
総合評価
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powered by ブクログストーリー自体は小説も映画もよくある話だった。 でも主人公の嘘とか所々に現実でもついついしてしまうような共感があったり、泣いてしまう様な人物それぞれの思いがあったり、スイスイ読めてしまう。
0投稿日: 2020.05.28
powered by ブクログいや老いていくの可哀想すぎる(T_T) ものすごいスピードで。それでも相手を思い続けるっていうね。私的にはお兄ちゃんとその彼女さんが好き。見えない気遣いが素敵だなあと。私ならこれ耐えられないな、泣きそうになったし好きな人に会いたくなりました。ちょうどこれを読んだ日、服から匂いがして、一緒に寝てるような、抱き締められてるような感覚に襲われた。そんなことないんですけど。
0投稿日: 2020.05.10
powered by ブクログ涙する、と帯に書いてあった通り泣いてしまった。だけど3ヶ月の付き合いでここまで思えるものなのかという気持ちになってしまった。
0投稿日: 2020.05.05
powered by ブクログ好きな人には自分の綺麗な姿を見てほしい、という女の子ならではの気持ちが切なかった。 桜は咲き続けたいと願っているから綺麗なんだ、という感じ方がとても好き。
0投稿日: 2020.05.02
powered by ブクログ読みながらボロボロと泣いてしまった。 前半での2人の出会い、そして幸せへと進んでいこうとする中での病気の発覚。そこからどんどん進行していく病気。後半では至る所で涙が出てくる。特に綾乃との別れの場面では涙が止まらなかった。 登場人物それぞれの視点で話が進み、心情も読み取りやすい作品であったのではないかと思う。 病気ものの本ではよくある展開なのかもしれないが、それでも読んでいて心惹かれるものがあった。 書店で目に入りたまたま読んだ一冊だったが、この本に出会えてよかった。 桜が咲き始めたこの時期に読めてよかった。 これから毎年桜を見るたびにこの本を思い出すような気がする。
1投稿日: 2020.05.02
powered by ブクログ美容師の美咲とカメラマンの晴人の桜のように儚く美しい物語。ありきたりな最後ではなく多少のバットエンドが含まれた終わり方がとても印象的で好きです。章ごとに四季を通して話が進められていくのもお話の雰囲気を助長させていてとても好きです。晴人が美咲へ言う「好き」という言葉の一つ一つがシンプルだけど、思いが伝わってくる言葉でとても良かった。晴人と美咲、2人の交わらない一途な思いが心にグッとくる1冊。
0投稿日: 2020.04.21
powered by ブクログボロボロ泣いた。 このような病気をもった主人公とは対照的に、「変わらないもの」を映し出すことのできるカメラマンという仕事が上手く描かれていたのでよかった。 はじめはところどころ比喩(特に直喩)の表現に違和感を覚えたけれど、中盤からは流れるように読んでしまった。また読みたい。
0投稿日: 2020.04.13
powered by ブクログ本当に悲しい泣けるお話。今のこの日常が本当に幸せなんだなと思った。そして命を大切に生きていきたいと思った
0投稿日: 2020.03.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
久々に泣ける本と出会えました。 美容師の美咲に一目惚れした晴人。 美咲が誤って晴人の耳たぶを切り落としてしまった事をきっかけに、晴人は美咲をデートに誘い出すことに成功する。 そこで、職業をカメラマンと言ったのはウソだと真実を告げると美咲からは夢を諦めるなと言われ、再びカメラマンの夢を目指すようになる。 そんな晴人に徐々に惹かれている事に美咲も気づき始め、やがて二人は恋人同士に。 しかし、幸せは長くは続かなかった。 付き合いだして3ヶ月がたとうとする頃、美咲に告げられた病名はファストフォワード症候群(通常の何十倍もの早さです老化していく難病)。 苦悩する美咲を知らず、晴人は美咲にプロポーズを決意。 美咲が出した答えは、大好きな晴人にだけは老いていく自分を見せたくないと主治医に元カレ役を頼み、晴人の前から消えること。 そんな事とは知らず、それでも美咲を忘れられない晴人と老いていく美咲。 最愛の妹である美咲がもう長く生きれないと悟った兄である貴司は晴人に事実を告げる。 事実を聞いた晴人は自分が美咲の為に出来ることを一生懸命考え、美咲との思い出の地を写真に撮り写真展に出品することに。 最後まで会いたくて会いたくて仕方のない晴人にだけは老いた姿を見せたくないと頑なに会うことを避けてきた美咲に対し、貴司は背中を押す。 勇気を振り絞り、最終日に写真展に行くも、来ないと思った晴人は美咲を迎えに行き、そこでも2人はすれ違ってしまう。 諦めて帰ろうとした時に神様のいたずらか、美咲が白髪を隠す為に被っていた桜色のニット帽が風に舞い、それを拾ってくれたのがずっと会いたかった晴人。 しかし、晴人は目の前にいるはずのずっと探し求めた美咲に気づかなかった。 数日後、美咲の容態は急変し、帰らぬ人へ。 火葬も済んだ後に、貴司は晴人にその事を告げ、晴人は美咲の部屋を訪れるとそこには見覚えのある桜色のニット帽... 目の前にいた大好きな美咲に気づかなかった自分を嘆き、晴人は抜け殻のようになってしまう。 美咲の部屋からの帰りに貴司から渡された美咲からの手紙には、晴人への思いと、会えなくて残念だったと記されていた。 美咲が見せた最後の優しさは、気づかなかった晴人に対する思いやり。 