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嫌われる勇気
嫌われる勇気
岸見一郎、古賀史健/ダイヤモンド社
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総合評価

3291件)
4.3
1552
975
410
81
21
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    2025.8.9読了 青年の主張は、今を生きる現代人の気持ちそのものではないでしょうか。 このストレス社会、他人の目を気にして、自分の評価を気にして、家庭では家族の目を気にしてと、アドラーのいう自由とは程遠い生活を送っています。 そんな現代人こそ、哲人を通したアドラーの教えが刺さるのだと思います。 自分自身も、青年に同調できる部分がたくさんあり、そこを哲人がうまくアドラーの教えから生き方を教えてくれました。 人生のバイブル本となり得る一冊です。 人は対人関係のなかで「わたしは正しいのだ」と確信した瞬間すでに権力争いに足を踏み入れているのです。p107 →権力争いに踏み込むと、自分の主張が誤っていることを認めることは負けにつながる。よって、勝負するのではなく、他人がどう言おうと、自分が正しいと思う意見は貫き通す。 自分の信じる道を選ぶこと。その選択について他者がどのような評価を下すのか。これは他者の課題であって、あなたにはどうすることもできない話です。p147 →自分と他人の課題を明確に。それだけで人生はシンプルになる。 いちばん大切なのは、他者を「評価」しない、ということです。p205 →評価する、される時点で横の関係ではなく、縦の関係となる。ありがとう。助かったよ。という言葉こそ横の関係。

    2
    投稿日: 2025.08.09
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    初めて自己啓発系の本を読みました。 哲学者の教えをただ素直に受け入れることはせず、自分が言語化できないような、煮え切らないような気持ちを青年が代弁してくれているところがよかったです。しかし、哲学者、ひいてはアドラー心理学の考えは、納得できる物でした。自分は今、恋愛面において、将来についてあまりいいイメージができていませんでした。だから、この本に書いてあった、「今、この瞬間を生きること。」の一言がすごく心に響きました。過去の過ちにいつまでも囚われることなく、前に進見続けなくてはという気持ちになりました。たまに落ち込むこともありますが、今日この瞬間から前を向いて生きていこうと思いました。

    1
    投稿日: 2025.08.08
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    タイトルのインパクトが強いが、あまりタイトルに相応しいとは思わない。 "七つの習慣"的な生き方本。 課題に対して自分の領域と他者の領域を切り分け、自分の領域に集中しよう。 "過去、トラウマ"についても非常に良い見識が得られた。 昨今SNSでは頻繁に見られる、"幼少期にどうだった"、"過去こういう生き方をした人は〜"、などの人々が持つコンプレックスを刺激してくるような言説に対して大きな反論を自分に用意できた。 「もしかしてお前アドラー読んでないのに、自己投資とか自己啓発とか言ってるのか?」 訳本ではないため非常に読みやすかった。

    1
    投稿日: 2025.08.07
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     やはり名著だと思う。 「人間の悩みのほとんどは人間関係」とか、「あなたが変わらないでいるのは自らに対して「変わらない」という決心を下しているから」とか、「我々は同じではないけれど対等」など、もう金言のオンパレード、アドラー心理学の入り口に最適な1冊であり、人生を変えるきっかけになる1冊だと思います。私はそれくらい影響されました。  今のくそな世の中、いろいろ考えてしまうけれど、「今、ココ」の自分というのを改めて大事にして生きていきたい。後悔のないよう、全力で生きるに値する普通の人生にしていこうと思いました。また読みます。

    20
    投稿日: 2025.08.05
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    図書館で借りて1回だけ読んだ。 読み終わって色々考えた。結構考えた。し、すごい感銘を受けてた。 感想を途中まで書いて、友達と遊ぶ予定があったから遊んでたらいつの間にか話し合いフェーズ入って、自分が自信もってた考え方がほぼ全てぶち壊れた。もう分からなくなった。 で、もうその感想の続き書けなくなっちゃった。 また読む。

    0
    投稿日: 2025.08.05
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    自分の信念で自由に生きると、必ず一定数の人から嫌われる。全員から好かれることなど不可能である。他者から嫌われることを怖れず、自分の生き方を貫くということに深く共感した。私も自分の信念を貫き自由に生きているが、これでよいのだと安心できた。今後は、「他者に貢献する」ということをもっと意識したい。 また、普通であることの勇気という言葉にも共感した。私も昔は特別な存在になりたいと思っていたが、今は「いま、ここ」を充実させることに徹している。「いま、ここ」が毎日充実していれば、幸せな人生を歩める。これからも、「いま、ここ」を真剣に生きていきたい。

    4
    投稿日: 2025.08.04
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    青年との対話形式で書かれているから読みやすかったです。青年は誰しもが抱えるような不満をぶつける形で会話を進めていくので、誰かではなく誰しもが読んで欲しいなと思いました。

    3
    投稿日: 2025.08.02
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    星が5個しか付けられないのが残念。 自分は物語に出てくる青年と同じような考えを持っていて、これまでの人生が正直苦しかった。 この名著を読んで、そもそもの自分の考え方が間違っていたことに気がづいた。 誰の人生でもなく自分の人生だ。 これからいい人生にしよう。

    4
    投稿日: 2025.08.01
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    タイトルから想像する話とは全然違った。世界の、人生の見方が変わる本。単に気持ちが前向きになる的な本でもない。 人の悩みはすべて対人関係の悩みである。 自由とは他者から嫌われること。 他人にどう思われてるかと考える内は、対人関係のカードは他者が握っている。 登山の目的は単に頂上に行く事ではない。頂上に行くだけならロープウェイやヘリコプターで頂上に行けば良いのだ。目的地に向かう道中すべてに価値がある。 人生は直線ではなく、連続する点の集合体。我々は「いま、ここ」にしか生きられない。

    4
    投稿日: 2025.07.31
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    衝撃的だった。 目的論の考え方。 全ての悩みは対人関係。 他者介入はしない。 ほんとに自分にとって参考になる本に出会えた感がすごい。

    0
    投稿日: 2025.07.30
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    この本を読んだ後、自分の視界がクリアになって体が軽くなったのを感じられる一冊だった。 もっと早く出会いたかった!でも今出会えて良かった!! 見応えのある内容で、自分の中で考えを整理しながら読んでいった。 今、この本を読むことができて本当に良かった…!!!!!!!!!

    6
    投稿日: 2025.07.29
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    ひとつだけお気に入りのキーワードを言うとしたら「「いま、ここを真剣に生きる」」。今まで物事を先延ばしにしたり、嫌われないように他人が喜ぶ行動をして不自由な人生を送ってた自分には刺さる1冊。今すぐ変わるってことは難しいと思うけど、少しずつ意識が変わっていけば、おのずと環境とか自分が変わっていけるような気がしてくる、そんな本。

    1
    投稿日: 2025.07.29
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    途中離脱。 なんでこんな評価高いのか謎。 アドラー心理学ってただのリフレーミングであって、心の弱い人とか自分に自信のない人の為の心理学だなぁと思った。 読んでいて度々ん?となる事が多かったし、所謂弱者に対しての救いの言葉のような感じでとてもつまらなかった。 導入はアドラー心理学ってこんな感じなんだ!今までにない感じで面白いかも!と思ったが読み進めるうちにマインドコントロールでしかなくて共感出来なかった。 自分に自信が無い人は読んだらいいのかも。 やはり自己啓発本って苦手。

    0
    投稿日: 2025.07.29
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    図書館で借りた。 40何人待ちの人気図書みたい。 人間関係、自分の捉え方、幸せになるとはなど、哲学的な内容を対話形式でわかりやすく盛り込まれていた。 作中に、この本に書かれているアドラー心理学とは出会うべき時に出会うようになっているとあった。 一読だけでは全ては分からないし、時折読んでいて眠くもなるけど、今出会った意味があるんだろうし、この図書を待っている40数人も今出会うべき人たちなのかなぁと思いながら読了。 今日から少し考えが変わるかも。 また手に取って、もういちど出会う時があるかもしれないな。

    6
    投稿日: 2025.07.28
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    何度も読んで深く理解したいと思った。 自己啓発本で感銘を受けたのは初めて。 子供が大きくなる前に深く理解したいと思った本。

