
総合評価
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powered by ブクログ旅に行けない事情がある人の代わりに、丘えりこ(通称おかえり)が旅を代行する内容。 旅を通して家族関係を良い方向に向かわせたり、遠縁だった家族に出会えたりと将来を明るく照らすことに成功したおかえりさん。心が温かくなったり感動して泣いたりしましたが、人と人の繋がりを感じることができる作品でした。旅の代行ってあまり聞かないけど、なかなかよい職業かも!? 世界中に行くことができて、新しい世界を知ることができる旅や旅行。今まで色んな所へ行きましたが、楽しめるうちに、行けるうちにひとつでも多くの土地を訪れてみたいと思います。
0投稿日: 2025.11.04
powered by ブクログ◾️ページ数 単行本P343 ◾️この本を読んで抱いた感情 温かい、ハッピーエンド、泣ける ◾️感想 最初はどんな旅の話かと思って軽い気持ちで読んでいたけれど、最後は複雑な人生がマルッとまとまって感動のハッピーエンドだった。 旅はいいな、行きたいなと思ったのと、和紙作りにもちょっと興味がわいたのと、おかえりさんみたいに人間同士の関係をこんなふうに楽しんで生きていけたらいいなと思った。
0投稿日: 2025.11.02
powered by ブクログ原田マハさんの本は、本当に気持ちが良い。 登場人物は皆、不器用でありながら優しさに溢れていて、みんなに支えられながら おかえりと一緒に旅をしているような感覚になれました。 読後感は、この本に出てくる秋の青空のように、スカッと晴れやかで清々しい気持ちです。
3投稿日: 2025.10.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
借りて読んだ本。 登場人物が良い人ばかりなので、嫌な気持ちなく読めるし、最後は感動した。 おかえりって良い言葉だなって思った。
1投稿日: 2025.10.26
powered by ブクログマハさんは、ゴッホ系やサロメはとても面白かった(再読した位)ので、系統は違えど現代を舞台にしたストーリーはどうかなと拝読いたしました。 が、お涙頂戴感が出ていて、あまり好みではなかったです。ドラマにはなってるので、なりそうな内容だな~と言う感想です。
0投稿日: 2025.10.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
旅とは何かを考えさせられる作品だった。それは、たくさんの人との出会いでもあるし、おかえりと戻ってくるということだと気づけた。つまり、旅とは、人生であり、儚く美しいものだと僕は解釈しました。また、小説の中で出てくる、叩かれて叩かれて美しく強くなる、という言葉に励まされました。
0投稿日: 2025.10.14
powered by ブクログ久しぶりに感動する話。 旅をすることが、食べることが、好き、というところが共通していて親近感が湧く。 いろんなところに行ける健康体でいられること、これってあたりまえのようで感謝すべきことなんだな。
12投稿日: 2025.10.05
powered by ブクログ読むと旅に出たくなる小説です。 旅に出ることはワクワクすることなのだと、改めて感じます。 主人公の岡えりかは前向き、真っ直ぐな性格で、 「この人にお願いしたら、何だか上手くいくのでは・・」と前向きな気持ちにさせてくれます。
1投稿日: 2025.09.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
テレビタレントとして挫折した主人公・丘えりかが、旅の代行業「旅屋」を始め、日本各地へ旅に出る物語。依頼人の「人生の節目」に立ち会い、代わりに旅をする中で、えりかは様々な人々と出会い、自身の生き方を見つめ直す。 ・・・ 私も旅行は好きですし、地方に行って、地のものを頂く、美しい風景に出会う、こういうのは好きです。 本作はそんな「旅」を仕事にしてしまう落ちぶれたタレントとその事務所の話であります。 旅の情景やテレビ撮影の裏方(あと零細芸能事務所の作り?)が分かって面白かったのですが、ストーリー展開はやや安易に過ぎたのかな、という印象を受けました。 ひねくれた中年おじさんは、こうした作品を素直に受け取らず、感動ポルノ?!と勘繰る寸前まで行きました。 ・・・ ということで原田マハ氏の作品でした。 美術系は好きなのですが、非美術系はどうもハマりません…。 ただ読みやすい、めっちゃ読みやすいので、読書嫌いの人には良いかもしれません。
1投稿日: 2025.09.07
powered by ブクログ2025.09.01 旅の小説だから旅行中の飛行機の中で読もうと楽しみしていた本でしたが読み始めて、「あんまり面白くない…」。 途中でやめるのも悔しく、休み休みなんとか旅行中に読み終えました。 まずはおかえりのキャラからして好きじゃない。全てが予定調和でうまく行きすぎ。 最後は大団円、に冷めました。 でも続編までウキウキで買ってしまったので惰性で2冊読み終えました。続編はさらにつまらなかったのでがっかり。 もう原田マハ氏の小説は読まなくてもいいかなと思ってしまったほどです。
0投稿日: 2025.09.06
powered by ブクログ読み終えると、主人公のおかえりのことが大好きになってました。周りの人たちに恵まれていると感謝を伝えれる人柄や、依頼人のために必死になって成果物を成そうとする姿がとても愛らしく思いました。 旅をすることの素晴らしさを教えてくれているようで私も旅をしたくなりました。
0投稿日: 2025.09.05
powered by ブクログこれは最後、絶対に泣くな。むしろ途中くらいから泣きっぱなしかもしれない。と、タイトルと雰囲気から感じ取ったけど、予想通りたくさん泣いたし、予想以上にスッキリしたし、頭の中に浮かぶ情景がどの場面も素敵で、最高だった。色々物騒な世の中になっちゃったけど、久々に、一人でふらっとどこか旅行に行きたくなっちゃった。
