Reader Store
姑獲鳥の夏(1)【電子百鬼夜行】
姑獲鳥の夏(1)【電子百鬼夜行】
京極夏彦/講談社
作品詳細ページへ戻る

総合評価

96件)
4.0
29
39
15
3
3
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    戦後しばらくの昭和を舞台にしたミステリー。世界観に入り込むのに少し苦労したけど、昭和のなんとも言えない空気感を表現している点がさすが。

    4
    投稿日: 2025.07.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    久しぶりの読書に選んだ本でしたが、言い回しが難しく、読むのにかなり時間がかかってしまいました。 あと、主人公の主体性がないというか、流されやすいというか、そのくせ妙に我が強い感じが苦手で……。 まだ上巻しか読めていないので、下巻も頑張って読んでみようと思います。

    0
    投稿日: 2025.06.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    生活のために度々雑誌コラムを執筆している主人公の耳に入った妙な噂 「20ヶ月もの間妊娠している妊婦がいる、しかも旦那は妊娠発覚直前の夫婦喧嘩の後、密室から消失した」という謎に向かうお話 ・鬱病歴のある主人公、関口 ・超結果主義な本屋の主、京極堂(屋号であって本名でない) ・超絶イケメンだがイカれた探偵、榎木津 京極堂と榎木津は頭が良すぎて、素っ頓狂なことを言い、 関口が説明を求めるという基本の会話スタイルに読者も沿う形で話が展開していく。 上巻では件の妊婦やその周辺に聞き込みに行き、榎木津はすでに全てを知った様子だが、関口(&読者)にとっては謎がより深まり、よくわからないまま終わった。 どうやら榎木津は視力がほぼなく、代わりに人の記憶が見えるらしい。 ただしこれもおかしな京極堂の言うことだからどこまで信じられるかわからない。 まだまだ全てが謎だらけ。 シリーズものなので各々のプロファイリング含め下巻で引き込まれたら次々読んでみたい。

    0
    投稿日: 2025.06.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    初、京極夏彦! どんな作風の作家さんなんだろう、表紙の不気味な絵やタイトルも相まって少しドキドキしながら読む。 最初の何十ページかは正直読みづらくて苦戦した。 物語が動き出してからはストーリーに入り込めた。京極堂が出てくると読みづらくなるけども。笑 主人公の関口の精神的な乱れがこっちにも伝わってきて、ストーリーの内容もあって読んでると少し不気味て薄ら寒い感じ。 推理小説?妖怪物語?ホラー? 色んな要素がある気がする。 不気味だけど続きが気になってしまう、今までにあんまりなかった読書感覚。面白い…。 下巻に続く。

    3
    投稿日: 2025.04.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    京極さんの作品を読むのは2作目だけど、百鬼夜行シリーズは初めて。ちょっと前に17年ぶりの新作が出たのが話題になってたし、それならまず1作目をと読んだ。難解・・・。後半盛り返せるか?

    0
    投稿日: 2025.01.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    上下巻読了。 京極夏彦を読むのは魍魎の匣に続き二作品め。 昭和27年を舞台に、妊娠20ヶ月という怪事件の調査をしていくと、夫の失踪や様々な事件が絡み合っていることがわかっていく。 好きな人にはハマるだろうけど、そうじゃない人には冗長に感じるかも。 京極堂の説明を楽しめるか、屁理屈と感じるかが好みの別れ目。 個人的にはちょっとうーん。わかるんだけどね。 ミステリーというジャンルではあるものの、純粋な謎解きを楽しみたいなら違うかな。 雰囲気を楽しむ小説。 脳科学っぼいこと、民俗学っぽいこと、医学っぽいこと、いろんな知識が出てくる点は面白い。

    0
    投稿日: 2024.12.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    とうとう手にした京極夏彦先生のデビュー作 姑獲鳥の夏の上 面白い!面白いけど難しい。 個人的に量子力学の話の件とかかなり面白いが。 話が難解。でも面白い。周りくどくて理解もしにくい。 けど面白い。

    0
    投稿日: 2024.11.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    有名な作品でずっと気にはなっていましたが、読んだことがなかったのでようやく読めました。思ったより読みやすくコミカルな雰囲気もあるミステリーで人気が出るのも分かると思いました。ただ個人的な好みでいうと物凄く掴まれたという部分がなかったかなと思います。

    5
    投稿日: 2024.09.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ここまで趣味で好きなこと書いてるんだなって伝わってくる本は初めてでした(笑) 小難しい話が多いですが、キャラが魅力的で会話が小気味よくサクサクと読み進められます。 なかなか本筋が見えてこないところが個人的にはマイナス、後編でどうなっていくのか期待。

    1
    投稿日: 2023.12.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    京極夏彦デビューを果たしました。 分冊なので読みやすく、あっという間でした。 次の魍魎の匣も楽しみです。 好みがだいぶ分かれそうな本だと思います。時代背景や書きぶりが、人によっては読むスピードを緩めさせるかもしれません。 しかし個人的には、評論のような京極堂のセリフが好きでした。人の持ってる感覚や見えない部分の捉えが面白かったです。この辺に読み応えと読み進めたくなる魅力を感じました。 榎木津や関口、木場のキャラクターもいいアクセントです。 また、敦子主眼の?シリーズもあるようですね。 読み尽くすまでにはもう少しありそうで、わくわくします。出会えてよかった〜

    0
    投稿日: 2022.11.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    講談社の編集が送られてきた原稿を3日で読み切ったという話を聞いたけど、それも頷ける面白さ。 この世には不思議なことなど何もないのだよ

    2
    投稿日: 2021.08.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    初・京極夏彦。京極夏彦と言えば、高校生の頃に学校の図書館で見た、箱のような文庫本の印象が強く残っているが、こちらの分冊文庫版の方が読み易そう(持ち易そう)だったので、こちらの方を手に取ってみた。 『二十箇月もの間子供を身籠っていることができると思うかい?』―――久遠寺医院の娘である梗子の不可解な妊娠、彼女の夫・牧朗氏の密室からの消失。梗子の姉・涼子は、牧朗氏消失事件の解明を探偵の榎木津に依頼するが、普通の人には"視えない"ものが"視えてしまう"榎木津は、事件が起こったとされる現場、今は梗子が臥している部屋で、久遠寺家の"狂気"にまつわる"何か"を見る。榎木津はこれ以上この事件に関わることを止めようするが、涼子の不思議な魅力に惹かれ、また、学生時代にあった梗子との因縁が呼び起された関口は、榎木津の制止を振り切り、事件の解明に身を入れるのであった―――。 『この世には不思議なことなど何もないのだよ、関口くん。』―――物語の冒頭で描かれる、京極堂と関口との問答で発せられる京極堂の一言。「人々が超常現象、奇跡と呼ぶものは所詮、限られた知識で測れないものを一緒くたにしているだけ。」―――今回の事件は、限られた知識で測れないものなのか、それともそのように見せただけのものなのか。榎木津が、梗子が臥している部屋で見たものとは。久遠寺姉妹に惑わされる関口、彼こそが"狂っている(もしくは狂わされている)"のか。真相は下巻へ―――。

    1
    投稿日: 2021.05.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    初京極作品。ホラー系かと思っていたら初っ端から「世界五分前仮説」や「シュレディンガーの猫」的な話が出てきて混乱した。あと漢字が難しい!

