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嫌われる勇気
嫌われる勇気
岸見一郎、古賀史健/ダイヤモンド社
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総合評価

3291件)
4.3
1552
975
410
81
21
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    本自体は面白いのですが、『嫌われる勇気』という本のタイトルが正解じゃない気がします...。 (まぁこのタイトルだから売れたのでしょうが) 個人的には青年派の意見なのでもっと言ったれ!と思ってしまいました。 目的論もわかるのですが、ついついフロイト的な原因論を支持してしまいます。。 1回だけじゃなく、何回も読んでいくと感想も変わると思ったので、時間を空けて読み直したいです。 対話式なので本自体は初心者にも読みやすいです◎

    1
    投稿日: 2024.10.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    アドラー心理学で説かれている内容は、評価の目にさらされること前提の社会にとって、理想論のように見えて実際には現実主義なのだと思う。勇気を持って一歩踏み出せる人にとっては、アドラーのやり方は現実的で、私自身は理想を追い求めて自分の首を絞めているのではとすら思う。

    0
    投稿日: 2024.10.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

     人生について考えるきっかけになる本だった。印象に残っているのは、「いま、ここにスポットライトをあてること」、「横の関係を築くこと」、「自己受容、他者信頼、他者貢献」、「課題の分離」、「幸福とは、貢献感である」だ。  自分の今を真剣に生き、自分のできること、できないこととを受け入れて生きていきたい。

    0
    投稿日: 2024.10.16
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    孔子と弟子、フロイトと後継者たち、君たちはどう生きるか(漫画のほう)…対話とは弟子が師匠に教えを乞い、師匠が考え方や言葉を与えるものだ、と思っていた。 教育とはそういうものだ、と。 しかしこの本の「あなたの抱える疑問は対話によって解消され、あなたは変わっていくでしょう。わたしの言葉によってではなく、あなた自身の手によって。」という言葉を読んで感銘を受けた。 人は対話によって与えてもらうのではなく、対話によって自分で気づき、自分を変えていくのだ。 教員として覚えておかねばならない言葉だと感じた。 これもまた、この本との対話によって私が得た気づき、変化だ。 はじめは読み進めるのに苦戦したが、読んでよかった。

    1
    投稿日: 2024.10.13
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    ひぇ〜〜、、、 もっと早く出会いたかった、、 でも今、この時に読んだ私だからこそ良かったのかあ 目的論、かなり腑に落ちました 間違いない 私も勇気を持ちます

    1
    投稿日: 2024.10.12
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    なるほど10年前に流行るのも納得できる。「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」という断言には驚かされた。まずは課題の分離を意識して実践してみたい。

    1
    投稿日: 2024.10.09
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    読みやすく納得できることも多く、目から鱗な考え方だった。 理想が描かれている印象で現実的かどうかはさておき、この考えを持って生きると生きやすそう。

    1
    投稿日: 2024.10.07
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    他者貢献こそ、人生の価値である! 他者を評価せず、共同体に対して自分ができる事考える。それこそが自分の価値になる。 難しい本やけど、新しい考え方や気づきが感じられる一冊!

    2
    投稿日: 2024.10.05
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    色々と読後も考えさせられて、私の気持ちも一転二転しました。 1番今新しく思っているのは、 自分は損な人間だなーこういうふうに考えられたらもっと楽なんだけどなーそんなことできないんだよ、 とずっと思ってたけど、あぁ、もっと自分中心に考えてもいいし、それは自己中ということでもないし、私は自己肯定感低いけど、自己肯定感は低くてもいいんだ、60%しかできなかった自分を「本当は100できるのに」と思うんじゃなくて、60%しかできない自分を受け入れることが大切なんだ、 自分でもそうしよう、それがいい考えだと思ってたけど、それをこうやって本でも書いてあることで、自信が持てた気がします。 しかし、読後すぐはこんな感じで思ってました ↓ ↓ うーーーーーーーーーーーん。 言っていることは分かる、ところもあれば、んんんん。。という感じもあれば、 言ってることは分かるんです。分かるんだけどなぁ。 ありがとう、という言葉と、褒める、というのは尽きつれめば違うのかもしれませんが、そこまで考えて言ってないんだけどなぁ。そっかぁ、そんなふうに難しく考えていかなきゃいけないの? 私は…ありがとうという言葉は、言われて嬉しいし褒められたように感じるし でも。ありがとうは、横の関係から生まれる評価の言葉ではないもの… 自分には価値があると思えるか、その時、その人はありのままの自分を受け入れて人生のタスクに立ち向かう勇気を持てる。 それはその通りですよね。分かりきってることですよね。 私は誰かの役に立ってる、そう思えることが大切かぁ… で、そのためには、存在そのものに感謝してそれが価値になる… 分かるけど… ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ↑ ここまでは読みながら感想をとりあえず書きましたが、 読みながら思ってたんです。「楽しくないなぁ…読むのが進まないなぁ」 頑張って読み切ろうとしたけど、今更そんなこと言われてもとか、分かってるしーとか、色々モヤモヤしてきて、はっきり読むのをやめることにしました。 私はきっと、この本を読まずとも今の人生に満足していてありがたくて、大切にしてて幸せだからというふうに前向きに捉えて読むのをやめました。 もちろん、参考になった気づきもありました。 他者に色々求めすぎてたよなぁー、私が変わればいいんだよな、そうだそうだ。 人には合う合わないがありますよね。 私には自己啓発本はまだ早かったみたい。もしくは、遅すぎたみたい? 必要としたときにまた読んで新しい発見があることを楽しみにしています。 なんにせよ、ここまで私の思考を色々動かしてくれた本に出会えて良かったです。

