
総合評価
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powered by ブクログ人生のバイブル。 全ての考えに肯定できるわけではないが、生き方の基礎となる考え方が身につく本。 何か始めたい、八方美人で自分だけ損してる気がする、コミュ障で人とのコミュニケーションが苦手などほぼ概ねどんな人にもささる本
0投稿日: 2025.02.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
アドラー心理学、ある程度理解してても実際に行動出来るかと問われれば、出来ない事の方が多い。 文面だと、簡単に見えてしまうから行動出来ない自分に歯痒い感覚になった。 自分の考え方を改めてされられる一冊になった。 また、時間をおいて読んだ時が楽しみだと感じる本でした。
0投稿日: 2025.02.09
powered by ブクログ有名な本だけど、やっと読んだ。 自己啓発本は世に沢山あるし、哲学の本も読んだりしたけど それらの本と比べてこの本が取り立ててすごいかって聞かれると、よくわからない。 自分には響かない内容だったかな。 やりたいと思うこと、その都度やってきたし。
0投稿日: 2025.02.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
人間関係に翻弄される。それを断ち切り、自分に素直な自由な人生を生きる。 承認欲求・劣等感・課題の分離・共同体の声…他者を気にしていることが如何に自分を縛っている人生になっていたのか、知らされました。 今の仕事上の人間関係では、ある程度吹っ切れて打ち込むことができていますが、それでもまだ自由ではないのかな?と思うこともしばしば…。 ここで書いたことを時折読み返して、自分が自由になる生き方をより楽しんでいきたいと思います。 ★何が与えられているかではなく、与えられたものをどう使うか?持っているもので自分はどうやって幸せになるかを考える。 ★人が変わるためには「今のライフスタイルを改める」という決心が必要。「もしも〜だったら」と思っているうちは人は変われない。 ・劣等感=主観的な思い込みであり価値判断方法の一つ(客観的事実ではない)つまりは主観=自分の手で選択可能であり、好きなように解釈できてしまう。 ★誤りは潔く認めること。謝罪する。権力争いから降りる。=負けではない。(勝ち負けと思っている人間は愚かで哀れくらいに思っておこう)勝敗の眼鏡を外して正しい選択を客観的に見る。 ・対人関係を回避することが人のことを嫌いになる真因である。ネガティブな口実を作って人生のタスクを回避しようとしている。 ★他者からの承認を求める=他者の人生を生きている。他者の期待を満たすことは本質的な目的を失うことにほかならない。 ・課題は誰ものかを冷静に見極める。解決に導いたとしても最終的な決定者は相手であり、そこに自分が踏むこむべきでない。 ★他者の課題に介入する=自らの人生を重く苦しいものにする。とにかく「自分の真実最善の道を選ぶこと」のみに徹する。 ・自分は成果の中心ではない。「周囲が自分に何をしてくれるか?」ではなく、「自分は相手に何を与えられるか?」を考える。=所属感の獲得・共同体へのコミットにつながる。 ・自らの習慣によって自分自身が共同体にとって有益であると思えることが自らの価値を実感できるようになる。 ・褒めるという行為は「上下関係」が生まれる。その背後には操作という目的がある。すべての対人関係をフラットに考えよう。 ・人は他者に対して勝手な理想像を作り上げてしまう。目の前のありのままを見て、そこにいてくれることを喜び、感謝する(家族)。ゼロからの加点方式。 ・信頼=他者を信じるに当たって一切の条件をつけない。無条件で信じることで対人関係を好転させることにつながる。裏切られたとしてもそれは他者の課題であり、自分にはどうしようもできないと割り切ってしまう。 ・他者貢献とは「私」の価値を実感するためにこそ、なされるもの。仕事の本質=他者貢献であり、所属感を」得られる手段。 ※他者承認は目的にしない。 ・ありのままの自分を受け入れ「自立する」他者信頼と他社貢献を持って、社会と調和して暮らす。そのためには「私には能力がある」「人々は私の仲間である」という意識を持つことが大切。 ・他者貢献は目に見えなくても良い。主観的に貢献感があればOK。 ★「今、ここ」だけを真剣に生きるべき。今できることを真剣かつ丁寧にやっていく。 ・他者貢献という目印を見失わない限り、迷うことなく何をしてもOK。嫌われても自由に生きることができる。
1投稿日: 2025.02.08
powered by ブクログ・自己受容 ・他者信頼 ・「導きの星」他者貢献 ・「人生はクルクル回るダンスのようなもの。気づけばここにいた。」でよい。 ・「今、ここ」刹那・点を真剣に生きる。 ・普通であることの勇気 ・神よ、願わくば私に、変えることのできない物事を受け入れる落ち着き(肯定的な諦め)と、変えることのできる物事を変える勇気と、その違いを常に見分ける知恵とを授けたまえ ・他人に関心を寄せる →横の関係を築くこと →勇気付け →共同体で有益な存在であることを実感 →自信となる ・課題の分離 →これは誰の課題か。自分?他人? →他人の課題を抱え込む必要はない。 ・原因論から目的論に ・他人と比べるのをやめる。 →総理大臣になっても満足できない →皆、無名の徒 ・アドラーは承認欲求を否定する。 ・アドラーはトラウマを明確に否定する。 ・過去の経験に「どのような意味を与えるか」が大切 ・自分が自分のために自分の人生を生きなければ一体誰が自分の人生を生きるのか。
9投稿日: 2025.02.08
powered by ブクログアドラー心理学の考え方を対話形式で紹介した本。 アドラー心理学について全く知見がなく、基本的な考えだけでも知りたいと考え、この本を手に取った。心理学は統計的な手法を用いて、心のメカニズムを解き明かす学問のイメージがあるので、本書の内容は思想や哲学に近い印象を受けた(実際、本書でもそう述べられている)。 本書を読んだ後にアドラー心理学について少し調べてみたが、アドラー心理学の基本的な考え方について、少し極端な言い方をしすぎているような気もする。例をあげると、「トラウマは存在せず、自分の目的を正当化する理由として、トラウマを用いているだけだ」というような記載があったが、本書を読んだ後に簡単に調べた範囲だと、アドラーはそこまでの極論は言っておらず、「過去に起こった出来事によってのみ現在が規定されるわけではなく、過去に起こった出来事は、現在の我々の行動でその意味を変えられる」という考え方なのだと理解した。仮に本書での説明をそのまま受け取るのであれば、PTSDなどで意に反して生活に支障を来している人は数多くいるので、トラウマの現在への影響を軽視することは賛同できない。 ただ、同意できることも数多くあり、今この瞬間を精一杯生き、それが繋がって人生が形成されるという考えは大いに共感できる。こういう積分的な人生の捉え方は、余計な不安から自身を解放する一助になると思う。また、本書のタイトルもなっている自分の領域と他者の領域を切り分け、他者に嫌われるとことを自分の問題として捉えないと言うところも、精神衛生上非常に大切な考え方だと思う。 余談だが、本書に登場する「青年」の口調から昭和感が溢れており、「いつの時代の青年やねん」と楽しくツッコミながら読んでいた。
3投稿日: 2025.02.08
powered by ブクログ上司にお勧めされた本。 自分と他人を分けて考える考え方を教えてくれる本。「馬を水辺まで連れて行けるが、飲むかを決めるのは馬。」 なにが課題でなにをすべきを伝えることはできるが、それをやるかはその人次第。 その人がそれを聞き入れ行動に出た時に援助をしてあげるのが、あるべき姿。 また、徹底して現実主義。 ①原因論ではなく目的論 今の自分の現状、行動は自分が目的があって行なっていること。 現状に嘆いているのは、その方が自分に都合が良い理由があるから。過去に、周りに原因があって嘆いているわけではない。 ②嫌われる勇気=自由になる勇気=幸せになる勇気 自身が幸せになるためには、他者貢献。 一般的な人生に特に意味はない。人間の良いところは自分で自分の人生に意味づけができる。 他者貢献はその幸福な意味づけのために道標。 そこに承認欲求や、他人からの評価は関係なく、自分が他人に貢献できている存在であると言う認識を持てることが全て。 全ての問題は対人関係であるが、その対人関係すらも自分で決めていることであり、存在として、自分が見えている範囲だけでなくもっと広い共同体の一部として貢献していると言う感覚を持つことでその問題となっている対人関係すら問題ではなくなる。 ③「いま、ここ」に生きる 人生は線のつながりではなく、「いま」という点の連続。 旅行、ダンス。 スタートとゴールを最短で進むことが人生ではなく、ゴールに向かって「いま、ここ」の瞬間、瞬間を必死に生きること、その過程こそが人生。 まだ、この本をしっかりと理解し切るには時期尚早。一方で時期が来たらまた読むべき本。
