
総合評価
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powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
シリーズ読み直し② 面白かった。この人得意の自己認識と実際の乖離が上手い。 前回は気がつかなかったけど、アルバイトの岩田君は前作の田原さんの友達 大学の先生のゼミ生の人だったんだ。
0投稿日: 2026.10.04
powered by ブクログ澤村伊智のお祭り開催。2作目の本作、まさかの地下から来る正体も面白い、記述トリックはなるほど、里穂に関しては納得感があまりなかったかな。
0投稿日: 2026.09.28
powered by ブクログ作中作がとてもおもしろく、現実との話と交互に進んでいくところが飽きさせず、秀逸だと思いました。ホラーですがミステリー要素もあり、怖いだけではない面白さがあって良かったです。個人的にはぼぎわんより好みでした。
1投稿日: 2026.09.20
powered by ブクログ前作のぼぎわん同様面白かった 前作は章立てで視点が変わる描き方で 今作は日常と小説が交互に進み、謎を追いかける 小説の視点になることで不都合な部分が隠され たまに顔をだす不穏な文章にモヤモヤする 読み進めるうちにモヤモヤがなんとなくカタチになって ネタバラシでこれかー!と思い知る 上手いこと騙されたなーと思いつつ小説パート上手いことやったなーって考えてると 日常パートにも引っ掛けられてた事に気付いてビックリした 日常パートのトリックは1ミリ疑ってなかったから本当にびっくりして初めは奥さん?と思ったくらい 非常に楽しく読ませてもらったし 前作に続いて映画化しても良いんじゃないかとおもうけど 日常パートのほうのトリックがなーとも思う ハサミ男の映像化でがっかりしたのを思い出した
1投稿日: 2026.09.13
powered by ブクログぼきわんがくるよりもホラー感(怖さ)は控えめな印象。 ただ、読んでてハッとさせられる描写が増えたことで小説としての面白さは上がった印象。 個人的にはぼきわんがくるの方が好みです
1投稿日: 2026.09.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
最初から最後まで読みやすく、飽きずに楽しめた。 なかなかぶっ飛んだファンタジーではあったけれど、特にラストにかけて「そういうことだったのか」「ここにつながるのか」と思わされる展開が多く、さまざまな驚きがあって面白かった。 ホラー作品として見ると、怖さ自体はそれほど感じなかったものの、作中に登場するフィクションのはずの原稿が現実とリンクしていたなど、「この先どうなるんだと、どんどん読み進めたくなるものだった。 胸糞悪いまま終わるのではなく、最後はスッキリとした結末を迎えるので、読後感も良い。ファンタジー要素の強い作品だけれど、先の読めない展開を楽しみながら最後まで読める一冊だった。
1投稿日: 2026.09.10
powered by ブクログ◯話が交互にやられると、どっちの話ししてんのかわかんなくなる。 ◯なんで、戸波の質問に正直に答えてるんだ?? ◯もっとスッキリする解決にしてほしい。モヤっとする終わり方に最後のどんでん返しは、1作目と同じに感じた。
0投稿日: 2026.09.06
powered by ブクログオーディブル視聴。 ぼぎわんが、来るに続いてこちらを読んだけれど、著者は幸せな家族に何か恨みでもあるのか……?!て思うくらい酷い家庭や愛に飢えた人を描くのが上手い。 呪いの原稿を読んだ人が次々と人形に殺されていく事件発生、呪いの解き方やその原稿の作者を追う中で人間たちの心の暗いところが明かされていって、モウヤメテー!という気分に。 陰惨だけれど、とても良いホラー。でもやはり澤村さんの作品て人怖の方が強いかな……
0投稿日: 2026.09.01
powered by ブクログ【ずうのめ人形】 『ぼぎわんが、来る』もおもしろかったけどこちらのほうが私は好きでした!謎の原稿が鍵になる話なんですが、最後はどんでん返しも待っていて謎解きの要素がおもしろい1冊でした。
0投稿日: 2026.08.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
前作『ぼぎわんが、来る』のような「怪異とのバトル!」という展開はなかったものの、ホラーでありながらしっかりミステリーとして楽しめる作品で、個人的には『ぼぎわん』よりこちらの方が好みだったかもしれない。 読んでいる途中、やたらと「ホラーが好きな女性」に対する偏見のようなものを強調するなと思っていた。しかし最後まで読んでみると、自分自身もしっかりその枠にはまって、登場人物に対するイメージを勝手に作り上げていたことに気づかされた。 特に来生里穂にはずっと同情しながら読んでいたので、すべてが分かったときの「裏切られた」という感覚が強かった。 でも自分に都合よく自分自身の物語を作ってしまう事ってあるよな〜、反省 そして今回も、読み終わって一番恐ろしいと思ったのは怪異そのものではなく、生きている人間だった。
0投稿日: 2026.08.25
powered by ブクログジャケ買い。「ぼぎわん、が来る」が前作だったらしいけど、こっちを先に読んでしまいました。 どんどん近づいてくるのと、時間制限があるので、ドキドキしながら読みました。
0投稿日: 2026.08.19
powered by ブクログ人が呪いを生む、イヤミスホラー 映画「来る」を観てたので岡田准一と小松菜奈、編集長がいいキャラで滝藤賢一をイメージして読んだ
0投稿日: 2026.08.15
powered by ブクログ(※)注意 この序文の感想は作中のとある人物に成り代わって書いたので、実際私が抱いた感想とは全く関係ありません 『ずうのめ人形 舟木裕次郎 思春期の独りよがりの独白文、ネット知識を通した薄っぺらい都市伝説への知識 不幸の手紙の劣化コピー版としか言えない既視感満載の都市伝説は昨今の悪しきネット文化によるホラーブームに便乗したプロットでその辺の素人でも思いつくようなアイデアである 昨今の小説は何でもパクリをオマージュと論理をすり替えてオリジナリティを感じさせないつまらない粗製濫造をし続けているようだが二番煎じどころかジェネリックにすらなれない この作者はよく家父長制を批判する作風を書く傾向にあるが、昨今の多様性、ポリコレに便乗したものにすぎず作者の個人的な心情も透けて見えてまるで思春期のポエムのようだ ホラーをミステリーに置き換えれば読者がつくと浅はかな知恵を絞ってるようだが、ジャンルの分け隔てすらできないのはホラージャンルを舐めている証拠で幼稚臭い おまけに文章の構成力も5ちゃんねるの洒落怖程度でしかなく松本清張、横溝正史程の美文には足元にも及ばないどころか地にもつかない これが現代ホラー小説の第一人者の実力がこの程度かと思うと怒りを通り越して憐れみの念すら浮かび涙すら流れる あの大傑作リングを百回読み切って書き直せと言いたいところだ さらに可哀想なことに彼らの世代には雨月物語、東海道四谷怪談、ブラム・ストーカー、アーサー・マッケンすら読んだ事もない様だ 我々の世代の理解力に追いつくには大きな何十年経たないと・・・』 はい!テメェは黙ってろ!と ここからは私の直の感想 澤村伊智さんは今回で三冊目となる作品で率直的に言って今回読んだ作品で最も面白かった作品だと思っている 今回も人間の嫌な部分を抉り出した内容だが前作との作風との区別化を図る為に雑誌編集者の藤間目線と劇中小説と二段構成でストーリーが進み、ホラーでいながらもミステリーとしても読む事ができる また今回はいろんな細かい伏線やトリックが隠されていて語り部の藤間の性癖が後程重要なキーの伏線になる事も芸が細かい 割と澤村さんの作品はキャラクター小説の側面があり、前作の比嘉姉妹もそうだがどことなく漫画チックだが個性あるキャラクターが多い 先に私が成り切った舟木裕次郎も本編のストーリーのちょい役で物語のキーにすらならない人物ではあるが、古参ぶった偉そうな老害マニアをカリカチュアしたような存在で不快にはなりながらも難しい言葉を並べただけで内容が薄いというどこかユーモラスさを醸し出してて中々に印象深い人物だったと思う 今回は個人的に心霊現象よりも物語の元凶となる人物の猟奇性の方が悍ましく、怪異出てくる心霊ジャンルでありながら人怖要素も強いのが特徴 『きみ、その拙い文章力で僕になり切れたと思うかい?その浅はかで失礼な態度は怒りを湧きたつよりその余りの拙い日本語力に憐れで滑稽に思えてむしろ微笑ましさすら感じるよ・・』 黙れ!お前にずうのめ人形の話を聞かせたろか!
