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桜のような僕の恋人
桜のような僕の恋人
宇山佳佑/集英社
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総合評価

575件)
4.0
206
186
114
35
4
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    面白かったけど、結構悲しい話だった。最初から最後まで悲しい感じ。桜ってそう言うことかって思った。 ただやっぱり何かに情熱を持って取り組むのって懐かしいような羨ましいような感じがする。自分も何かに感情が揺さぶられるくらい熱中して取り組みたいなって思った。目的はあるけどより情熱的なやつ。探せるかなあ

    1
    投稿日: 2021.04.28
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    今という時間を1分1秒大切に行きたいと改めて思えた 時間には逆らえないだから今を全力で生きていきたい 同性だからこそ胸に刺さるものある

    0
    投稿日: 2021.04.26
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    泣けた。10回くらい泣いた。 病気になるのが早すぎる、、、 花火に隠れてキスをした。いい表現すぎます。

    0
    投稿日: 2021.04.21
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    なんとなく想像できそうな話・描写だからスラスラ読めた。むず痒くなっちゃう。とても良い話なのには変わりないけど、単調に感じてしまった。私の心が荒んでるのか?

    1
    投稿日: 2021.04.19
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    とてもよかった。 晴人くんの心情や気持ちの変化などがとてもわかりやすく書かれていた。 初めて恋愛小説読まれる方でも読みやすいと思います。

    1
    投稿日: 2021.04.18
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    一言でいうと・・・ずるい!!! いや、そりゃ、泣きますよ、この展開は。 泣く=いい小説!ていうわけじゃないけど、泣くってことは感動してしまったということで、感動したってことは、いや~いい小説だったなぁって感じてしまったということなので、星4つにしてしまいました。

    0
    投稿日: 2021.04.15
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    ありがちなストーリー。先が何となくよめる。 でも泣ける。大体の本は後半に泣ける場合が多いけど この小説は中盤が1番泣けた。 自分の老いていく姿、それを支える兄。 美咲は自分の病を隠し晴人に別れを告げる。 感情移入してしまう場面が沢山あって 胸が苦しくなった。 最後にシワシワになった美咲と接触するも、 美咲ということに晴人が気づかない所が なんとも切なかった。

    0
    投稿日: 2021.04.13
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    春人の喋り方に読んでてむず痒くなったけど、結論としては泣かされた。 けど内容は先が読める王道の流れだったからちょっとなぁと正直思った。わたしの心が荒んでるのか?

    1
    投稿日: 2021.04.13
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    結末の予想はしやすい小説だったけど、主人公や登場人物に感情移入すると涙が止まらなかったです。 人生の時間について考えさせられました。

    0
    投稿日: 2021.04.12
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    泣きたい時にオススメ。 設定としてはよくある話かなと思いました。 でも飽きずに読めたので、なんとなく泣きたい時に読むのはいいと思います。

    0
    投稿日: 2021.04.12
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    正直設定としてはよくある話だな、と思いながら読み進めた。 泣きたい人にはおすすめ。よく泣いた。 この作品の綺麗な風景描写とか写真の訴えかけるものとかを伝えるには、小説じゃなくて映像作品の方がいいんじゃないかなと思っていたら、すでに映像化されてた。 そちらがどんな作品かわからないけど、そっちの方が媒体としていいかも。

    0
    投稿日: 2021.04.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    人より早く老いていく病気を発症した女性とその恋人の物語。 三人称に少し一人称が混じった感じの書かれ方をしていますが、これはこれで軽くて読みやすかったです。視点が変わってもすぐ分かりますし。 展開が分かってても泣けます……嫌いになりたくないからもう会えないと美咲が義姉に別れを告げたところから、ずっと視界が潤みっぱなしでティッシュが手放せませんでした。 桜が咲くたびに美咲のことを思い出し、ひどい後悔に苛まれ、それでも生きていく晴人の姿を思うと苦しくなります。

    1
    投稿日: 2021.04.08
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    切ない! ベタなストーリーかと思っていたが、とにかく切なかった。。 春夏秋冬、季節ごとの章で構成されており、 その中で登場人物ごとで書かれていたので、読みやすくわかりやすかった。 桜はきっと散りたくないんだ もっともっと長い間、ずっと咲いていたいんだ だから桜は、あんなに綺麗なんだよ

    1
    投稿日: 2021.04.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    桜のように散りゆく恋人の命。なんと切ない、また感動のラブストーリー。老婆に変わり果てた美咲を晴人が美咲だと気づかずに立ち去って行ってしまうシーンは最も切なく、思い出す度目が潤んでしまう。でも、結局はあれで良かったのだろうか…? 「愛」というものが何か、改めて考えさせられた。

    1
    投稿日: 2021.04.02
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    桜のような僕の恋人(集英社文庫) 著作者:宇山佳佑 発行者:集英社 タイムライン http://booklog.jp/timeline/users/collabo39698 桜と共に移ろう美容師とカメラマンの粋な恋。

    0
    投稿日: 2021.03.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    よくありがちな話だけれど、何度も目頭が熱くなった。 ようやく会えた時に、気づくことができなかった所がとても胸が痛くなった。

    0
    投稿日: 2021.03.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    わたしにはなかなかはまらなかった。 老化していく病気で変わってる設定だなぁと思って期待したし、もう少し普通の恋愛小説より大人の感じかなと思っていたけど 普通の恋愛小説で、よくある展開でなかなか私には合わなかった。

