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アトム ザ・ビギニング1(ヒーローズコミックス)
アトム ザ・ビギニング1(ヒーローズコミックス)
手塚治虫、ゆうきまさみ、カサハラテツロー、手塚眞/ヒーローズ
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総合評価

16件)
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    これは.ロボット開発にすべてを懸けた 若き日の天馬博士とお茶の水博士による 永遠のヒーロー”鉄腕アトム”誕生までの物語──。 (裏表紙より) はじまりました,アトム開発秘話。 といってもこれは,本編とは別の世界線でのお話。 現在の科学技術を踏まえた,よりリアルな物語になっています。 お茶の水氏の妹・ランがシックスに惚れてしまったエピソード掲載。 注:シックス=A10・6(エーテン・シックス)。つまり「アトム」。

    0
    投稿日: 2025.04.20
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    若き日のお茶の水&天馬両博士を主人公とした、 『鉄腕アトム』に至るまでの物語…なんでしょうね〜。 新たに構築されるストーリーに、 『鉄腕アトム』のよく知っている要素がいい感じに散りばめられ、 「前日譚」らしい楽しみに満ちた作品になっています。 まだ語られぬ発端、「大災害」の謎が明らかになること、 そして僕らの知る鉄腕アトムへとつながっていくこと、 両方から楽しみが広がっていきそうですw。

    1
    投稿日: 2019.05.31
  • アトムのプロトタイプが成長していく話

    なんか特徴のある鼻の大学生だなと思いきや、お茶の水の学生時代の話でした。天馬とお茶の水がA106のプロトタイプをやっと形にしたが、もっと研究するには研究費が足りないと言うわけで、A106と一緒に着ぐるみバイトしたり、引っ越し業でバイトしたり、最後には高性能のAIロボと戦う途中で1巻終了。 生みの親の為に戦うことにしたA106は、自我が芽生え始めたようで……な展開で先が気になる。ロボットに自我は必要なのか、必要ないのかがテーマかな? アトムよりもしかしたら純粋なAIロボットであるA106の方が設定とか好きな気がする。

    1
    投稿日: 2017.07.09
  • 今時の

    ゆうきまさみのコンセプトワーク だけを頼りに読み始めました。 絵も結構好みで読みやすいです。 ただ鉄腕アトムかというとあくまでも参照というか、原案だと思います。

    4
    投稿日: 2017.04.19
  • アニメ始まりましたね。

    鉄腕アトムは頭の片隅に追いやって、「コンセプトワークス ゆうきまさみ」の表記にワクワクしながら読みました。もちろん5巻まで一気に。カサハラテツロー先生の作品は初めてですが、とてもいい雰囲気描けていると思います。オリジナルアトムの時代には、SFの世界だけだったAIも、今やPCレベルである程度の実行(哲学ゾンビか?)ができる時代。A106&A107の先行きに不安を感じつつ、6巻を待っている状態。感情や欲求をプログラムして、知識は自ら獲得させる方が、AIとしての自我のようなものを獲得してくれそうな気もするけど、マイクロソフトの一件もあったし。PC操作しなくても、ネット接続できそうな気もするけど、そうすると絵的にどうかということか・・・。色々余計なことを考えて読んでいました。 今の時代にはまだ思いもよらない「その先」まで描いていただけることを期待しつつ、そうなるとついてこれない読者がでるかなーと思いながら、ガルちゃんやあーる君のような展開にも・・・ とにかく、楽しみかつ考えさせられる作品。攻殻のように、後世に引っかかりを残す作品に育っていくように見守りましょう。

    6
    投稿日: 2017.04.18
  • 間違いなく面白い!