1投稿日: 2025.02.08
powered by ブクログそんな考え方になれば楽な部分もあるだろうけど、そんな人は多分なかなかいないと思うし、あまり実践しようとも思わなかった。 原因論より、どうしたら望むようにことが進むかを考えて行動する、という点は育児に役立つのかなと思った。 例:5歳の息子が、コップを持って走り回り、水が溢れる→ 原因論:息子がいけないことをしたから、怒る(これが一番効率的だと思っている) アドラー:どうしたらそのようなことをしなくなるのか、考える)
3投稿日: 2025.02.06
powered by ブクログアドラーは、最終的な1番の幸せは、仲間だと見なした人達のなかに自分の居場所があると感じられることだと考えています。もし人生に迷ったら、ほかの人をしあわせにしてあげて、と。ほかの人が自分になにをしてくれるかではなく、自分がほかの人になにをできるかを考え、実践していくと、自分自身もしあわせを感じることができるのです。 この本を読んだら、こんな綺麗事できるようになるのかなあ、と考えると思います。でも、この考え方を習得するのに10年はかかると著者も書いています。大切なのは、このような理想的な考え方をできない自分を責めるのではなく、少しでもそういう考え方に近づきたい、と頭の片隅においておきながら生きていくことであると思いました。
1投稿日: 2025.02.06
powered by ブクログ題名からなんとなく敬遠していた。「周りの評価は気にせず自分を貫こう」程度の薄さだと思ったら大間違い。人の悩みは全て人間関係。人間関係の悩みを解決する手段は、課題の切り分け。他人の課題に踏み込まない。アドラー心理学、もっと知りたい。
3投稿日: 2025.02.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
(内容に関係ありません!) ここまで本の内容にあった、表紙の温かみのある紙、文庫本のように柔らかさのある本文用紙、書体の太さや、組み替えが多いのに煩わしくない軽やかな組…最高の装丁でした。
1投稿日: 2025.02.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
①われわれの行動原理は原因論ではなく目的論 →あなたが不幸なら、それはあなた自身が選んだもの →あなたが変われないのは、自らに対して変わらないという決心を下しているから ②誰とも競争することなく、ただ前を向いて歩けばいい。 →健全な劣等感とは他者との比較の中で生まれるのではなく、理想の自分との比較から生まれる →今の自分よりも前に進もうとすることにこそ、価値がある。 →競争の先には勝者と敗者がいる ③他者の課題を切り捨てる →他者の期待を満たすように生きること、そして自分の人生を他人に任せること。これは、自分二嘘をつき、周囲の人々に対しても嘘をつき続ける生き方 →★自由とは他者から嫌われること ④他社を仲間だと見なし、そこに自分の居場所があると感じられる共同体感覚をもつ →自己への執着を、他者への関心に切り替えていく →目の前のちいさな共同体に固執することはない ⑤他者を信頼する。 →信頼とは、他者を信じるにあたって、いっさいの条件をつけないことです。 ⑥今をいきる →人生における最大の嘘、それはいま、ここを真剣に生きないこと →他者に貢献するのだという導きの星さえ見失わなければ、迷うことはないし、なにをしてもいい。嫌われる人には嫌われ、自由に生きてかまわない 人生のすべての悩みは対人関係にある。 仕事、家庭、友人関係、人が生きていく中で対人関係は切っても切り離せないもの。そうした対人関係の考え方として、大変参考になる本であり、繰り返し読みたい。 我々の行動原因は過去にはなく、自分で選択することができる。他者への貢献を常に意識することで、自由に生きることができると感じさせてもらえた。この本の考え方を常に意識し、理想の自分を目指して生きていきたい。
2投稿日: 2025.02.02
powered by ブクログとにかく難しい。青年と同じように頭では理解できるが実践できる気がしない。確かに実践できたらなんと人生はシンプルで楽になるだろうか...。とはいえそもそもアドラー心理学が真理で正解なのかも分からん。非常に「参考」にはなった。
1投稿日: 2025.02.02
powered by ブクログ人生のバイブル 対人関係のメソッド本だと思ってたけど、(まあそうなんだけど)そんな簡単にカテゴライズできないぐらいの人生論 読み進めるごとに点と点が繋がっていっていく感じが何回もある 【大事にしたいこと】 ・自分と他者の課題を区別する ・ただし他者は仲間であることを念頭に ・私は人生の主人公だが、あくまで共同体(全体) の中の一員 ・「私はこの人に何を与えられるか?」 ・褒めてもらうことを目的にしない ・他者を評価するのではなく感謝する ・どんな自分も受け入れる、他者を信頼する、そして貢献する ・幸福とは貢献感 ・過去も未来も見ない。完結した刹那を見てダン スのように生きる ・人生にうすらぼんやりとした光を当てない。「い ま、ここ」に強烈なスポットライトをあてると過去も未来も見えないはず。
5投稿日: 2025.02.02
powered by ブクログ転職して職場で1番新人である今、低姿勢なイエスマンになりつつあるのでアドラー的な考え方は意識していきたい。 なかなか極論に近いアドラーの考え方を青年と哲学者のやり取り形式で順を追って説明してくれることでスムーズに理解できた。 また、行動ではなくて考え方のテクニックなので、すぐに実践できるし、ビジネスのみならず日常生活や子育てにも活かせると感じた。
4投稿日: 2025.02.01
powered by ブクログ馬を水辺に連れて行くことはできるが、水を呑ませることはできない。 信用(条件あり)より信頼(条件なし)。 他者貢献。 実践するのは難しそうだけど、意識していきたいなぁ。 あと青年のリアクションがオーバーすぎて笑っちゃった。笑
1投稿日: 2025.01.31
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
個人的に難易度が高い本に感じました。 ただ、これからの人生を生きていく中でとても重要なことを学べました。 第一夜 ・人は目的を達成するために手段を選んでる ・過去は今後の人生に一切関係ないもの ・過去の原因が今の自分にとっての生き方の理由にはならない ・感情を持っているのが人間 ・感情は捏造できる 第二夜 ・人の悩みの全ては対人関係 ・他者がいるから「孤独」は存在する ・劣等感と優越感は実は同じ ・劣等感は自らの価値判断 ・競争はする必要はない ・自分が正しいと思ったことは正しい ・自慢する人=劣等コンプレックス ・不幸自慢する人は要注意 ・他者と比較する必要はない 第三夜 ・承認欲求を否定する ・自分の課題と他者の課題を分離する ・他者の課題には介入しない ・他者を気にするな ・自分の人生は自分で歩む ・他人の期待を満たすために生きていない ・自由の根幹は「他者から嫌われること」 第四夜 ・他者とは「縦の関係」ではなく「横の関係」を ・同じでないけれど対等 ・何らかの組織に所属していることを求める ・「自己への執着」から「他者への関心」へ ・狭い共同体を見ずに広い共同体を見る ・褒めるのでも叱るのでもない ・ありがとうの言葉を大事にする ・価値を求めている ・「行為」ではなく「存在」に感謝する ・自分の価値を認識した時に勇気を持てる 第五夜 ・「自己受容」「他者信頼」「他者貢献」 ・幸福とは貢献感 ・人生は線ではなく点の連続 ・「いま、ここ」を大事に生きる ・ありのままである自分をいかに受け入れるか ・過去や未来を想像しない 全て箇条書きですが、これらの中で自分が納得する共感するものを落とし込みたいと思います。
7投稿日: 2025.01.31
powered by ブクログ・信用(credit)よりも信頼 見返りを求めない ・他者貢献 ・普通である勇気 ・人生に意味はない ・山登りと同じで過程を大切にすることが大切
3投稿日: 2025.01.31
powered by ブクログ4年前に読んで、久々に読み返しました。思った事は一緒で「気持ちが楽になります」これにつきます。 刹那を見ていく。本当にその通りだと思います。 啓発本はこれだけ持っておけば良い。そんな本でした。
3投稿日: 2025.01.30
powered by ブクログ青年と哲人の会話形式の作品。 久々の自己啓発本。きっと何か学べるはず! 勇気をもらえるはず!昨日『方舟』を読み終えて、いざ!半分読み終えて、 名言のオンパレードやなかい! 『大切なのは何があたえられているかではなく、 与えられたものをどう使うかである。』 『いろいろと不満があっても、このままの私でいる方が楽であり、安心なのである。 大切なのは、幸せになる勇気である』 この2つを知れただけでも読んだ甲斐がある。 後半頑張って読もうっと!