    1
    投稿日: 2021.03.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    最後の晴人が美咲に気づかないシーンはホントに切なかったです。会いたいと願う晴人に対して会いに行った美咲は歳を取った見た目によって晴人に気づいてもらえない。そのすれ違いのシーンがとても印象に残っています。

    0
    投稿日: 2021.03.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    こういう「大切な人をおいて先に行ってしまう」テーマのものは必ず泣いてしまうので、例に漏れず目を腫らす原因になってしまった。 テーマとしても展開としてもかなりありきたりではあるが、周囲の登場人物たちの温かさや、同じ性別・世代としての「急速な老い」に対しての恐怖、まっすぐ向き合ってくれる晴人くんのおかげで良い作品になっていると思う。 「写真」というテーマが一貫して話をまとめてくれていて、読みやすかった。

    0
    投稿日: 2021.03.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    予想通りの展開で、後半つまらなく感じた。 王道のラブストーリーだが仕掛けも表現も何もないのが今一歩。

    0
    投稿日: 2021.03.16
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    途中から展開が見えてくる。それでもやっぱり切なくって途中から涙が止まらない。今隣にいる人を大切にしようと改めて思える作品。誰しもが自分の時間は無限じゃないからね。

    1
    投稿日: 2021.03.15
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    2回目に泣いた小説 結構ちゃんと泣きました、 映画とかで泣けない私が泣けたので泣きたい人は是非!ちなみに中学生です。 病気系のあるあるである程度読めば結末は予想できます!でも、考えれば考えるほど泣けます 本当にいい作品です

    1
    投稿日: 2021.03.13
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    と〜〜〜〜〜〜〜〜ってもベタなストーリー展開だけど、わかっていても泣いてしまう作品。 印象に残ったのは美咲の「人ってどんな状況でもお腹が減るんだなあ」 当たり前の日常はいつ変わるかわからない、明日大切な人が死ぬかもしれない、そんな「当たり前のこと」を痛感させられます。だからこそ今この瞬間を大切に、伝えたいことは伝えて、したいことは思い立ったらすぐして、、今を生きることがどれだけ大切かを考えさせられる作品でした。

    1
    投稿日: 2021.03.12
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    結末がわかっていても必ず泣いてしまう作品 若く一途な想いが心に染みました。 欲を言えば、晴人君目線がもっと欲しかった

    1
    投稿日: 2021.03.12
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    ストーリーはベタだし、読んでてもあらかた予想できる結末。だけど、泣ける。一回涙が溢れ出したら止まらなかった。

    1
    投稿日: 2021.03.12
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    読みやすかった。 それなりに感動したが、涙もろい私だか泣けなかった。 ストーリーとしては素敵だが、少しこじつけのように感じてしまった。

    0
    投稿日: 2021.03.11
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    本を読むことが苦手だったが、あっという間に読み終わり、最後のほうの30分間は号泣しながら読みました。はじめて小説で泣いて本の面白さを知りました。

    1
    投稿日: 2021.03.11
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    切なすぎて涙が止まりませんでした こんなにも純粋で初々しい恋にずっと胸が締め付けられる思いで読んでいました。 私にもきっとあったであろう初恋を、忘れてた何かを思い出させてくれる本でもありました。 とにかく面白い。 本が苦手な人でもきっとスラッと読めてしまうのではないでしょうか。

    8
    投稿日: 2021.03.10
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     家族に勧められてこの本と出会いました。  本当に感動します。終始泣いてました。特に、主人公が愛する人と会うことができたのに、気づくことが出来なかったところには互いの気持ちを想像すると泣かずにはいられませんでした。

    0
    投稿日: 2021.03.07
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    お互いが自分自身を責め、それでもなお、お互い好きな人を忘れられずに思い続ける気持ち。好きな人のために頑張れるというお互いの想いが切なくて悲しい結末になるとは思ってもいませんでした。涙なしでは読めない作品。ほんとに素晴らしい。

    0
    投稿日: 2021.03.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    変わらないものとどんどん変わりゆく自分。 その対比に心を打たれた。 桜は散るのが早いけれど、散っていく姿までもが美しいよね。 春から冬までのページ数の違いが2人の時間の感じ方を示しているように感じてしまって切ない、、 例えば、秋はページ数が多いけど冬は少ないのは 秋→好きだけど会えない。毎日切なくて苦しい。 冬→再開。好きな人と過ごせる幸せな日々。 苦しい時間は長いけど楽しい時は一瞬のように感じるみたいな(考えすぎだと思うけど) 結末も想像出来るお話だったけどそれでも感動した。

    2
    投稿日: 2021.02.28
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    内容が王道すぎて予想通りの展開にあまり読み進めようという気が起きなかった。 季節を巡って話を進めていくのはとても面白いと思った。

    0
    投稿日: 2021.02.26
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    なぜか既視感がありました。 でも感動するのには変わりないです。 涙は出なかったけど。 久しぶりに小説を読んで、心が浄化された気がする! でもこの話に感情移入はあんまりできんかったな〜。 みんなどんなことを思ってこの本を読んだのか気になる。

    0
    投稿日: 2021.02.22
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    早老病が辛い病気すぎて、他の病気になるような小説と違ってかるく泣けるような話ではなくて、悲しくなった

