな日本人形が呪われた人に徐々に近づく記述!窓の外に、踏切の向こう側に、やがて部屋の中へとだんだん距離を縮めてくる。ただ静かに。それがとても恐ろしい。 読む人には、ぜひ『ぼぎわんが来る』を読んでからにして欲しいと思う。そのほうが面白さも倍増するはずだから。

    0
    投稿日: 2020.12.22
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    澤村伊智さん、ほんっっとうにツボ。。来るの映画もそうだけど規模がでかくて絶対に立ち向かえない抗えない恐怖を感じる。所々ある不可解な言葉とか凄い好き、、

    1
    投稿日: 2020.12.18
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    面白かった〜。個人的に、怖さはぼぎわんの方がありました。最後にお姉ちゃんが出てきたのもまたよかったです。 幽霊とかいうより化け物退治って感じで、ミステリでエンタメ。親から子へ歪みが伝わって、それが呪いとなり広がっていく…という、やるせないなあという感じ。不幸な環境が更に不幸を呼ぶ、生む。救われない。フィクションなんですけども。孤独はやっぱり駄目なんだね。

    0
    投稿日: 2020.12.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ぼぎわんを読み終えて早速こちらも読んでみたがおもしろかった!! 原稿から、少しずつ事実を拾い上げ里穂までたどり着く過程は見事だった。また今回は死のタイムリミットが設けられているからハラハラした。ホラー描写も、ぼぎわんより怖かった。小さい頃、熱を出した時、少しずつ近づいてくる人形の悪夢をよく見たからかな。 里穂が父親と同じことを繰り返していたことも衝撃だった。ぼぎわんの時もだけど、怪異と言うのは人間同士の隙間や歪みの中から生まれるんだな。 今回は、琴子は出てこないが、真琴の2番目の姉の美晴が出てくる。最初は、随分勝手な印象だったけど、ずうのめの仕組みが明らかになることで、ほんとは優しい子だったと最後に分かるのも良かった。 今回は怪異との激しいバトルはなく、鍵を握っていた戸波編集長が叙述トリックを発動し全てを収束させるのだけれど、その分ミステリ度が高く、おもしろく読めた。

    3
    投稿日: 2020.12.06
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    個人的に前作より面白かったです。 続きが気になって一気に読んでしまう。 ホラーは苦手な方ですが、このシリーズは物語の面白さの方が強いです。正統派お化けが好きな人には物足りないかもしれない。 物語の視点が頻繁に変わるのですが、それによって物語に飽きずに一気に引き込まれるスパイスになりました。

    0
    投稿日: 2020.12.04
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    怖さを作るのが本当にうまい。怪異の回収はぼぎわんのほうが上に思うが、登場人物のつながりとか話の展開がやはりうまいなあ。

    0
    投稿日: 2020.11.28
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    最近、ホラーにはお馴染みで、且つ、つきものになっている『ロクでもない親(大人)』がまたゾロ出て来るので、オチ的な物は薄々想像がついた。 と言うか、 この物語にしてもリングにしても元を辿れば必ず人でなしのキ○ガイどもが、怨みつらみの元凶を作っている…。 そう言う意味でキチ○イどもは胸くそ悪いけれど、正にホラーの憑き物と呼べる。 現実のキチガ○達も、そいつらに怨みを抱く者に取り殺されてしまえばいいのに。 って、俺は大丈夫か? さて、 内容は?と言うと、いや〜なかなか怖かった! ただ伏線の回収が鮮やか過ぎて、逆に少し引いてしまった。いや、まさかあの人が…。 でも名前の伏せ方、やや強引じゃない? まぁ、それを踏まえても、充分楽しめる作品。 それから、野崎と真琴が結ばれるなら『ぼぎわん…』の後日譚…ってことは、ちさちゃん何処行った? 面白かったので早々に次巻も読みます。 少し古い本だから図書館で借りますが、出版不況の折、編集者の皆さんごめんなさい! 新刊が出たら買います!