    0
    投稿日: 2025.07.27
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    幸せになるのだと、自分で決める勇気。 自分で読んで、理解しなければ、始まらない。 耳が痛いことをたくさん言ってくるけど、最後まで反発したり、最後まで論破しようとしているのであれば、不幸を選び続ける人だろう。

    0
    投稿日: 2025.07.27
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    自己啓発本と言えば、と聞かれればこの本の名前があがる。それほど有名な作品だったので、気になり読みました。 対話形式で進めていくので読みやすい。 しかし、内容が難しい! アドラー心理学は「自分が変わるための心理学」 先生の話は理論的には納得できますが、実践が難しい。青年の言うように、理屈に感情が追いつかない。 自分の日常生活に落とし込めながら読むと良いのかも。 アドラー心理学を理解するまでに年齢の半分かかる、まさにその通りだなぁ…。 時間を置いて、また読みたい1冊。

    0
    投稿日: 2025.07.27
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    こういった自己啓発本を初めて読みました。対話型で進んでいくので難しく構えずに読めたと思う。矛盾してるけど内容は理解が追いつかない所もあったのでまたもう一度読んでみよう。

    0
    投稿日: 2025.07.26
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    読みやすく、アドラー心理学の考え方を再確認しやすかった。 全てを実践していくには時間がかかりそうなので、手元に置き読み直しながら吸収していこうと思う。

    0
    投稿日: 2025.07.26
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    次読む本を探していた時にこの本を知った 次読むのは物語系とかミステリー系を探してて この哲学系は初めてだったけど 読んでよかった。考え方がすっきりする。 読んで間違いなし。次読む本に迷っているならこれが1番オススメです。

    0
    投稿日: 2025.07.23
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    今の自分の境遇は今の自分が望んだ結果であり過去は関係ない。翻せば、今を生きることでこれからの人生も如何様にもなる。嫌われる勇気を持つには思考の訓練が必要だが、将来に希望を与えてくれた本。

    0
    投稿日: 2025.07.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    250719 また返却最終日に爆読み!こまめに分けて読んだことない笑、次回から本読む時タイマー!ダラダラ読んでも意味ない 対話形式になってるからすらすら読めてよかった←これ大事 ●答えとは、誰かに教えてもらうものではなく、自らの手で導き出していくもの(chatとか使いすぎず人の意見に惑わされず、そしたら迷わない) 必要なのは交換ではなく、更新 ●人はいつでも、どんな状況下でも変われる。あなたが変われないでいるのは、自らに対して「変わらない」という決心を下しているから(そうかもー、、) ● つまり人は、いろいろと不満はあったとしても、「このままのわたし」でいることのほうが楽であり、安心なのです。ライフスタイルを変えようとするとき、われわれは大きな勇気を試されます。変わることで生まれる「不安」と、変わらないことでつきまとう「不満」。きっとあなたは後者を選択されたのでしょう‼️はいそうです!! ● アドラーの目的論は「これまでの人生になにがあったとしても、今後の人生をどう生きるかについてなんの影響もない」(そんなことはないと思う、いくらでもやり直せるって捉えられるけど転職とか厳しい時もあるし点が線になってるんじゃないの?) ●可能性の中に生きている(〜がなかったら〜できるという失敗した時の言い訳を自分で作っている)私 ● 健全な劣等感とは、他者との比較のなかで生まれるのではなく、「理想の自分」との比較から生まれるもの(響いた、それだ) ● われわれが歩くのは、誰かと競争するためではない。「いまの自分よりも前に進もうとすることにこそ、価値がある」のです(うーん、まあそりゃそう) ●人生のタスクから逃げるな!! 「仕事」とは、会社で働くことを指すのではありません。家庭での仕事、社会への貢献、趣味、全てが仕事である(人生のタスクって表現やば〜) ● 「自分は100点なんだ」と言い聞かせるのが自己肯定、60点の自分をそのまま受け入れた上で「100点に近づくにはどうしたらいいか」を考えるのが自己受容(おもろい違いだ) ● 人生は連続する刹那であり、過去も未来も存在しません。あなたは過去や未来を見ることで、自らに免罪符を与えようとしている。過去にどんなことがあったかなど、あなたの「いま、ここ」にはなんの関係もないし、未来がどうであるかなど「いま、ここ」で考える問題ではない。「いま、ここ」を真剣に生きていたら、そんな言葉など出てこない。(AIに言われたことある〜) ● あなたはまだお若い。それだけ人生の早い時期に学び、早く変われる可能性がある。早く変われるという意味においては、世の大人たちより前を歩いている。(でももう若いって言われるけど若くないって思いながら行動しようと思った、、スマホ時間とか?)

    1
    投稿日: 2025.07.21
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    アドラー哲学の入門書。 我々を苦しめている劣等感の正体は? 人生の嘘とは? 褒めてはいけないってどうして? 一見すると理解ができない問いを通して、人生が少し生きやすくなる。そんな本だった。

    1
    投稿日: 2025.07.20
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    私自身が過去が今をつくっている、過去は変えられないから仕方ないという考えだったので、「外に出たくないから、不安という感情をつくりだしている」原因論の考え方が目から鱗だった。 自分が正しい、他者を変えようとするのはとても傲慢なんだなと反省… ただ、共同生活を送っていて、なんで私ばっかりやってるんだろうと思うことはある、自分の考え方を変えるだけだと現状の負担率は変わらないので、こういった時の対処法が知りたい(他者は変えられないから結論としてはこの共同体を離れるしかないんだろうか、この共同体が好きだから上手くやっていきたいのだか)。アドラーに関する別の本も読んでみたいと思った。

    0
    投稿日: 2025.07.15
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    何年も前からどこの書店でも目立つところに並んでいるこの本。「世界はどこまでもシンプルである」「誰もが幸福になれる」その理由とは? 哲学者(哲人)と青年が議論していく会話方式でこの本は進んでいく。 アドラーの解釈に対して疑問や感じた矛盾を青年が代弁するかのように質問し、それに対して哲人が返していく。 とても読みやすかった。 今この瞬間を全力で生きる。 他人の気持ちは変えれない変えようとしない。 自分も他人も生きているだけで貢献している。 だからこそ他者からの承認はいらない。 誰かの承認を求める=誰かのために生きている 自分のために精一杯生きよ。