    1
    投稿日: 2020.02.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    2020年35冊目。初読みの作家の方。著作を見るたびに本のぶ厚さに圧倒され今まで手を付けなかった作家の方。今回初めて手を付けて見たが、文章の言い回しが難しく読むのに難儀した。話の筋としては、密室で失踪した旧制高校の先輩を探すということだと思うが、前半部分の京極堂さんの薀蓄が自分にとっては難しく感じ、何だか狐につままれたような感じで終わりまで来てしまった。ともかく事件はどうなるのだろうか興味はあるので、下巻もなんとか読み進めていきたいと思う。

    1
    投稿日: 2020.02.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    無性に百鬼夜行シリーズを読み返したくなり、十数年振りに再読。 何だこれ、めちゃくちゃ面白い! これがデビュー作か。凄いな。 関口くんが菌の研究をしていたという設定を初めて知り、 キャラに合いすぎて何故かツボる私。 勢いに乗って、シリーズ通して読んでしまいたい。

    4
    投稿日: 2020.01.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    飼ってるネコチャンが化けなくてつまらんって文句言う京極堂めっちゃかわいい。 【読んだ目的・理由】『魍魎の匣』を読んで興味を持ったから 【入手経路】買った 【詳細評価】☆4.0 【一番好きな表現】 西陽が強く射し込んでいる縁側にはこの家に居付いている猫が一匹、ぐうぐう寝ていた。 「あれは最近寝てばかりいる。君はたぶんあの猫を和猫だと思っているだろうが、これが実は違う。中国の金華山で捕れた大陸産だ。昔から金華の猫は化けると聞いていたから無理に手に入れたのにああして寝てばかりいるので甚だつまらん」 (本文から引用)

    0
    投稿日: 2019.05.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    再読。 またいつか読むだろうなぁと思っていたが、やっぱり購入してしまった。 前回は一冊分厚い文庫本のシリーズを読んだが、重たいので今回は前後半2冊ものを購入。 既に京極堂シリーズはほとんど読み終わっているため、人物の特徴を把握できていた。 物語に集中できた。 京極堂と関口の会話と、榎木津のはちゃめちゃ振りが大好きだが、この頃の榎木津はまだそれほどでもないみたい(笑) 久々の再読でストーリーも曖昧な為、初めてのように楽しめる(*^^*) 本当に凄く重厚な文章でお得感が凄い(*^^*)

    8
    投稿日: 2017.04.13
  • 原点

    再読。ノベルズ版で20年近く前に読んでいるけれど、細部は兎も角として、大まかな部分は殆ど覚えていた。初読みで余程インパクトが強かったのだろう。しかし成る程、ここのこれが伏線になって…だとか、なんだここに書かれてるじゃないか…だとか。更に流れをわかってて読んでいるので、本当に関口は残念な子だなあ…だとか。再読の楽しさを見い出してしまった。そして文章に京極氏独特の冗長さや諄さが無くて、アッサリしている!と驚いた。楽しい。とても楽しい。さて後半へ。

    3
    投稿日: 2017.02.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    京極さん初読みです。おどろおどろしいイメージがあり、なかなか手が出せなかったのですが、日の長い夏ならば読めるかもしれないと挑戦してみました。もう秋ですけど(苦笑)。 序章が長かったですが面白かったです。 京極堂の名前を知るまで数十ページ。漢字も多く読み進めるのに時間がかかってしまいましたが、早く下巻を読んで真実を知りたいと思います。

    0
    投稿日: 2016.10.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    今月の2冊目。今年の2冊目。 京極氏の作品は初めて読みました。最初の50・60ページはなんだかよくわからないなーと思いましたが、話が進むにつれてどんどん引き込まれて行きました。結論としては面白かったです。

    0
    投稿日: 2015.01.26
  • 電子版で甦る口伝の世界

    京極夏彦の本と言えば分厚い。あの分厚さがアイデンティティであるとすら思っていたことがあった。 分冊文庫なんてダメ、まして電子版なんて・・・。 だが、ちょっと思い直した。 なんというか、このシリーズは柳田国男の『遠野物語』や吉本隆明の『共同幻想論』の影響を受けたような世界観である。 例えば京極堂の台詞、 「そもそも神憑りというのはこの世のものでない仮想現実を擬似的にこの世のものに置き換えるためにあるシステムだ。 受け入れ難い現実―非日常を理解するためには格好のものだったんだ。」などなど。(これは下巻だが) そうした世界における神憑りや姑獲鳥の話は、本来「口伝」に属すものだ。 人から人へ語り継がれる世界。 「書物」の厚さは別に関係ないのではないか? というわけで、Sony Reader TS3で読んでみた。 ああ、これは、ありだと思う。 薄くていいんだ、軽くていいんだ。 この口伝の世界に入っていくために「媒体」を感じさせないこと、それが多分大事なこと。 幸い、本書はiOS系を含む様々なデバイスに対応している。 自分の手と目にしっくりくるもので読めばよいだろう。

    8
    投稿日: 2014.09.30
  • 目からうろこです。

    映画になって、その宣伝が気になったのが、この作品との出会いです。20か月妊娠って、なに?姑獲鳥って何? これは本を買って読まねば、と思いました。それまで、妖怪なんて興味もなくて、ただのお化けでしょ、程度でしたが、これを読んで妖怪に対する見方が全然変わりました。妖怪のかっぱのなりたちって知ってます? 私はこの本で京極先生のファンになりました。私の知識欲をとっても刺激してくれました。 絶対面白いです。損はしません。