    2
    投稿日: 2024.10.01
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    数年ぶりに読んだ。内容は忘れてしまっていたので新鮮な気持ちで読めたし、やはり読みやすいのでスラスラ進んだ。 頭の片隅に置いて生きていきたいなと思った。

    0
    投稿日: 2024.10.01
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    タイトルとは内容が若干マッチしていない。 読むと、余計な思考がなくなり、より幸せを感じられるようになった。

    0
    投稿日: 2024.09.29
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    名著。何度も繰り返し読む本。 持ってる本はボロボロ。 「人間の悩みは、全て対人関係に起因する」 全て。お金の問題すら。 少し極端じゃない?て思う人はいるかもしれない。 全てを受容れる必要はないし、受け容れられないかもしれないが、それで良いと思う。未読の人には薦めたい。 「課題の分離」、「共同体感覚」など、対人関係の悩みに対しての一つの答えがさまざまケースで書いてある。「上司・部下」、「恋人・夫婦」、「友人」、「地域の組合」、「ママ友」、などなど全てに応用できる。 「他者の期待に応えない」など、これを会社でやると嫌われることもありますw なので、意思の強さは必要になる。 「他者の期待に応えないない」とは、上司、上層部の期待でもある。間違ってても、理不尽でも「YES」というのか、「NO」と言えるのか。 僕は後者をやってしまうので、上からは嫌われます。 顧客でも、上司でも「NO」と言うのでw 加えて、自分が間違ってた時は、謝罪できる素直さも合わせてもたないと、単なる変人になるので、要注意。 後者を選択する方が、意思の強さは必要だが、自由。 その強い意思を持つことを、「嫌われる勇気」と書いている。 その姿勢、考え方を支持してくれる人は必ず現れます。 他部署のキーマンの人から飲みに誘われて、「自分から飲みに誘ったのは初めてです!」(お世辞でも)とか、「こういう会社にしていきたいんです」と管理部の人に相談されたり。 「嫌われる」という事は、アドラーの心理学って結局、孤独なのでは?と言われると決してそういう事ではない。自分の意思を強く持って生きることの素晴らしさを学べる本。

    3
    投稿日: 2024.09.29
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    内容は難しい部分もあるけど、会話的な文章が読みやすく、スッと入ってくることが多かった。「馬を水辺に連れて行くことはできても、水を飲ませることはできない」全てはそれに尽きるように感じた。世の中の見方が少し変わって、少し楽になった。もう一度読みたい。

    0
    投稿日: 2024.09.28
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    アドラーの教えを、迷える青年がアドラー哲学を実践している哲学者に問いながら、学んで行く本。 ずっと読んでみたかった本でした。心に残ったメッセージは、 全ての悩みは対人関係の悩み 承認欲求の否定 他者の課題を切り捨てる 対人関係のゴールは共同体感覚 自己肯定ではなく、自己受容 自身の存在自体が他者貢献 今、ここに生きる 人生は線ではなく、連続する点(刹那)である 他人軸で生きる息苦しさから自分軸で生きる自由さをどうやって感じられるようになれるか?そのヒントを与えてくれました。

    0
    投稿日: 2024.09.28
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    心理学の本ですが、構成が哲人と青年の討議形式となっています。 討議を重ねることにより青年がどう成長するのか?物語感覚で読むこともできます。

