
総合評価
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powered by ブクログ組織の不正に毅然と真っ向から立ち向かう、格好良い半沢直樹。それゆえに、半沢直樹に魅せられる人は多い。しかし、そんな人物は実際にはほぼ存在しない・・・というのが現実。 一方、本書に登場する倉田太一は、実直でまじめ、人と抗うことを好まず、いわゆる出世街道からもはずれてしまった元・銀行マン。ただし、相棒ともいえる信頼できる部下、守るべき家族と彼をサポートしてくれる家族に恵まれてる。こうしたなかで展開される本書は、企業小説、家族小説、サスペンス小説の3つの要素を兼ね備えおり、池井戸作品の新たな境地開眼かも。 半沢直樹ほどはぎれが良いわけでも、格好良いわけでもないが、本書主人公:倉田太一は、どこか我々に近しく温かく、優しい気持ちにさせてくれる存在であり、作者:池井戸氏の新たな魅力が見出せる作品。
0投稿日: 2013.11.17
powered by ブクログテンポよく無駄のないストーリー展開と緊張感がいいねぇ~ どこにでもいそうな小心者のふつーのおじさんが、職場と家庭の二つの事件に立ち向かっていくところが見所。半沢直樹はいないかもしれないけれど倉田太一はいるかもしれない。
0投稿日: 2013.11.16
powered by ブクログ真面目なだけが取り柄のサラリーマンがある事件をきかっけにストーカーに狙われるようになり、やがて家族までもが巻き込まれていく... 「身近に潜む恐怖」を描いたストーリーってことで怖い話かと思いきや、そうではありませんでした。。。 確かに物語の設定自体は現実にありそうで怖いけど、それよりも真面目に一生懸命働きながらも世渡りが下手な故に会社では評価されないサラリーマンの人生にスポットをあて、エールを送っている話のように思えます。 この小説がドラマ化されることがあったら、主人公を演じてみたいな。 ...って、役者でもなんでもないけど。(^^ゞ
0投稿日: 2013.11.13
powered by ブクログストーカー被害のお話し。電車の中吊り広告を見て,購入。面白いのだが,現実のストーカーは,もっと理不尽で,執拗で,怖いものだという認識がある。そういう意味では,少々拍子抜けの感あり。社会派小説が得意の池井戸氏にしては,不完全燃焼と言えるかも知れない。エンターテインメント作品だと思って読んだ方がよいだろう。
0投稿日: 2013.11.13
powered by ブクログストーカーがまさかのふたりでうわあってなったけど、息子頼もしかったです。 ほのぼの系の小説以外では家族仲が良くないのが多いから、少し軽くは見られていても、ちゃんと仕事大変だって理解して労わってくれる家族がいて、だから出向先の会社で色々あってもやっていけるんだなあと思いました。 時間や金銭的なもの、それと心理的なプレッシャー。最初の方はひたすらハラハラドキドキして苛々して。でも途中から色々と絡み合っていたものが解けて真実が見えてくる。 痛快という作品じゃないけれど、リアル。ここに登場するのはすべて一般人、小市民。誰もが加害者にも被害者にもなりうる。そういうテイストが好きな方向け。
0投稿日: 2013.11.10
powered by ブクログ単なるストーカーと対峙するだけの話かと思いましたが、そこは池井戸潤!ひ弱な主人公が半沢直樹の近藤のような銀行から中小の電機メーカーに出向させられているような設定で、会社では銀行からの出向者ということで遠巻きに扱われているのですが、その中小企業のために正義感をもって不正を正す!ということに挑みつつも、家庭でもストーカーに立ち向かっていくことで、主人公が社会の中での自分という存在を見つめなおしていくという様を描いた作品でした。 さすがに池井戸潤は銀行融資に絡めた不正の話を書かせたら天下一品ですね!どんな作品でも中小企業と銀行とを絡めたブレない作風なのですが、少しずつ変化がある展開で、不思議とどの作品も楽しめてしまうのでした。
0投稿日: 2013.11.07
powered by ブクログ恐ろしかった。珍しくホラー??な感じで。 人物描写や会社関連の事件はハラハラドキドキ面白かったけど、私生活方面の事件がさらっと終わってしまったような。。。 相変わらずの読みやすさで引き込まれていったわー。でも何となく乗り切れていない感があるかなー。 こういうときに被害にあうのはネコが多くて、本当に嫌になる。
0投稿日: 2013.11.07
powered by ブクログ二つの問題を抱えている主人公。 家族総出でストーカーと対決! もう一方では社内の不正を暴こうと奮闘! この二つの大きな柱がどこかで重なり合うのかと考えていたが最後までそれぞれ別の話でフィナーレを迎える。 特にストーカー問題は不気味さに惹かれていたのだが「黒い家」や「火の粉」のようなサイコキラーに進展することもなく呆気ない幕切れとなり物足りない。
0投稿日: 2013.11.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
電車で順番を抜かした男をたしなめた倉田。 帰り道をつけてきたその男からのいやがらせが始まる…。 結局、犯人はその男ひとりではなく、 その男のいやがらせ行為に困っていることを聞きつけた、 倉田の長男の同僚が便乗していたり、 妻が昔もらったプレゼントに盗聴器が入っていたりと、 犯人を逮捕しても拭い切れない、社会に対する不穏な空気が残ります。(もちろんお話内では、「それでも精一杯生きて行こう!」という終わりにはなってますが) 悪いことしてそれを指摘されて、キレて一方的に嫌がらせなんて、 ほんと怖い。
0投稿日: 2013.11.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ドラマ「半沢直樹」の影響で大ブレーク中の池井戸潤さんが、何気ない日常に潜む恐怖を描いたサスペンスミステリーです。 主人公は奥さんと子供2人とともに平凡な日常を過ごすサラリーマン。そんな彼が、ちょっとした出来事をきっかけにストーカー被害に合い、さまざまな嫌がらせを受けていきます。さらにその被害は愛する家族にも・・。 姿の見えないストーカー犯罪者との戦いは、リアリティがあり、いつ自分がそういう被害にあってもおかしくないという、説得感すら感じさせます。 池井戸さんらしく、ストーカー犯罪者との戦いに主軸は置きつつも、やっぱり企業ネタはきちんとはさんできます。安心の池井戸ブランドといったところでしょうか。(笑) 池井戸作品特有のワクワク感という意味では、ほかの作品に分があるのですが、充分星4つに値する作品だと思います。
0投稿日: 2013.11.03
powered by ブクログ職場の方から借りた。池井戸潤の作品には以前から興味があったか、没個性的で、可もなく不可もなく、という感じ。ある小競り合いをきっかけに、いやがらせ被害に逢い始めるしがない中年サラリーマンの主人公。同時に会社でも、同僚の不正を目撃し、苦悩する。今まで戦いとは無縁だった弱気な彼が、ついに反撃の決意を決める。数ヵ月後には内容を忘れてしまっていそう。
