
総合評価
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powered by ブクログ池井戸さんには珍しく、いわゆる一般的なミステリーものなのかと思っていましたが、フタを開けてみるとしっかり企業内の確執やドロドロしたものがあって、安心しました。笑 これが、現実で起こることなのかは分からないのですが、犯罪において被害者というのは圧倒的に不利な状況なのだと痛感しました。それでも家族総出で立ち向かう姿に胸が熱くなりました。
0投稿日: 2021.11.06
powered by ブクログ真面目な銀行員、今は出向で電子部品の営業部長になっている。駅のホーム割り込みを注意したら家までつけだれ花壇 死にそうな猫をポストに入れられ大変な思をした 会社は会社でいろいろありこれが人生かもね。長男が協力的で心が救われた今はなかなか注意もできない知らん顔するしかないのか。
0投稿日: 2021.11.04
powered by ブクログやはり銀行員が主役であり、例によって不正を暴くストーリーだが、半沢直樹とは切り口を変えて、日常生活に潜む名無しの他者の怖さを描く。
0投稿日: 2021.09.16
powered by ブクログ2021/9/10 怖かったーー。 電車でのトラブルのあと家への嫌がらせ、社内でのゴタゴタ。 心がビリビリする。 人の悪意は怖いなぁ。 ちょっと詰め込み感あるし、長男はどうなったんだろう?とは思った。
0投稿日: 2021.09.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
温厚な性格の中年倉田が、駅のホームの割り込み男を注意して以来、倉田家への嫌がらせが始まり、出向先の電子メーカーでも営業部長に疑惑を抱いた事から窮地に追い込まれる というお話 本作、スルスル読めます 入り込める 会社のターンが特に面白くページが進む 銀行と出向先、疑惑ありの営業部長とのやり取り 痛快!
0投稿日: 2021.08.11
powered by ブクログどこにでもあるような平凡な家庭がおかしな男に狙われる話、プラス池井戸さんの企業小説。当然面白いでしょ!
0投稿日: 2021.07.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
思ってたのとちょっと違った。 嫌がらせがエスカレートしていくサスペンスだと思って読み始めたけど職場トラブルの方が内容が濃かった気がする。 駅で注意した人は全く関係なくて友人とか職場の人が犯人じゃないかと無駄に勘ぐってしまった。 人生事なかれ主義で生きていたとしてもどこで誰の恨み妬みを買うかわからないものだ。
1投稿日: 2021.06.15
powered by ブクログタイトルに騙されたわ 読んでる時はモヤモヤ・イライラしたけど 終わった時はすっきり! いつも通りの展開でした
0投稿日: 2021.05.15
powered by ブクログ読んだら止まらなかった。 とても他人事とは思えないし、この地球上で名無しさんが名有りさんになる瞬間の巡り合わせに寒気をおぼえた
0投稿日: 2021.05.12
powered by ブクログBT63の衝撃が強すぎて、 直後によんだこちらが すこし霞んだが、それでも、やはり面白い。 名もなき普通の人に起こりうる 戦わなければならないこと。
1投稿日: 2021.04.12
powered by ブクログ名無しさんに対して家族が恐々としながらも対抗していく様がリアルで読みごたえがありました。 個人的には息子が好き
0投稿日: 2021.04.05
powered by ブクログ★4.0 2021.02.15 普通の家庭の普通の家族が、知らない人の見えない悪意に晒されていく。 単なる「嫌がらせ」と切り捨てることは簡単だが、当事者にはこの世の何より恐ろしいだろう。 その家族の危機と相まって、一家の大黒柱、倉田は銀行からの出向先の会社でも悪意に晒される。 倉田は普通の真面目なサラリーマン、普通の夫で、穏やかな性格、争いは全く好まない性格であるのに、だ。 いや、外から見ると「普通」かもしれないが、家族にとっては素晴らしい夫で、素晴らしい父親なのだろう。 だからこそ、妻は夫を頼り、息子と娘はまっすぐ素直に育っているのが見て取れる。 これからの倉田家の幸せを願ってやまない。 ↓↓↓内容↓↓↓ 真面目なだけが取り柄の会社員・倉田太一は、ある夏の日、駅のホームで割り込み男を注意した。すると、その日から倉田家に対する嫌がらせが相次ぐようになる。花壇は踏み荒らされ、郵便ポストには瀕死のネコが投げ込まれた。さらに、車は傷つけられ、部屋からは盗聴器まで見つかった。執拗に続く攻撃から穏やかな日常を取り戻すべく、一家はストーカーとの対決を決意する。一方、出向先のナカノ電子部品でも、倉田は営業部長に不正の疑惑を抱いたことから窮地へと追い込まれていく。直木賞作家が“身近に潜む恐怖”を描く文庫オリジナル長編。
2投稿日: 2021.02.15
powered by ブクログ現実にも起こりうるかもしれないと 思わせてくれるような事件のきっかけ。 扱うテーマ自体は良いと感じたが テーマに見合うほどの濃度とボリュームは無い。 ストーカー云々の話は最初から最後まで 特別緊迫感も無く、オチも弱い。 会社内での話の方は興味をそそられた。 文章自体は単純明快で読み易い。 が、そのせいでより一層心理描写も軽く見える。 短いストーリーでも無いし 2つの話を並行させた割には物足りなさを感じた。
1投稿日: 2021.01.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
今はもう、ムラ社会の常識は通用しないんだよ。それが通用したのはせいぜい昭和までだ 倉田が社会人になった30年前にも、当然のことながらラッシュはあった。だが、人の価値観が似通っていた30年前と、人の数だけ価値観が存在する今とでは、人々の集団が意味するものは180度違う気がする 今倉田がすべき事は、自分の尊厳を取り戻すことかもしれない。1人の人間として、相手に毅然と接することかもしれない。すべては、自分らしく生きるために
0投稿日: 2020.12.05
powered by ブクログ池井戸潤氏の作品はハズレがない。 本書もそう思える内容だった。普通のサラリーマン一家に起こる事件。本当にありそうで身が引き締まる。同時期に起こる会社での不可解な出来事。こちらもあってもおかしくない。 これらを家族や部下と解き明かしていく様が面白い。(Audibleで読了)
0投稿日: 2020.10.20
powered by ブクログ真面目が取り柄の普通のサラリーマンが、通勤電車でのトラブルに巻き込まれた。 普段はそんなに正義感が強い方じゃないのに、たまたまマナー違反を注意しちゃったが為に。 私も同じような境遇だし、たまたま正義感が出てしまう気持ちも分かるから、その後に続く出来事は恐怖としかいいようがない。 でも、妻や子供達がたくましくて頼もしくてホントにいい家族だなぁって羨ましい。 会社での自分の立場が危うかったり、もっと深刻な事態なのにどこか飄々としていて、こんな風にあるがままに生きていきたいなって感じた。
0投稿日: 2020.10.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
“身近に潜む恐怖“というフレーズに惹かれて、この本を読み始めました。 熱狂的に観ていたドラマの原作者、池井戸潤先生の本を読むのは初めてでしたが、スピード感があってあっという間に読み終わりました。 会社での不正についてはスカッとしましたが、自宅での事件については、犯人とのつながりや犯行の理由が少し唐突で、もう少し伏線があった方が面白かったかな、と思いました。
0投稿日: 2020.08.13
powered by ブクログ実は読んでいなかったかも?な池井戸作品。ノーサイドゲーム、はドラマでみたが。 最近の自分のサラリーマン生活ともダブり、なかなか読み応えありで楽しかった。4時間、公園で一気に読んだ。
1投稿日: 2020.07.19
powered by ブクログ逆恨みから巻き込まれてしまうトラブルと、社内でのトラブル。ほんとうに気弱で温厚な主人公なの?という感じがないでもないが、家族などの協力を得て、解決に導いていく過程にどんどん引き込まれた。
0投稿日: 2020.06.27
powered by ブクログサスペンスの雰囲気のある池井戸潤さんの作品は初めてでしたので、引きこまれていきました。良かったです。
0投稿日: 2020.06.14
powered by ブクログ読書習慣をつける為の1発目に選びました。 読みやすい量の対して中身は濃厚で、日を重ねるに連れて読むペースが早くなりました。 一般的な4人家族の暮らしが、父の1つの小さな出来事から生活のペースを崩されていく様子。また同時進行で父の職場での奮闘を描く二重構成は飽きを感じさせないストーリー仕立てになってました。 池井戸さん特有の下克上感が詰まったたまらない作品でした!
