
総合評価
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powered by ブクログ先輩から後輩に言葉を残して部活を引退するのが伝統だった。そんな中、2年先輩の言葉にあった。『嫌われる勇気』言葉として理解しているつもりだったが曖昧な部分が多い言葉だった。そんな疑問が頭の中にあった中、出会った1冊だった。 『世界はどこまでもシンプルである。』冒頭の始まりに、そんなはずがないと思う自分しかいなかった。 肯定できる部分が1つもないほどだった。 読み進めていくと、目的論という言葉が出てきた。著書に出てくる青年と同じ疑問を持ち、読み進めても腑に落ちない文が続き疑問に持つことが多かった。完璧に腑に落ちないまま読み進め、『幸福とはなにか』最大の問いに対面した。この本と出逢う前から考えていた問いであった。興味が増し、没入していた。ただ、青年と同じように共同体感覚という言葉の範囲に納得できることができなかった。自分の中で答えが出ないまま、読み進めていく。そんな中、『他者への貢献感』という言葉と出会い、『自己受容』『他者信頼』『他者貢献』3つのキーワードがでてきた。深く考えるほど理解出来る部分が増えていった。『相手との関係のカードは自分が握っている』自分の中での悩みが晴れるような感覚がした。他人が指し示した物差しの上を歩くのではなく、自分の物差しを歩む決心がついた。『人の悩みは人間関係にある』針穴に糸が通ったような感覚だった。自分に必要のない関係はハサミで切ればいいのだ。切れない糸などないのだ。そんな中、『幸福とは一般化できない』という言葉には共感しか無かった。それぞれ違う幸福がある。今を生きることにスポットライトを当てて過去に囚われるでもなく、未来を見据えて過ごすでもなく、今この瞬間を懸命に生きたい。また、取り上げた言葉以外にも素晴らしい言葉の数々であった。この瞬間にこの本に出会えて良かった。自分の人生に嘘をつかないよう、連続する刹那を生きていきたい。そして、他の人など関係ない。自分で始めるべきだ。胸に誓って人生を送りたい。
0投稿日: 2025.05.04
powered by ブクログオーディオブック聴き放題にて聴取。 言わずと知れた大ベストセラー。今まで読む機会に恵まれなかったが、期間限定で聴き放題に入ったので、すかさず聴取した。 青年と哲人の対話形式で進んでいく。プラトンの「対話篇」を念頭に置いており、ギリシャ哲学とアドラー心理学の融合といえる。青年の突っかかる感じがいちいちイライラするのと、散々ケンケン言ってたのに、最後のほうで急激に態度変容するところに違和感を持ったところはあるが、非常にわかりやすく、アドラー心理学の要点が頭に入ってきた。 この本が大流行した当時、この本を読んで「生きやすくなった」とか「嫌われる勇気が持てた」みたいな感想をよく目にしたが、残念ながらそのようなことはない。過去のトラウマを否定し、目的論的に物事を捉えるアドラーの考え方は、ある意味とても厳しく自己責任的だ。 けれども、人生を線ではなく刹那的な点の集合として捉え、「今ここ」の積み重ねによりここではないどこかへ辿り着くという考え方は、自分の可能性を無限大にするワクワク感がある。「今ここ」を、目標へ到達する途上ではなくエネルゲイア的な活動と捉え、今を真剣に生きることでまだ見ぬ自分に出会い世界が変わっていくという考え方は、暗闇の中にいる人の希望になりうる。 ただ、アドラーを源流とする自己啓発の考え方は、なんとなく胡散臭さを伴い受け入れにくく、その源流であるアドラーの教えにも、その胡散臭さのタネみたいなものがそこかしこにあって、何となく好きになれない。まだこの気持ち悪さをうまく言語化できない。青年は最後、大いに納得していたが、うまく丸め込まれたんじゃないかと感じる。 プラトンの対話篇はぜひ読んでみたいと思うし、他のアドラーの解説書も読んでみたいと思った。
1投稿日: 2025.05.04
powered by ブクログ対価、評価、上下など、縦の関係で人間関係を捉えていたからこそ、相手に見返りを求め、辛くなって、相手に当たってしまうこともあった。 今まさに考えるテーマだったので、ありがとうとしか言い表せない。
0投稿日: 2025.05.03
powered by ブクログなかなか読む機会に恵まれませんでしたが、ついに読了。対話形式で読みやすいです。でもやはり難解なところがあり、アドラー心理学を理解するきっかけになりますが、理解には程多いと思います。対話の青年の口調が青年らしくないのが、ずーっと気になりました。
0投稿日: 2025.05.03
powered by ブクログ前向きに考えられる助言や戒めの言葉をくれる本。いい意味での自責思考が大切。自由になるためには、嫌われる勇気が必要。(好かれたいと思う気持ちは持っていて当然の上で、)
0投稿日: 2025.05.01
powered by ブクログ青年と哲学者の会話で進んでいく。恐らく飽きにくいように、青年の主観で進むことでより共感できるように、という意図なんだろうけど、途中から「青年葛藤→納得→葛藤」のワンパターンな上に回りくどくて飽きてしまった。 結局原因論と目的論どちらが"正しい"のか?という青年の直接的な問いには答えず、どちらの方が"生きやすい"のか?という問いにすり替えたりしててムズムズ。読者は青年の主観のまま、青年の主張や葛藤納得と合体して読むことになるので、この間違いに気づかずに脳死で青年と一緒に納得してしまう。 要するに目的論、マッチョイズム、精神論、自己啓発、生きやすい生き方、多分自分は原因論的な考えなので、合わなかった。もうアドラー心理学はいいかな
1投稿日: 2025.05.01
powered by ブクログ哲人と青年との対話(プラトンの『対話篇』を模倣)という形式で「アドラー心理学」を描いた作品。 しかし逆にその形式のためアドラーの理論が素直に入って来なかった。 自分も大学時代哲学を専攻(フッサールのデカルト的還元)したので、興味を持って読んでみたが、正直残念だった。こんなに評価が高いのは何故? アドラーの考えが今の人たちに受け入れられているということか? 「自己受容」→(横の関係)→「他者信頼」→「他者貢献」→「共同体感覚」、そのための「勇気づけ」
0投稿日: 2025.05.01
powered by ブクログ心理学の本は初めて。読みやすく感銘を受けるが自分に落とし込んで実行するのは難しい。 すぐ忘れてしまいそうなので繰り返して読む本だと感じた。
0投稿日: 2025.05.01
powered by ブクログ2025年16冊目 書かれていることを100%受け入れ、実行するにはハードルが高い。 が、その上で、ここまで人生の救いになる本があるか
0投稿日: 2025.05.01
powered by ブクログ2025年6冊目『嫌われる勇気』 (再読) アドラー心理学は、「勇気」の心理学。 他者を敵ではなく味方と捉えること。 過去や未来ではなく、「いま」を真剣に生きること。 人間関係の悩みは、環境ではなく“自分を変える勇気”で乗り越えられる――。 しっくりくる言葉がたくさんあって、読んでいて心がすっと軽くなった気がしました。 対人関係にモヤモヤしていたときの自分に、ちょっとした光をくれるような本です。 すぐにすべてを実践するのは難しいけれど、時間をかけて、何度も読み返したいと思います。 この本は珍しくKindleで読みましたが、やっぱり紙派です。
15投稿日: 2025.04.28
powered by ブクログ今までの価値観や思考を大きく覆す内容で、目から鱗だった。人間の幸福はすべて人間関係に帰す。自分が生きたいように生きれば良いと思うだけで、解放された気分にはなる。
0投稿日: 2025.04.28
powered by ブクログhttps://paz-library.opac.jp/opac/Holding_list/hlist?rgtn=00054915
0投稿日: 2025.04.28
powered by ブクログアドラー心理学を、青年と哲人の対話形式でまとめた本。「どうすれば人は幸せに生きることができるか」という問いに、具体的な答えを示している。 人間は、「私は誰かの役に立てている」と思えた時にだけ、自らの価値を実感することができる。しかしそれは他者からの承認を求める承認欲求ではなく、主観的な感覚でのみ実現する。他者の期待を満たすために生きることは、自立性の低下と自己肯定感の低下を促してしまう。 そして人生とは点の連続であり、連続の刹那である。過去や理想の未来に囚われるのではなく、「いま、ここ」を真剣に生きることが人生である。 物語形式で言葉もわかりやすく、読み進めやすい。 人と比べ、他者からの評価を求め、特別な人生を求めていた自身が青年と被り、共感できた。いま自分が何に貢献できているか、幸せを感じられているか、今一度考えて一つ一つの行動に落とし込みたい。
2投稿日: 2025.04.28
powered by ブクログ手に入れてからずっと積読だった本を、ついに。 アドラー心理学を、青年と哲人の対話形式で学んでいくスタイル。 著者のお2人がこだわったであろう、その対話形式が私には合いませんでした。 対話が合わないというよりは、問題提起する「青年」が、カウンセラーの「哲人」を論破しようと喧嘩腰で話すことにほとほと疲れてしまいました。 内容は、初心者にも分かりやすい言葉や例え話を選択されていました。 「いま、ここ」を大切にすること、ありのままの自分を受け入れる「自己受容」、仲間だと思える気持ちや誰かのために動くこと(見返りは求めない)の「他者信頼」「他者貢献」。 なんとなく、仏教にも通ずる考え方だと感じました。 「変えられるもの」と「変えられないもの」を見極めて、いかに「変えられるもの」に目を向け、「変えることへの勇気」を持つべきか。 「原因」に目を向けるか、「手にしたもの(経験)をどう使うか」に目を向けるか。 明日死ぬかもしれないし、「可能性の中に生きる」ようなことをして先延ばしにする人生にならないよう、自分のために自分のしたいことをやる勇気を持ちたいです。 読みながらさっくりまとめたメモは、今後も立ち止まりながら見返したいと思える内容でした。
9投稿日: 2025.04.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