1投稿日: 2026.08.10
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心霊の怖さよりも人が怖かった。 結構りーに対して同情して読んでたから裏切られた。人の一側面だけ見て判断するのは良くないと学ばされた。 面白かったから著者の別作品も読みたい。ぼぎわんが来るを積読してしまってるからちゃんと読もうと思った。
0投稿日: 2026.07.24
powered by ブクログ前作にあたる『ぼぎわん』は映画化されているそうで、それは未鑑賞なのだが、 この『ずうのめ』も映像にしたら怖そう! 呪われた小説、それを読むと自分にしか見えない人形が見えるようになり、 そいつは日に日に距離を縮めてくる。 数日が経つと突然笑い声が聞こえてきて…? というお話。 怖いねぇ〜夏だねぇ やっぱり人形っていうのは、なんか分からないけど怖い。 ぬいぐるみとかフィギュアだって、何かを模して造形されたものという意味では一緒だと思うけど、 そんなのと比べものにならないぐらい なぜか昔ながらのザ・人形って 怖いイメージを抱きがち。
10投稿日: 2026.07.21
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【オーディブル】 ・お化けより呪いを生み出す人間の方が怖い的な。 ・終盤が意外な展開になった。それまでに少しづつ語られてきた小説やずうのめ人形の呪いにまつわるちょっとした引っ掛かりや情報の穴のようなものが、叙述トリック的にひっくり返っていく所が面白かった。編集長の性別も。前作もだけど、ミスリードが上手いなぁ。 ・前作とは違った形で、しかし共通して家庭における人間関係の醜悪さみたいなものが描かれている。 ・琴子が登場しない(終章のみチラッと登場する) ・比嘉姉妹が直接霊能バトルで倒さない。ミステリー要素が強いかも。 ・おいこら藤間ァ!!最後何してんねん! ・自分用メモ:比嘉姉妹の2番目の姉「ミハル」が出てくる。他の兄弟や家族も続編で語られるのだろうか。
0投稿日: 2026.07.15
powered by ブクログ一作目「ぼぎわん」より面白かった。怪異はなかなか怖い。最後の仕掛けもまぁ良かったけど、うーん、なんかなあ。ミステリはあまり得意ではないのかも、と思った。仕掛けは面白いと思ったし騙されたが、だから?という感じ。
0投稿日: 2026.07.13
powered by ブクログこの本を読んで4日目ですが目の前に人形がいます... 映画化不可能そうなホラー小説で非常に楽しめました。ミステリーに近く「伏線回収が多い」のが衝撃があり星5に繋がってます。 サスペンス映画を大量に観てきたのでドンデン返しなど先が読めるのですが、これは読めない箇所が多かった...!素晴らしい! 都市伝説とは何か? 野崎の都市伝説を哲学するシーンがあるのですが、野崎の観点で考えた事がなかったので非常に読み応えがありました。 また、孤独な子が図書館の交流ノートで繋がっていく感じも面白い展開だと思えました。 全体を通して、「小説の話と現実」が交互にある構造で、どちらも先が気になり飽きさせないつくりでした。 ホラー好きって偏見持たれたりするのは驚いた。 私も小学生の頃から百鬼夜行とか描きまくってたし、映画もゲームもホラーが大好物だから共感できるシーンも多かった。 今更だけど映画の「来る」の世界と繋がっているのは驚いた!原作の「ぼぎわんがくる」は読んでないのですが同じ登場人物であることに気づいて笑った。シリーズだったのね。 本格的なホラー小説自体は初めてだったので超楽しめた!満足!
11投稿日: 2026.07.09
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《比嘉姉妹シリーズ2》 いい味を出すと思っていた岩田くんが早々にあんなことになり、藤間くんが闇堕ちしたのが好きでなかった。早く次を読みたい。
1投稿日: 2026.06.27
powered by ブクログホラー好きのYouTuberが「最も怖いのは人間の想像力。想像力には限界がない」みたいな事を言っていて、澤村さんの文章は、まさにそれを体現している。文章がこちらの想像力を掻き立てて、とんでもない恐怖となって襲ってくる。 小説であることを120%に活かした設定、物語になっている。ミステリー的な面白さもあるし、ラストはとても綺麗に締めくくられていて思わず涙してしまった。 しっかり怖くて、ちょっと泣ける。ホラー好きなら読んで損なしの一冊。
2投稿日: 2026.06.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
どんでん返しと言えば、旦那目線と妻目線でこんなにも違うのかという事。 怪奇現象が、苦手なのであまり入ってこなかった。
1投稿日: 2026.06.18
powered by ブクログ見事にミスリードされて、たった一行で逆転。 そうだったの⁉︎と読み終わってからもう一度要所要所を見直したくらい。久々の面白さだった。 いまだに余韻が消えない。 琴子はほんの一瞬しか出てこなくて残念だったけど、続編が琴子メインだそうなので楽しみ。 惜しむらくはインタビュアーが「なるほどですね」と。 この言葉大っ嫌い。 校正で引っ掛からなかったの?それともインタビュアーのアホさ加減を出すためにワザと?
1投稿日: 2026.06.15
powered by ブクログやばい人間の描写がなんでこんなに上手いんですか。呪いも呪いで怖いが、呪いの真相に迫っていき判明する事実も怖い。怖いのにめちゃくちゃ読みやすい(状況がわかりやすいからかな?わかりやすいから恐怖が余計あおられるというのもある…)し、テンポよく進むから読んでしまう!怖いのに!という感じであっという間に読了。すごいです。すっかりハマり、比嘉姉妹シリーズ一気買いしました。新作も楽しみ!