    0
    投稿日: 2021.02.22
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    小説を読んで初めて涙がポロポロ溢れました 1.2章では面白い、ワクワクする!読んでいてそんなドキドキがありました☺︎ でも3.4章と読むにつれ、はじめて聞く名前の病気、みんなが苦しい思いで今をもがきながら生きていること 主人公・主人公の恋人・主人公の兄・その彼女 四人が色んな気持ちに葛藤しながら自分の心、体と闘っているのが伝わり涙が止まらなかったです。 そして、その涙さえも吹くのが惜しいと思い最後まで涙と鼻水垂らしながら読み続けました 桜のような彼女だったけど、私には牡丹のような女性だと思いました いつまでも美しくあり続ける。 晴人と美咲はずっといつまでも結ばれている そんな空想シーンに入りました☺︎笑笑

    4
    投稿日: 2021.02.21
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    2021/02/21 多方面で話題になっていて、書店でもよく見かけるようになり、気になったので買って読んでみました。 美容師の美咲に恋をしたカメラマンを目指す晴人。二人は恋人同士になるしかし、幸せな時間は長くは続かなかった。美咲は、人の何十倍もの早さで年老いる難病を発症してしまったのだった。老婆になっていく姿を晴人にだけは見せたくないと悩む美咲は……。 あらすじから一部持ってきました。 個人的には、人が最終的に病気で死ぬ、はい、悲しい、切ないわー、感動だわ〜みたいな展開は世の中に溢れていてあんまり好きではないです。 ただ、色々と話題になっているとのことだったので、もしかしたらそういう展開を超えた何かがあるのかな〜と思って読んでみました。 会いたいけど病気のために会えない、会う自信がどんどん無くなっていく美咲の方には、男性に美しくみられていたいという女性の想いと、それに相反して進んでしまう病気の残酷さが対比されているような気もします。

    0
    投稿日: 2021.02.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ひたすらに寂しい。 美咲目線と晴人目線も、美咲のお兄さん目線も。 病気を恨むことしかできないし、癌などと違って見た目が老いていくなど自分が自分じゃなくなっていく病気。想像を絶する。 色々なことを諦めた美咲。晴人にとっては辛いかもしれないけど、病気の事実を知ってもらえて、晴人の写真を通して変わらないものがあると知れて、真っ黒だった心に少し光が灯ったように思った。 ・少なくとも死にたいとか死んでもいいとかそんな風に思っちゃいけない。 ・素直に大切な人を愛するべき。 自分に説教したくなった。 良い小説でした。桜を見ると思い出すでしょう。 

    0
    投稿日: 2021.02.21
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    カメラマンを目指す晴人と、美容師の美咲の恋愛小説です。 通常の何十倍もの早さで老化が進むという難病を患ってしまった美咲が非常に気の毒で、同じ女としての立場から読んでいると、胸が苦しくなりました。 普通に暮らしている同年代の女の子を妬ましく思う気持ち、醜い姿の自分はもう誰にも愛されることはないという絶望。 病気によって、身体だけでなく心も負の感情で埋め尽くされていってしまう美咲でしたが、晴人の真っ直ぐな想いは最後まで彼女の心の支えとなったのではないでしょうか。 これからも桜が咲くたびに、彼女を思い出して写真を撮り続けていく晴人のことを、美咲はずっと応援してくれているんじゃないかな。 写真って良いですね。あのとき感じたドキドキや楽しさ、大切な瞬間をありのまま切り取って残してくれる。 私も久しぶりに、カメラを構えて写真を撮りたいなと思いました。

    9
    投稿日: 2021.02.21
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    学校の図書室で借りた本 すごく読みやすくページが止まりませんでした 最後の結末は、とても感動しました

    0
    投稿日: 2021.02.19
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    号泣すると言われて読んでみた 辛すぎて泣けない、感動できない、という状態になってしまった どうか、こいつ心無いなあ、と思わないでください

    0
    投稿日: 2021.02.15
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    ずっと前から知っていたこの本。こういうタイトルの本には弱いから、読まないと決めていた。しかし、何故か買ってしまった本。読んだら、案の定、涙が出てきて、苦しかった。苦しくて苦しくて、なんて言ったら良いか分からないけど、、、。オススメ。人の心を思い出させる。

    0
    投稿日: 2021.02.14
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    最初は、社会人男女の少し変わった恋愛から始まる。 間もなく彼女が難病を患い、辛い闘病生活の中で恋人を強く想う感情と、家族への愛が伝わってすごく引き込まれた。晴人の美咲への愛も、一途で読んでて切なくなった。 冒頭の書き方で、結末は分かっていたのに、最後は読みながら号泣した。 美咲が幸せだったなら良いな、と思わせられる。 切ないけど、尊い純愛が描かれている。

    1
    投稿日: 2021.02.14
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    宇山さんの作品はセリフの言い回しがわざとらしくてあまり好きじゃないため、最初のほうはなかなか読み入るのに時間がかかりますが、中盤から後半にかけて、ストーリーの構成の凄さに気付かされます。 他の作品でもそうでしたが、最後は号泣でした。 ファンタジー世界ではありますが、命の大切さを様々な様々な方面から表現してくれる作家さんです。 これは、私と年齢の変わらない若い女性が突然、不治の病(ファストフォワード症候群)におかされ、加速する老いとともに死と向き合うことになるストーリーです。少し前までの自分の身に起きた幸せの終わりが急にみえたとき、自分だったらなにをするだろう。自分の衰弱した老婆のような姿を好きな人に見せられるだろうか。大切な人に何を伝えるだろう。そんなことを考えさせられるお話でした。