『嫌われる勇気』を読んで、私は今まで原因論的な考え方にとらわれて生きてきたことに気づかされた。例えば、親が貧しかったために十分な教育を受けられず、自分もまた貧しい生活を送っている、というように、現状を親のせいにしていた。しかし本書を通じて、それは単なる言い訳であり、自らの人生に責任を持とうとしていなかったことを痛感した。また、幸せとは他者に貢献することで得られるものであり、人生は常に「今」に完結しているという教えにも深く心を動かされた。過去や未来に縛られることなく、今この瞬間を大切に生きることの重要性を改めて学んだ。この本で得た教えを、これからの人生にしっかりと生かしていきたいと思う。
1投稿日: 2025.04.27
powered by ブクログアドラー心理学が、哲人と青年の対話形式でわかりやすく解説されている。「原因論でなく目的論」というのは、真実のすべてではないにしろ注目に値する考えかただ。「人生の嘘」ー回避を目的とした言い訳としての原因論ーは、多くの患者が陥っている罠だと感じる。「課題の分離」は、いまや一般的な概念になっているがアドラー心理学の用語であることを知った。人生の嘘に陥っている多くの人に読ませたい一冊。
0投稿日: 2025.04.27
powered by ブクログその視点があったか!と、目から鱗がポロポロ落ちる。心理学の三大巨頭と称されるアルフレッド・アドラーの思想が凝縮された書籍。 めちゃくちゃ面白かった!出会えてよかった!私的には文句なしの"良本"だったけど、フロイトやユングとは相反する思想なこともあって、賛否両論あるだろうなぁとも俯瞰する。 どうすれば人は幸せに生きることができるか、 極めてシンプルかつ具体的な答えは以下の通り。 1. トラウマを否定せよ 2. 全ての悩みは対人関係にある 3. 他人の課題を切り捨てる 4. 世界の中心はどこにあるか 5.「いま、ここ」を真剣に生きる 人は誰しも客観的な世界に住んでいるのではなく、自らが意味付けを施した主観的な世界に住んでいる。問題は、世界がどうあるかではなく、あなたがどうであるか。在り方を見極める力を導いてくれる。とても真っ直ぐに。他者に嫌われることを恐れてはならない。極論、嫌われてもいい。むしろ嫌われる勇気をもつこと。 【一言感想】 人は変わることができる。世界はシンプルである。 めちゃくちゃ真理をついてる…。深い。
0投稿日: 2025.04.20
powered by ブクログなんと金言が多いことよ! たくさんの言葉を、フレーズに登録した。 これまでどこかで聞いたことのある言葉たちは、アドラーから来ていたのか、という気づき。 40代で知った私は、あと20年ほどかかって深いところまで理解・実行できるようになるのかな・・・。遠いな。でもbetter late than neverだ。
0投稿日: 2025.04.20
powered by ブクログa scope 〜リベラルアーツで世界を視る目が変わる〜の仏教回での「世界は自分の認識でできている」という話に通じる話 認識を変えれば世界は変わる、過去が変わる、未来が変わる 誰が変えれるのか?自分自身で変えるしかない。 変えるにはどうするか?勇気があればいい ここに至るまでのロジックが詰まっている本 自分が不幸と思っている人、人生の意味について悩んでいる人に読んでほしい本
0投稿日: 2025.04.20
powered by ブクログ前から気になっていたアドラー。自分のこれまでの人生経験の中で、考え方に納得できることや触れてきたことが重なるなぁと。本書にもある通り、カーネギーの「人を動かす」は社会人なりたてで読んだけど、確かに自分が変わるというスタンスは同じだし、あと大好きなヴォネガットの「スローターハウス5」からの引用もあって、親近感も。 過去や原因を探ってこれまで何度も思考停止に陥ったり過去に囚われるだけだったのは実感していたので、目的論で考えるのは、まだ慣れないけど、実践してみたいと思った。 それから子育ての例もたくさん出てきたけど、実践するのはホント難しいと思った。今は親が手間ひまとお金、機会を与えればそれだけ子どものためになる、それをしないのは親の怠慢みたいな風潮、親へのプレッシャーが大きすぎると思う。子供の課題として適切な距離を保ち応援するところの塩梅がね…。 前から常々、誰もが自分のための人生を歩むというのはそうあるべきだし、そうあってほしいと思っている。そこは改めて強く思った。 今この刹那をダンスを踊るように大事に生きるというのは心に響いた。
0投稿日: 2025.04.20
powered by ブクログ自分がいわゆる不幸だと思い込んで生きてしまいやすいタイプだから散々こういう系の本は読んできた。 それでも大して自分の考え方が変わらなくて、こういう本読んでも意味ないなと思っていた。 先輩にその話をした時に勧められて読んでみたけど、訓練すれば考え方を変えられるし、自分も幸せになれると思った。 結局今までの私は「自分が不幸だと思い込んで生きている方が生きやすい」から「そうなるような行動を取ってきただけ(その結果、自分が不幸だと思えるような状態になってしまっている)」というのが、目的論の考え方。 考え方を変えるには今まで生きてきた時間の半分の時間がかかるらしいので、あと10年以上はかかる計算になるけど、ゆっくりアドラーの考え方を習得していきたい。 行き詰まった時に見直すと良さそうな本。
0投稿日: 2025.04.20
powered by ブクログ私は文章を書くのは好きなのですが、自分でもびっくりするほどの口下手で、自分の感情を瞬発力よく表現できず、「そうですよね、ハハハ」と周囲に合わせてしまいます。そればかりか、気付いたら思っていることと逆の内容を言っていることも。 昔から論戦とか、ピリピリした空気とかがとても苦手で、場をなんとか和ませようと変に冗談を言ったり、「それはおかしくない?」と思うことがあっても、相手と衝突するよりは自分が我慢すれば済むからと思って笑って流すことも多い。自分のせいで相手の機嫌を損ねてイライラさせてしまったらどうしようと恐れ、相手が強い語気だと焦って口が滑る。つまり、小心者なんです。 だから感情豊か&相手に伝わる言葉で話している人を見ると、今までの生活で培われてきた能力なんだろうなと、その伸びやかさや自由さ、伝達技術の高さに圧倒されます。感情に服を着せるのが上手い。 まあ細かいことはどうでもいいと思える大雑把な面(ライフスタイル)も持ち合わせているから今までやってこれたんだろうなと自負(?)してるんですが、それでも日常の中で「モヤモヤする」とか「あの人のあの態度、正直腹が立ったな」とか、我慢ならないときが、やっぱりあります。そんな時に読み返しているのが、この本。人生に迷う青年と哲学者の対話形式で進む、アドラー心理学を通した、物の考え方・捉え方・解釈方法についての物語。どう頑張っても他人や過去は変えられない。変えられるのは自分と今。解釈。変わりたいと願うなら変わるための勇気を持て。他人から嫌われてもかまわない。むしろそれが自由だと、胸を張って生きる勇気を。 実践はなかなか難しいですが、迷う自分を励ましてくれる良書です。特に、人間関係に悩んでいる人、今の仕事が向いてないかもと思っている人、生きづらいな、毎日苦しいなと思っている人に、ぜひ読んでほしい。苦しい気分を抱え続けるのは精神的にも良くないからね。本の中で納得!と思った部分や生かせる点は実践して、心が少しでも軽くなればいいなと願います。
2投稿日: 2025.04.18
powered by ブクログ新社会人として、 世界は他の誰かが変えられるものではなく『わたし』によってしか変わりえない、 最後に出てくるこの言葉すごく、響いた 誰かにどう思われるかとか嫌われないかとか、そんなのどうでもいいや、読み終えた今は、そう思えるのがすごい、 今、自分が納得いく行動、発言ができているのならそれだけで素晴らしいと思う。そして、それが誰かのためになっているならより素晴らしいことだと思う。 自分という存在が、少しでも誰かの役立てるよう、新社会人頑張ります
1投稿日: 2025.04.18
powered by ブクログ小説のような対話形式で読みやすい上に、人生変わる本。どこか自分を受け入れられない、劣等感を感じている、夢も目標もなく焦っているなど、誰でも本書の中の青年の悩みに共感でき、読み終わった後は、心の荷が少し降りるんじゃないだろうか。
4投稿日: 2025.04.17
powered by ブクログ「嫌われる勇気」を読むのは、三度目だ。読む度に、心に刺さる言葉が違う。以前は、「課題の分離」が心に響き、働き方がシンプルになった。「自己受容」が響き、劣等コンプレックスから解放されたこともあった。今回は、「いま、ここ」が心に響いた。スポットライトの例えが非常に分かりやすかった。 この本は、生き方を前向きに変えてくれる本。時折、再読したいと思う。
2投稿日: 2025.04.16
powered by ブクログアドラー心理学の思想を、哲人と青年との対話形式で説いた自己啓発本。 タイトルの『嫌われる勇気』も去ることながら、 平たく言うと、なかなか尖った思想」だなぁ・・・というのが率直な印象だが、考え方の一つとしてはとても面白かった。 ただ対話形式で進む為、読者側で整理しながら読み進める必要がある。まぁ、読んですぐに実践出来そうな単純な内容ではないんだけど。特に、青年の激情に駆られる場面が多いので、そこだけは好みでなかった。 人間関係に悩む人、というか悩みの殆どは人間関係だと思うので、誰しも手に取ってみて欲しい一冊。 何かしらのヒントや気づきが得られると思う。 以下、印象に残ったフレーズを幾つか 「すべての人間は、(同じでは無いけれど、対等)です。今の自分よりも前に進もうとすることにこそ、価値があるのです。」 「対人関係の軸に(競争)があると、人は対人関係の悩みから逃れられず、不幸から逃れることができません。」 「一緒にいて、どこか息苦しさを感じたり、緊張を強いられるような関係は、恋ではあっても、愛とは呼べない。人は「この人と一緒にいると、とても自由に振る舞える」と思えたとき、愛を実感することができます。劣等感を抱くでもなく、優越性を保持する必要にも駆られず、平穏な、極めて自然な状態でいられる。本当の愛とは、そういうことです。」 「我々は他者の期待を満たすために生きているのでは無いのです。あなたは他者の期待を満たすために生きているのではないし、私も他者の期待を満たすために生きているのではない。他者の期待など満たす必要は無いのです。」 「自らの生について、あなたにできるのは「自分の信じる、最善の道を選ぶこと」、それだけです。一方で、その選択について、他者がどのような評価を下すのか。これは他者の課題であって、あなたにはどうにもできない話です。」 「人生における最大の嘘、それは「いま、ここ」を生きないことです。過去を見て、未来を見て、人生全体にうすらぼんやりとした光を当てて、なにか見えたつもりになることです。さあ、人生の嘘を振り払って、怖れることなく「いま、ここ」に強烈なスポットライトを当てなさい。過去も未来も存在しないのですから、いまの話をしましょう。決めるのは、昨日でも明日でもありません。「いま、ここ」です。」
