
総合評価
(576件)| 206 | ||
| 186 | ||
| 115 | ||
| 35 | ||
| 4 |
powered by ブクログカメラマン見習いの晴人と、新米美容師の美咲。恋に落ちた二人だが、美咲は人の何十倍もの早さで年をとる難病を発症する。2人はその病気とどう向き合っていくのかー よくある難病絡みの恋愛ものだけど、素直に感動する 彼女の病気は早老症の1つであるファストフォワード症候群で、他の早老症の疾患よりも進行がかなり早いらしい ちなみに日本ではウエルナー症候群が多い (5-6万人に1人が発症) 見た目だけが老い続けることで、社会から取り残されるような、孤独になっていくような感覚 どれだけ辛いだろう
0投稿日: 2022.02.17
powered by ブクログファストフォワード症候群というものがあることを初めて知った。 自分がその症状になったらどうするかなぁと考えながら読んだ。 好きな人と一緒に年をとれることは幸せなことだ。
0投稿日: 2022.02.13
powered by ブクログ雲ひとつない春先の青空のような、桜の花びらが散る風景にふさわしい、澄み切った純愛。美しくて儚い桜のような彼女と僕の、短くて長い春のような恋。ふと空を見上げて、明日は晴れだといいな、なんて願う自分がいた。 美咲を最期、晴人は老婆になった美咲に気づかなかったという解釈のまま死なせてあげたのは、作者の女性に対する敬意だと思った。晴人にとっては一生の後悔になってしまったけれど、女性にとって美しさは生涯付きまとう呪いのようなものであり、恋人の前では美しいまま死にたいと女性なら思うかも、という考えを上手く表現していて、素敵でした。 そして晴人…こんな理想の恋人いませんよ。私が女だからかもだけど、嬉しい本ですよね。辛い物語なのに、同時に幸せでした。恋人がたとえ醜い姿になっても、来年まで生きられなくても、また会おうね、またどこかに行こうねって言ってくれる人いないって(号泣)この結末だと晴人は25歳にして亡くなった恋人を抱えたまま生きることになるのが切なすぎて胸が苦しいです。彼はおそらくもう恋人作れないだろうな……と思うと私がめちゃくちゃしんどいです。 いい人しか出てこないし、そもそもこの設定で泣かんやつおらんやろ!と謎の反抗心を抱いて必死に涙を堪えながら読みました(結局泣いたけど)美しさと老いが怖くなってもう一生すっぴんでいようかなとか思いました(違う?)愛する人と一緒に年老いていくことを楽しめる人になりたいな。
5投稿日: 2022.02.10
powered by ブクログ半分以上からずっと気持ちが悲しくて、読めば読むほど苦しくなったけど、心情がリアルで共感できることばかりだった。
1投稿日: 2022.02.10
powered by ブクログ桜のように儚く美しい恋の物語…なんて…。ケッと思いながら読み始めたけど、泣いた。とにかく泣いた。 ありふれた表現ばかりの文章で展開も王道だったけど、たくさん泣いた。泣きたい気分の時にオススメです。
3投稿日: 2022.02.03
powered by ブクログ後半ずっと涙が止まりませんでした。 小説は初心者ですが、この小説はとても感動するし、一人一人の気持ちが繊細にかかれてて、素晴らしい作品だと思いました。 是非皆さんに読んで頂きたい本のひとつです!
0投稿日: 2022.02.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
今まででいちばん感動した作品だった。 読みやすい文章で感情移入しやすかったのもあるかもしれない。 読み終わったのはだいぶ前だけれど今思い出しても泣けてくる。 病気になった本人の辛さ、周囲の辛さ、それぞれの気持ちが想像しやすかった。 好きな人に気づいて貰えなかった美咲、ニット帽で事実に気づいてしまった晴人の心情、それぞれの気持ち考えなくても読み取れてしまう。ここでさらに泣いて、手紙でも泣けてしまった。 ベタな恋愛小説が苦手な私でも読みやすくて色々な人におすすめ。
1投稿日: 2022.02.02
powered by ブクログ本なんかで泣いたことない私は半分疑ってたけど、 友達が絶賛してる意味がよくわかった。 最近読書にハマった私でもすごく読みやすい文章、 でもとても繊細な表現。 後半涙が止まらなかった、、 病気になった本人がいちばん辛いけど、 周りの人のつらさもすごく伝わってきて辛かった。 私がこの病気だったらどうしていただろう。 こんなに強くは生きれない、美咲は強いなと思った。 最後晴人が遺品の中のニット帽に気づいた時、 本当に本当に切なくてたまらなかった。
1投稿日: 2022.02.01
powered by ブクログ病気になった本人が1番辛いけど、周りの辛さがよくわかる物語だった 後半泣いた 最初の耳たぶのシーンは最初はグロって思ったけど最終的にそのシーンあってのこの物語だなって納得した
0投稿日: 2022.01.27
powered by ブクログ正直最初は、展開も表現もありきたりだなって感じたけど、気付いたら涙が止まりませんでした。 小説で泣いたのは久しぶりです。 哀しいのに愛で溢れてる。 愛って素敵だなと思える作品でした。
1投稿日: 2022.01.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
メモ 読みやすいけど、文体、表現がわたしの感性に合わないのか…、涙ぐむ箇所は所々あるけれど、感情移入し切れなかった。前半、うだうだと読み進め、中盤~終盤にかけては一気に読むことができた。 ・限られた時間、自分を大切にしてくれる人との今、を大切にしたい ・弱ってる時こそ、弱みにつけ込む奴らに手には乗りたくない ・ニット帽の箇所、切ない! ・患者の葛藤、患者家族の葛藤、看護師の葛藤…兄と兄恋人の底なしの愛情が染みた。ここまで他人を愛することが自分に出来るのか?