    17
    投稿日: 2025.07.15
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    久々に読み返した。以前読んだ時に身になっていた部分もあるが、再読すると新しい場所が心に残るものだな、と思った。 ・目的論的な考え方(e.g. 「外に出たく無いから不安という感情を作り出している」、「自分自身は自分の経験によって決定されるのではなく、経験に与える意味によって自らを決定するのである」)というのは、確かにそうで、勝手に自分自身が物語を作り出している側面、そしてそういった物語が逆に社会に喜ばれる側面があるな、と感じた。(それは真実というわけではないのに。) 不幸な人は、自分が不幸であることを選んでいる、というのも興味深い。確かにそのように見える人は多い。 例えば、身長が低いことに劣等感を抱いているのだとしても、それは身長が低いということが真に劣等性を持っているわけではなく、私自身が身長が低いということにれっという感という主観的な解釈をつけているのだ、ということ。私が自分に対してネガティブに思っていることも、それは勝手に自分が劣等性を付与しているだけ。(人と話すのが苦手、等。例えば) 恋愛で相手の嫌なところが目立ってくるのも、本当に相手の嫌なところが目立ってきたのではなく、自分の目的が変わって、嫌なところを目につくようにして、別れるための材料を探しているから。その目的の変化自体が、嫌なところを目につけさせている。 ・アドラーによれば、優越性の欲求も劣等感も正当な成長をするためには必要なものである。ただ、他者との比較に使ってしまうのは、あまり良くない。理想の自分自身に辿り着くための手段として利用すべき。 例えば、権威にかこつけて自分を自慢するのは、自信が無い人がやることであり、あまり好ましくない。(自分はよくやってしまうので注意する) 人間同士は対等であり。同じ地平の、前を歩いていようと、後ろを歩いていようと関係なく、縦の軸が存在しない平らな空間を歩んでおり、今の自分よりも前に進もうとすることだけに価値がある。 普通であることは、無能であることとは違い、わざわざ自らの優越性を誇示する必要などない。 ・他者を敵だと思う背景 全てを競争、の原理で捉えているから、そう思う。 敵ではなく、仲間だと思えたら、他者は味方になる アドラー心理学における人生のタスク ・自立すること(△) ・社会と調和して暮らせること(△) ・私には能力があるという意識(⚪︎) ・人々は私の仲間であるという意識(×) 現状を分析すると、金銭的な自立、社会との接続、の部分が自分の課題だと感じた。 引きこもりの人は、仕事がしたくないのではなく、仕事にまつわる人間関係を避けたい(できない人だと烙印を押されたくない)、というのが先行している、とのこと。確かにそうだと感じる。 ・「他者の課題には介入せず、自分の課題には誰一人として介入させない。」 親をどれだけ悲しませようと、悲しむという結果をとっているのは親の行動であり、私自身ができることではない、それは他者の課題である。このように課題の分離を行うことが第一歩である。 このスタンスは、自分も今後非常に大切にしていきたいと思った。 人を嫌う、というのは、嫌う人自身の課題であり、自分自身の課題ではないが、そこまで介入しようとすると、自分ができないことまでできる、と約束したり、取れない責任まで引き受けてしまうことになる。そしてその嘘は発覚し、信用も失われ、自分自身の人生はより苦しいものになります。→他者の期待を満たすように生きることは、自分自身に嘘をつき、周囲にも嘘をつき続ける人生になる。これは取引先との関係で非常に思う。相手に認められたいが故、頑張ります!と言い過ぎてしまうきらいがある。その距離感が結局全員を失敗させることにつながっていた。 ・「自由とは、他者から嫌われること」である。 他者の評価を気にかけず、他者から嫌われることを恐れず、承認されないかもしれないというコストを払って初めて、自分の生き方を貫くことができる。 これは響いた。他者から承認されないことを受け入れて初めて、自分自身の生きたい、と思える方向へ進める。自由を得るために、自分は何かをコストとして支払うことになっており、それは他者からの承認である、というのがそのとおりだ、と思ったし、私は自由に自分の人生を生きる方を選びたいと思った。 ユダヤの教え:10人の人がいたら、1人はどんなことがあってもあなたを批判する、2人は互いに全てを受け合える親友になれる、7人はどちらでもない。 ・共同体感覚と、他者信頼・他者貢献について 続いて、私は世界の中心にあるわけでなく、私は人生の主人公ではあるけれども、あくまでも共同体の一員であり、全体の一部である、という認識が語られた。そして、共同体にコミットし、この人は私に何を与えてくれるのか?ではなく、私はこの人に何を与えられるか?を考えなければならない。と。そして現実がうまくいかなくても、大きな共同体の声を聞けば良いとのこと。 これは、自分自身を受容した上での、今の私にとってはネクストステージである、という感じがしたが、将来40歳くらいとか子供ができるような年齢になったら、その視座まで自分自身を引き上げられていたら良いなと思った。 ・横の人間関係を作るべき 人を褒めず、勇気づけをするにとどめる。ありがとう、嬉しい、助かったよ、など横の関係に基づいたアプローチをする。人を評価しない。そして対人関係は、横の関係か、縦の関係のどちらかに偏る。ので、私がもし一人でも縦の関係(相手を評価するような態度)になっていたら、私はあらゆる対人関係をたての関係で捉えている。 ・自己受容・他者信頼・他者貢献 他者信頼:一切の条件をつけずに、他人を信頼すること 他者貢献:他者を仲間であると感じた状態で、私の価値を実感するためにこそなされるもの 現在自分は自己受容の段階にいると思うが、次第に精神が熟達してきて、自立していったら、他者との関係性にも、より目を向けて行けたら良いな、と思う。 ・我々はいまここしか生きることはできず、その点の集合が人生であると捉える。今ここにスポットライトをあて、今できることを真剣に、丁寧にやっていくことが重要。何かを成し遂げたい、と考え歩んでいるいまここ自体が尊いのであり、最終的に何かを成し遂げられなくても、そのプロセス自体を喜び、楽しんでいればOK。

    1
    投稿日: 2025.07.14
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    読みやすい1冊でした。 「いま、ここ」という考え方はすごく生きやすいと感じました。どうしても、あとさきを考えて行動できないことがたくさんある。そこのしがらみがぱっと消えた感じでした。また若い世代にも読んでほしい1冊だなーとも感じました。

    0
    投稿日: 2025.07.14
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    まるでアドラー心理学のライブセッション。 物事は仕組みで解決すべきだと思っているが、これはまさに自分の思考や感情を仕組みで解決すること。 課題の分離は自分は半分ぐらいできている気がする。自分の子育てでもこれに当たることをかなり意識していた。「僕は結構冷たいんですよ」と時々言うけど、多分この課題の分離のことを言っている気がする。日ごろからスクラムのタスクにおいてwhatとhowの分離にいつも心を砕いているせいもあるかもしれない。でもって、自分がこう思っていること自体、優越性コンプレックスの一環かもしれないw いやー、おもしろかった。

    0
    投稿日: 2025.07.13
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    難しくてよく分からなかった。 今このときを生きていけばどこかに到達することはなんとなく理解できる。 承認欲求ではなく、他社貢献により自分自身で存在価値を感じること受容することがなかなか難しいと思った。

    0
    投稿日: 2025.07.10
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    長らく積読になっていた本ですが、もっと早く読むべき本でした。しかし今の自分だから、この本の内容が腑に落ちたのかもしれません。 アドラー心理学について、他の本も読んでもっと勉強したいです。 自分から始める、自分から変わる、「いま、ここ」を真剣に生きる、を肝に銘じて生活していきたいです。実践するのはなかなか大変だと思いますが、まずは「始める」ことから。

    0
    投稿日: 2025.07.10
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    新卒で手に取り、挫折し、埃をかぶっていた本でしたが、約10年の時を経て読み終えました。長いトンネルを抜けたような達成感を噛み締めています。 あの時なぜこの本を手に取ったか思い出せませんが、今必要な本だったのだと思います。 私は、過去・未来・他人のような自分でどうにもできない存在に思考を巡らし、足踏みしてきた人生だと思っています。 だからこそ、本書の「今ここに強烈にスポットライトを当てて生きる(いま、ここ)」と言う言葉が強烈に刺さりました。 一人で考え事をすると、連想ゲームのようにネガティブな考えが膨らみ、叫びたくなる時があります。 その時に、辛抱強く自分の感情とその目的に向き合ってみようと思いました。 本書は、私の長年の悩みに対する一つの答えを示してくれました。この出会いをきっかけに、アドラー心理学をさらに深めたいと思います。 続編である『幸せになる勇気』も、近いうちに手に取ってみたいと思います。

    1
    投稿日: 2025.07.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「総評:面白かったし考え方の再認識になった。もともと思ってたことと近かったかも。でも対話形式は読みづらい。」 ・主観の世界でいくらでも幸せに生きれる。客観データに意味が無いから、それに意味づけすることで主観を生む。 ・子育て、強制させても意味ない、放任も違う、何をしてるか知り、いざというとき援助する準備。その選択をして困るのが誰かをしっかり伝える。自分を変えるのは自分だけね。 ・母さんアドラーだったのかな。。。困るのあんただからってよく言ってた。生い立ち的には、諦めを知ったことで、どこまで頑張るべきか図れたのがよかったかも。親が頑固だとこれ以上粘っても議論しても仕方ないってなるし。ようは自分にできること、できないこと、コントロールできない範囲は明確に。そもそもコントロールしようというのもあまり良くない。感謝だけあればいい。 ・原因論は意味がないはそう。人生も同じ。でも、自分で意味付けはできる。対人関係を恐れているが、一部の問題を全体の問題と見なさないように。10人いて1人に嫌われて、それを気にする必要はないよねって話。幸福とさ貢献感。他者貢献し、それを主観で感じる。

    0
    投稿日: 2025.07.09
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    嫌われる勇気 対話形式で非常に読みやすく、自分ごとに落としながら自分の生き方、考え方、人間関係の構築について見つめ直すことができる一冊です。 各組織のリーダーが組織論を学ぶうえでも必読の書といえると思います。 また、今自分がどう生きるべきか、自分軸を整えるのにおすすめな一冊です。