0投稿日: 2025.09.03
powered by ブクログ家族の絆が根底に描かれている心温まる物語。 旅行での人との出会いを大切にしたくなりました。 旅は無目的でもよい、旅する中で見つけるっていうのが、仕事でもプライベートでも何かやることにまず目的を見出そうとしてる自分の心にすごく響いた。
0投稿日: 2025.08.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
最後感動したけどおかえりとその他登場人物の性格がなんか好きじゃなかった 美術系の小説しか読んでなかったから関係ないものも書いているんだなって知った。確かにエッセイでは、旅先でおいしいもの食べるのが好きそうだった。
0投稿日: 2025.08.07
powered by ブクログ旅行番組のタレントさんが旅の代行業(というのもわかりにくいですが)に転身して、という話。 私も旅が好きなので魅力的な設定でしたが、ちょっと御涙頂戴があからさま過ぎと言いますか、少し残念な感じでした。
1投稿日: 2025.07.23
powered by ブクログこの本に出会えて本当によかった。 感動の瞬間がたくさんあり、涙した。 登場する人物が優しくて心にグッとくる。 それぞれの絆が強くて素敵だった。 人っていいな、旅っていいなって思えた1冊。 旅行に持っていって、一緒に旅をしてくれた思い入れのある本となった。
0投稿日: 2025.07.21
powered by ブクログ実家の本棚から。 この作品も気になっていました。 そもそも作品名がどういう事だろうと。 旅館が舞台の話かな、と思っていました。が、違いました。 旅屋=旅代行 おかえり=丘えりか こういう事でした。 2つの代行依頼があって、主人公は現地に行くのですが、自然描写がとても素敵でした。 現実は猛暑の中、秋田県角館のふんわりの雪、そして満開の桜 愛媛県内子町での真っ赤な紅葉と優しい和紙 どれもこれも素敵でした。 登場人物たちもいい人ばかりで、ストーリーもちょっぴり出来過ぎのように感じるところがありましたが、感情が入ってしまって涙を流してしまいました(//∇//) 旅って素敵ですね。 私もいつか、のんびりと自分のペースで旅をしてみたいです。
30投稿日: 2025.07.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
『旅屋おかえり』読了。 以前、NHKでやっていたドラマで知り原作を読んでみました。最近ひとり旅をしたんだけど、改めて日常から離れ自分と向き合うのにすごくいいのかもしれないな〜と思うようになった。心温まる内容で私も一緒に旅に出た気分になりました。 というか、読書も旅だよな〜、、、本の世界でも旅ができる。いいね。 2025.6.16(1回)
6投稿日: 2025.06.16
powered by ブクログ旅とは、どこか遠くへ行くことではない。 日常から少し離れて、自分と静かに向き合う時間。 過去の痛みや悲しみがやわらいで、また前に進む元気が自然とわいてくる時間。 でも、旅はそれだけじゃ終わらない。 大切なのは、帰る場所があるということ。 だからこそ人は安心して遠くへ行ける。 どこに帰りたいか。本当に大事なものは何か。 それを教えてくれるのが、旅なのだと 旅屋おかえりを読んで感じられました。
0投稿日: 2025.06.14
powered by ブクログあたたかく、読みやすく、シンプルに旅がしたくなる本。真理子さんが素敵。角館や内子、高知に行ってみたくなった。
0投稿日: 2025.06.11
powered by ブクログ読んで旅してる風景がすごく具体的に伝わってきて。角館(かくのだて)を調べてみると私が想像した通りの街並みだった。言葉で風景を伝える天才だな....と思えば作者の原田マハさんは旅好き。なるほど…ドラマ見てるみたいな満足できる内容だった。最後、終わりの登場人物が次々に喋る様子は容易に想像できた。旅したくなったなぁ
0投稿日: 2025.06.11
powered by ブクログ売れないアイドル、おかえりが、 タレントから旅屋に転身する。 事情があって旅に出られない依頼人の旅の代行。 それぞれに色んな想いがあり、旅の情景と重なって、温かい気持になる物語だった。
0投稿日: 2025.05.28
powered by ブクログ主人公にとって仕事であった旅が、かけがえのないものになり、彼女だけではなくたくさんの人たちにとってもかけがえのない思い出になっていく。旅行が好きな理由は楽しい美味しい面白いとかいう自分本位の気持ちでしかなかったが、誰かのために旅をするという視点が新鮮であった。
0投稿日: 2025.05.15
powered by ブクログいい話ばかり、ではありますが 続きがよみたくなるお話でした。 おかえりさんを含む主要メンバーのキャラクターもとてもよかったです。 自分ができない旅をおかえりさんにしてもらうことで、おかえりさんにしかできない素敵な旅になっていました。
0投稿日: 2025.05.14
powered by ブクログ丁度GW前。この本を読んで旅がしたくなりました。マハさんの本らしい暖かさと真っ直ぐな主人公。 まあ、都合の良い展開もあったりするしそういう所は苦手だったりするんだけど、それでもちょくちょくマハさんのこっち系の本読んじゃうんですよね。たまにはこういうザ・ハッピーエンドもいいものです。
45投稿日: 2025.05.01