4投稿日: 2022.01.24
powered by ブクログカメラマンを目指し上京した青年・朝倉晴人は偶然入った美容室で美容師・有明美咲に恋をした。やがて惹かれ合う二人は恋人同士となるが、、、 クセがない文章ですいすい読める。 耳たぶが切れるほどのはさみってあるのか、、 それと切れ耳たぶってくっつくのか、、、
0投稿日: 2022.01.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
桜のようにひとときしか綺麗なままでいれない美咲に切ない感情を覚えた。 晴人のギャラリーを見に行った美咲とすれ違っているのに気づけない晴人が後々後悔したところになんとも言えない感情だった。
2投稿日: 2022.01.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
学校の図書館で目に止まった。 早老症の彼女の人生。 誠実な彼と努力家の彼女の姿に心を打たれた。 最後、写真展に行き、早老症に犯された彼女の姿に気付けない彼の姿には本当に複雑な気持ちになったし、そのあと、彼が彼女と会っていたと気づいた時も本当にこっちまで悔しくなった。 1日1日を大切に、全力で生きよう、毎日やり切ったと思えるような人になろうと思った。 夜中1人でボロ泣きだった。
2投稿日: 2022.01.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
本を読んでこんなに泣いたのは初めてです。 この男女の距離感がまた切なさを生み出す。 私としては、騙したやつが許せなかった。。。
2投稿日: 2022.01.08
powered by ブクログ全く小説に興味がなく、読むのは小学生ぶりだった私でもすらすらと読めて面白かったです。正月の暇なときにでも読もうかなと思っていたのが年を越す前に読み切ってしまいました。 題名と主人公美咲の名前の意味が最後になって意味が分かり、桜は綺麗だけど儚いものだなと感じました。
1投稿日: 2021.12.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
とても読みやすい本でした。 泣きながら読まれたいる人もいるようですが、わたしは泣けなかった。 恋の始まりから晴人の不器用で健気なキャラが可愛らしくて微笑ましく、前半は悲しく暗い物語という感じはしなかった。 結局、病気になってから再会することはないままなんて…(まっ、実際は再会したんですが)予想外でした。 美咲の最後の姿に気づけなかった事に気づいた時はとても胸が熱くなりました。でも泣くことはなかったなぁ。 実際に別れてから顔を合わすことはなかったけど、二人で病気や死に向き合い支え合って残りの命を全うしたって事になるのかな。
5投稿日: 2021.12.27
powered by ブクログ人生はほんの一瞬で大きく変わる。 信号が赤から青に変わるくらいの短いじかんで、 人はこんなにも幸せになれるんだ。
1投稿日: 2021.12.27
powered by ブクログベタな小説で泣けるとは… 読み始めた時は絶対泣かないと思ったのに、1回感情移入しちゃうとしんどい… 老いていく辛さは女の人のが分かるかもしれない
0投稿日: 2021.12.25
powered by ブクログ死と愛を描いた小説は定番のストーリーがあるとは思うけど、やはり泣けました。 2人の思い出が、当たり前の日常だけど、当たり前じゃないことを教えてくれる、そんな物語でした。 いつ事故、病気になって死ぬかわからないからこそ毎日大切に生きるべきだと思うし、恋人が病気になっても支えたいなと思った。でも美咲の隠したい気持ちも分かる、、、。
0投稿日: 2021.12.19
powered by ブクログ自分にもまだ感動することで、これほど涙(と洟)を流すことができるということを、教えてくれた作品。 よくある恋愛小説だが、ファーストフォワード症候群(ウェルナー症候群)という難病に侵され、老いていく姿を恋人だけには見せたくないという切ない思いが、ヒシヒシと伝わってくる。 前半の出会いから付き合うまでの初々しい感じから、後半は一転して二人の思いがすれ違う切なさが胸に突き刺さる。場所を選んで読まないと大変なことになってしまう作品。 老若男女、LGBTQ全ての人にお薦めの作品である。
2投稿日: 2021.12.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
久々に珍しくこの手の本を読んでみた。 侮れない。侮ってすみませんでした。読み終わった後はなんとも言えない寂しが押し寄せました。 少しだけ登場人物などの会話などどこか安っぽく感じてしまう描写もあるように感じたが前半は主人公の純粋でひたむきな恋心といざという時に勇気を振り絞ることが出来る逞しさとそんなひたむきな彼に心が揺れ動く美咲。なんだかうまく言えないが良いなって。こんな綺麗な恋があるんだなあと。 そしてそんななか確実に進行していく難病。 ほんの小さな幸せを切に願い合う2人を残酷にものすごいスピードで引き裂いていく。 本当は好きでたまらないのに自分の姿を愛する人に見せたくない一心で一人でそんな過酷な難病と闘う美咲の気持ちを思うとすごく切ない気持ちになりました。 主人公も何も知らされずに一方的に振られて恋人が出来たと言われポッカリと心に穴が空く感覚が読んでてみて取れてまるで自分の心に穴が空いたかと錯覚したくらいです。 全てを知った頃にはすでに美咲は変わり果てた姿に。 もう少しだけ。もう少しだけ長くいて欲しかったな。とすっかり物語に飲み込まれてしまいました。 ファストフォワード症候群。実在する難病らしいですがその響き以上の恐ろしさや残酷さ当たり前であることがどれほどありがたくて尊いのかを考えさせられました。 良い物語だった。ありがとうございます。