晴人も美咲も不器用すぎるよー! (泣) 説明 内容紹介 美容師の美咲に恋をした晴人。彼女に認めてもらいたい一心で、一度は諦めたカメラマンの夢を再び目指すことに。そんな晴人に美咲も惹かれ、やがて二人は恋人同士になる。しかし、幸せな時間は長くは続かなかった。美咲は、人の何十倍もの早さで年老いる難病を発症してしまったのだった。老婆になっていく姿を晴人にだけは見せたくないと悩む美咲は……。 きっと、涙が止まらない。桜のように儚く美しい恋の物語。 目次 第一章 春 第二章 夏 第三章 秋 第四章 冬 第五章 新しい季節 内容(「BOOK」データベースより) 美容師の美咲に恋をした晴人。彼女に認めてもらいたい一心で、一度は諦めたカメラマンの夢を再び目指すことに。そんな晴人に美咲も惹かれ、やがて二人は恋人同士になる。しかし、幸せな時間は長くは続かなかった。美咲は、人の何十倍もの早さで年老いる難病を発症してしまったのだった。老婆になっていく姿を晴人にだけは見せたくないと悩む美咲は…。桜のように儚く美しい恋の物語。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 宇山/佳佑 1983年生まれ。神奈川県出身。脚本家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
12投稿日: 2020.03.21
powered by ブクログ読書好きな会社の方から勧められて読んでみました。 序盤で、もうヒロインは…なので、覚悟しながら読みました。ラノベ?ラブコメ?ホラー?想像していたのとは、ちょっと違う流れでしたが、中盤から最後になるにつれて、やっぱり胸が痛い思いでした。日々、ヒロインが衰えていく様は、前半の元気な姿と比較すると、あまりの落差に「何で、こんな病気が存在するんだ」とやり場のない怒りが込み上げてきました。 会いたいけれども会いたくない思い、自分自身が老けていくという絶望感など、読み手側にとっては、苦しい部分があり、ページをめくりたくない思いがありました。 最後の方はわかっていたけれども、思わず涙が出そうでした。もう落ちる寸前でした。 作者の本を読むのは、初めてでしたが、情景描写が美しかったです。それぞれの四季の描写が、頭のなかで想像しやすく、雰囲気も味わえました。 登場人物みんな、愛されキャラで、ストーリーを引き立てさせてくれます。良い人たちに恵まれて羨ましい限りです。 最後は、人によっては悲しい終わり方、暖かくさせてくれる終わり方など、捉え方は様々かと思います。 つめたくもあり、温かみもある文章で、感情を揺さぶられました。 もしも実写化するなら、頭の中で想像したのは、星野源さんと長澤まさみさんかなと思いました。
2投稿日: 2020.03.05
powered by ブクログ余り読まない恋愛小説。 しかも、読者により感じ方はいろいろだが、ハッピーエンドではない。 難病で急速に老化していくストーリーだ。 故にストーリー展開が早い。 周りの人達の厳しさと優しさ。 映画化されてないようだが、是非にも有名な恋愛小説らしいので、映画化して欲しい。 でも、涙脆い私は観れないだろう。 こういうストーリーとスピード感は、恋愛小説にはピッタリかもね。感動⭕️
0投稿日: 2020.02.24
powered by ブクログ前半面白すぎてて、声出して笑った。 最後はぱっとしないと言うか、 でもそれが良いと言うか、 それで良かったんだという純粋な物語。 人間の生き様がリアルに描かれていて、 汚いけど美しい。 泣いた泣いた。
0投稿日: 2020.02.20
powered by ブクログこんなに純粋に人を好きになってお互いを思いやるんだけど それ故にすれ違いもあって 登場人物それぞれみんなが本当に心が暖かくて 人想いで情が熱くて。 こんなふうに誰かのために精一杯になりたいし こんなふうに自分のことを好きになってくれる人がいて一緒に過ごせたらどんなに幸せなんだろうって 今こうやってやりたいことをやって生きていることも当たり前じゃないからこそ 後悔なく全力で毎日過ごしたいって思えた あっという間に読んでしまえた一冊
2投稿日: 2020.02.03
powered by ブクログよくある内容ではあるけど、すごく切なくて愛おしい。 彼女の立場になったら、残していくもの達にどんな態度をとってしまうんだろう。 逆に彼の立場になったらと考えるとどうするとこが正しいのかを考えてしまう。 とてもいい作品でした
0投稿日: 2020.02.01
powered by ブクログカメラマン見習いの晴人と、新米美容師の美咲。恋に落ちた二人だが、美咲は人の何十倍もの早さで年をとる難病を発症する。しかも、治療法はないと告げられ……。切なく哀しいラブストーリー。
0投稿日: 2020.01.20
powered by ブクログ作者はテレビドラマの脚本家らしい。 そのせいか、ご都合主義や痛い台詞、青臭い台詞が多い。 設定としても、彼女が不治の病におかされるというベッタベタなもの。 それでも、いい話だなと感動させられた。 恋愛に対してただ真っ直ぐな主人公やヒロイン、それを支える人達。多彩な登場人物達の笑い泣く姿に、不覚にも心打たれてしまう、そんな小説でした。
1投稿日: 2020.01.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
晴人と美咲の出会いは驚くものだった。初めて髪を切ることになった美咲に一目惚れした晴人がデートに誘おうと振り返った瞬間に美咲は耳朶を切り落としてしまう。それがきっかけで晴人はデートに誘い付き合い始める。しかし彼女の体調が優れず病院で検査すると、早老病だと診断された。しかもその病気はファストフォワード症候群という特殊なもので、人の何倍も速く歳をとってしまうものであった。 最後は涙涙の展開だった。