powered by ブクログ旅したくなる本ナンバーワン! 「おかえり」こと丘えりかが、旅番組「ちょびっ旅」で、全国津々浦々巡ります。 ある日のロケで、旅番組スポンサーの「江戸ソース」を「蝦夷ソース」と言い間違えてしまい、番組が打ち切りとなってしまいます… そんな中、社長の鉄壁が考案した「旅屋」をやることに! 旅をできない人の代わりに、その人の見たかった景色、食べたかった郷土料理、そして会いたかった人に会う。 毎回旅をすることで、依頼されているはずの自分自身が元気をもらうことになる。 一つ一つの旅で、人と人とのつながりを再び取り戻す「おかえり」の姿を見て、自分もこうなりたいと思った。 次作もあるのでたのしみ。
17投稿日: 2025.04.26
powered by ブクログ・旅に出たいけど出れない時に読むと旅の良さをしみじみ感じさせてくれる ・あたたかい気持ちになった ・原田マハさんの作品がもっと読みたくなった
0投稿日: 2025.04.18
powered by ブクログとても素敵な作品でした。涙を拭いぬぐい読みました。 あれこれ考えず、最低限の荷物だけカバンに詰めて旅に出てみたい。 ちょうど桜の時期に読んだので、東北の桜も見てみたくなりました。 四国で和紙作り体験もしてみたい。 旅に出ていろんな出会いや経験をしたくなりました。
4投稿日: 2025.04.13
powered by ブクログ旅っていいな。 見たことのないような景色を見たり、美味しいものを食べたりするのは旅の醍醐味。この本を読んでから、自分の帰りを待ってくれる人がいて、お土産話をうんうんと聞いてくれる人がいるから、旅に出たくなるのかなと思った。帰るところがあるから楽しめる。
1投稿日: 2025.04.08
powered by ブクログ旅はいいね。 割と最近、記憶に残る家族旅をしたばかり。 沁みました。 行きたい気持ちと体力が、 いつまで折り合いつけられるかなー。
2投稿日: 2025.04.05
powered by ブクログ以前テレビで、自分の代わりにぬいぐるみを連れて、行きたかった場所へ代行してもらうというドキュメンタリーだったかを見かけました。 タイトルでそんな話だろうと思い、展開も想像出来るかな、なんて思った自分を恥じました。 旅する主人公が曲がりなりにもTV業界の人なので、行く先々で声をかけてくれる人がいて上手く行く事も有りますが、それでも、依頼人へ納品される物は感動でした。 原田マハさんの作品で涙するのは何度目だか… 今度は何を読もうかな、と思わせてくれる作家さんです。
5投稿日: 2025.04.02
powered by ブクログ待ってくれている誰かがいるから旅が完結する。 そんなふうにこの本を読んで思った。 「いってらっしゃい」「おかえり」という言葉が どれだけ温かいか少し分かった気がする。
1投稿日: 2025.03.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
主人公のおかえりが、仲間や旅中で新たに出逢う人との心温まる関係性を活かしながら、旅を通じて人助けをする物語。 端々で感じる、原田マハさんの温かくて丁寧な言葉選びが心に沁みました。おかえりの正直で誰からも愛される性格がさらにそれを際立たせ、終始心がほっこりした。 家元の娘のための旅代行、スポンサー社長のための旅代行を通じて、おかえり持ち前の明るさ、子供っぽさと、ドジさを全部あらわにしながら周囲の人と接することで、ちょびっ旅スタッフや事務所、旅行で出会うみんなに愛されながらストーリーが進んでいく様子を笑いあり涙ありで楽しめた。 自分も、ありのままの自分を曝け出しながら、心から好きなことをすることで他の人を助けて生きていければ幸せなんだろうなぁと感じた。
0投稿日: 2025.03.16
powered by ブクログ人のかわりに旅をする。旅が好きだから。旅は人を笑顔にするから。最果ての地に生まれた「おかえり」は「海のあっち」の世界を旅しながら、出会った人々を幸せにしていく。心地の良い温かな涙あふれるこの作品に出会えてよかった。
0投稿日: 2025.03.16
powered by ブクログ旅をしている。誰かの想いと共に。帰りを待っている人とおかえりの声。それが嬉しい。 「おかえり」こと、丘えりかは、旅番組「ちょびっ旅」のレギュラータレント。その唯一の番組が終了となり、事務所危機を救うために旅屋を始める。旅をしたくても、できないあなたの代わりに。思いがけない出来事や出会い、旅のハプニングエピソードも良かったです。笑って泣いて、家族や仲間の気持ちが伝わってくる素敵な作品でした。いってらっしゃい、おかえりなさい。ほっとします。居場所があって、待ってくれている人がいるって幸せだなぁ。 ドラマ見逃したので、再放送されないかなぁ〜。続編も読みたくなりました。
20投稿日: 2025.03.13
powered by ブクログ旅行に行きたくなる。 旅行先での人との出会いや経験をただ楽しむだけでなく、それを人に伝えるからこそ、なおさらそうした経験が自分の中に落ちるし、価値を持つのだろうと思った。 人と旅行行くとその関係の中で楽しむ感じが多いから、旅先で積極的に話しかけに行ってみようかな。
3投稿日: 2025.03.05
powered by ブクログ初めましての原田マハさん。 「感動」「泣ける」とブクログの感想をよく目にしていました。はい、その通りでした(/ _ ; ) 昨年初めてのひとり旅を経験して、ひとり旅の良さに目覚めつつあります。 国内外問わず、色んなところを旅してみたいです。
31投稿日: 2025.03.04
powered by ブクログ旅っていいなあ… 最近全然旅してないな。 旅って人と人を繋いでいくもので、関わりがないとすぐに疎遠になってしまうものだけど、出会った記憶や気持ちはきっとずっと残り続ける。 あんまり人と関わるのは得意じゃないけど、旅をしたら現地の人とたくさん縁を結びたいと思った。
1投稿日: 2025.02.21
powered by ブクログ気持ちのいい本! 面白いし、感動で泣いてしまうし、素晴らしいお話! 題名からイメージしていたモノと違いすぎたのも良かった!