36投稿日: 2025.04.15
powered by ブクログ抽象的で難しい部分があるが、対話相手の青年のように自分もこんな思考をしている、自分の思考が自分を苦しめているなとはっとするところがあった。どこかで聞いたことのある話も多かった。人生はシンプル、課題分離。自分を受容し他者を信頼し、貢献して幸せを得る。他者と比較しない。普通である自分を受容する。学びのあった一冊。もう一度読まないと頭に入らなさそう
0投稿日: 2025.04.14
powered by ブクログ自分と他人の課題を分離するって考え方が私にはすごく響いた。 他人に執着せずに、もっと自分に集中していいし、むしろするべきなんだって思ったらすごく楽になる。 嫌なことがあったとしても他人は変わらないし、他人の課題だからって意識するだけで生きるのが楽になった。ほんとありがたい! 毎日早く続きが読みたくて早く仕事終わらないかなってうずうずしてた。 抽象的で私には入ってこない箇所が所々あった。
0投稿日: 2025.04.10
powered by ブクログ今の自分に必要な言葉がたくさん詰め込まれている1冊だった。 常に周りを気にしたり、何もできない自分を責めたり、自分は変わることができるはずないと、青年と全く同じ考え方でこれまで生きてきた。 しかし、初めて真正面から厳しい言葉を投げかけられ、もっといまを大事にしなければと強く思えるようになった。 まだ頭の中が整理できていなくて薄っぺらい感想しか出てこないけど、読み終わったあとは感動小説を読んだあと並みの心の満足感を感じられた。 過去や未来に失望しそうになったときは何度も読み返し、いまの自分にできることを精一杯考えて進んでいきたいと思う。
1投稿日: 2025.04.10
powered by ブクログ職場の同期が貸してくれるというので、借りて読む。 アドラー心理学のお話。 久々にこの手の自己啓発系の本を読んだ。 哲人と情緒不安定な青年のやり取りから、アドラー心理学を語るというもの。 タイトルは知っていたし、ベストセラーなのも本屋さんで目にした気がするが、買って読むほどでは、と思っていたが、読んでみるとこれがなかなか面白い。 ベストセラーなだけのことはある。 星は4つ。4.0とする。 たまにはこの手の本も悪くない。いや、良い。 人に嫌われても気にしない。気にしてもどうすることも出来ない。確かに。
0投稿日: 2025.04.10
powered by ブクログ覚えておきたい言葉があったし、前へ進めそうな考え方だと思った。ただ、共同体の部分は理解しきれておらず再度読む必要がある。
0投稿日: 2025.04.09
powered by ブクログずーっと気になっていて、 やっと読んだ本。 一言では表せない内容。 嫌われる勇気を言い換えるなら、 人はだれでも、変化できる。 敵ではなく、仲間。 貢献感を持つ。 この3つが、心に残った本。
0投稿日: 2025.04.07
powered by ブクログアドラーの考え方がすべてではないが、 自分には今までなかった考え方がたくさんあった。 いいと思ったものを取り入れてみたい。
0投稿日: 2025.04.06
powered by ブクログ再読、前回よりは理解できた気がするけど、やっぱり難しい。 他者の課題に介入せず、自分の課題に介入させない。 他者から嫌われることをおそれるな。 なるほどと思うけど、長年積み重ねた承認欲求は、すぐには捨てられそうにない。 ただ人の顔色や人からの評価ばかり気にする人生はつまらないので、マイペースで楽しく過ごしたいと思った。 そこから先に進むのは、まだ早いのかも。
27投稿日: 2025.04.06
powered by ブクログ内容が難しく、サラッと読んだだけでは理解が難しかったのですが、再読してなんとなくわかるようになった気がします。 自分自身の視点を変えることで、同じ環境や事実であってもそこから見えてくる世界や心情が変わるのかなと思ったし、他者と自分の課題を切り離す、という部分は、自分でも意識してみようかなと思いました。
0投稿日: 2025.04.04
powered by ブクログ再度人生について悩むことがあったときは、またこの本を読みたい、私にとってそう思える原点になる本でした。
1投稿日: 2025.04.01
powered by ブクログ悩むことから解放されて、やるべきことに取り組めるようになる本です。 白石僚也(カーボンニュートラル燃料工学・准教授)
0投稿日: 2025.03.31
powered by ブクログ内容が難しく、納得できないところが多かった。 終始青年が納得せず反論してたのに、解決せず 最後になって突然納得して感動してたのが、全然ついていけなかった。
1投稿日: 2025.03.31
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
職場の上司に勧められて 余す所なく参考になったかというと、うーん…。 「アドラーの教え」について書かれた本なので、当たり前だが、フロイトの原因論とは違うなど他者の考え方について否定的というか、アドラーはこうだ!!の連続に少し疲れたし、こうあるべき!と言われてるようで全部を受け入れるのは、今の私には難しいかな。 参考になったのは以下の2つ ・あなたのライフスタイル(人生のあり方)を決めたのは、他の誰でもないあなた自身である →風呂キャンしたい気持ちを抑え込み、よりよい1日の締めくくりにすべく、お風呂に入ります ・相手を束縛することを認めません。相手が幸せそうにしていたら、その姿を素直に祝福することができる。それが愛なのです。互いを束縛し合うような関係は、やがて破綻してしまう。 →ヤキモチやいたりするけど、彼に他の彼女がいても妬むなとのことだったので、アドラー先生の教えに従って、相手の幸せを1番に考えられるようにしてみます。
1投稿日: 2025.03.30
powered by ブクログ心理学というか、どう生きるべきか?という哲学の話と感じた。哲人と青年の議論という形で難解な話をわかりやすく説明している。昔読んだ人を動かすや、7つの習慣のような自己啓発本にも似た考えがあり、影響力の大きさを感じる。
0投稿日: 2025.03.30
powered by ブクログ人間関係に悩む人にはめちゃめちゃ参考になるのであろう。言葉にせずとも理解していた人付き合いにおける重要なことを改めて文章で認識した程度。特に参考にはならない。
0投稿日: 2025.03.29
powered by ブクログ周りの目を気にしちゃう人,気を使い過ぎてしまう人は絶対読むべき。この本は勧められて読んだ本だけど,本当に読んで良かった。私が今まで悩んでいたことは何だったんだろうってくらい,心がとても軽くなった。この本に出会えて本当に良かった。
1投稿日: 2025.03.27
powered by ブクログ再読。学生時代に読んだ記憶の内容よりも学びが多かった、というよりも生きる活力をもらえた感じ。 『共同体感覚』の話は、前半の他者比較を否定する話とマッチしない気がしていまいち噛み砕けてない。次読む時の宿題にする。 タイトルの『嫌われる勇気』というのは踏み出す勇気、選択する勇気、変わる勇気のことをまとめて言ってると理解。 過去の原因論を否定し今を生きること。問題は過去ではなく現在の「ここ」にある。この先どうするかは自分の責任。これまでの世界観(≠性格)を選び続けることも、新しい世界観を選び直すことも自分の一存にかかっている。 岡本太郎の本でも言ってたけど、1人の人間であるということは選択し続けるということ。自分の頭で自分の軸で考えて選択するのが生きるということ。周りに流されたり相手の意見を待つののは人間として生きられてない。フラフラしてても自分のやりたいことを見つけられたらそれでいい。
0投稿日: 2025.03.26
powered by ブクログこの本は「自分」に集中した良書である。 この考え方は元は海外の考え方だが、場の空気を重んじる日本人にも刺さる内容となっている。 どの国でも問題になるのは人間関係であるという事実とその解決法の一つの答えなのかも知れない。 私たちは、「他者」という大義名分に傘の下で、自分の本音を隠し言い訳に、過去の出来事も今と未来に関連させて、自分が傷つかないよう反射的に言葉や後ろ向きな行動をしてしまうのだろう。 この本は、そのような自分という歴史からのお別れと、今とこれからの自分の幸せとは何か思索に富んだとても優しい良書であることは間違いないだろう。
0投稿日: 2025.03.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