0投稿日: 2020.01.10
powered by ブクログ切ない。 生、死、愛。 いろんなものがつまった物語。 人を思いっきり愛することは 苦しくて、幸せなことだ。 自分の生は永遠じゃない まわりにいる大事な人の生もだ。 だから 後悔しないように大事に一日を生きよう どんどん引き込まれて あっという間に読了。
0投稿日: 2020.01.09
powered by ブクログ軽い文章といかにもな設定に読み始めたのを後悔したが、最後まで読むとそれなりに面白い作品だった。テレビドラマのシナリオのような作品。
5投稿日: 2019.12.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
読み終わってみて、この作品を通して初めて知ったファストフォワード症候群の進行の速さに美咲の兄が懸命に妹を助けようと試行錯誤する間の葛藤や、その病気を知らされて何にも変えられない大事な人を失う直前に本業のカメラマンで写真展を出して、今まで美咲と訪れた変わらない場所の一つ一つを展示し、老いてしまった美咲と会えたにも関わらず、亡くなってしまってから桜色のニット帽を発見してから気付く自分の情けなさなど。 一つの恋愛作品としてドラマ仕立てのような何個も何個も壁にぶつかるものの、乗り越えていく晴人、美咲を助けようともがく兄に涙必至の小説でした。
0投稿日: 2019.12.26
powered by ブクログ早老病を発症して、若いのに老化と闘いながら大切な人に綺麗な自分を覚えてて欲しい為に別れを告げるところがたまらなく切ない。老婆の姿になって彼にたまたま会った時気付いてもらえなかった時も胸が張り裂けそうになりました。時間ではなく密度。人を好きなることがこんなにも大切で貴重であるか思い知らされる作品でした。
4投稿日: 2019.11.11
powered by ブクログ「僕が読んできた本史上NO1泣いて泣いて泣きまくった」 これは誰が読んでも感動せずにはいられない。こんな本に出会えて本当に良かった。世界中の老若男女問わず皆に読んでもらいたい。 この本は青春小説では無い。この本は感動小説だ。彼女にはある治せない重い病気があり、彼氏には伝えられない。結構ありそうなシチュエーション。しかし、全然違う。ここまで切ないことありか?てほど悲しい。 1度でいいから読んでみて!
0投稿日: 2019.10.06
powered by ブクログこの病気の事を知らなくて調べたりした。 恋愛してデートしてって当たり前の事なのにそれが出来ないなんて…悲しくて何度も泣いた。とにかく泣いた。
12投稿日: 2019.10.03
powered by ブクログとにかく泣いた どうしようもなく切なくて苦しい。でもそれでいて美しい 理解しにくいかもしれないけれど、とても綺麗な作品だった
2投稿日: 2019.08.29
powered by ブクログこんな感動した本ははじめて どんなきっかけでも人って変われるんだなって 変われた人も過ごしきっかけになった人もすごいと思う なにかをきっかけに自分も素敵な方向に変わりたいな
0投稿日: 2019.08.22
powered by ブクログナツイチで書店で手に取って読了。 久しぶりに小説読み切ったー! やっぱ電子書籍より紙の本だなあと思う一方で、 とても読みやすくて一気に読める内容でした◎ よくある余命〇ヶ月の恋愛物語。 だけど病気、病状から、ラストの展開はさすがに読めなかったなーと。 誰かが死ぬと、その人の良いところばかりを思い出してしまって美化しがちだけど、人間の脳ってそういう風になっているから助かっているところも沢山あって、、、 晴人がこの流れを通してものすごく大きく成長しているところも、とても見応えがあってすごく好きでした。満足♡
1投稿日: 2019.08.17
powered by ブクログ・感動した。泣けた。 ・想いを素直に伝える大切さ ・人生何があるか分からないから毎日を存分に生きる ・他人もいつ会えなくなるか分からないから大切に
0投稿日: 2019.07.30
powered by ブクログ泣きました。そしてとても読みやすく、どんどんページが進んでいきました。 とにかく切なくて、題名そのままです。また来年、桜の季節がやってきたら読みたいと思います。
0投稿日: 2019.07.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ものすごく切なかった。 個人的に個々のシーンが長いなと感じた。 もう少し早い段階で晴人が美咲の病気のことを 知って欲しかったなと言う気持ち。 最後のシーンはすごくすごく切なかったが とても物語としてはいいなと思った。 終盤は涙が少し出てきた。
0投稿日: 2019.07.17
powered by ブクログもっともっと長い間、ずっと咲いていたいんだ 桜と恋人をうまく合わせていて、それが余計切なくさせた。 桜は早く散ってしまう花だけど、毎年咲く花でよかったと思った。 そしてすごく映画化しやすそうと思った
0投稿日: 2019.07.17
powered by ブクログある男性と女性が出会って恋に落ちるが、とある病にかかり····· 悲しいお話でした。 前半はどちらかというとラブコメのようなかたちでで所々クスッとさせられるような話でした。 しかし、中盤から病にかかった所からは一気に重くなりました。 また男性と女性の2人の話だけではなく、女性の家族の方にも焦点があって、そちらの方が見ていて悲しかったです。 最後に奇跡が起きて、ハッピーエンドとはなりませんが、それでも2人が出会って過ごした時間は決して不幸なことではない事だったと感じさせてくれる最後は良かったです。 2019.6.16 読了