    0
    投稿日: 2014.06.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    百鬼夜行シリーズ一作目の分冊版。二作目の魍魎の匣で日本推理作家協会賞を受賞したのでそちらから手に取る人が多いけれど、できればこちらから読んでほしい。茹だるような夏の話。

    0
    投稿日: 2014.05.07
  • だらだらと長すぎ

    導入部分が非常に長く、登場人物の一人の会話がだらだらと続く。なぜ、この内容で2巻も必要なのか?さっぱり分からない。

    1
    投稿日: 2014.04.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「この世には不思議なことなど何もないのだよ、関口君」 コミカライズ2巻が出たので再読。何回読んでも引き込まれる。分冊版は持ち運びにいいね。重くないし。さあ、ここから解決編。

    0
    投稿日: 2014.03.07
  • 京極堂シリーズ第一段

    もうホントに面白いですよ。確かドラマにもなりました。おどろおどろしい話は横溝正史を彷彿とさせます。 主人公たちの語り合いの中で何とも言えない怪しい世界に引き込まれて行きます。紙の書籍は読むために持つのが大変でしたが、電子書籍ならOKです。

    8
    投稿日: 2014.02.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    ハードカバー、角川文庫版と何度も読んでいる作品。話の筋は大体覚えてるはずなのに、読む度に引き込まれる。一番好きなのは関口くんの回想の中での京極堂の台詞。「この男は鬱病だから苛めると失語症を併発する、先輩は躁病なのだし、彼を見習うのがいい」このくだりが大好きです。 朝礼の校長先生より長い京極堂の話をちゃんと聞いて、おまけに反論出来る関口くんは偉い。私なら瞼に目描いて寝てる。

    0
    投稿日: 2014.02.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    京極夏彦のデビュー作。 実は京極夏彦の作品は初見で、表紙のおどろおどろしいデザインや水木しげるに師事し、後継者を自認する行動などから、もっとねちっこく、いわゆる魑魅魍魎が跋扈し、超常現象が飛び交う非日常の世界を描いているものかと思っていたので、本書が正統派のミステリであることにまず驚いた。 しかしながら、物語世界を構築するためにまず脳と認識、記憶などについて京極堂に語らせ、その話はやがて量子論にまで発展するあたりは、蘊蓄好きの自分としては本筋にどのように関連してくるのかは別として非常に面白く、また自分の存在を自分たらしめているのは記憶であることに改めて気づかされ、その意味で空恐ろしくなった。 主要な登場人物が非常に個性的であり、京極堂をはじめ探偵榎木津、刑事の木場などはそれぞれがとっても濃いので、語り手である関口はまさにいつも翻弄されているんだろうなあと変なところで心配になった。

    0
    投稿日: 2013.10.19
  • 京極夏彦のデビュー作!

    実は京極夏彦の作品は初見で、表紙のおどろおどろしいデザインや水木しげるに師事し、後継者を自認する行動などから、もっとねちっこく、いわゆる魑魅魍魎が跋扈し、超常現象が飛び交う非日常の世界を描いているものかと思っていたので、本書が正統派のミステリであることにまず驚いた。 しかしながら、物語世界を構築するためにまず脳と認識、記憶などについて京極堂に語らせ、その話はやがて量子論にまで発展するあたりは、蘊蓄好きの自分としては本筋にどのように関連してくるのかは別として非常に面白く、また自分の存在を自分たらしめているのは記憶であることに改めて気づかされ、その意味で空恐ろしくなった。 主要な登場人物が非常に個性的であり、京極堂をはじめ探偵榎木津、刑事の木場などはそれぞれがとっても濃いので、語り手である関口はまさにいつも翻弄されているんだろうなあと変なところで心配になった。

    2
    投稿日: 2013.10.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    匣の次に読んだので順番がめちゃくちゃだけど意外と良い試みだった。 関口の妻に失礼な後味の悪い終わり方!

    0
    投稿日: 2013.09.29
  • 京極堂シリーズ1作目。

    大半が京極堂と関口君の延々と続く問答。ここでのめり込めるかどうかで面白さが違ってくる。

    0
    投稿日: 2013.09.28
  • 何度も読み返してます。

    出版されて随分経ちますが、何度読み返しても面白い作品です。作者の作品の中ではみじかい方になるので初めての方も読みやすいと思います。Readerを入手して真っ先に購入しました。電子書籍になり値段は張りますが、好きなシリーズを何冊でも持ち歩いているようで充実感があります。

    0
    投稿日: 2013.09.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    妖怪の信じられていた不思議な時代と世界観に引き込まれて最初はワクワクしました。 しかし途中の中禅寺秋彦の哲学的な話は少し場面の展開もなくつまらなかったように感じます。 私も関口さんのように疑問だらけで、話をみていました。 後半になると、事件の捜査になるので前半の読みにくさがあったので、後半は読みやすかったように感じました。

    0
    投稿日: 2013.09.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    久々の再読。二回目でも面白い。 はじめて読んだとき、関口君はもっとおどおどと、病的なイメージを抱いていたが今読むと関口君の気持ちが理解できるし違和感もない。大人になると理解できるようになるのか、それとも関口君に近づいたのか。

    0
    投稿日: 2013.07.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    二十箇月ものあいだ身籠ることがあるのか? その怪奇現象には京極堂や関口の知り合いが関わっていた。 京極堂たちの友人はその赤ん坊の父親であり、密室から消えていた。 関口は真相を探ることに... 自称探偵の榎木津と共に彼女のもとに向かうが、榎木津は妊婦の室内を見るなり警察に連絡しろと関口に告げ去る。 心外な関口。 そして榎木津はそこで何を見たのか... 京極堂が語る妖怪話が面白い。 久遠寺家の闇を全ての「憑き物」を落とすため、「拝み屋」京極堂が立つ 。

    0
    投稿日: 2013.07.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    中学時代に講談社ノベルス版に手を出すも、序盤で読むのを挫折した作品。 その後何度も読むのを試みたが、いつも関口が京極堂の家に辿り着くところで読む気が失せていた。 しかしどうしても最後まで読んでみたい気持ちが強く、社会人になった今、再度挑戦してみた。 結果、話が進むにつれてじわじわと興味をそそられる内容になっていることがわかると、中盤から最後にかけては一気に読み進められた。 話に出てくる怪奇そのものよりも、京極堂と榎木津という、個性の強過ぎる二人の人物が特に興味をそそられる対象である。 物語の結末はもちろん、これからの彼らの行先を知りたい一心で、後編を読み進めていこうと思う。