0投稿日: 2021.12.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
実際にある病気だし… 若いこれからの未来に期待を寄せる女性には辛すぎる現実 ただ最後… そういう感じなのかと わたしも娘も驚いた 気づかない…とは…
0投稿日: 2021.12.04
powered by ブクログ今度映画化もされるということで読みました。コミカルな文章でサラッと読めました。彼女と歳が近いこともあり自分がそんな風になったら…と考えると悲しい気持ちになった。綾乃さんと彼女の関係性に少しうるっときました。
0投稿日: 2021.12.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「この恋は世界で一番美しい雨」の感想で、この本のことが書かれていて、気になって読んでみた。貴司がいいお兄ちゃんだなぁと思った。この作者はあまりハッピーエンドは書かないんだなと思った。この感想、「た」で終わるのが多いと思った…。
0投稿日: 2021.11.27
powered by ブクログ毎日何気なく過ごせている日々は 決して当たり前なことではないのだと感じた。 いつ大切な人に何が起こるか誰もわからない。 だからこそ、1日1日を大切に生きようと思う。
2投稿日: 2021.11.12
powered by ブクログ恋愛もので泣きたくて選んだ一冊。 想像通り思いっきりベタだっただったけど、美しい話だなあと思った。 ちなみに私も生まれて20年、点滴も採血も入院もしたことないって健康自慢してたけど、この間髪に白髪まざってたの思い出した、、、 え、大丈夫だよね…?
0投稿日: 2021.11.11
powered by ブクログ本当に感動した。絶対に家で読みましょう。 限られた時間を精一杯にいきる美咲と、一度は棄てた夢に向かって再び歩み始める晴人の一生懸命な姿に心打たれた。
1投稿日: 2021.11.08
powered by ブクログ健人くんが晴人を演じることが発表されて、前々から気になっていてブクログに登録してたのでこの機会に購入。一気読みしました。こんなに悲しくて暖かいお話、久しぶりに読んだ…心が締め付けられました。
0投稿日: 2021.11.05
powered by ブクログ切なくてでもあたたかい。 お互いに想い合ってるけど上手く通じ合えてないところも含めて、本当に綺麗な作品だと思った。
0投稿日: 2021.11.04
powered by ブクログとても悲しい話でした。 そんな残酷な病気があるんかと思って調べたらほんとにあるんですね。 終始号泣してました。
1投稿日: 2021.11.04
powered by ブクログ【桜のような僕の恋人】 宇山佳祐著 ーーーーーーーーーーーーーーーーー 〜あらすじ〜 美容師の美咲に恋をした晴人。 彼女に認めてもらいたい一心で、一度は諦めたカメラマンの夢を再び目指すことに。 そんな晴人に美咲も惹かれ、やがて二人は恋人同士になる。 しかし、幸せな時間は長くは続かなかった。 美咲は、人の何十倍もの早さで年老いる難病を発症してしまったのだった。 老婆になっていく姿を晴人にだけは見せたくないと悩む美咲は……。 桜のように儚く美しい恋の物語。 (文庫裏表紙のあらすじより) ーーーーーーーーーーーーーーーーー 〜感想〜 久しぶりに泣ける小説に出会えた気がする。 あらすじから察しはつくと思うけど、すごく切ない。 晴人が美咲をデートに誘うところは凄く応援しちゃうし、 2人の交際が凄く初々しくて、 読んでるこっちまで凄くニヤニヤしちゃうくらいの展開から、 徐々に徐々にと砂時計の砂のように気持ちが落とされる。 美咲の心情だけでも泣けるのに、 美咲の家族、晴人の行動、晴人の職場の人の優しさにも泣けてくる。 一緒に見た桜。 一緒に見た花火。 一緒に見た海。 これからも色々な景色を2人で見るはずだったのに…。 最後切なすぎる…。 この小説は中島健人さん、松本穂香さんで映像化されるみたいで楽しみです。 秋に咲く桜ジュウガツザクラ気になったから探しに行こうかな。
0投稿日: 2021.11.03
powered by ブクログ友達にすすめられて読んだ。 時間とか忘れて夢中になっちゃうくらい面白かった! 本で泣いたのはこれがはじめてかも。
0投稿日: 2021.10.31
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
最初2人は最悪の出会いから始まり、お互いの存在や周りの人の関わりによって成長していく。美咲の病が見つかってからの展開が早くてページをめくるごとに悲しくなりました。時間が過ぎても「変わらないもの」があるのだと感じました。久々に泣きました。
1投稿日: 2021.10.29
powered by ブクログ内容は在り来たりな内容で、結末も想像出来る内容だった。しかし、結末が分かっていても涙は出てしまう。四季の移り変わりによって話が進んでいくので分かりすく、登場人物の心情が上手く書けていた。だからこそ、病気の進行速度がいかに早いかが伝わった。 恥ずかしながら人よりも何倍ものスピードで老いていく病気があることを知らなかったので、ネットで調べて画像を見たとき絶句した。世の中には様々な病気があるが見た目が変化していく病気はそう無いだろう。同じ女性として、好きな人に老いていく姿を見せる事に躊躇する気持ちは痛いほど分かる。身内ならまだしも、好きな人には綺麗なままの姿の記憶のまま留めていてほしいと思うだろう。ツラいしか言えない。 特に最後の2人がすれ違ってしまうシーンは切なくて、切なくて…思わず涙が溢れてしまうシーンだった。