人生を語るベストセラーとしてよく目にしたため、前々から気になっていた一冊でした。友人に勧められたことをきっかけに一読してみました。 特に目的はありません。強いて言うならただの好奇心が目的でした。 このような気持ちだったので、私はこの本に関して興味はあったものの、知識は皆無で、対話形式で進められることも、そもそもアドラー心理学というものについての本だということも知りませんでした。 まっさらな状態で読み終えましたが、全体を通して厳しいなというところが真っ先に出た感想です。言葉づかいが厳しいわけではありません。むしろ哲人の言葉は柔らかで、温かみすら感じるようなものでしたが、それに包まれた真意が刺さるように苦しいものでした。スパルタです。本文で哲人と対話していた青年の気持ちがありありと思い起こされて、度々、彼の言葉に同調するような反応をしてしまいました。 例えば、第一夜の終わりに話されているライフスタイル。原因論を否定されたこともなかなか厳しいものでしたが、ここでは理解していたはずだったものを目の前に示されて、「ちゃんと心の底から理解しなさい」と言われているようでした。ここは、人は変われるとはわかっているけど、なかなか自分が前に進めないと思っている人に是非読んでいただきたいところです。ハッパをかけられます。 もちろん、興味深いところも多くありました。 第二夜は劣等感についての話が主でしたが、ここで語られる“劣等感と劣等性の違い”や、劣等感から派生して語られる“競走と優越性の追求”は面白いものでした。第三夜で話題にされる“課題の分離”も興味深い考え方でした。しかし、その先にある「人間関係をシンプルにする」などの目標に対する位置づけが少し分かりにくいなとも感じました。覚書として記しますが、“課題の分離”自体は、人間関係を円滑に進めるための入口、というよりむしろ前提として持つべき考え方であり、それを基本として人と接することで無闇な衝突や困難が少なくなります。本書内で後述されますが、人間関係における最終目的として「共同体感覚」があり、この目的と“課題の分離”の間には人による関係性の構築が必要不可欠です。つまり“課題の分離”ができたからといって、すぐに目に見える変化が現れるわけではなく、関係性を繋ぎ止める努力は当たり前ですがしなければなりません。 話が逸れましたが、興味深い箇所について、第四夜では哲人の使う「自己中心的」という言葉が新たな視点でした。納得させられてしまいましたが、ここでは私も青年のような立ち位置だったため、なかなか衝撃的な発言でもありました。 第四夜もそうですが、第五夜ではいよいよラストということで、これまでの書かれてきたアドラー心理学の知識や二人の対話を総動員して、人生について語られました。あまり言うと面白くないので伏せますが、結局、自分が変えられるのは今しかないんだと再認識できた章でした。 全体を通して、人が感じるであろう普遍的な悩みについての考え方が記されていました。しかし、特に悩みがない人でも読んで損は無いような本です。私としては、人生や自分について考え始めて間もない人に是非おすすめしたい一冊になりました。もちろん、これだけに傾倒するのではなく、ひとつの参考として見ていただきたいです。
0投稿日: 2025.03.25
powered by ブクログ難しい。。 ・自己肯定ではなく、自己受容。 ・課題を切り分けろ(馬を水飲み場へ連れて行くことはできるが、水を飲ませることはできない) ・人生は一般的には意味がない、人生に意味を与えるができるのは自分だけ。
0投稿日: 2025.03.23
powered by ブクログメモ→ https://x.com/nobushiromasaki/status/1902993274622943653?s=46&t=z75bb9jRqQkzTbvnO6hSdw
0投稿日: 2025.03.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
自分に出来ることと出来ないことを判断して変えられることだけに集中し、人の機嫌を妄想せず、今この時に集中すること、この3つを特に心がけて変わりっていきたいと思いました。 個人的に青年の言い回しが肌に合わないと思った部分もあったけど、自分の評価を過度に気にして雁字搦めになってしまう私にとって、とても大切な考え方が学べたと思っています。
2投稿日: 2025.03.20
powered by ブクログアドラー心理学に関して、2人の対話形式で教えてくれる作品。哲学なので、理解できるできないがあったが、目的論と他者貢献は腑に落ちた。その意識を忘れないようにしたい。
1投稿日: 2025.03.19
powered by ブクログ哲人と青年の対話で進んでいく形が私には合っていて最後まで読むことができた。劣等感や他者貢献など難しい内容だったが進むための勇気をもらえた気がする
2投稿日: 2025.03.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
幸せになるとは、 他者に貢献していると自分が納得し、 いま、一生懸命ダンスするだけ。 全員に好かれるのは不可能。 人目を気にせず自分の人生を生きる。
0投稿日: 2025.03.16
powered by ブクログ哲人と青年の対話形式で進むが、青年にイライラする事が多々あったが、それは同族嫌悪だったのかもしれない。全て納得できると思えなかったが、ハッと気付かされる事も多かった。少し時間を置いてまた読んでみようと思う。
0投稿日: 2025.03.16
powered by ブクログ本を読む前は漠然と自分を変えたい、人目を気にするのが嫌だから、その方法を学びたいと思い読んでみました。今日から自分をありのままに受け入れていきたいと思いましたし、意外と人は自分に関心がないものだと感じました。 人生はシンプル、勇気が必要、与えられたものの取捨選択、これを大事にしていきたい。
3投稿日: 2025.03.16
powered by ブクログ私が持つ悩みは対人関係の悩みだったのか、 こうやって解釈したらいいのか、、 これから少しずつ噛み砕いて、行動に移していけたらと思います。いまここから!
0投稿日: 2025.03.16
powered by ブクログ再読必須の本ですね。関連書籍を読みきっと又元に戻って読んだら良いだろう。と思わせる本でした。課題の分離が印象的でした。
6投稿日: 2025.03.13
powered by ブクログ読むのは二回目。 アドラー心理学をきちんと学んだことはないが、この本を初めて読んだ時に驚いた。 するすると読め、すんなりと内容を理解できたことにとても衝撃を受けたことを覚えている。 今回、感想を書くために、そしてもう一度読み返したいと思って読み返したがやはり内容を自然に受け入れられている。それだけでなく、以前読んで頭に入ってこなかった部分もメモを取り、忘れていたなぁ、今後の生活で意識していこうと思った。 さて、この本がとても有名なことは知られているし、私も知ってはいた。 だけど私は天邪鬼なので、この本が話題になっているど真ん中の時期にはこの本には手を出そうとも思わなかった。そんな気すら起きなかった。 だからこの本を一番最初に読んだのは、話題になってから数年後になる。 それまでの私は、この本の青年よりも酷い状態だった。 他人の話は聞けない、聞く耳を持たない。 上辺だけ相槌を打っている、従順に従っているように見せかけることに注力していて 他人とここまで心を、感情をさらけ出して対話をすることなど、ほとんど無かった。 自分のことが大嫌いで、親との関係も悪く、私の身体の中は毎日愚痴や不満だらけだった。 自分の人生が上手くいかないのは親のせいだ、こんな育て方をされたから、こんな場所に生まれたから、自分の地頭が悪いせいだ、理解力が足りないせいだ、自分が他人よりも欠けたり劣っている部分が多いからだ…などとあれこれ不満を感じることは全て他人のせい、自分以外の何かのせいにして自分は何も悪くないと叫びながらも後味の悪さを常に感じていた。 こんな自分が嫌いだ、もっと違う素敵な人生を歩みたい、そう強く願うと同時に 自分の力では変えることができないのだから、親や他人がなんとかすべきだ、 私の人生、私自身を変えてくれる「何か」あるいは「誰か」に縋りつきたくて堪らなかった。 相手の話を聞く耳すら持たないというのに、他人に自分を変えて欲しい、生きづらい毎日を何とかしてほしいと心の中で願うだけだった。 自分のことで手一杯で、自分のことしか見えていないくせに、自分がどんな人間か、何を考えているのか、どんな色眼鏡を掛けて世界を見ているか、なんてことを自覚出来ていなかった。 最後の章で「10年前に知りたかった」と青年が言う。 それに対して「いまのあなただからこそ、この話が響いている。いま聞くべきだった」と哲人は言う。 私もまさしくこの本に書かれている内容を知った時、真に理解した時、「なんで今頃…」と悔やんだ。そしてその後、自分で考えた。 仮にタイムマシンがあって、過去の苦しい思いをしていた当時の私に話しかけることが出来たとして、こんな考えを奴はすんなり受け入れるだろうか?と。 絶対過去の自分は「そんな話ありえない!」と憤慨しただろうし、話しかけた現在の私を敵と見なすだろうし、この考え方を受け入れるまでに、今に至るまでと同じくらいの時間が必要だっただろう。 だから、「もっと早くアドラー心理学を知っていれば…」と悔やむ気持ちは分かるが、どれほど悔やんでも結果は一緒で、 この心理学が言うように、過去を見つめて後悔するよりも、今を見つめて真剣にダンスをするしか道がない。 そして、私は、アドラー心理学を実体験から学んだ。 それを書きたかった。 20代後半辺りに、奇跡的にとあるカフェで働けるようになった。 そこは若者にとって憧れの会社で、私は単なるアルバイトだったけれど、 面接をして、受かったことが奇跡だと感じられるくらい、私とは違う世界に生きている人が集まるところだった。 それまでの私は、怒りや拗ね、察しろオーラを出すコミュニケーションしか知らず、 それがどれほど幼稚で迷惑なことかを知らないでいた。 そのカフェで働くうちに、一緒に働いている人たちのようになりたい、これこそが私が求めてやまなかった姿だと感じた。 この本でいう、課題の分離が自然と出来ている人たちが多く、怒りよりも言葉でのコミュニケーションを優先していた。 哲人のいう共同体感覚を理解できており、自己受容、他者受容、他者貢献を体現している人が多いように見えた。 私もそうなりたいと強く願い、働いている間中ずっと、観察していた。 どんなコミュニケーションを取るのか、そう行動するのはなぜなのか、どんなことを思っているのか。 勇気を出して真似をしたり、直接本人に聞いたりした。 というのも、それまでの私のライフスタイルのまま他者貢献をしようとすると、自己受容が出来ていないため、自己犠牲ありきの貢献になってしまうからだ。 それまでずっとそうしてきて、とてもしんどかったのでどうしたら自分も心軽く、そして他人に貢献できるのだろう、ここの人たちはそれが自然と出来ているように見えるから、私もそうなれるかもしれない、と。 それまでは仕事という他者貢献の行為は、自己犠牲の上にしか成り立たないものだと思っていた。子育ても、家事も、全て自分を犠牲にして、嫌々やるものだと思い込んでいた。その世界しか知らなかった。 だから20代で運よくアルバイトで入れた会社で、アドラー心理学を体現している人たちに出会い、衝撃を受けた。 