0投稿日: 2013.11.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
池井戸潤の小説は初めて読んだ。ドラマの半沢は見たけど、やっぱりそれに似ている。出向先の会社の不正を暴く話。 それとは別に家庭での問題も取り上げられている。もしミステリーだったら家庭の問題と会社の問題が実は繋がっていた~なんてのがあったんだろうけどそうじゃなかった。 すっきりと話は解決したし読みやすかったけど、個人的にあんまり好きなジャンルじゃない。 半沢の原作を読んで楽しめた人なら面白いと思う。
0投稿日: 2013.10.30
powered by ブクログあっという間に読み終わってしまいました。主人公の会社での問題と 家庭での問題が平行して進んでいくのが良かったです。 犯人が二人いたことには驚きでしたが、なるほど・・・という感じです。 あんな仕打ちがあると思うと、やっぱり迂闊に注意もできませんね。
0投稿日: 2013.10.29
powered by ブクログさっきまで見知らぬ他人だった人が一瞬で悪意の対象になってしまう。 本人にとってはそれすらも悪意ではなく、1つのゲームでしかない。 そんな昨今の状況を表すようで、結局は自分の身は自分で守るしかないのだろうか。
0投稿日: 2013.10.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
とりあえずガスが無事でよかったー! ずっとガスに危害が加えられたらどうしようとびくびくしながら読んでたので。それに比べたら人間に危害が加えられるのはまあいいや。
0投稿日: 2013.10.27
powered by ブクログサラリーマンのお父さんは大変だ。会社の問題に頭を痛めつつ、家庭の問題にも大黒柱として活躍が期待される・・・会社員として、夫として、父親として、自分ひとりなら逃げちゃうような問題にも、時には立ち向かっていかなければなりません。あ、もちろん、働くお母さんも同じですけど!(それは私ですw) まー、なるべく日々穏やかに過ごしたいものですな・・・平凡な毎日って、やっぱりしあわせですよねw 池井戸作品の新刊にしては、いまいちキレが・・・?と思ったら、わりと前の作品の文庫化だったようです。そう思って読むと、最近の作品の素地を思わせるような、なるほど感があって、それはそれで面白いと思います♪
2投稿日: 2013.10.26
powered by ブクログ平凡なサラリーマンがひょんなことからストーカーに付きまとわれ、家族が危険にさらされる。職場でも不正に気づき対応に迫られる。 身近に潜む危険が生々しく描かれていて次の展開がどうなるのかときになりながら読み進められた。 主人公の倉田は池井戸作品の主人公にしてはいささか頼りない感じだけど、親近感のもてるキャラクターでした。
0投稿日: 2013.10.25
powered by ブクログ銀行からの出向き社員倉田太一が電車の列に割り込んだ男に注意したばかりに次から次いと倉田家に襲いかかる嫌がらせの数々に この後はとどうなるの惹かされて 朝方までかかって読み通してしまった それにしても僕も割り込み男や女を注意することが好きなので こんなになったらどうしょうと 自分にも降りかかりそうな災難だけに怖かった 勤め先の営業部長の不正 話を聞いて嫌がらせに便乗していた息子の同僚のねたみ男 など謎が重なって素晴らしい
0投稿日: 2013.10.24
powered by ブクログちょっと盛り上がりにかけたかんじでしたが、楽しくよまさせて頂きました。解説のコメントで納得しました。かなり前の作品だったということで自分が読んだ最近の作品とは少し違う雰囲気でした。
0投稿日: 2013.10.22
powered by ブクログ社内の不正問題と自宅を襲うストーカー問題のふたつを解決していく話。 さすが池井戸潤という感じで読みやすかったが、個人的にはひとつの不正問題を暴いていく形のほうが好きかな。
0投稿日: 2013.10.19
powered by ブクログ大好きな池井戸潤さんの作品。書き下ろしかと思っていたら、最後の解説を読んでそうじゃないことが分かり、作品のクオリティーにそれなりに納得した。たしかに面白くて、いつものようにぐいぐい読ませるのだが、リアリティというか掘り下げというか、他の作品にはあるそういった面が弱い。最近の作品の圧倒的な感じがなかった。それもそのはず昔の作品だったわけだけれども。でもさくっと読めて面白い小説読んだなとは思えた。
0投稿日: 2013.10.17
powered by ブクログ帯文:"恐怖のゲームがはじまった" "戦慄のストーカー、怯える家族、職場の敵。手に汗握る攻防の行方は―?" 目次:第1章 現代ゲーム試論、第2章 名無しさん、第3章 善良なる小市民,悪意の一般人、第4章 真夏の攻防、第5章 名無しさんの正体、第6章 名も無きひとりの人間として、解説 村上貴史
0投稿日: 2013.10.15
powered by ブクログまあまあかなぁ~(^^) 池井戸さんの作品なのでちょっと期待したんだけど、特有の企業小説のバリバリ感が薄くて、物足りなさが残った…(T-T)
1投稿日: 2013.10.15
powered by ブクログ初、池井戸作品。 半沢…は、観てなかったけど。 文庫本ならって感じで、手を出してみた。 普通のサラリーマンが、駅のホームで割り込み男を注意した。 そこから嫌がらせが始まる。 何処の誰かわからなければ、どんな嫌がらせも出来るって、怖過ぎ。 犯人は、何処のどいつだ!って思って読んでたら気になって一気に読めた。 '13.10.14読書完了
0投稿日: 2013.10.14
powered by ブクログ倍返しだ!で乗りに乗っている池井戸さん。 でも話題になる前から読んでいると、あれほど暑苦しくはない作風なのになぁ、と思ってしまう。 それはさておき、この作品は一粒で二度美味しい、そんな感じで楽しめた。 職場と家庭のトラブル。同時進行で飽きさせない。 平和なタイトル(笑)だが、身近かにいくらでも起きうる事件なのが怖い怖い。 一気に読めた。
0投稿日: 2013.10.14
powered by ブクログごくごく身近で、こういった恐い出来事に遭遇しそうな、物騒な世の中になったな、と感じる。一方で、地味で控えめだけど、愚直にまっすぐ生きている多くの人たちが、この世の中を支えているんだな、とも感じる。 半沢直樹シリーズも良いけれど、華やかさはないけれどまじめに頑張っている人を描いているこのような作品も好きだ。
0投稿日: 2013.10.14
powered by ブクログごくごく普通の小市民であるサラリーマンが、家庭内と仕事で様々な人の協力を得て、小、もしくは中活躍します。そういう意味では、 少なからず勇気がもらえました。最後の文章は、まったくその通りと共感します。
0投稿日: 2013.10.14
powered by ブクログ今、港北ニュータウンの本屋では、この本がこれでもか~と山積みになっている。なぜなら、主人公の家が、この港北ニュータウンにあるからだ! 池井戸作品はいつも知っている場所で事件が起きるのだが、今回はとうとうご町内。そうなるからには、あのあたり、と想像しながら読むのは臨場感満点。 ストーリーは複数の出来事が一人の人を中心に絡み合っていて、息つく間もない。普段自分でもしそうなことが、恐ろしい展開のきっかけになり、ちょっと考え込んでしまう。