    0
    投稿日: 2021.02.13
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    ファストフォワード症候群(ウェルナー症候群)という、身体的に早く老いてしまう症状の女性と周りの家族・恋人の話。 各登場人物の境遇を想像するととても切なかった。 写真は、ある瞬間を切り取ったものでその瞬間の出来事とその瞬間の気持ちは、事実であり変わらないものだとハッとさせられました。 タイムマシーンの存在をいままで強く望んでいたのですが笑、、 もちろん過去に戻ってやり直したいことや残念ながら見送った人・あるときのある人と再会することが出来たらと思っていたのですが、出会いや経験の豊かさ(価値)でいえば、このままだからこそ愛おしく感じるんだと気付かされました。 (あいみょんの「さよならの今日に」の歌詞もこのことに近くて好き) 作者の宇山さんは、「今夜、ロマンス劇場で」やこの作品と、出来事を記録する映画や写真の存在を上手く表現する方だなぁって、素敵に感じ好きになりました。

    0
    投稿日: 2021.02.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    晴れて恋人同士になった2人、彼女に訪れる早老症という病気。老いていく姿を見られたくないと別れを選択する美咲。儚すぎる物語やった、尾を引く悲しさ。 君の膵臓をたべたい、とか昔流行った恋空、なんかの類。やはりこの病気者には弱いです、苦手な人もいるでしょうけど。 美しくあり続けたいと、女性なら思うことが出来なくなってしまった辛さが何とも切ない。好きな人に可愛く見られたいと思うのは自分も女やから分かる。 ただ落ち込んでる時にたまたま読めてなかった本を取って気分転換しようと選んだのが間違いやった。泣いてしまって余計悲しくなってしまいました。個人的な感情でした。笑 

    0
    投稿日: 2021.02.08
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    美容師の美咲に恋をした晴人。彼女に認めてもらいたい一心で、一度は諦めたカメラマンの夢を再び目指すことに。そんな晴人に美咲も惹かれ、やがて二人は恋人同士になる。しかし、幸せな時間は長くは続かなかった。美咲は、人の何十倍もの早さで年老いる難病を発症してしまったのだった。老婆になっていく姿を晴人にだけは見せたくないと悩む美咲は…。桜のように儚く美しい恋の物語。

    0
    投稿日: 2021.02.07
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    読みやすいけど読み終わるとブルーになる本です。 難病の彼女とカメラマンの主人公のストーリー。 彼女のお兄さんの気持ちを考えると胸が張り裂けそうになります。辛いです。 でも、今を生きている幸せを感じれるお話だと思います。

    1
    投稿日: 2021.02.03
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    ただの恋愛ラブストーリーではなく難病にかかり普段の生活ができなくなった美咲とそれによって大好きな人から離れないといけなくなった晴人。2人とも本当はお互い愛し合っているのに……。切なくて淡い純愛ラブストーリーですね

    0
    投稿日: 2021.02.03
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    すごく読みやすいものだと思います。 「切なさ」というものがものすごく理解できました。 電車で読んでいたんですがめっちゃ泣くの我慢しました。

    2
    投稿日: 2021.01.31
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    主人公またはヒロインが病気になる っていう系の物語には手を出さないでいたけど SexyZoneの中島健人がお勧めしていたので読みました 本でこんなに泣いたのは初めてです 部屋で一人で読むことをおすすめします 電車で読んでしまったので大変でした

    0
    投稿日: 2021.01.28
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    恋愛小説はあまり読まないが、面白そうだったので読んでみた。案の定、号泣してしまった。桜のように短い時間だけ美しく輝き、あっという間に散ってしまう。儚い物語。

    0
    投稿日: 2021.01.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読むの2回目ですが、ほんと泣けました… 美咲の晴人に対する想いもですが、支える貴司や綾乃とのやりとりがほんとに辛く、悲しくなりました。 個人的にですが、やっぱり手紙はズルいです…

    0
    投稿日: 2021.01.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    誰かを愛する、愛されることの幸せ 前半の二人の恋愛模様にはキュンキュンし、ずっとこのままが続けばいいのに、徐々に忍び寄る病魔がついに牙をむき出してきて、中盤からは苦しくて悲しくて仕方がなかった。 最後にすれ違う二人の描写には思わずうるっときてしまった。 最近はスマホのカメラ性能も高まってきて、映えとかで写真しか取らない人が多くなったと思う。美咲の写真は一枚もないが晴人の心の中できっと鮮明に美咲が映り続けていくように、むやみやたら写真を取るだけでなく、目や心に焼き付けることも大切だと思った。

    0
    投稿日: 2021.01.24
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    普段恋愛小説を全く読まないせいか、免疫が無くめちゃくちゃ感動しました。愛せる人がいることの素晴らしさに気付きました。

    0
    投稿日: 2021.01.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    中盤から涙が止まりまらなかった。同じ時間でも美咲の方が晴人よりも数十倍の時間が流れているような描写がとても胸が痛かった。これほど愛せる人が見つかればいいなと思った一冊でした。

    0
    投稿日: 2021.01.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ラストは少しだけ予想を裏切られた。後に引く終わり方ではあったけど、ありきたりにきれいにまとまるよりよかったのかもしれない。 視点人物が変わる物語が個人的に好きなので、書き方は好みだったが、三人称と一人称の混在が少し読んでて気になった。筆者の視点が入ってくるタイミングがあまりきれいでない印象。 表現も同じ表現が繰り返されることが多かったり、たまに安っぽく感じる表現でその後について暗示されているのが気になった。 全体の流れとしてはよくある恋愛小説ではあるが、早老症というテーマの中で切なさや、やるせなさ、希望など難しい部分を扱った作品だとは思う。