0投稿日: 2019.07.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
夏までの純な恋愛の感じも良いですが、秋からが切なすぎて切なすぎて…。 この本は色んな季節のバージョンのカバーが出てたみたいだけど、自分は秋のカバーで手に入れました。読み終えた後、まさにこの秋のカバーで良かったと思います。幸せな瞬間を切り取った雰囲気が好きです。 過去は残り続け、それも含めて自分であるという考え方が心に残りました。
0投稿日: 2019.07.13
powered by ブクログ愛した人と別れるということ。 もう二度と会えなくなるということ。 それでも愛することは辞められなくて。 傷つくと知っていてもそばにいたくて。 この2人がいつかまた、出会ってくれたらいいなって、心から願ってしまう。 最後は涙が止まりませんでした。
1投稿日: 2019.07.09
powered by ブクログ美咲の残酷な人生に心が痛くなった。晴人の美咲が大好きだという思いが、最後の写真展出展を叶えたのだと思う。ラストの年老いた美咲と晴人が公園で会うシーンは、晴人が1人のおばあさんを美咲だと分からなかったことが、切なすぎて、涙が出た。そこで美咲も我慢して笑顔を向ける。よほど晴人が好きで、心配をかけたくなかったのだろう。
0投稿日: 2019.07.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
恋人が難病になって命を落とすという設定はよく目にするが、どうしてそういう設定にしないといけなかったのかと思ってしまう。 このお話の彼女はファストフォワード症候群という病気で急速に老化が進行し、病名を宣告されてから半年ほどしか生きられなかった。その半年間、彼女も懸命に生きていたし、家族もできることを全てやった。彼氏も自分にしかできないことをやって彼女の力もなった。難病になるという抗えない状況下で彼らの生き方はとても美しかった。美しかったのだけれど、読者を感動させるためにこういう設定にしたのかな、とか思ってしまう。それだけのためにこの病気をこの本で扱っていいのか。せめてこの病気のことを少しでも後書きに載せるべきなんじゃないか。むしろ架空の病気にしてもらえればまだ感情移入できた。それから耳たぶ事件はあり得ないことだと思うんだけど、よくあることなのかな?怖い。
0投稿日: 2019.07.04
powered by ブクログ近づく死を感じながら、急激に老いる姿を見せないために、独りで待つ死。 それでも、大切な人のことを想えるってすごいと思った。 結末は読めてしまうが、それでも泣けた。
0投稿日: 2019.06.18
powered by ブクログ美容師の美咲に恋をした晴人。不純なキッカケではあるが、デートする事に。次第に美咲も晴人に想いを寄せるようになるが、その矢先、発覚した“早老症”。病気の事を言えずに一方的に晴人を傷つける別れ方をした美咲。春に出会い、夏に別れ、急速に老いていく秋。晴人に側にいて欲しいのに見られたくない辛さ。二人三脚で常に一緒にいた兄・貴司の、助ける事も出来ず、変わりゆく妹を介護する姿も辛かった。晴人には、もう少し、もう少し何か…と思わずにいられない一方であの時、気付いてあげられなかったほうがよかったのでは?とも思った。
0投稿日: 2019.06.06
powered by ブクログ非常にありがちな展開です。 結末がわかっていながら、なんとかハッピーエンドにならないか願ってしまう作品でした。
0投稿日: 2019.06.01
powered by ブクログフィクションではありがちな設定なのかも知れませんが、美咲さんの心の動きがひしひしと感じ取れて、何度も泣きました。
0投稿日: 2019.03.23
powered by ブクログ※本作及び『君の膵臓をたべたい』のネタバレ注意 上記二作品のヒロインは、同じく不治の病である。だが、キミスイの方が、現在が如何に貴重であるか、ということを強く感じさせるように思えた。何故だろうか。 この点、両作は、読者の想定通りの余命をヒロインが生きられるか否かという点で異なる。すなわち、本作のヒロインは読者の想定通り、医師に宣告された余命を全うして病死する。一方、キミスイのヒロインは通魔により唐突に刺殺されるため、宣告された余命を全うできない。そのため、キミスイの読者は、如何に未来が不確実なものであるか、ということを実感させられる。 そして、未来が不確実に思われるほど、今確実に目の前にある現在の貴重さが際立つものだ。だから、キミスイの方が、現在の貴重さを読者に強く感じさせるのだろう。
2投稿日: 2019.03.04
powered by ブクログ「君の膵臓を食べたい」、「僕は明日、昨日の君とデートする」、「四月は君の嘘」を読んでいるので、既視感が強かったです。 ストーリーは予想を裏切られることがなく淡々と進んでしまってちょっと残念でした。 あと、ラブコメのような稚拙なやりとりが読んでてちょっと冷めてしまったかも…。 ただ一箇所、少し胸にグッとくるシーンがありました。うー、切ない。 泣けなかったけど、2,3年前「僕は明日…」、「四月は…」を読んだときはとても泣いてしまったので、僕の心が腐ってしまっているのかも。 花見したいです。どなたか行きませんか?