0投稿日: 2013.10.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
またも池井戸潤作品。 いや、明日から別の読みます、マジで(^^;)。この作品は氏 お得意の金融・銀行系ミステリーとサイコ・サスペンスが 同居したかのような奇妙な作品。 銀行から出向に出されたちょっと冴えない中年サラリーマンが、 ひょんな事から巻き込まれた家庭と職場での2つの事件に家族や 部下と共に嫌々ながらも立ち向かっていくお話。 全くテイストの異なる2つのストーリーが微妙にシンクロしながら 進む。おかげで割と長い作品にもかかわらず、緊張感が途切れる ことが無い。銀行や金融に関するディテールの深さはもちろんだが、 こういう絶妙な書き分けが出来るところが池井戸潤の真骨頂なのか もしれない。 ヒューマンストーリーとしての出来も相当高いレベル。 普段なら全く興味の持てない普通のサラリーマンを、最終的に 大応援してしまう程。この感覚、結構クセになるなぁ・・・。 ともかく、池井戸マニアなら押さえておくべき。 これもとても面白いので。
0投稿日: 2013.10.10
powered by ブクログ主人公のストッカーの話と、会社の話が交互に進んでいく。どっちつかずって感じだった、最後には、どちらも、まるく収まった。 いつもの銀行の話とは、ちょっと違う感じ。 でも、さすが池井戸先生、面白かったです。
0投稿日: 2013.10.09
powered by ブクログストーカー被害の鬼気迫る感が無く、恐怖に脅えるではなく前向きに対峙、待ち伏せに中学生の娘が同行したりと対応が軽い。ストーカー云々と銀行・金融関連の話が半々で関連性も薄い。どっちつかずで中途半端…なにが言いたいのだろうか。。。
0投稿日: 2013.10.09
powered by ブクログともすれば自分にも同じ様な出来事があるような、緊迫感。池井戸作品は引き込まれて一気に読んでしまいます。
0投稿日: 2013.10.09
powered by ブクログ身近に存在するような内容で、人の怖さを感じました。 しかしその中にも銀行、会社の不正など池井戸さんらしいなという場面もあった。読みやすく、ハラハラドキドキしながらあっという間に読めました。
0投稿日: 2013.10.09
powered by ブクログ池井戸さんの本は、勧善懲悪でよい。 主人公の倉田さんは駅で割り込み男を注意する。その後、陰湿な嫌がらせが始まる。一方、出向先のナカノ電子部品で社長や営業部長から、ぞんざいな言動を取られ、サラリーマンの腹黒さに痛切を感じずにはいられなかった。 傍からは平和、平凡、幸せそうな人に見えても実際は至る所で戦って、悩んでいるもの・・・。 最後は名無しさんの正体も分かり一件落着。甘いと言われても、私も倉田さんと同じ落としどころを選択するかな。倍返しだ!とはならへんけど。 読了後に表紙を改めて見るとドキっとします。
0投稿日: 2013.10.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
知人が借してくれた本。 あらすじを読んで「何か、気が滅入るような話だったら嫌だな~」と、少々不安な気持ちで読み始めましたが、意外と、するする読めました。 気弱な主人公ですが、家族や、部下、銀行の融資担当の方等、味方の存在に救われます。 ラストは色々な問題が何とか落着して「ふぅ・・」という感じ。 それにしても、こういう“逆恨み”的な被害って他人事ではないですよね。怖い世の中です。。。
0投稿日: 2013.10.06
powered by ブクログ+++ 真面目なだけが取り柄の会社員・倉田太一は、ある夏の日、駅のホームで割り込み男を注意した。すると、その日から倉田家に対する嫌がらせが相次ぐようになる。花壇は踏み荒らされ、郵便ポストには瀕死のネコが投げ込まれた。さらに、車は傷つけられ、部屋からは盗聴器まで見つかった。執拗に続く攻撃から穏やかな日常を取り戻すべく、一家はストーカーとの対決を決意する。一方、出向先のナカノ電子部品でも、倉田は営業部長に不正の疑惑を抱いたことから窮地へと追い込まれていく。直木賞作家が“身近に潜む恐怖”を描く文庫オリジナル長編。 +++ 大好評だったドラマ「半沢直樹」で銀行から出向させられた近藤が半沢のキャラになったような倉田が主人公である。そんな倉田が仕事帰りの代々木駅で、人を押し退けて電車に乗ろうとした男を注意したことから、あとをつけられ、自宅にまで嫌がらせを受けるようになる。会社人としての倉田と、家庭を守る夫や父としての倉田が並行して描かれているのがいままでにない趣向である。そこに息子がらみの別の思惑も合わさって、恐ろしさが増している。家庭でも会社でも、倉田は周りの助けを借りながら事を解決していくのはいつもの池井戸流である。著者の作品なので、着地点の予想はつくのだが、それでもなおハラハラドキドキ愉しめる一冊である。
0投稿日: 2013.10.05
powered by ブクログ本の帯には「恐怖・・」の2文字が躍る、のでそれを意識して読み進めたのですが、池井戸さんの小説ですから、主な人物は人情とか人の好さとかを持ち味にした人たち。いくら、状況を顔の見えない人物相手の闘いに設定しても、いわゆるゾクゾクするような怖さは湧かずに読み終えました。 むしろ、お得意のビジネスマンの人物像や生き方に焦点がありました。 銀行から出向した会社で思わぬ問題に直面した主人公の倉田太一。 それを皮切りに、彼の会社での立場や周りの人たちとのつながりが浮き彫りになってきます。そして同時期に倉田家を襲った理不尽な仕打ちの数々・・果たして犯人は? ふたつの出来事が彼を追い詰めていきますが・・
0投稿日: 2013.10.04
powered by ブクログ「10倍返しだ!」と液晶画面の中で企業の悪と戦っていたのは、半沢直樹。そして、この作品の主人公、倉田太一も半沢同様、銀行から企業への出向者であった。二人は同じような立場だが、倉田は気弱でまじめな会社員だった。それがふとしたことで、理不尽な仕返し対象にされる、という日常ありうるおそろしいストーリーになっていた。 ある夏の夕方、満員電車に割り込み乗車をしようとした男に、居合わせた倉田が注意をした。すると男は倉田に怒りをぶつけてきた。倉田の帰宅を尾行し、次の日の朝には、倉田家の庭が荒らされていた。倉田家では、その後も車を傷つけられたり、パンクさせられたり、不審者が家の近くで見張っていたりと、姿の見えないストーカー行為に怯えるようになった。 倉田の仕事の方でも、上司の不審な新規取引契約が発生したりと、家・会社とも、倉田とその家族にとって、不安におののく日々が訪れる。大学生の長男と高校生の長女の助けをかりて、防犯カメラを設置したり、盗聴探知機で盗聴器を捜し出したりと、倉田家のストーカー対策は高度になってきた。そしてついに、ストーカーを罠にはめるために、倉田家へ招待する罠をかけることになった・・・。 平凡なサラリーマンであった倉田があうストーカー被害。決して人ごとではない。あらゆる所に仕掛けられる盗聴器の話は、テレビでも聞いていたが、小説の中でも実際に家庭の中で見つかるのは、こわいものだ。 ある家族のこんなエピソードがいつの間にか漏れて続いて起こる被害の数々。いったい誰が真犯人なのか、やきもきしながらページをめくっていた。途中で捕まった犯人は、冒頭の倉田とトラブルになったストーカーとは別人で、彼は結局一番最後に捕まって本当に一件落着となる。 単なるストーカー被害のサスペンスだけでなかった。銀行がらみの会社の融資問題を盛り込んで、作品に厚みを持たせている。このあたりはやはり池井戸さんでなくては書けないものだろう。 逆にいえば、今まで通りの企業サスペンスだけでなく、ストーカーが登場する家庭的なサスペンスも盛り込んだ、今までにない、贅沢な作品となっていたと思う。