0投稿日: 2020.06.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
良かったかな。 日常に潜むトラブルと会社での立場が上手に連動してて、ドラマティックでは無いですが手堅いです。
0投稿日: 2020.06.04
powered by ブクログテレビで見て、だんだん追い詰められた、やはりストーカーというのは不気味だ。 とにかく今の世は暮らしにくくなってる。 どこかで狂うと他人ごとではないかも知れない。 何もない穏やかこそ最高だわ。
2投稿日: 2020.05.18
powered by ブクログ身近にあるストーカーの話しは、非常に身につまされるストーリーだった。 出向先での「事件」も、池井戸さんらしい、倍返し!の内容。最後はスッキリ!とまでは言えないけど、一気読みだった。
0投稿日: 2020.05.16
powered by ブクログ2020年5月8日、読み始め。 2020年5月9日、第1章 現代ゲーム私論、読了。 小心者の主人公?の倉田太一(くらたたいち)が、電車のホームで割り込み男を注意したことが原因?で、自宅の花壇が荒らされるなどの嫌がらせ?が発生。 リアリティーがある展開で、悩ましい。 2020年5月14日、読了。
8投稿日: 2020.05.08
powered by ブクログドラマを見て面白かったので原作も読んでみようと思った。 やっぱりいちばん怖いのって人間だなって思った。
0投稿日: 2020.04.21
powered by ブクログそう言えば以前ドラマ化されていたっけ?と思い、手に取った本。 あっという間に池井戸ワールドに入り込んでしまう。 ちょっと気弱で真面目な主人公、倉田。 ある日、駅のホームで割り込み男を注意するところから事件が始まる。いつもなら、そんな行動は取らないのに… 次々に起こる倉田家への嫌がらせ、ストーカー行為。 この事件ともうひとつ、職場での事件。 池井戸作品らしく、倉田は銀行から中堅企業へ出向している。 その社内での不正疑惑。 気弱な主人公倉田は、この二つの事件に同時に立ち向かう。 終盤では、社内事件の解決に向けた盛り上りで、思わずストーカー事件の事を忘れかけてしまうほど。 もちろん、しっかりそちらも解決する。 本当に楽しい読書時間だった。
9投稿日: 2020.03.31
powered by ブクログある日、電車に並んでいると、割り込んできた男がいた。普段は温厚で、咎めることなどしない主人公だが、この日は、何故か、この割り込んだ男の手を取り窘めた。 注意を受けた男は、その直後から同じ車両に乗り付いてくる。電車を降り、改札を抜け、バスに乗り、不審に思い、本来降りる停車場を過ぎて降りても、まだ跡を付けてくる。振り返り、目が合う。全力で走り抜ける、また、振り返る。狂気の薄ら笑いで全速力で付いてくる。 なんとか、まいたと思ったが、それは恐怖の始まりだった。 現代は日本のかつてがそうであった村社会とは違う。当時は生活範囲が村単位で、隣近所も親族、兄弟、果ては懐事情さえも互いに知っていた時代があったが、現在では、隣に住んでいるのが誰だかも分からない。匿名の社会だ。 親切や正義が逆恨みで返ってくる現代。 無関心であることが、自己の平和や平穏を守るデフォルトな時代。 生きる単位が個であることが、あまりに尊重され過ぎて、牧歌的で旧時代的な日本の文化には馴染まないように思う。 池井戸作品の中でも、「家族」また、その個々の生き方に筆を広げた初期作品。個人的には、初期の方が好みだな。
0投稿日: 2020.03.14
powered by ブクログ自宅と会社とで2つの事件が同時に進行するが、そのせいで面白さが半減している気がする。どちらか一つに絞ったほうが面白いと思った。それでもそれなりには面白いとは思ったけどね。
1投稿日: 2020.01.15
powered by ブクログaudibleで聴きました。主に車の運転をしながら。 エンジンを止めると聴けなくなるのでゆっくり運転したり。つまり次を聴きたくなる(読みたくなる)池井戸さんのうまさですね。
0投稿日: 2019.12.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
こんなにきれいな伏線回収があるだろうか…! 物語の最終局面でみせた事件の解決の全てが、散りばめられた伏線をすべて回収しているのだから驚きだ。 この物語には2つの事件が並行して進んでいる。 1つは家庭に忍び寄る魔の手について。 2つは倉田の勤める会社の問題について。 数々のトラブルに見舞われ、倉田の精神的・肉体的ストレスは相当なものだと思われるが、そこをうまく利用していたのは倉田の従来持つ性格だ。 争いを苦手とし、出世欲もなく、堅実に与えられた地位で働く倉田はどこか呑気さがあった。 それに倉田を支える優秀な部下と、家族の存在も大きい。 事件が忍び寄ってくるスリルと味方による安心感の塩梅が、うまい具合に丁度いい。 最初どこか頼りなかった倉田は、物語が佳境を迎えると、いつも言い負かしてくる真瀬や社長の持川と対峙し事件の解決を導いた。 そんな倉田の成長も見られ、物語は山をいくつも超えていく。 平坦な物語ではなく、次々と問題が降りかかり、読み手の心拍数も上昇する。少しずつストーカーの手口も増して行き、犯人はまさかの…!といった結末も見事だった。 こんなに贅沢な小説は初めて読んだ気がする。 あっぱれ!大満足の一冊だった!