2投稿日: 2025.02.15
powered by ブクログ泣かずに読み切るのは無理だった。 主人公の“おかえり”はちょっと抜けてる感じで度々30代ってこと忘れるおばちゃんキャラだし、取り巻く人たちもクセツヨなのに、基本まっすぐで裏がないからか、作者の文章がうますぎるのかとにかく涙出てきて部屋で読んでてよかった。 人との絆や思い出は時間が経つほど美しくなるって実際その通りだと思うし、なんだかしみじみよい。 これ読むと旅がしたい!とはならずおかえりに旅してきてほしい!ってなるなぁ。
6投稿日: 2025.02.14
powered by ブクログ人の代わりに旅をする“おかえり” 彼女が旅をすることで、依頼人も旅先で出会う人もみんなが笑顔に変わっていく。 心温まるストーリーに涙しました。 旅に出たくなりました。
1投稿日: 2025.02.02
powered by ブクログ旅の代行をするお話。旅って、観光だけじゃなく土地を懐かしんだり里帰りも含まれる。1人じゃ直面できない過去を、『旅屋』を挟むから向き合うことができる。 旅が大好きな原田マハさんだからか、旅を心から楽しむ人の熱い思いを感じられた。
0投稿日: 2025.01.31
powered by ブクログ久しぶりにアート小説ではない 原田マハさんの小説。「旅屋」なんて おもしろい設定。 本文にもあったけど 旅は自分で行って 見て食べて感じてこそと思ってたけど そうか 自分で行きたくてもいけない人達も もちろんいるんですよね。 ドラマや映画向きと思ったらNHKで過去にドラマ化されてたんですね 知らなかった。 「おかえり」って言ってくれる人がいる 場所があるのは当たり前の日常だけど 本当素敵な事なんだって思いました。 でも みんなよく泣く。
15投稿日: 2025.01.25
powered by ブクログ2024(R6)12.9-2025(R7)1.16 唯一の番組を打ち切られた女性タレントが、依頼人に代わって旅をする物語。 「旅行をする」という行為のみの代行だけではなく、旅をすることで変わる心も代行してくるのが素敵だ。 確かに「旅」は「出張」や「お出かけ」と違い、それをする前とした後と何かが変わっている。(子どもの頃の夏休みの家族旅行がそうだった。) それはたぶん心のあり様なのだろう。主人の「おかえりさん」はそれに気付き、依頼者の「心のあり様」を代行する。 そして「おかえり)と言ってくれる場所へ帰ってくる。 そう、旅は、戻ってくる温かな場所を求めて、心の有り様を確かめ成長させる過程なのかもしれない。
13投稿日: 2025.01.24
powered by ブクログうるうるしっ放しの小説だ!1回だけかと思ったら、2回もうるうるさせられてしまった。「旅屋」という仕事に感動は生まれるのだろうかと疑っていた。だって、頼んだ人の代わりに旅をするのは良いけど、頼んだ人はどうやって感動するのか半信半疑だった。でも、違った。うるうるしてしまった!難病の娘のために代わりに旅に出掛ける。離れ離れになってしまった姪に会いに代わりに旅に出掛ける。この2つの「旅屋」の話から大きな感動が生まれる。人情物語と言って良い程、人の心の機微を描いている。原田マハの魔法にかかってしまった。「いってらっしゃい」と送り出してくれて、「おかえり」と迎えてくれる。こんな良い小説を読むと旅に出掛けたくなるね♪
1投稿日: 2025.01.17
powered by ブクログ崖っぷちアラサータレントの丘えりかが旅する物語。 ところどころ共感しきれない箇所もあったけど、終盤のヤンさんの「紙の繊維はね、こうして、叩かれて叩かれて、強く、美しくなるんだよ」に真理子さんが「まるで人間みたいにね」と言い添えた。のシーンに泣きました。今の自分が置かれている状況は、いずれ強く美しくなるために叩かれていると思えばいいのかな、と。 続編も読んでみたい。
1投稿日: 2025.01.16
powered by ブクログ2025年2冊目 前半は主人公が秋田へ旅に出て、依頼人のためにしだれ桜や温泉に行きさまざまな人達と出会う旅の話で、ゆったりしたストーリーだなぁと思っていたら 後半になりミステリーのような展開で、先が気になり一気に読んでしまった。 原田マハさんの作品は読後、前向な気分になれるので、定期的に読みたい。
1投稿日: 2025.01.14
powered by ブクログレギュラーの旅番組が打ち切りなったことから転じて、依頼人に代わり旅をする「旅代行業」を務めることになった丘えりかこと「おかえり」 事務所の社長と副社長、番組の元スタッフ、依頼人、旅先で出会う人…つながりがもたらす温かさに心が緩む良作でした! 個人的には鉄壁社長がお気に入り。自身の一人旅を通じ、おかえりの人としての強さを、自分の弱さを認める心境が綴られたシーンに、かっこいい大人の姿を見ました。
1投稿日: 2025.01.11
powered by ブクログ作中に何度もでてくる、「いってらっしゃい」「おかえり」ということば、改めて、素敵だなぁと気づかされました。言ってくれる人、言ってあげられる人を大切にしたいと思いました。 また、和紙の作る過程で、和紙の繊維は、「叩かれて叩かれて、強く、美しくなる、、まるで人間みたいにね。」というフレーズが心に残りました。 続きも読んでみたいです。
69投稿日: 2024.12.08
powered by ブクログハートウォーミングなストーリーで、ほっこり。 旅屋おかえりの2冊目から読んだので、少しネタバレの部分もあったが、十分に楽しめた。 元アイドルの丘エリカが、旅に出られないあなたの代わりに旅を代行しますというサービス。 周りの人たちに愛され、旅先の人ともすぐに打ち解けられる主人公だからこそのストーリーで、羨ましい。 温かい優しいお話なので、心配なく誰にでも勧められる。