15投稿日: 2025.01.29
powered by ブクログ20歳の時に初めて本書を読み、 自分がアドラー心理学のような生き方ができるようになるにはあと10年かかるのか、やってみようと決意してからはや10年。 10年ぶりの再読。今を生きる、今に強烈なスポットライトを当てる、目的論など実践して無意識レベルまで落とせていたこともあった。 特に10人のうち1人は自分のことを嫌い、2人とは良い友達になれ、後の7人はなんとも思わないという考え方は人付き合いを楽なものにしてくれた。他者からどう思われているか意識しなくなった考え方の一つ。 お前の顔を気にしているのはお前だけ 響いた。 何度も繰り返し読み返したくなる一冊。
1投稿日: 2025.01.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
●自分を生きる 色んなところで見かけるため、どんなものか読んだ。 過去や未来にこだわる必要がないことと読んだ。過去こうだから、未来がこうだからではなく、今を生きること今ここに集中することこれが人生である。 ほんとうはこれがしたいけど、やるべきときが来たらやろうとよく考えてしまうがこれはよくない。今、刹那に真剣に集中すること。これが大事である 嫌われるということは自分を出すこと。他者貢献をしながら、勇気を持って行うことで自由に豊かに生きられる。
1投稿日: 2025.01.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
【あらすじ】 本書は、フロイト、ユングと並び「心理学の三大巨頭」と称される、アルフレッド・アドラーの思想(アドラー心理学)を、「青年と哲人の対話篇」という物語形式を用いてまとめた一冊です。 欧米で絶大な支持を誇るアドラー心理学は、「どうすれば人は幸せに生きることができるか」という哲学的な問いに、きわめてシンプルかつ具体的な“答え”を提示します。 この世界のひとつの真理とも言うべき、アドラーの思想を知って、あなたのこれからの人生はどう変わるのか?もしくは、なにも変わらないのか…。さあ、青年と共に「扉」の先へと進みましょう―。 【感想】 ずっと読もうと思いつつ今更なーと思いながらもやはりと思って読みました。 対話形式で悩める若者とそれにアドラーの思想からアドバイスをする哲人との対話形式で非常に読みやすかった。 【全ての悩みは人間関係】というところに本当にそうだと感じたし、定数と変数をしっかり分ける事で自分の中の折り合いをつけて、常に自信が変えられる変数のみに考えを巡らす事が重要なのだと感じれた。 『過去と他人は変えられないが、未来と自分は変えられる。』この言葉を常に意識できるようにコントロールしていきたい。原因論より目的論。
8投稿日: 2025.01.26
powered by ブクログまず読みやすい 先生と生徒のような対話形式で最初は生徒側の気持ちでいるが、いつの間にか先生の気持ちに入れ替わっていく不思議な本だった すべての悩みは対人関係によるもの どの年代でもよいが学生時代に読んで欲しい
8投稿日: 2025.01.26
powered by ブクログ『死ぬまでに読むべき本』として購入後は本棚にしまいっぱなしになっていた本。自己啓発本を気嫌いしていた時期が長かったのですが、ようやく読めました。 影響を受ける受けないは別として、人生との向き合い方って色々あるんだなぁと改めて思いました。 『人生とは線ではなく連続する刹那』 何かを目標にしたり、最終到達点を決めてしまうと、挫折した時に戻れなくなる。一瞬一瞬を生きることが人生を豊かなものにすると。 こんな聖人にはなれっこないので、参考にしまーす。
160投稿日: 2025.01.26
powered by ブクログやっと読んだけど期待しすぎてた、 自己啓発本に期待しすぎとかないのかもだけど、 まぁそうだよな、になる部分が多かった でもタメになる部分もあったし心理学に興味湧いた
1投稿日: 2025.01.26
powered by ブクログアドラー心理学、奥が深い! 理解するのが難しいのはもちろん、実践する事はもっと難しい。日々の生活の中で意識します。定期的に読み直したい本ですね!
1投稿日: 2025.01.25
powered by ブクログ読みやすい。 今ここを全力で生きていきたい。 縦の関係でばかり考えていたので、皆を横の関係にしていきたい。
1投稿日: 2025.01.24
powered by ブクログ哲人と青年の問答形式でしたが、非常に分かりやすい言葉でした。考え方をすぐに変えるのは難しいですが、縦の関係を横の関係にするというのは自分にも出来るのではないかと思いました。私も今まで他人の目を気にしていたのでアドラー心理学を詳しく読んでいきたいです。
4投稿日: 2025.01.23
powered by ブクログ読書を始めるにあたって、 必ずおすすめに出てきてた1冊。 かつての職場の尊敬できる先輩から ひと押しいただき手に取りました。 発売から10年以上たってもなお、 本屋の目立つところに陳列されていました。 本音を言うと、本当の根っこの部分まで 理解はできておらず、時間を置いて何度も 定期的に読み返したいなと思うほど、 共感もできたし、新しい気づきもあった。 なによりも、逆転の発想といいますか、、、 清々しいほど自分を否定された気もします。笑 ですが決して辛くはなく、スっと心に落ち 青年同様、最後はあっけなく納得しました。 とくに、第三夜からは驚きの連続でした。 SNSが普及し、劣等感と承認欲求が渦巻く 今この時代において、ほんとうの自由を知った。 響いたフレーズ 第5夜より、 人生とは連続する刹那である いま、ここにしか生きることができない。 われわれの生とは、刹那のなかにしか存在しない。 人生とは、今この瞬間をくるくるとダンスするように生きる、連続する刹那。 いま、ここが充実していればそれでいい。 時間を空けて必ずまた読み返します!
3投稿日: 2025.01.22
powered by ブクログすべては主観であり自分が決めている。 (世の中が最高なのか最低なのか、さえ) 自分らしく、他者に貢献しながら生きる。競争、評価、賞罰、好き嫌いなど他人が決めていることを気にしない。 とても理想だが、自分にできるだろうか。 最近、職場のチームワークに不満があったが、本書を読んでヒントを得た。 他者を敬い他者に関心を持ち、縦ではなく横の関係を築いて、自分にできる貢献をすることで、チームが居場所となり、皆が仲間となる。とても理想だ。できるできないではなく、その理想を目指し続けることが大切だと気付いた。 自分も未熟だが、勇気を持って、自分らしく、アドバイスはそっと置いてくるように示して、チームに貢献したいと思った。
1投稿日: 2025.01.21
powered by ブクログ最初から全てを理解するのは難しいので、繰り返し読みたい。青年と哲人の対話篇式になっているので、まだ読みやすい。すらすら読めるのに理解が追いつかないので少しずつ読み進めた。自分の理解するスピードと青年の理解のスピードが一緒な感覚は心地よかった。 気になった言葉 ◆普通であることの勇気 ◆普通である事は無能なわけではない。 ◆わざわざ自らの優越性を保持する必要などない。 ◆アドラー心理学では問題行動に走る子供のように健全な努力を回避したまま、他者の注目を集めようとすることを安直な優越性の追求と呼ぶ ◆人生は、今この瞬間を生きる
1投稿日: 2025.01.20
powered by ブクログマコなり社長YouTubeに勧められた、2025年1月の本。アドラー心理学の本。 ホリエモンの今を生きろなどの原本がここなのかなって思った。とても参考になった。 以下、興味を持った言葉。 課題の分離(これは誰の課題なのか)。あらゆる関係を横で捉える。(縦か横かどちらかでしか捉えられない)。より大きな共同体の声を聞け。
1投稿日: 2025.01.19
powered by ブクログ言わずと知れた名著。最初から全部理解するのは難しく繰り返し読むのがおすすめ。人に関与せず、生きていくことが大切。
1投稿日: 2025.01.19
powered by ブクログ自分の信念、今後の人間関係の築き方に参考になりそうな本でした。一度読んだだけでは、習得できない濃い内容だったので、定期的に読み返そうと思います。
2投稿日: 2025.01.19
powered by ブクログオイラ(2025年から一人称はこれでいきます笑!)は、今年から町内会の副会長になりました。 しかし一発目の回覧から大クレームが…。 オイラは限界集落に住んでおり、狭い狭い地域の副町内会長です。 ある1人の隣人が、町内会長を飛び越えオイラのところに1時間以上もクレームを浴びせ続けました。 オイラは完全にPTSD状態に陥りました。 大好きな本も音楽も何も入って来ず、定期通院している心療内科から処方されていた精神安定剤・睡眠導入安定剤を大量服薬してしまいました。 それでも3日ほどは、うたた寝程度しかできませんでした。 眠ってもすぐにその大クレームを言われている時の情景が、フラッシュバックしてしまうのです。 そんなギリギリの精神状態の時に出会ったのが、この本です。 最初はフラッシュバックや吐き気や腹痛に耐えながら、少しずつ読み進めていきました。 そしてだんだんこの本に、集中できるようになりました。 読了した今、昨年旅立ってしまった父さんからのプレゼントかな?って思うほど、気持ちが楽になりました。 まだ一人になったり、大好きな読書をしていてもフラッシュバックは襲ってきます。 でももう、この本からオイラは対処法というか、毎日をどうすればいいか、学びました。 この本との出会いにただただ感謝です。 一読をお勧めします。
14投稿日: 2025.01.15