0投稿日: 2021.10.29
powered by ブクログもう涙が止まりません…刹那過ぎる。 最後にもう一度、美咲を抱きしめてあげて欲しかった そして、あの最後に…満面の笑顔が見たかった。 そして、可愛いよって言葉にして欲しかった。 そして、最後は彼の腕の中で逝って欲しかった。 それが全部叶わないのが刹那。
8投稿日: 2021.10.17
powered by ブクログずっと気になっていて読みたかった作品 晴人の一途な恋に感動した。 愛することが、それぞれの頑張りの源であり、生きる糧になっていること。 愛することの素晴らしさを感じ、切ないが、それと同時に心が温かくなる作品だった。 非常に読みやすく、この作者の他の作品ももっと読んでみたい。
0投稿日: 2021.10.15
powered by ブクログずっと気になってた作品 (愛する人に可愛いと言われて) 誰かに一生懸命好きになってもらえるの 女の子として生まれてきた幸せのひとつ この街にどれだけの人が溢れていても、どれだけの喧騒で埋め尽くされていても、彼女の声だけははっきり聞こえた 儚くて美しくて、 大切な人、時間、やりたいこと、もっともっと大切にしようと思った。 どれだけ変わってしまっても、 変わらないものとして、カメラで写真に残したいとも思った。
0投稿日: 2021.10.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
途中から涙がとまらない、苦しかった 特に最後の帽子が飛ぶところ、そして遺品整理のときにあの老婆が彼女だったことに気づくところがよかった
0投稿日: 2021.10.10
powered by ブクログ登場人物みんな純粋で、心の中が真っ直ぐに伝わってきた。ストーリーが分かりやすくて、とてもスラスラ読めた。後半は涙が止まらなかった。老いていくことの怖さ、もし自分が美咲ちゃんと同じ病気にかかったら、どうするだろう。恋人は私のことを受け入れてくれるのかな、色々な療法に縋ってしまうのだろうな。自分と登場人物の年齢が近かったから重なるものが多かった。
0投稿日: 2021.10.05
powered by ブクログ勿論いい話で感動したのですが、やはり不自然と言いましょうか、登場人物全員があまりにも純粋過ぎてフィクションだなぁという感じはありました。ですが、その分なんの嫌味もなく純粋に良いお話でした。心が穏やかになります。
0投稿日: 2021.09.30
powered by ブクログ美容師として働いている美咲に春人が恋する。 しかし美咲は早老病になる。 今まで見た目ばかり気にしていたけど、中身を好きになってくれる人と素敵な恋がしたいと思える作品だった。
0投稿日: 2021.09.21
powered by ブクログすごい感動して泣きました。 最後の方の言葉選びがとっても心に染みました。 あたしも頑張ろうと思えました。
0投稿日: 2021.09.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
電車の中で涙を堪えてしまった。 24歳にして早老症になってしまった美容師の美咲と彼女に一目惚れしたカメラマンを夢見ていたがフリーターだった晴人の物語。 日々みすぼらしくなっていく容姿によって二人は別れることになるが、その後先輩の個展に参加させてもらうことになり、その会場に赴く美咲。すれ違ってニット帽を拾ったにも関わらず気付けない晴人。そのことにも触れない美咲から晴人への最後の手紙。 涙なしには読めなかった。
0投稿日: 2021.09.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
集英社の「ナツイチ」にあったので読んでみた。 ストーリーをあらすじで読んでいたからわかっていたんだけど、 むか~~し、玉木宏さんと宮崎あおいさんの映画「恋愛寫眞」のアレだな・・。 あの映画がほんっとに最高に好きだったから、どうしても私の中で二番煎じになってしまう。あれを見てない人は超感動なんだろうな・・・って。 ただ、「恋愛寫眞」のほうはこの病気になって老いて行くのを見れてないから 実際、この病気になってしまった本人の苦悩が描かれているのは全然ちがうところ。 最後、美咲に気が付かないけど、そのほうがよかった・・って思う。 自分のその姿を見られて、どういう反応されても辛いだろうし。 でも、美咲は大好きな晴人に会えたんだし。 こちらも映画化されるらしいのですが・・・あ、ネトフリだけなのか。
0投稿日: 2021.09.19
powered by ブクログ1番泣きました。これ以上ないくらい小説で泣きました。今まで読んできた中で1番大好きな小説です。こんなにお互いを想えるくらい素敵な恋愛をしてみたいと感じました。
0投稿日: 2021.09.18
powered by ブクログ途中で登場人物の感情の機敏や変化についていけなくなったが桜や花火、写真などが幻想的な雰囲気で少しほろ苦くも甘い空気感が鮮やかな情景を思い浮かばせて良かった。
1投稿日: 2021.09.13
powered by ブクログ今まであまり恋愛小説読んでこなかったので、本で泣けるのかと思っていたが、自分でも驚く程に泣けた。前半部分の笑いありの純粋な恋愛模様も素晴らしかった。後半は闘病生活を描いていて、2人の儚い想いやお兄さんの愛など、大切なものがたくさん詰まっている作品だった。
0投稿日: 2021.09.12