    アニメも始まりましたが、とても面白い。 プルートはプルートでおもしろかったですが、ATOMへの愛が現れている。 ロボットファン必見でした。

    0
    投稿日: 2017.04.17
  • 中身はアトムです。

    あらすじは他の方が書いておられるので、1巻だけ読んだ時点での感想を。 光文社カッパコミクスで育った世代です(古い!)。 初めは絵に異和感ありました(お茶の水、天馬の顔があまり好きじゃなかったです)。 A106というアンドロイドはいかにもメカメカした描画ですが、自立的な行動、愛他的な行いを見ていて、うん、これは確かにアトムだと確信しました。今後の展開が楽しみです。 先々、オメガ因子を搭載したアトラスのようなロボットも出てきたらどうなんだろう?なんて思ってしまいます。 ところで、ヒゲオヤジが出てきたと思ったら、その息子が伴俊作(笑)とか、まだ台詞のない少女蘭はどう見てもウランでしょとか、設定も楽しみです。

    3
    投稿日: 2017.01.18
  • 彼のコンセプトは「心やさしき科学の子」

    知っている度合いは違えど、誰もが知っているロボット「鉄腕アトム」。この作品では、その「アトム」が生まれるまでの道のりを、生みの親・天馬博士、育ての親・お茶の水博士の学生時代とともに描いています。 え、手塚治虫さんは亡くなってるのに誰が作ってるの?と、私は思いましたが、企画監修にあたっているのが、ビジュアリストとして映画監督、映像クリエイターを務める手塚眞さん。手塚治虫さんの息子さんです。視点を変えて、親子二世代で物語を紡いでいく、おもしろい企画と感じました。 目に見えてロボット作りの才能をもつ天馬くんと、地味に見えて良い気付きが強みのお茶の水くん。二人は、日々人工知能を持つロボットA106の開発に励みます。 それは、まだ、人工知能を搭載したロボットが登場したばかりの頃のこと。機械に人の仕事を任せるなんて……と思う人もいる世の中で、二人は自分たちの作る「人の気持ちを分かる、心を持つロボット」をいろいろなところで試します。 仕事をさせる、ロボットレスリングという格闘大会に出してみる。A106はどう動くのか、何を思うのか。 読みすすめながら、こちらもロボットの作り手の気持ちになってみてしまう。所々で、私たちのアトム像にリンクする部分も出てきて、ノスタルジックな部分も持ち合わせた話です。(時間軸的には、こちらの方が昔の話になりますが) ここから、どうA106が生まれ変わっていくのか、仲良し2人の関係はどう変わっていくのか(アトムでは、二人は敵対しています)。続きが楽しみな1巻でした。

    3
    投稿日: 2016.11.13
  • 絵が好き

    アトムはほぼ知識0だけど面白い。 線でいっぱい書き込まれた絵に惚れる。機械?の部品の山とか見るとふわあああってなる。カッコいいです。 基本的にはロボットなので戦闘時に喋らないのがいい。シックスしゃべれるけど。 絵の線と効果音だけなのでテンポよくバトルシーンが読めるし、カッコいい。 あと妹の蘭ちゃんがかわいかった。