0投稿日: 2013.10.04
powered by ブクログ池井戸潤のいつもの社内のハラハラドキドキに家でのストーカーによるホラーを交ぜたちょい珍しい作品でした。会社、家、両方ハラハラしっぱなしでラストまで両方心配しすぎてワケわからない状態に…(笑) どっちか一本にテーマを絞った方が読みやすいですね。
0投稿日: 2013.10.03
powered by ブクログ悪事を暴き正義感あふれる、それでいて飾らない、読み終えて後味スッキリ。 でも、現実はそんななにごとも解決できるわけではない、でも気持ちはこの人みたいでいたい。
0投稿日: 2013.10.02
powered by ブクログタイトルから、逆恨みでストーカー行為を重ねる名無しさんを自宅におびき寄せ対抗する話がメインかと思ったが、違った。銀行から企業の総務に出向した気の弱い主人公が、やり手の営業部長の架空取引や、他社の倒産を利用した売上金横流しの手口を暴いていく様子がスリル満点に語られ面白かった。半沢直樹で銀行の事が少し分かってきたところに、この話で更に理解が深まったと思う。最後に社長が経理のシングルマザーと主人公を評価してくれてよかった。勇気は報われなければね。
0投稿日: 2013.10.02
powered by ブクログここでも出ました。「銀行員というのは数字を見ているようでいて、結局は人を見る商売なのだ。」 でも、この主人公はそんなに強くありません。
0投稿日: 2013.10.01
powered by ブクログ帰宅ラッシュの代々木駅で、割り込み乗車した客に注意した倉田太一。逆恨みされた彼の周りで、だれかの嫌がらせが始まる。 池井戸潤にしては、勧善懲悪スタイルがやや緩い作品。でも一気に読める。
0投稿日: 2013.10.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
元来大人しい性格で、人と争うことの嫌いな倉田だが、満員電車で割り込みをしてきた男に珍しく注意をしたところ、翌日から倉田家に対する様々な嫌がらせが始まる。 相手に見えない嫌がらせに、恐怖と困惑が混じるが、同時に倉田の出向先の会社でも不正が発覚する。 嫌がらせの対処と同時進行で不正を暴こうとする倉田は、ただの気の弱いおっさんではなく、親として、企業人としてカッコイイと思う。 池井戸作品は、勧善懲悪モノが多いので、読了後のスッキリ感がたまらなく好きです。
0投稿日: 2013.10.01
powered by ブクログ実際には、出向先で歓迎されている元銀行員の 方はどのくらいいるのかな。 そろそろ銀行が出てこない話も読みたい。
0投稿日: 2013.09.30
powered by ブクログ銀行から中小企業へ出向した倉田。会社では架空取引を始めとする不正を働く営業部長を正そうとして窮地に追い込まれ、電車の中でのアクシデントで恨みを買い ストーカー被害に遭う。うわあ!こんなドコにも安らぎがない生活いやだ~と思いながらも“名無しさん”は一体誰?会社の架空取引はどうなるの?と気になってイッキ読み。会社で立ちまわる倉田の様子は「半沢直樹」に似てて新鮮味はなかったかな。でも普段は大人しくて反論出来ないような人が立ちあがったっていうところがミソなんだよね。ストーカーに関しては人間の負の感情が怖かった。
0投稿日: 2013.09.30
powered by ブクログ池井戸潤らしい、工場や中小企業に務める人たちと、銀行員が舞台。 平凡な家庭が、ひょんなことからピンチに襲われる。 すっきり感が乏しいが、街ですれ違う全ての人に、大切な人生があることを思い出させてくれました。
0投稿日: 2013.09.29
powered by ブクログ会社でもまれて、家庭でもまた気分がめいって・・・ 家族仲がいいところはよかったと思う。 世の中のお父さんきっと外でも内でもいろんな想いを抱えて過ごしているんだろうな。 何気ない行動で恨まれてしまうことって実際あると思う。 いろんな考え方の人がいて、想像以上の行動を起こす人もいる。 狂気の部分だけ出すと異常だけれど、普通に生活している面もあるわけで・・・ 会社問題と家族問題と半々だったのでいつもよりはすっきり感が少なかった気がする。 それでも正しく生きていくことで損ばっかりではないと思わせてくれる本でした。
0投稿日: 2013.09.28
powered by ブクログストーカーの話で銀行とか経理とか関係ない話かと思ってたんだけど、やっぱり池井戸さんだよね。 もっとストーカーとの対峙のシーンとか読みたかったな。割合がもったいなかったな。
0投稿日: 2013.09.27
powered by ブクログずっと読んでみたかった気になっていた1冊!半沢直樹みてないけど、半分は半沢直樹要素はいっていそうな☆ 読みやすくて、続きが気になるので1日で読めました。 ふたつの話が同時進行、あとで絡むのかと思ってましたが別物でミステリーという感じではなく。 ただただ、今の世間知らずの若者…若者に限らずバーチャル人間だとかモンスターペアレントとかそういった類の人間は理解出来ないな。でも近くにいる誰もが、そして自分自身もがなり得る“名無しさん”、納得。倉田パパの考えはかっこよかった。 そして何より、サラリーマンて大変だな。経営とか営業とか、おつかれさまです、と言いたくなりました。
0投稿日: 2013.09.25
powered by ブクログアタリ続きの池井戸作品なので期待してしまった。面白い流れだったのに、ちょっと盛り込みすぎて焦点がぼやけた感が。経理話は抑え目にして、もっとメインを厚くしてほしかった
0投稿日: 2013.09.24
powered by ブクログミステリーの部分と、 池井戸作品に多い企業に潜む不正の話と、 二つがミックスされているお得な作品です。 池井戸作品は読んでいて本当に飽きない。 仕事中も続きが気になるほど、中毒性あり。
0投稿日: 2013.09.24
powered by ブクログ今や「半沢直樹」で大人気の著者の新作!! こちらの主人公はドラマと違って、言いたいことは言えず波風を立てないように生活している平凡な元銀行員。彼の自宅と会社を巡り二つの事件が同時進行していきます。家ではストーカー被害、会社では不正経理問題…。真面目で気弱な主人公が勇気をふりしぼって、周りの協力を得ながら頑張ります。主人公の頼りなさにイライラしながらも、終盤少しづつ強くなっていく主人公に拍手!読み終わって爽やかな気持ちになれます!