2投稿日: 2019.02.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
君の膵臓をたべたいととても似ていた。 残された晴人は美咲のためにどう生きるべきなのか。 どう生きなくてはいけないのか。 最後にそのことを晴人が考えられたのは仕事場での自分の頑張りが生み出した人間関係、そして、美咲を大切にする兄、その恋人の助けがあったからだ。 膵臓と大きくちがうところはこれは様々な人ととの人間関係が2人を中心に描かれている。
1投稿日: 2019.02.10
powered by ブクログこれは悲しい純愛ものなんだろうな〜泣かせるやつなんだろうな〜と思いながら読んでいてやっぱり泣いた。色んな要素を詰め込み過ぎだったり先が分かりやすかったりな感じはあるけれど、とても読みやすくて面白かったです。 プロフィールに脚本家とあったけれど、そのせいか読んでいて映像が浮かんで来やすかったです。
9投稿日: 2019.02.01
powered by ブクログこうなって、あーなって・・・て想像出来る内容ではあったものの、病気ものは泣くよね。これから時間を積み重ねて幸せを夢見る2人に襲い掛かる辛い「病」。必死に妹を救いたい兄。余りの速さに進行する病気。支え合い残された時間を共にする・・・と思いきや、違う形で物語は進みます。残された者は何を思い、大事な人が居なくなった後に生き続けなければ行けないのか・・・悲しみを抱えながら後の人生を生きて行くって辛いよね。最後まで彼を想い悲しみを飲み込んだ主人公に涙でした。
1投稿日: 2019.01.20
powered by ブクログこんな話しになるのだろうなーとは思っていたけど、やはりこれはつらい。残酷だなこの病気。 最後のほうは読むのが辛かった。ウルウルきてしまう。
1投稿日: 2019.01.19
powered by ブクログストーリーの展開も、結末も全て予測できてしまって、読み進めるわくわく感のようなものはないです。 若くして病気になること、しかも治療法がない疾患にかかってしまうと、悩んでも悩んでも…諦めても諦めても…悔やみきれなくなって、人を羨んだり、嘆いたり、落ち込んだり。葛藤して、諦めて、でも受け入れられなくて… ただただ苦しいだけではなくて、自分にとって大切なものに気付く部分や、大切な人を想う気持ちに切ないけれどあたたかい。 終盤はポロポロと涙を溢しながら読むことになりました。
1投稿日: 2019.01.02
powered by ブクログ何十倍ものスピードで老化していく難病に冒された美咲とその恋人、家族とのお話。 恋人と一緒に歳を重ねていくことができない、老いていく姿を見せたくない。 だから、嘘をついた。 とても優しい嘘だが、辛い。辛すぎる選択。 切なすぎて、とにかく泣けました
0投稿日: 2018.12.26
powered by ブクログ美容師の美咲のことが好きになったダメ男が、美咲のためにカメラマンになる夢を取り戻して再びアシスタントを始めるが、美咲は年老いていく病に侵されて死んでしまう話。 すごくありきたりな悲劇のヒロインとブサ男の話で、斜め読みというか飛ばし読み。イマイチでした。
1投稿日: 2018.11.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
第1章までは純粋なラブストーリー。ダメな男が、ヒロインと恋に落ちる様子がドキドキします。 しかし、2章目からは一転。ヒロインが病気になり、別れた後の主人公とヒロインの話になります。年老いていくヒロインの描き方が目に浮かぶような文章でできることができなくなっていく病者には読んでいる私もつらくなってきました。それを知らない主人公は前向きに頑張ろうと懸命に仕事と向き合うのですが、最後の最後でヒロインの病気のことを知ります。そして最後は…。 ダメな男。不治の病。ヒロインの死。出し尽くされたものをここまで惜しげもなく合わせて新たなストーリー。読みやすく、楽しく読むことができました。
0投稿日: 2018.10.21
powered by ブクログ小説の話なのに、何故か、身近な友達にファストフォワード症候群の人がいて、すごく悲しいけど何もできないでいる自分に虚しさを感じた。 不思議な世界観の物語だった。でも好きとはちょっと違う 悲劇だけど、悶えながら乗り越えてく作品 大切な人は本当に大切だなと感じた。私を想ってくれる人を大切にしようと思う。
0投稿日: 2018.10.10