    0
    投稿日: 2013.06.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    久し振りに読み直し。デビュー作のせいか若干読みづらい。 京極は雄弁で関くんは饒舌。 語り部が関くんで一人称。

    0
    投稿日: 2013.06.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    1年前ほどに映画を見ていたので、肝心な部分は覚えながらの読書。 ほとんど京極堂が喋ってるイメージだが、お化けや脳、意識、夢などの考察は、それ自体がおもしろい。さらにそれが事件につながっているからすごい。上下巻あって、上巻は喋ってばっかで事件はほとんど明らかになっていない。(のだが、肝心な部分は覚えているので、肝心なことはもう終わっている) 映画は、あのわざとらしい感じが正直あまり受け付けなかったので、最初から小説を読んでおけばよかった。。。と思う。

    0
    投稿日: 2012.08.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    面白そうだけど分厚いから敬遠していたしていた京極堂シリーズ。 分冊文庫版があることに最近気づいた。(汗) ミステリーなのに、しょっぱなから脳や量子力学の話が出てきてSFっぽい。 密室からいなくなった夫。それから二十箇月身籠ったままの妻。 戦後の怪しげな雰囲気が漂い、謎が深まっていく- 下巻が楽しみ。

    0
    投稿日: 2012.08.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    私にとって面倒くさく、読んでいて疲れました。 頭をフル回転させ、様々な物事を様々な方面から無造作に突っ込んでいる様子はかなり疲れましたし、よくわからない部分も多く、もう読みたいとは残念ながら思えませんでした。

    0
    投稿日: 2012.07.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    “憑物落とし”で事件の謎に迫る百鬼夜行シリーズ第1弾!! 東京のとある医院に流れる奇怪な噂… 「この世には不思議なことなど何もないのだよ」 様々な者たちの推理を超え、迎える意外な結末。 2005年に映画化された京極夏彦デビュー作!! <手書きPOPより抜粋>

    0
    投稿日: 2012.07.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    この世には不思議なことなど何もないのだよ これまで何度読んだのだろうか。 最初、ノベルス版で読み、 たぶん、1~2回くらい読み直し、 次は講談社文庫版で読んだ。 しかし、本来は文庫というのは持ち歩きできるものなのだけれど、この本は、あまりに分厚い。 とても持ち歩けないのです(笑)。 なので、分冊文庫版を買ってみた。 うん、これなら持ち歩ける。 何度読んでも、内容を忘れてしまうので(笑)、そのたびに感動できる。忘れっぽいのも得なことがあるのだ。 量子力学と座敷わらしが同じ構造というのは、驚嘆する話。 量子力学については上巻63頁 座敷わらしについては下巻238頁 それにしても、何と恐ろしい話であることか。 何が「事実」で、何が「虚構」なのか。 今、「見ている」と思っている世界は一体何なのか。 脳が勝手に作り上げている虚構の世界ではないのか。 いったい、何を信じればよいのか。 「事実」などというものは、そもそも存在しているのだろうか。 「見ている」つもりになっているけれど、それは何なのだろうか。 拠って立つすべてのものをぶちこわしてしまう、恐ろしい話が展開されるわけです。 これって、「推理小説」の前提を完全に粉砕しているよね。 吐き気がするほど恐ろしい話なのだけれど、でも、読まずにはいられない。 生きているうちに、あと、何度、これを読み直すのだろうか。 そのたびに、新しい発見をできるのだろう。忘れることに感謝。 ところで、本作は映像化が本質的に不可能ではないかと思っていたのだけれど(だって、最大のポイントのところが×××なのだもの。)、大胆不敵なことに映画になっているのだ。 キャスト 堤真一 (京極堂(中禅寺秋彦)) 永瀬正敏 (関口巽) 阿部寛 (榎木津礼二郎) 宮迫博之 (木場修太郎) 原田知世 (二役 久遠寺涼子・久遠寺梗子) 田中麗奈 (中禅寺敦子) 清水美砂 (中禅寺千鶴子) 篠原涼子 (関口雪絵) すまけい (久遠寺嘉親) いしだあゆみ (久遠寺菊乃) 堤真一の京極堂は、イメージどおり。 阿部寛の榎木津は、まさにぴったり。というか、こんな難しいキャラを演じられる役者は他にいないだろう。 永瀬正敏の関口と、宮迫博之の木場は、・・・・・うううううん。ちょっとイメージが違うな。 田中麗奈の敦子は、イメージどおり。 清水美砂と篠原涼子は、ちょっと違う感じがするのだ。 いずれにしても、見ないであれこれ言っても仕方ない。そのうち見てみるか。

    0
    投稿日: 2012.05.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    再読。 解く為の謎は好きではない。 私は娯楽として読書するが、謎の為の殺人は、好むところではない。何だか無意味だ。 物語の中の誰が死んでも現実にいる人の命や何かが失われたり損なわれたりする訳ではないけれど、やはり謎の為の殺人は、好きではない。それは単なる消費でしかないように思う。 京極夏彦はミステリなのだろうか? 事件は起こる。人死には出る。起きている事象に一見矛盾としか思えない事柄がある。 その糸を解いて衆人の理解できる形に整理してくれる探偵役がいる。 でも多分、謎は謎のままでいいのかもしれない。 怪異が怪異のまま受け入れられたからこそ機能したように。 だけど現代では多くの怪異は暴かれて、あるいは無視され忘れ去られて、怪異ではなくなってしまった。 そして謎が残された。 本当は、謎は謎のままで良かったのかもしれない。 風化して、物が少しずつ形や性質を変えていくように、僅かながらも物事は変化し続けているのだから。 だけどその作用を早めるように私たちは望んでしまった。 だから謎は、人が解かなければならない。 それが京極堂シリーズの基本的な形なのかもしない。

    0
    投稿日: 2012.05.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    二年ぶりに読んだけれどもよかった。京極堂の脳や夢、意識についての考えは何度読んでも目から鱗。 榎木津がとても独特のキャラで好き。最後まで読んでると言動にも頷けて面白い!