    0
    投稿日: 2020.10.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    私の大好きなミステリーとホラーがマッチしていた作品。前作と同じで呪いの話だった。生きてる人間が1番怖いって話。 伏線が回収された時の心地良さがたまらなかった。 叙述トリックなので、映像化は難しいけど、戸波編集長と里穂の対決が映像で見たいな。 蛙の子は所詮は蛙なんだな…ってまじまじと思った。父親があんなにモラハラで暴力的でなければまた違ったんだろうな。虐待描写がリアル過ぎて胸糞だった。タワマンから人々を見下げてるシーンで既に里穂の性格悪い感じは出てたのかもしれないw 個人的に岩田くんが前作から好きな登場人物だったので、あっけなく死んでしまったのはショックだった。 野崎と真琴の相思相愛っぷりに胸キュンしました。

    0
    投稿日: 2020.10.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    怪異そのものの怖さと、人間の怖さがダブルで迫り来る圧迫感にずっと息苦しかった。 ミステリー要素もあり、ただ怖いだけのホラー小説とはまた違う作品で面白かった。ラストで明かされる真実に胸が張り裂けそうになる。戸波さんの性別をすっかり男性だと思い込んでいたのは、「女性と認識しないのうにしていた」という藤間くんの視点を通して物語をみていたからか、と納得。 真琴と野崎の結婚式で、琴子が来てくれたシーンでは思わず泣きそうになりました。また読み返したい。

    0
    投稿日: 2020.10.14
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    前作のホラー小説大賞受賞作である「ぼぎわんが、来る」より遥かに面白かった。ミステリー色が濃くて好み。人形に絡みつく赤い糸はそのまま人間関係の複雑さや人間そのものの複雑な感情に繋がっていたのかな。

    0
    投稿日: 2020.10.01
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    最高に怖くて最高に面白い。怖いという感情を面白いという感情が追い越していって、めくるページが止まらない。ぼぎわんでも思ったけど、気持ち悪い人物の描かれ方も絶妙。読み終えてもまたはじめから読み直したくなる、もう一度違う視点から味わえるすばらしい本!

    0
    投稿日: 2020.09.26
  • 一作目に劣る

    不条理で全くもって理不尽な怪異に襲われる、という点では一作目も二作目であるこちらの話も共通しているが、今作品はただ訳も分からず不幸な境遇の少女の日記めいた話を延々と読まされるので、退屈な上に苦痛でしかなかった。物語が動き出すのは中盤を超えてからなので冗長極まりない。怪異自体はパワーがあるが、理由付けのしっかりしていた前作に比べ、今作品はモヤモヤとした謎だけ残った。都市伝説が主体の話なので、結局はそれで良いのかもしれないが・・。

    0
    投稿日: 2020.09.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    映画『来る』か面白かったので続編を、ということで読みました。ホラーミステリといっているだけあって所々にはってあった伏線を一気に回収する謎解きが面白いです。