8投稿日: 2019.11.28
powered by ブクログやっと読めたー。めちゃくちゃ時間かかった。 さえない銀行マンに襲いかかる仕事とプライベートの事件。悩み事。 んー何故ふたつ同時進行で話に織り混ぜたの? 必要なくない?と思ってしまった。 あと、家族仲良しすぎません? 息子も娘も反抗期ないとか、ヤバっ。 ということで、私にとっては疲れた一冊でした。
0投稿日: 2019.11.19
powered by ブクログ職場での苦悩と家で起こる苦悩、自分に置き換えたら居場所や安心できる場所がなくものすごく怖いと思う。知らない人には何かあっても注意するのを辞めようと思う。物語としては面白いが感動するほどではない。さっきの教訓が1番胸に響いた。
0投稿日: 2019.11.02
powered by ブクログ電車内でルールを無視した若者を叱りつけたことで逆恨みされ、家に様々な嫌がらせを受けるようになったサラリーマンの主人公。犯人はアイツだとわかっていてもどこの誰だかわからない、いつ何をしてくるかわからない恐怖がある。 というサスペンスものかなと思っていたら、主人公の出向している中小企業で経理的な不正を働いている疑いがある人物がおり、そちらの追求もしていく。 このふたつの事件は全く関係することはないのだが、やはり銀行やお金を絡めないとこの作家さんは物語が膨らまないのだろうか。
2投稿日: 2019.10.12
powered by ブクログさえない銀行員。出向先の会社でうまく立ち回れなくなっていく。 それとは別に自宅でストーカー被害にも悩まされる。踏んだり蹴ったり。 最後にはスッと胸がすく痛快なカタルシス。
0投稿日: 2019.09.23
powered by ブクログ久し振りに池井戸潤の小説を読みました。やっぱり池井戸潤はいい。話の展開のテンポがいいし、読み易いし、悪が必ず最後は負けるのがいい。 今回の主人公は、今までと違ってパッとしない元銀行員で1年前に副支店長から取引先の電子部品会社に総武部長として出向になった倉田太一52歳。人を押しのけて出世するような人柄でなく、議論で打ち負かすような性格でなく、言いたいことも強く主張しない、人のいいマイホーム人間。 それが通勤途中の駅で割り込みした男を注意したことから、逆恨みの事件に巻き込まれる。同時に出向先の会社では銀行を嫌う営業部長の横領事件と対峙することになる。 二つの事件に気弱な主人公が家族や部下に助けられながらも父親として、また銀行員としてプライドをもって事件解決に立ち上がる。 両事件とも予想以上のミステリアスな展開に引き込まれ、一挙に読了。面白い。
5投稿日: 2019.09.16
powered by ブクログ読了後、なんだか柔らかい印象をもちました。 家族をテーマしつつ 得意の銀行サラリーマンを描きつつ、 でもサスペンス要素も交えられていた。 今までの池井戸作品を読んだ方なら、 ちょっと弱いかな〜っていうのが本音だとおもいます。 というか、下町ロケットにせよ、バブル入行組(半沢直樹)他が圧倒的すぎるスケールだからだとおもいます。 その作品どれもいいところを少しづつ、取り入れてるような感じだったので、 苦労している部分、追い詰められる部分、 巻き返す部分、人間関係の内容が薄く感じた。 でもこれだけのボリュームなんで 風呂敷を広げた分浅くしか描けないのかなぁ〜。 設定自体は 身近にあふれる危険ってことなんですが、 親近感はわきましたね。自分も電車通勤なんで。 でも読みやすかったです。
2投稿日: 2019.09.13
powered by ブクログ事なかれ主義の主人公が起こした行動によって、訪れた不条理な出来事に立ち向かう銀行員とその家族。 二本立てのエピソードで楽しめる。頑張れ!と応援したくなる。最近の物騒な世の中で正義を通す難しさ… 【2019.09】
0投稿日: 2019.09.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
池井戸潤『ようこそわが家へ』 倉田太一は、真面目が取り柄の会社員。 ある日、駅のホームで女性を突き飛ばし、割り込みをした男を注意したことから、恐怖のストーリーが始まる。逆上した男が倉田を執拗に監視し、次々に嫌がらせを始めたのだ。男の執念的な嫌がらせは倉田の家族にまで飛び火することになる。男の正体を突き止めるために動きだした倉田とその家族だが、なかなか正体を暴くことができずに奮闘する。同時期に倉田の出向先ナカノ電子部品では、上司の不正疑惑が浮上する。倉田と犬猿の仲である営業部長・真瀬は不正を隠蔽しようと倉田を窮地に追い込む。倉田は彼の信頼する部下・摂子と共に真瀬と対決することを決意するが、弁の立つ真瀬にやり込められてしまう。 果たして倉田はこの2つの問題を解決することができるのかー。 ー感想ー この物語は、日常に潜む人間の恐ろしい側面がこれでもかというくらい盛り込まれている。 ある日、他人の行いを注意したことをきっかけに、次々と嫌がらせを受けるようになった主人公。 主人公・倉田にとっての「正義感」が、注意された側の男に歪んで受け止められてしまったのだ。同じように、彼と犬猿の仲である職場の上司・真瀬も倉田に不正を指摘されたことで、彼を排除しようと追い詰めてくる。 私たちは日々、顔もよく知らない他人とすれ違いながら生活しているが、誰かと関わり合い初めてそのひととなりを知ることができる。もしかしたらひょんなことから倉田のように、他人の恨みを買ってしまう可能性もあるのかも知れない。 『ようこそわが家へ』は、自分にとっての「正義感」とは何かを絶えず読み手に突きつけてくる。 そして、次々起こる恐ろしい展開だけにスポットライトを当てるのではなく、窮地に立たされた倉田がどう問題に立ち向かいどう対処していくか、主人公の反撃する様子が描かれている。 物語の前半はやられっぱなしの弱い倉田だが、後半は部下の機転に助けられ、家族の力を借り巻き返していく場面が面白く、ページをめくる指が止まらなくなった。池井戸潤さんの小説は面白い。
0投稿日: 2019.09.05
powered by ブクログ池井戸潤だしほんわかハッピーエンドに違いないと思いつつも出だしから躓いた。アメリカでドンパチやってる話は現実感ないのに、近所で車を傷つけられるとか、家までついてくるとか、そういう方が現実感があってきつい。もう電車通勤どうしてくれんねん。 でもきっとみんな本当は良い人のはずだよ、ってことで前向きに生きていきたい。 しかし銀行員が出向しても天下りで美味しいわけじゃないのか。現実は厳しいものよ。
0投稿日: 2019.09.04
powered by ブクログ何気ない日常の生活に ぽとん と 落ちた染み が じわじわと 拡がって 日々の暮らしを脅かし始める そんな身近な日常に潜む恐怖 が 描かれる もちろん、 池井戸さんならではの 銀行筋の話も盛り込まれ 中小企業の実態も盛り込まれ 次から次へと いったいどうなっていくの と 最後まで緊張感を保ったまま 物語は進んでいく 今回の主人公たち は 特別なエリート社員ではなく、 市井の会社員、倉田太一さん 物語の収束は 池井戸さんらしく すっきりさせてもらえる