そこから実体験を通して学んでいったから、のちにこの本やアドラー心理学をもとにした心理学のブログなどを読んで「あ!これじゃん!」と理解できたのだ。 残念ながらそこのカフェは辞めてしまった。 今思うと、課題の分離や人生のタスクを実行するには、とてもやりやすい空気が出来上がっている職場だったので安易に辞めたことを悔やんでいる。 だが、職場が変わっても自分が自分であることからは逃げられないし、私の毎日は続いていく。 場所が変わって、やりづらいと思うこともあるかもしれないが、いつだって他人が何をしてくれるか、よりも私が何をするか、が大事だとこの本でもいうとおり、いまの自分で出来ることをしていくしかない。 題名は「嫌われる勇気」だが、内容は少し違うと感じた。 嫌われる勇気だと誤解される可能性もあると思う。それこそ、他人に嫌われるように振る舞う勇気、のように。 だが、「アドラー心理学」だと内容と合っているとは感じるが、手に取ろうという気は薄くなるだろう。 「青年と哲人の対話」も、大勢の人が手に取りやすいタイトルからは離れていると感じる。 やはり「嫌われる勇気」というタイトルだからこそ、ここまで話題になったのだろうし、広く知られることになったのだろう。 それと、英文を翻訳したかのようなわざとらしさがあるのは、わざとなのかしら? 著者が二人とも日本人だから、あえてこういう文体にしたのかもしれない、と読み終えた今思った。 以下、ぶつ切り。 「価値とは、社会的な文脈の上で成立しているもの」 だから子供は、石ころや木の棒に価値を見乱すけれど、成長するにしたがって それらよりもお金の方が価値があると感じるようになるのだな、と思った。 劣等感について。 まさしく前述のカフェで働いていた時、強烈に劣等感を感じるシーンが多数あった。 それも、劣等コンプレックスの方で、自らができないことを言い訳しまくって何も行動しなかった。 ある時、そんな自分が嫌いで堪らなくなり、どうすれば良いか検索したら、「出来ないからこそ、やろう」的な考えを見つけたので、実践してみた。 具体的には、職場で絵を描く必要があったのだが、 慣れない画材、そして絵を描くこと自体も慣れないこともあり、仕上がった絵に対して毎回「もっと上手く描けたらいいのに…」と思っていた。 私より後に入ってきた人が、私が思い描いていたように上手く絵を描いているのを見て、強烈に劣等コンプレックスを感じた。 しばらくはただ嫉妬するだけで、自分の絵を見直すでも、加筆や修正をするでもないままただ心の中でその人を恨んでいただけだったが、 「自分が羨ましいと思うその人は、自分が見えていないだけで相応の努力をしている」と検索した記事に書いてあったので、翌日以降その人を観察してみた。 すると、納得のいく仕上がりにするために、その人は確かに時間をかけ、労力をかけ、工夫して絵を仕上げていた。 私は、その人が難なく、軽々しく絵を仕上げているように見えていたので、そこまで手を掛けたら、確かにあんなに上手く描けるようになるわな、と腑に落ちた。そして即真似をした。 似たように工夫し、自分の絵を見つめなおし、加筆修正してみた。時間内に終わらせたかったから、今までは雑に描いていた部分も、時間がオーバーしてもいいから描いてみた。 すると、ほんの少しのことなのに、絵の仕上がりは前より良くなり、その人への嫉妬心が収まっていた。 これが、劣等感の正しい使い方を出来た瞬間だった。 今回は読みながら「なるほど」と思った部分をメモに取りながら読んだ。 メモの分量がすさまじいことになったが、いつかこのメモが、取らずに済むようになるくらい、アドラー心理学の内容が身に付いていることを夢見ている。 また、もし3回目読みなおすとしたら、今度こそは別のものにメモを取るのではなく 本に直接線を引いたり、マーカーで色を付けたり、売れない状態にして、 この本をパラっと開いた時に「あぁ、そうだったそうだった」と振り返ることが容易い状態にしたいと思う。
0投稿日: 2025.03.12
powered by ブクログ普段の生活で抱えている苛々も、考え方を変えることによって、気にならなくなる。世界を変えられるのは自分自身だと実感する。何回か読み返したいと思う。
0投稿日: 2025.03.12
powered by ブクログ自分の考え方や普段の悩みを吹き飛ばしてくれるような本 最初はこの形式が少し苦手だったけど、読めば読むほど面白くなってどんどん知りたくなって止まらなくなった。 これは多くの人の心の支えになっているだろう。 人生や人間に辛くなったら何度でも読もう
0投稿日: 2025.03.11
powered by ブクログアドラー心理学の真髄を小説形式で優しく説明した良作。2回目の読了だが、1回目より理解ができて良かった。生きるのが辛くなった時は開くようにしたい。 課題の分離、いまここ、は心に強く響いた。このキーワードだけでも忘れないようにしたい。
0投稿日: 2025.03.11
powered by ブクログ対話形式で読みやすく、色々な項目で具体的な例を用いて説明が行われているので分かりやすい。アドラー的思考を実践する事で人生が楽になるのは間違いないと思う。全部を実践しようとせず掻い摘んで実践するだけでも今よりも人生を楽に捉えられるのかも知れない。
0投稿日: 2025.03.10
powered by ブクログこの本を読んでいると、小さい頃のことをよく思い出した。 自分の考え通りに選択させようとする両親、名の知れた大学以外認めない教師、振り付けを間違えるとお尻を叩いてくるバレエの先生、、、だいぶ頭でっかちな大人達に囲まれていたなぁ。 間違いなく影響は受けてしまっているけど、これらを言い訳にはできないので、キッパリ忘れることにする。 アドラーの教えは冷酷とも言えるし、シンプルだとも思う。しがらみに縛られている人ほど、魅力的に感じるのではないかと思う。 『幸せになる勇気』も続けて読みたい。
1投稿日: 2025.03.10
powered by ブクログ人と比べ劣等感に包まれることの多かった昨年の自分を思い出しながら、少しずつ自分と向き合い「いま、ここ」を生きられるようになったことを実感して読むことができた。学生にも社会人にも一種のモラトリアムな状態に直面することがあると思う。そういう悩んでいる人たちに是非とも読んでほしい本。
6投稿日: 2025.03.09
powered by ブクログ読んでみるとタイトルとは違った内容で、とてもためになった。対話形式になっているのでスラスラと読み進める事ができる
0投稿日: 2025.03.09
powered by ブクログ大学生のころ読んだときは、驚きが強かった気がする。今回は驚きというよりは共感した。それだけ影響受けてたのかなと思った。対話篇は気持ちが乗るとどんどん読めるなあと思った。
3投稿日: 2025.03.09
powered by ブクログタイトルからは、他人が自分のことをどう思っていようと、気にするな的な内容かなとイメージしたが、全然違った。 そもそも、何故他人の目を気にしてしまうのか。それは、善悪の判断を他者に委ねてしまっているからであり、それを止め、自分で判断すれば良い。 それで他者から嫌われたとしても構わない、という勇気を持つことで、初めて自由や幸せに繋がる、と言うような哲学の話。 面白かった。 よく分からない部分もあった。 でも、何回も読み返したい。
1投稿日: 2025.03.08
powered by ブクログなるほど、なるほどと私自身の心の核心に迫るメッセージを感じた。まずは著者とアドラーの考え方に感謝を伝えたい。 "いい人である(=他人に合わせる)ことは、自分の人生を生きていない"→息苦しく幸せになれない。 この至ってシンプルなロジックはいつも心に留めておきたい。 また仕事=職場ではなく、家庭・友人間、、さまざまな場面において仕事をすることはあり、職場が全てだと思ってはいけない。また幸福=貢献感、ここでいう貢献感は極めて主観的でいい。誰かに貢献していることが、所属してもいいんだという所属欲求を満たし結果として幸せにつながる。 そしてラストパートの、目的から逆算して動く事はそのプロセスは全て途上であって未完成の人生だと。(逆算することはいいが…全てではない) "今、ここ"に集中して生きるというのは禅の考えにも通ずるところがあり、教えは共通項が多いものだと感じた。
0投稿日: 2025.03.05
powered by ブクログ気になってはいたけど、なんとなくずっと読むのを躊躇っていた本。図書館で予約をしていざ読んでみると、思っていたものと違った!そして対話構成なことにも驚きだった。面白い!! とにかく、読んでいてグッサグサと心を抉られていく感覚をおぼえた。笑 今までになかった視点、またわかりつつも目を背けていた現実を突きつけられた感じ。 1回読むだけじゃ完全に理解したとはもちろん言い切れないけど、ただ奥が深くてとても興味を惹かれた一冊だった。 がっつり学ぶというよりかは、視点を変えて物事をみるようになるキッカケにはなったので、うまく活用していけたらいいなと思う。 また、とくに覚えておきたいフレーズとして、9つメモした。その中でも、『人生とは、連続する刹那である』は、響いた。 完全に線として捉えていたなと。今まさに育児により仕事を辞め、人生の迷子になっていた自分にとって、"キャリアを捨てた今、子育てがひと段落した後はどうしよう"ばかりに囚われて「いま、ここ」を全く真剣に生きていけてないことに気付かされた。その選択したのは自分であって、今はもっと目の前の子供との時間を大切にしようと思いました。 気になっている人は、ぜひ読んでみてほしい一冊です。
0投稿日: 2025.03.05
powered by ブクログ最初読んでいると、私には受け入れ難い考えが並んでいた。 しかし、読み進めるうちに勇気が全くないことを どんどん自覚していくことになった。 私は「今を生きること」を強く自分の中で宣言した。
0投稿日: 2025.03.05
powered by ブクログ2025年3冊目。 なぜここまでヒットしたのか分からない。 読むと眠くなってしまう。 個人的に自己啓発本的な類いは苦手なのかもしれない。 ということを気付かしてくれた一冊ではあった。
1投稿日: 2025.03.05
powered by ブクログ感情的に動いてしまう自分にとって、心の整理ができる素晴らしい1冊になりました。 何度も読んで、助けてもらおうと思います!教えてくれてありがとう!