powered by ブクログあ〜よくある純愛のやつ〜って読み始めたんだけど、やっぱり泣いてしまった。美咲のように希望がない状態の時になった時、どうやって希望を見出すことが出来るのだろうかと考えてしまった。
0投稿日: 2021.09.11
powered by ブクログ感動と切なさで感情が揺さぶられました。 時間は進めど、過去の思い出は変わらない。 記憶に残る変わらない思い出を作る為には、今その瞬間に浸り切ること。 そしてその為には時間を大切にすること。目の前の人を全力で大切にすること。 「読んで良かった」と「読まなければ良かった」という感情が交差するくらい、美し過ぎて切な過ぎる作品でした。
0投稿日: 2021.09.10
powered by ブクログセカチューみたいな、純愛で彼女が病気を患って死んで泣けるものでありがちな設定だなと思ったけど、終盤は涙が止まらなかった。 病気がわかった時点で晴人に伝えて最期までの時間を一緒に過ごせれば良かったのになーと思う。 自分が突然こんな病気を告げられたらと思うとすごく怖い。 晴人と真琴は良い感じだったけど、晴人が美咲のこと忘れられなくて、真琴に振り向かなかったから、海外に行ってしまったんだろうな。 綺麗な良い思い出は忘れられないし、晴人は次の恋はできなさそう。 美咲も晴人も見てて歯痒かった。
0投稿日: 2021.09.08
powered by ブクログこの小説は写真好きの方にも読んでもらいたい作品だと思った。自分が何を撮りたいのかがふと分からなくなったとき、この本を手にとって、その意味を見出してほしい。
1投稿日: 2021.09.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
愛する人に老いていく姿を見られたくないという美咲の気持ちと別れた後もなんだか美咲のことが忘れられない晴人の気持ちに共感できました。
1投稿日: 2021.09.02
powered by ブクログ今この世の中に同じ病で辛い想いをさている人がいるんだろうな…って。 なのに自分はやはり他人事で小説だけの世界だと思ってしまう。 1日も早く治療法が見つかり主人公たちのように悲しい思いをする人が減りますようにと願っています。
3投稿日: 2021.08.31
powered by ブクログ物語の結末が予想出来ているのに、それでも感動して泣いてしまいました! 相手を思いやる2人の気持ちがとても心に沁みました!
2投稿日: 2021.08.30
powered by ブクログ美咲の本当の辛さを周りに見せないのはすごい。自分なら耐えられない。涙があふれる。周りのサポートも素敵。自分の周りの人と照らし合わせるとつらい。変化していくこの世の中でも、その時の思い出は「変わらないもの」である。カメラはいいね
1投稿日: 2021.08.30
powered by ブクログとても感動しました。 物語にのめり込んでしまいあっという間に読み終えてしまいました。終盤の展開には涙が止まりません。
1投稿日: 2021.08.29
powered by ブクログ王道系な、恋愛モノだけれども、めちゃくちゃ泣いてしまった(笑)好きな本の上位に入るくらい、感動した。 綺麗事だけが、書かれておらず良い意味でも、悪い意味でもある人間っぽい感情が細やかに書かれていた。 自分だったら、美咲と同じような判断が出来ないかもしれない。感情移入ができて、読みやすかったと思う。
0投稿日: 2021.08.23
powered by ブクログ前半はとても軽い文章で読みながら何度も笑ってしまった。 季節が進むにつれて美咲の病気を受け入れられない気持ち、晴人との別れ、日に日に進む老化に対する苦悩がつらかった。 夏の終わりから泣いてしまい、たびたび涙が溢れた。 人よりも早く老化が進む。 周りの人たちは昨日と変わらず綺麗な肌なのに、自分だけがどんどん皺々になっていく。 女性にとってどれほどの気持ちか、そんな姿を好きな人に見られたくないという思いを痛いほど感じた。 桜はきっと散りたくないんだ。 だから桜はあんなに綺麗なんだよ…… カメラは風景や人の笑顔をハサミみたいに切り取って写真に閉じ込めちゃう魔法の道具。 人は忘れたくないこともいつか忘れちゃうし笑時間は流れてて同じ時は二度と訪れないけど、でも写真があればずっと忘れずにいられる。 写真を撮られるのは好きじゃない。 それでも好きな人と過ごす大切な時間を写真に残しておきたいと思った。
1投稿日: 2021.08.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
人は何に惹かれるのでしょうね 外見? そこからの雰囲気? 一目惚れってなると きっかけは外見なのかもしれません そう考えると最初は外見 その先に少しずつ近づいていく 言葉を交わし 一緒に過ごして 自分の気持ちと相手の気持ちを、近づいていく じゃぁその外見が変わっていくとしたら 自分の方が先に ものすごい勢いで 変わっていくとしたら どんな気持ちになってしまうのか どんな人だって少しずつ変わっていく中で 自分だけがものすごい勢いで老いていくとしたら 最初のきっかけであった外見が失われていくのだとしたら 思い出が積み重ねられた時の 最初の思いは? 変わっていくもの 変わらないもの どんな気持ちを表現しようとするのか 外見から何がある? どういう思いになる 老いるのが逆ならどんな気持ちになるんだろう 好きだから伝える 好きだから伝えない どこまで正直に言えるのか 上手な嘘をつくことが優しさ? 全て正直に伝えることが優しさ? わかる?わからない? わからない中で、 何を考えるのか 要素だけなら いろんなところで読んだことがある物語です さぁその先へ