    0
    投稿日: 2020.08.22
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    2020年8月20日読了。 ・ ギガ出版が発行する『月刊ブルシット』というオカルト雑誌のライター・湯水清志は先週から音信不通になっていた。原稿の締め切りは間近、まだ届かずにいる。 担当編集の藤間と非公式バイトの岩田くんが直接マンションに原稿を貰いに行くと、そこで燃えかけの原稿と両目を抉られて死んでいる湯水の死体を発見してしまう。 ・ 後日、藤間は岩田くんから現場にあった燃えかけの原稿を警察が来る前に持ち出して来ていたことを打ち明けられる。更に彼は原稿を全て読んで、湯水の死はこの原稿が関係していると言う。どうやら内容は都市伝説の話らしい。 「藤間さんも読んでください」と原稿をスキャンして刷り出したものを渡され、気になる藤間も原稿を読み始めた。 ・ その原稿の内容は小説になっていて、来生里穂という女子中学生の日常が描かれていた。 読み進めていくと、『ずうのめ人形』という都市伝説に関する記述を見つける。 『ずうのめ人形の話を聞いたり読んだりした者のところへ、4日後にずうのめ人形が現れる。決められた歌を唄い、まじないの言葉を言わないと殺されてしまう。』 という、いかにも都市伝説らしい内容だった。 ・ 藤間が亡くなった湯水の担当するはずだった記事の穴を埋めるために、依頼したオカルトライターの野崎昆とその婚約者・比嘉真琴と内容についての打ち合わせをしている最中、 原稿を読むように進めてきていた岩田くんが取材の仕事中にパニックに陥り、叫びながら飛び出して行き連絡がつかなくなったという話を聞く。 数時間後、編集部の電話が鳴る。岩田くんからの。 キレた編集部の人の言葉も無視して、彼は藤間さんに変わってくれと言っているようだ。 藤間が受話器を受け取ると、 「原稿は全部読みましたか?早く読んでください。今すぐ全部」と焦った声で言う。 訳も分からず聞いていると、 「近づいてきたんです、人形が。最初は遠くにチラッと見えて。今朝は窓の外に…昼過ぎにはスタジオの中に…今は目の前にいます。湯水さんはこいつに殺されたんです。」 その直後、 くふふふふ、と甲高い笑い声がしてすぐに、絶叫が耳をつんざく。電話はそこで途絶えた。 ・ 岩田邸で目にした光景は、一階のリビングで血まみれで倒れる、岩田くんの両親であろう老いた男女の死体と、 二階の一室で両目を抉り取られた岩田くんの死体だった。 ・ 藤間が警察で事情聴取をされ、ようやく解放された朝方、帰り道を歩いている。 人通りはなく、道路にも車は走っていない。 その道路の先の方に、小さな小さな黒い点が見えた。 目を凝らした瞬間、彼はその場にへたり込んだ。 黒い点だと思ったものは、真っ黒な喪服を着た人形だった。 顔だけが赤い糸でグルグル巻きにされている日本人形が道路に突っ立っている。 『ずうのめ人形』の呪いは伝播している…。 ・ ・ 『ぼぎわんが、来る』に続いて、比嘉姉妹シリーズ第2弾。 またまた前作にも負けず劣らずの面白さ。 前作よりも更にミステリー要素が強くなり面白みが増していたように感じた。 ・ 都市伝説がテーマになっており、様々な作品がオマージュとして登場する点も面白い。 鈴木光司の『リング』、小野不由美の『残穢』など。 特に『リング』に関しては、作中の女の子のあだ名がサダコであったり物語に深く関わっている。 他にも江戸川乱歩の『芋虫』や『東海道四谷怪談』、『悪魔のいけにえ』などの作品名が出ていたり、 名前こそ出していなかったが、 鉤爪の焼け爛れた顔の男=フレディ ホッケーマスクの男=ジェイソン チェンソーを抱え、ぶよぶよした覆面をかぶっているボサボサ頭の男=レザーフェイス など、ホラー好きは反応してしまう要素がたくさんあった。 ぼぎわんもハロウィンのブギーマンからきてるみたいだし、著者のホラー愛を感じる。 ・ 前作同様、怪異によるホラーだけではなく、何よりも怖いのは人間の闇の部分なんだと思わされる内容だった。 ・ 比嘉姉妹シリーズ4作品はどこから読んでも面白いという触れ込みだが、前作の『ぼぎわんが、来る』を読んでいないと分からない部分も多々あるので、やはり順を追って読み進めていくことをオススメする。

    2
    投稿日: 2020.08.20
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    比嘉姉妹シリーズ2作目。といっても活躍するのは妹のみ。 1作目よりは後半盛り上がりに欠けるし(激しい霊能バトルがあると思い込んでたからかも)、ちょっと偶然が過ぎるけど、先が気になる構成と読みやすい文章でどんどん読み進めておもしろかった。次も買う。

    2
    投稿日: 2020.08.20
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    "都市伝説"という題材はもちろん、これまでに至るところで扱われているありきたりなテーマではあるけれども、特に我々世代の読者にとっては変わらず強い誘引力を発揮することは確かだし、前作同様、筆運びは達者で、ホラーとして、そしてミステリーとしても充分興味を持って読んでいくことができるのだが、やはり如何せんラストの破壊力が不足しているというか。 そもそもが"怪異は存在する"という前提に立っているシリーズなので、立場を異にする京極堂シリーズと比べるのはフェアではないかもしれないが、例えば後者は結末に至るまできっちり理屈で片を付けているのに対し、今シリーズは半ばそれを放棄しているようにも感じられ、力業で捻じ伏せてしまっている印象を受ける。 奇しくも本作がモチーフの1つとして挙げている"怪異ありき"の「リング」シリーズは、そのあたりの説得力が凄かった。 人智を超えたバケモノが介在しているとしても、そこはそれなりの落としどころ、論理のまとめ方があるはずで、その点に関しては若干不満。