6投稿日: 2025.03.04
powered by ブクログ自己啓発の本は嫌厭していたが、読んでよかった。いつの時代も生き方に活かせる内容で、ロングセラーになっているのも納得できる。キーワードをあげれば意外に思う事も、対話で読むとわかりやすい。もっと早く読めばよかった。これからも何回か読み返したい。ただ、自分は実践したいと思うが、そうでない人や難しく感じる人も多い本だろう。フロイト的な原因論やトラウマを否定しているのを読んで、人は現在に辛いことが無ければ、過去に原因を求める事も無いのではと思った。「いま、ここ」を大切にすれば、道は開けると思いたいが、現実は厳しい時もある。どこまで勇気を持てるかわからないが、がんばりたいと思った。
0投稿日: 2025.03.03
powered by ブクログ啓蒙本はあまり得意じゃないけど、アドラー心理学をベースに対話形式となっているのでとても読みやすかった。 「進歩は周りの誰かと比較するのではなく、昨日の自分と比較する、横軸ではなく、縦軸で判断するんだ」という文章が印象的でした。
7投稿日: 2025.03.01
powered by ブクログマネージャーにおすすめされたのでお借りした。読むのは3回目くらい。 世界はシンプルであり人生もまたそうである。 アドラー心理学は勇気の心理学。 不幸は過去や環境、能力が足りないせいではない。それらを原因にしていまの自分を決定づけてはいけない。ただ勇気がありさえすれば、あなたはいまこの瞬間からなんにでも生まれ変われる。 優越性の追求は自らの足を一歩前に踏み出す意思であって、他者よりも上を目指さんとする競争の意思ではない。あなたはだれとも競争せずにただ前を歩いていけばいいのです。 健全な劣等感は他者との比較ではなく、理想の自分との比較から生まれるものなのです。 いまの自分よりも前に進もうとすることにこそ、価値があるのです。 人々はわたしの仲間なのだ。であるから他者の幸福を祝福しよう。 人は対人関係の中で「わたしは正しいのだ」と確信した瞬間、すでに権力争いに足を踏み入れている。 主張の正しさは、勝ち負けとは関係ありません。あなたが正しいと思うのなら、他の人がどんな意見であれ、そこで完結するべき話です。 行動面の目標は自立すること、社会と調和して暮らせること。 心理面の目標は「わたしには能力がある」という意識、「人々はわたしの仲間である」という意識 仕事のタスク、交友のタスク、愛のタスクと向き合うこと。これらの人生のタスクから目を背けないこと。 この人と一緒にいると、とても自由に振る舞えると思えたとき、愛を実感することができる。 あなたにできることは自分の信じる最善の道を選ぶこと。 課題の分離は対人関係の出発点。 終点は共同体感覚。 他者を仲間だと見なし、そこに「自分の居場所がある」と感じられることを共同体感覚という。 所属感は、生まれながらに与えられるものではなく、自らの手で獲得していくもの。 自己受容、他者信頼、他者貢献 神よ、願わくばわたしに、変えることのできない物事を受け入れる落ち着きと、変えることのできる物事を変える勇気と、その違いを見分ける知恵とをさずけたまえ 他者貢献とは、「わたし」を捨てて誰かに尽くすとではなく、むしろ「わたし」の価値を実感するためにこそ、なされるもの 人生とはいまこの瞬間をくるくるとダンスするように生きる、連続する刹那 「他者に貢献するのだ」という導きの星さえ見失わなければ、迷うことはないしなにをしてもいい 大切なのはなにが与えられているかではなく、与えられたものをどう使うかである。 パラっと読んだだけでも残るエッセンスがこれだけあった。内容の濃い本。 環境のせいとか過去のせいとか時代のせいとかにしがちだけど、いまここで自分がどういう姿勢で生きるかってのが1番大切なんだろう。 いまにいたった因果を考えることも時には大切だとは思うけどそれがひと段落したら、どうありたいかをどう生きたいかを自分に問いかけながら歩いて行きたいな。各駅停車みたいは人生を送ってきてこれからも停車することはあると思うけど着実に進んで生きたいな。
1投稿日: 2025.02.28
powered by ブクログ5年ぶりくらいに読んだ。前回より理解度は増したと思う。 目的論で考える。自分を変えたいと思って変えられないのは、変えないことで達成する目的がある。 人生のタスクから逃げることを目的に、それらしい理由をこしらえることを人生の嘘という。 人生のタスクに立ち向かうこと、自らコミットすることでしかここにいていいんだという所属感は得られない。 自己受容(できることとできないことを見極める。課題の分離)→他者信頼→他者貢献。貢献感こそが幸せ
12投稿日: 2025.02.27
powered by ブクログ過去や未来に囚われて生きてきたこの人生。 数ヶ月後の初めての社会人や私生活、人間関係などでストレスが重なり、かなり鬱になっていた時この本を読みました。 この本を読んで少し難しかったが、今を生きることにしようと思えた時心が柔んだ気がした。 人生どうなるかわからない。一度きりの人生周りのことを気にせず自分のやりたいように生きようと思えた。
0投稿日: 2025.02.27
powered by ブクログ何年か前に一度読んだ際、目が覚めるような感動を覚えた記憶はあるが、内容があやふやになってきたので再読。 哲人の言葉に「なんとなく理解はできるけどいまいち腑に落ちない」という時に、対話相手の青年が私以上に懐疑的に(ちょっと笑えるくらいのテンションで)すかさずツッコミを入れてくれるので、その都度すっきり納得しながら読み進めることができて気持ち良かった。 「アドラー心理学をきちんと理解して生き方まで変わるようになるにはそれまで生きてきた年数の半分が必要」とのことだが、たしかに実践するには勇気もいるし大変かもしれない。 それでも「嫌われる勇気」を持って、自分の「いま、ここ」を真剣に生きたいと思う。 [覚えておきたいこと] ☆トラウマは存在しない。アドラー心理学では過去の「原因」ではなく今の「目的」を考える。 自分の経験によって決定されるのではなく、経験に与える意味によって自らを決定するのである。 ☆性格や気質、行動の傾向、世界や自分への意味付け=「ライフスタイル」は自ら選んだもの。今の自分に不満があっても変われないのは「このままの私」でいる方が新しくなることで生まれる不安を感じるより楽だから。ライフスタイルを選びなおせば、世界との関わり方や行動も変わらざるをえなくなる。幸せになる勇気が必要。 ☆自分の短所ばかり見て自分を嫌いになるのは、「他者から嫌われ、対人関係で傷つかない事」を「目的」としているから。対人関係に踏み出さない人間でいれば他者から拒絶されることもないし、「こういう短所がなければ私も愛されるんだ」という可能性の中で生きられるから。 でも対人関係のなかで傷つかないなどありえない。 人間の悩みは全て対人関係の悩みである。 ☆「優越性の追求」(向上したいと願うこと)は、他者と比較したり競争したりすることなく、自らの足でただ前を向いて歩いていくこと。健全な劣等感は他者ではなく「理想の自分」との比較から生まれるもの。 全ての人間は「同じではないけれど対等」。 対人関係の軸に「競争」があると他者全般を「敵」だと見なし、他者の幸福を「わたしの負け」と感じるので悩みや不幸から逃れられない。 ☆人は他者を屈服させるの道具として、怒りの感情を捏造する。怒りとはしょせん目的をかなえるための手段であり、ひとつのコミュニケーションツールに過ぎない。言葉によってコミュニケーションをとれると、怒りという道具に頼らずとも意思疎通できるし、自分を受け入れてもらうことも可能だ、と分かれば怒りの感情を使わなくて済むようになる。 誤りを認めること、謝罪の言葉を述べること、権力争いから降りること、これらはいずれも「負け」ではない。 ☆アドラー心理学における行動面の目標 ①自立すること ②社会と調和して暮らせること この行動を支える心理面の目標 ①わたしには能力がある、という意識 ②人々はわたしの仲間である、という意識 これらの目標は「仕事」「交友」「愛」という3つの対人関係のタスク(人生のタスク)と向き合うことで達成できる。 ☆ アドラー心理学では承認欲求を否定する。 あなたは「他者の期待を満たすために生きているのではない」、そして他者もまた「あなたの期待を満たすために生きているのではない」。 ☆ 「これは誰の課題なのか?」という視点から、自分の課題と他者の課題とを分離する。そして、他者の課題には踏み込まない。 誰の課題かを見分ける方法は「その選択によってもたらされる結末を最終的に引き受けるのは誰か?」を考える。 (例:子どもが勉強しなくてもそれは子どもの課題。親の「あなたのため、」は世間体や支配欲など親自身の目的のためなので子どもは反発する。放任するのではなく、本人の課題であることを伝えた上で見守り、援助する。)← 勉強しなさいと上から命令するのではなく、本人に「自分は勉強ができるのだ」と自信を持ち、自らの力で課題に立ち向かっていけるように働きかける、という、ほめるのでも叱るのでもない、横の関係に基づく援助のことを、アドラー心理学では「勇気づけ」と呼ぶ。 ☆「自由とは他者から嫌われること」。 自由に自分の生き方を貫く為には、他者から嫌われることを恐れず、承認されないかもしれないというコストが伴う。 「嫌われたくない」と願うのは自分の課題だが、「私のことを嫌うかどうか」は他者の課題であり、介入することはできない。 承認欲求に縛られ対人関係のカードを他者が持っていると考えると「あの人は私のことをどう思っているのだろう?」と気になるし、他者の希望を満たすような生き方をしてしまう。課題の分離ができれば、対人関係のカードは常に自分が握っていることに気づく。あくまでも変わるのは「わたし」だけ。その結果として相手がどうなるかは分からないし、関与できるところではない。 ☆ 対人関係の入口には「課題の分離」があり、ゴールには「共同体感覚」=「他者を仲間だと見なし、そこに自分の居場所があると感じられること」がある。所属感はただそこに居るだけで得られるものでなく、共同体に対して積極的にコミットすることによって得られる。具体的には対人関係のタスクを回避せず、「この人はわたしになにを与えてくれるのか?」ではなく、「わたしはこの人になにを与えられるか?」を考えなければならない。 我々はみな複数の共同体に所属しているが、対人関係で困難にぶつかったときは、「より大きな共同体の声を聞け」が原則。 ☆他者を褒めたり叱ったりすることの背後にある目的は操作。他者を評価する言葉は、「縦の関係」で相手を自分より下に見ているから出てくる言葉なので、「横の関係」に基づき自力での解決を援助していく「勇気づけ」が大切。勇気づけでは、「ありがとう」「助かったよ」など感謝や尊敬、喜びの言葉をかけられることで、自分が他者に貢献できたことを知り、自分には価値があると思える。 人は自らの主観によって「わたしは共同体にとって有益なのだ」と思えたときにこそ、自らの価値を実感できる。 「他者の役に立つ」ということは、何をしたかという行為のレベルでなく、そこに存在していること、それ自体で価値があると存在のレベルで見る。 ☆対人関係においてもありのままの自分でいられる為には、「自己への執着を他者への関心に切り替え、共同体感覚を持てるようになること」が大切。そこで必要になるのが「自己受容」と「他者信頼」、「他者貢献」の3つ。 ありのままの「このわたし」を受け入れ、「変えられるもの」と「変えられないもの」を見極めて変えられるものについては、変えていく”勇気"を持つことが自己受容。 