0投稿日: 2021.08.21
powered by ブクログめちゃくちゃ感動した。 自分の周りの支えてもらってる人を何があっても大切にしようと思えた作品だった。
0投稿日: 2021.08.13
powered by ブクログこの小説の存在を知ったのは「桜のような恋でした」というマイナーです当時USAGIというユニットの曲を見つけて書き込みにあったコメントからでした。 発表された時期は曲の方が数年早いのでコラボでもないですが、最終章読みながら曲を聴いたらウルウルしちゃいました。
0投稿日: 2021.08.10
powered by ブクログ映画化もされるみたいで楽しみ! 病気って夢も希望も奪ってしまう。 本当残酷だなって思う。 ハルトがミサキと過ごした日々をいつまでも覚えていてくれれば彼女は幸せなんじゃないかな。 1日1日をもっと大切に生きなきゃいけないと思わせてくれた作品だった。
0投稿日: 2021.08.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
恋愛系はあんまり読まないけど、勧められて読んでみた。恋人が病気になってしまって…というお話、たまにあるけど、やっぱり人が病気で弱っていく、亡くなってしまう、という話は悲しくて悲しくて。美咲ちゃん、晴人くんはもちろん、お兄ちゃん、綾乃ちゃん、仕事で出会う人々。みんなにとって苦しい。晴人くんに伝えたいな。美咲ちゃん、きっと幸せだったよって。生きていれば、親しい人との永遠の別れは避けられないけれど、自分なりに後悔しない思う道を選びたい。
0投稿日: 2021.08.06
powered by ブクログ当たり前の日々、そんな日常のありがたみを感じられた。 いつ、何が起こるかは誰にも分からない。 自分自身に何か起こるかもしれないし、家族や友達、大切な人に何か起こるかもしれない。 つまらない、何気ない日々だとしても、1日1日を大切に。 強く、強く 生きていきたいと思った。
1投稿日: 2021.08.05
powered by ブクログお別れというものはいつ突然やってくるかわからないから、感謝の気持ちは伝えることができるときに伝えろというのはよく言われることだけど、この物語を読んでそのことを身に染みて感じることができた。 今大切な人に謝罪や感謝の気持ち、愛情を伝えようとしてるけど勇気が出ないという人の背中を押してくれるような、そんな物語だと思う。
1投稿日: 2021.08.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
人はいつ亡くなるか分からないから、今この瞬間を大事にしようと思った。作中、美咲はたくさんの後悔をしていたけれど、それは後悔するしか選択肢がなかったことで、今の自分には後悔する以外に行動する選択肢があるから、絶対後悔しないように生きようと思わせるそんな作品だ。
0投稿日: 2021.07.27
powered by ブクログ来年ケンティーが映画やるから読んでみた。 先を読むとつらいってわかってるのに何故か読み進める手をやめれなかった。あっという間に読み終えてしまった。 読み終わって本のタイトルの本当の意味がわかる気がした
0投稿日: 2021.07.24
powered by ブクログ好きな人の為ならば、自分が傷ついてもかまわない。そういう美咲の姿に心を打たれました。 最初のほうは、甘い恋愛物語だが、彼女の病気が分かってからは、切ないラブストーリーへと変わります。 何回読んでも、泣けますよ。ラストが1番感動します。
0投稿日: 2021.07.23
powered by ブクログとても感動した。泣いた。 少し切ない恋のお話。 自分がこのお話の女の子だったらと考えると心が痛くなる。彼氏も同様。
0投稿日: 2021.07.22
powered by ブクログ耳たぶから始まる恋なんて凄い斬新な始まり方だなと思いました!!だけど晴人くんも美咲ちゃんも2人とも辛い思いをしながらすれ違ってしまうところが良かったです。この本1冊で凄い泣けました
0投稿日: 2021.07.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
読み始めは、面白くて笑ってしまうような文章。 しかし読み進めていくと美咲が早老病という病気に罹ってしまい…。 病気がわかってからの話の展開が、切なく心苦しかった。 人を綺麗にしたいという思いから美容師になった美咲だからこそ、自分の老いていく様を受け入れられない姿は本当に胸が締め付けられた。
0投稿日: 2021.07.19
powered by ブクログ荒削りな感じがする文章。 でも、読んでいると どんどん登場人物達に 引っ張られていく。 知り合いの中学生に薦められて読んだけど、 確かに中高生に特におすすめ。
0投稿日: 2021.07.18
powered by ブクログ好きなアイドルが晴人役するって知ってるから晴人をそのアイドルに重ねてしまって尚更泣けた、結末はもうあらすじ読んだ時点でわかるのにそれでも泣いた小説で泣いたの数億年ぶり 最後、晴人が美咲のこと気づかなかった時は本当に晴人のバカ!!って思ったけどね…
0投稿日: 2021.07.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