    0
    投稿日: 2020.08.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    伝統的だが巧みなミスリードが、本作「ずうのめ人形」の恐ろしさを加速させる。 また、「リング」をはじめとする「呪いが感染・伝播していくホラー作品」たちの文脈をしっかりと受け継ぎつつも、自身が表現したいものを確立化している構成は、著者のホラーへの想いを形としたと言ってもいいだろう。 簡単にホラー好きと言っても言い表せない著者の凄みを感じさせる傑作である。 また、これはシリーズ前作の「ぼぎわんが、来る」からも感じられていたことだが、本作の怪異は、じっとりとした湿度のある恐ろしさを持ちつつも、積極性のある派手な恐ろしさを持ち合わせている。 この怪異の描写へのスタンスは、 国際化がすすむ世界において、日本が獲得している、または獲得しようとしている、多文化が入り乱れる混沌とした魅力と似通っており、本作は日本における現代ホラーの代表作と言っても過言ではない。

    0
    投稿日: 2020.07.22
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    「ぼきわんが、来る」に続く澤村ホラー作品第2段。 前作の恐怖に全く劣らず、今回も怖がらせてもらった! 「え?」「あれ?なんで?」と思わせるミステリ的要素にもドキドキしつつ読了。 怖いけど、悲しくもあった、個人的には。 もっとこの作家の作品が読みたい!

    0
    投稿日: 2020.07.20
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    新入社員歓迎会の時、ホラー話のあと 「この話を聞いた人は~」と切り出されて、飲みかけのビールを上司に吹きかけたことがあります…。 それはさておき… めちゃくちゃおもしろかった! 不審死を遂げたライターに関係すると思われる謎の原稿。 読んだ人は呪い殺されるという「ずうのめ人形」の話。 読んだものにしか見えない喪服のずうのめ人形が日に日に近づいて…。呪いをとく方法を探して藤間、先輩ライターの野崎、その婚約者の比嘉真琴は奔走するが…。 読めば引き込まれていく澤村伊智ワールド。 ラストまでどうなるのかドキドキしたよ。 でもって、●波さん~!! もごもご…(ここから先は言えない…) 次の作品を読むのが楽しみすぎる~!!

    7
    投稿日: 2020.06.11
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    人形というだけで怖さ倍増だが、展開が読めなくてまさかの人物の正体に驚いた。 自分的には、ぼぎわんより面白かったな~。

    4
    投稿日: 2020.05.15
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    怖かった!面白かった! 澤村作品は映像的で、読みながら視線が巧みに誘導されて行く感じが読んでて気持ちいい。 家族と孤独、2つのの主題が大きくなったり小さくなったりしながら謎の核心に辿り着くミステリ・エンタメ性も良い。 「ぼぎわんが、来る」と同じように映像化してほしい。 こういう暗闇が怖くなるようなホラーをもっと読みたい!

    0
    投稿日: 2020.05.15
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    どんでん返し×2回あって面白かった 誤字じゃなかったのかってまた最初から読み直したくなる ぼぎわんもだけど今作も本来怖いのは怪物より人の悪意だと考えさせられる

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    投稿日: 2020.05.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ぼぎわんからの二作目。大筋はぼぎわんと同じ。呪いが追いかけてくる。ぼぎわんは姿が見えず、また身近な人になりきるという面で不気味さがあった。ずうのめは人形が迫ってくる。自分にしか見えないというのは嫌だなー。恐怖を共有できないのは。 作中に出てくる里穂の話はしんどかった。虐待受けてる子ってこんな生活してるのかなとか、同情する余地はかなりある。でも最後の展開では里穂の本性が見え、当事者はやはり自分が有利になるようにしか物事を見ないし、気付かないことに人間の怖さを知った。これはぼぎわんでもそうだったけど。 また、私は主人公に入り込んで物語を読み進めていくが、本に出てくる主人公は必ずしもいい人ではないからぞっとする。 里穂の怨念が呪いとなったという流れにするには少しその怨念が弱かったかも。(井原くんやゆかりちゃんをいじめてたから、怨念になる前に発散されてたんじゃない?) 最後の場面はぼぎわん同様頭の中で色鮮やかに再生されるほどで、全体的にスピード感もあり一気読み。

    0
    投稿日: 2020.04.28
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    面白かった! ホラーなんだけど、ミステリ要素も結構あって最後にいろんな部分が繋がる感じが良かった。 霊がばんばん出てくるわけではないので(ずっといるにはいるがじわじわと攻めてくる感じなので)ホラーとしてはそこまで怖くないかなぁとおもった。 ホラーが多少苦手な人でも読みやすいかと。 三津田信三が好きな人は好きな感じだなぁとおもったら、実際作者の方は三津田作品が好きらしくて納得。 前作、『ぼぎわんが、来る』は映画を観ただけなのでちゃんと今度読んでみたい。 続編も。