    0
    投稿日: 2024.09.28
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    上司から鈍感力を磨いた方がよいと言われ、『鈍感力』の次に読んだ本。 この本を読んで ・人には他者からの承認を求める傾向性があるが、誰からも嫌われないように振る舞い続けると取れない責任まで引き受け、信用を失い、結局は自分がくるしくなる。 ということに気づくことができた。 また、以下3点は今後を生きていく上で指針になりそう。 ①できない自分も受け入れ、変えられるものに目をむけて向上する。(他者から認めてもらうまでもなく自分で「わたしは誰かの役に立っている」を実感できるようになる) ②変えられるもの、変えられないものを見極めるにあたって、課題に対する選択によってもたらされる結果を引き受けるのは誰かを判断する(課題の分離) ③人は社会的な生き物。他人と調和して暮らせるようになるために、年長者、子ども等関係なくあらゆるひとと横の関係築く(意識の上で平等であり、主張すべきは堂々と主張する)

    0
    投稿日: 2024.09.28
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    大事なことを言ってるのは分かるんだけど、なんとなく同じような話を延々としているような印象を受け、読み進めるのが少し退屈だった。

    0
    投稿日: 2024.09.28
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    他者を気にせずに、自分がどうしたいのか、自分が納得するかどうかで物事を考え、行動していく必要があると感じさせてくれた本だった。 自分に変えられないものを考えても時間の無駄であるし、他人からの承認は正直嬉しいけれど、考えないように意識を変えていきたいと感じた。 また人生は刹那の連続であるという考えはとても素敵だと思った。『いま、ここ』を生きることで、過去も未来もなく、毎日を大切に生きていきたいと思う。

    22
    投稿日: 2024.09.27
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    これまで読んだ本の中でもベスト1なくらい面白い本でした。その中でもやはり「課題の分離」は、これからの人生観がガラリと変わる言葉でした。過去も未来も存在しない、今にスポットライトを当てていればそんなことに目を配る必要はないはずとは、まさにそうだと思いました。数年後にまた違う価値観で読んでみたい本なので大切に本棚にしまっておきます。

    0
    投稿日: 2024.09.23
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    アドラー心理学の本でした。哲人と青年の対話で進んでいくので読みやすいのは読みやすいですが、アドラー心理学自体の理解が少し考えながらでないと読み進められないというか…。でも、心理学の本はあまり読んだことがなかったので、興味深かったです。 次は続編の「幸せになる勇気」を読みます。

    1
    投稿日: 2024.09.23
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    「自由とは他者から嫌われる事である」P162 周りの目を気にして自分の意見を言えない事が多かったので、「自由とは他者から嫌われる事である」P162 の前後のページを読んで、肩の荷が降りた気がした。 「いま、ここを生きてない」と感じている人には脳天をかち割られる書籍だと思う。 「人生の意味は、あなたが自分自身に与えるものだ」P278

    1
    投稿日: 2024.09.22
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    使われている言葉は優しくて、対話形式で進んでいくから内容もわかりやすい。 心に残る部分がたくさんあった。 まず「課題の分離」。どこまでが自分の課題で、どこからは他人の課題なのかを明確にする。馬を水辺まで連れて行くことはできるけど、水を飲ませることはできない、っていうのが、なるほどな。他人の課題と割り切ることと無関心・無責任との違いが難しいところ。 それから「自己受容」。人の目を気にして思っていることを言えないのは、他人からの評価を必要以上に気にしすぎているということ。それはつまり自分に対する評価を通してしか他人に興味を持てない自己中心的なライフスタイルだという。そういえば若林さんの「ナナメの夕暮れ」にも同じような話が出てきたな。 自分を受け入れて、他人を信頼して、他人からの評価ではなく社会の関わりの中で自分はかけがえのない人間だって自己肯定できること。 これができたら確かに幸せだろう。 頭ではわかってるけど、じゃあすぐに言動が変わるかって言ったら難しい。 とはいえ、ただの理想論だと諦めたくもない。 それこそ、ここで小さな行動を踏み出してみるのが「勇気」なんだろう。 時間をあけて何度も読んで自分に染み込ませていきたい。

    6
    投稿日: 2024.09.22
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    対話形式ですすんでゆきます。 他人と自分の課題の切り離し。 原因があって今の心理状態である訳ではなく、自身が目的をもって今の心理状態を作り出している。 本当の自分を認める事は苦痛を伴うが、そうでなければ本質が見えてこない。 読むたびに考え直すことが出来る本。 悩める方、是非読んで欲しい 読了した時に、40年来のこれじゃない感がストンと本棚にシンデレラフィットしたと感じた。

    0
    投稿日: 2024.09.21
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    10年ぶりに読んだが、とても響いた。 今読んで違和感を覚えても、数年後にまた読んでほしい本。マインドセットが変わりました。