他者信頼は、自分がその人との関係を良くしたいと思うなら、一切の条件をつけずに無条件に信じること。裏切られた時の痛みを心配して信頼することを怖れていたら、結局は誰とも深い関係を築くことができない。 自己受容と他者信頼できると他者を仲間だと見なせるようになり、他者貢献することができ、共同体に「ここにいてもいいんだ」という所属感を得ることができる。 他者貢献は自己を犠牲にするのでなく、むしろ自分の価値を実感する為になされるもの。 ☆ 人は「わたしは誰かの役に立てている」と思えたときにだけ、自らの価値を実感することができる。しかしそこでの貢献は、目に見えるかたちでなくてもかまわないし、他者からの承認も要らない。誰かの役に立てているという主観的な感覚、つまり「貢献感」があればそれでいい。すなわち、幸福とは「貢献感」のことなのだ。 ☆ 自分が劇場の舞台に立っている姿を想像し、このとき、会場全体に蛍光灯がついていれば、客席のいちばん奥まで見渡せるだろうが、自分に強烈なスポットライトが当たっていれば、最前列さえ見えなくなるはず。われわれの人生もまったく同じで、「いま、ここ」に強烈なスポットライトを当てていたら、過去も未来も見えなくなる。 人生は線ではなく点の連続、つまり連続する刹那であり、過去も未来も存在しない。過去にどんなことがあったかなど、あなたの「いま、ここ」にはなんの関係もないし、未来がどうであるかなど「いま、ここ」で考える問題ではない。「いま、ここ」だけを真剣かつ丁寧に生きるべき。 ☆一般的な人生の意味はない。「人生の意味は、あなたが自分自身に与えるものだ」。 他者から嫌われることを怖れず、他者の人生を生きない、自分だけの道、自由を選ぼうとする時の指針として「他者に貢献するのだ」という導きの星を見失わなければ、その方向に幸福がある。 そして刹那としての「いま、ここ」を真剣に踊り、真剣に生きよう。過去も見ないし、未来も見ない。完結した刹那を、ダンスするように生きる。誰かと競争する必要もなく、目的地もいらない。踊っていれば、どこかにたどり着くだろう。 世界とは、他の誰かが変えてくれるものではなく、ただ「わたし」によってしか変わりえない。
0投稿日: 2025.02.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
うーん、、すこし難しかった!!!でも、会話形式になっているせいか、すごく難しいという程でも無かった。私自身人から嫌われるのが怖くて、嫌われないようにみんなの役に立っていたいという気持ちが自分の首を締めてしまうことが多かった。だからこの本を読んだ時、「相手が自分を嫌うことは相手のタスク(課題)だから自分自身がどうこうできることでは無いので気にしなくていい」という言葉が本当に救ってくれた。 まだ、理解出来ていない部分とか忘れてしまっている部分もあるので、何度も何度も読み返していきたい。
1投稿日: 2025.02.25
powered by ブクログ難しく一回読んだだけでは三分の一も頭に入らなかったような感じがする。 けど、自分自身がすでにアドラーの考えのような考え方で過ごしていると思うところも多かった。 世の中に生きづらさを感じている人には、多分とてもよいと思う。
1投稿日: 2025.02.24
powered by ブクログあまりにも有名すぎる本なので読まず嫌いせず読んでみた。「青年」の口調の荒さに何度か本を閉じそうになったが、アドラー心理学の触りは理解できた気がする。 対話形式にしたことでとっつきやすくはなっている気がするが、「青年」のせいで話の理解が進まない面もあり、微妙だった。
0投稿日: 2025.02.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
●2025年2月22日、当然この本は知ってたけど想像つくので読まずに来てしまった。 YouTubeで「本を読むこととお金持ちになること」と検索して出たショート動画「保存必須!賢くなれる本3選」のコメ欄で、皆がおすすめしてた本。 コメ欄より:①嫌われる勇気 ②アドラーの嫌われる勇気は人生を救ってくれた1冊 https://youtu.be/zW1jx6LS4ko?si=EpTXRbzGwUm9u9fN ●2026年1月9日、ヒロトさんがこの本のことをツイートしてた。 ツイート: 「もちろんアドラーなんかより全然凄い私であるが、みなさん、嫌われる勇気読んだことある人は多いと思うが、本当の意味でそれを実行できている人はいないと思われる。 「自分が自分らしく在ること。」 それを突き抜けること。 そうすると、めっちゃ嫌われたり、めっちゃ好かれる。そう思う。 さっきもリポストしたモブにブロックされた
0投稿日: 2025.02.23
powered by ブクログ原因論<目的論。〇〇だから△△になってしまった、ではなく□□したくないから△△なのである、と考える。過去の原因が理由で現在があるのではなく、未来の目的のために現在の姿があると著者は述べる。 劣等感と劣等コンプレックスの違い→どちらも「自分は未熟である」と認識する状態のことであるが、劣等感は未熟であるが故に成長しなければならないと努力や成長の促進剤となり得るものである一方で、劣等コンプレックスとは自らの劣等感をある種の言い訳に使い始めた状態のことを指す。 対人関係の悩みの解消法→課題の分離。自分の課題と他者の課題を分離する。他者が抱える悩みに介入しようとするから悩みが生じる。それは親子でも一緒であり、ある程度の距離感は必要。他人の人生は自分の人生ではないと同様に自分の人生を他人が生きてくれるわけではない。自分の課題にも他者を絶対に介入させない。その結果、嫌われる勇気が必要となる。ここでは無理に嫌われる選択をするのではなく、その行動をとった結果嫌われることを許容するべきだという主張。そんなふうにして嫌われるくらいの他人ならばそこで関係を断つべきである。 共同体感覚こそが人生の幸福。自分はここにいていいんだと自分で認めること、これこそが共同体感覚。そのために労働がある。自己受容・他者信頼・他者貢献の3つを回していくことが大切。自分をありのまま受け入れ、他者を無条件に信頼し、他者に貢献していく。貢献することで自己の有用感を高めてありのままの自分を受け入れる…といった具合にサイクルを回していくことが重要。そのためには、「今を生きる」。刹那的な瞬間の積み重ねが人生。一瞬一瞬を悔いなく生きることで、自分を自分として受け入れることにつながる=幸福感の醸成。
0投稿日: 2025.02.21
powered by ブクログあまりのベストセラーで、長いこと読むのを避けていた。久しぶりに電車内の広告を見て手に取った。青年と哲人の真剣かつ粘り強い対話を通じて、アドラー心理学について理解が深められた。目からうらこ、の感動の一冊でした。
0投稿日: 2025.02.20
powered by ブクログ内容の結論が後半になっており読むのに体力が必要に感じる前半はストレスさえ感じるものでした。 自分の環境がたまたま時間が作れる時であった事で最後まで読むことが出来ました。 今、自分が取り組んでいること、壁に感じ不安に思っていることに対して素直に向かう力を得た思いがしました。 哲学というものを理解するために対話形式で現実的な考えと戦わして書いてあるところも良かったです。 また一度読み返してみたいと思えた本に出会えました。 ありがとうございます。
5投稿日: 2025.02.17
powered by ブクログアドラー心理学を対話編形式で述べた本。 アドラー心理学の云うことは、極論にも、当然のことのようにも感じるものであり、読後でも詭弁だと恐れる人は居るだろう。 しかし人生を歩む上で、人付き合いについて考えるいい機会になるのではないか。
0投稿日: 2025.02.16
powered by ブクログ基本的に自分の考えと近く、するっと読めた。「信頼」という言葉の使い方に違和感があったが「尊重」と置き換えると納得できた。幸せになるための理論だと感じた。 ※「信頼」を「期待」に近い意味合いで捉えていたため、アドラー心理学における「他人の行動変容に期待しない」という考えと「他者信頼」の考えが相反するように感じられたが、「相手は期待に応えてくれないかもしれないが、それでも人間として尊重する」という考えに置き換えると合点がいった。期待しないからこそ自分の行動は自由になり、他人への感謝が生まれる。そして共同体意識が芽生え、尊重する他者に貢献することができる。
4投稿日: 2025.02.15
powered by ブクログ人生のバイブル。 全ての考えに肯定できるわけではないが、生き方の基礎となる考え方が身につく本。 何か始めたい、八方美人で自分だけ損してる気がする、コミュ障で人とのコミュニケーションが苦手などほぼ概ねどんな人にもささる本
0投稿日: 2025.02.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
アドラー心理学、ある程度理解してても実際に行動出来るかと問われれば、出来ない事の方が多い。 文面だと、簡単に見えてしまうから行動出来ない自分に歯痒い感覚になった。 自分の考え方を改めてされられる一冊になった。 また、時間をおいて読んだ時が楽しみだと感じる本でした。
0投稿日: 2025.02.09
powered by ブクログ有名な本だけど、やっと読んだ。 自己啓発本は世に沢山あるし、哲学の本も読んだりしたけど それらの本と比べてこの本が取り立ててすごいかって聞かれると、よくわからない。 自分には響かない内容だったかな。 やりたいと思うこと、その都度やってきたし。
0投稿日: 2025.02.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
人間関係に翻弄される。それを断ち切り、自分に素直な自由な人生を生きる。 承認欲求・劣等感・課題の分離・共同体の声…他者を気にしていることが如何に自分を縛っている人生になっていたのか、知らされました。 今の仕事上の人間関係では、ある程度吹っ切れて打ち込むことができていますが、それでもまだ自由ではないのかな?と思うこともしばしば…。 ここで書いたことを時折読み返して、自分が自由になる生き方をより楽しんでいきたいと思います。 ★何が与えられているかではなく、与えられたものをどう使うか?持っているもので自分はどうやって幸せになるかを考える。 ★人が変わるためには「今のライフスタイルを改める」という決心が必要。「もしも〜だったら」と思っているうちは人は変われない。 ・劣等感=主観的な思い込みであり価値判断方法の一つ(客観的事実ではない)つまりは主観=自分の手で選択可能であり、好きなように解釈できてしまう。 ★誤りは潔く認めること。謝罪する。権力争いから降りる。=負けではない。(勝ち負けと思っている人間は愚かで哀れくらいに思っておこう)勝敗の眼鏡を外して正しい選択を客観的に見る。 ・対人関係を回避することが人のことを嫌いになる真因である。ネガティブな口実を作って人生のタスクを回避しようとしている。 ★他者からの承認を求める=他者の人生を生きている。他者の期待を満たすことは本質的な目的を失うことにほかならない。 ・課題は誰ものかを冷静に見極める。解決に導いたとしても最終的な決定者は相手であり、そこに自分が踏むこむべきでない。 ★他者の課題に介入する=自らの人生を重く苦しいものにする。とにかく「自分の真実最善の道を選ぶこと」のみに徹する。 ・自分は成果の中心ではない。「周囲が自分に何をしてくれるか?」ではなく、「自分は相手に何を与えられるか?」を考える。=所属感の獲得・共同体へのコミットにつながる。 ・自らの習慣によって自分自身が共同体にとって有益であると思えることが自らの価値を実感できるようになる。 ・褒めるという行為は「上下関係」が生まれる。その背後には操作という目的がある。すべての対人関係をフラットに考えよう。 ・人は他者に対して勝手な理想像を作り上げてしまう。目の前のありのままを見て、そこにいてくれることを喜び、感謝する(家族)。ゼロからの加点方式。 ・信頼=他者を信じるに当たって一切の条件をつけない。無条件で信じることで対人関係を好転させることにつながる。裏切られたとしてもそれは他者の課題であり、自分にはどうしようもできないと割り切ってしまう。 ・他者貢献とは「私」の価値を実感するためにこそ、なされるもの。仕事の本質=他者貢献であり、所属感を」得られる手段。 ※他者承認は目的にしない。 ・ありのままの自分を受け入れ「自立する」他者信頼と他社貢献を持って、社会と調和して暮らす。そのためには「私には能力がある」「人々は私の仲間である」という意識を持つことが大切。 ・他者貢献は目に見えなくても良い。主観的に貢献感があればOK。 ★「今、ここ」だけを真剣に生きるべき。今できることを真剣かつ丁寧にやっていく。 ・他者貢献という目印を見失わない限り、迷うことなく何をしてもOK。嫌われても自由に生きることができる。