2投稿日: 2024.11.22
powered by ブクログ「本日はお日柄もよく」が読んでいた時に、手に入れて読みやすそうだなと思い、読み始めてしまいました^_^「丘えりか」だから「おかえり」など登場人物の独特なネーミングはさておき、旅屋をほんわかやっていくと思ったら、途中から劇的な展開で読む手が止まりませんでした。「おかえり」の意味もちゃんと回収して感動。
19投稿日: 2024.11.21
powered by ブクログ美術以外のマハ作品、あまり期待していなかったのですがとても良かったです。 主人公”おかえり”さんのドタバタペースで一気に読めます。 最後は流石のマハさん、しっかり感動させてくれます。 読んだ季節が秋というのも又良かった。
1投稿日: 2024.11.20
powered by ブクログとても、良かった。優しい人がたくさん出てきて、ハッピーエンドだった。 旅先の風景や、出会った人も情景が浮かぶ作品だった。 初めから最後まで、飽きること無く読めました
0投稿日: 2024.11.20
powered by ブクログ本を読む余裕と心を失った生活から立ち直り、10年以上ぶりに読破した本。 面白かった。やさしい気持ちになった。久しぶりの読書がこの本でよかった。生涯大切な本。
2投稿日: 2024.11.14
powered by ブクログどんなときもへこたれず真っ直ぐに突き進む旅人・丘えりかさんに勇気をもらいました。 いま旅が出来ることに感謝して、一層旅を楽しみたいと思います。
15投稿日: 2024.11.14
powered by ブクログずっと気になっててようやく手に取った1冊。 もっと早く手に取れば良かった! ってくらい素敵な1冊だった。 人と人との繋がりの温かさ。 辛いことから立ち直る強さ。 ほっこり優しい本なのに、どこか力強さがあって良かった。 そして超泣けた(´;ω;`) 読んでるだけで素敵な旅に行けた気分になった! でも…旅はやっぱり自分で行きたいかな笑 素敵な1冊でした☆
44投稿日: 2024.11.14
powered by ブクログ旅代理人おかえり。涙なしでは読めません。 おかえりを我が子のように想う社長と、社長を父のように慕うおかえり。この2人のやりとりが好きすぎる。
2投稿日: 2024.11.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
原田マハさんにハマり、旅屋へ。最後の端切れに、心打たれ涙、通勤途中にぐっときてしまった。文字なのに、私も手に感触を得た様に、胸がいっぱい。 素敵な作品ばかり、マハさんファン¨̮
1投稿日: 2024.10.30
powered by ブクログ叩かれて、叩かれて、強く、美しくなる…旅をテーマにした波瀾万丈なストーリーで時には笑いながら、最後は思いっきり泣かされました。出張で足を運ぶ事が多い四国の知っている土地が沢山出てきたので、情景を思い浮かべながら旅気分も味わえました。旅に行って人に出会いたくなる素敵な一冊です。
34投稿日: 2024.10.27
powered by ブクログ旅屋というのは何か、題名からは 全く予想つきませんでした。 読み終えた時『あー、なるほどな』と 最初に思った一言。 現代は時間に追われて忙しくなってますが 旅をすることで新たな自分を再発見できる 見つめ直すことができる、そんな時間を 作っていきたいなと思います。
1投稿日: 2024.10.27
powered by ブクログ突然お仕事がなくなったら、何をしますか? ひょんなことから、代理で旅をする旅屋という仕事がはじまるおかえり。 言葉の設定、人の設定が泣きたくなるほどあったかい。こんな風に仕事できたら幸せだよねって思える1冊。
0投稿日: 2024.10.26
powered by ブクログ以前本屋さんで見かけて気になってたけど、なんとなく借りることを忘れていました。 そういえばドラマ化されたみたいですねぇ?…見てないけど。 ドラマは見てないけど、"おかえり"役の女優さんを見て、イメージ合うなぁと思いました。
0投稿日: 2024.10.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
原田マハさんの書く本が好きで3冊目に手に取ったのがこの本。 旅屋とは?という興味本位から読み始めました。 旅をすることへの愛、そこに重なるストーリーにグッとくるものがあり、何度か目に涙が溜まりました。 旅屋をわたしもやってみたい、そんな風に思える一冊。 素敵な本でした。
0投稿日: 2024.10.19
powered by ブクログ売れないアラサータレント・丘えりこ、「おかえり」が依頼者に代わって旅をする旅行代行業を始めた。いい仕事だなあ。愛媛県内子編では、依頼者の姪に会うが、彼女は「おかえり」と関係者を憎悪していた。この憎しみがたった一晩で解消するのには違和感があったが、まあハッピーエンドでいいか。
36投稿日: 2024.10.09
powered by ブクログ景色とか料理とか旅の醍醐味は色々あるけど 誰かの想いも一緒に旅をして 自分の心も満たされて 誰かの心も満たす事が出来て 旅の代行なんて何の意味があるのかと思ってしまったけど、おかえりさん良いことしてるなあと思いました。
0投稿日: 2024.10.01
powered by ブクログタイトルの「旅屋おかえり」という言葉が終始ぴったりな作品だった。 人間味溢れる魅力的な登場人物と旅で出会った人たちの無垢な関わりにとても心が癒された。 誰かを見送り、また帰ってくるそんな場所や人に恵まれているからこそ旅に出ずにはいられないのかもしれない。 自分もまた、新たな場所で新たな人と素敵な出会いができたらいいなと思えた。