"桜のような僕の恋人"というタイトルそのままのお話でした。 恋人である美咲が、人の何倍もの速さで歳をとってしまう病気になってしまうというお話。それを彼氏である晴人は気付けずに、すれ違ってしまうふたりがもどかしかったです。 年をとった美咲に晴人が気付けなかったところは本当に晴人を投げ飛ばしたくなりました。病気のことを知っていたんだからあれは気づかないとダメでしょ.....美咲を思うと私も悲しかったです。 話のストーリーがわかりやすいためサクサク読めました。ただ、少し話が単純すぎるように感じてしまったことと、あまり各登場人物を好きになれなかったことでこの評価にしました。
0投稿日: 2021.07.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ハッピーエンド好きの私からすると結末が好みではなかった 感想で言うならば涙が止まらないとても良い作品だった 命を桜に例えたところは凄いと思った また時間があったら読めれば良いなと思うくらい そのため評価星4
0投稿日: 2021.07.11
powered by ブクログ桜は散りたいと思ってない咲きたいと思っているっていう考え方素敵やな ハッピーエンド大好きおじさんなのでもう少し救いが欲しかったな、、、
0投稿日: 2021.07.11
powered by ブクログ何と言うか・・・読後感があまりよろしくない。そして浅い。ハッピーエンド好きの私に合わない本を選んでしまった。
0投稿日: 2021.07.08
powered by ブクログ病気系のストーリー。 のめり込んで読み進めてしまうと、物語の状況が辛くなれば読み手も辛くなって涙がでてきてしまいますね。 誰かから愛されるのはすごく幸せな事だなと。 ‘‘桜のような“恋人との儚い恋愛小説。
0投稿日: 2021.07.05
powered by ブクログ1日、いや、4時間で読み終わりました。4時間泣きっぱなしでした。 桜って人の記憶を確立させる力があるなあって改めて思いました。 付き合いたての恋人と桜を見に行ったときに、男女グループで富士急行くことに誘われた(彼は断ったが)話をされ、勇気を振り絞って「行ったことがないから行くなら私と一緒に行って欲しい」って桜並木を歩きながら言葉にしたこと今でも鮮明に覚えています。 来年は祖父の遺したフィルムカメラを持って見に行きたいなと思いました。
0投稿日: 2021.07.05
powered by ブクログ大切な人との日常は返ってこないこと。今できることをやらないと後悔すること。気付いてからでは遅いこと。 今目の前にあるものを大切にしようと思いました。
2投稿日: 2021.07.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
前に読んだので細かいことは覚えていませんが、 ストーリーが少しずつ進むため少し飽きてしまって読むのが疲れてしまいました。ただ、最後のクライマックスは面白く、すらすらとよめました。 僕と老いた彼女が公園であったときに、僕が彼女に気づかなかった場面は衝撃てきでした。
0投稿日: 2021.07.04
powered by ブクログ随分と前に読んだものなのであまり詳細は覚えていないが、とにかく感動し、泣けたのを覚えている。 朝の学校の読書の時間で泣かないように気をつけたほどです。とにかく話の展開も面白いし読めてよかった作品の一つ。
0投稿日: 2021.07.02
powered by ブクログ切なかった。 私なら、病気の事彼に話して傍にいてもらうかな。 でも老いていくのを見られるのは嫌だな… 日常の幸せが急になくなってしまう。 当たり前と思わず、日々過ごそうと思った。 すごく泣けた。
0投稿日: 2021.07.01
powered by ブクログ美容師の美咲に一目惚れした晴人はあることからデートにこぎつける。恋人になり幸せな生活を送っていたある日、美咲は難病に─。 典型的王道ストーリー。 恋愛パートは晴人のまっすぐっぷりが初々しい。 若い人ほど辛いだろう早老病…診断されたその日、美咲は夢も恋人との未来も全部失って、どれ程辛かっただろうと思う。恋人にだけは老婆になった姿を見せたくないのも痛いほどわかる。 兄の深い愛情も泣けた。
0投稿日: 2021.06.30
powered by ブクログ久しぶりに恋愛小説を読んだ気がしますが、恋をしたときの甘酸っぱい気持ち、相手のために身を引く切ない気持ちが丁寧に描かれていたと思う。 同じ世代の女性として、ファストフォワード症候群の描写は本当に心が痛んだ。自分だったら、乗り越えられるだろうか。
0投稿日: 2021.06.30
powered by ブクログうーん、いわゆる「儚い恋物語」ってやつですね。 中高生とかならキュンとするのかな。 私はもう汚れた大人なので(笑) あと、読んでて文章に違和感を覚えることが多く疲れた。 表情やしぐさの表現がおかしいというか。 セリフと表情がちぐはぐな印象を受けることが多々あった。
1投稿日: 2021.06.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
再会のシーンは残酷に思えたけど、もし美咲と分かったらさらに残酷な事となってたかもしれない。 なんかもやっとしてしまった。 余談ですが 膵臓しかり世界中しかり、女性が命を落とす名作がありますが、女性が男性に与えるもの、残すものって、男性にはできないきっと特別な事なんだろな。 と思いました。 だから心から大切にしないと。
1投稿日: 2021.06.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