powered by ブクログアドラー心理学は、ファクトを分析する心理学というより理想を追求する心理学と捉えました。 そのため、行動に移すためにはタイトル通り勇気が必要な内容も多いと感じます。 しかし、その中でも読んで持ち帰れるものは多いと思いました。 自分は特に ・課題の分離 ・他者の関心への関心(2巻の内容ですが) の2点は日々実行を心がけています。
0投稿日: 2025.01.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
人生に悩んだ時に繰り返して読みたい1冊 人生を変えるきっかけとなった良書 人間のすべての行動には目的がある(目的論) 過去の原因で今の出来事を説明しようとするのは役に立たないかつ嘘 過去の原因ではなく、今の目的を考える(例 イジメが原因で外に出られないのではなく、外に出たくないという目的があって不安という感情を作り出している) 上の根拠 目の前の出来事によって感情を不可抗力で動かされるはずがない アドラー心理学は人間は感情に支配されず過去にとらわれず前を向いて生きていくことができると信じる立場をとっている 自分の人生のあらゆる感情・行動には目的があることを認める あらゆる悩みは人間関係にまつわる3つの課題(仕事の課題、交友の課題、愛の課題)に集約される 人が劣等感を感じるのは無力な状態から脱したいという普遍的・本能的な欲求があるから(優越性の追求) だから人は成長する しかし、いきすぎた劣等感は人間に悪影響(例 学歴が低いから年収があがらない 裏の目的は自分が有能であることをアピールしたい) 劣等感を言い訳に行動をやめる(劣等コンプレックス) さらにこじらせると優越コンプレックスに陥る(例 経歴を詐称する人、過度にブランド品を身につける人、過去の栄光をひたすら語る人、ちょっとした手柄を必死にアピールする人) さらにこじらせると不幸自慢をする 普通であることの自分を認める勇気 優越感と劣等感 権力争いに絶対に乗ってはいけない 自分の正義を相手に押し付けると終わり 縦の関係を作るな、横の関係を作ろう 人間関係においてどっちが上か下かで判断してはいけない 違いを受け入れて人を愛する勇気を持とう 他人の期待を満たしてはいけない 承認を求める=承認されない行動には価値がない 他人の期待を100%満たすことは絶対にできない 他人の期待を満たそうと努力することはいいが最終的な結果はコントロールできないと割り切る ただ自己満足に他者貢献する 馬を水辺に連れて行くことはできるが、水を飲ませることはできない 他人の課題を干渉せず機会を与えることに徹する 対人関係の悩みを解消するには他人の課題と自分の課題を分けて考えなければならない その課題自分と他人どっちの課題なのかはその課題によって最後はどっちが困るかを考えれば良い(例 仕事をなかなか覚えない新人 仕事を覚えないで困るのは新人) 人間関係の悩みは他人の課題に介入することで生まれる コントロールできない他人に介入してはいけない 課題の分離 自由に生きるとは他者から嫌われること 他者貢献こそが自分が幸せに生きるための導きの星 過去にとらわれず未来に恐れることなく、これからどうするかだけを考える 他者貢献という導きの星に向かってこれからどうするかしか考える必要がない そうすると幸せに生きることができる 幸せに生きるためには楽をしたい自分と向き合う勇気が必要 過去のトラウマのせいにして、他人のせいにして、他人を評価して、他人の課題に踏み込んで、他人の期待を満たしては生きていくのは考えなくていいから楽なこと
0投稿日: 2025.01.13
powered by ブクログ何回か読んで、たまに思い出したい(鵜呑みにはしない) 「馬を水辺まで連れてこれるけど、呑ますことはできない」は割と響いた
0投稿日: 2025.01.13
powered by ブクログずっと気になっていたアドラー心理学。 哲人と青年の対話形式で進んでいく。 読者目線の青年の質問に対して、哲人はすぐに答えてくれず、読みにくいと感じてしまった。 読みにくさはさておき、内容について哲学本の独特な言い回しや単語に苦労しながらも、2周目でようやくうっすらと理解はできた。 ほとんどの人が持っているであろう承認欲求について、当然のようにそういうものだと考えてきたし、著デール・カーネギー『人を動かす』でもそれが前提のように書かれていたが、本書では明確にそれを根本的に否定しており衝撃を受けた。 本書はそもそも理解が難しい上に、本書で書かれているが実践することは更に難しい。(本書でもそれを認めている)
0投稿日: 2025.01.13
powered by ブクログ今更感は大いに否めないが、自己満足のために少しばかりコメントを残しておきたい。 この本の最大の特徴であり魅力は、やはり対話形式というところであろう。ひたすらにアドラーに詳しい老人と何か人生の壁にぶち当たるものの素直に認められない葛藤する青年の対話形式は、アドラーの教えを実践的かつ明快に理解することができる。 素晴らしい本なのは間違い無いのだが、心に残ったセリフは?といざ聞かれると、どういうわけか答えられない。頭では印象に残ったという事実は理解できているものの、アドラーの教えが出てこないのである。しかし、よくよく考えてみるとそれは決して悪いことでは無いのだろう。この本を読んで間違いなく私の人生観は変わった。それはきっとこの本の何か一部分に感銘を受けたわけではなく、この本全体が私に影響を与えてくれたからであろう。 ふとした時に、また読みたくなり、あぁーと感嘆したくなる一冊である。
1投稿日: 2025.01.11
powered by ブクログ心に刺さる言葉がいくつもあるし、新しい価値観や考え方が納得できるもので面白かった。まだ咀嚼しきれてない部分があるので何度も読み返したい。
0投稿日: 2025.01.10
powered by ブクログ他者から嫌われるかもしれない、そのリスクを負わなければ自由になれないという一節にとても救われた。 この本を読んだからといって自分の本質は変えられず、やはり他人と自分の人生を比較したり、劣等感は止まらないのだけれど、読む前には無かった知識を得たことは確かに感じる。
1投稿日: 2025.01.10
powered by ブクログ勇気を持つことが出来た本。 中学から大学までいわゆる体育会系で過ごして来た私に新たな視野を与えてくれた本。チーム内の規律を一番に重んじ、自分を犠牲にしてまで行動するのが当たり前と思っていた。 この本を読むことにより、自己犠牲ではなくその環境で感謝される存在になろうと思えた。自己犠牲だと自分が思うことはやらず特別目立とうともせず、ただ他者に貢献しよう。こう思うことができ、少し心が軽くなった。続編も読みたい。
0投稿日: 2025.01.07
powered by ブクログ人生における幸福とは「貢献感」であると言う点は非常に納得した。自己受容、他者貢献、共同体感覚。これらを充分に理解して感じるに至るのは時間がかかると思うので、何度も読み直す必要があると思った。
1投稿日: 2025.01.07
powered by ブクログ思ってたんと違ったいい意味で。 まだ読み切ってないが、続編も読みたいと思っている。 嫌われる勇気を持とう!そうすることで自分を持ってやりたいことをやる人生にしようという本かと思っていたけど、思ってたんといい意味で違ってどんどん読めた。 後悔ばかりするのではなく 過去の経験から学びたいと思った 哲学は物事の見え方が変わるから本当に面白い。 劣等感ではなく劣等感コンプレックスだったんだなとわかってスッキリ。 『人生は連続する刹那であり、過去も未来も存在しない 過去や未来を見ることで自らに免罪符を与えようとしている 過去にどんなことがあったかなど、あなたの今、ここ には何の関係もないし、未来がどうであるかなど、いま、ここ で考える問題ではない』 この本にはやはり救われる。 やりたいと思ったことをやろうと思う 本当の自分の今の心に耳を澄ませて 自分を大切にしたいと思う。 いろんなことがあった、未来はああなるかもしれないって思うことは人間だからあるけれど 本当にそうなりたいのか? 自分の中に目的があるならそれに向けて過去をも捉え方を変えたいと思った。 記載にあるように、原因論のようなドラマチックな展開にはつい心を囚われてしまう。 けれど目的論で考えると、 今 ここ を生きれる気がする。 『われわれは、自分の経験によるショック(トラウマ)に苦しむのではなく、経験の中から目的にかなうものを見つけ出す。自分の経験によって決定されるのではなく、経験に与える意味によって自らを決定する』
0投稿日: 2025.01.05
powered by ブクログ青年と哲人の対話形式でとても読みやすかった。 以下、自分の覚書 ・自立すること ・社会と調和して暮らせること ・わたしには能力がある、という意識 ・人々はわたしの仲間である、という意識 課題の分離 自己受容、他者信頼、他者貢献 共同体感覚 理解できても行動できるかどうかだな…。 「劣等感は主観的な思い込み」は心に刻みたい。
1投稿日: 2025.01.04
powered by ブクログ昔、話題になった本を今更読んでみたが、考え方において学びになった。 対話形式で進むので、疑問に対してのアンサーがありわかりやすかった。正直、心理学の知識の部分は分かりきれなかったけど、(嫌われることを怖がることは自分が作り出している因である)という考え方が学びとなった。 誰かに嫌われたくない,人にどうみられるか怖い、過去にああしたことのせいでもうできない、、などのタラレバは全て自分が作り出していること。 過去のせいにして逃げているという一言にはグサっときた。 思い当たる節がおおすぎだーー笑 過去のせいにはせず、 過去にひきづられず、前向きにいきよう! タラレバすることは逃げてること、ただの言い訳!