2投稿日: 2019.07.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
評価は4. 内容(BOOKデーターベース) 真面目なだけが取り柄の会社員・倉田太一は、ある夏の日、駅のホームで割り込み男を注意した。すると、その日から倉田家に対する嫌がらせが相次ぐようになる。花壇は踏み荒らされ、郵便ポストには瀕死のネコが投げ込まれた。さらに、車は傷つけられ、部屋からは盗聴器まで見つかった。執拗に続く攻撃から穏やかな日常を取り戻すべく、一家はストーカーとの対決を決意する。一方、出向先のナカノ電子部品でも、倉田は営業部長に不正の疑惑を抱いたことから窮地へと追い込まれていく。直木賞作家が“身近に潜む恐怖”を描く文庫オリジナル長編。 文章が読みやすいのでずんずん進んですぐに読了したが、時間がたった今犯人を忘れた。2人いたきがする。。。
0投稿日: 2019.07.03
powered by ブクログ本当によくある話で怖くなる。電車での出来事なんてたまに見かけますしね。復讐に燃えるのではなく、倉田の様に起こったことに対しての対策や自分なりに調べて白日の元に晒せば周りが判断してくれる。そう行った手段を身につけるべきだな、と思った。プライベートと仕事の事件の線は繋がらないまでも、そこそこ感じる感情が同じで憤慨しつつも読むのが面白かった。そして団結力のある倉田家が羨ましくなる。
0投稿日: 2019.05.09
powered by ブクログ前から読もう読もうとずっと思ってて今更ですが、やっと手に取りました。 やはり池井戸潤さんの小説はホント面白い! 今回も仕事場での問題事も出てきますが、ちょっとした専門用語も分かりやすく簡単に説明しながら、書かれているのでスイスイと読み進めることが出来ます。 日常の中で起こる可能性のある事柄を描いていて、最後まで一気に読めました。 おススメです!!
0投稿日: 2019.04.30
powered by ブクログ池井戸作品の企業小説の一部切り取って、そこに日常のトラブルを絡めたという感じ、さらっと読める。捻りはない。
1投稿日: 2019.03.31
powered by ブクログさすが池井戸さん。 正直、僕が読んだ池井戸作品では異例の展開でした。 僕のイメージでは、池井戸さんは職場での話が多く、家庭の話は中々出てこないイメージでしたが、本作品は職場より家庭の出来事に重点が置かれていました。 一つの作品の中で、2つのストーリーが展開していきます。 ただ、複雑なストーリーではなく読みやすく、入り込めます。特に、家庭の出来事はもしかしたら自分にも降り注ぐ災難、トラブルで、臨場感を持って楽しめました。 そして、池井戸さんの作品はハッピーエンドでおわるので、安心して楽しめます。 僕自身、読書は娯楽でやはりハッピーエンド終わるのがいいので、そういう意味で抜群の安定感でした。
2投稿日: 2019.01.08
powered by ブクログ日常生活のほんのささいなことから、大きな事件へと発展していく。自分は正しいことをしたつもりが、相手側からすればまた全然違った受け止められ方をしている。そんなズレはいくらでもある。 たぶん感情的になっていいことはないのではないか。感情を出すべきときはある。でも、ささいなことで、思わぬところで感情的にならないようにすべきだ。もちろん感情とはそんなに簡単に理性でコントロールできるものではないからこそ、この小説のようなコトにもなるのだけれど。 池井戸小説はなんだかんだで最後に良いことをした人間が報われるのが好きだ。地味で小心者で世渡りはうまくないけれど、最後にはきちんと報われる。ただそれはその小心者が自分の殻を自分で少しだけでも割ってこそ起こりうる。何もせず、指をくわえているだけでは、さすがに報われるもなにも起こりはしないのだ。同じく小心者の自分はそんなところに勇気をもらった。
0投稿日: 2018.12.30
powered by ブクログ企業小説とストーカーサスペンスの2つの物語を同時に読んでいるような面白さ。それぞれ面白く、引き込まれる。
0投稿日: 2018.12.27
powered by ブクログ匿名な現代に潜む恐怖と組織の狭間で奮闘する銀行マンであり父である男の物語。 第一章 現代ゲーム私論 第二章 名無しさん 第三章 善良なる小市民、悪意の一般人 第四章 真夏の攻防 第五章 名無しさんの正体 第六章 名も無きひとりの人間として 地味でひ弱だが真面目な銀行マンで、今は取引先ナカノ電子部品の総務部長に出向している倉田太一。 柄にも合わず電車待ちで横入りをした男を注意したことから倉田家はストーカー被害に。 仕事面でも折り合いの悪い営業部長の不正疑惑が噴出し、社長に進言するも外様な身分で取り合ってもらえず、債務を抱えることに。 二重の問題を抱えた倉田だったが、家族の支えと優秀な部下に支えられながら弱小ヒーローとして立ち上がる。 いつもながら登場人物が自ら動いてストーリーを作っているような流れの良さ。 背任行為も適度な難しさとからくりで面白かったです。
0投稿日: 2018.11.16
powered by ブクログ『BT61』みたいに死体が出てくるわけではないが、とにかく怖い本。 平凡なサラリーマンが電車でマナー違反の男をどやしつけた日から、その一家に嫌がらせがはじまる。同時に会社でも同僚による不正疑惑が持ち上がり…。 実際、この手の企業絡みの裏金工作があるのかわからないが、説得力がある筆致。 犯人捜しの謎解きよりも、身近な恐怖を浮きぼりにした現代サイコサスペンス。
3投稿日: 2018.11.08
powered by ブクログ2015年79冊目 いやー、面白い。 主人公は銀行マンだが、半沢直樹とは違いさえない銀行マン。 51歳で特に出世もせず取引先の電子部品を製造する中小企業に出向中。 そこでは2000万円ほど在庫と売上が合わず、剛腕の営業部長との争い。 また、帰宅途中で割込みを注意した男からは、ストーカー行為をされ自宅に様々なイタズラをされる。 さて、この2つの事件、解決できるのか? 冴えないサラリーマンだが、事件の解決に向けて味方になってくれる家族や社員が素敵である。 どんどん読み進める痛快なサラリーマン小説でした。
0投稿日: 2018.10.28
powered by ブクログ駅のホームでかけた注意の一言が、まさかこんなことになるなんて!銀行から出向している真面目な主人公の周りで公私ともに次から次へと巻き起こる出来事に一つずつ向かっていく様が描かれています。最後はやっぱり池井戸作品なので、ホッとしますが、ちょっとババ引き過ぎじゃない感が・・・
0投稿日: 2018.10.15
powered by ブクログまさに身近に潜む恐怖.ストーカー被害にいかに立ち向かうか.リアルに読んだ. 池井戸潤らしく銀行員の父親が主役.他の作品に比べると盛り上がり感に欠けるが,その淡々さは逆に良いかも.