powered by ブクログ2018.09.21.読了 最初から最後までどこかで読んだようなそんな使い古された内容に辟易。 すべてが奇病を患った彼女のことを描きたくて雑に話を持っていってる気がする。 こういうあからさまにお涙頂戴的な作品は非常につまらない。シラけてしまう。 1番気に入らないのは主人公の晴人。 グズでトンチンカンで弱虫。それが美咲ちゃんを喪った後も続くとはビックリ。まさかアシスタントを辞めるとは!!!こうなってくるとしっかり者の美咲ちゃんがあんなに簡単に晴人を好きになったこと事態そもそもありえない。そして周りの人たちに助けられてまた写真を始めるなんて。。。人生そんなに甘くない。
1投稿日: 2018.09.21
powered by ブクログすごく切なかったけど でもなんだかこれでよかったのかなって 最後は思えたかなぁと 人生ってうまくいかないことだらけだけど きっとみんなそうで 自分だけではなくて でもその中で大切にしたいものもきっと見つかる なんかうまく言えないけれど とても切なくてたくさん泣いたけど 人間らしいって思いました。
0投稿日: 2018.09.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
恋人に自分の本音を隠したままこの世を去っていく美咲が、すごく悲しかった。この本を読んで、人生を大切に生きようと思った。ファストフォワード症候群という病気を身近に感じた。
0投稿日: 2018.08.23
powered by ブクログ最後の方は泣いて泣いて仕方なかったです。 こんなにも切なくてこんなにも愛し合う恋愛があるのか、、、。 いつどのようにして自分の生活が一変するか本当にわからないからこそ、1日1日大切にして生きないといけないなと思いました。 同時に、自分もこんなにも愛してくれてこんなにも愛せる人に出会う日がくればいいなと思いました。 たしかに桜のように儚かったけど、桜のようにとても美しい作品でした。
0投稿日: 2018.05.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
評価は2. 内容(BOOKデーターベースより) 美容師の美咲に恋をした晴人。彼女に認めてもらいたい一心で、一度は諦めたカメラマンの夢を再び目指すことに。そんな晴人に美咲も惹かれ、やがて二人は恋人同士になる。しかし、幸せな時間は長くは続かなかった。美咲は、人の何十倍もの早さで年老いる難病を発症してしまったのだった。老婆になっていく姿を晴人にだけは見せたくないと悩む美咲は…。桜のように儚く美しい恋の物語。 美咲は夢半ばで病気になり悔しいだろう。家族はいたたまれないだろうと思うが、一方付き合って数ヶ月の彼が親兄弟ほど思ってくれるとは思えず・・・。最後までのめり込めず。
2投稿日: 2018.05.15
powered by ブクログ読みやすくていいね! 結末が読めてしまうことだけに、本のページの残りの枚数と美咲の寿命が比例しているように感じる。それに応じて読み進めていくうちに悲しい気持ちも増していく。 早老症という病気を初めて知ったがとても怖いものだな…。お兄さんの作り笑いが終始切なくて…。ハッピーエンドとまではいかないけどバッグエンドにならなくてよかった
2投稿日: 2018.03.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ファストフォワード症候群、人より早い速度で老化が進む難病にかかった24歳の美咲。カメラマン志望の彼氏晴人に老いていく姿を見せたくなくて、手酷い振り方をする。その病は知らなかったが、日々見た目でも現実をみせつけるので、若い女性には尚更、とてつもない恐怖だろうと想像することしかできない。
0投稿日: 2018.03.04
powered by ブクログ美容師の美咲。ひたむきで一生懸命で、何より可愛い美咲に一目惚れした晴人。 一度は諦めた夢、カメラマンを目指しながら、彼女との時間を積み重ねていく。 儚い表題のままに儚い運命に散った少女の物語。 人は産まれたら死ぬ。 生は性に繋がり、子は死へ繋がる。 そんな当たり前の生き方ができない人生が待ち受けているとは誰も知らない。誰も思わない。 だけど、それが現実の人たちがいる。 早老症…人の何十倍もの早さで老いて死んで行く難病におかされた女性。 同じ女性として、耐えがたい…辛い、哀しい。 神様は誰の上にも時は平等に与えてくださっているものだと思っていたけど、そうじゃないみたいだ。 切ない2人の切ない時間。 無情でやるせない。 散りゆくストーリーはいつだって美しく描かれているけど、純愛仕立てになっているけど、プラトニックに綴られているけど…人は本当はもっと生々しい。 今年の2冊目 2018.01.13
1投稿日: 2018.01.13
powered by ブクログ内容とタイトルがすごいマッチしている! 人よりもはやく歳をとる病気になってしまった 美咲が本当に桜のようで… 最後の方はずっと泣いてました。 (私は涙もろい方なので…) 泣ける小説が読みたい人にオススメです!