0投稿日: 2025.01.04
powered by ブクログいろんな人に嫌われていい。諦める力というか気にしないことで手に入れられることが多くある。 自分らしく、他人にとらわれずとは、とても大事なこと。 頭でなんとなく分かっていても、改めて文章にしてもらえることで深く納得できる作品だった。
1投稿日: 2025.01.03
powered by ブクログ2025年1月1日読了。 P21 もともとアドラーは、フロイトが主宰するウィーン精神分析協会の中核メンバーとして活躍した人でした。しかし学説上の対立から袂を分かち、独自の理論に基づく「個人心理学」を提唱します。 P27 「外に出たくないから、不安という感情をつくり出している」 P30 自分の経験によって決定されあるのではなく、経験に与える意味によって自らを決定するのである。 われわれは過去の経験に「どのような意味を与えるか」によって、自らの生を決定している。 ★P92 健全な劣等感とは、他者との比較のなかで生まれるのではなく、「理想の自分」との比較から生まれるものです。 P106 怒りっぽい人は、気が短いのではなく、怒り以外の有用なコミュニケーションツールがあることを知らないのです。だからこそ、「ついカッとなって」などといった言葉が出てきてしまう。怒りを頼りにコミュニケーションしてしまう。 ★P107 人は、対人関係のなかで「わたしは正しいのだ」と確信した瞬間、すでに権力争いに足を踏み入れているのです。 そもそも主張の正しさは、勝ち負けとは関係ありません。あなたが正しいと思うのなら、他の人がどんな意見であれ、そこで完結するべき話です。ところが、多くの人は権力争いに突入し、他者を屈服させようとする。だからこそ、「自分の誤りを認めること」を、そのまま「負けを認めること」と考えてしまうわけです。 P110 行動面の目標が、次の2つ。 ①自立すること ②社会と調和して暮らせること この行動を支える心理面の目標として、次の2つ。 ①わたしには能力がある、という意識 ②人々はわたしの仲間である、という意識 ★P122 アドラー心理学は「所有の心理学」ではなく、「使用の心理学」です。つまり、「なにが与えられているかではなく、与えられたものをどう使うか」という言葉ですね。 ★P140 われわれは「これは誰の課題なのか?」という視点から、自分の課題と他者の課題とを分離していく必要があるのです。 他者の課題には踏み込まない。それだけです。 およそあらゆる対人関係のトラブルは、他者の課題に土足で踏み込むこと――あるいは自分の課題に土足で踏み込まれること――によって引き起こされます。 誰の課題かを見分ける方法はシンプルです。「その選択によってもたらされる結末を最終的に引き受けるのは誰か?」を考えてください。 ★P155 アドラー心理学には、常識へのアンチテーゼという側面があります。原因論を否定し、トラウマを否定し、目的論を採ること。人の悩みはすべて対人関係の悩みだと考えること。また、承認を求めないことや課題の分離も、すべてが常識へのアンチテーゼでしょう。 P176 心と身体は一体のものだ、これ以上分割することのできないひとつの「全体」なのだ、と考えるわけです。 たとえばカッとなって他者を怒鳴りつけたとき、それは「全体としてのわたし」が怒鳴ることを選んだのです。決して感情という独立した存在が――いわばわたしの意向とは無関係に――怒鳴り声を上げさせたとは考えません。ここで「わたし」と「感情」を切り離し、「感情がわたしをそうさせたのだ、感情に駆られてしまったのだ」と考えてしまうと、容易に人生の嘘へとつながっていきます。 人間をこれ以上分解できない存在だととらえ、「全体としてのわたし」を考えることを「全体論」と呼びます。 P188 「この人はわたしになにを与えてくれるのか?」ではなく、「わたしはこの人になにを与えられるか?」を考えなければならない。それが共同体へのコミットです。 所属感とは、生まれながらに与えられるものではなく、自らの手で獲得していくものなのです。 P189 まず、対人関係の入口には「課題の分離」があり、ゴールには「共同体感覚」がある。そして共同体感覚とは、「他者を仲間だと見なし、そこに自分の居場所があると感じられること」である、と。 P199 そもそも劣等感とは、縦の関係の中から生じてくる意識です。あらゆる人に対して「同じではないけれど対等」という横の関係を築くことができれば、劣等コンプレックスが生まれる余地はなくなります。 P226 共同体感覚です。具体的には、自己への執着(self interest)を他者への関心(socialinterest)に切り替え、共同体感覚を持てるようになること。そこで必要になるのが、「自己受容」と「他者信頼」そして「他者貢献」の3つになります。 ★ 自己肯定とは、できもしないのに「わたしは できる」「わたしは強い」と、自らに暗示をかけることです。これは優越コンプレックスにも結びつく発想であり、自らに嘘をつく生き方であるともいえます。 一方の自己受容とは、仮にできないのだとしたら、その「できない自分」をありのままに受け入れ、できるようになるべく、前に進んでいくことです。自らに嘘をつくものではありません。 ★P246 ユダヤ教の教えに、こんな話があります。「仰人の人がいるとしたら、そのうち1人はどんなことがあってもあなたを批判する。あなたを嫌ってくるし、こもらもその人のことを好きになれない。そして10人のうち2人は、互いにすべてを受け入れ合える親友になれる。残りの7人は、どちらでもない人々だ」と。 このとき、あなたを嫌う1人に注目するのか。それともあなたのことが大好きな2人に7ォーカスをあてるのか。あるいは、その他大勢である7人に注目するのか。人生の調和を欠いた人は、嫌いな1人だけを見て「世界」を判断してしまいます。 P250 自分を「行為のレベル」で受け入れるのか、それとも「存在のレベル」で受け入れるか。これはまさに「幸せになる勇気」に関わってくる問題でしょう。 ★P253 すなわち「幸福とは、貢献感である」。それが幸福の定義です。 貢献感を得るための手段が「他者から承認されること」になってしまうと、結局は他者の望みどおりの人生を歩まざるをえません。承認欲求を通じて得られた貢献感には、自由がない。われわれは自由を選びながら、なおかつ幸福をめざす存在なのです。 P272 人生とは点の連続であり、連続する刹那である。そのことが理解できれば、もはや物語は必要なくなるでしょう。 ★P280 あなたがどんな刹那を送っていようと、たとえあなたを嫌う人がいようと、「他者に貢献するのだ」という導きの星さえ見失わなければ、迷うことはないし、なにをしてもいい。嫌われる人には嫌われ、自由に生きてかまわない。 そして、刹那としての「いま、ここ」を真剣に踊り、真剣に生きましょう。過去も見ないし、未来も見ない。完結した刹那を、ダンスするように生きるのです。誰かと競争する必要もな く、目的地もいりません。踊っていれば、どこかにたどり着くでしょう。 エネルゲィア的な人生とは、そういうことです。
0投稿日: 2025.01.02
powered by ブクログ人間関係に悩んでる際に読むと頭の中が整理されていいかもしれない。特に悩んでいないのであれば落ち着いて考えると当たり前または、抽象的過ぎて活かし方が分からないという状況になりそうだと感じた。 こういう考え方もあるよねというノリで読むには、新たな視点が得られていいかも。
0投稿日: 2025.01.01
powered by ブクログ人生はシンプル。自分でどうにかできる部分に働きかけて、少しずつより良くしていくしかないんだ。当たり前のことなのに、責任転嫁したり、勝手に怒ったり諦めたりしがち。 「課題の分離」は、分かりやすくてとても納得できる考え方だった。 私も嫌いな人がいるんだから、誰かが私のことを嫌いだって当たり前だ。
0投稿日: 2025.01.01
powered by ブクログ2021.04.23 読んだら世界が一変する訳では無い。 だけど絶対に生きるのが楽になる。そんな本だった。 他人と比べちゃう、周りの目を気にしちゃう。そんな人こそ読んで欲しい。 頭をぶん殴られたような衝撃が走る。 不登校の時に読んでいたかった。でも今読んだからこそ、その経験があったからこそ、さらに深く入り込めたのかもしれない。 1年後もう一度この本を読みたい。自分がいかにアドラー心理学を理解し、実践できているのか。何度でも読み直し、理解を深めていきたい。
0投稿日: 2024.12.31
powered by ブクログ自己啓発本はこれ一冊で十分だなってくらい学びが詰まった本。 何度読んでも新しい学びがあり、自分が年齢を重ねるごとに色んな経験を振り返りながら読み、気づき、学べる本。 子供が大きくなったら必ず読ませたい一冊。
0投稿日: 2024.12.30
powered by ブクログシンプルな考え方で頭の整理ができた。自分も人生の嘘にまみれているのを感じ、もっと自由に勇気を持って今を大事に生きたいと感じた。
0投稿日: 2024.12.30
powered by ブクログ自分の考えていたことと一部重なり、そこからこの考えに繋げることもできるんだな、と思うことが結構あり(前後逆も然り)納得しやすかったし、アドラー心理学に対して興味が湧いた。 ただ、アドラー心理学を身につける?ためには相当な時間がかかるだろうとも感じた。 対話形式で読みやすく、内容も概ね満足だが、特に序盤から中盤において青年があまりにもキレすぎていて不快だったので☆3.8。
0投稿日: 2024.12.30
powered by ブクログ2014年頃に初読 24/12/30 再読 仕事のタスク◎ 交友のタスク◯ 愛のタスク△ かなあ 嫉妬しないようになること 「えらい」と言わないことなどを頑張りたい
0投稿日: 2024.12.30