0投稿日: 2018.10.09
powered by ブクログ銀行から出向している主人公がストーカーに悩まされ、仕事では出向先の不正に気付いて奔走する。文庫としての刊行は2013年だが作品自体はもっと以前のものらしい。他の池井戸潤作品に比べると少し粗い感じ。
0投稿日: 2018.10.09
powered by ブクログ真面目で小心者の電子会社総務部長、倉田は些細なことがきっかけでストーカー被害に遭う。同時に社内でも不可解な事件が起きて....という、家庭と会社でのトラブルの2本立てが軸の物語。とにかくこの主人公倉田さんが、私の元上司にそっくりで泣ける。私も、営業部>総務部という力関係の中、やり込められてスゴスゴ去る上司の姿を何度目撃したか...。池井戸作品にしてはパンチが足りないの気がするが、平凡な中年サラリーマンの悲哀や心情が丁寧に描かれていて、私はかなり好きな作品。
2投稿日: 2018.10.01
powered by ブクログ一人の小心者の男が家族を守るため、正義を貫くため、戦う話し。 最初はストーカーと戦うお父さんの話かと思った。 まっとうに生きてきた主人公の人間性が出ている。 主人公の人の人柄好きだな。 実生活で誰でも遭遇しそうな話しで、ある意味怖くなる。
2投稿日: 2018.09.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
3 銀行からの出向経理部長倉田の会社と家庭の物語。駅のホームで割り込み男を注意したところ、倉田家に対する嫌がらせを受けるようになる。一家のストーカーとの対決と、出向先のナカノ電子部品での不正とに立ち向かっていく。いつもの池井戸小説に、家庭のスターカーの話が加わった感じ。華やかパターンではなく、出向者として普通に近いサラリーマンが頑張る感じ。池井戸らしく、読みやすくなかなか面白い。
0投稿日: 2018.09.09
powered by ブクログ真面目なだけが取り柄の会社員・倉田太一は、ある夏の日、駅のホームで割り込み男を注意した。すると、その日から倉田家に対する嫌がらせが相次ぐようになる。花壇は踏み荒らされ、郵便ポストには瀕死のネコが投げ込まれた。さらに、車は傷つけられ、部屋からは盗聴器まで見つかった。執拗に続く攻撃から穏やかな日常を取り戻すべく、一家はストーカーとの対決を決意する。一方、出向先のナカノ電子部品でも、倉田は営業部長に不正の疑惑を抱いたことから窮地へと追い込まれていく。
0投稿日: 2018.06.05
powered by ブクログ正義が貫かれてよかった。先入観によって、捜査や推理が違う方向に行くことがある。真実を正しく見つめることは難しい。けれど、正しい道を見極めようという姿勢や、自分にとって辛くても真実を見つめようとする姿勢は持ち続けたい。
3投稿日: 2018.05.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
題名からは想像もできないサスペンスであった。銀行での出世競争に敗れ、出向先へ勤める主人公の倉田。妻、娘、息子を持ち、平凡で立派な父である。始まりは通勤電車で、順番抜かしをした男性を注意したことから、自宅まで付け回されてしまう。花壇を荒らされ、自動車を傷付ける等の嫌がらせをうける。ほかにも瀕死の猫がポストに入れられたり、自宅へ不法侵入し、金銭をとられたあげくに盗聴器まで仕掛けられるのだ。すべてストーカー男の仕業と思われたが、実は息子の勤務先に出入りしていた男が犯人だったのだ。倉田は出向先でも営業部長の真瀬、社長の持田と問題を抱えており、辛い立場が続く。だが、家族と部下の摂子はいつも倉田の味方であり、最終的には職場でも真瀬に泡を吹かせることに成功した。以上がおおまかなストーリーである。 本書は、いつか自分にも降りかかりそうな話である。読みながらドキドキしっぱなしで楽しめた。倉田の家族が皆仲が良く、息子が刺されて倉田が謝るシーンでは、涙してしまった。倉田は自分のことを平凡だと蔑むが、私は立派な父だと思う。倉田のようなお父さんっていいじゃないか。
1投稿日: 2018.05.26
powered by ブクログ注意したらことによって逆恨みされた中年男性を池井戸さんの得意の銀行と絡めて書いている本作。 スッキリする場面はいつもの作品と比べて少なめなので他の作品の方が個人的には好きです。 池井戸さんの作品の魅力は私達が普段言えなくて、家に帰ってからこんなことを言ってやればよかった、あんなことを言ったらあいつをギャフンと言わせられたんじゃないかというイメージを文章化してくれているものだと思うので。 ただ、やはり池井戸さんの文章は読みやすく楽しんで最後まで読むことができました。 ありがとうございました。
1投稿日: 2018.05.08
powered by ブクログ現実に起こってもおかしくないけど自分にいざ降りかかってきたらこの主人公のように立ち回れないかも。 電車内で日常的にあるトラブルや会社や社会での一見複雑には見えない人間関係などもどんどんストレスを感じることが多くなってきているのかも。 普段抱えるストレスからの八つ当たりや嫉妬、自分の身勝手さからくるものばかりが多く目立つ事件が現実でも多い世の中。もう少し相手を思いやることが出来たらなあ。とあらためて考えされられました。
2投稿日: 2018.05.03
powered by ブクログ変わった小説だったけど、面白かった。自宅が巻き込まれるトラブルと、会社でのトラブルが並行して描かれてて、どっちもなかなかスリリングだった。主人公が情けない感じのおっさんなんだけど、それもいいなと思えた。
2投稿日: 2018.04.28
powered by ブクログスーパーマンやスーパービジネスマンじゃなくっても、市井の人を書かせても池井戸ワールドは作れるんだね~
0投稿日: 2018.04.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ラストパートで相手の素性がわかるまで、ストーカーの存在がただただ怖いけど、素性がわかるとその人にも人生があったんだなとわかってそれまでの怖さが薄れた。 ・人とつながっていないから、誰かにひどいことが平気で出来てしまう。でも本当はみんなそれぞれ人生があって、大切にされるべき存在。忘れがちだけど、忘れちゃいけないこと。 ・そして主人公が直面するもう一つの問題。 どちらかというと、口下手、事なかれ主義なので、物語序盤の主人公にはかなり同感してしまった。 ただ、最後に信頼を得るのは、最初は嫌われても信念をつらぬく人。 小説だけど、大切な二つの学びを得られた本。 この本に会えてよかった!