0投稿日: 2017.12.24
powered by ブクログ前半は、正直つまらないなと思いながら読み進めてた。ホントどうでもいいと思えるような二人のやりとり。 ただ、そんなどうでもいいやりとりが、病気にかかり残り少なくなって行く彼女には大切だったんだと、読み進めて行くと分かってきて、どうしようもなく悲しい気持ちになった。
0投稿日: 2017.11.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
涙が恋人が病気になって生き別れるという、ありがちな設定ながらもお互いの想いのすれ違いに涙が止まりませんでした。 ただ、病気を発症してから死ぬまでの進行がいくらなんでも早すぎな気が・・。
0投稿日: 2017.10.31
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
急速に老いる病にかかった女性と冴えない男性の恋愛を描いた作品です。 この作品に感動したのは、置いていく自分を見られたくないと思い泣く泣く別れを告げた彼女の気持ちに共感したからですね。 恋人2人と彼らを取り巻く人々の視点を通して、悲しみや苦悩をひしひしと感じることができました。 最後のすれ違いの場面は切ないことこの上ですね・・・
0投稿日: 2017.10.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
泣いてしまった 綺麗なままの姿を覚えていて欲しかった 彼女のために頑張りたかった 兄からの妹への限りない愛がせつない
0投稿日: 2017.09.30
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気になってた『桜のような僕の恋人』を読んだ。ベタな恋愛小説だし結末はあらすじから読み取れたけど 最後は悲しかった。脚本家さんだからか、セリフの言い回しやノベルのような軽い文体だった。その分あまりキャラが深く掘り下げられておらず展開も早かった。本好きとしては物足りなさを感じた。 たぶん思い切りハードカバー小説や文庫を読むなら。なんでそーなるの?と腑に落ちなかったり、序盤から男性主人公のキャラにどうしても付いていけず共感がしづらかったのもある。ただ彼女の立場に立つとかなり泣けるし女性にとってはリアリティのある話だった。好みでは無かったため評価低め。
2投稿日: 2017.09.01
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寂しさをこらえ すべてが優しくて切なくて 誰も悪くなくて 報われて欲しくて 時間が止まって欲しくて仕方なかった。 大好きな1冊になりました。 きっと何度も読み返して 私は私の大切な人を、時間を大事にしようと思う。
0投稿日: 2017.08.22
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読み終わったとき、自然にポロポロと涙が出てしまいました。 すごく切なくて、すごく優しいお話でした。 会いたいけど、会えない。会いたくない。 でも、やっぱり会いたい。 美咲の女心の切なさと 晴人の美咲を思う一途さ、 綾乃の優しさ、 貴司の妹への親心が素敵でした。 美咲がもし晴人に伝えられていたら。 晴人が強引な男だったら。 晴人が美咲に気づいたら。 どんな展開だったのか。
0投稿日: 2017.07.01
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変わらないもである写真と、変わっていってしまうヒロイン。中盤からは涙が止まらなかった。登場人物がみんなあたたかいのと対照に現実があまりにも無常だったから。でもそのキセキの起こらないリアリティこそがこの物語の良さなんだろうとも思う。 闘病の心理描写がとても丁寧に描かれており著者がどのようにこの病について書いたのかとても気になった。急激に老いていく美咲ちゃんを文字で追いながら、思わず自分の目尻や首に触れて皺がないか確認してしまった。読後、鏡で自分自身を見るのが少し怖かった。もちろんそこには年相応の自分がいて、安心したのと同時に美咲ちゃんを思ってまた涙が出た。 わたしには妹がいて仲もわりと良いと思う。同性ならではの話もたくさん出来るので妹と姉妹で良かったと思うことが多い。でもこの作品の場合、美咲ちゃんの兄妹が兄で本当に良かったんだと思う。同性だったら最後まで穏やかに寄り添えなかったと…。綾乃さんがそうであったように自分が老いていく中で年相応の見た目をした女性を見続けるのは辛かったはず…。こういうこともあるのだと知った。綾乃さんが美咲ちゃんのことを思うシーンには妹を持つ姉としてとても感情移入して辛かった。でもそれ以上に両親を早くに亡くし、妹を何より大切に思い生きていた、貴司さんの思いに胸が苦しくてしかたなかった。 桜は散りたくないから美しい…それでも散っていく…。終盤の再開シーン、晴人くんに「気がついてもらいたい」「もう一度かわいいと言われたい」美咲ちゃんの願いが叶えられず、それでも微笑んださまが儚く美しく散っていく桜の花と重なり涙が止まりませんでした。 物語の最後はきちんと前を向いて終わるけれど、同じ女性として過酷過ぎる展開に今後読み返すことは出来ないとさえ思っています。なので星は3つ。 非情な現実が描かれておりとても辛い。そんな中でさえ登場人物はみんなあたたかく、そして美咲ちゃんが生き抜く様が強く儚く美しい…桜のように…素適な作品でした。