0投稿日: 2024.09.30
powered by ブクログこの本は、古本屋でふと出会った本。 原田マハさんの作品が好きで、今回は旅のお話。 どんな物語かと話を進めていくと、主人公が出会う人たちがいい人ばかりで心が温まる。 私も一人旅をしてみたくなった。
1投稿日: 2024.09.27
powered by ブクログ読みやすくて癒される、ほのぼのするお話でした。登場人物が皆キャラが立っていて、優しさに溢れているので癒されます。 おかえりの旅先での楽しみ方や過ごし方が素敵なので、旅行っていいな、どこかに行きたいなと思わされる一冊でした。
9投稿日: 2024.09.21
powered by ブクログ良かった 一部の方が現実味がよりあって良かった 二部も確かに良かったけどなかなか現実だとこの設定は厳しいかも? 原田マハ避けていたけど、今後読んでもいいかなと思ったら
0投稿日: 2024.09.20
powered by ブクログ旅の魅力がたっぷり詰まった大好きな一冊。旅は自分で体験して楽しむものだけでなく、誰かへのを想いを馳せて追体験するのも楽しいのだと教わりました。ビデオをみんなで笑いながら、涙しながら見ているシーンが一番のお気に入り。
12投稿日: 2024.09.02
powered by ブクログ読みながら何回泣いたことか、、、 おかえりちゃんが出かけたところに是非行ってみたいなと思う描写だった。旅をしながら人の温かさに触れるって素敵だなぁ。
1投稿日: 2024.08.31
powered by ブクログ今回の本もとても素敵でした、、! 家族って血の繋がりだけではなくて自分のことを大切にしてくれて見守ってくれている存在全員に使える言葉、表現の仕方もあるなと思いました。 具体的なエピソードをなめらかにまとめていて読者を次の場面に自然ともっていく感じがすごく良かったです。
19投稿日: 2024.08.25
powered by ブクログ熊野方面に旅行の途中、読みかけの本を読了したので、那智勝浦・南紀書房に立ち寄り仕入れたのが本書だ。南紀書房さんは小さな本屋さんだが、新旧バランスの良い品ぞろえで、郷土本も充足しており、良い本屋さんでした。 旅に出たくても、出ることができない依頼者に応じて、代わりに旅することを商売にする元アイドルと、所属する芸能事務所社長をはじめとするメンバーが繰り出す人情噺だ。 今回の話は四国愛媛の内子や隣接する高知県梼原町が舞台となり、両町とも訪れたこともあり、興味深く、面白く読めた。ほろりとさせるうまいお話で、旅心も十分刺激された。『旅屋を続ける』宣言で終わった本作品は、もちろんシリーズになると思うが次回作も楽しみだ。その前に自身が旅に出ないとね。
0投稿日: 2024.08.09
powered by ブクログいろいろな偶然が重なって旅屋をはじめる流れが、実際の旅の偶然と重なる。後から思うと、今までの人生でもほんの少しのきっかけがいくつも繋がって、結果的にその先の進路を大きく変えるターニングポイントになったなと思うことはいくつかある。 心の旅:色んなことを経験して、つらいことも乗り越えることで一回り強くなって帰ってこられる。これは実際の旅と同じ。 この本に出てきた愛媛の内子町にも行きたいし、細かな計画もたてずに心の赴くままに旅してみたいとも感じた。
2投稿日: 2024.07.28
powered by ブクログ脳内配役はこちら 丘えりか…川栄李奈 鉄壁社長…遠藤憲一 のんのさん…かたせ梨乃 NHKでドラマやってたんですね 安藤サクラさんもいい。真理子さんが草刈民代さんとは、それもいい。
0投稿日: 2024.07.28
powered by ブクログ読む順番が逆になつてしまったが、ようやく旅屋おかえりを読み終えた 人生そのものも旅 人には色々な旅がある それを作者は我々読者に教えてくれる 自分の旅もどこまで続くかわからないが 誰かと触れ合い、助け助けられる旅を
1投稿日: 2024.07.26
powered by ブクログテレビの旅番組『ちょびっ旅』をしている極々小さな事務所にいるおかえりさん。旅番組での失言が元でスポンサーを怒らせて、唯一の仕事である旅番組が打ち切りとなってしまう。 そんな時、あるファンからのお願いを機にして、代わりに旅に出かける『旅屋』を始めることになる。 本当に旅が好きで、出会う人全てを笑顔に変えていくおかえりさん。素敵なストーリーです。
3投稿日: 2024.07.22
powered by ブクログ旅屋という言葉の響きが好きでこの小説を手に取った。 出会った人たちの豊かさや景色の美しさが浮かぶ。 すっと胸が空くような、暖かい話が好きな私にとって、お気に入りの一冊になった。 日々の些細な出会いも大事にしていきたい。
0投稿日: 2024.07.17
powered by ブクログ★★★★☆テレビでもみたので、物語の内容は分かっていたのですが、テレビよりも泣けてしまいました。テレビより文庫本の方が登場人物の感情などがわかりやすいからかも。原田マハさんの作品を読むたびにテーマになっている事を真似したくなってしまいます。
1投稿日: 2024.07.14
powered by ブクログ読了。 旅屋おかえり 久しぶりの原田マハさん。出来過ぎな展開がやや苦手なのは否めないけど、人情の機微に触れる素敵な作品。 旅先の秋田県角館、愛媛県内子どちらの描写も魅力的で行ってみたくなる。
2投稿日: 2024.07.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