    0
    投稿日: 2021.01.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ただただ切なくて切なくて、半分も読んでない時から涙が止まらなかった( ・ ・̥ ) 展開が早いから飽きないのと、時間が過去から現代と飛ばないことから読みやすい小説だった。 もしも美咲の立場だと、と置き換えて考えるも気持ちが病気に追いつけなかったと思う。 美咲本人も苦しかったことだろうけど、周りの人も同じくらい苦しかったんだなって。 最後、晴人と美咲が会えたのにも関わらず、晴人が美咲に気づかなかったところでは、涙が止まらなかった、、、。 晴人が悪いわけじゃない。でも会ったことに気づいた晴人は自分を責めて責めて。最後の美咲の手紙も会ったことをなかったことにしていて最後の最後まで晴人を想う気持ちが痛いくらい伝わってきた。 大好きなのに。大好きなのに姿を見られたくなくて会えない。勇気を出して写真展に足を運んだのに。会えたのに好きな人に気づいてもらえなかった。 つらいよね、、、ってほんとに涙が止まらなかった〜( ・ ・̥ ) 最後のページの一文目、 "彼女は桜のような人だった"に共感した。 こんなに泣いた本は初めてだった。

    0
    投稿日: 2021.01.11
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    切ない感じでこの本1冊で最低2回は泣きました。お兄さんと美咲さんの会話…お兄さんの彼女と美咲さんの会話…そして晴人くんと美咲さんの会話。それぞれどこ視点から見ても泣けてきます ほんとに泣きたい切ない小説を読みたい。と思った時はこの小説おすすめです✩

    1
    投稿日: 2021.01.11
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    切ない...悲しいです 視点が変わることによって皆の想いが痛いほど伝わってきて、もう、ずっと泣いてました... 生きていることがありがたいと思えました

    0
    投稿日: 2021.01.09
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    涙が枯れてもう出てこないってくらい泣きました。文の感じが正直あまり好きなタイプでは無かったのですが、ストーリー設定が辛すぎて切なすぎて死ぬほど泣きました。 ちょっと泣かせようとしすぎではありましたが。笑 とても短期間で、燃え上がるような、でもこの人が絶対に運命の人だ!と確信するような恋をしたことがある方、おすすめです。

    0
    投稿日: 2021.01.04
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    読んでる途中に何度も泣きました。本でこんなに泣いたのは初めてだっただけにかなり印象深い本です。 誰にいつ何が起こるかわからないからこそ、人の命は儚くて、そんな儚いものをなくした時に残る後悔を減らすために、自分の気持ちに正直に生きたいと思いました。 個人的には好きな作品です。

    1
    投稿日: 2020.12.30
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    とりあえず泣きました。なんとなく、終わりは想像しながら読んでたのに、思った終わりとは違って涙が流れ続けました。あとを引くような辛さが残ります。 怒り泣き。悔し泣き。なにやってんのー!!って、泣きました。

    1
    投稿日: 2020.12.26
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    評価が高いので読んでみましたが、私はどこで泣けるのかわからないくらい泣けませんでした。 美咲のお兄さんや高梨さんのキャラクターがあまりにも非現実的というか、昔のドラマのようで現代らしさはあまりなく、先も予想できる展開でした。 期待しすぎない方がいいと思います。

    9
    投稿日: 2020.12.21
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    面白かった。ただ、涙が止まらないと聞いて読むと少しガッカリするかも。個人的にそこまで泣けず、もう少し泣かせて欲しかった。

    1
    投稿日: 2020.12.15
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    久しぶりに小説を読んだ。 久しぶりに小説で泣いた。 人はいつ、何で死ぬかわならない。 今この瞬間を生きよう。

    0
    投稿日: 2020.12.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    映画「今夜、ロマンス劇場で」に触発されて彼の作品をブックオフで購入。 上記作品と共通するのは、 主人公は純粋な青年でどこか不器用な面を持つ憎めない人柄 恋愛の行先ははかなく、必ずしも全てがラッキーエンドで終わると言えない その儚さはすこし浮世離れしており、現実に起きうる可能性は極めて低いか、ありえない それでもバッドエンドではなく、温かい気持ちで読み終えることができる その時々を精一杯楽しんで過ごす大事さを思い知らせてくれる 点だと思う。 ファンタジーなのだが、実際に起きうるのではと思わせる、そんなストーリーでした。

    0
    投稿日: 2020.11.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    美咲がニット帽を拾ってくれた晴人に『ありがとう』と告げるシーンが切なかった。晴人に気づかれない寂しさと、老婆の姿を晴人に認識させずに済んだ安堵の気持ちを表現した一文が何度読んでも泣ける。

    1
    投稿日: 2020.11.23
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    桜のような僕の恋人、まさにタイトル通りの作品。割とよくあるテーマで、予想外の展開等はないが、彼らのあまりに純粋で初々しい恋心がすっと心に入ってきて、涙なしには読めなかった。

    3
    投稿日: 2020.11.18
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    Twitterで涙が止まらないと書かれていたので読んでみた。 確かに切なくて悲しいお話。 ただ恋人がどんどん年老いていく病に冒されるという設定がかなりとっぴで、思い切り感情移入するまでは至らず。

    0
    投稿日: 2020.11.10
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    このテの話は男女のどっちかが病気になって、 コンチクショー泣かせてやるぜ というのがプンプンするのかと思っていたら、 その通りでした(笑)。 病気がチト特殊なのでこういう話の展開なんですね。 ガンガン泣けると思っていたのだけど、わりとドライに読めた。 私には普通ーーの小説でございました。