    1
    投稿日: 2016.08.06
  • 開始とか始まりとかな訳なので、私たちの現在の世界に近い世界観

    どちらかといえば自分の好き勝手なことを書いて、ほとんど本題から外れていま。 戯言に付き合う気はないという方は、読まないことを推奨します。 本作は鉄腕アトムの世界観を用いて、独自のストーリーを描いている作品と思う。 同じく鉄腕アトムの世界観を用いた浦沢直樹先生の作品「PLUTO」は私は未読になので残念ながら比較できない。電子書籍化されていないので。 本作、アトム ザ・ビギニングは3巻まで読んだ印書としては、ロボットの開発よりAI(人工知能)が主体のようだ。 1巻は純粋に世界観を楽しむのが良いと思う。実際にストーリーが動き出すのは2巻以降。 とりあえずAIについて少しだけ私の乏しい知識で書いてみたいと思う。 3巻にAIにまつわる解説が付いているので、私よりこちらの方が詳しい。これをきっかけにAIについて興味を持てればなお良いと思う。 3巻の解説をさらっと書いてしまうと、今のAIブームは3度目とのこと。AIのブームが去ったのは当時では役人立たないとの判断なのだろう。 またブームがやってきたのは、裏を返せば役に立つという判断。 割と現金だな人類。 もっとも、ハードウェアの性能向上や、インターネットに知識や情報が集積され独自で学習できる環境、新たな理論の構築なので当時とは状況が異なっている。遅かれ早かれAIが台頭するのは時間の問題だったのかもしれないが、私はもう一つ追加したい。 それは、世の中がマニュアル化されてきた事だ。 決められた手順通りに作業をするという点においては、人間は機械には及ばない。AIが人間の記憶力を超えた膨大な情報から適切なマニュアルを選択し実行できれば、その有効性は世界の頭脳を結集しなくても理解できる。 今の仕事と呼ばれる作業の大半はマニュアル化され、マニュアル通りに作業することを求められている。むしろ独自で勝手な判断、行動をしないように指導を受ける。今の世の中はコンピューターの及ばない思考という人間の武器を自分で捨てて、コンピューターの領域である決められたルーチンワークに特化しようとしている。くどいようだがAIの優位性が認められるのは当然だ。 挙げ句の果てには自分で判断できなくなってきて、全部AIに判断を委ねようとか考えている人もいる模様。 そんなんで大丈夫か?人類。 人類より高い判断力を備え、人類より高い性能持った機械の体を備えたロボットに対してい人間は恐怖を抱かず本当に折り合えるのか? は、本作では避けられないテーマだと思うし、ロボットに限定しなければ以外と多い題材だ。それが悪いという話ではなく、色々な人が取り組んだ魅力的なテーマだ。 石ノ森章太郎先生の作品「キカイダー」だったと思うが、良心回路を与えられ感情を持ったロボットキカイダーに対して、敵の首領はこんな感じの事を言っていたと思う。(違っていたらごめん) 機械は人間の言う通りに動けば良いので、感情は不要。 味気ないが、至極ごもっとも。 この物語の着弾点はまだ分からないが、アトムの名を冠しているのだ。夢のある結末を期待したい。

    2
    投稿日: 2016.07.31
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    原因不明の大災害に見舞われた近未来の日本。それから5年後、復興が進む日本のとある大学に、ロボット開発にすべてを懸ける2人の若き研究者の姿があった──。“ゆうきまさみ”דカサハラテツロー”という、ロボット漫画を描き続けてきた2人が新解釈で描く、永遠のヒーロー“鉄腕アトム”誕生までの物語がいよいよ開幕!!(Amazon紹介より)

    0
    投稿日: 2016.05.04
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    正直に言うとアトムは読んだことが無いし、手塚治虫作品自体にも全く触れたことが無い、そんな僕ですが、この作品は凄く楽しめました。鉄腕アトムの前日譚という事ですがとても面白い、アクションシーンも迫力があるし、何よりも読んでいてワクワクする。少年心をとてもくすぐられました。

    0
    投稿日: 2015.12.08
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    若い博士たちがかわいくて仕方なく、今後の原作につながるなら訪れるのだろう展開がすでに悲しくなってくるくらいかわいい。

    0
    投稿日: 2015.12.07
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    まだ序盤なソフトSF。作者のライドバック好きだったので。さらにゆうきまさみ+手塚治虫というコラボ。書籍不況の中で小学館クリエイティブだけは出版界の中でアグレッシブに攻めてすごいのをドンドン書籍化している印象。

    0
    投稿日: 2015.11.25
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    おー! 血はないけど涙のあるロボットに血沸き肉踊りますね。 これからが楽しみ。 生きた機械の闘いのせいか、何処と無くレビウスを思い出しました。

    0
    投稿日: 2015.08.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    練馬大学ロボット工学科修士第7研究室の研究生であるお茶の水博志と天馬午太郎が作ったA106(エーテンシックス)は、ちょっとRobi似のロボット。ベヴストザイン・システムという自立型人工知能を搭載し、自我、すなわち「こころ」を持った心やさしき科学の子です。自ら判断し、人命を守るべく行動する姿は、まさに鉄腕アトムそのもの。アトムのリスペクト作品としては、浦沢直樹の「PLUTO」がありますが、これはそれに勝るとも劣らない作品となりそうです。5年前に起きたという大災害も謎に満ちていて、ワクワク感が止まりません!

    0
    投稿日: 2015.06.14