2投稿日: 2025.02.08
powered by ブクログ・自己受容 ・他者信頼 ・「導きの星」他者貢献 ・「人生はクルクル回るダンスのようなもの。気づけばここにいた。」でよい。 ・「今、ここ」刹那・点を真剣に生きる。 ・普通であることの勇気 ・神よ、願わくば私に、変えることのできない物事を受け入れる落ち着き(肯定的な諦め)と、変えることのできる物事を変える勇気と、その違いを常に見分ける知恵とを授けたまえ ・他人に関心を寄せる →横の関係を築くこと →勇気付け →共同体で有益な存在であることを実感 →自信となる ・課題の分離 →これは誰の課題か。自分?他人? →他人の課題を抱え込む必要はない。 ・原因論から目的論に ・他人と比べるのをやめる。 →総理大臣になっても満足できない →皆、無名の徒 ・アドラーは承認欲求を否定する。 ・アドラーはトラウマを明確に否定する。 ・過去の経験に「どのような意味を与えるか」が大切 ・自分が自分のために自分の人生を生きなければ一体誰が自分の人生を生きるのか。
9投稿日: 2025.02.08
powered by ブクログアドラー心理学の考え方を対話形式で紹介した本。 アドラー心理学について全く知見がなく、基本的な考えだけでも知りたいと考え、この本を手に取った。心理学は統計的な手法を用いて、心のメカニズムを解き明かす学問のイメージがあるので、本書の内容は思想や哲学に近い印象を受けた(実際、本書でもそう述べられている)。 本書を読んだ後にアドラー心理学について少し調べてみたが、アドラー心理学の基本的な考え方について、少し極端な言い方をしすぎているような気もする。例をあげると、「トラウマは存在せず、自分の目的を正当化する理由として、トラウマを用いているだけだ」というような記載があったが、本書を読んだ後に簡単に調べた範囲だと、アドラーはそこまでの極論は言っておらず、「過去に起こった出来事によってのみ現在が規定されるわけではなく、過去に起こった出来事は、現在の我々の行動でその意味を変えられる」という考え方なのだと理解した。仮に本書での説明をそのまま受け取るのであれば、PTSDなどで意に反して生活に支障を来している人は数多くいるので、トラウマの現在への影響を軽視することは賛同できない。 ただ、同意できることも数多くあり、今この瞬間を精一杯生き、それが繋がって人生が形成されるという考えは大いに共感できる。こういう積分的な人生の捉え方は、余計な不安から自身を解放する一助になると思う。また、本書のタイトルもなっている自分の領域と他者の領域を切り分け、他者に嫌われるとことを自分の問題として捉えないと言うところも、精神衛生上非常に大切な考え方だと思う。 余談だが、本書に登場する「青年」の口調から昭和感が溢れており、「いつの時代の青年やねん」と楽しくツッコミながら読んでいた。
3投稿日: 2025.02.08
powered by ブクログ上司にお勧めされた本。 自分と他人を分けて考える考え方を教えてくれる本。「馬を水辺まで連れて行けるが、飲むかを決めるのは馬。」 なにが課題でなにをすべきを伝えることはできるが、それをやるかはその人次第。 その人がそれを聞き入れ行動に出た時に援助をしてあげるのが、あるべき姿。 また、徹底して現実主義。 ①原因論ではなく目的論 今の自分の現状、行動は自分が目的があって行なっていること。 現状に嘆いているのは、その方が自分に都合が良い理由があるから。過去に、周りに原因があって嘆いているわけではない。 ②嫌われる勇気=自由になる勇気=幸せになる勇気 自身が幸せになるためには、他者貢献。 一般的な人生に特に意味はない。人間の良いところは自分で自分の人生に意味づけができる。 他者貢献はその幸福な意味づけのために道標。 そこに承認欲求や、他人からの評価は関係なく、自分が他人に貢献できている存在であると言う認識を持てることが全て。 全ての問題は対人関係であるが、その対人関係すらも自分で決めていることであり、存在として、自分が見えている範囲だけでなくもっと広い共同体の一部として貢献していると言う感覚を持つことでその問題となっている対人関係すら問題ではなくなる。 ③「いま、ここ」に生きる 人生は線のつながりではなく、「いま」という点の連続。 旅行、ダンス。 スタートとゴールを最短で進むことが人生ではなく、ゴールに向かって「いま、ここ」の瞬間、瞬間を必死に生きること、その過程こそが人生。 まだ、この本をしっかりと理解し切るには時期尚早。一方で時期が来たらまた読むべき本。
1投稿日: 2025.02.08
powered by ブクログそんな考え方になれば楽な部分もあるだろうけど、そんな人は多分なかなかいないと思うし、あまり実践しようとも思わなかった。 原因論より、どうしたら望むようにことが進むかを考えて行動する、という点は育児に役立つのかなと思った。 例:5歳の息子が、コップを持って走り回り、水が溢れる→ 原因論:息子がいけないことをしたから、怒る(これが一番効率的だと思っている) アドラー:どうしたらそのようなことをしなくなるのか、考える)
3投稿日: 2025.02.06
powered by ブクログアドラーは、最終的な1番の幸せは、仲間だと見なした人達のなかに自分の居場所があると感じられることだと考えています。もし人生に迷ったら、ほかの人をしあわせにしてあげて、と。ほかの人が自分になにをしてくれるかではなく、自分がほかの人になにをできるかを考え、実践していくと、自分自身もしあわせを感じることができるのです。 この本を読んだら、こんな綺麗事できるようになるのかなあ、と考えると思います。でも、この考え方を習得するのに10年はかかると著者も書いています。大切なのは、このような理想的な考え方をできない自分を責めるのではなく、少しでもそういう考え方に近づきたい、と頭の片隅においておきながら生きていくことであると思いました。
1投稿日: 2025.02.06
powered by ブクログ題名からなんとなく敬遠していた。「周りの評価は気にせず自分を貫こう」程度の薄さだと思ったら大間違い。人の悩みは全て人間関係。人間関係の悩みを解決する手段は、課題の切り分け。他人の課題に踏み込まない。アドラー心理学、もっと知りたい。
3投稿日: 2025.02.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
(内容に関係ありません!) ここまで本の内容にあった、表紙の温かみのある紙、文庫本のように柔らかさのある本文用紙、書体の太さや、組み替えが多いのに煩わしくない軽やかな組…最高の装丁でした。
1投稿日: 2025.02.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
①われわれの行動原理は原因論ではなく目的論 →あなたが不幸なら、それはあなた自身が選んだもの →あなたが変われないのは、自らに対して変わらないという決心を下しているから ②誰とも競争することなく、ただ前を向いて歩けばいい。 →健全な劣等感とは他者との比較の中で生まれるのではなく、理想の自分との比較から生まれる →今の自分よりも前に進もうとすることにこそ、価値がある。 →競争の先には勝者と敗者がいる ③他者の課題を切り捨てる →他者の期待を満たすように生きること、そして自分の人生を他人に任せること。これは、自分二嘘をつき、周囲の人々に対しても嘘をつき続ける生き方 →★自由とは他者から嫌われること ④他社を仲間だと見なし、そこに自分の居場所があると感じられる共同体感覚をもつ →自己への執着を、他者への関心に切り替えていく →目の前のちいさな共同体に固執することはない ⑤他者を信頼する。 →信頼とは、他者を信じるにあたって、いっさいの条件をつけないことです。 ⑥今をいきる →人生における最大の嘘、それはいま、ここを真剣に生きないこと →他者に貢献するのだという導きの星さえ見失わなければ、迷うことはないし、なにをしてもいい。嫌われる人には嫌われ、自由に生きてかまわない 人生のすべての悩みは対人関係にある。 仕事、家庭、友人関係、人が生きていく中で対人関係は切っても切り離せないもの。そうした対人関係の考え方として、大変参考になる本であり、繰り返し読みたい。 我々の行動原因は過去にはなく、自分で選択することができる。他者への貢献を常に意識することで、自由に生きることができると感じさせてもらえた。この本の考え方を常に意識し、理想の自分を目指して生きていきたい。
2投稿日: 2025.02.02
powered by ブクログとにかく難しい。青年と同じように頭では理解できるが実践できる気がしない。確かに実践できたらなんと人生はシンプルで楽になるだろうか...。とはいえそもそもアドラー心理学が真理で正解なのかも分からん。非常に「参考」にはなった。
1投稿日: 2025.02.02
powered by ブクログ人生のバイブル 対人関係のメソッド本だと思ってたけど、(まあそうなんだけど)そんな簡単にカテゴライズできないぐらいの人生論 読み進めるごとに点と点が繋がっていっていく感じが何回もある 【大事にしたいこと】 ・自分と他者の課題を区別する ・ただし他者は仲間であることを念頭に ・私は人生の主人公だが、あくまで共同体(全体) の中の一員 ・「私はこの人に何を与えられるか?」 ・褒めてもらうことを目的にしない ・他者を評価するのではなく感謝する ・どんな自分も受け入れる、他者を信頼する、そして貢献する ・幸福とは貢献感 ・過去も未来も見ない。完結した刹那を見てダン スのように生きる ・人生にうすらぼんやりとした光を当てない。「い ま、ここ」に強烈なスポットライトをあてると過去も未来も見えないはず。
5投稿日: 2025.02.02
powered by ブクログ転職して職場で1番新人である今、低姿勢なイエスマンになりつつあるのでアドラー的な考え方は意識していきたい。 なかなか極論に近いアドラーの考え方を青年と哲学者のやり取り形式で順を追って説明してくれることでスムーズに理解できた。 また、行動ではなくて考え方のテクニックなので、すぐに実践できるし、ビジネスのみならず日常生活や子育てにも活かせると感じた。
4投稿日: 2025.02.01