    2
    投稿日: 2020.11.07
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    結末を嘆く描写や、普通の恋愛小説とはかけ離れた人物像に、読み初めはなかなかページが進みませんでした。しかし、葛藤の中で心情が移りゆく様子が各々の視点で描かれている点や、結末を美化しすぎない点が、リアルなもどかしさややるせなさを表現していて後半はかなり引き込まれました。 登場人物の行動は私の価値観とかなり違っていましたが、それぞれが必死に悩み抜いた結果であり、どれも尊重すべき価値観だと感じました。 変わり果てていく中でも変わらないもの…それは悲しい思い出やすれ違いの過去であっても支えになるのだと強く考えさせられました。 自分自身もいつかそれを共有できる人に出会いたいと感じました。 単に読み終わった今面白いというだけでなく、いつの日か読んでよかったと思える作品だと思います。

    1
    投稿日: 2020.11.05
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    桜のような僕の恋人を読み終えて、命の大切さや大切な人とどのように関わるかというのが大きく学べました。どれだけ後悔が無く大切な人と過ごせるかをよく考えさせられた作品でした。人間はいつ命を落とすかわかない。なので一日一日を大切に過ごしていきたいです。ぜひ読んでみて下さい。

    1
    投稿日: 2020.11.01
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    じーんとしました。 毎日理由もなく急いで過ごしている自分に温かいものが湧き起こりました。 正直、途中から「よくあるお涙ものの、可愛い系のうるうる感動系ね」と意地悪な気持ちで読み進めてました。 ←綺麗な優しい青春送らなかったひがみです。 でもでも、予想された展開でさらには使い古された漫画的文章なのに、 優しい空気を伴った情景が想像されて、電車の中で泣きそうになりましたとさ。 学生さんにも人気の作品みたいですね。 センセーショナルなゴシップとかSNSを読む時間を減らして、こういうのをきっかけに(さっきはよくある系とか言っちゃったけど)本を読む時間が増える人が多くなるといいな。 ←何様…。

    5
    投稿日: 2020.10.27
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    数時間であっという間に読み切ることができた。 初めは晴人との付き合いに積極的でなかった美咲が徐々に晴人の良さに惹かれていく描写がThe アオハルだった。晴人の恋愛に対して一途な一生懸命さがとても可愛らしかった。

    5
    投稿日: 2020.10.19
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    どんどん心が痛くなっていくけど、ページを捲る手を止められなかった。 心洗われるな~。。 「桜はずっと咲いていたいんだ・散りたくないんだ、だからあんなに綺麗なんだよ」

    1
    投稿日: 2020.10.12
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    久しぶりに目がパンパンになるまで泣いた 人を思う真っ直ぐな気持ちがすべての登場人物にあった。あと読むだけで風景が鮮明に浮かんでくるような表現で素敵だった

    1
    投稿日: 2020.10.11
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    泣きたくなる本が読みたくなり手に取った一冊 カメラマンを目指す晴人 美容師の美咲 美咲に襲いかかる病魔 二人の想いが良くも悪くもストレートな描写で書かれておりそれがなお一層切ない気持ちにさせる。 良い小説に出会えたと感じた一冊

    3
    投稿日: 2020.10.09
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    作者の宇山圭祐は脚本家だそうで、シナリオとしてのクオリティはいい。 やりつくされた感のある難病ものだが、本作での病気は早く老いてしまうというもの。 女性にとっての老いというものはきっととてもつらいもので、愛する人にその姿を見せたくないという感情はとてもよくわかる。 だから、死を直前にして残りの時間を愛する人と過ごすということがとても難しい。 それにより二人の空虚さが際立つ効果も見られ、また家族の視点から病気を見つめることもできた。 ただ、そのせいで二人のつながりがやや希薄に感じてしまうところがあった。 ラストはちょっと泣きそうになった。 でもそれは悲しさからくるもので、感動とはちょっと違う。 単純なバッドエンドではないが、救われない話は嫌いなんだよな。 ともあれ物語はそこそこ。 問題は文章だ。 第一章は特にひどい。 宇山圭祐は脚本家であって、小説家ではない。 映像作品を作るにあたっては、ロケーションとか小道具とか、気にしなければいけないことは多い。 しかし、小説でそれらすべてを表現しようとすると、ごちゃごちゃしてくる。 重要なところにフォーカスして、どこかを削りながら表現することになってくる。 著者は小説の場で脚本を書いてしまうから、情報過多だ。 そして詰め込んだ割には印象的な描写はなく、感情的な記述も陳腐。 モノローグなんてケータイ小説かと思ったくらいだ。 流行を追いたい気持ちがあるのか、おしゃれアイテムやらビートルズやらを羅列していくのも鼻につく。 どうしてこういう書き方をする人ってみんなビートルズなんだろう? 人気なのはわかるが。 最も受け付けなかったのは、地の文での心理描写を話し言葉(=セリフ)で書いていること。 心理描写というのは、口には出さない感情をどう言葉で表現するかが見どころなわけで、それをすべてセリフで書いてしまうと浅く感じてしまう。 しかもそのセリフがライトノベルのようというか、普通の人は絶対に使わない話し方なものだから、読んでいてむずむずするのだ。 「し、しまった!ガン見してるのがバレてしまった!」とか、 「汗かきすぎだ!止まるんだ汗!この人、氷でできてるのかしら?って思われちゃうぞ!」とか。 小学生が書いているのかと思った。 モノローグ後の1ページ目からこんな調子だから、とても読むのが苦しかった。 中古なら読むのをやめていたところだが、ナツイチに乗せられて新品で購入したものだから、もったいなくて何とか読み進めるしかなかった。 この書き方のせいで、晴人の気持ち悪さが増している。 謙遜とは程遠い卑屈さで、24歳にもなって中学生のように子供っぽい。 ストレートに感情を表現できるというところがあるから、美咲が好きになったのは何とか理解できるが、それを除けばとても魅力的とはいえない。 物語が進むにつれてこの気持ち悪さは薄れて普通の文章に近づいていくが、それならどうして統一できなかったのかと問いただしたい。 序盤のひどさが引っかかって、しばらく物語に入り込めなかった。 書店で数ページ読んでみて、違和感を感じた方はそれをずっと引きずることになると思う。 タイトルと想定だけで購入してしまったことを後悔した。 映画化すれば面白い作品にはなると思う。 しかし、小説で出すべきではなかった。 私は難病もの・お涙頂戴は忌避しているが、それでも読んでみて面白いと思った作品がないわけではない。 住野よるの「君の膵臓をたべたい」の方が面白かった。 著者には脚本家として頑張ってもらいたい。