    0
    投稿日: 2025.07.09
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     周りからの自分の評価を常に気にしていた私にとって、アドラーの教えは衝撃的だった。自分との考えの違いに驚きだったが、何だか少し気持ちが軽くなった気がする。また読み返してみたい。

    0
    投稿日: 2025.07.09
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    友達に勧められて読む。どうやらちょっと昔に流行った本らしいが、よく知らなかったので、友達がどういうことに興味があるのかなーという軽い気持ちで読んだ。ら、面白かった。いまや、アドラー心理学にちょっとハマっている。 対話形式はちょっと私は好きではなかったが、心理学とはきっと対話なのだろう。心理の勉強をしていたので、その点ではとても積極的に読んだのだけど、勉強に通ずるものがあるというよりは、私の日常に応用してみようという考え方が多かったように思う。 chatGPTに、アドラー心理学の考え方でアドバイスを求めながら人生相談するととても良い。

    0
    投稿日: 2025.07.09
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    他人からの評価を気にする人生を送ってた私にとって、自分の生き方とは真反対のアドラーの教えを学べて良かった。ただ、完全に理解するのはまだ難しいなと思った。

    0
    投稿日: 2025.07.08
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    社会人になりたての頃、この本を読んで衝撃を受けた。人にどう思われるかを気にしすぎて生きるよりも自分のすべきことをただ淡々とこなすことに重きを置け。こんな当たり前のような事ができていなかった。これを読んでから心が軽くなった。自分の気持ちに正直に生きやすくなった気がする。

    0
    投稿日: 2025.07.08
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    人間関係が人を幸福にするし不幸にもすることがよく理解できた。 他者への貢献が自分の人生をより良くするという意識がプライベートも仕事も充実させることに繋がる最大のものだと思う。この意識を持って行動してより人生を豊かにしていきたい。

    0
    投稿日: 2025.07.06
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    長いこと書籍売り上げランキングの上位にあるものの、タイトルで少し敬遠していて今まで読んでおらず、ようやく読んだ(実際に読んだのは、限定特装版) この本が発売されてから、アドラー心理学はあちこちで耳にするようになったので何となく知ってはいたけど、確かに大事なことが書いてあるようには思った。 ただ、心理学というよりは思考法といったほうがいいように思った。 内容は青年と哲人(哲学者)の対話形式になっており、また、難しい言葉の概念も少なかったので読みやすかった。青年は、非常に面倒くさいけど、憎めない性格で、面白かった。一対一になってまで、自分と違う考えの人を論破したい心理はいったいどこからくるのだろう。自分に自信がないといいながら、自分の考えのほうが正しいという自信があるように思えた。 どうして、相談という形ではなく、論破しようという形になったのだろう。元になった、プラトンの対話篇というのがそういう流れだったんだろうか。 デール・カーネギーやスティーブン・コヴィーにも影響を与えたとのことで、自己啓発の第一人者的な立場だったのかもしれないなと思った。まあ、似た考え自体は紀元前ギリシャ時代からあったようだけど。 トラウマを否定というのは、いうのは簡単だけど、記憶に残っている以上、そう簡単にはいかないだろうという印象。思い出したくなくても、ふとした時に思い出しちゃうトラウマってあるように思うのだけど、それはアドラー心理学としては、思い出したいからそうしたということになるのかな。 このへん、自分がまだちゃんと理解できてないだけなような気もするけど。 孤独を感じるのは、他者がいるからっていうのは、本当にそうだよなと思う。孤独を最も強く感じるのって、一人でいる時ではなく、飲み会などの大勢の場で、自分だけが誰ともしゃべってない時だと思う。なぜか自分はそういう状況によくなる。 承認欲求を否定するというのは、理解はできるのだけど、そんなふうに考えてるのはちょっと意外な気もした。まあ確かに、承認欲求があるせいで、むしろ不幸な目にあってる人も多いしね。自分が認めればそれでいいのは、確かにそうなのかもしれない。

    0
    投稿日: 2025.07.05
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    「課題の分離」という考え方が、とても参考になった。 これまで“承認欲求”という言葉は、SNSで充実アピールをしてる人のことであり、自分には当てはまらないと思っていたが、仕事などを通じて常に周囲の反応や評価を気にしながら生きていたことに気づいた。でもその考え方では、幸せになることはできず、他人の人生を生きることになる。他者も自分も、お互いの期待を満たすために生きる存在ではない。私の行動により他者がどう評価するかは、他者の課題。私は、他者への貢献感を主観的に感じれるように生きれば良いのだ、と発想の転換ができた気がします。 とはいえ、日常過ごす中で、課題の分離を忘れ、承認欲求が出てきてしまうこともありそうです。たまにこの本の内容を振り返りたいなと思える1冊でした。

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    投稿日: 2025.07.05
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    AmazonMusicUnlimitedに登録していたところ、月1冊audibleの視聴が可能になったため、初めてaudibleで読んだ(聞いた)本 いつものように概要を読み返して整理することはできないが、ピックしたコメントを残す にしても哲学者に対峙する若者がとても血気盛んだったので、逆にこちらの視点は一歩ひいて俯瞰的に話を聞けた気がする -行動面の目標- 自立すること 社会と調和して暮らせること -心理面の目標- 私には能力があるという意識 人々は私の仲間であるという意識 課題の分離 →他者の課題に踏み込まない 全ての悩みは対人関係によるもの 他社貢献を軸に今ココに集中して生きる

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    投稿日: 2025.07.03
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    高校の1年生時の担任がおすすめしていた本。 先生は「これを読んで俺は嫌われてもいいんだ、という発想を得た。と。常にこの考え方を頭に入れて生きている、と。」 それから3年経った今、本を読んだ。 考えが凝り固まっている青年が人と対話する方式で内容は進んでいった。 尊敬している先生がオススメしていたことで興味を持って購入し、読んだ本であったからか、すでにそのような考え方をしていたからか、そこまで本から学ぶことは少なかった。 だけど周囲に人間関係で悩んでいる友人がいるので、タイミングが来たらこの本を進めてみようかなと思う。 もう一度読んでみる。 一度開いたら最後までずっと読んでいたことから好きな本であることには間違いない。

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    投稿日: 2025.07.02
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    今、ここ、この瞬間から人生は変えられる。過去は言い訳にしない。他人と比べない。過去の自分や理想の自分と比べる。周りの人を仲間と思い、貢献する。感謝される生き方をする。 勉強?ってくらい、メモしまくった。 他人は変えられない。自分は自分、他人は他人と境界線を引くことは少し前から意識していたから、ちゃんと実践できているなって学びもありつつ。 まだ人生のタスクから逃げてる状態だな、って現状を把握したり。 青年がいちいち、怒りすぎてて、ちょっと落ち着いて?ってなったw自分の気合いを入れ直したい時に読みたい本。

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    投稿日: 2025.07.02
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    難しい けど、哲学心理学をここまでやさしい言葉で表現できるのが凄い!! 一般的な反論も交えつつ、 人間の悩みは人間関係である を色んな方面から説いてる

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    投稿日: 2025.07.02
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    数年前に途中まで読んで終わっていたので、もう一度最初から読み直してみた。 以前読んだ時は響いていた部分が響かなくなっていたり新しく響く部分があった。 その時の自分の環境や状況によって、感じ方が違ったり新たな発見がある本だと思う。 特に何かしらの悩みを持っている時期は、この本を読めば解決策が見つかるような気がする。 また時間を置いて読んでみたい。

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    投稿日: 2025.06.30
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    話題になっていたので読んでみました。 正直難しかったですが、備忘録用に。 ・怒りっぽい人は、気が短いのではなく、怒り以外の有用なコミュニケーションツールがあることを知らない。 ・馬を水辺に連れて行くことはできるが、水を飲ませることはできない。 ・自由とは、他者から嫌われることである。 ・褒めてもらうことに喜びを感じているとすれば、それは縦の関係(会社などの上下関係)に従属し、「自分には能力がない」と認めているのと同じ。 褒めることとは、「能力がある人が、能力のない人に下す評価」。 褒めてもらうことが目的になってしまうと、結局は他者の価値観に合わせた生き方を選ぶことになる。 褒められるっていうの盲点でした。 その時点で縦の関係が生じていたんですね。 期間を空けてまた読みたいと思いました。