‣ 私はいま、タレント・おかえりじゃなくて、ひとり旅人。 私の帰りを待つ人がいる。雪解けの日を待つ人がいる。その人のために旅を続ける、旅人なのだ ‣ わけあって「誰か」に旅してもらいたい人間も、広い世の中にはいるかもしれないだろ? しかも、「誰か」じゃなくて、「旅人=おかえり」に特別な旅をしてもらいたいって思う御仁がさ ‣ 旅は、出かけるだけで、すでに意味がある。そう思わねが? ‣ なつかしくて美しい風景、ささやかだけど出会いがあるから、旅に出たいと思う。 そして、「いってらっしゃい」と送り出してくれて、「おかえり」と迎えてくれる誰かがいるから、旅は完結するんだ ‣ たとえ依頼人に頼まれたものであっても、「旅をさせられる」なんてことはない。きっと私は、いつだって、自分から進んで旅に赴くだろう。自分で考え、感じ、味わって、存分に楽しむはずなのだ ‣ 依頼人の方々に元気を差し上げたくて、私、旅をしてきました。 だけど、結局元気をもらうのは、いつも私。旅をしている、私なんです ‣ 和紙を作ること。それは、真理子さんにとっては「心の旅」だったに違いない。和紙に向き合うことで、自分の心の中へ、ゆっくりと旅してきたのだ。愛する人たちに、思い出たちに手を振って、どうにか帰ってきたのだ。ひとりで生きていかなければならない現実へと ‣ いいことよりも、きっと、つらいことのほうが多かったに違いない。けれど、みんな、一生けんめいだった。叩かれて叩かれて強くなった、美しい人たち ‣ 私が帰ってくるのを待っていてくれた人たちの、輝く笑顔。 そうだ。私は、この笑顔に会いたくて、旅をしているんだ。この笑顔が待っていてくれるからこそ、旅に出られるんだ ‣ ねえ母さん。私、タレントとしては、花開かなかったけど。「大きくなって帰ってこい」って言ってくれた、父さんとの約束、守れなかったけど。 一歩ずつ、一歩ずつ。旅するごとに近づいているような気がするの。なつかしい、ふるさとへ ✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼ 『旅屋おかえり』というタイトルが目を引きますよね
0投稿日: 2024.07.05
powered by ブクログ素敵な旅がしたくなりました。人との出会い、素敵な体験、すべてが豊かな人生につながるんだなあと。色んなものを見て、体験して、人として大きくなりたいなあ。
1投稿日: 2024.07.04
powered by ブクログ旅屋おかえりサイコーですね。 旅先での景色、出会い。。。旅に行きたくなる。 観光地を回り、有名店で美味しいものを食べる旅もあるけれど、ローカルな道を走り、素朴な店で美味しいものを食べ、地元の人と話す旅が好きだ。
4投稿日: 2024.06.15
powered by ブクログ読んでてほんとに心が暖かくなる、素晴らしい作品です。「おかえり」って行ってくれる人がいるから、旅に出れるってほんとにその通りだなぁと思いました。
3投稿日: 2024.06.12
powered by ブクログ売れないタレントが旅番組打切りになり、誰かのために旅の代行を始める話。 人生模様と旅、丘えりかの奮闘が上手に描かれている。ずっと彼女の旅を見ていたい、応援したくなる。
2投稿日: 2024.06.11
powered by ブクログ解説を読めば、大体の流れはわかる。 でも、やっぱり本文で、あたふたしながら読んだ方がいいと思う。すべてが、何かの伏線になっている。さすが原田マハは上手いなと思った。
3投稿日: 2024.05.31
powered by ブクログ鳴かず飛ばずのアラサータレントの物語で、唯一の旅番組が打ち切りになり、ひょんなことから「旅屋」という奇妙な仕事を始めることになる。 笑いと感動の両方が楽しめた。多少重めの展開も出てくるが、底抜けに明るいトーンが基調にあるので、終始気軽に楽しめる。文体も非常に読みやすいので、落ち込んでいるときの気晴らしや、読書にあまり慣れていない人に特におすすめ。 特に物語終盤ではほっこりした気持ちで泣けました。 私も主人公と同世代で仕事は崖っぷちだが、この物語を読んでまた気楽に明るくがんばろうと思えました。 NHKでドラマ化してたみたいなので、ちょっと見てみたい。
22投稿日: 2024.05.27
powered by ブクログ『旅屋』おかえり。 読み進めているうちに自分も旅に行きたくなったけれど、最後まで読んでみて、本当におかえりさんがいたなら代行で行って欲しい。そんなふうに思えた内容でした。 暖かくて、楽しくて、気持ちが軽くなれた。 近ければ近い関係こそ、言葉にして伝えないと拗れてしまう。でも、なかなか言葉にするのは難しい。素直に慣れない。すれ違う。 でも、そんな気持ちを 『旅屋』おかえりが緩めてくれる。前向きな気持ちに変えてくれる。 おかえりさんに会ってみたいなぁ。
18投稿日: 2024.05.24
powered by ブクログ「ただいま」「おかえり」この言葉の温かさ。原田マハさんの本はやっぱり心地がいい。 旅をすることができない人の代わりにいる旅をする、旅屋。成り行きで始まったこととはいえ、主人公おかえりの人柄がそれを実現させるのだと思った。 ここからは自分の話だけど…旅行に行くことはあるけど、余裕のある旅はやったことないなぁ。いつもあれこれと行くところをきっちり決めて、スケジュール通りに動く旅行。感動体験はあるけど、現地の人との繋がりはあんまり感じたことがない。私もおかえりみたいな旅に出たいと思った。
4投稿日: 2024.05.16
powered by ブクログブクログユーザーさんの「旅する」ベスト本!をみて以前NHKでやっていたな。 大好きな女優さんが主演だったけど、途中から観たからどんな内容か知りたいと思い、図書館で借りました。 出てくる人達も魅力的で、話もホッコリしていて良かったです。 特に愛媛の話しが素敵でした。