    3
    投稿日: 2020.10.07
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    前半は退屈で、読むのをやめてしまおうかと思った。 最後の方の【変わらないもの】の写真展のあたりから涙してしまったが、最終章、ずっと死んだ恋人だけを思いながら残りの一生、写真を撮っていけるのかと現実的に冷めた自分がいた。

    0
    投稿日: 2020.10.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    人生、説明のつくことはそれほど多くないなーと思った。 どんだけ合理化しようとしても、できないことにぶつかった時この都についてあらためて考える機会になった。

    1
    投稿日: 2020.10.03
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    久しぶりの出張のお供に。函館から札幌に着く間に読了。うーーん、色々と複雑だけど、高校生ぐらいに読んでいたら涙していたかもなぁ。 2020/8/18読了

    0
    投稿日: 2020.09.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    今まで恋愛者の本を読んで感情移入し泣いたのは余命一ヶ月の花嫁くらいでした。 でもこの本はそれに勝るくらい後半の方からボロボロと涙が溢れ視界が水浸しでした。 表紙が素敵だったので思わず手に取った本でしたが本当に買って良かったと思います。 特に印象に残るのがやはり老いた美咲の姿に気づかず去っていく晴人のシーンです。 てっきりそこでようやく二人はお互いの顔を見れて抱きしめ合う展開がくるのかと予想してたのですがそれは悲しくも打ち砕かれ晴人だけが気付かずに去っていってしまい心の中で〝なんでよ!!!〟って叫んでました笑 辛過ぎて次のページをめくりたくないのにめくる自分がいました。 お兄さんが泣き崩れるシーンや、綾乃さんと別れるシーンも心がズタボロでした 一本の映画を見ているように頭の中でそのシーンが想像できて終わった後にとても大きなため息をつきました。 最初の初々しくて思わず笑みが溢れる二人の出会いからは悲しすぎる展開でした 二人を幸せにしてあげてくれよぉ!! とも思いましたが、それでもこの結末も好きです。 兎に角泣きたい日はまたこの本を読もうと思います 素晴らしい作品に出会えて良かったです。

    0
    投稿日: 2020.09.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    p.100 「晴人君がマスク外すの?」 自分や相手が傷つかないようにと思いながら、一番傷つく方法を選択してると感じてしまいました…。 マスクの場面など、前半のイチャイチャ感が微笑ましかった分、後半はちょっと残念でした…。 皆、もっと幸せになれる結末があったんじゃないかと考えてしまいました。

    0
    投稿日: 2020.09.24
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    最後ほんとに涙が出ました。 すごく泣いた本です。 心の中に残り続けるようなすごく深いお話でお気に入りの1冊になりました。 感動系のお話は最近読んでなくて、久しぶりにこういう系の泣ける本を読んだのですが、涙腺が崩壊されました(⸝⸝⸝ᵒ̴̶̷̥́ ⌑ ᵒ̴̶̷̣̥̀⸝⸝⸝)

    0
    投稿日: 2020.09.09
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    ストレートな恋愛物を最近読んでいませんでしたが、友人に勧められて読みました。 序盤は、美咲と晴人の会話があまりに初心でいささか焦ったく感じてしまいました。 しかし、人生を捧げる程の覚悟で美咲を愛する晴人の気持ちが文章から伝わってきて、愛する・愛されるということがどれだけ人の心を豊かにするのかと感じました。 万人受けする作品だと思います。

    0
    投稿日: 2020.09.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    何度読んでも感動して涙がでる。 美容師の美咲に恋する晴人。カメラマンと嘘をついたものの、後押しされてもう一度その夢にチャレンジする。 耳たぶを切られてしまったことで、(!) デートにこぎつけられ、そこから急接近。恋人同士になれた。二人の幸せはずっと続くと思っていた。。 だけど、美咲は人の何倍も早く年老いる病気にかかってしまった。 晴人の写真展、二人のデートした場所がたくさん「変わらないもの」として展示されている。 帰り道で桜色の帽子をかぶった老婆に会う晴人。。 涙が止まらない。。 人を愛する気持ち、幸せな気持ち、、 ぐっとくる作品でした。

    0
    投稿日: 2020.09.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    同じ女性として、読んでいて本当に胸が苦しくて結末を見るのが怖かった。 24歳の女の子にとって、こんなに辛いことはあるのかと。。 晴人くんに自分の姿を見られるのが怖い気持ち、それでも会いたいともう一度思ったこと、やっと会えたのに公園で会った彼は自分に気づかなかった、落胆と悲しさにどれだけ潰されそうになったんだろう。 立った1人の家族を亡くす恐怖に必死になるお兄ちゃんもまた、どれだけ辛かったんだろう。 涙が止まらなかった。