    0
    投稿日: 2011.11.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    百鬼夜行シリーズの一巻。 潰れそうな産婦人科を巡る謎にまつわる話だが、姑獲鳥が印象的に話の所々に出てくる。関口君の目線で話は進んでいくのだが、関口くんの抜け落ちた記憶とストーリーがからみ合って、謎が深まっていく。 ミステリーかと言われるとそうではない気がするけれど、ミステリー要素もある。 描写と相まって、なんだかノスタルジックだけど、居心地の悪いふわふわした夢を見ている気分にさせられる。読むと知識がついて頭良くなったかのような錯覚を覚えられます。

    0
    投稿日: 2011.11.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    上巻だけの評価だが、明らかに面白くなるオーラが出てる。 実際事件への引き付けがうまい。すっかりハマってしまった。 ミステリーなんだろうけど、ホラー要素が入ってくるのかな?一体どうなることやら。 京極堂や榎木津といったインパクトのある人間に加え、明らかに他の登場人物より謎の多い主人公によってある男の失踪を解決しようとするのだが・・・ 上巻ではまだまだ謎が多すぎる。物語の方向性もまだ見えてこない。 だが、既にこの作品に引きこまれてしまったので、下巻もきっと期待を裏切らないはず。

    0
    投稿日: 2011.09.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    京極堂シリーズ 20か月間妊娠している久遠寺医院の娘・梗子。密室から消えた梗子の夫。梗子の夫の正体が友人であった藤野牧朗。病院から消える赤ん坊の噂。その噂を京極堂に持ち込んだ関口巽。榎木津礼二郎の元に相談に訪れた梗子の妹・涼子。涼子と関口の関係。久遠寺医院の取材をしていた京極堂の妹・敦子。久遠寺医院を訪れた関口、榎木津、敦子。久遠寺梗子と住み込みの医者・内藤の関係。藤牧が消えた密室で榎木津が見た物は?関口と梗子の関係は?榎木津の見たカエルの顔の赤ん坊。  2011年5月31日再読

    0
    投稿日: 2011.05.31
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    初めて読んだ京極作品で、本当に衝撃を受けました。こんな小説は今まで読んだことがなかったです。 タイトルが妖怪だから妖怪そのものが出てくるかと思いきや、そうではなく、でもやっぱり妖怪の話という、とても不思議な気分になる本です。

    0
    投稿日: 2011.02.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    表紙も綺麗だし興味あったけど なんか手を出せないでいたんだけど 友達に勧められて 買ってしまった! 読んでしまった!! なんかいいね~ 不思議世界好き。 京極堂もすきだけど 言ってることハテナで申し訳ないw だって難しいもん! 理解したいんですけど。。。 謎が知りたくてどんどん 読んでしまった!! 面白かったです。 キャラが素敵ですね個性的です。 意外に(?) 榎木津が好きです。 自由さが。 京極堂も好きです。 この人も自由だな、そういえば。 また機会があれば次の作品も 読んでみたいと思います♪ なにより これはやっぱり 表紙が素敵だと思います(← 中身の不思議さもほんと 素敵だー。

    0
    投稿日: 2011.02.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    記念すべき百鬼夜行シリーズの第一弾。のっけから京極堂の認識に対する思想を説かされる。これがなかなかわかりやすくそして面白い。量子力学の観測問題から主観・客観の議論に持っていったり、フロイト先生をけなしたり、徳川家康の実在性と戸籍上でしか知らないお爺ちゃんの実在性を比較してみたり。

    0
    投稿日: 2010.11.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    謎解きをする周囲の人間関係がこの本を読むことでよく分かる。『魍魎の匣』を読んだときの印象と比べるとその辺りがよりしっくりとする。なので星4つ。 時代背景は横溝正史や江戸川乱歩の小説にあるところの、戦後多少落ち着きを取り戻しつつある日本の原風景だ。ホラーミステリー小説にはとてもよく合う。ヒットをしている要因は、これらの作者を思い出し、懐かしむ人がたくさんいるということかもしれない。

    0
    投稿日: 2010.10.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    文庫版が重いので分冊文庫版を買いに行ったら、この小畑先生が描かれた表紙があったので迷わず買った。とにかく中禅寺と関口の会話が好き。中禅寺が博学なので読んでるだけで勉強になる。

    0
    投稿日: 2010.07.31
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    序盤の雑談のように思える京極堂と関口の会話も、後々の展開を理解しやすく、筆者の思惑通りに読者を導く為の伏線である そこをいい加減に読むと、後で訳解んなくなります(経験者談) 何度も登場する、「私はそれを見てはいけないと思う。」というフレーズ 読むたびに、悲しい気分にさせられた 榎さんが、とても人間らしい(笑) 勿論、他シリーズと比較して、ですけど!

    0
    投稿日: 2010.05.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    友達に紹介をされて今読んでる途中…です。 少し、自分とあってないのか。なかなか読み進めれてません 言葉が難しいですね(´・ω・`) 私だとすぐ眠くなってしまいます。 がんばって最後まで読んでみたいですね^^

    0
    投稿日: 2010.04.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    京極堂シリーズ。 初めて京極夏彦読んだ。キャラクターの個性がいい。 森博嗣に文体が似てると知って、読んでみたが確かに似てる気がする。 後半気になる。

    0
    投稿日: 2010.04.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    まだ上巻ですが、非常に面白い。 生まれない子供、旦那の失踪という謎もさることながら、 冒頭にウブメと呼ばれるものに関する記録が羅列してあり、 主人公の関口と京極堂のやりとりから始まるのが良い。 初めから読者には、記憶というもののあやふやさ、自分というものの不確かさ が植付けられた状態で物語が進行していくから、 この謎に対して通り一遍では無く、謎がどんどん広がっていく展開になる。 誰かが変なのか。変だとして誰なのか。 あっさりこの人と言えそうで言えないのだ。 この心理戦とも言える書き方が引き込まれて素晴らしい。 京極堂さんが「これは一色刷りだ」と言ったときには地味に とても怖かった。 昔、河童について調べた時に 東北地方の河童は色が緑ではなくて赤と伝わっており、 食い減らしのため生まれた子供が山や川に捨てられたことと何か関係があるのでは… という史料に行き当たったのだけど、 この中でも一つ目小僧についての記述があり、 京極堂さんじゃないけれど、不思議なことなどないのかもしれないと 妙に納得がいった。 妖怪として書かれていて、一見想像やいろんな理由でおどろおどろしく 大袈裟に書かれていても、元を辿れば人間で、そこには色々な背景が隠されているのかもしれない。

    0
    投稿日: 2010.03.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    京極夏彦×小畑健は数作あるが、小畑が京極堂を描いたのはこれが初!もうバージョン違いをいくつも持っている姑獲鳥の夏ですが、勿論これも買いです。