powered by ブクログハッとさせられる思想多し。 だがしかし、言うは易し。実際にアドラーの様な心持ちでいる事は難しい(−_−;)
0投稿日: 2024.12.29
powered by ブクログ最近の自分は自分の無力さにばかり目が行き劣等感に苛まれていた。そして過去ばかり見てあの時こういう道を歩んでいたら今の自分はもっと輝いていたのだろうと考えていた。でも、この本に出会いその考えは一掃された。これほどにも心が動かされたことは初めて。自己啓発本でここまで自分の背中が押されるとは夢にも思っていなかった。 今を生きる。今を懸命に生きていることに意味がある。学歴など関係ない。自分が生きている今に、一歩成長したことに意味がある。頑張る勇気を持って生きよう。
6投稿日: 2024.12.28
powered by ブクログ私の人生を変えてくれる一冊になるだろう。 すべて、理解して、身につけることは、きっと難しいけれど挑戦したいと思った。 母がアドラー心理学を学んでいることもあり、私にとって身近な考え方が多くあった。しかし、その学びを自分のものにできているか、と問われたら答えはノーだった。 フロイト的な原因論を理由に、思考放棄していることがたくさんあることに気づいた。 この本があなたにとってどのようなものになるとしても、私は読むことができて、幸せだと思えた。
4投稿日: 2024.12.26
powered by ブクログ現在うつ病でよくネットなどで出てくるので気になって買ってみました。 会話形式になっててすごくわかりやすいです。 今まで自分が疑問に思ってたことが次々と出てきてそれが解決していく感じがすごくスッキリします。 時々ん?それは違くね?って思うこともありますがほとんどの回答が納得できます。 自分は元々頑張ってまで仕事して生きたくない。と思うような人です。 この本を読んだ人なら分かりますが自分が今うつ病で仕事に行けなくなってるのは頑張ってまで仕事したくないから仕事に行けなくなる口実を作ってるのかもしれないと思いました。 元々人間関係が苦手で独立してました。 この本のおかげで人間関係に向き合えそうです。 最後の方を読んでいくと、最初のトラウマはないという言葉の意味がわかりました。 今の自分にとても合う本でした。 この本のおかげで人生にもっと向き合えそうです。 まだ読んでない方は一度読んでみることをおすすめします。 初めて買った自己啓発本でした。
1投稿日: 2024.12.26
powered by ブクログ「普通であることの勇気」 普通=無能ではない。 普通を認めることは怠惰な自分を認めることではないし、「優越性」、何か目標を決めて、それにたどり着くため、人生をその為の準備期間と考える人生を線と捉えた生き方。確かに目標を達成したら優越性は語れるかもしれない。けど、現在はいつまでもその為の準備期間で終わってしまう。仮に達成できなかったら、その人生には意味がなかった、と言えるの?そうじゃないはず。 人生を点と捉える。刹那を生きる。そしたら、その時点の自分は線のような人生の物語を必要としないし、いつの間にか点が重なって線ができてる。"人生最大の嘘は、今を生きないこと" ソクラテスの目的論は躓いた時に読むと図星で、チクッとするけど、前を向きたい時にはかなり勇気づけられる。60点を100点だ!と正当化する自己肯定感なんていらなくて、必要なのは60点を認めて、そこからどうするかを考える自己受容。そんなの認められない、と思うかもしれないけど、この本を読むと何だか自分を認められる気がする。弱い自分も好きになれずとも、その感情を認知できる。 自分の気持ちは二の次で、相手に、周りに、環境に合わせて、それを判断基準にしている所謂優しい人たちが続々と何かしらの形で、この20代前半で心身の健康に支障が出ている気がする。その生き方は決して悪くない、受容してあげて欲しいけど、難しい。そんな風に自分の本心が見えなくなってて、今ちょっと苦しい人にオススメしたい。知らない自分に出会えるかも。自分とだけ喧嘩してる人は仲直りできるかも。
2投稿日: 2024.12.25
powered by ブクログ読んだ事ある様な気がしてたけど未読だったみたい。 アドラー心理学で掲げる目標 行動面①自立すること ②社会と調和して暮らせること 行動を支える心理面の目標として ①わたしには能力がある、という意識 ②人々はわたしの仲間である、という意識 人生は競争ではない 誰とも競争することなく、ただ前を向いて歩いていけばいい 自分が自分のために自分の人生を生きていないのであれば、いったい誰が自分のために生きてくれるだろうか より大きな共同体の声を聴け 自己への執着を他者への関心に切り替え、共同体感覚を持てるようになること。そこで必要になるのが、自己受容、他者信頼、そして他者貢献 アドラー心理学をほんとうに理解して生き方まで変わる様になるのは、私の場合80歳を過ぎてからになりそう。生きてられたら、自由で幸せなばーさんになっていたい。
1投稿日: 2024.12.22
powered by ブクログ上司にお勧めされて読んだ。 その上司の口癖で「自分以外はコントロールできないと考える、自分の行動による他者からの見返りなどは期待しない」ということを何度も聞いていたため本書を読んでみての視野の広がりはそれほどなかった。 勇気を持つ・他者の目を気にしないことで現状・視点を変えることができると頭ではわかっても行動に移すことは難しいと感じた。 上司の言葉がない状況で読んだら、考えが広がって面白い本だと思う。
0投稿日: 2024.12.22
powered by ブクログ気にはなっていたが、なかなか読む機会がなかったこの本。 哲人と青年の対話篇という物語り形式になっていて、具体例も出されているので読みやすい。 ここに出てくる青年よりも長く生きている私は哲人が語る話は受け入れて生きてきているところもある。 すべての悩みは「対人関係の悩み」であるの箇所はまさしくその通りである。人は1人では生きられないし、人を求めれば傷つけ傷つくこともある。 「置かれた場所で咲きなさい」の著者渡辺和子氏が言ったように人を信じる時は98%。2%は相手が間違った時の許しの為に取っておく。この世に完璧な人などはいないわけだから、心に2%のゆとりがあれば、相手の間違いを許すことが出来るし、自分も完璧ではないので、そう思って貰うとありがたい。 変えられないことや失敗してしまったことにクヨクヨしがちだが、今を大切に生きる。そして何か、この本から前に進めるきっかけを掴めるといいですね。
2投稿日: 2024.12.21
powered by ブクログ読んで良かった。自分には対話形式が合っていたので読みやすかった。 自分は過去にあった嫌な事をずっと思い出したり、ありもしない、分かりもしない未来の事を考えて不安になったりしていた。しかし過去や未来は関係なく、いま、ここを生きること。これが凄く響いた。今じゃないところに目を向けすぎた人生だった。これから少しずつ視点が変わっていけば良いなと思う。 私は周りの目を気にするあまり、自分の行動を制限していた節があると思う。自由とは、他者から嫌われること。自分で自分の人生を縛っていたんだな… この本は、自分に「こんな考え方もあるんだ」と何度も気付かせてくれた身近な人がプレゼントしてくれたので読んだ。その人が私に言いたいことがこの本に詰まっていたと思う。 まだ完全に理解できた訳ではないが、少しずつ自分のライフスタイルを変えていけそうだと思えた。 あと、アドラー心理学がどういうものなのか、もっと興味を持ったため、色々と調べたり読んだりしたい。20代前半の今、この本に出会えて良かったと思う。
0投稿日: 2024.12.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
有名な本だとはもちろん認識していてが、これほどまでに良書だとは思わなかった。 この本にも出てくるように、もっと早めに読んでおけばな…と思う一方、きっと今の私に必要な本だったんだろうなぁと。しかるべきタイミングで出会ってくれてありがとう。 これは何度でも読み返したい。図書館で借りた本だけど、手元に置いておいてもよさそう。 私がいかに他人に支配されていて、他人の人生だったのか。 他人の課題をうまく切り分けられずに、余計なことで悩んでいたのか。 グサグサと響いた。 ----私的ポイント---- ・課題の分離(他人の課題にまで介入しようとしていない?) ・お前の顔を気ているのはお前だけだよ ・あの人の期待を満たすために生きてはいけない。他者からの承認を求め、他者からの評価ばかり気にしていると、最終的には他者の人生を生きることになる ・対人関係を縦で捉える傾向がある。横に転換してみる(人を減点方式で見る癖とか) ・存在を行為だけでなく、存在で見てみる。何もできない寝たきりの状態でも「生きてほしい」と願うのであれば、存在価値があると言える ・自己受容(自己肯定ではない)、他者信頼、他者貢献の3つ ・「⚪︎⚪︎だったら100点取れていた」は自己肯定。60点を受け入れた上で、100点に近づくにはどうしたらいいかを考えるのが自己受容 ・他者貢献は、自分の価値を実感するためにこそなされるもの。幸福とは貢献感 ・「いま、ここ」を刹那的に生きる
0投稿日: 2024.12.18
powered by ブクログガッツリ自己啓発本かと思いきや、けっこう心理学や哲学に踏み込んだもので、驚いた。 というか心理学って哲学の一環なんだなあ… 自分の悩みは、やはりすでに先人が考え抜いているものなのだなあと思った。 悩みを振り切る考え方を知るきっかけを与えてくれた。 もっと心理学や哲学について知りたくなった。
0投稿日: 2024.12.17