    0
    投稿日: 2020.04.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    一作目とかわってミステリ感強い。 岩田くんは動かしやすそうなキャラと思ってたらこの扱いか!! そして作者のホラー愛が痛いほど伝わってくる。次も読む。

    0
    投稿日: 2020.04.13
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    前作より怖かった! 最後の衝撃が強くて、もう一度、最初から色々なページを読み直してしまいました。 最後の最後も、気になるしなぁ… 本当に初めの方に、呪いは人が作ると書いてあって、その言葉にしみじみとした。何せもう、人が存在し始めた頃から、きっと呪いはあるのでしょうから。 笑いとホラーの裏には、必ず哀しみが伴うものですね。 りぃちゃんも、可哀想だな。

    3
    投稿日: 2020.02.17
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    純粋なホラーというよりミステリー要素が強めに感じた 呪いの伝達方法とかも含め、ものすごく「リング」を意識した構成になっており、固有名詞とかも色々でてくるしw 前作同様の人気に化け物的な怖さだけじゃなく人間の怖さも描かれてるので前作が好きな人ならたのしめるのでは? ただ、琴子さんはレギュラーキャラなのかと思っていたので出番が少なくて残念

    0
    投稿日: 2020.02.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    前作『ぼぎわんが、来る』を見て、続編が気になり購入。 今作も相変わらず読みやすくて、現代と過去の状況がどんどんリンクし、続きが気になって気になって仕方なくて一気に読み終えてしまった。 映画『来る2』でも大丈夫な内容だと思う。ネタバレを含みそうなので、書きにくいがラストのシーンなどすごく映像映えしそうな内容だと思う。

    0
    投稿日: 2020.02.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    『ぼぎわんが、来る』の続編にあたる作品。 あるホラー小説を読むとその中に出てくる都市伝説の呪いを受けて4日後には無残な死を遂げる、というもの。 『リング』みたいな感じ、と思っていたらちゃんと『リング』についてしっかり語られていた。 小説を読んでしまって呪われた主人公がなんとか死を回避しようと奔走する部分と、その問題の小説部分が交互に進んでいく形で、どちらの続きも気になってしまって読みだしたら止まらなかった! やがて小説と現実がリンクして呪いの正体に迫るわけだけれど、ある人物の意外な正体や小説の主人公であり作者でもあった孤独な少女の隠されていた真実にゾクっとした。 人を呪わば穴二つ、どころかすごい結末をむかえたな… 野崎さん、ペンネームの由来コンビーフって…w

    0
    投稿日: 2020.01.28
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    怖い…すごく怖いんだけど、読むのを止められない。いろんな意味で。 鳥肌を立たせながら本を読みました。 構成がすごいです。おもしろいんです。 ホラー苦手で読むのが嫌だった私が、非常に怖い澤村伊智さんを読んでいるのが不思議です。 読んでみたらわかります。はまりますよ。比嘉姉妹シリーズ。

    0
    投稿日: 2019.11.17
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    リングを読んだときのような愉しさをまた味わえたのが嬉しい。 ぼぎわんの時とは違いラストは自分が想像していたものよりはるか上をいき、大満足。 ぼぎわんとこれで2作続けて大満足。 以降、書店で見かけたら即購入作者リストにアップします。 大大満足です。

    0
    投稿日: 2019.10.26
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    本格ミステリの様式で味付けをしたホラー小説として申し分なく楽しめたが、それ以上に、ポップカルチャーとしてのホラー/オカルトに対する作者の愛が存分に感じられる。 前作の妖怪譚も今作の都市伝説も、怪談話が独り歩きして化け物になっていくところは同じ。そう言ったホラーのメタ性が上手いこと物語の「肝」となっている。 このシリーズによってJホラーの模倣子(meme)は更なる進化/深化を遂げることだろう。