    1
    投稿日: 2020.08.30
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    初めて小説で涙を流した本。 好きな人が読んでいたから、をきっかけに手に取ってみたけれど出会えてよかったし、気づいたら感情移入していたぐらい読みいってしまっていた。 切ないけど、こんな恋愛ストーリーも好き。

    0
    投稿日: 2020.08.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    切なくて号泣でした。 でも恋愛の素晴らしさも生きる素晴らしさも感じる内容でした。 素直に真っ直ぐ恋愛がしたくなる内容。

    0
    投稿日: 2020.08.18
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    序盤はとてもベタな感動恋愛話だと思い苦手だなという気持ちだったが、終盤 自分が想像していた通りに物語がなっていかない感じがよかった。 映画化ありそうだな〜

    0
    投稿日: 2020.07.29
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    後半を電車の中で読むんじゃなかった… 桜の花というのは喜びや悲しみや日本人の心に独特の感情を与えてくれるものだ  晴人のような真っ直ぐで 格好よくはないけど誘ってくるような男の子は今の時代いないだろうなあ

    1
    投稿日: 2020.07.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    まだ大学生だけど、老いというものについて深く考えさせられ、若さ・健康のありがたみを痛感した。 美咲が写真展の作品をみたシーンは涙が止まらなかった。 この本を読んで、変わらないものとして、写真がずっと残り続けることを実感し、これから撮る何気ない写真もそんなふうに残っていけばいいと思った。 最後のすれ違いは悲しかった。

    1
    投稿日: 2020.07.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    兄妹愛がとても素敵でした。 親を亡くした分、絶対に妹は守ると決めたお兄さんの覚悟、頼もしさが何より胸にきました。 また、私が綾乃さんの立場なら、どのような気持ちになるのだろうか、と何度も考えました。決して、お兄さんに対しては干渉しすぎず、大好きな人(お兄さん)が自分とは距離をおき、ボロボロになって行く姿を、まだ結婚できると信じて待っている、と見守る姿はとても人としてできた方だなと思いました。 美咲さんの、好きな人に老いた姿を見られたくないという気持ちは、女性としてすごく分かることです。 老いは誰だって嫌だけど、誰にだってくるものなので、老いとうまく付き合っていきたい。ただ、いつまでも綺麗でいたい、好きな人に綺麗だと言ってもらいたいなと強くおもいました。 お付き合いが長くなると、一緒にいられることが当たり前になりますが、当たり前のことに感謝して、大事にしていこうと思いました。

    0
    投稿日: 2020.07.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ヒロインの名前が「美咲」だったからという不純な理由で買ってしまった。 凄く切ない物語で、涙が止まらなかった。生きる事について、考えさせられた。

    0
    投稿日: 2020.07.07
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    移動中の電車で読み終わり人目を憚らず号泣してしまいました。 人間の儚さ、無力さのようなものを痛感したと同時に愛する人へ愛を伝える大切さを実感できる作品でした。 すごくおすすめの一冊です。

    1
    投稿日: 2020.06.26
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    繊細、儚い、美しい、切ない.....もういろんな感情がサラサラと流れ込んでくる感じ。 ぐちゃぐちゃした気持ちで切なくて悲しいけど、決して嫌な感じではなくて心地良い感じ。 この本自体が桜の様。 そして単純に読みやすい。すぐに読める。手に取りやすい。

    1
    投稿日: 2020.06.19
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    きっと泣ける小説なのだろうと読み進める。カメラマン見習いの晴人と、新米美容師美咲は、美容師と客として知り合う。ありえない出来事で距離を縮める。 のちに、美咲の難病が発覚、不治の病と知る。治療のすべもなく、怪しいと危惧しながらも遠方の治療院へ連れてゆく兄(一緒に支える婚約者)、その気持ちが痛いほどわかる。家族というものは、何としてでも病気を治すからと出来るだけのことはするものだから。 ニット帽のくだりでは、やはり泣けた。晴人が後で気づかなかったのを知った混乱と絶望。そこからどうやって立ち直るか。 人はどんなときでも腹は減るー生きるために腹を満たしてる自分。 愛する人のいない新しい季節も巡ってくる。それが現実なのだと伝わるのもがあった。登場人物がみな温かくて心に響くものがありました。

    16
    投稿日: 2020.06.16
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    大切な人をもっと大切にしたいと思いました。 その時間がかけがえのないものだと感じることができました。

    0
    投稿日: 2020.06.12
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    後半は文字が霞むほどに涙がとめどもなく溢れてきて拭うのももどかしく読み続けてしまった。悲しくも切ないラブストーリーと言葉にしてしまうと薄っぺらくなってしまう。 お互いを想い合う2人の気持ちが複雑に交錯して悲しいはずなのにどこか暖かみも感じてしまう深いお話だった。桜がキーワードとなって喜びも悲しみも様々な感情を優しく包み込んでいたなぁ。いつもそばで見守ってくれた兄の存在も不可欠。 私にとってとても大事な一冊になった。

    2
    投稿日: 2020.05.31
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    ストーリー自体は小説も映画もよくある話だった。 でも主人公の嘘とか所々に現実でもついついしてしまうような共感があったり、泣いてしまう様な人物それぞれの思いがあったり、スイスイ読めてしまう。

    0
    投稿日: 2020.05.28