    2
    投稿日: 2025.06.29
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    アドラー心理学を哲人と青年の対話方式で書かれている作品。 自己肯定感や承認欲求など人にとって持ち合わせている感性や気持ちの常識を覆していく。 承認欲求を満たすことで幸福感を得ようとすると、幸せにはなれない。 物事をとらえる時は原因論ではなく目的論で。 幸福とは貢献感から来るものであり、貢献感を得るためには自己受容、他者信頼、他社貢献の段階をふむことが必要になる。 周りの人々や世界を仲間と思えるようになれば幸せになることが出来る。 馬を水飲み場まで連れて行くことはできるが、馬に水を飲ませることはできない。 他人を仲間と思い、嫌なことをされたとしても他者に貢献するという行動は分からなくもないが、全てを納得できはしなかった。自分に悪意を持って、マイナスな行動をしてくる人に対して貢献をし続けるというのは原理ではわかっていても継続することはできないと感じた。これは自分自身が現状未熟であり、損得勘定を重要にしながら生きているからこの考え方になってしまっているのかは今は分からない。 しかし考え方の1つとして、思考の引き出しに持っていくことは大事なことだと思う。自分に出来ることは行っていきたい。 また、今ここを生きることの重要性は大学の野球を通して感じることが出来たし、人生の意味は自分自身が与えるものというところにも共感できた。

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    投稿日: 2025.06.28
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    何かで話題になっていたので。 ページを開くと、すべて会話形式。思っていた感じと違くて最初は抵抗ありましたが。 青年と哲人との会話で、自分の疑問を青年が代弁してくれてるのかと、なるほどでした。 ありのままの自分を受け入れること、人に対して信用ではなく信頼すること、他の人にどう思われるかではなく自分でどうするか決めること。対人関係は「横の関係」であること。「誰かの役に立っている」と思う自己肯定感を持つこと。線を生きるのではなく、点を、「いま、ここ」を生きること。 たくさんメモしたので、時々読み返したいと思います。

    2
    投稿日: 2025.06.28
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    Audiobookで聴きました。これも聴きやすかったです。ちゃんと作り込まれている!何やらAudiobookの聴かれている本の中でも上位だったらしく。(そらそもそもが人気ですしね。) 声優?さんもすごく熱が入っていて良かったです。 めっちゃ怒ってるのに、めちゃくちゃ素直やん!っていうやりとりが小気味良かったです。 人の悩みはほぼ人間関係に帰結する。なるほどぉ〜

    0
    投稿日: 2025.06.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    気楽に読めると思いきや対話形式のちょっと難しい哲学本であまり馴染めなかったのが正直なところでした。 自己の課題と他者の課題を切り分けるのは本当にその通りだなと思います。

    5
    投稿日: 2025.06.23
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    他人に囚われず、自分をしっかりもって生きる。勇気のいることだと思う。 しかし過去、未来に囚われず、「今、ここ」を真剣に生きていけばそんなに難しくはないと思った。 人生は自分が考えているよりシンプルなものだと思えた。 毎日を一生懸命に生きなければ、と思える本だった。

    0
    投稿日: 2025.06.23
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    すべてを理解しきれた訳ではないが、“自己肯定“ではなく、ただ受け入れる“自己受容“や、“他者貢献“といったテーマはとても印象深かった。

    1
    投稿日: 2025.06.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    アドラーの思想を、自分のことが嫌いな青年が哲人と対談することにより学んでいくという内容。 対談形式であることから反対意見に対する考え方も示されていて、疑問を解消しながら読むことができた。 特に課題の分離や目的論の思考法が興味深かった。どちらも本を読んで理解することによりすぐに実践できて、人間関係や意思決定に対する不安を小さくしてくれるもので実際にやってみたところ気持ちが楽になった。何度も見返しつつしっかりとアドラーの思想をものにしていきたい。

    1
    投稿日: 2025.06.22
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    青年の気持ちに共感しながら読み進めた。哲人の言ってる事は分かるけど、なかなかその通りに行動するのは難しい。 全てを理解し行動する事は私には難しいけど、自分なりに考え方を理解することはできた。 課題の分離を心に留めておきたい。

    8
    投稿日: 2025.06.22
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    伝説の本を遂に読破。 そもそもなぜ本作を読んでいなかったのかと言うとタイトルの嫌われる勇気。 「どうせ、自己主張の苦手な人たちに向けて、嫌われてもいいから自分をどんどん出していこーぜー」と言ったような内容が書かれているだけに感じ、今日の今日まで読んでいなかった。 うん、予想を完全に裏切られた。めちゃくちゃ面白い。 私は自己啓発本を読むのが好きで、人並み程度には読んでいるつもりだが、本作の内容は新しく、なんなら時代が追いついていないと感じた。 内容を完全に理解したわけではないし、違和感を感じる部分もあったが、なぜかこれからの人生にワクワクしているし、今この瞬間から景色が変わったような気がした。 伝説の本と言われているだけある。おすすめです。

    3
    投稿日: 2025.06.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    メモ トラウマなど存在しない 全ての悩みは対人関係 全ての感情による行動は目的がある。 お前の顔を気にしているのはお前だけ 馬を水飲み場まで連れて行くことはできるが水を飲ませることはできない。 期間を空けてまた読んでみたい。

    0
    投稿日: 2025.06.20
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    何度でも読んで自分をの心にむきあいたいと思える名著。 普段考えていることや、自然と実践していることが言語化されて、論理的に解説されており、自分とがこれでいいんだよと裏付けされたようで、まさに「勇気づけ」られた。 特に「課題の分離」という概念に首がもげるほどうなづいた。子育て中の私には息子の課題を自分のものとして考えがちだが、課題をきちんと分離して彼が自分で失敗しながらも、自分の人生を決めていけるよう、いつも意識しておきたいと思う。 この本を読んで考えたことや疑問に思ったことなど、生成AIとの対話を通じて、ぼんやりとした解釈がクリアになったり、思考に補助線を引いてもらえたりしたので、有用でした。

    2
    投稿日: 2025.06.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    定期的に読み返したいと感じる名著。 ・トラウマはない。過去から論理的に考えて今があるような捉え方をしない。 ・課題の分離。他者の課題を切り捨てる。また、他者の課題に介入しない。例えば上司にもっと評価して欲しいというのは、上司の課題に介入していることになる。 ・すべての悩み事は対人関係 ・過去でも未来でもなく、今を重要視する

    1
    投稿日: 2025.06.18
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    アルフレッドアドラーの心理学を青年と哲人の対話形式で展開をされる本著。 フロイトやユングはなんとなく聞いたことあるが、三代巨頭の1人アドラーについて、今回触れることができた。 正直、解説動画で内容を事前に聞いていたため、 新しい知識を得るよりも、再確認をする意味も込めて、読んだ。 ただ、後半が少し中弛みをしてしまい、飛ばし読みをしてしまったが、昔の悶々としていた自分と今の自分と比較をしながら読めた。 課題の分離やすべての悩みは対人関係である。 人生は他者との競争ではない。 承認欲求の否定。 頭ではわかっていても、家庭や職場で無意識的に認められたがる自分がいる。 今回、本書を読み、改めて自分の特性を改めて知ることができた。 また数年後、改めて読んで、現在のマインドとどのくらい変化があるか照らし合わせてみたい。

    1
    投稿日: 2025.06.18
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    賢者と青年の対話方式でアドラーの教えを読み解いていくと言う内容。 が、青年はアドラーを否定してい賢者がアドラーの教えを伝えていくと言うことで議論形式と言っているが、テンポが悪く「なんでこんな形式にした?」と言うくらい読みにくい。 内容が入ってこなかった。

    0
    投稿日: 2025.06.17
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    自分の課題と他人の課題を分けるという考え方を初めて知った この本を読んだ日以来、そのことをほぼ常に意識している気がする I learned for the first time about the idea of distinguishing between my own tasks and those of others. Since that day, I feel like I’ve been almost constantly aware of it.

