
銭形平次捕物控 巻一
野村胡堂
グーテンベルク21
面白いです
ほぼ100年前の本なのに、あんまり違和感なく、すらすら読めます。テンポもよくて、話のすじも面白くて、こんなに前の作品とは思えないくらいです。半七とはまたちょっと違った味わいの捕り物帳です。ぜひ、読んでみてください。
0投稿日: 2015.09.02
忍びの国(新潮文庫)
和田竜
新潮文庫
忍者って、こんなひとたちだったんっだって、よくわかります。
忍者のイメージって、忍び装束に手裏剣、足音や気配を消して動いたり、侍の時代のスパイ、暴れん坊将軍の御庭番、忍者ハットリ君、って感じだったんですけど、この本を読んで、イメージが変わりました。 武士とは対照的なくらい、価値観も物の考え方も戦術も違うとは、思ってもいませんでした。 とっても新鮮に時代小説が楽しめました。おすすめです。
1投稿日: 2015.07.20
姑獲鳥の夏(1)【電子百鬼夜行】
京極夏彦
講談社文庫
目からうろこです。
映画になって、その宣伝が気になったのが、この作品との出会いです。20か月妊娠って、なに?姑獲鳥って何? これは本を買って読まねば、と思いました。それまで、妖怪なんて興味もなくて、ただのお化けでしょ、程度でしたが、これを読んで妖怪に対する見方が全然変わりました。妖怪のかっぱのなりたちって知ってます? 私はこの本で京極先生のファンになりました。私の知識欲をとっても刺激してくれました。 絶対面白いです。損はしません。
0投稿日: 2014.06.13
吉原手引草
松井今朝子
幻冬舎文庫
「吉原」の中へのタイムスリップ
吉原の中で起こった花魁失踪事件を推理していくお話です。花魁の関係者に事情聴取していく形をとっているので、文体はすべて人がしゃっべている言葉でつづられてます。細かい描写とか説明するような文章もなくて、私的には読みやすかったです。 読んでいくうちに、自分が事情聴取しているみたいな感覚になっていって、吉原という世界にタイムスリップしたみたいに感じます。推理物として読むよりも、時代小説として読むほうが、楽しめると思います。
6投稿日: 2014.05.09
蜩ノ記
葉室麟
祥伝社文庫
自分の生き方を考えさせられます
直木賞受賞作だから、面白いに違いないと思い、読みました。最初から引き込まれ、あっというまに読めてしまいました。 秋谷の切腹の原因になったからくりの謎解きあり、主人公の恋模様あり、息子の成長の記録あり、家族愛あり、若いころの初恋の記憶あり、いろんな要素がからんでいて、読み飽きません。最後は、さわやかに泣ける作品です。 秋谷の生きざまを通して、自分の生き様も考えさせられました。
4投稿日: 2014.04.10
なんて素敵にジャパネスク(2)
氷室冴子
集英社コバルト文庫
なつかしい青春時代です
中学時代に夢中になって読んだ作品です。源氏物語に興味をもって、平安時代ものにはまっていました。これは読みやすくて、夢中になりました。涙なくしては読めません。いまだに本棚の隅に置いてあります。たまに読み返しては、泣いてしまいます。吉野君(よしののきみ)は、いまいずこ…
2投稿日: 2013.10.30
BANANA FISH(18)
吉田秋生
ベツコミ
漫画界の名作です
アッシュ・リンクスは最高です。私が今まで読んだ漫画の中で、一番夢中になった作品です。とにかく、アッシュに惚れます。あんな人は現実には存在しないけど、漫画の中で、一緒に生きられます。‘あの奇跡のような“生”とわずかな間でもいっしょに過ごすことができます’。
0投稿日: 2013.10.23