0投稿日: 2013.09.23
powered by ブクログ結末が気になってあっという間に読み終わった。この方の他の銀行ものも読んでみようかって思ったって、それ半沢か。
0投稿日: 2013.09.23
powered by ブクログ街で起こった他人とのトラブルが原因となったストーキングの話と、銀行員の出向先での話が組み合わさったような小説で、半分は半沢直樹を読んでいるよう。犯人に陰で付きまとわれる様が読んでてソワソワする。 「匿名が前提の世界」っていう表現がしっくりくる。
0投稿日: 2013.09.22
powered by ブクログ面白かったです。読みやすくて一気に読み終わってしまいました。 この作家は初めて読んだけど、半沢直樹シリーズの原作者なのですね。なるほど。派手さはないけれど「銀行マンの矜持」という点では一致するかも。 平々凡々な父親であり会社員である主人公が、ひょんなことからストーカーに家を狙われ職場でも苦境に陥る。それに立ち向かっていく物語です。
0投稿日: 2013.09.22
powered by ブクログ真面目だけが取り柄の、倉田は、ある日、駅のホームで、電車の割り込み乗車の男に、注意した。 すると、その日から、倉田家に対する、いやがらせが始まって…。そんなとき、倉田の会社で、不正が発覚。二つの問題は、解決するのか? いやがらせに対する無力感、社長のことなかれ主義、はじめの方を読んでいると、いらいらした。しかし、ストーカーと、対決しようと決心した倉田家家族は、頼もしい。ストーカーの問題は、意外なかたちで終わったが、現実にありそうなところが怖い。会社の方は…?まぁ、倉田は、気がよすぎて、ヒーローって柄じゃないし、こんなもんかな(苦笑)
0投稿日: 2013.09.22
powered by ブクログ今「半沢直樹」で大流行りの池井戸さんの作品。 いきなり文庫で出版されるのは初めてだそうです。 全く意図はないのですが、なんとなくライトな作品だという先入観をもって読み始めました。 が、読み進めるうちに「え、ようこそ」ってそっちの方?と良い意味で裏切られました。 主人公の自宅が私の住む街のご近所であったことも、このストーリーに一気に惹き込まれた原因かも知れません。 銀行員が出向先で頑張る姿はかの作品とも似ていますが、池井戸作品の読後痛快感ももちろん味わえますのでお薦めです(^_^)v
0投稿日: 2013.09.22
powered by ブクログ家庭での「事件」と職場での「事件」、並行的に進む両者に挑む夫。 職場の事件はいつもの銀行がらみのモノ、家庭の事件は猟奇的事件。 それぞれ面白いのだが、二つの進行に殆どリンクする部分がなく、家は家、職場は職場、という流れになっているので、なんで一冊にまとめたのかよく分からない。両方が何かがリンクすることを最後まで期待しながら読んでいたが、それは全く出てこなかった。 ハンバーグとエビフライが両方乗っているが、それぞれ際立った美味しさが無く、フツーの味、というような一冊に思えた。 まあ、文庫で出ているので値段相応とも言えるかもしれない。
0投稿日: 2013.09.22
powered by ブクログあっという間に読めた。 銀行員で、出向者の倉田さんが主人公という池井戸さんらしい設定ではあるものの、金融の世界に留まらず、ミステリーだったり家族や会社の同僚にスポット当てた小説。 読みやすい一冊だと思う。
0投稿日: 2013.09.21
powered by ブクログ人は誰しも自分の人生を必死で生きている。 この本には、必死だからこそ道をそれてしまう人がたくさん出てくるけど、どんな状況でも人や社会に誠実でい続けられる人ってのもいるんだよね。
0投稿日: 2013.09.21
powered by ブクログ真面目なだけが取り柄の会社員・倉田太一は、ある夏の日、駅のホームで割り込みの男を注意した。すると、その日から倉田家に対する嫌がらせが相次ぐようになる。花壇は踏み荒らされ、郵便ポストには瀕死のネコが投げ込まれた。さらに、車は傷つけられ、部屋からは盗聴器まで見つかった。執拗に続く攻撃から穏やかな日常を取り戻すべく、一家はストーカーとの他決を決意する。一方、出向先のナカノ電子部品でも、倉田は営業部長に不正の疑惑を抱いたことから窮地へと追い込まれていく。直木賞作家が‘身近に潜む恐怖‘を描く文庫オリジナル長編。(背表紙より) なかなか‘身近な恐怖‘としては面白く読めました。でも、えーそうなの??という展開もあったり、やっぱり「空飛ぶタイヤ」なんかのほうが面白いかな。池井戸さんは‘銀行員‘ものがやっぱりいいです。うん。
0投稿日: 2013.09.19
powered by ブクログ空飛ぶタイヤに続いて、池井戸作品です。 もろ銀行モノか?と思って読み始めたら、家族にストーカーが、、、という池井戸らしからぬお話が! とはいえ、主人公は銀行から、出向している立場であり、会社でも半沢よろしくトラブルも起きと、ビジネス小説としても楽しめます。 勧善懲悪、びしっと正義が最後に決めるところは、池井戸らしいところですかね?