0投稿日: 2017.06.25
powered by ブクログとにかく感動。 1.心境の表現が痛いくらい伝わってくる。 晴人が美咲にアプローチをするシーンは一緒に緊張するし、美咲の晴人への想いが綴られている場面は胸が痛くて先に中々進めなかった。 2.晴人の人格 晴人の何気ない一言が美咲の心に焼き付いている描写が切ない。晴人の言葉一つ一つに誠実さを感じた。「かわらないもの」この文字を見た時に涙が止まらなかった。
0投稿日: 2017.06.22
powered by ブクログ涙が溢れでました。 恋人もそうだけど、お兄ちゃんの愛が、姉の自分に重なってとても辛かったです。 王道すぎて最初は引き気味だったのですが、人と人の関わり深度が絶妙でさらっと読み終わってしまいました。 中途半端な部分もありましたが、厚く密度を高くしてないからこそ、冷めずに読めた久しぶりの王道でした。 ファストストーリーて感じですね。
0投稿日: 2017.05.16
powered by ブクログ評価が高かったので。 内容はすごくよかった。 何回も泣ける場面がありました。 ただなんというか文章の感じがあまりすきにはなれず、違和感を感じ続けているうちに読み終わっていました。
0投稿日: 2017.04.15
powered by ブクログ涙が溢れてとまらなかった。病気と闘う美咲は苦しく葛藤する日々だったと思う。大切な人に嘘をつかなくてはならない。本当は大好きなのに、傷付けるような言葉を言わなければならない。 ただ、美咲が遺したものはたくさんあったように思う。人生の終止符を打つにはあまりにも早すぎたけれど、晴人と出会い、恋に落ち、晴人に夢や希望を与えることが出来た。美咲は本当に素敵な女性であったと思う。 このストーリーはとても切ないけれど、本当に美しい恋の物語だと感じた。
1投稿日: 2017.04.11
powered by ブクログファストフォワード症,若い女性にとってなんて無残な病気だろう.美咲の心情を思いやると居たたまれなくなる.かなりありがちの展開だけれど,お互いが相手を思いやる気持ちは,どんなケースでも美しいとあらためて感じた.
0投稿日: 2017.04.08
powered by ブクログ桜の季節なので、タイトルを見て購入。 一気に読み進めた。 登場人物それぞれの視点で物語が紡がれていく。 変わるもの、変わらないもの、逆らえない時間の流れ、病によって諦めたもの、諦めたつもりのもの。 たくさんの愛しいが詰まった作品で、胸が苦しくなった。 映像化されるんだろうなぁ
0投稿日: 2017.04.02
powered by ブクログブックカバーに書店員さん、号泣とか書いてあったけど、自分は泣かないと思っていたが、いつの間にか泣いていた。 久しぶりに本当に泣ける小説だった。
0投稿日: 2017.03.28
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”恋が1つ、叶わず終わった” この本を読了した時に突いて出てきた言葉だ。 序盤を読んでいる時、晴人が恋愛に対して勇気を持てず、 「ヘタレがイケメンに変わる、電車男みたいな(随分古いが)ストーリーなのかなぁ」 と勝手に想像していた。しかし案外にも早い段階で想いを伝えて、二人は繋がってしまった。 そんなことを思いながらも、1ページ目が頭から離れなかった。 読了した今、改めて1ページ目を読むと非常につらい。 美咲の病気が発覚し、彼女の描写がページ幅を取るようになるに従って、読んでいるこちらも 非常に焦った。 今まであんなに綺麗な恋愛だったじゃないか、と。まさか、このまま終ってしまうのではないか、と。 つらく、つらく、とてもつらいのに、物語はいつの間にか先へ先へと進んでいる。 このまま助からないだろうことに納得していたはずなのに、次のページで実は夢でした、みたいな展開にならないかと願った。そう甘くはなかった。 悪く言ってしまえば、よくある展開。 なのに、終盤では不覚にも涙がでてしまった。 決して幸福感に包まれた終わり方ではないが、人が人を愛することの綺麗さを再認識した。
0投稿日: 2017.03.22
powered by ブクログ文庫本の帯。「きっと涙が止まらない。美しく儚い、恋の物語」 はい、確かにそうでした。 恋人との出会いから、発病、別れ。早老病を発症し1年で老婆のように歳を取っていく24歳の彼女。 よくある展開。わかっていても涙が出てくる。久しぶりに電車の中では読めない小説だった。 最近は結婚しないどころか、恋人のいない若者が多い。恋愛したいと思っても振られて傷つくのが嫌だからと言って恋愛をしようとしない。 でも、人との出会いがないと何も変わらない。何かに向き合おうとするときの動機というのは、好きな人に喜んでほしいからとい単純なものだが、一番強い動機になるものだ。 "愛と誠"の「きみのためなら死ねる」という名台詞もやはり、愛する者のためならという動機だ。嫁のためなら、子供のためならと、やはり思う。 なぜ、ガンのような病気でなく、早老病だったのか?1年で24歳の女性が老婆になってしまうという病気が実際にあるのかどうかは別にしてもこういう設定にカメラマンという職業。しかも桜。日本人の心に響く儚く散っていく桜。うまくストーリーかんがえてあるよなあ、とそんなところにも感心した。 さあ、明日から、人を愛しましょう!きっと世界が変わる。そう思わせる小説でした。
0投稿日: 2017.03.19