5投稿日: 2024.05.11
powered by ブクログ面白くて読みやすいし、涙を誘われる箇所もあった。 ただ後半になると特に、出来過ぎ感、「ここ感動するところ」的シーンが目について入り込めなかった。皆んな良い人、大円団な感じ。 エンタメ的に楽しむには良いと思うが、原田マハさんはやはりアート系作品の方が好きだと感じた。
2投稿日: 2024.05.10
powered by ブクログ「ハグとナガラ」「さいはての彼女」を読んで、マハさんの旅が絡む作品をもっと読みたい!と思い、この本を手に取った。 たしか、NHKでドラマ化されていたよーな? 一作だけ、ちらっとみた記憶があったけれど、内容はほぼ覚えていなかった。 旅って、やっぱりいいなー。。って思った。 旅屋としてのおかえりの成果物を巡る結果は、もちろん感涙ものだが、そのほかにも、「旅がもたらすもの」がちらほらさりげなーく書いてある。 単なるリフレッシュだけではなく、旅をすることで人はなんらかの成長ができるし、自分の原点、戻る場所を見つけることができるんだな。 断然、旅がしたくなった。 ついでに、紙漉きもしてみたいなー。。 あ、あと。。ドラマも観たくなったので、おそらくNHKオンデマンドを契約するだろうな(笑)
3投稿日: 2024.05.05
powered by ブクログよろずやプロ、また会いたくなる3人組ですね。皆さんの溢れる人柄。とっても楽しみました。 エピソード10あたりからグッときてしまい、ページを捲るのが遅くなってしまった。 切ないですが、明るい締めくくりで良かった。 次も楽しい旅をしてほしいです。
4投稿日: 2024.05.01
powered by ブクログ私も旅大好きです。 旅は予定通り行かない、それが楽しい。 そんな風に考える私は、いつも一人旅です。ここに出てくる登場人物も、予定通り行かなかった人たちで、旅も人生もそれが楽しい、そういうことなんだと思いました。
2投稿日: 2024.04.19
powered by ブクログ予想できないような驚きや感動があるこのお話は、マハさんの文才なのか、旅には感動がつきものだからなのか。 旅人マハさんの旅屋おかえり、登場人物も濃くていいキャラで、旅行に出かけたくなる前向きな一冊でした。 自分の為の旅、だけじゃなくて誰か為の旅っていうのも良いなあ。 シリーズ2作目も続けて読もう〜〜
45投稿日: 2024.04.17
powered by ブクログテレビの旅番組1本だけをレギュラーとしている売れないタレント"おかえり"こと丘えりかは旅が大好き。ところがスポンサーの名前を間違えて連呼したことでそのたった1本の旅番組が打ち切られてしまう。窮地のおかえりがはじめたのは、事情があって直接旅に行けない人の為に代わりに旅をしてくるという旅代行の仕事だった。 おかえりとプロダクションの萬鉄壁社長と親子のような関係。旅を依頼する人、旅先で出会う人たちとの人情劇。美しい風景。美味しそうな旅先の食べ物。旅の醍醐味が詰め込まれた一冊になっていました。少し話が出来すぎているような気もしましたが、一緒に旅しているような気分になれて良かったです。 余談ですが、旅を代行する物語、他にも随分前に短編でどこかで読んだ気がするのですが…忘れてしまいました。小瓶に旅を依頼した人から大切なものを入れて旅先に持っていくというような…どなたの作品だったかしら?小川洋子さん?三浦しをんさん?恩田陸さん?読了リストから探しても見つからず、気になってしかたがありません。
3投稿日: 2024.04.07
powered by ブクログ原田マハさんの本だと身構えて読み始めましたが、驚くほど読みやすく、また、何度も目頭を熱くさせられました。 旅の魅力、自分の好きなもの、仕事ってなんだろう、なにがおこるかわからないことの楽しさ。 読み手の感じか方でいろんな気付きのある本。 気になる方はぜひ。
2投稿日: 2024.03.30
powered by ブクログ旅先の美しい情景が目に浮かぶ描写が素晴らしい。人と人とのつながりが温かく、読了感が爽やかでとてもよかった。序盤はなんとも言えないつまらなさがあった笑
1投稿日: 2024.03.30
powered by ブクログ最高だったー!!!おかえり!!! 私も断然、旅行という言葉より旅という言葉の方が好き。その方が自分主体の旅行ではなくその場でしか味わえない何かが得られるような気がして。いつしか私は旅行という言葉より旅という言葉を使うようになった。 今回のマハさんの旅屋おかえりはまたもドストライクなお話しだった。 マハさんが描く女性はみな何か心に詰まるものがあるけれど、そこからは目を逸らさずいつも真っ直ぐ向き合う主人公が多い。今回の丘えりかもそうだった。 おかえりの旅によって励まされていく人々の姿が最高だった。 また絶対読みたい。マハさんの本はどれもいい。選べない。
1投稿日: 2024.03.28
powered by ブクログ原田マハ先生の本。以前に『リボルバー』『本日は、お日柄もよく』を読ませていただきました。2冊とも全く違うジャンルなので、違う原田マハ先生の世界に触れた。 私は、旅行が大好きなのでこちらを選んだのも一つ。 そして、人のためにそれを叶えるという今までにない職業。代理旅。 誰かのために、何かをしてあげるって素晴らしい! こんな職業、聞いたことないけどね。 愛媛には行ったことないのですが、桜の咲く春先に行ってみたくなった。 続編もあるから、そちらも挑戦してみよう!私の住む街がにおかえりサンが行くから^_^
14投稿日: 2024.03.23