    0
    投稿日: 2010.03.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    読み始めてすぐの、中禅寺さんと関口さんの会話に、「私、ついて行けるのだろうか…。」と不安になりましたが、いざ事件謎解きへの幕が開くと、どんどん読めました。中でも榎木津さんの登場が、かなり大きかったと思います。すごく好きなキャラです、榎木津さん。あと、この上巻にはまだ名前しか登場していませんが、刑事の木場さんも気になるキャラです。 上巻では事件はほんの少し進展しただけですが、妖しい雰囲気が満載で、何だかとてもドキドキさせられます。梗子さんも怖いけど、涼子さんも得体が知れなくて怖い…気がします。続きが気なって仕方ないので早く読もう。

    0
    投稿日: 2010.02.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    京極夏彦が、文字通り、満を持して世に送り出したであろう文壇デビュー作。 膨大な知識を礎とする根拠に裏打ちされた、そして、幾重にも重なり合う伏線と呪文のごとく美しい語彙が積み上げられた、奇妙な比喩であるかもしれないが、まるで古代エジプトの大ピラミッドのような小説である、と私は感じた。 序盤において、京極夏彦が京極堂の名を借りて語り広げる脳と心と意識と記憶についての哲学的な考察は珠玉。 一人の傑物が颯爽と登場して活躍し、事件難題を華麗に解決する、という類の物語はこの世に少なくないが、本作のように複数の常人離れしたヒーロー候補になりうる人物が現れ、またそのそれぞれが適切に役割を演じきって破綻をどこにもきたしていないような作品は稀有なのではないだろうか。 その非常に近い位置に、いわば我々凡人にもっとも似通う存在である関口巽という人物が立ち描かれている、という設定も何だかいささか痛快。

    0
    投稿日: 2009.12.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    文庫版は持っているし、読了済みだけど、 小畑先生の表紙が素敵で欲しくなります。 いいなー。 えのさんもかっこいい…!

    0
    投稿日: 2009.12.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    最近、京極夏彦が熱い、京極夏彦が来ている、とよく聞くので一番入りやすいこの本を手に取った のだけれども、字が難しい 今の世代には絶対書けないだろう旧態漢字やら語句やらをこれでもかと駆使し表現する魑魅魍魎の世界 理論詰めで解決してしまう退魔師に、過去が見える探偵、うつ病の小説家、厳つい戦争帰りの警察官といった個性豊かな面々 これは売れるのも分かるなあ 生まれた時代が良かったのかもしれない だって今の若者言葉を駆使して本を書いてもほうこれは素晴らしいとか絶対ならないでしょう そう思うと、不謹慎だけれども少しばかり羨んでしまう

    0
    投稿日: 2009.10.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    分冊してあっても重いのが難点かな。 で、何で表紙がマンガ画になっているのか…。 私のは普通に白い表紙に漢字でタイトルの入ったものだったはず。。。 内容はとっても面白い。 幻想物が結構好きなので。 心理トリックみたいな感じもあって、面白いと思う。 京極堂さん、素敵。

    0
    投稿日: 2009.09.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    だいぶ前に読んだやつです 最初らへんの京極堂さんの演説?というか説明みたいなのが頭の弱い私にはあわわーってなりました; でもお話はスリルあり、なんかシュールな感じあり、でとても好きでした

    0
    投稿日: 2009.08.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    京極夏彦さんの小説に、初挑戦しました。 独特の京極ワールドに一歩足を踏み入れたら、見事に抜け出せなくなりました。 早く、全シリーズ読破したいと思います。

    0
    投稿日: 2009.07.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    前半で京極堂によって語られる自分自身の「意識」というものについての定義、量子力学と不確定性原理について語るくだりを読んで子供の頃に「このドアの向こうに人の気配がするけど、もしかしたら宇宙人が…」的な似たような想像をしたことがあるなぁ…というのを思い出しました。 話の展開は相変わらずトンデモなまでにナンセンス、と言えなくもないけれど、そんな陳腐な突込みを完全に消し去ってくれるくらいに細部に張り巡らされた伏線、布石、それらを隙間なしにピッチリと埋め合わせて完成される、見事にリアリティを含んだ物語の全容に脱帽です。 後半の憑き物落としからクライマックスまでの情景、心理描写ともに鮮烈で思わず身震いしました…。 そう、この世に不思議なことなんて何もないのだ。

    0
    投稿日: 2009.06.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    『この世に不思議なことなど何もないのだ』 京極夏彦のデビュー作にして百鬼夜行シリーズ第一作。 妖怪小説の金字塔(勝手に言っちゃいました) 読み返すのに、ノベルス版も文庫版も相応しくないので分冊文庫版を借りて読みました。 量子力学やら何やら初読の時には理解しがたかった箇所も今回はすんなりと理解出来ました。 これは2回目だから? 作者の妖怪愛のほとばしり具合がおそろしい。 そしてこれがミステリに分類されるのがびっくり。謎解きもない…よね? だって関口くんがいなければ、事件にすらならないし。榎さんが現場行ってドア開けて終了。 それはそれでおもしろそう。 読み始めたら一気に読むしかないので、比較的時間のある時に読むことを心よりおすすめします。 そして静かな環境でどっぷりと京極世界に浸かってみてください。 新しい世界がきっと開けるはずです。                     09.02.25 記

    0
    投稿日: 2009.02.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    1:姑獲鳥の夏 2:魍魎の匣 3:狂骨の夢 4:鉄鼠の檻 5:絡新婦の理 6:塗仏の宴 7:陰摩羅鬼の瑕 以下続くのか?

    0
    投稿日: 2008.12.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    姑獲鳥〜邪魅の中で最後に読んだ作品。 シリーズ第1巻なのに(笑) 個人的にあまり好きじゃないのは、榎さんが普通すぎるからか?