powered by ブクログ人生をどう生きていくか。自己啓発本。 超有名本なので、今更だけど読んでみた。嫌われてもいいから好きを貫け的な本かと思ったらちょっと違ってた。 自分と人の課題を切り分けて、自分は他者のために周りの評価なんて気にすることなく今を精一杯生きろ的な理解でいいんだろうか? 「嫌われる勇気」というか、こういう生き方をしてたらあんまり嫌われないよな〜って思ったけど。「自分を嫌いな人がいても仕方ないよねって思う勇気」ってことかな? 日常生活を送るうえで、他人の課題に口出ししないとか、この本に書いてあったことが頭をよぎるので、自分にはいい本だったと思う。
2投稿日: 2024.12.14
powered by ブクログ大ベストセラーなので読んでみました。アドラーは悟りを開いたマスターというわけではないので、あれもこれも賛同できるわけではなかったです。しかし、優れた心理学者として所々に鋭い指摘が見られました。一番印象に残ったのは以下の部分↓ われわれを苦しめる劣等感は「客観的な事実」ではなく、「主観的な解釈」
3投稿日: 2024.12.13
powered by ブクログ心理学が気になる自分にとても刺さった。 1度読んだだけでは完璧に理解、納得することが出来なかったので大学の図書館で借りたのだが購入していつでも読める1冊にしたい。 今の自分だから刺さったのだと思う、たとえ納得するのに時間がかかってもそれは無駄じゃないし、過去読みたかったと思っても過去の脳天気な自分には刺さらない。今だから良かった。
0投稿日: 2024.12.12
powered by ブクログ今の自分に読ませて本当に正解だったと思う。対話形式だったから堅苦しくなく、分かりやすかった。何回も読み返そうと思う。悲観的になったりネガティブになった時に思い出したい教えがいっぱいあった。他者との関係や考え方、自分を変える方法、、、 課題の分離、今を生きること、他者貢献、承認欲求をなくすこと すぐに忘れてしまいそうだから本当に何回も読みたい汗 あとは、他の方の感想を定期的に読んで内容を忘れないようにしたい。
1投稿日: 2024.12.10
powered by ブクログ人間が10人いれば1人はどんなことがあってもあなたに批判をあたえる人、7人はどちらでもない、2人はあなたと全てを受け入れ合える親友となれる人。 そのとき誰にフォーカスをあてるかが人生で問われる。 2024.12.6
1投稿日: 2024.12.06
powered by ブクログ職場の人間関係に悩んでいた後輩に勧めました。人間関係といっても特定の1人との関係だったので、「課題の分離」が響いたようです。 私もそこに気づいてほしかったので、やはり万人に分かりやすく書かれているのだと感じました。 あとは、「共同体感覚」と「他者貢献」。この考えは一生大切にしていきたいと読後思いました。アドラーに興味なくても面白いと思います。
0投稿日: 2024.12.04
powered by ブクログ2022/1/10読了 ビブリアから移行 学ぶこと沢山あった。 自分の価値は他者交換によって決まるって、「らんたん」の河井道の姿と重なるなあって思った。 河井道は周りからしてもらったことを断らず、すっごく感謝してたって書いてあって、だから河井道の周りには人がいたんだなあって思った。 アドラーの「目的論」の考え方も納得。 すっと親に反抗してきたり、自分の劣等感とかを親の育て方のせいにしてきたけど、それはただ親がちゃんとしてれば自分はもっと優秀な人間ななれたという言い訳を作っていただけだなあと。 今からでも理想の自分に近づけるのに、その選択をしない、というのは理想に近づく努力より、今の自分でいた方が楽だからだったんだなあ。 とても腑に落ちたし、理想の自分に近づくために、Magicshopにも書いてあった方法を使わなきゃ〜
0投稿日: 2024.12.03
powered by ブクログただ嫌われるだけではない 他者貢献のために生きていく そのために自分の意思は曲げずに軸を持ち続けることが大事であると学んだ作品
0投稿日: 2024.12.01
powered by ブクログオススメ。考え方の幅が広がると感じた。 意識の話なので誰でも今から実践出来る。 哲人と青年の対話方式。哲人の話が理解出来ない時にちゃんと青年も意味が分かりませんと返す、哲人が例を出す、といった流れなので読みやすい。 以下は自分が意識したい話を抜粋 ◾️原因論ではなく目的論 p15.不安だから外に出られない、ではなく、 外に出たくないから、不安という感情を作り出している。 ◾️他者の課題はどうにも出来ないと割り切る。 p141.誰の課題かを見分ける方法 その選択によってもたらされる結末を最終的に引き受けるのは誰か? ◾️その他、覚えておきたい言葉 p204.ほめるのではない。ありがとう、嬉しい、助かった。評価する縦の関係ではなく、横の関係になるよう、意識する p205.自己肯定ではなく自己受容。60点の自分を受け入れる。100点を目指すために何をするか p241.他者に何を出来るか。皿洗いを自分だけがしている、ではなく、家族の役に立てていると考える。 p239.仕事の本質も他者への貢献。
0投稿日: 2024.11.30
powered by ブクログ素晴らしい本 生きやすい考え方を教えてくれる 読む前と読んだ後では、世界の見え方が変わる 何度も読み返したい本
0投稿日: 2024.11.29
powered by ブクログ自分には対話調が合っていなくて、読みにくいと思った。 前半はここ2~3年で自分が思っていたことが言語化されていたような感じだった。後半の自己肯定と自己受容の話は両者の違いがはっきり分かっていなかったため、勉強になったと思う。 ロングセラーの名著なだけあって、色んな自己啓発本の地盤になっているんだろうなと思った。
0投稿日: 2024.11.29
powered by ブクログ個人的に読みづらかった、、 対話調が自分にはあっていないみたい。 中身について。 自責、自分の選択、といった考え方は割としっくりきて、そういった心理学があるのだなと学び。 ただ、この考え方は心が強くないときつい気はする。辛い人に、自分の責任でしょ?とは言えない、、。 ただ、自身の成長のためには大切な考え方だと思う。
0投稿日: 2024.11.26
powered by ブクログとてもわかりやすい。会話形式で難くない。 まぁ一つの考え方ということで一度は読んでみてもいいんじゃないかと思う。 あまり読まないジャンルではあったが、アドラーは心理療法の基礎を築いた人なので知っておいた方がいい。
0投稿日: 2024.11.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
アドラー心理学を哲人と青年の対話形式で解説した本 生きる上で悩んだり、壁にぶつかったりしている人に手に取ってもらえたら、 すぐに全てを解決する事はできないかもしれないけれど、ヒントになる考え方を得られるかもしれない その内容には、 納得できるなと思えるものもあったし、 これは新しい視点!と驚かされるものも多かったけれど、 これはちょっと難しいな、受け容れづらいなと思えるものもあった 時を経て、経験を積んで再読すると、また違った感想を持つかもしれない 自分を受け容れる 他者の課題を分離して、他者の課題には踏み入らず 承認欲求を求めず 過去や未来にうすらぼんやりとした光を当てずに 「いま、ここ」を真剣に丁寧に生きる 「わたしが他者に何をできるか」を考え、実践する そうすれば、対人関係の悩みはなくなり、自ら幸福になることができる
0投稿日: 2024.11.24
powered by ブクログ発売した当初に一度読んだことがあったが、あまり内容を覚えていなかったので再度読み返してみました。 その当時は学生で嫌われる勇気の意味を理解することはできなっかったが、今なら嫌われる勇気の大切さがよくわかりました。 人間関係について悩んでいる方は、こんな考え方があるんだと知ることで悩みの軽減につながると思います。
1投稿日: 2024.11.24
powered by ブクログ人は他者とつながることで自己を知り成長する。アドラー心理学が示すように人間関係において恐れるべきは他者ではなく自らの不安や承認欲求だ。「嫌われる勇気」を持てるかどうかが試される。だが、一人で生きる覚悟もまた重要だ。一人の時間を恐れず向き合うことで人は自立と共感のバランスを見出し他者と豊かに関わる力を育むことができる。
0投稿日: 2024.11.21
powered by ブクログアドラー心理学の「どうすれば人は幸せに生きることができるか」ということを哲人と青年の会話を通して語られています。 トラウマの存在の明確な否定。 これがすごいなと思いました。 自分自身はトラウマになるような事柄はないけれど、自分が関わったことで、例えば息子たちに何かトラウマとなるような言葉かけや態度をしてしまっていたらどうしようという思いがあったので、ちょっとほっとしました。 それもこの本は息子から、読むといいよって渡されたから。 息子からの、トラウマはないよ、とのメッセージかも!? 「自分を変えることができるのは、自分しかいません。」 「自己受容」 「『いま、ここ』が充実していれば、それでいい 目的地は存在しない」 「どこに到達したのかを線で見るのではなく、どう生きたのか、その刹那を見ていくのです」 「『いま、ここ』を真剣に生きる」 確かに、生きることに希望が持てそうだし、むやみに誰かと比べたり、できないことばかりに注目しないですみ、生きやすくなりそう。 「『いま、ここ』を真剣に踊りきる」 村上春樹さんの『ダンス・ダンス・ダンス』の 「踊るんだよ」 「ステップを踏んで踊り続けるんだよ」 が思い出されて、すごくイメージがぴったりきて腑に落ちました。
4投稿日: 2024.11.21