1投稿日: 2026.05.21
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絶妙に嫌な感じのする描写がうますぎて…過去と現在を行き来しながら徐々に呪いに迫っていく。呪いもコワイけれども、やはり私は人間が怖い!日々の生活の澱が積み重なって腐って捌け口があんな不快なことになるとは…
1投稿日: 2026.05.14
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最近読んだ中で1番面白かった一冊です。 ミステリとホラーの融合が凄くいい。 最初の数ページからワクワクさせてくれます。 お薦めを聞かれた時には、こちらを薦めています。 なんといっても編集長が訪ねてくるところからのラストスパートがびっくりやらゾッとするやらで忘れられません。 気付く人は気付くんでしょうが、私はすっかり信じ込んでいました。 そして、やはりホラーはルールと理不尽さのバランスが鍵なんだなぁとつくづく思いました。 今居る場所に気付いた時のゾワッとする感じがたまりません。 なんとなく淀んだものが残るラストも良いですね。 人間、そうそう気持ち良く生きられるものではないですよね。
1投稿日: 2026.05.06
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【ネタバレあり】 比嘉姉妹シリーズ第2作目。 (順番を知らずに2冊目に読んだ短編集「などらきの首」に、本作の人物が再登場している) 久しぶりに深夜まで一気読みして、寝不足になってしまった。 1作目と題材は違い、都市伝説。 しかも、作中作というか過去編というかの時代は、鈴木光司「リング」が中田秀夫監督で映画化したあのころ。 単にくすぐりとしての設定ではなく、「リング」への言及が本作の自己言及にもなる、ハイコンテクスト。 なのに、リーダビリティ高く、一気読みさせられたのもそのため。 コピーとか増殖とか呪いのルールとか、「リング」を引き継ぎつつ、ホラーを「好きになってしまう」ってどういうこと? みたいな深淵を除き込もうとしている。 それは決してカラッとしたホラーファンとか、コワイものダイスキ! とパーリー感覚ではない、もっと人の孤独感に結びつく話になっている。 ある出来事が、人によって見え方が違う、とか、その人自身の中でも記憶があやふやになっている、という・・・・・・が、すごくよくできている。 その上、読み手は書き手や語り手に基本的に感情移入してしまう、その認知の偏りもまた、トリックとして取り込まれている。 これはこの本と読者の関係とパラフレーズになっているとも思った。 大満足。 付け足し。ちょっと出てきたホラー老害ジジイが、他人事に思えなくてぞわっ。
9投稿日: 2026.04.23
powered by ブクログ2026/04/21 オーディブル 都市伝説の枠が大きくはみ出した怪異。 ぼきわんより怖くはないが、面白かったです。
17投稿日: 2026.04.21
powered by ブクログ5時間半で読破。 澤村の書く女性はノイズがなくて読みやすい。 戸波さんが魅力的なキャラでヨシ。ミスリードがなかなかに鮮やか。 ぼぎわんの方が好きだけど面白かった。 ホラー演出がどことなく白石晃士。
2投稿日: 2026.03.26
powered by ブクログ出版社の一社員が不審死。彼が残した都市伝説「ずうのめ人形」に関する原稿。原稿には小説が書かれていた。全部読み終わると四日後に死ぬ。 最初は都市伝説「ずうのめ人形」から来るただのホラーかと思っていた。 でも読み進めていくと、もはや都市伝説の枠を抜け出し怪異そのものが一人歩きしていいって、周りの人間が次々被害に合っていく。 あの原稿に書かれた小説。少女の家庭環境。怖い話が好きな少女。そして少女そのものが、不幸を取り巻く原因だと思い込んでいた。 読み進めていくうちに、少女自身が原稿を書く際に記憶にバイアスがかかって事実が歪められてしまったことからくるものだったのかなと思った。 人を殺す作り話はあると書かれていたけど、今回の場合は、少女里穂の心の奥底にある黒い感情というか憎悪の想いの歪みが入り組んでいるようにも思えた。 ホラーの描写としては面白かったし、人形がだんだんと近づいてくる底知れぬ恐怖も良かった。 ページをめくる度にそうだったのか!と伏線を回収出来て良かった。 最初の方で書かれていた怖い話の本質の話は興味深かった。やっぱり伝播していく怖い話は、意外と実態もなく人間の作為的な言葉によって作られる場合もあるんだなと思った。
0投稿日: 2026.03.24
powered by ブクログこのシリーズならではの、不幸が不幸を生み出してしまう負のサイクルを目の当たりにした作品だった。 登場人物たちの様々な背景を知り、彼女や彼らが意図せず背負う事になった運命や人生が計り知れぬものであり、自分たちではどうすることもできなかったであろう状況がひしひしと伝わり、単なるホラー作品には留まらない切なく儚い感情も抱きながら夢中で読み切った作品だった。最後も想像してなかった締めくくり方で驚いた。
2投稿日: 2026.02.28
powered by ブクログ2作目は難しいはずがとても面白かった 作中作の謎で読ませつつ終盤はホラーじみた怒涛の展開 満足の一冊です
0投稿日: 2026.02.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
比嘉姉妹シリーズの二作品目で、前作を読んでなくても楽しめると思いますがやはり前作を読んでからの方がより楽しめると思います。 前作は序盤から一気に恐怖心を煽る感じでしたが、今作はじわじわ恐怖が押し寄せてくるといった感じでした。 前作、今作ともすごいなと思うのは心霊的な怖さだけではなく、人間って怖いなと心底思わされるヒトコワ要素もあるところ。 里穂の場合は病的ですが、人間誰しも自分にとって都合の悪いことを敢えて話さなかったり、忘れようとしたりとそういうのは多少なりともあるよなぁ、と。 そしてラスト、まさかのどんでん返しもありビックリです。 戸波さん、他の人も巻き添えになると知っていたらあの方法は取らなかっただろうし、何よりも生きていてほしかった。
0投稿日: 2026.02.15
powered by ブクログ比嘉姉妹シリーズ第2弾 「ずうのめ人形」という都市伝説と湯水や岩田の事件について調べていくお話。 前作のぼぎわんが面白くて絶対に読もうと思っていたシリーズでした! 前作と怖さのベクトルは違ったのですが、こちらもよかったです!だんだん近づいてくる人形が迫るタイムリミットを感じさせてハラハラドキドキ!!人が襲われるシーンはすごい迫力! 作中作と現実とのリンクも伏線回収がたくさんあって驚きの連続でした。あのシーンが伏線だったの…!?と気付かなかったものもたくさんありました 藤間のラストの描写はなんとも言えないものでした。マンションでの2人の様子を想像している藤間はかなりずれている…。 シリーズでいうと真琴と野崎の関係も進んでいて私まで嬉しかった 前作の登場人物が出てくると興奮しました! ミスリードにもまんまと騙されていました、でもそれも含めて楽しい読書時間でした!
8投稿日: 2026.02.12
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呪いの人形、というか読むと伝播する呪いの話。 現実の話と、作中で出てくる小説の話と交差して進んでいく。 第一章はそんなに怖くもなく、淡々と進んでいった印象。むしろ事が起きてからの方が読み進めるのがわくわくしたので、期待外れかも?と思って途中で読むのをやめたらもったいない。 ずっと小説の中の少女が性的虐待を受けるのではとハラハラして読み、かわいそうと感情移入して読んでいたので、話が進んでいくにつれ「ん…?雲行きが怪しいぞ…?」となった。まんまと。 それにしても結局どうしてこの人が媒介になって殺人マシンを作り上げられたのかが分からないままなんだけど、媒介になれる条件ってなんだろうね?