    25
    投稿日: 2025.06.14
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    遠藤が昔に投稿していて、嫌われてでも自分のやりたいことをやれ的な意識高い系だと馬鹿にしていた。 実際読んでみると、考え方の話であり、納得いかなかった常識を1つ1つ紐解き、目的論の視点から新たであるが、心に秘めていた考えを提案された。 今ここを生きること、貢献感こそが幸せであるというのは、限りある時間の使い方、死の壁、幸運を掴むにも通づるものがあり、とても納得した。

    1
    投稿日: 2025.06.11
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    5年ぶり、2度目の読了。 前回読んだ時も「なんとなく好きではない、違和感を感じる」と思いつつも、長年沢山の人に評価されている本のため自分がまだ若かったのかと思った。 今回呼んで改めて違和感を言葉にしようと思った。 本質としては仏教の教えと似たようなこと(自分が変えられることに集中する、評価の世界で生きないなど)を言っているのだが、アドラーの心理学は決めつけや乱暴に感じられる点がある。 特に本当に追い詰められている人には毒にもなりうる思想だと思う。 強者による、生存者の思想に感じる。 大前提として、トラウマの否定にはやっぱり自分は納得がいかなかった。トラウマは理屈だけの問題ではなく、それを目的論に落とし込むのは絶望にいる人間に更にナイフを突き刺すようなことだと思った。 自分はトラウマの存在は肯定しつつも、少しずつトラウマへの解釈を変えていけたら良いと思った。 また、不幸を武器に相手を支配する、相手の関心を得ようとすると一括りにするのも乱暴だと思った。 絶望を前にした時に受容感を求めるのは健全な本能だと思う。それを承認欲求だと決めつけたり、相手を支配するという目的論に全て落とし込むのはあまり好きではなかった。

    1
    投稿日: 2025.06.10
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    「誰とも競争することなく、ただ前を向いて歩いていけばいい」 「いまの自分よりも前に進もうとすることにこそ価値がある」 「幸せそうにしている他者を、心から祝福することができない →他者の幸福を私の負けであるかのように捉えているから祝福できない」 他人と比べるから生きづらくなっていた。他人と比較するのをやめれば生きやすくなるのかな。

    0
    投稿日: 2025.06.10
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    うーん、哲学的な内容で、青年の反論が読んでて疲れた。。自分はあんまり哲学とかには興味がないと思った。

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    投稿日: 2025.06.09
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    言わずと知れたアドラー心理学のベストセラー入門書の嫌われる勇気を今更ながら読みました。なんとなく面白くなさそうだと思って敬遠していたのですが、生成AIにマネジメントを学ぶ入門書としておすすめされたことがきっかけで読みました。 アドラー心理学が対人関係にフォーカスした実践的な心理学であり、原則的な話の中からマインドセットを学ぶことができるというのはイメージと違ってとても良かったです。 課題の分離、承認欲求からの解放(=嫌われる勇気)などの概念が自己受容と他者への信頼につながることは言われれば分かるけれども、実践するのはとても難しいなと思いました。

    2
    投稿日: 2025.06.09
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    読了後、人間関係で深く悩むことが無くなりました。昔ほど、気にならなくなりました。多少、文章が難解ですが良書です。

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    投稿日: 2025.06.08
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    厳しいことを言う部分が多いが、非常に納得ができる。自分のために生きるべきと言う観点を論理的に理解できる。今ここにスポットライトを当てるという例えが非常に好き。貢献感と幸せを説明するところも納得。とにかくどのページも納得。迷った時に帰ってきたいと思える本 あとがきもお互いへのリスペクトが感じられ、ステキ

    2
    投稿日: 2025.06.08
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    高校生のときに一度読もうとしたけどあまりわからずに読み終えれなかった。 6年ぶりに読んでみたが、非常に面白かった。 経験が増えたからなのかな、あの時のこの出来事はこのことに該当するなと思えることが多かった。 目的論で考えるようになるためには一歩踏み出す勇気が必要だと感じた。本に書かれたことをすぐに100%実行することは不可能だと思う。しかし、小さなことでもコツコツとアドラー心理学の考え方を意識し生活してみようと思った。 本を読んでいて生じた疑問は、アドラー心理学を学んだ生成AIに哲人として答えてもらうと面白かったです。

    11
    投稿日: 2025.06.08
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    ずっと気にはなっていてやっと手に取りました。  自己啓発本。哲学的なことも書いてあり、文章は会話形態で進みます。 読んでて、それができていたら困ってないよ〜、と言うこともありましたが。共感できることもありました。 実生活だとお仕事ですかね。やっぱり大変な事もあるけれど、一生懸命やると自分の存在価値を感じられる気もします。 この本を読んで、他人に与えられるのを待つ期待ではなくて、私から人になにかを与えられるように行動できる人になりたいなと思えました。

    13
    投稿日: 2025.06.05
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    もっと自分の人生を目的を持たずダンスを踊るように普遍的に楽観的に生きようと思った。今の人生と他人からの見え方についての悩みが楽になった気がする。漫画みたいな文章なので読みやすいです!!

    2
    投稿日: 2025.06.05
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    読みやすかった〜。とにかく読みやすい。 分厚い本なので、きっと難しく読みにくいと思い込み、手を出していなかったことを悔やむ。

    1
    投稿日: 2025.06.05
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    アドラー心理学は高校の時に"ゆうメンタルクリニック"の漫画で読んだぶりかな?当時は漫画を楽しみつつも中身よく分かってなかったけど、本書を読んで結構興味を持てたし、これを機に他の本も読んでみようかな。以下、備忘 ・課題の分離(他者の評価を気にしない) ・原因論ではなく目的論(変われないのではなく、変わらないことを自分で選択している) ・人の悩みは全て対人関係(比較対象を目標とする自分として、劣等感を正しくコントロールしよう) ・他者との比較は競争を生む(縦の関係、横の関係) ・承認欲求を否定せよ(他者の期待を満たすために生きるな。褒めても叱ってもNG。横の関係→感謝する) ・自由な生き方を貫くために、他者から嫌われる勇気を持つ(対人関係のカードは全て自分が握ってる) ・自己執着から他者意識への切替(自己受容・他者信頼・他者貢献→共同体感覚) ・人生は連続する刹那→いまこの瞬間を生きる

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    投稿日: 2025.06.04
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    同じことに対して、違う考え方をしてみるよいきっかけになる内容。違う世代、違う人生フェーズによって、この本から感じるとることが違いそう。また数年後に読んでみたい一冊。

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    投稿日: 2025.06.01
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    とうとう読んだ。 ずっと評価が高くてずっと売れてる自己啓発本。 名著なのだろうけど、全てを受け入れることは難しい。 青年と哲人の対話形式で論が進むが青年の疑問・悩みが少々まどろっこしい。 心に響く、残る言葉・キーワードはありました。 「承認欲求」⇔「他者貢献」・「共同体感覚」、「普通であることの勇気」、「今ここを生きる」「人生の意味はあなたが自分自身に与えるもの」...。 この本、いつか読み直すことがあるような気がします。 続編『幸せになる技術』も読んだ方が良いのかな。アドラー自身を勉強するのも良いかな。

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    投稿日: 2025.06.01
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    ★大事だと思ったこと 自己受容、他者信頼、他者貢献。 ★私なりの解釈 人に嫌われようが自分が変えれることと変えれないことがあり、課題は自分と他者で分離すべき。過去や未来がちらつくことはあるかど、いま、ここに強いつよいスポットライトを当てることでいましか見えなくなる。その今を真剣に踊り続けること。今の自分を受け入れ、じゃあどうするかを考える。相手を信頼するよう意識し、その相手に貢献する。貢献しているという実感を自身で感じることで、わざわざ他者にそれを承認されたりしなくても、自分は満足する、幸せを感じる。

    1
    投稿日: 2025.05.30
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    理解しきれない部分も多々あったけど、めっちゃざっくり言うと他人や過去・未来に縛られずに生きることが幸福に繋がると解釈した。 対話形式でできるだけ平易に説明してくれてるんだと思うけど、青年の態度がいちいち鼻についた笑 以下メモ ・目的論  〇〇だから△△できないのではなく、△△したくないから〇〇という理由を作り出している ・劣等感は客観的事実ではなく主観的な解釈。劣等感自体は悪いことではない。今より向上したいという「優越性の追求」のギャップとして劣等感があり、それを糧に成長に繋がることもできる。ただその劣等感を言い訳にしてしまうと「劣等コンプレックス」となる。 ・「課題の分離」  自分の課題と他人の課題を分ける。他者に介入しない/させない。馬を水辺に連れていくことはできるが、水を飲ませることはできない ・承認欲求は、自分の人生を他者に委ねる悪癖。 ・過去でも未来でもなく、「今、ここ」を真剣に生きる

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    投稿日: 2025.05.29
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    終始青年サイドで読み進めた。細部まで理解するにはたくさんの時間を要すると思われるが、ざっくりとした全体像を感じることが出来た。 課題の分離の考え方に出会った際に、これまで感じていた生きづらさが少し軽くなったような気がした。

    0
    投稿日: 2025.05.28
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    アドラー心理学って心理学かな、、?と思うこと多々あるけど、考え方としては面白いし、救われるところある!