宇山佳佑さん、4冊目 宇山佳佑さんの描く男性は、ちょっとダメで、優しい、ちょっとズレてる男性 女性は、可愛くてしっかり者 同じような登場人物だなと思うけど、 やっぱりひとつひとつの違う物語、人生を過ごしている登場人物たち そして、心に刺さる言葉 読み始めて、あっヒロインは何かの病気に罹っていて、余命幾ばくもなく居なくなるんだなと感じ、なんの病気だろうと思っていたら、 ファストフォワード病?! ちょっとびっくりする病気だった。 美咲ちゃんは、タイトル通りの女の子✿.*・✿.*・ 『病気は身体を不自由にさせるだけでなく、心も人生も不自由にする』
0投稿日: 2021.06.22
powered by ブクログ2021年 39冊目 発症から急激に身体が老化する難病に侵された若き美容師美咲と、彼女に恋した見習いカメラマン晴人青年のラブストーリー。 自分の容姿を肯定してくれる恋人に醜くなった姿を見られまいと目の前から姿を消すところは痛々しく共感しうるもの。最後晴人が美咲の姿に気づかなかったのは残酷だが、彼女にとっては救いでもあったのかなと思いました。残された兄が心配。 作中に登場した早老病は実在し、数百人の患者がいると知りました。現実社会にたくさんの「美咲」や恋人家族がいることを銘じ、この病気の治療法が一刻も見つかることを祈ります。
1投稿日: 2021.06.18
powered by ブクログ変化こそ不変。 私たちは昨日の自分と今日の自分は同じだと考え、常に私は私であると思っている。しかし、記憶の蓄積、老化、周りの環境の変化によって、私たちは絶えず変化をしている。 その変化が好ましいのは常に周りと同じ速度で変化する場合である。なので、自分のみを襲う高速な老化はとてつもない恐怖だ。愛する人たちと友に過ごせないだけでなく、やがて”普通”である彼らに妬みや憎悪の気持ちが芽生え、そんな感情を抱く己に自己嫌悪を抱いてしまう。ヒロインの美咲が作中で抱くこれらの葛藤には共感せざるを得ない。 ただ、変化こそが全てなのではない。変わらないものもあるのだ。それは記憶である。ほんのわずかな期間だったかもしれないが、恋人と過ごした記憶は不変であり、そして彼を愛する気持ちもまた変わらない。その想いはいつまでも変わることなく、美しく尊い。それはまるで、春になるとたくさんの美を纏う桜の木のように。
0投稿日: 2021.06.17
powered by ブクログ感動! ひたすらに切ない でも面白かった… 病にかかった彼女の心情がとても繊細に描かれてるなぁと感じた
0投稿日: 2021.06.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
友人におすすめされて読みましたが、ボロ泣きしました。 耳たぶを切られてから始まる恋なんてなんつーギャグだよとは思いましたけど笑 最後、晴人が老婆になった美咲に気づかなかったシーン、そしてその事を手紙で伝えることなく、勇気づける言葉を書いた美咲が印象に残りました。 ただストーリーとしては想像つくものでした。
0投稿日: 2021.05.31
powered by ブクログうーん、感動作だと思うけど 全く響かなかったなあ。 人より早く歳をとってしまう病に 侵された美咲とその恋人、晴人。 もちろん同情するけど、物語としては 陳腐というか、ありきたりというか 盛り上がりにかけるというか。
1投稿日: 2021.05.15
powered by ブクログすごく読みやすかったです。 視点が変わることによっていろんな人の気持ちに寄り添えて切なさがさらに増していく感じがしました。 後半はずっと泣きながら読んでました。 ストーリーも描写もとても美しい小説でした。
0投稿日: 2021.05.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
まるで映画を観ているように読み進められた。 登場人物の軽妙な語り口とは裏腹に悲しい現実へと物語が展開していくあたり、何とかならないの?奇跡は起こらないの?と祈るような気持ちで読んでいた。 過去は消えるのではなく、写真で切り取られた風景のように永遠に残るものであり、美咲のように短い人生であっても桜みたいに綺麗に咲き誇っていた瞬間は永遠に存在する。 最後の美咲の手紙に感極まりました。
0投稿日: 2021.05.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
私は「泣ける小説」 「余命〇〇」 というのは読まないようにしている。 これは友人から送られたので、読んだ。 やはりウルウルさせられた。 こういうの辛いんです。 でも、突っ込みどころもたくさんあった。 衝撃的な難病だけれど、 現代の在宅介護など無視して描かれているし。 ≪ 散りたいと 思わないのよ 桜花 ≫
6投稿日: 2021.05.11
powered by ブクログ本屋さんの目立つところに積まれているのを見て、ずっと気になっていた本です。 映画化が決まり、好きな芸能人がキャスティングされていたので、ついに手に取ってみました。 著者が脚本家をされている方ということで、映像化を意識された作品だなーという印象でした。 読んでいる最中から映像のイメージが浮かんで、公開が待ち遠しいです。 タイトルやあらすじから100%恋愛のストーリーかと思っていたので、どちらかというと家族愛が中心に描かれていて意外でした。 読み終わったあと、思わず「美容院 耳たぶ 切られる」で検索しちゃいました。
0投稿日: 2021.05.11
powered by ブクログとても情景が浮かびました。電車に乗る時毎回読んでいましたが、最後堪えたので涙を流しはしなかったけれど、涙を浮かべてしまいました。
0投稿日: 2021.05.07
powered by ブクログ友達に勧められ、読んだ。 彼氏に病気を隠し続けた彼女に共感することは今の私はできなかった。 もっと感受性豊かになりたいなと思った。
0投稿日: 2021.05.02