1投稿日: 2026.02.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
アンコンシャスバイアスを否が応でも自覚させられた。 ゆかりちゃんは実在しないのでは、とか、里穂を訪ねてきた戸波は琴子なのでは、とか、的外れな推理をしつつ楽しく読み終えた。 戸波に「カッコつけたかった」と伝えるときの藤間の異様な緊張感。デスクに置かれたDVD。戸波の下の名前の既視感。 ゆかりちゃんと湯水の関係を知る前と知った後では、湯水が弥生に送ったメールも印象が違ってくる。 ラストで藤間が壮大な勘違いをしたまま終わるのがモヤモヤ〜。藤間の視点はなんとなくずっと不安というか、危うさを感じてたのは気のせいじゃなかった。 読んでて些細な違和感を感じながらもスルーしてしまったのは悔しかった。でも、だからこそネタバラシ編で思考がひっくり返されるのは読んでて本当に楽しかった。
1投稿日: 2026.02.06
powered by ブクログめっっっちゃ面白くて興奮した。 これ、寝る前に読んだの失敗だわ。 目が冴えてしまった。 呪いの発動条件を探る過程がまんまミステリーなのでぐいぐい読んじゃう。 早く怪異の正体を知りたいから頁を捲る手は止まらないし、ミスリードされていたと理解した瞬間の驚きは言い表せない。 でも終盤での一対一のやり取りが、一番興奮したかもしれない。 呪い自体は最悪だけどこういう結末は嫌いじゃないんだよねえ。 読了後に確認も兼ねてさらっと読み返してみたら、そこかしこに伏線が敷かれていてちょっと震えた。 うわー面白すぎ。
1投稿日: 2026.02.03
powered by ブクログ前作のぼぎわんが、くるよりは恐怖を感じなかったのでテンポよく、あっという間に読み終えることができた。 怖さと面白さのバランスがよく、引き込まれた。
1投稿日: 2026.01.25
powered by ブクログずうのめ人形。長編。 正直初読ではそこまで怖さを感じなかったが、これ以降の比嘉姉妹シリーズを読んで、改めて読み直しをしたくなる話。
0投稿日: 2026.01.12
powered by ブクログ人生で初めて同じ小説を2回読んだ本。話の流れ、内容がテンポよく、先が気になる本だった。比嘉姉妹が別作品でどういう活躍をしているか気になるので他の本も読みたい。
10投稿日: 2026.01.10
powered by ブクログほぎわん、ししりば、ずうのめとどれも安定して面白かったけど特にこの作品が読みやすくて設定含めて1番面白かった。
0投稿日: 2026.01.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
主観を替えてくる構成に、最後はなるほど、そうかぁと唸った。それだけ、作品に引き釣り込まれて、これはあの人主観だよねって、章変わりにこちらが確認してた読み方が、後につながるとは。。 そうだよ、言及はなかったけど、こちらの勝手な思い込みだった。それだけに、読後の余韻は大きい。 最後のある人物からの主観として、琴子の後ろ姿、野崎の深い礼、真琴の泣いてる姿のちょっとした描写は、ストーリーには関係ないけど、嬉しかったなぁ。
0投稿日: 2025.12.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
まずホラー要素でいえば、作中作の『ずうのめ人形』によって創作と現実の境界が曖昧になり、藤間の一人称視点でどんどん追い詰められていく。これがわかりやすく怖しかった。加えてこのシリーズが好きな理由はミステリ要素で、里穂と藤間の二つの視点でが絡み合うことで見える世界が変わってくるという構成もミステリらしくて、その質も高かった。さらに里穂の鬱描写もそうだし、真相のヒトコワ的な展開とかラストの救われなさとか、そういうリアルな怖さも含まれた作品だった。
1投稿日: 2025.12.11
powered by ブクログ比嘉姉妹シリーズ第2弾です。 なかなか知ってるキャラが出てこなくって、本当にシリーズものなのか‥。とちょっと疑いました笑 なんか不気味な投稿小説‥。 その小説は都市伝説の話でその話を聞いてから4日目にずうのめ人形がやってきて殺される。ずうのめ人形に殺されないようにするにはおまじないの歌を唱えないといけないという。 でもなぜか、おまじないを唱えてもずうのめ人形は帰ってくれなくなって、人が殺される。 ホラー&ミステリーでした。 そして最後にどんでん返しが‥。 面白かったです! 小説の話しが始めはすごい昔のことかと思ったけど、15年くらい前の話でそんなに前では無かった。 今回は比嘉家の2番目の姉、美晴登場です。 琴子はちょっとだけ出てます。 真琴と野崎は活躍してます! やっぱり怖いのは人だなとは最後につくづく思いました。
32投稿日: 2025.12.09
powered by ブクログ怖面白かった!1~3章で話の焦点が違う感じ。どんどん怪異とその原因?の解像度が上がってきて面白い。 澤村伊智さんは、人間が嫌いな気がする…(?)
1投稿日: 2025.12.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「ぼぎわんが、来る」に続く「比嘉姉妹シリーズ」の第2作目。 シリーズものだと2作目以降が微妙……という印象が強いけど、私は前作よりも今作のほうが好き。このようなホラー作品はテーマとなる呪いを解き明かす過程がミステリー小説の展開に似ているが、この作品はそれが特に顕著だから私の嗜好に刺さったのだろう。 2作目にして「こんなんどうにもならんやん……」というレベルの呪いだったので、主要人物が助かったのは幸運としか言いようがないのだが、でもそのレベルの呪いをたった一人の人間が作り出していたことを考えるとホント人間って恐ろしい存在だなと…… ホラー小説を読むと毎回思うことだけどやっぱり怪異なんかよりも、それを作り出して自分の都合のいいように利用している人間が1番怖いっすね。
17投稿日: 2025.11.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ずうのめ人形→そう ぶんぜ この言葉通り消えた記憶は全部嘘。都合のいいように書き換えられた記憶。だからずうのめ人形の本体はそっちじゃなかった。今回も最後の紐解きが凄かった!途中から彼が彼女で彼女が彼で、あの人がこの人でわーーーーって駆け抜けて、、、スカッと!するかと思った!が!私は真実が歪んで他人の記憶に残ってしまった事がもどかしくてもどかしくてもやもやして読み終わり。そっかー井原くんが上手く話せないってことは、もう彼女の本性を知り得る人は1人もいないから、なんで呪いが解かれたかもわかってないんだ。ヤングケアラーさせてる母親、中学生と風呂入りたがる父親、被虐待児の歪んだ愛着。可哀想な私。その拠り所に書かれてた彼と彼女は“憂さ晴らしの的”。確かにあの原稿だけでは、母親の彼女以外消されてた真実は知り得ない。今回も言葉のトリックに見事ひっかかり、後半違和感を覚えた頃には確かに最初からハッキリとそうとは一度も書かれてなかった!って気付いたので。2周目必須です。
1投稿日: 2025.11.24
powered by ブクログ比嘉姉妹シリーズ ホラーだけども相変わらずミステリーやヒトコワ的な怖さがある 悪意のある人が何よりも怖いし恐ろしい 家庭や学校に潜む生きづらさ、救いの無さがひたひたと迫る感じ 某人物にまんまと騙された! 同情すべき点はあるけれども人は話したいことしか話さないし見たいものしか見ない 自分に都合が悪いことは消してしまうんだよね 色々と思い込みで気持ち良く騙されて最後に別視点から見るとそうだったのか…となるストーリーが面白かった 最後の最後まで読まないと全てが繋がらないハラハラ感 リングを読んでる人は特に楽しめるのでは
0投稿日: 2025.11.16
powered by ブクログ面白かった!怖さも良きかなw ミステリー要素あり、読後のスッキリ感&納得感あり、久々な星5つ。 映像化したらチョー怖いだろうな、と思う反面、そうするとラストシーンを変えないといけないだろうな、と思う。 だって、主人公藤間くんがあの人にそんな想いを持ってたなんて、ラストシーンにならないと分からないのだから。 まさに本という言語で書かれたものの特性と、読者のバイアスを上手く使ってるなぁ、と思う。 読み終わって「しまった!」と思ったのは、「ほぎわんが、来る」との3部作で、本作が2部目だったということw まあ、支障なくは読めるけど。
17投稿日: 2025.11.15
powered by ブクログあー、面白かった。 怪異を扱ったホラーではあるんだけど、構造がミステリーなんだね、やはり。怖いというより先を見に行きたい欲が勝ってズンズン読み進めたくなる。 物語の核になってる哀愁。愛執、あ、こっちの字も雰囲気だな。心に響く物語が心地よい、ホラーなのに。 著作を読み進めるにつけて、作者の底力に感服しかり。こういう巧みな構成力を見せつけられると、昨今のモキュメンタリー形式の作品はまだまだだなと思ったりして。 主軸に都市伝説があるのも、いま並行して解体センターのゲームやってる身としては馴染みやすかったか。 刊行順で行くと次は短編らしい。これも楽しみだ、くふふふふふふ。
0投稿日: 2025.11.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
後半、まさかあの人が〇〇だったなんて、、と鳥肌が立った。 ぼぎわんよりもさらに人間性にフォーカスが当てられてる気がする。 怪異の正体は結局分からないままだったのが気になるけど、まあそれが都市伝説だよね
1投稿日: 2025.11.03
powered by ブクログ2018年。 山村貞子と鮎井侑介へって(#^^#) これだけでオマージュなのかな期待してしまた。前作リングに似ている、言われたことから、リングぽくしたらしい。強気の姿勢が良い。 「サダコ」中学生の里穂の鬱々毎日と、現代の呪いで殺される話が交差する。ずうのめは小学生ユカリの作り話だったのだが・・・ 「ミハル」里穂と同じ学校に比嘉美晴(琴子の妹。真琴の姉)がいた。そしてずうのめにやられていた。 「ユカリ」現在の里穂。そうくるか、というオチかなぁ。そういわれれば伏線あったな。この親にしてこの子あり、みたいな感じでちょっとなぁ。 あいかわらずコワイ。夜中に読むのがオススメ。
0投稿日: 2025.11.02
powered by ブクログ都市伝説がテーマのこの作品、最後はまさかのああいう展開で終わるんだ…って感心してしまった。 途中の呪われて人形が迫ってくるあたりとかは近くに人形きてない?って確認してしまうし、ぼぎわんよりこっちの方が日常に近くて怖かったな。 最後のオチに関しては推理小説をよく読む自分にはよく出会うパターンでホラー小説でもこんなのくるんだなぁって。面白かった。
1投稿日: 2025.10.09
powered by ブクログ面白い。ぼぎわんがくるにハマり比嘉姉妹シリーズ読みたくなって読み始めましたが、物語の構成も面白かった。 ん?ちょっと待てよ??って何回もなる。いい意味で。あとは、書き方も、難しい言葉は使ってないからこそ想像できてしまう。だからゾワゾワっ!とする。ぼぎわんがくるは救えないわぁ!って感じでした。これもそうだけどどちらかと言ったらヒトコワ要素もあるかも。
0投稿日: 2025.10.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
どうにもなんねー!!という感想。元凶の子の凶暴性があったから呼び寄せられた怪異なんでしょうけど、父親がクソすぎるし母親の彼ピもクソすぎる。もちろん本人が騙った話なのでどこまでが本当かは分かりませんが、子供に対する父親の風呂のシーン、あんな反吐の出そうなシチュされてなきゃ出てこないでしょと思うと報復されてしまったのが悲しくもありました。もちろん自分の子供の自殺の原因になった相手に復讐するのは分かるんですけどね…頑張って幸せを掴んだのに最期は復讐されて終わりは世の無常ですか。やったらやり返されるのはしゃーなしですが、怪異の大暴走で読んだら勝手に死んでいくし、止めることも出来ないのオワリすぎるでしょ。元凶の子が凶暴性を持つに至った理由も考えると、本当はもっとどうにかなったのかもしれないと思うと悲しいですね。 話はもちろん面白かったです。新しいお姉ちゃんも出てくるし、最初のプロローグがお姉ちゃん視点だったのも気づいた時はおおっ!と感心しました。ずうのめ、の仕掛けも面白かったです。個人的には2冊目のこちらの方が好きだったかもです!