2投稿日: 2018.03.13
powered by ブクログ主人公は銀行から出向している気の弱い誠実なお父さん。 ある日横入りしようとした男性を止めたことから家で不可解なことが起こり始める。 そして家庭以外にも出向先でも頭を悩ます事が起こりどう対処するか苦悩する。 粘着質でゲームのように主人公の家に迷惑行為をする犯人は本当に幼稚で情けない。 そんな愉快犯に証拠をしっかり掴み、詰め寄る展開はスッキリした。 出向先の話は半沢直樹を思い起こすような感じだった。
2投稿日: 2018.03.07
powered by ブクログちょっと難しかった。複雑。 罅(ひび) 真瀬?なんて読むんだろ? 登場人物にもう少しふりがなふってほしかった。
0投稿日: 2018.02.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
面白い。 ストーカーのお話とのことで、期待していなかったが、池井戸潤さんらしさが出ていて、一気に読めた。 誰でも被害者になりうる時代なのかな。
0投稿日: 2018.02.10
powered by ブクログ半沢ドラマがはやっていたころに買って、読み終えていたものを再読。むかしより「斬新さ」を感じなくなってしまったなあ。。ブームのころは何を何回読んでも面白い、スカッとする!と、思っていたのになぜだろう~あのころに戻りたーい。 主人公は池井戸作品おなじみの銀行員。だけど彼は出世コースを外れており、定年まで数年を残し関連会社へ出向している身分。通勤途中でトラブルに巻き込まれ、そこから身の回りで不審な出来事が相次ぐようになる。プライベートで不可解なことが続くのと時を同じくして、出向先の職場でも不正か?と思われる事象が発生し、経理部長として真相を追っていく。家のことは家族と、職場のことは仕事仲間と、協力を得ながら解決に向かって進んでいく様は、読んでいて楽しい。
2投稿日: 2017.12.15
powered by ブクログ読了。 以前ドラマ化された話らしいが、ドラマは見ていない。 中小企業へ出向した銀行員が、出向先の会社で不正に立ち向かう姿と見えないストーカーに怯える二本立ての話で物語は進む。 相手からはこちらが見えているのに、こちらからは見えない恐怖。インターネットが普及して匿名の世界では大胆な行動を取り始める人々。 いつ自分が巻き込まれるかわからない恐怖。池井戸作品なので、最終的には解決するとわかっていても読み終わるまで恐怖感が拭えない。 不正をした側のサイドストーリーがあるのも池井戸作品らしい。
0投稿日: 2017.12.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
駅で順番抜かしを注意したがためにストーカーになり、嫌がらせを受ける。誰にでも起こる話で怖い。 勤める会社の悪事、ストーカーの悪事も最後は解決 事件が意外なところで絡むのかと期待したが、、 関係ないのかい!
0投稿日: 2017.12.09
powered by ブクログ記録。 ちょっとしたことで いつ事件に事故に巻き込まれるか分からない この世の中らしい どんどん手が止まらなくなる。 思い返してみれば 自分は他人に嫌なことしてないか 仕返してないか それが誰かを大きく傷付けてないか よく考えなければいけないと思った。
0投稿日: 2017.12.08
powered by ブクログ出世街道から外れた銀行員の出向先での苦闘と家族ストーカーとの対決が軸。 読み易く、勧善懲悪なので気持ちよく読み進められた。 一方で展開が予想通りで驚きはなかった。
0投稿日: 2017.12.01
powered by ブクログ面白かった! 会社での不正疑惑、自宅のストーカ問題に立ち向かう、真面目、平凡な会社員の物語。 いつもの勧善懲悪に落ち着くので、ハラハラどきどきしながらも安心して読み進めることができます(笑) まず、自宅のストーカ問題。 駅のホームで、割り込みを注意したことから始まる自宅への嫌がらせ。花壇の踏み荒らし、瀕死の猫の郵便ポストへの投げ込み、車への傷つけ、パンク、自宅内への盗聴器などなど。 こんなこと、自分の自宅でやられたら、かなりへこみます。しかし、この家族はとっても前向きでポジティブ! 犯人を突き止めるべく、家族がいろいろ行動を起こし、ついには犯人にたどり着きます。 特に長男はすごい! いろいろ都合よくいくところや家族のポジティブ加減がちょっとうーーん、って感じですが、楽しめました。 しかし、このストーカ問題の解決については、よくあるミステリー小説の展開同様、別々の犯人ということで、なんだかなって感じ(笑) 次に会社の不正疑惑。 銀行員の主人公が出向先で疑惑を抱いた営業部長の不正を暴いていきます。 こちらは、さすがのお得意版で、主人公が会社内で立場をなくしていく展開ながらも、その解決には切れがあります。池井戸ワールド全開ってな感じ。しかしながら、池井戸ワールドですので、勧善懲悪もその通り! 最後は「ほらみたことか!」っと溜飲も下がり、スッキリ丸く収まるといういつものパターンです(笑) 同時に二つの物語を交互に展開していって、解決に向かってスッキリしていくパターンで、読後感はとてもスッキリ、前向きになれる物語です。
2投稿日: 2017.11.23
powered by ブクログ池井戸潤の初読み。 まあ、十分に楽しめた。 会議室での対決シーンは、手に汗握ってハラハラどきどきからの、スッキリ。 でも、東野圭吾さんの匂いがするんだよな・・・・・。 ★3つ、7ポイント。 2017.10.07.新。 ※池井戸潤さんが連ドラ「半沢直樹」の原作者で、銀行ものの小説を数多く書いていることは知っていた。あらすじ文からはサスペンス色濃厚な物語を期待していたが・・・・、メインはどうやら、連ドラで見たような経済事案の方だった。 タイトルからすると、筆者としてのメインは同時進行していた「名無しさん」にかかわる事案の方だったのかもしれないけれど。 ※やっぱり東野圭吾さんの匂いがする・・・・・・。 巻末解説文に書かれた「プロットの都合で登場人物を動かすスタイル」という表現に、納得。そのスタイルからの脱却を図ろうとせんとしている時期の作品だということだが、逆に言うとまだ、抜け切れていない時期、ということか。 ※最終章の最後の最後・・・・そこだけ刑事の視点に切り替わっているのが、面食らったし解せない。
5投稿日: 2017.10.05
powered by ブクログすごい、うまい! 読んでてコロコロと展開していって、けどわくわくするし一辺倒じゃない。 よく出来た文章運びで、さすがの一言でした。 読みやすい本ほど、作家さんの凄さを感じるなぁと改めて思いました。
2投稿日: 2017.09.20