    1
    投稿日: 2025.05.27
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    目的論、不幸でいたい理由、言い訳 他人から嫌われて傷つく事を恐れてるから自己嫌悪 人とは優位性、成長の追求、反対が劣等感 コンプレックスとは言い訳→ 偽りの優越感権威付け 自分の不幸を武器に、相手を支配、特別感 → ずっと不幸になり続ける 人生のタスク 仕事、交友、愛のタスク 自立して、社会と調和して暮らす行動面 私には能力がある、皆仲間であるという意識の心理面 仕事をしないのは私という尊厳が傷つけられたから 愛とはこの人といる時自由に振る舞える 賞罰教育、承認欲求を否定する→自己中 ⭐️他者の課題と自分を切り離す ⭐️他者を評価しない 自己執着→他者への関心 共同体感覚は、自己受容、他者信頼、他者貢献 信用とは条件付き。信頼は無条件 嫌われる、普通である、幸せになる勇気 ⭐️導きの星 他者貢献 人々は仲間であり、世界は素晴らしい、人生は旅 過去や未来を考えず、今を生きろ!貢献しろ!

    0
    投稿日: 2025.05.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    〈概要〉 「心理学の三大巨頭」の一人、アドラーの提唱した心理学を、哲人と青年の対話形式で、分かりやすくまとめた一冊。 「幸福とは何か」「幸福に生きるためにはどうすれば良いか」、アドラー心理学によって、一つの答えが導かれる。 〈感想〉 ・「原因論ではなく目的論」 ー過去のトラウマなど存在しない。過去とは関係なく、今ここから人は世界の見方(ライフスタイル)を変えることが出来る。 なかなかすぐには受け入れにくい考え方だが、それでも原因論で生きてしまうと、過去により現在と未来がすでに決定されていることになり、それではあまりにも生きるのが辛い。 時間はかかるかもしれないが、目的論にシフトしていきたいと思った。 ・他者を仲間だと思うためには、「仕事のタスク」「交友のタスク」「愛のタスク」の3つのタスクを乗り越えなければならない。 ー私はこの3つのタスクから逃げていた。他者から嫌われたくない、他者と関わりたくないという「目的」を達成するために。 でも、他者の視線を気にして不自由な人生を送ることに、もう疲れた。3つのタスクに向き合う「勇気」を持たなければいけない、と感じた。 ・「課題の分離」が必要 ー自分の課題か、他者の課題か。これを見極め線を引き、自分の課題には他者を介入させず、他者の課題には立ち入らない。これが、対人関係の悩みを一気に解消する方々である。 これもすぐには難しいが、まずは意識するだけでも大分違ってくると思う。 自分にどうにも出来ないことは、どうもしない。そもそもできない。 「肯定的な諦め」が必要なのだと思う。 ・自己への執着を、他者への関心に切り替える ー対人関係のゴールは「共同体感覚=他者を仲間だと見なし、そこに自分の居場所があると感じられること」であり、その起点となるのが、他者へ関心を持つことである。 私は、常に周りに気を遣い、周りからどう思われるかを気にして、周りの期待に応えるように生きてきた。こんな自分を、他者への思いやりに満ちた自分として肯定してきた。そうすることで、自由に生きられずに不満を抱えている現実から目を逸らせる気がしたからだ。 でもそんな自分は、自分にしか関心のないという意味で自己中心的である、という論理が目から鱗だった。 ・「いま、ここ」を真剣に丁寧に生きる。 ー人生とは線ではなく、点の連続である。私たちは「いま、ここ」を生きることしか出来ない。過去も未来もない。 いまこの瞬間をくるくるとダンスするように生き、この瞬間が充実していればいい。 この考え方は、最近休職中で、未来のことをぐるぐると考え、いまこの瞬間を充実させることにまったく目を向けられていなかった自分を、すごく楽にしてくれた。 いまここを、ダンスするように軽く、でも真剣に丁寧に生きていきたい。

    0
    投稿日: 2025.05.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    非常に有意義な本で、日常生活でやりようのない閉塞感を感じた時に読み返したくなる一冊。 自分なりに読み解いたアドラーの勇気の解釈を記してみる。 幸福とは、自己決定性に基づいて自らの生き方を選び、他者貢献を通じて共同体感覚を実感することにある。 そのためには、課題の分離を意識し、他者に依存したり過干渉したりすることを避けながら、自分の信じる価値観に基づいて行動する勇気が求められる。 自分の課題に集中し、他人と比較することなく、自発的に“今ここ”で誰かの役に立っているという実感(他者貢献)を持つことが、共同体感覚を深め、幸福な人生へとつながっていく。 そして何より、この幸福は「行為」によって得られるのではなく、「存在そのもの」が誰かに貢献していると感じられることに根ざしているという意識を持つことが大切である。

    1
    投稿日: 2025.05.26
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    人間関係に苦しんでる人に読んでほしい。 周りに恵まれたから今の考え方がある自分には、なんとなく考えてたことがすっきりと言語化されました。 今をもっと刹那的に生きようと考えるきっかけになりました。

    1
    投稿日: 2025.05.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ビジネス書の名著。 対話形式で話が進み、アドラー心理学の理解が深まる。 変えられるのは自分 今に集中する 課題の分離 他人に貢献する 共同体の中で自分が役に立っているという実感が幸せ 当たり前の事だが、思い出す良いきっかけになった。やはり名著は外れない。

    0
    投稿日: 2025.05.23
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    アドラー心理学 アルフレッド・アドラーの教えを伝えるため、 哲学者と青年の対話篇形式という形でお話が進んでいきます。 その手法が、読み手にとてもわかりやすく、理解しやすいです。 私は、本書に出てくる青年の考え方そのものでした。考え方をぐるっとひっくり返してもらった感じです! 今、出会えたことに感謝。 「世界はシンプルであり、人生もまたシンプルである。」

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    投稿日: 2025.05.22
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    凄まじい一冊に出会ったとき、その本を読んでなかった世界線もあったと思い、ふるえることはあるけれど、この本はどの世界線でも出会っていたと確信できる。

    2
    投稿日: 2025.05.18
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    常に他者貢献を掲げて生きることで幸福に至る。 この点に共感は抱ける。 (この対話式で急に納得する若者の流れは自分には少し気持ち悪さは感じたけど。)

    1
    投稿日: 2025.05.18
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    印象に残ったこと ・どこまでが自分の課題でどこからが他者の課題か分離して、他者の課題には介入しない、自分の課題には介入させない ・自己受容、他者信頼、他者貢献が重要 自己受容は自己肯定とは違う。現状の自分をきちんと見つめて受け入れること。 他者貢献は重要だが承認欲求を持ってはいけない。 他者貢献によって貢献感を得て自分の価値を感じるのは自分の課題。その価値を人が承認するかは他者の課題。 ・ライフスタイルを変える勇気。 ・過去でも未来でもなく今に焦点を当てて生きる。

    3
    投稿日: 2025.05.18
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    著者、岸見 一郎さん(1956~)と古賀史健さん(1973~)の作品、ブクログ登録は2冊目。 で、本書の内容は、BOOKデータベースによると、次のとおり。 ---引用開始 本書は、フロイト、ユングと並び「心理学の三大巨頭」と称される、アルフレッド・アドラーの思想(アドラー心理学)を、「青年と哲人の対話篇」という物語形式を用いてまとめた一冊です。欧米で絶大な支持を誇るアドラー心理学は、「どうすれば人は幸せに生きることができるか」という哲学的な問いに、きわめてシンプルかつ具体的な“答え”を提示します。この世界のひとつの真理とも言うべき、アドラーの思想を知って、あなたのこれからの人生はどう変わるのか?もしくは、なにも変わらないのか…。さあ、青年と共に「扉」の先へと進みましょうー。 ---引用終了 2025年5月11日の聖教新聞に、著者、古賀史健さんが登場。 本作は、世界累計で1300万部を突破したとか。