0投稿日: 2025.09.27
powered by ブクログシリーズ2作目。 今作はずうのめ人形という怪奇が呪われた人に迫ってくる。 作中でも紹介される『リング』の貞子のような、何をしても逃れられない恐怖がいい感じ。 シリーズ自体の主人公である霊能者姉妹の真琴は今作も優しいけど、怪奇と戦うには実力は弱く、この弱さもいい感じ。 だんだんハマってきました。
17投稿日: 2025.09.19
powered by ブクログ自分が悪いんだが刻み読みし過ぎた… 記憶が薄れたらもう一度ちゃんと読みたい 怖さはあまり無かったが、エンターテイメントとしては面白い
0投稿日: 2025.09.09
powered by ブクログシリーズの2作目ということでちょっと不安がありましたが1作目を超える怖さとミステリー要素にページをめくる手が止まりませんでした。 もっとあの世界に入っていたい。。。 少し都合が良すぎると感じた部分もありましたが、面白さが上回りました。 個人的にはお姉ちゃんの活躍がもっと見たい!
1投稿日: 2025.09.08
powered by ブクログ面白かったです。ぼぎわんを先日読んで面白かったのと、まだ暑さ厳しい夏ですし、、本作も評価の高い作品でしたので手にしてみました。怖いし面白い。呪いの人形の話ですが、それにしてはやたらページ数があるなと読む前思っていましたが、読んで納得です。ぼぎわんもそうですが、しっかりとしたミステリー要素のある作品で単純なホラーの怖がらせ方とはまた違う濃厚な作品。どんでん返し感があるのもとても素晴らしい。そして登場人物の描写が丁寧で、人間模様がとても良く描かれています。一体どう解決されるのか、はたまたされないのか、気になって特に後半からは一気読み。すごいエンタメ作品だなと思います。澤村さんの他の作品も読んでいってみたいと思います!
45投稿日: 2025.08.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
実際に自分にも降りかかるのではと思うのが、感染する呪いの怖い部分である。 この話は、まさしくその部分に焦点を当てていたものであった。 人形が迫ってくる描写などは怖かった。 ただ、呪いの解け方は唐突であったし、あえてそうしたのか、呪いの正体が最後まではっきりとはわからなかったのはすっきりはしなかった。
0投稿日: 2025.08.25
powered by ブクログ比嘉姉妹シリーズ第二弾。 怪異の発端は、不審死を遂げたライターが残した原稿。それを読んだ者が次々と異常な死を遂げるという、いわば都市伝説的な“呪い”の拡散の恐怖。 作中にもそのタイトルがたびたび登場し、どこか『リング』を思わせる雰囲気も漂います。過去のJホラーへのリスペクトを感じさせる構成です。 前作『ぼぎわんが、来る』と比べると、ホラーの方向性はかなり異なります。こちらはじわじわとくる不気味さと、不可視の恐怖が中心(人形は見えちゃうけど)。作者の表現の幅広さを感じました。 野崎と真琴が婚約しているのには少し驚きましたが、おめでたいので自然に受け止められました。シリーズとしての連続性を保ちつつ、一作ごとのジャンル感が違うのは、今後の展開への楽しみでもあります。 ラストで語られる“100人の死”にはやや唐突さもありましたが、あえての曖昧さからくる恐怖に重きをおいた構成だったのかもしれません。ホラーとしての完成度は高く、読後に恐怖の余韻が残る印象的なラストでした。
107投稿日: 2025.08.21
powered by ブクログ恐ろしくおぞましい化け物の物語りなのに背景には悲しい人間模様が描かれていてとても素晴らしい作品でした 前作では第1章が男性視点、第2章がその妻の視点で全く違った前章の男性の人物像を捉えていて最後の3章にかけての盛り上がりは本当に感動しました 今作では冴えない編集者とその編集者が手に入れた原稿に描かれている「里穂」の視点と交互に読めるものでした 物語り中盤まではあまりにも悲惨な里穂の家庭環境や周囲に同情するこの編集者と共に私もお願いだから幸せになってくれ!と願いながら読んでいましたが物語りの後半、その終盤戦で明かされる衝撃の事実に鳥肌がずっと立っていて真夏のこの時期(2025/08/21)に寒気が止まりませんでした 澤村伊智先生は家庭の中の男女の歪みを描くのがなんて上手なんでしょう 前作から感じていましたが今回で大ファンになりしました 当時の社会情勢もうまく汲み取っていて読了後の満足感が満たされます ホラーを題材にした作品ですがこの作品の中の人間模様が繊細で本当に素晴らしい作品と作者に出会えました 最後に前作で大好きになったの野崎と真琴ちゃんの深い絆が描かれていて口角があがります
0投稿日: 2025.08.21
powered by ブクログ比賀姉妹シリーズは全部読んでるけど、やっぱりこれが1番怖かった。怪異以上に、その怪異の元となっている人間が本当にこわい。 何を言ってもネタバレになりそうで、何も言えない一作。とても面白かった。
1投稿日: 2025.07.24
powered by ブクログミスリードの誘い方がうまい。 登場人物どうしの、人間の因縁が濃く描かれている。 また、原稿部分と現在進行の物語部分との配分が良い。 最後は霊能力者と怪異のバトル、といった展開にならない点で前作「ぼぎわん」より人に薦めやすいか。
0投稿日: 2025.07.01
powered by ブクログ面白い。ホラーアイテムとしての日本人形を使いかたが秀逸。ホラーとミステリーと化け物のいいとこ取りエンタメとして面白い。描いているテーマもぼぎわんから通底しており作者の熱量を感じる。
0投稿日: 2025.04.05
powered by ブクログストーリーはよくある怖い話をアレンジしたもので真新しさはない。 もう少し霊に対して対抗する描写があればよかったなと思った。
1投稿日: 2025.03.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ずうのめの人形 えらい面白い比嘉姉妹シリーズ2作目。 都市伝説ずうのめの人形の呪いを解くためにその都市伝説が書かれた小説について調査していく。 作中でも登場するリングと同様に制限時間があり、期限までに呪いが解けるかハラハラしながら読めました。 なぜ呪いが存在し、小説が書かれ、どうして拡散されたのか、後半の謎解きパートで全てが明かされるのですがそこがめちゃくちゃ面白い。ホラーですがミステリ感が強いのはリング、残穢とあえて似せているところでしょうか。 エンタメホラーとしてとても楽しく、それでいて おどろおどろしい恐怖を感じられる良い作品でした。
0投稿日: 2025.03.28
powered by ブクログ前作とは少し経路が違って、色んな角度から怪異を描くというよりは、ある種の入れ子構造のように、作中作と現実の話が並行して進み、交錯していく様子が面白かった。 話が進むにつれ、同じ出来事でも見え方が全く異なってくる面白さは健在。 個人的に、伝奇に求める面白さは『ぼぎわんが、来る』の方が詰まっていたけれど、背筋が薄ら寒くなる感じ、自分も巻き込まれてしまうんじゃないか、という怖さはこちらの方が強かった。
0投稿日: 2025.03.09
powered by ブクログホラーでありながら、叙述トリックの含まれたミステリーでもあり、後半はずっとワクワクしながら一瞬で400p読破。 比嘉姉妹シリーズは全部読み切ります。
3投稿日: 2025.02.09