    0
    投稿日: 2019.09.26
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    その話を知った者は呪われる。 呪われた者には人形が見えるのだ。真っ黒な振袖を着た真っ黒な髪の、顔は■■■な■でぐ■■■に■かれた「ずうのめ人形」が。 あるオカルトライターの不審死から開けてはならない都市伝説の箱を開けてしまう人々。 「ぼぎわんが、来る」を読んでいたので、野崎さんや真琴さんに親しみが湧いてしまった。 ただし、ストーリーそのものは核のとらえどころがなくて、オカルト小説をベースにしたオカルト小説なので、演出上なのか仕方ないのかもしれないし、呪いなんてものはそういうモノであって、理屈をこねくりまわして整合性を保つなんてのは本質ではないのだろうとは思うけれども・・・。 うーーん。限りなく想像という邪推をしまくれば、文字にできない恐怖やそのつながりを味わえるのかもしれない。 つまり個人的には怖くなくはないけれど、夜眠れないとかトイレに行けないとか、それほどではなかった。 具体的に語ると中身がわかっちゃうので書けないなあ、ジレンマ・・・。 わたし、読む前からもっとずっと不快でエグくて、辛くなるような内容を想像してたんです。胸糞悪くて読み進められなくなるような。でも違ってた。 思い切って言えるのはホラーなんだけど「読むのを怖がらなくていい本」ということです。 読みやすい文章という点では安定のオススメ。

    5
    投稿日: 2019.09.05
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    「ぼぎわんが、来る」の時にも思いましたが、すぐにでも映像化されそうな(頭に映画のシーンがパッと浮かんできそうな)、良い意味でも悪い意味でも映画的な作品かなと思いました。ただ怪異を扱うだけでなく、人の心の闇のようなものを描写するのが巧い。ホラー初心者でも読みやすいし、面白いと思います。

    0
    投稿日: 2019.08.14
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    オカルト雑誌で働く藤間は、不審死を遂げたフリーライターが遺した原稿を読んだことで、呪いの連鎖に巻き込まれる。ぼぎわんに出てくる、野崎と真琴コンビが登場。 相変わらず良く出来てる。 引き続き、続編を読んでみたい。

    2
    投稿日: 2019.08.07
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    前作のぼぎわんが、来るよりも面白さがあった。リング世代のホラーがブームになっていたあの時代のフィルムが現代に蘇るような匂いを感じた。幽霊や呪いの怖さよりも、人間の業の深さがより一層ドロドロとしたものに書かれているのも臨場感を感じてドキドキしながら読み進めました。面白かったです。

    0
    投稿日: 2019.07.21
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    ぼぎわんに続いて2作目も。 聞くと死ぬと言われる『ずうのめ人形』の話と現実に起こる変死事件の話を交互に持ってくる事で、先を知りたい気持ちがより強くなって、ページをめくる手が止まらなくなり久しぶりに1日で一気に読んでしまった。 前作でも感じたが、この作家さんは描写がとてもうまくて、読んでいて映像として見えてくるから、より面白いしより怖い。 ずうのめ人形をリアルに想像できすぎて、しばらくはお風呂で目を閉じれなさそう。 ホラー要素と後半のミステリー要素が絶妙で、謎解きの感覚も楽しめた。 などらぎの首も早く読みたい。

    1
    投稿日: 2019.07.19
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    無我夢中で読んだ。これはホラーミステリーになるの?ミスリードに気がついたときやある人物の本性が(片鱗は出ていたけど)決定的にあらわになったときの興奮がすごい…。っていうか比嘉姉妹エモい…今回出てきた美晴…美晴〜〜……;;; 作中出てくるホラーマウントおじさんはまじきんもー!って感じでした。こういうおっさん現実にもいるよね。ぼぎわんでも思ったけれど、この作者さんうざい男を描くときの生々しさがすごい…。 シリーズの続きも読みます!!!!

    3
    投稿日: 2019.07.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    呪いの人形にまつわる怪談小説。その原稿を読んだ者が次々と呪いに襲われる。 呪いは感染するけれど別の人には移せない。 呪うことに便乗したバケモノ。その正体はやはりわからず、退けることはできたけれど退治できてはいない。 呪い・人形・感染とホラーの王道のようなモチーフと共に、映画「リング」が物語のなかで深く絡み合っている。 前作と共通する人物がでてくるが、比嘉姉妹シリーズというには前回ほどのバトルもなく琴子に至っては姿がちらりと見えただけ。そこが少し物足りなく感じた。原因の謎解きという部分では面白かったが。 前作で和ませキャラだった岩田君が巻き込まれるのは残念だった。 理想の家族を押し付ける、呪いを呼び込む、など前作と共通するが、呪いの巻き添えを食う人数が多い。 読んだ後に独特な後味の悪さが残るミステリーを「イヤミス」というらしい。読後感は「イヤホラ」といったところか。

    0
    投稿日: 2019.07.03