0投稿日: 2013.09.19
powered by ブクログある日突然、逆恨みをされ、嫌がらせを受けることになった出向中の銀行員が犯人の特定に奔走する、現代の「名無しさん」問題と重ねた作品。出向先で起きる、お金の横流しのトリックも非常に面白かった。
0投稿日: 2013.09.16
powered by ブクログいつもならしない行動を取ったことで一家に災難が起こってしまう。普通にありそうだから恐ろしい。 会社でも濡れ衣を被されそうになったり・・・。 ますます、他人は他人、我関せずな人が増えそう。 本当におっかない・・・
0投稿日: 2013.09.15
powered by ブクログ通勤電車で起きた出来事、棚卸作業から発覚した架空取引の疑い、両方に関わることになってしまった主人公。正義を信じていれば必ず救われるということ。人生の教訓にしたいと思います。
0投稿日: 2013.09.14
powered by ブクログ銀行から取引先に出向になった主人公・倉田。電車通勤で割り込みしてきた男に注意してから自宅に嫌がらせを受けるようになる。出向先では外様扱い、総務部長として頑張るが、営業部長や社長とはかみ合わない。 普通であることの幸せ、些細なきっかけでそれが壊されていく恐怖、日常の中に潜む危険。職場など、様々な場所での人間関係は結局自分で解決するしかない、それぞれの戦いだ。 解説では、池井戸作品最弱の主人公と評されているが、家族や優秀な部下の協力でこの難局を乗り越える主人公の姿を応援したくなる話だった。
0投稿日: 2013.09.13
powered by ブクログ駅のホームでのトラブルがもとで、逆恨みされ自宅に嫌がらせをされる。 その攻撃に対し、家族と協力して立ち向かう主人公一家。 また、主人公の勤める会社の不正問題も発覚する。 ささいなトラブルで逆恨みって、実際にありそうで怖い。 会社の不正問題も絡んでお父ちゃんの苦悩っぷりが見事に表現されてます。
0投稿日: 2013.09.13
powered by ブクログ自らの処遇より、本来こうあるべきと思うところを貫く主人公の清廉さが、好印象。 しかし、辛いんだよなぁ。 理由はどうあれ、組織から劣後者として烙印を押されつつも、辞められない状況は。 「うまく行くときもあれば、そうでないときもある。それがサラリーマンではないか。そして、それが人生ではないか。」 主人公にそう言わせている。 心からそう思えるよう、精進します。
0投稿日: 2013.09.12
powered by ブクログ「名無しさん」からの悪質な嫌がらせと、発覚した会社内での不正。平凡なサラリーマン倉田の日常が少しずつ変化していきます。 池井戸潤は周りにもファンが多いけど、企業モノってなんだか食指が動かず今回が初めての池井戸作品でした。 勢いがあり一気に読めました。
0投稿日: 2013.09.09
powered by ブクログ「半沢直樹」のヒットもあって、ちょっとした池井戸潤ブームな昨今。ブームのきっかけとなった「空飛ぶタイヤ」、直木賞作「下町ロケット」などより前の作品らしいけど、著者らしい銀行員が主人公のお話。そこにちょっとしたサスペンス風味(ストーカー)が加わってるところがブーム後の作風と異なるところか。とても小さな小さなお話でしたが、登場人物それぞれに人生があり、苦悩あり、葛藤ありで、人情溢れる(ってほどでもないかな)、いい話。 主人公を助ける部下の摂子、息子の存在が頼もしい。
0投稿日: 2013.09.09
powered by ブクログ倉田さんは半沢さんみたいにバリバリにできるサラリーマンではないけれど、そこが逆にリアリティがあり、引き込まれました。目立たなくても、自分の仕事に信念を持って、一生懸命生きている…名もなきひとりの人間として。ラストにぐっときました。
0投稿日: 2013.09.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
今回は池井戸作品の中で最弱(?)の主人公らしいです。 争い事が苦手でお人好しな倉田さんなんですが、公私共に大変 な事になってしまってます。 電車で注意した男に嫌がらせをされる。 しかもかなり怖いです・・・ 電車で乗り合わせただけの人は素性も分からない「名無しさん」。 その匿名性故に行為がエスカレートする。 現代の特性がよく書かれています。 一方倉田さんは会社でも問題に直面します。 商品在庫の不一致から、営業部長に不正の疑惑を抱くのですが 中々追いつめる事が出来ず、イー!!!っとなります(笑) しかしそこは池井戸さん、最後にはスッキリできるようになって ますよ。
0投稿日: 2013.09.06
powered by ブクログ真面目なだけが取り柄の会社員・倉田は、ある日駅のホームで割り込み男を注意した。すると、その日から倉田家に対する嫌がらせが始まった。執拗に続く攻撃から穏やかな日常を取り戻すべく、一家はストーカーとの対決を決意する。一方、出向先でも倉田は営業部長に不正の疑惑を抱いたことから、窮地に追い込まれていく。 文庫オリジナル
0投稿日: 2013.09.05
powered by ブクログどこにでもいる、典型的一サラリーマンが会社の部下や上司、それから家族、赤の他人とどう関わって日々を過ごしているのか、そしてふとした自分の行動によってそれらとの関わり方がどう変化していくのか。 身近にある社会の怖さを重くなり過ぎず、ある種爽やかに表現した読みやすい作品だった。
0投稿日: 2013.09.03
powered by ブクログ誰にでも起こりうるサスペンス。またところどころの謎解きもよかった。架空取引の謎解きはあんまり。いらなかったように感じた。
0投稿日: 2013.09.02
powered by ブクログ真面目なだけが取り柄の会社員・倉田太一は、ある夏の日、駅のホームで割り込み男を注意した。すると、その日から倉田家に対する嫌がらせが相次ぐようになる。花壇は踏み荒らされ、郵便ポストには瀕死のネコが投げ込まれた。さらに、車は傷つけられ、部屋からは盗聴器まで見つかった。執拗に続く攻撃から穏やかな日常を取り戻すべく、一家はストーカーとの対決を決意する。一方、出向先のナカノ電子部品でも、倉田は営業部長に不正の疑惑を抱いたことから窮地へと追い込まれていく。直木賞作家が“身近に潜む恐怖”を描く文庫オリジナル長編。
0投稿日: 2013.09.02
powered by ブクログ池井戸潤の定番の会社の上司と戦うという部分もあり、さらに家族での戦いも描くという両方の話が同時進行ですすんでいく。これはこれで面白い。
0投稿日: 2013.09.02
powered by ブクログどこにでもいそうなサラリーマンが主人公。その主人公の貧弱さがこの作品のリアリティを引き立てている。自宅への嫌がらせは今の世の中ではだれにでも訪れそうだし,この主人公が出向先での不正を暴いていく姿は半沢さんとかぶる。平凡な毎日は幸せなんだなとつくづく感じる作品でした。
0投稿日: 2013.09.02
powered by ブクログ倉田家の"わが家"へ始まった嫌がらせゲームと、仕事上での不正事件発覚によるそれぞれの危機。家族、同僚、部下たちの協力と気転を仰ぎながら見事に解決していく二本立て模様。健太と摂子がひときわ光る!それにしても、皮肉なタイトルだなぁ♪
0投稿日: 2013.09.01
powered by ブクログ怖っ!と最初思いました。 「名無しさん」ということが浸透しすぎるとこんなことが多く起きてくるような・・・ 家族のきずなが強いところが救いでした。
0投稿日: 2013.09.01
powered by ブクログこの作家さんはお初です。 近頃話題の作家さんですね。 すらすら読めて、しかも続きが気になって、夜中までかかって一気読みしました。 いかにも変な人じゃなく、ある意味どこにでもいる普通の人が、極めて自分勝手な理由で、他人に危害をくわえる。 近頃の世相を描いていて、ヘタなホラーよりよほど怖い。
0投稿日: 2013.08.30
powered by ブクログ一時帰国の際、移動しながら気楽に読める本はないかと物色し購入。テーマ的に一歩間違えればスティーヴン・キング『ミザリー』や貴志祐介『黒い家』的に転がりかねない出だしだ。但、題名に“我が家”とある様にこの物語には何故か暗さがない。著者の作品中でも際立つダメ主人公にも関わらず愛してくれる人々がいる。実家ですることがなかったこともあるが夜を徹して一気読み。さすがにリーダビリティの王様だが著者の代表作かと言えばそうではあるまい。池井戸入門としては勧められない。彼の文体が好きな人なら楽しめるでしょう。ドラマ向きかも?