powered by ブクログ比嘉姉妹シリーズ第2作目。 前作「ぼぎわんが、来る」よりも ミステリー要素強めでこちらのが好み。 今作は読むと死に至る原稿。 読んでしまうと赤い糸で顔を巻かれた 日本人形が徐々に迫ってきて・・・。 時間が経つにつれ迫ってくる緊迫感。 霊能者である真琴も霊能者モノによくある 勝ち確の最強ポジションというわけではない危うさ。 このハラハラ感が読む手を止めさせてくれない。 作中にも頻回に登場する見た者を死に追いやる 某有名ホラー作品を彷彿させるが、 似て非なるストーリー展開となっている。
26投稿日: 2025.02.04
powered by ブクログ一巻を読んで凄く怖かったので覚悟して読んだので、一巻よりは恐怖はきませんでした。学校で流行ってたチェーンメールとか呪いの手紙の平成ぽさと、和服の人形の昭和ぽさがクロスしてエモかったです。 比嘉家がますます気になって、怖いけど三巻見ようと思います。
0投稿日: 2025.01.18
powered by ブクログ話が怖かったのはもちろん、ホラーを媒介として伝わる人間の醜さみたいなのが書かれててスゴかった… 話に出てくる人間がほとんど嫌な感じで、自分もこれしてるかもしんないな、って思って辛かった 人形の正体っていうのもびっくりした
0投稿日: 2025.01.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
比嘉シリーズ第二弾。今回も面白かった…。 私が一番ホラーの中でも苦手とする呪いの伝播系がテーマとなっていて本当に怖かった(自分にも来るんじゃないかと思って怖い) そして主人公達にも降りかかるタイムリミット、作中にも出てきたが『リング』を思い起こされる。 自分の姉が呪いによって殺されているのを真琴ちゃん辛かったろうなと思った。真琴ちゃん夫妻が死ななくて本当によかった…。 途中から藤間の心情でおや…?みたいに違和感があったが最後の最後でやってくれたな…。やっぱり呪いは呪いを伝播していくんだよ…。
4投稿日: 2024.12.23
powered by ブクログリングとのつながり、ホラー好きなサダコちゃんがイジメられるのだけど、本人は最初そんな気なくて本当に貞子だったっていうところメタ的だし、悲しすぎるし、泣きそうになった。 ただ、それが悪意によって、驚きのために、"悪い人間"でしたとされているような気がして少し心痛い。そのまま悲劇として扱われていたら号泣。ただし、ホラーのミステリーとしてエンタメとしてそうしたい気持ちもわかるから、複雑。 お姉さん全然出てこなかったなぁ 「下から来る」っていうのが、急に物理的な話になって笑っちゃった。でもそのフィジカル面が強いのは面白い。 ラストのビルの巻き添えかわいそすぎる。笑 四谷怪談を引っ張ってきて、虚構が現実に侵食し、人様を呪うって原理は面白いし、着眼点好き。 てことは、貞子も…?だよね
1投稿日: 2024.12.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
リングをオマージュというか…カウントダウン型の呪いはどうしても同じ様なことになるのね。 幸せを知らず、人との関わり方を練習できずに大人になったら、こう言うサイコな虐待野郎になるのかな。主人公も道を踏み外さずにいてほしい。 落ちは全く予想外だったので楽しめた。 赤い糸の化け物が何者だったのかもう少し掘り下げしてほしかった。 貞子が呪いの媒介になった時に、たまたま心を占有していた「怖い話の人形」が呪いのビジョンとして採用されただけって感じかな? 呪死した人の目がないのは自分でくり抜いたの?顔に糸が巻き付いてそれを引き剥がそうとしてえぐり取った的なことかな?
4投稿日: 2024.12.12
powered by ブクログ「ぼぎわんが、来る」に続いて比嘉姉妹シリーズ2作目。 前作ほどドンパチしないものの、誰もが経験したことのある拡散される怪異の身近な恐怖はぼぎわんといい勝負でした。 そしてやっぱり怪異よりも、人間の醜悪さを描くのが飛びぬけてうまいです。 グロテスクな死に方をするシーンよりも、人間の嫌な面が描かれるシーンの方が心に来ます。 前作と違って琴子姉さんがいないとこんなに不安になるんだな…とドキドキしました。
0投稿日: 2024.12.07
powered by ブクログ怖い、面白い、ページを捲る手が止まらない。 ホラーでありながら、ミステリー小説を読んでいるような……点と点が繋がっていく感覚に身震いしながら読んでいました。 しかし、真琴ちゃんと野崎が揃うと安心しますね。ふたりが幸せになってくれたら嬉しいです。
6投稿日: 2024.12.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
リングの様な感染する呪い。ずうのめ人形はその呪いの標準として呪いにかかった人に近づいてくる。 その呪いは、特に由来もなく1人の女の子の創作から創り出されたという事は逆に新鮮。その女の子の同級生で当日止めようとして失敗した琴子と真琴の間の姉が登場する。 この女の子が当時“遊んでいた”女の子と男の子に起きたこと、呪いを創り出した女の子、呪いにかかった男性と野崎と真琴、その関係者、それらが絡み合い最後繋がるのが見事。 怪異の恐ろしさと人間の恐ろしさが入り混じりぼぎわんと同じ読み応えがありました。
0投稿日: 2024.11.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
野崎と真琴の婚約そして結婚まじ嬉しすぎて裏のあらすじだけでにんまりした。 終盤死ぬか生きるかの時自分自身よりお互いのことを、死んでほしくないって思い合うの尊すぎた!好きなカップルすぎる。 真琴がフラつく瞬間野崎が瞬で受け止めるとこ何回かあったけどまじ尊い。 里穂の幼少期は父の虐待といじめとどうしようもない母とって辛いことばっかすぎて心臓痛くなる。 彼女が自分より力のないもの、弱いものを自分がされたように痛めつけてたのはある意味ではあり得るというか それでも絶対やっちゃいけないことだけど、情状酌量的なとこもあるなと。最悪だけど。 ここの描写が辛すぎて、もう一度読みたいとは思えないけどホラー小説としては最高だった。 ラストのどんでん返し。 戸波編集長が女性だった事も、ゆかりちゃんの母だったことも度肝抜かれた。 まさかまさかすぎて、確かに自然と男性だと思って読んでたけど性別については言及されてなかった。しかも基本は藤間目線だったから特に。戸波編集長を女性としてみないよう努めてたって書いてあったから、そういうことなんだね。 戸波編集長亡くなったの辛すぎたけど、最後に娘の自殺の真相を聞けて、その原因となった人間を突き止めることができて少しでも救いになってたら私も救われる。 ずうのめ人形の対処法も結構シンプルでよかった。 途中里穂のこといじめっ子って言ってた人がいたり、美晴の井原みたいに?って言葉でなーーんとなく予測はしてたけどちゃんと回収してくれたし秀逸だった。 結局ずうのめ人形の話はほんとにゆかりちゃんの創作話だったってことでいいのかな? そんなふざけた怖い話に、里穂の心のスキマ、家庭のスキマとかが相まって呪いやオバケが呼び寄せられたってことかな?呪いの媒介って言われてたけど、里穂以外の人間がそれになる可能性もあるってことか、、 ラスト藤間がネットの世界にずうのめ人形の話を解き放ったかどうかは描かれてないんだけど、やりかねない怖さが残ってそこも秀逸。この世のどこかにあるかも、、?て思っちゃう。 正直その“スキマ”は藤間の中にもありそうで怖い、、 結婚式の終わりに琴子現れたっぽいとこめちゃ良い。 美晴良い子すぎるんだよなぁ。生きてて欲しかった。