    0
    投稿日: 2008.12.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    シリーズ第1作なのにも関わらず、姑獲鳥〜邪魅の中で、買ったのは最初でしたが読んだのは最後です。 その分・・・榎さんが普通で物足りなかった感もありますね。 でも十分に楽しむことができました♪

    0
    投稿日: 2008.12.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ■内容(「BOOK」データベースより) 「二十箇月もの間子供を身篭っていることができると思うかい?」。昭和二十七年の夏、三文文士の関口巽は東京は雑司ケ谷にある久遠寺医院の娘にまつわる奇怪な噂を耳にする。しかも、密室から煙のように消えたというその夫・牧朗は関口の旧制高校時代の一年先輩だった。ポケットに入る分冊版、刊行開始。 ■感想 やっとあの分厚さから開放された…。京極堂シリーズ(百鬼夜行シリーズ)は大好きなんだけれど、あの分厚さには本気で並行した。教科書やら参考書やらスケッチブックやらにプラスして、よく分冊前の新書版京極堂を携帯したもんだ、昔の私よ。 姑獲鳥の夏は面白かったなぁ! 初めて読んだのは10年くらい前だけど、この頃私は推理小説ってあまり好きじゃなくて、読んでもルパンやホームズくらいだった。 薀蓄大好きっ子にはたまらんでしたよ…専門的だけど難解じゃない。京極夏彦はとても頭のいい人なんだと思う。 あとどこかしら江戸川乱歩っぽい時代背景もとてもいいナァと思う。実際生活したら苦しいんだろうけれど、あの砂っぽいというか、なんともいえない時代は文字に起こされるとなぜかノスタルジー。音楽よりはセミの鳴く声、風の音、豆腐売りの笛…そういう効果音が似合う感じ。 姑獲鳥の夏の、ところどころにある夏の描写が、とても地元の夏を思い出させて、懐かしくなる。田舎万歳!! 映画は…スタッフやキャストは悪くなかっただけに、非常に残念に思う。せめて1クールドラマほどの時間があって、クオリティが映画並だったら、相当いいものが作れただろうなあ。 しかし京極堂はミステリ、いわゆる推理小説に分類されていることが多いけれど、これは推理小説なんだろうか。 推理小説とは「殺人・盗難・誘拐・詐欺など、なんらかの事件・犯罪の発生と、その合理的な解決へ向けての経過を描くもの。」とのことで…うん、事件は発生しているし、ある意味合理的な解決へ向けての経過を書いているけど…。 キャラのたてかたはコミックテイストというか、とても記号的で、位置がわかりやすい。 フーダニット・ハウダニット・ホワイダニットもクリアしていて、推理小説といえば推理小説なんだろうけど…うーん、うーん。 オカルトはなんか変なイメージを持たれる言葉ですが、京極堂シリーズはオカルト小説(オカルトを扱った小説の意)というのがぴったりなんじゃないかなと思う。 以下wikiより転載。 オカルトはラテン語のocculereの過去分詞「occulta」(隠されたもの)を語源とする。この語はヨーロッパにおいては、論敵にレッテルを貼るために使われてきた歴史を持つ。特に正統派を自認している側から、そうではない側をこの名称で呼ぶことが行われた。ただし、その正統派が誰なのかという点は時とともに変遷する。 -中略- そもそもこの語がこのような使われ方をする別の理由としては、立場が異なる知識体系の内容はそれがどんなものであれ大抵はとりあえず慣れないうちはひどく意味不明であり、まるで得体の知れないものを扱っているように感じられることから、"隠されたもの"という語があればその語を用いて非難してしまいたくなるという人間の心理上の事情もある。宗教や信仰の分野においてもそのような原理は働いており、自らの信仰体系とは異なるものは即「オカルト」と呼ぶことにもつながる。

    0
    投稿日: 2008.10.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    京極氏の妖怪シリーズは数多いので、一応イメージ画像は姑獲鳥の夏で。 初めて読んだときは、どうやって読もうか考えてしまいました。 複雑怪奇であり、読み進めていくうちに増える膨大な情報をどうにかしなくてはと、ちっこい脳みそで整理しながら読んでみたり。 事件に妖怪の特徴や名前を関連付けて祓ってしまうというストーリーには、興奮。 最終的には、京極ワールドにぐいぐいとひきずりこまれてしまいました。 そんな私はあっちゃんと木場の旦那を少し贔屓しています(いらぬ情報を

    0
    投稿日: 2008.05.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    薦められて読んだ。 面白い、というか、怖かった…。 でも「最高!」という程でもない…かなぁ。 読み応えがあるところが京極作品は好き。

    0
    投稿日: 2008.05.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    どこまでもだらだらといい加減な傾斜で続いている坂道を登り詰めたところが、目指す京極堂である。 「この世には不思議なことなど何もないのだよ」 二十箇月もの間子供を身籠っている妊婦の謎に、古本屋にして陰陽師の京極堂が挑む。 京極堂の世界にぐいぐいと引き摺りこまれる。面白い。

    0
    投稿日: 2008.03.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    よくよく見たら本棚に入れていなかった.初京極本.なぜかコレだけ分冊版であとはすべて分かれていない文庫が入荷されているうちの学校の図書館・・・他も分冊して欲しかった・・・・

    0
    投稿日: 2007.11.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    京極堂の喋りが長い。とにかく長い。 分冊化されてるせいもあるんだろうけど、読んでいて長い話だと感じなかった。

    0
    投稿日: 2007.08.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    百鬼夜行シリーズ1作目にして、大作。 京極夏彦と云えば、その本の分厚さで知られていますが、姑獲鳥は其処まで分厚くないので京極初心者でも安心です。 関口巽と云うワトソン役が語り手として進行していくので、読みやすいと思います。 ☆4つなのは下巻を☆5つにするためで、深い意味はありません。

    0
    投稿日: 2007.08.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    初めて読んだ京極さんの本。妖怪物かと思えばホラーとミステリーのMIXで新鮮。哲学的な語りとか、専門的な説明が多いので苦手な人もいるかもしれないけど私は大好きです。

    0
    投稿日: 2007.04.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    初めて読んだ京極夏彦作品。 キャラクターの濃さにヤられた☆ 中禅寺さんは、とっても素敵なお方だと思う♡

    0
    投稿日: 2007.03.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    友達から進められて読み始めたら途端にどっぷりと「京極ワールド」に嵌ってしまった... 京極堂の屁理屈っぷりが、屁理屈じゃないように思えてくるほど物事の見解が鋭い。台詞が長めだけど無駄に長いわけじゃない。不思議なほど、彼の意見はすんなり入ってくるのよねー・・・。

    0
    投稿日: 2007.02.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    上下巻の分割版。ごめんなさいな作品。読んだんだけどね。肌が合わなかったんだろうな。そう思うしかない。

    0
    投稿日: 2007.01.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    京極堂シリーズ第一弾。 ずっと気になってたんだけど分厚さに敬遠してた。 今回分冊されたのでチャレンジw

    0
    投稿日: 2006.12.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    京極堂シリーズの第一作。 この人の話を一度読めば分かるかもしれないですが、論理というか話の流れが「あれ?なんの話だっけ?」といつの間にか代わり、そして元の筋にもどっている。 文中の言葉を使うなら「説明するために必要」なのでしょうが、話法が巧いと言うしか無い気がします。

    0
    投稿日: 2006.12.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    映画を見る前に読みました。 こりゃ読まないと内容わかんないよ!!! なんか描写が独特。 なんか昔の文章を読んでるみたいだけど、切り口が新しい!!!