0投稿日: 2013.08.30
powered by ブクログ銀行員としては出世街道を外れ、出向先で総務部長を務める倉田太一という人物が主人公 青白く、細面のみるからに小心者の中年男 真っ正直で誠実だけが取り柄の堅実派 この男が会社で起きる不穏な出来事に立ち向かっていくというお話・・・・・・ 親近感、湧きますね~ ここまではいわゆる『経済小説』『企業小説』と呼ばれるものに分類される作品になっている訳です しかし!!!!! この作品 仕事に一生懸命取り組むという背景 ここに事件がおきることが最大の魅力 みなさんわが家に事件です そう! 家族想いの倉田さん 妻もやさしく理解あり 息子も娘も真っ直ぐ育ちました そんなわが家に嫌がらせ 名も知らない一瞬すれ違った男から 家族全員で立ち向かう!! ガンバレ 倉田家!!! 倉田さん! あなたは幸せ者!! もっとも大切なことを家族からの愛で知っている とってもいい家族です そして、フラッシュバックのように語られる主人公とその父との思い出 大人の心と子どもの心 実は子どもも大人も心の核は同じなんだ 大人はそれを経験という衣で包んでいるだけ 同じことで恐怖を憶え、同じことで喜びも感じる あの頃の父と同じ年齢になり理解できた己の気持ちとわが家への気持ち 会社での不正に立ち向かうお父さん わが家への暴力に立ち向かうお父さん 同時にふた味楽しめるお買い得な物語ですよ~ 大好き池井戸作品+家族愛=★五つです
0投稿日: 2013.08.30
powered by ブクログとても面白かったのだけれど、俺たちの花のバブル組と出向した銀行員が出向先の人間関係で苦戦しながら不正を暴く点で、構図が似てて飽きた。
0投稿日: 2013.08.28
powered by ブクログ銀行からナカノ電子へ出向中の倉田太一は、駅のホームで、割り込みに入ったひとりの男を注意する。その場はことなきを得るが、それから、家の花壇を荒らされたり、弱ったネコを郵便受けに入れられたりと嫌がらせを受ける。一方、会社でも不正な経理が発覚して。。 同じ銀行員と言うことで、半沢直樹と比べてしまいますが、一方は怖いもの知らず完全無欠のヒーローですが、倉田は頼りない等身大のヒーローと言う感じで、親しみやすいかもしれません。それに、そういう人の方が、周りに優秀な支えがあるものです。摂子の存在や家族の存在は大きい。 顔の見えない名無しさんに対面した時、伊坂幸太郎のゴールデンスランバーの様に顔の見えない敵からひたすら逃げる人、そして本作の様に立ち向かう人もいる。その違いは家族の様に守る人がいるかどうかの違いかなと思いました。 池井戸さんは、企業小説だけかと思いましたが、こんな小説も書くのですね。会社の事件と名無しさんが結び付くかと思いましたが、杞憂でした。
0投稿日: 2013.08.28
powered by ブクログ「世の中に出る以上、誰だっていろんなことと戦っているはずだろ。職場の人間関係だってそうだよ。でもそれは、自分で解決しなきゃいけない問題なんだ。オヤジだって、そういうの、あるだろ。その戦いに、オレが加勢する余地がある?」 戦いなどとは無縁に見える平凡な人にも、小さいけれどそれぞれの戦いがある。本人には小さすぎて気づかないかもしれないけれど、一生懸命戦っている。 後半から一気に読破。
0投稿日: 2013.08.28
powered by ブクログ嫌がらせの部分は本当に会ってもおかしくない話で怖かった。だが、全体としてはストーカーの正体と不正、それぞれ暴いていくのだが真相に近づくにつれてそのドキドキ感が対照的でそういった部分が面白かった。
0投稿日: 2013.08.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
徐々に追い詰められる感じが気味悪く、また、会社での弱気な主人公に同情はしても、ついつい「もし半沢さんだったらどれもこれもこうはなるまい」などと思ってしまったが。 やはり半沢さんはわかりやすい理想を集めたヒーローで、倉田さんはより現実的。わたしたちは、どうしたって倉田さんよりに進みがちだ。 真犯人と真相は、意外な要素もあり前半のもやもやが晴れ、楽しめました。倉田さんの家族もいい。こっちが好きだけど・・・ テレビに受けるのは半沢さんかも。 って、夫に途中こうこう・・・だねと言っても、何の話だっけ?あああああ・・・! つい先日読んだものだけど、すぐ忘れてしまうらしいです^^;;
0投稿日: 2013.08.26
powered by ブクログ★3.8 2013年出版。最新作。池井戸さん作品第二弾。七つの会議がとても面白かったので、それよりは若干劣るが、それでも平均以上!3.8点くらい。 ストーカーが2人いたことに驚き!社内外どちらにも敵がいて、大変そう…と主人公に思わず同情…。さくさく読めた
0投稿日: 2013.08.24
powered by ブクログ初めて読んだ作品。 家族に起こりうる流れで描かれている作品。 息子や娘との関係など、平凡ではあるが ある意味理想的な家族間を感じてしまう。 家族の中での父としての立場を考えさせられる作品。 結構好き。
2投稿日: 2013.08.24