0投稿日: 2024.11.28
powered by ブクログ善良なカップルの野崎と真琴はいつも死にそうな目に遭ってる! しかし二人が揃っていると安心感が半端ない 琴子さんもいればなお心強い
2投稿日: 2024.11.15
powered by ブクログ2024-11-14 うん、ちゃんと怖い。とても良く練られたヒトコワホラー。構成もヒキがあって、読む手が止まらない。 まあ、野崎と真琴のラブラブっぷりが、あ、でも、ああいう関係なので仕方ないか。ここは素直に(ほんの少し)明るくなった2人を祝福しよう。
0投稿日: 2024.11.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
呪禁の囀り、ずうのめ人形。 明確な「殺意」は、4日かけて、じわじわと近寄り、対象のいる空間上にいる全ての生命を確殺する。 とあるホラー好きな少女が過ごした思春期。映画「リング」が流行って、Jホラーの人気が高まり、各所でスピリチュアルや都市伝説が沸騰した時代。 学校では「貞子」とさげすまれ、孤独に過ごしていた少女は、図書館で友達ができた。年下のホラー好きの女児だった。 その子が話す怖い話の一つに「ずうのめ人形」の話があった。その話を知った日から、確実な殺意を持って「ずうのめ人形」に襲われるようになった。赤い糸に絡め取られ、痛みを感じながらも一命を取り留めた少女は、女児に「ずうのめ人形」とは何なのかを問いただす。しかし、その日を境に女児は少女の目の前から姿を消した。 同様に、少女から「ずうのめ人形」の話を聞いた人たちも、どんどん死んでいった。少女をいじめていたクラスメイトも、少女を所有したい両親も、少女を初めて守ってくれた友達も。 少女は大人になり、とある雑誌でやっていた新人作家オーディションに「ずうのめ人形」の話を投稿した。「ずうのめ人形」に友達が殺された話を。 その作品を読んだ審査員が次々に怪死した。 死んだ審査員の一人の家で、その原稿を読んだ編集部の社員が、自宅の2階で死んだ。1階にいた社員の両親も死んでいた。 「ずうのめ人形」は女児の作り話だった。この話を広め、呪禁を拡散させ、大量殺戮を実行したのはかつて少女だった女。 この本の清々しいところは、本当に救いようのない奴が、救われてほしい人に追い込まれるところ。 しかも、救われた奴が、自ら踏襲しようとするところなど、前作「ぼぎわんが、来る」とは一変して、人間の歪みを穿った作品になったと思った。それでも、ホラーのテイストは崩していないところは、澤村節と言えると感じた。 分厚いけど、一気に読めた。
12投稿日: 2024.11.03
powered by ブクログ比嘉姉妹シリーズ2作目。 個人的にこのシリーズの楽しみはタイトルの由来と意味を探しながら読める所。 怪異も恐いけど、出てくる人達もやっぱりどこか不気味な所があって恐怖をより一層感じる。
5投稿日: 2024.11.02
powered by ブクログ比嘉姉妹シリーズ2作目。 めちゃくちゃ怖かった…都市伝説も色々あるのをこの作品で初めて知った。 シリーズものだとは知らなかったけど話は完結するので問題なく読めた。 ぼぎわんが、来る も読んでみようかな。 最後まで怖くて驚きもあって面白かった〜
0投稿日: 2024.10.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「ぼぎわん」に次ぎ2作品目。 正直な感想は「ホラー要素じゃないところがしんどい」です。 イヤミス寄りな感じがしました。 ネタバレにならない程度に話すと、 物語の中にとある原稿が登場して、その内容と本編が交互に展開されてくるのが大まかな流れなのですが、その原稿の内容がしんどい。 「いじめ」「DV」などにトラウマがある方は正直、読むことはオススメしないレベルです。 「ホラー要素のために読んでいるんだけど、このエグい描写を乗り越えないとホラーにたどり着けないのか……」というのが正直なところ。 深読み、考察を主体にした物語を読み慣れているならヒントも豊富に用意されているため、展開も大枠は想定範囲内。 しかも比嘉姉妹は今回、前回ほどには活躍せず……。 物語としてはギミックを凝らしてあって素晴らしいものなのですが、テーマが個人的には苦手なものでした。 三作目を読んでみて、読み続けるかどうか判断しようと思います。
0投稿日: 2024.10.13
powered by ブクログぼぎわん同様、ずうのめってなんだ…という気持ちから読み始めた。 この作者さんの書く登場人物は(野崎や真琴は別として)なんとなく嫌な奴という属性が付与されているな。岩田お前、前作は役に立ってたのに…まだ野崎が唐草と繋がりがあるのが意外だった。あいついつか死ぬんじゃないかな。 チェンメは自分も昔送られてきたことがあったけど、恐怖が勝手に独り歩きするという視点はなかった。でも都市伝説ってそういうものだし、海外のもそういう感じだよな。それが意思を持ったり人の感情の集合体になったり…というように怪異や現象がキャラクターになったゲームもあるくらいだし。 人形の描写はそこまで怖くなかったけど、主に里穂関連の人間関係が読んでいて苦痛だった。 終盤で戸波が言っていたように、そして前作の英樹の語りの違和感のように、確かに里穂の手記に「あれ?」と思うところはあった。そしてそれは藤間達が里穂を探している時に辿り着いた彼女の元同級生の言葉で合致した。いじめっ子といじめられっ子を間違うはずないんだよな。 子ども時代の里穂に全ての責任があるとは思えないけど、まともな環境で育たなかった最悪の末路という感じ。いじめられっ子がいじめっ子に、不遇な目に遭った人は損した分の帳尻を合わせようと自分より弱い立場の人を虐げるようになりがち、その典型。 男女差別、アンコンシャスバイアス良くないと思っていたのに、見事にジェンダーバイアスに引っかかってそこにちょっと凹んだ。ミスリードなんだろうけど隠し方上手いな! 里穂に少しでも後悔や償いの気持ちがあったのなら結果こうはならなかったと思う。彼女が過去を全て忘れる、切り捨てる選択をした時点で、失うものがない無敵の戸波に対抗できるはずもなく、因果応報で関係ない息子も巻き込まれてしまった。 この辺りを読んだ時は気がつかなくて(読み飛ばしてた)他の人の感想を見てようやく気付いたけど、タワマンの住人全員滅んだ事実はすごいな。戸波は呪いの仕組み知らなかったもんな…という気持ちなんかより、里穂と戸波だけが死んでたら「あの時里穂に会いに行った」という事実を証明するコンシェルジュがいるから戸波だけが犯人に仕立て上げられてしまうし、むしろ全員死亡で逆に良かったんじゃないか…と思ってしまった。 藤間の気持ちわかるよ…みんなに大切な人がいる、帰る場所があるって認識すると自分の孤独さが浮き立つよね。行動には移さないけど、それを実行しそうな未来を予感させる不気味なラスト。 実行したら多分巡り巡って因果が自分に向かって死ぬだろうから、岩田のようになりたくなかったらその気持ちを抑えるんだぞ…
1投稿日: 2024.09.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
澤村先生の作品って本人主観と周りからの見え方がだいぶ違う嫌な奴がよく出てくるなーという印象なのですが、今作の辻村ゆかりさんもなかなか……。 作家性メタ読みで「この人もしかして?」って予想は立ててたのですが、思った以上にやばい奴でしたね まさかせっかくできた趣味の合う友達までいじめるとは。 ホラーとしての怖さは「ぼぎわん」のほうが上かなって感じだけど、ミステリー的な面白さがあって今作も面白い!