powered by ブクログ人はどうしたら幸せに生きることができるかという質問にシンプルかつ具体的な答えを提示する本。 今までの常識を覆す、目からウロコが落ちるような答えがたくさん載っています。コンプレックスがある人、生きていくことに不安がある人にオススメです。 ・トラウマは存在しない ・怒りは、人が自分を変えたくないために自分で捏造する ・人は、自分で「不幸である自分」を選んでいる ・承認欲求は不自由を強いる ・叱ってもいけない、ほめてもいけない ・人は今、この瞬間から幸せになれる
0投稿日: 2024.11.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
私生活や仕事で他人からの意見や評価に敏感であり、気にし過ぎることが多く、メンタルが落ち込んでしまうことが多かったため、そんな自分から何か変われるきっかけが作られればと思い読みました。内容としては、アドラー心理学に精通している哲人が、青年との対話を通じてアドラー心理学とはなんぞやというのを教えてくれる本。個人的には、人の悩みの全ては人間関係によるもの、という考え方も面白かったですが、①自己受容②課題の分離の2つは読んでいてとてもタメになりました。自己受容は、ありのままの自分を受け入れること。仕事に置き換えると、仕事の能力は関係なく、ありのままの現在の自分の能力を受け入れ、今日から改善していくよう励むこと。課題の分離については、他人(特に上司や同僚)が自分に対して行う評価に関しては、他人の課題であるため、自分は他人の課題に対しては変えられることができないから気にしない。自分は、今出来ることを精一杯やることだけに意識をする。この様な形で、他人と自分の課題を分けて考えることで、日々の仕事においても周りに振り回され、ストレスを感じることが少なくなった気がしました。また再び読み直したいと思えるような、とても良い本でした。
0投稿日: 2024.11.17
powered by ブクログ楽になる人は楽になりますが、合わない人には合わないかもしれません。 結論 合う人 →人の目を気にし過ぎてしまう人 合わない人 →”元々”は我が強いタイプの人 ですね。 私がこの本を手に取る必要がある人になったのは、小さい頃に組・クラスの集団の中で私の「我が強い」ことに反感を覚えた人達にいじめられたことがトラウマになっていたことにあります。 この文を読む人からしてみれば「自業自得」ですよね。 それはさておき そんな元々は「我が強い」タイプの私がこの本を読んでその通りにしてしまえば、ただの「傲慢な人」になってしまうわけですね。 お陰で、仕事以外の人との関わりはパーです(笑) なんて… きっと、この本は『私のような”傲慢”な人に悩まされている人』を救う本なのかもしれませんね。 という形で、「合わなかった」ので星三です。 なので、小さい頃の私が「ムカついた」という人には神本だと思います(笑)
1投稿日: 2024.11.16
powered by ブクログ読みやすいが難しいアドラー心理学の本。 非常に興味深く、楽しい内容でした。 対話式で最初は面食らいましたが、この構成だからこそ理解が進む場面が多々ありました。 というのも青年側の疑問が読み手である自分とシンクロすることがあり、これに哲人が的確に答える、という場面がありました。つまり自分の疑問が即座に回収される構成で、この構成が理解する過程で個人的に重要な胡散臭さを排除してくれているように感じました。 おかげさまで理解できなかった箇所はほとんどありませんでしたし納得できる内容でしたが、実践が難しいように思える箇所があります。本書で至る所で触れられているように、実践を積んだ理解こそ最も難しいところかと思いますので、その点を踏まえつつ、いまここを生きる精神で生活を省みようと思いました。
0投稿日: 2024.11.13
powered by ブクログ自分自身の人生を生きていくヒントになる本。縦の世界から突然社会に飛び込んだ20代前半に読んでいたかった内容で、答え合わせのような気持ちで読了。
0投稿日: 2024.11.12
powered by ブクログ考え方、モノの捉え方の革命が起きました…! 自分に自信が無く、ネガティブに考えてしまう人やどう生きればよいのか生きる意味とは何かと考えている人に是非オススメしたい本です。 当書を読み、原因論ではなく、目的論で考えることや自分の課題と相手の課題を切り分けること、幸せとは他者貢献であること、今を真剣に生きることは特にこれから生きる上で大切にしていきたい考え方であると思いました。
0投稿日: 2024.11.10
powered by ブクログ自己受容。他者貢献。ありのままを受け入れながら、前向きな気持ちを持って、今を楽しく生きる!周りの人達を喜ばせられるような生き方をしたい!(ただ、人は人。勝手に期待するのは違う。)ネガティブな気持ちを持ち続けて変われないのは、踏み出して傷つく勇気がない言い訳っていうのがすごい刺さった。グダグダしててももったいないし、自分軸で生きるのが大事!
0投稿日: 2024.11.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
タイトルと表紙から、いかにも自己啓発本の煽り文句のような印象。 中身は青年と哲人の対談形式でアドラー心理学について具体例をあげながら続いていくのだが、青年のキャラクターがツンデレ気質であり、興奮して噛み付いてくるのが面白い。 人生を1本の線とみて物語として見てしまいがちだが、アドラー心理学では点の繋がりと見て、過去や未来に固執する必要はなく、今を生きよ、という。そう考えると、確かに生きやすく感じる。 他者に対する勇気づけが本当に難しい。 また、怒りで支配してはいけないというが、その怒りのコントロールもまた難しい。 この2点について、より深く追求はなされなかったものの、結局は自分自身にゆとりを持つことであり、やはり自分に優しく生きるのが大切であると改めて実感。 人生とは、いまこの瞬間をくるくるとダンスするように生きる、連続する刹那なのです。 バイオリンというダンスを踊ってきた人のなかには、そのままプロになっている人もいるでしょう。司法試験という〜、そのまま弁護士に〜。執筆という〜、作家に〜。もちろん、それぞれ別の場所に行き着くこともあります。でも、いずれの生も「途上」で終わったわけではない。 ダンスを踊っている「いま、ここ」が充実していれば、それでいいのです。p266 もしも「いま、ここ」に強烈なスポットライトを当てていたら、過去も未来も見えなくなるでしょう。p271
26投稿日: 2024.11.06
powered by ブクログタイトルが有名過ぎることと 自身が仕事でネガティブになった際、 読んでみたらと身内に軽く言われて手に取った一冊。 (身内はタイトルしか知らない) アドラー心理学は、原因論ではなく、目的論。 「これは誰の課題なのか?」という視点から、自分の課題と他者の課題とを分離していく必要がある この二つの考え方は、自分にはなかった考え方で衝撃を受けつつも、スッと胸に溶け込んでいく感覚だった。 ただ、実践するのはとても難しい。 それから直近で読んだ別の本でも今の自分に一番必要と感じた 今、ここ を生きるということがこちらにも書かれていて、 自分の人生の指針になった。 また読み返したいと思った大切な一冊。
0投稿日: 2024.11.04
powered by ブクログ悩むことがあれば必ず手に取るようにしている。何回読み返したか分からない。 自分にない才能をもつ人を羨んでも仕方がない。自分にある才能に目を向けて、それを生かす努力をする方が堅実的だということ。 変わりたいと思っているだけで行動に移せていない、変わる勇気が足りないから、結局変わらない自分でいることを選んでいるということ。 実用するのは難しく、どれも精神論に当てはまるのかと思うけれど、私にはどれも必要な考え方であった。 『アドラーを理解して人生を変えれるようになるには生きてきた人生の半分かかる。』ということで、初めて読んだのは20歳の時だったので、30歳を迎えるのが今から楽しみです。
0投稿日: 2024.11.04
powered by ブクログ他者のご機嫌や考えに振り回されるから人生に悩む。 相手の課題と自分の課題に分け、自分にできることだけやる。 刹那的に全力で丁寧に。 目から鱗でした。
1投稿日: 2024.11.04
powered by ブクログ目的論の考え方は青天の霹靂だった。 が、こういうのって世の中の全員が同じ考え方してないと結局実践できないよなぁと思ってしまう私はひねくれているのだろうか?
5投稿日: 2024.11.03
powered by ブクログ人生の主導権は、過去に酷いことをしてきたアイツでも将来への不安でもなく今を生きる自分にあるという事を思い出させてくれる一冊。 親に酷い扱いを受けたから、今の自分はこうなってしまったんだ。と信じ切っていた私にとって、本当に新しい視点だった。 全ては「縦」ではなく「横」に広がっている。 人生は無限に広がる地図に点を打つ旅であり、そこでその時を精一杯生き楽しむ事こそが幸せなのかもしれない。
0投稿日: 2024.11.03
powered by ブクログ捻くれ者なので、「青年」側の心理で読み進めてたのに、「哲人」の言葉が沁みるし、発見も多いし、考え直す事が多かった。 まだ理解し切れてないし、否定したいところもあるけど、全部ひっくるめて読み直そうと思う。 これは凄い本。
1投稿日: 2024.11.02
powered by ブクログ対話形式で話が進むので、自分が疑問に思うところを しっかり理解出来て読み進められるところが良かったです。新しい価値観や考え方を知って、気持ちを楽に生きていける方法を見つけることができたと思います。 しっかり理解するため、読むのに時間がかかったけど 充実感や達成感がありました。人間関係に悩んだ時に読み返したいと思いました。この本に出会えて良かったです。
3投稿日: 2024.10.31