powered by ブクログホラー?サスペンス?と思いながら読みはじめたが、ちゃんと安定の池井戸潤。 今回は主人公がすかっとする格好いいタイプではなくて、冴えない感じというのが新しい。でも、個人的にはいつもの方が好き。 銀行から出向しているおじさんが主人公。 銀行員あるあるだけど、小説内で銀行用語出されると嬉しくなる。お、ザンブ(残高不足)だーって思ったりする(笑)それも池井戸潤作品の楽しみのひとつ♪ 私は通勤電車で読書をするので、読みながらぞくっとした。電車のなかで会って、ストーカー…怖い。 乗り合わせる人たちは、私にとっては名無しさん。私は、乗り合わせる人たちにとっては名無しさん。でも、みんなそれぞれの人生を生きているひとりの人間なのである。 ☆あらすじ☆ 真面目なだけが取り柄の会社員・倉田太一は、あ る夏の日、駅のホームで割り込み男を注意した。 すると、その日から倉田家に対する嫌がらせが相 次ぐようになる。花壇は踏み荒らされ、郵便ポス トには瀕死のネコが投げ込まれた。さらに、車は 傷つけられ、部屋からは盗聴器まで見つかった。 執拗に続く攻撃から穏やかな日常を取り戻すべ く、一家はストーカーとの対決を決意する。一 方、出向先のナカノ電子部品でも、倉田は営業部 長に不正の疑惑を抱いたことから窮地へと追い込 まれていく。直木賞作家が“身近に潜む恐怖”を描 く文庫オリジナル長編。
0投稿日: 2013.08.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
あっという間の2日で読破。池井戸作品を読んだのは2作目。 大変読みやすくて今回も面白かった! 会社帰りの電車で乗車待ちをしていた50代サラリーマン・倉田は、順番を無視して乗り込もうとした30代男性に注意する。 自宅までの帰路で彼に尾けられていると気付いてから必死に逃げるが…翌日、自宅の庭が荒らされていた。「奴の仕業か・・・?」 その後も自宅には嫌がらせが続き、家族で対策を講じる。 また、出向先の会社ではとある営業部長の不正がいくつも明るみになる。本人や社長に訴えても、取り合ってはもらえない。 正しい奴が正しいことを指摘しても報われない。。。といった歯がゆさが感じられたが、さすが池井戸作品。 最後はスッキリした。 ストーカー事件は、いつ・どんな事がきっかけで自分がその標的にされるかわからない、という恐怖感が半端ない。 恋愛絡みだけではない、という事も。 正しい事を言っても逆切れされたり逆恨みされたり…最近の風潮がよく描かれている。怖くて何も言えなくなってしまったのは、いつからなんだろう。世間のモラルとか、よく母と話す議題の1つだな。 この作品では気弱で事なかれ主義の性格である倉田が、家族では長男・職場ではデキル女性部下を味方に奮闘していた。 よくやりました、倉田さん。長男が間違ったことをして指摘し、それがちゃんと息子にも響いていた点が、この家族はすごく真っ当でよかったと安心した。
0投稿日: 2013.08.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
満員電車の割り込みを注意した現在出向中の銀行員倉田。その日から執拗な嫌がらせが家に起きる。 会社でも営業部長の承認が押してある伝票の在庫、二千万もの商品が棚卸時に不明、問いただすと翌日に同じ商品でも破棄処分用の在庫が届く。会社では営業部長の不正事実を解明すべく動き、家では嫌がらせが続くストーカー行為の犯人探しをする。 ドラマ半沢が大人気だということで、この本もかなり売れているようです。 色々賛否両論がある作品のようですが、身近にありえそうな嫌がらせ、会社の不正を探る主人公倉田は 本当にどこにでもいそうな 出世にあくせくしない、出向を当たり前として受け止め、真面目に勤める物静かな人物。半沢のように噛み付くところはなく どこにでもいる。 そんな主人公なのに ここまで面白い小説になるのは やはり池井戸さんだからだと思う。 読了後は すっきりした部分と やはり勤め人とは、会社の歯車のような存在なんだなというむなしさとが交錯する。
0投稿日: 2013.08.22
powered by ブクログコレは良かった(^_^) そして面白かった( ´ ▽ ` )ノ 読むと見知らぬ人を注意するのが余計怖くなる…元からそんなキャラじゃないけどw
2投稿日: 2013.08.22
powered by ブクログ怖い話だったけど、最後はやや拍子抜けか。それでも充分に読み応えがあったのはやはりさすがというしかない。
0投稿日: 2013.08.21
powered by ブクログご多分にもれず…と言うとそうでない人に失礼だけど、 “半沢直樹”の影響で初めて著者の作品を読んだ。 非常に読みやすくとても面白かった。展開はなかなか巧み。 プライベートと仕事の二つの話が展開されているけれど、 『ようこそ、わが家へ』のタイトルとは裏腹に 仕事の話の方が断然面白かった。1.5倍返しくらいか(笑)。 そういった意味から、是非とも“半沢直樹”シリーズも読んでみたい。 とても面白かったけれど、プロットの深みやユニークさは もうひとつ物足りないかなと思ったので★三つ。
0投稿日: 2013.08.21
powered by ブクログごく普通のサラリーマンとその家族がある日の出来事をきっかけにトラブルに巻き込まれる。。 半沢直樹の影響で、初めて池井戸潤作品を読みました。テンポとか、どんでん返しぶりとか、さすがに一気に読みたくなる。会社部分は銀行員ならではの目線だなーとも思いました。
0投稿日: 2013.08.21
powered by ブクログ今までよんだ池井戸潤の作品は、ビジネス・職場でのドキドキを楽しんできたけど、今作品は主人公のプライベートでのサスペンスがプラスされて読みごたえがありました。どこにでもいる人に起こり得る恐怖が、細かく描かれていて読み進めるのがホント怖かった。何度最後のページを捲り、主人公が無事なのを確かめたかったか… でも、読後感も◎
0投稿日: 2013.08.20
powered by ブクログ『空飛ぶタイヤ』、『鉄の骨』に続いて、この人の作品は三作目だけど、やっぱり面白い! 主人公に若干力強さが足りないけど、それがまたいいのかな。
1投稿日: 2013.08.20