2投稿日: 2024.09.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
最初「かわいそ(´•ᴗ•̥`)」なのに最後「この悪魔!!!!」ってなったすごすぎるその他もろもろ叙情トリック めちゃくちゃ引き込まれる…!!! ぼぎわんも面白いけど、2作目の方がすごい作品とは……
0投稿日: 2024.09.10
powered by ブクログ今回もすげえ…。 ドンデン返しっていうと陳腐かもしれないけど、何度もアッと言わされてしまう。 ホラーなんだけど、ミステリでエンタメで、どうしようもねえクソだな!!みたいな人間のエゴも満載で、それでいて、ちゃんと怖い。 都市伝説ものって、田舎者なもんであんまり分からんのだけど、なるほどそういう切り出し方で恐怖を煽れるのか…すごい…。
0投稿日: 2024.08.19
powered by ブクログ続きが気になりすぎて一気に読めました。 人形の描写が本当に気持ち悪くて、ゾワゾワしました。 話の展開もテンポが良くて面白かったです。
0投稿日: 2024.08.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
来るがすきでこちらも読了 ぼぎわんの時とは違い人が怖いね系でした。 怖さの方向性が違いましたがこちらも好みです。 でも最後はまさかのまさかで思わず前のページまで戻って確認してしまいました。 ラストを知った状態でまた読みたいです。
0投稿日: 2024.08.03
powered by ブクログ澤村伊智さんの第二作目。 前作の「ぼぎわんが、来る」で魅了されて、二作連続読みをしたけど、個人的には前作を超えるような怖さはなかったかなぁ、、、 前作は得体の知れないぼぎわん自体が怖くて、それを取り巻く人々も怖く、また、章によって書き手の目線が変わり、物語の時間が進行し、謎が解けていくところが面白かった。 今回は章が変わるごとに焦点が当てられる人物は変わるけど、そこまで章による大きな変化は見られない。 そしてずうのめ人形自体の怖さはそんなに無い。 特に挙げられるのは、ずうのめ人形の呪いによって死ぬ間際、赤い糸の描写がなんだか非現実すぎたり、少しチープに感じられるところもちらほら、、、 それに、真琴によって"ずうのめ人形を照準としたヤツは下からくる"と言った解説がなされており、てっきりぼぎわんのような化け物が来るのかとばかり思っていた。しかし、実際は実態を持たない"呪い"が迫ってくると言うもの。個人的にそこもあまり好きではなかったから、余計前作の方が好きだったのかも(>人<;) かと言って駄作であるかと言われればそれは違う! 本書で特に見事だと思ったのは、戸波さんがまさかの女性であったこと。 そして彼女がかなりのキーパーソンとなること!! 初めは編集長として現れた戸波さんは性別自体が伏せられてはいたものの、てっきり喋り口調から男性だと勘違いしていた。 そしてそれらも全て澤村さんの計算だと言うところに驚いた、、、! 自分の勘違いや見落としだと思っていたけど、事実そのような計算であったことが何よりも本書の面白いポイント!!! 次回作もいつか読んでみようと思う(´-`).。oO
0投稿日: 2024.07.13
powered by ブクログ比嘉姉妹シリーズ2作品目。 導入がぼぎわんと違ってちょっと長いかなーと思った。ただ、終盤に向けてのたたみかけが良い! 「気持ち悪いなぁ」と思う描写、文章がうますぎる。
0投稿日: 2024.07.11
powered by ブクログ初ホラー作品。 電車中でのみ、読みました。こわかったので。 呪いのこわさと、呪われていない人間の心理的なこわさ、どちらもこわい。
18投稿日: 2024.07.05
powered by ブクログ間違いなく面白い作品だとは思うのだが、諸々の描写が極端かつ悪い意味で戯画的に読めるところがあり、少し露悪趣味にすら感じられてしまった。
1投稿日: 2024.07.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
気持ち悪い音をタイトルにするのが上手だなぁ。 このシリーズはいつも何かへのオマージュがあるのかな?今年読み初めの『リング』はやっぱりホラー界の金字塔。(老害風に)ホラーをイメージしたら避けて通れないもの。だけど原作中には無かったのだ。明確な「貞子」像が。 ホラーって迫害ジャンルだったのか… みんな幼児青少年期にハマるもんだと思ってた… 崩壊家庭で育つとアカン人間になるということなのか… 琴子さんの登場は一瞬。 真琴ちゃんが幸せになったのはいいんだが…藤間くんはなんで闇堕ちするのだ… ちょっと散らかってた印象。
3投稿日: 2024.06.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
とある怪談を聞いた人の所に人形が少しづつ近づいてきて、4日目には…と、リングみたいな話かな〜と思ったら人に話しても助からないし、この本を読んだ人も怪談の全貌を強制的に読まされるから私も巻き込まれてるやん!怖い!と思いつつ一気読み。 一連の騒動の元凶と対峙する人が真琴達だけじゃなくて、まさかの人でびっくりしました。あの人も自分の大事な存在が傷つけられてなんとかしようとして、乗り込んだんですよね。自分も巻き込まれるのは承知での攻撃で最後のシーンは怖かったけど、いいぞ!頑張れ!と思いながら読みました。 でも下のフロアの人達、百人単位の犠牲が出てるのはぞっとしたけど。
2投稿日: 2024.05.22
powered by ブクログ「ぼぎわんが、来る」に続いて第二作目。 比嘉姉妹シリーズとして、ぼぎわんとも登場人物の関連がいくつかあるので、続けて読んで正解でした。 今作は正直言ってそんなに怖くはないです。 ミステリー要素が主体となって、「リング」に対するオマージュのような、感染する呪いの話し。 怖さを期待していたので若干の肩すかしがあり、そしてミステリーとしても後半のどんでん返しは、単純な騙し技を使われた感じでちょっと強引な気がしました。(個人的に伏線回収やどんでん返し自体が好きじゃないからかもしれませんが、、) とはいえただのチープなサブカル系のホラーに収まらない、本格的な質を保っているホラー小説だと思います。
2投稿日: 2024.05.12
powered by ブクログぼぎわんが、来る。の続編。 ホラーを読んでる筈なのに(勿論恐怖はあるけど)伏線と回収が凄い! 面白かった〜!
1投稿日: 2024.05.06
powered by ブクログ『ぼぎわん』に続き、澤村作品二作目。比嘉姉妹シリーズ。喪服の人形がだんだん近づいてくる——これだけでもう恐ろしいですよね…。「ずうのめ人形」という都市伝説(?)の謎、作中作の少女たち、そしてホラーではお馴染みの"死"へのカウントダウン…等。巧みに構成された展開にミステリィ要素もあいまって面白かったです(^^) 星三つ半。
3投稿日: 2024.05.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
本編と作中作の関係はどんなものなのか?創作からなぜ本物の怪異が生まれたのか?といった謎が分かっていく過程は「ホラーの怖さを描写しつつ、ミステリーとしての面白さや人間の怖さも上手く描写している。」という感想を抱き、怖さを感じつつも面白く読めた。それにしても、犠牲者が百人越えでえげつないのと、ラストの藤間の行動は「悪いことが起きる予感しかしない。」という後味の悪い終わりかただった。
5投稿日: 2024.04.07