powered by ブクログ読みやすくてスラスラ読めました。 ドラマはまともには見てなかったんだけどなんか思ってた話とはイメージが違ったかなって感じです。サスペンスと言うよりは社会派ドラマなのかなぁ。 もうちょっとなんかあるのかなぁってちょっと期待し過ぎたぶん少し物足りなさも残った感じです。
0投稿日: 2017.09.18
powered by ブクログどん詰まりに思える状況の中でも、探せば何か手掛かりはあるものだ。 いますべきことは、自分の尊厳を取り戻すことかも知れない。ひとりの人間として、相手に毅然と接することかも知れない。すべては、自分らしく生きるために。
0投稿日: 2017.09.17
powered by ブクログある日、倉田太一は駅のホームで順番抜かしをした男を注意した。それを逆恨みした男は倉田の後をつけて復讐を企んだ。後をつけられていることに気づいた倉田は必死で家へ逃げ帰る。男を巻いたと思っていた倉田だったが、翌日花壇が荒らされ、さらに数日後にはポストに虐待した猫が入れられていた。その一方で、倉田の勤め先である電子部品販売会社では、あるはずの二千万円分の在庫ドリルが倉庫から見つからないという事件が起こる。営業部長の真瀬はドリルの件以外にも交通費の二重取りの疑惑があり、倉田は都度真瀬に事情を聞くが、ことごとくかわされ、それどころか巧みなやり口で逆に倉田の立場の方が悪くなってしまう。二つの問題に悩まされる倉田の問題に立ち向かう姿に思わず応援したくなる作品。
0投稿日: 2017.09.10
powered by ブクログ池井戸作品は5作目だが、今のところハズレなし。“半沢直樹”的な世界観に、ミステリー風味を増量。主人公・倉田のキャラクターも弱気な部分が垣間見えて、共感できる。
0投稿日: 2017.08.31
powered by ブクログ2年前にドラマ化されていたのは妻から聞いて後から知った。 センター南のマイホームで起きる緊迫した事件と仕事場の戦争の同時進行。冒頭から引き込まれ、一瞬も飽きさせないスリリングな作品。
0投稿日: 2017.08.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
思ったより重かったな。 後半から巻き返しが始まって、ざまーみろの後味スッキリかと思ったら、300ページを過ぎてもまだ悶々としている。 ズバッとした解決はまた望めない。 バッタバッタと水戸黄門のように悪者をぎゃふんと言わせてもらいたかったな〜。 でも、池井戸さんの本は面白い。
3投稿日: 2017.08.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
いつもの銀行マンを主人公にした企業ドラマに、もうひとつ、ちょっとしたサスペンスが並行で絡むという二重のストーリーが面白かった。主人公もそうだし、その部下など、池井戸作品らしい、安心のキャラ。ちょっとご都合主義過的にかっこよすぎるか? 主人公だって、ま、やるときゃやるってのはアリだけど、普通、こういう人は最後までへたれたままでしょと思う。それだと小説にならないか。 部下も超かっこよすぎでしょ、って、以下、同文。 最後、正義は勝つわけだけど、その勝ち方は、予定調和過ぎず、適度にひねりもあって、ほろ苦さを含んだ終わりかた。ちょうどいい案配だと思った。今まで読んだ池井戸作品の中でも、最も"大人の味わい"があると言えばいいか。
2投稿日: 2017.08.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
解説にも書いてありましたがあまりにも貧弱な主人公倉田に 自分の姿を投影して暗くなるような奮起するようなそんな感じの小説でした。 プライベートで起こるストーカー騒ぎと仕事上で起きる営業部との対立。 それぞれそんなに大きな動きを見せないもののちょっとずつ謎が深まっていき 事件が起こり最後には解決していくという流れが分かりやすく 読んでいて心地良かったです。 インターネットなどの匿名の世界で攻撃性が増している現代人が 満員電車の車内の隣人というこれまた匿名性を持った他者によって 苦しめられるという構図も新しくて面白かったです。
2投稿日: 2017.07.17
powered by ブクログ家にいたずらする犯人を捜していくことと、社内の不正を暴いていくことが同時進行する。罪を犯す人の背景を思うと物寂しい感じがする。
0投稿日: 2017.06.23
powered by ブクログドラマは観たけど、あれ?ラストどーなったっけ?って忘れてしまったので、文庫で読んでみました。 会社のトラブルとストーカー。 今の世の中じゃありそうでリアル。 小説では正義は勝つだけど、現実は泣き寝入りしてる人も多いかもー!
0投稿日: 2017.06.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
池井戸作品定番の銀行から出向した経理マンが主人公。社内のライバル営業とプライベートを襲う2つの事件が並行して進む。どちらもありそうだ。
0投稿日: 2017.05.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
真面目なだけが取り柄の会社員・倉田太一は、ある夏の日、駅のホームで割り込み男を注意した。すると、その日から倉田家に対する嫌がらせが相次ぐようになる。花壇は踏み荒らされ、郵便ポストには瀕死のネコが投げ込まれた。 青葉銀行中野支店 さらに車は傷つけられ、部屋からは盗聴器まで見つかった。 執拗に続く攻撃から穏やかな日常を取り戻すべく一家はストーカーとの対決を決意する。一方出向先のナカノ電子部品でも倉田は真瀬営業部長に不正の疑惑を抱く。
0投稿日: 2017.05.20
powered by ブクログ二つの事件を同時並行で読ませ、まったく異なる話なのに違和感なく読み進められるのは流石。そして、最後の最後まできちんとフォローしているので、なんの不足もなくすっきりと読み終えることが出来る。銀行ネタはいつも本当に面白いと思う。
2投稿日: 2017.05.19
powered by ブクログ日常に潜む「恐怖」の一面を覗かせます。 銀行から電子部品メーカーの総務部長に出向している倉田。 ちょっとしたことから、執拗なストーカーに狙われ、その被害は、家族にも及ぶようになる。 一方、勤務先では、営業部長に不正疑惑が起こり、社長からも疎まれ、窮地に陥ってしまう。 果たして、倉田は、家族と会社を守れるのか? ハラハラドキドキの展開ですが、最後はシンミリと。
2投稿日: 2017.05.18
powered by ブクログドラマの最終回まで待てず、第一話を見てすぐに本を購入しました。 二つの事件が同時に進みますが、ごちゃごちゃになることなく切り替えながら読めますし、どんどん進めます。 ただ、読み終えてしばらくした後に最後どうなるの?と聞かれた時に答えられませんでした。最後の印象があまり残らなかったのかも、、、
0投稿日: 2017.05.17