    53
    投稿日: 2025.05.17
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    とてもよかった。 私も青年のように、最初は「世界はどこまでもシンプルであり、人は今日からでも幸せになれる」と説く哲学者に疑念をもっていたけれど、読み進めていくうちに、とても納得した。 特に印象に残った言葉は ・自らの生について、あなたができることは自分の信じる最善の道を選ぶこと。その一方でその選択について他者がどういう評価を下すのか。それは他者の問題であってあなたにはどうすることもできない ・自由とは他者に嫌われること ・人生は点の連続であり連続の刹那である ・いま、ここにスポットライトをあてよ 実際にこの考えを理解でき、この考え方になるのには人生の半分の時間がかかると書かれていて、まだまだ先のことだが、この考え方を知れたことで大きく変われたと思う。読み進めて行く中でとてもよい考え方をしれてときどきわくわくした。

    6
    投稿日: 2025.05.16
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    最近自分の人生を振り返ったり、今後どう生きていこうかと方針を見失い迷い悩む日々の中で引き寄せられるように出会った1冊。 今この時に読めて本当に良かった。こういう考え方や価値観があると知ることができただけで救われた。

    3
    投稿日: 2025.05.14
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    多くの人に読まれているのがわかる一冊だった。哲学書とかビジネス書とか苦手でも読みやすそうな構成と文章だった。 アドラーの教えは初めてだったけれど、気づきは結構あった。自分ができること、がいろいろあって良かったけど、これに全部寄せるのも違うかなと思ったりした。 多感な学生時代に読みたかったなという気持ちと、いまだからこそ教えの取捨選択ができるんだなという気持ちがあるので、今読んで良かったんだと思う。

    7
    投稿日: 2025.05.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    “あの人”の期待を満たすために生きてはいけない。 課題の分離… 人生の意味は、あなたが自分自身に与えるものだ 刺さる言葉、思い当たる言葉、再三出てくる勇気… 勇気は持てるだろか、実践できるだろうか この刹那を大事にできるだろうか、一歩踏み出そうと背中を押してもらえた、水を飲む勇気が欲しい。

    1
    投稿日: 2025.05.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    過去の原因ではなく現在: 目的論 - 不安だから行動できないのではなく、行動できないから不安感を持つ、勇気の問題 怒りは出し入れ可能な道具、大声を出す為の捏造 自分を好きにならない論、対人はすべての悩み - 善とする行動制限、目的は他者との関係の中で傷つかないこと - 短所を見つけ自分を責める、対人関係を踏め出せない - 他社から拒まれても理由づけも - 苦しめる劣等感は客観的な事実ではなく主観的な解釈 劣等感は向上心に繋がるから良い、劣等コンプレックスが自分に言い訳をもたらす 優越(ゆうえつ)と不幸自慢は特別感を出す防衛本能 人間の行動目標 1 自立すること 2 社会と調和して暮らすこと 心理面の目標 1 私には能力があるという意識 2 人々は私の仲間であるという意識 人生の嘘を乗り越えるには“勇気”が必要 対人関係の軸は私、 - この人ではなく私が何を与えられるか - 所属感とは自ら手で獲得するもの - 介入とは対人関係を縦と、相手を自分より低く見る - 自力の解決をあくまでも援助するスタンス 自己肯定ではなく自己受容、60%を認め向上に努める みんな、いつも、すべてでまとめない、悪い口癖 - どうでもいいごく一部を全体的な評価にしている - 仕事を口実に使う人もそう、全てに関心を持つべき 自らの優越性を誇示する必要なし、普通になる勇気 今ここ、人生の意味はあなたが自信に与えるもの - 他ではない自分が始めるべき

    1
    投稿日: 2025.05.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    約10年ぶりの再読。 これは何度も読まなくてはならない本だ。 さみしい夜には〜を読んで古賀さんの本をちゃんと読まなくてはと思った。 全ての悩みは人間関係の悩み。いまここしかない。自己受容、他者貢献。 自己肯定感ってなんか違和感があったけど、ハッとした。ありのままの自分できないとかダメとかも含めて受け入れること。そして他者のために生きるのではなく、他者に貢献することで自分の存在を確かめる。人からどう思われるかは関係ない。他人は自分ではないからどうにもできないから。いろんなことに当てはまる。そして、自分は前に読んだ時も思ったけど、まだまだ実現できてはいない。人と比べて悲観するばかりの人生。顔色ばかり伺う。それではだめだから、今日から変わろう。自分の人生だ。改めてそう思えた。 またしばらくして再読したい。

    2
    投稿日: 2025.05.11
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    【嫌われる?勇気?】 他者からどう思われるか? 他者から自分を分離。 他者依存と言うのなの承認欲求。 ①幸せとは?今に強烈にスポットを当てる。 過去や未来を考えて今を大事にできているか? 自分に問う。 ②悩みは全て対人関係。確かに。雁字搦めの自分。 絡まった糸のような自分。 自分の考え方・行動を変えることから全て始まる。 ③『課題の分離』は自分にとって衝撃の言葉だった。 無条件に人を信頼する"勇気" 他者との距離感を言葉で表現するこうなるのかと感心しました。 今回再読したのは?何か?自分の中で引っ掛かるものがあったからだと思う。 また、この本には戻ってくるような気がします。 それだけ自分にとって魅力的な本です。

    9
    投稿日: 2025.05.11
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    人生一度きりなので後悔しないように生きるために大事なことが書かれている。対話形式なので内容も理解しやすいし、誰もが1回は読んで損はないと思う。 が、実際にトライするのは難しいし、時が経つと読んだ時の感動や色んなヤル気も薄れるので、人生の転換期に何度も読み返したい本と思う。

    1
    投稿日: 2025.05.11
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    読書時の気分にもよると思うが、そこまで刺さらなかった。どこかでもう一度読んでみたい。 ・全ての悩みは対人関係。 ・課題の分離。他者の課題を切り捨て、自分の課題だけに集中する。自分を変えられるのは自分だけ。水辺に馬を連れて行くことができても、水を飲ませることは出来ない。 ・自己受容、他者信頼、他者貢献 ・幸福とは貢献感

    1
    投稿日: 2025.05.11
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    再読、やはり良い。 アドラー心理学使用できている部分とそうでないところがあるなあ…ちゃんと使えるように度々本で立ち返りたい。対話式でわかりやすい具体例がとても読みやすい。 貢献感を感じつつ、共同体感覚を得て幸せになる。のがひっかかった。仕事をしているときに、貢献感と自己犠牲、代わりのきく仕事なのにって気持ちが強すぎて幸せではなかったと思う。 ニート期間の焦燥は、社会から隔絶されて貢献感が失われたからだと思う。好きなことだけして、好きな人たちと関わるだけでは幸せではない。社会的な生き物なんだなと強く実感した経験である。 いま、ここ、登山の道中も楽しんで生きていきたい

    2
    投稿日: 2025.05.10
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    嫌われる勇気 2025.05.10 人生における最大の嘘、それは「いま、ここ」を生きないこと。過去を見て、未来を見て、人生全体をうすらぼんやりとした光を当てて、なにか見えたつもりになることだ。 人生は刹那の連続であり、常に完結している。 このような内容を見た時、受験期に見ていた超重度な障害や病気を持つ方の最期までの人生のあり方の動画を思い出した。余命宣告された方は残りの1日をこれでもかというくらい大切に、そして充実させようと生きていた。ぼんやり生きている私は今日を大切にしようと考えたことはあまりなく、将来の心配や過去のやらかしたことを引きづってなんとなくの日々を送っている。幸福度を高めるには今を真剣に生きなくてはならない。 原因論的に考えると、友達ができないことを自分に自信がないから、自分はつまらない人だからと思っていた。しかし目的論的に考えると自分1人でいたほうが楽だし、思うように行動して時間を有効に使いたいがために理由を捏造して友達ができないことをサポートしていたのかも知れない。 自分の本当の考えに気づくことができた。 課題の分離 どう思われるかは他者がどう思うかであって、自分の問題ではない。踏み込まない。

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    投稿日: 2025.05.10