    0
    投稿日: 2006.11.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    個性的過ぎるキャラクターの初登場場面が読めるのですまた、合わない人には絶対合わない、好きな人はどっぷり嵌まってしまう、独特の雰囲気が世に出た記念すべき作品です、合うか合わないかは自分で読んで見るしか判らないので、ご注意を、ミステリー的には、たいしたトリックが有る訳でもなく、意外な犯人に驚くわけでもありませんが、その展開の見事さと、怪しい雰囲気と、これでもかと突きつけられる薀蓄に、いつのまにかのめり込まされていくといった作品です。

    0
    投稿日: 2006.11.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    はじめて読んだ京極堂シリーズ。今までに会ったことのないドキドキ感、夜に読みたいけれど読みたくない、そんな本です

    0
    投稿日: 2006.10.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    京極さんの本、はじめて読みました。テーマは面白いし、最後まで謎が謎を呼ぶ感じは楽しかったけど、フロイトが出てきたときはどうしようかと思いました。あと陰陽道が出てきたあたりはちょっとだれました。呪術とか。非現実的で。

    0
    投稿日: 2006.10.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    やばい・・・・・。 何がやばいって、そりゃぁ、みう全部ですよ!!! 京極堂まぢ大好きです>< 高三になってから、 読んだ本の中で今のところ、 一番ヒットです!!!

    0
    投稿日: 2006.10.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    個性的な登場人物たちの考えや行動が面白いミステリー小説。古本屋の主、京極堂が事件の真相を明らかにしていく様がまた面白かったです。脳・意識・霊・不思議なことに興味ある人は是非。 出版社 / 著者からの内容紹介 「二十箇月もの間子供を身籠っていることができると思うかい?」。昭和27年の夏、三文文士の関口巽(せきぐちたつみ)は東京は雑司ケ谷にある久遠寺(くおんじ)医院の娘にまつわる奇怪な噂を耳にする。しかも、密室から煙のように消えたというその夫・牧朗は関口の旧制高校時代の1年先輩だった。ポケットに入る分冊版、刊行開始。 内容(「BOOK」データベースより) 「二十箇月もの間子供を身篭っていることができると思うかい?」。昭和二十七年の夏、三文文士の関口巽は東京は雑司ケ谷にある久遠寺医院の娘にまつわる奇怪な噂を耳にする。しかも、密室から煙のように消えたというその夫・牧朗は関口の旧制高校時代の一年先輩だった。ポケットに入る分冊版、刊行開始。

    0
    投稿日: 2006.09.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    あの分厚さに躊躇していた為、分冊になってやっと読むことが出来た。70ページ近くを費やしてやっと本題に入ったのには流石に笑った。ミステリーというよりモダンホラーの方が近いか。06.07.07

    0
    投稿日: 2006.07.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ミステリーといえるのかどうか・・・雰囲気は夢枕獏氏の「陰陽師」に似ている。あれこれの薀蓄が多岐に渡っていて、(覚えていれば)いつか役に立ちそうなんだけど膨大すぎて覚えられない。映画をまだ見ていないので楽しみ。

    0
    投稿日: 2006.06.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    メチャクチャ面白かった。 前回読んだ「陰摩羅鬼の瑕」よりも、ページ数は遥かに少ない(それでも分厚い)のに、それよりも読みでがあるように感じた。濃厚な感じ、かな。 前回で京極作品の他のも読みたくなったので、どうせ読むならシリーズの最初からだろうと思い、これを選択した。 イマイチよく理解できなかった探偵の榎木津の事や、関口や京極堂達との相関関係がよくわかって良かった。 このシリーズの面白さは、やっぱりこの主要人物達のキャラクターの妙味にあるね。 それぞれに個性的なキャラクターは実に面白い。 あと、設定年代と言うか時代背景が戦後の混乱期が済んで、高度成長期に入る直前の、団塊の世代が生まれた頃。 古い因習がもたらす、一見、非科学的とも思える事件を、「世の中に起きる事に、不思議なことは何一つない」と言って、 古本屋の主人にして、神主兼憑物落としなんて、これまた科学的とは思えない肩書きを持つ京極堂が科学的に脳の仕組みを通して、古くから言い伝えられてきた事柄を分析解説して、事件の謎を見事に解いていく。 今回は姑獲鳥(ウブメ)と言う、鬼子母神的な色あいをもつ妖怪ともお化けともつかない伝承がメインテーマになっていて、古くから家に伝わる呪縛の為にさながら地獄絵のような話が最終的には明かされていくわけなんだけれど、とにかく面白くて、すっかり嵌ってしまい、 夢中になって読んでしまいました。 とにかく、面白かった。その一言に尽きる感じ。

    0
    投稿日: 2006.06.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    分冊版になって初めて京極氏の作品を読みました。 分厚いから読むの大変そうだと思ったのも束の間の作品でした。『姑獲鳥の夏』は京極作品を初めて読む人が読むのに適した話かもしれないです。最初はやっぱり読むのに苦労しましたが、話が佳境に来ると読み耽ってました。 古典の大好きな私には結構好きな話です★

    0
    投稿日: 2006.03.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    友達に薦められて読んだ本であるが、推理小説でありながら著者の教養の高さと薀蓄の豊富さに感心させられた。

    0
    投稿日: 2006.03.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    1冊にすると長いんですが、分冊なので読みやすいです。 やっぱり面白いですよー。独特な世界観と雰囲気。引き込まれます。 京極堂さんの話は確かに長いですが、それでもちゃんと読んでおいた方がいいですよ。

    0
    投稿日: 2006.03.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    友達から進められて読み始めたら途端にどっぷりと「京極ワールド」に嵌ってしまった... 京極堂の屁理屈っぷりが、屁理屈じゃないように思えてくるほど物事の見解が鋭い。台詞が長めだけど無駄に長いわけじゃない。不思議なほど、彼の意見はすんなり入ってくるのよねー・・・。

    0
    投稿日: 2005.11.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    さすが上下巻、気になるところで終わってます(笑) とりあえず上巻は分からないことだらけ、色々考えてしまいました。 買う時は絶対に上下巻一気に買うべきだと思います。

    0
    投稿日: 2005.08.11