powered by ブクログ安定のおもしろさ、ですが、やはり最終的には勧善懲悪なので、結局大団円だよね?と思いながら読み進めてしまう。 主人公は半沢直樹っぽくないので、最初はハラハラするけど、だんだん強気になっていくので(笑)、結局は似たような感じに・・・
4投稿日: 2017.05.05
powered by ブクログ普段とはちょっとだけ違う行動をしただけだった。 まさかそれで陰湿な嫌がらせを受けるようになるなんて・・・。 ある日突然、理不尽な悪意にさらされたとき、人はどんな手を使ってそれを回避していくのだろう。 倉田家を狙う悪意との闘いと、出向先で起きた仕事上のトラブルが同時進行していく物語である。 主人公である太一は、父譲りの性格で人とぶつかることがどうにも苦手だ。 疑問を抱きながらも、相手が高圧的な態度で押してくるとそのまま引き下がってしまう。 だが、「名無しさん」の攻撃は徐々にエスカレートしていき、ついには傷害事件へと発展してしまう。 企業小説を得意とする池井戸さんの物語だけあって、社内の不正にまつわる場面もとても読みやすい。 総務部長でありながらも銀行からの出向ということでいつまでも外様のような扱いを受ける太一。 これまでの実績を笠に来て、当然しなければならない仕事上の説明も太一を飛ばして社長に直接話すだけの真瀬。 真瀬だけではない。 社長すらも真瀬へは全幅の信頼を置いているのに、太一に対しては厳しいことこの上ない。 銀行員として、総務部長として、ひとりの男として、太一は社内の不正に敢然と立ち向かっていく姿はカッコいい。 「パパって凄いんだ」と言われるだけの働きで、それまで鬱々としていた苛立ちがスッと消えていった。 「名無しさん」との対決も読みごたえがあった。 次々と襲いかかる悪意に対抗していく家族の姿は、「わが家」を守ろうとする強い意志が感じられた。 健太の判断が正しかったのかどうかはわからない。 気持ちは理解できるけれど、太一の言うようにそれをやったら駄目というものわかる。 健太がきちんと自分で決着をつける道を選んでくれてよかった。 外敵がいると結束が固まるというけれど、元々仲のいい家族だ。 冒頭に描かれている花火大会の場面だけでもそれがよくわかる。 いまどき、母親と妹に付き添って花火大会にボディーガードとして行ってくれる息子がいるだろうか。 そんな家族に平穏な日々が戻ったことが嬉しかった。
6投稿日: 2017.04.04
powered by ブクログ帰宅途中の電車内トラブルで注意した相手に追われ、ストーカー被害に巻き込まれた倉田家。誰にでもあり得る「名無しさん」からの嫌がらせには背筋が凍るような思いがした。また出向先では倉田の進言が認められないこと、正義が勝つとは限らない会社の仕組に苛立ちを感じた。 しかしラストが物足りない。一件いや二件落着でめでたしめでたしなんだけど、何が言いたかったのか…?人はみなそれぞれの世界で頑張れって、ちょっと大雑把なエールだったのかしら。
0投稿日: 2017.03.19
powered by ブクログ銀行から中小企業に出向し、総務部長になった主人公が、会社で、家庭で奮闘する話。企業内での話はさすが著者の経験を生かし、興味深く描写されていると思う。家庭内の不審者に嫌がらせを受ける話は、自分の家だったら嫌だなあと想像を巡らせる。 楽しくは読めたが、他の本著者の作品とそんなに変わらない内容な所は物足りない。
0投稿日: 2017.02.21
powered by ブクログ銀行員の倉田は上司からも部下からも認められず出向に出される。まじめが取り柄の彼は電車での割り込みを注意したことで嫌がらせを受け、また社内での営業部長の不正を見抜き社長に進言するが逆につらい立場に追いやられる。しかし、彼には家族と社内で味方をしてくれる素晴らしい部下がいた。彼らとともに問題を解決していくことで彼は人間的にも成長し出向先の社長からも敬意をはらわれるようになる。50歳を過ぎている彼の自信に満ちた人生はここから始まるのではないか。なぜ人は窮地に追いやられると不正や悪事に走ってしまうのか、人としての悲しい弱さを感じた。
2投稿日: 2017.02.17
powered by ブクログ真面目で気弱な主人公が電車で若者の横暴を注意した所、自宅に嫌がらせをされる。 身近に潜む現代の恐怖を本書は語っている。 他人に関わりたくないと言う事が発生するメカニズムや匿名の優位性、口の上手い人が優位に立てる、真面目で正直な人間が損をするなど、現代の理不尽がたくさん盛り込まれている。 作者はあの半沢直樹シリーズを手がけているだけに安心して読めます!!
4投稿日: 2017.02.09
powered by ブクログ銀行から取引先に出向中の倉田太一は、偶然乗り合わせた電車で横入りした男を注意したところ逆恨みに合い、自宅近くまで男に追い掛け回された上に様々な嫌がらせを受け、その事が家族の生活にまで影響を与えてしまう。 一方、出向中の会社でも架空取引の疑惑問題にぶつかり、プロパーである社長と営業部長と敵対する事になり、家庭・社内の2つの問題に立ち向かう物語です。 一家団欒の家族でも、それぞれが必ず自分一人で解決しなければいけない問題を抱えていて、それぞれの孤独な戦いを描いています。 池井戸潤が描く主人公には珍しい、気が弱く平和主義タイプの倉田が奮闘するシーンに思わず心の中で頑張れ!とエールを送ってしまいました。
2投稿日: 2017.01.23
powered by ブクログ真面目な主人公が、ある日駅のホームで割り込みした男を注意した… それから主人公の家に嫌がらせが続く… 家族で協力して嫌がらせ男に対決していくさらには、職場でもトラブルが… そういう事って現実にもあるんだろうな怖い世の中だな〜
2投稿日: 2017.01.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
銀行の出世組からはずれた倉田太一、それでも妻も子どもも大学生の長男と高校性の次女がいて平穏で幸せな家族と暮らしていたが、ある日の退社時の電車で順番に割り込み無理矢理乗ろうとした男を遮ってトラブルになる。 その男がその後駅から倉田をつけて来るのに気づきバスをいつものバス停も降りずにつけて来る男を巻いて家に帰るが、翌日家の花壇がメチャクチャにされ、数日後にはポストに瀕死の猫が放り込まれることに。 その後の嫌がらせに家族、特に長男と一緒にそのどこの誰だか分からない男に立ち向かうことになる。 また出向先の会社では営業の部長と社長と折り合いが悪くなり、その部長の経理的な不正やおかしな取引が表面化してくる、それを見つけたのは経理の部下の女性で、彼女は頭が回り倉田をサポートする。 二つの問題を抱えながら倉田が父として、銀行からの出向での総務部長として立ち向かいながらすすむ小説と言っていいだろうか。 家族と部下に支えられて迎える結末が・・
2投稿日: 2016.12.23