    2
    投稿日: 2024.09.21
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    哲人と生徒の掛け合いが地味に面白かった。 生徒は疑問に思うことをちゃんと聞いてくれる。が、言葉遣いが激しすぎる。(笑) 自立すること 社会と調和して暮らせること 私には能力がある、という意識 人々は仲間である、という意識 に集約される そのための要素として、 自己受容 他者信頼 他者貢献 が必要

    1
    投稿日: 2024.09.20
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    今 人生の折り返し地点辺りにいるだろう(人生設計は不可能だとするアドラーの言葉からは逸脱するが…)と思い さまざまなことを思い巡らせて生きている自分と 学生の我が子の進路において重大な悩みにぶち当たり苦悩しているタイミングで この本に出会え 大いに救いになった 田舎に住んでいるので 書店が次々減っている 手に取って 本との出会いを楽しみに本屋に行く機会がなくなりつつある 久しぶりに行けた本屋でアドラーの心理学を立ち読みして興味を持ち 購入しようかどうか迷っていたら 娘に「嫌われる勇気」という分かりやすい本があるとそちらを薦められた そうだ もうずっと前に大ベストセラーになったな…でも読んでいなかったな…と思い それから時を経て 図書館でやっと借りて読んだ 無知というのは恐ろしく タイトルからも この本は「人に嫌われることを忌み嫌う人にあてた内容で そこまで人からどう思われるかどうかに執着がない自分には あまり関係のない本だろう」と 未読でいた本だった アドラーの心理学を紐解く内容だとは微塵も知らずにいて やっと辿り着いた素敵な本 折しも私は まさに子どもの進路で親としての悩みに直面していたので 今回 最も私に響いたのは「課題の分離」について書かれた部分だった 以下本文より引用 ◯『われわれは「これは誰の課題なのか?」という視点から、自分の課題と他者の課題とを分離していく必要があるのです。』 ◯『およそ あらゆる対人関係のトラブルは、他者の課題に土足で踏み込むことーあるいは自分の課題に土足で踏み込まれることーによって引き起こされます。課題の分離ができるだけで、対人関係は激変するでしょう。』 ◯『誰の課題かを見分ける方法はシンプルです。「その選択によってもたらされる結末を最終的に引き受けるのは誰か?」を考えてください。』 ◯『「他者はあなたの期待を満たすために生きているのではない」と。たとえ我が子であっても、親の期待を満たすために生きているのではないのです。』 ◯『他者の課題に介入すること、他者の課題を抱え込んでしまうことは、自らの人生を重く苦しいものにしてしまいます。もしも人生に悩み苦しんでいるとしたらーその悩みは対人関係なのですからーまずは、「ここから先は自分の課題ではない」という境界線を知りましょう。そして他者の課題は切り捨てる。それが人生の荷物を軽くし、人生をシンプルなものにする第一歩です。』 私はもう二十歳にもなろうという我が子の今後の進路について 人生の岐路について 本人以上に本人の課題に介入しようとして精神的にしんどくなっていたのだ 確かに いくらアドラーの心理学が腑に落ちても 我が子のことを考えると 「それは子どもの課題 」「これが私の課題 」と頭で分離はできても 実際介入してしまいそうになるし 介入しない選択肢が逆にしんどくて不安に思えたり…と 実戦に繋げるのは難しいのだが… 自分がどうすべきか分かっているだけでも 救われる思いがする 私はこれからの数日でこの課題をクリアしなければならない ◯『対人関係の中で傷つかないなど、基本的にありえません。対人関係に踏み出せば大なり小なり傷つくものだし、あなたも他の誰かを傷つけている。アドラーはいいます。「悩みを消し去るには、宇宙の中にただひとりで生きるしかない」のだと。しかし、そんなことはできないのです。』 ◯『「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」。これはアドラー心理学の根底に流れる概念です。』 (本文より) 感慨深い言葉の多いアドラーの心理学だ 対人関係しかない世の中で 生きて 悩みの全ては 対人関係でのみ起こる… なんとも… 本の構成が 青年と哲人の対話形式であるのが より興味深く読めたポイントだ 青年の言葉は いちいち私の心の声を代弁してくれていた 哲人が青年に話す 具体例でなるほど面白い!と1番納得できた部分は以下のものだ ◯『要するに、怒りとは出し入れ可能な「道具」なのです。電話がかかってくれば瞬時に引っ込めることもできるし、電話を切れば再び持ち出すこともできる。この母親は怒りを抑えきれずに怒鳴っているのではありません。ただ大声で娘を威圧するため、それによって自分の主張を押し通すために、怒りの感情を使っているのです。』 (本文より) なるほどー 自分が親になって 今子どもたちが大きくなって 子育てを振り返ってみても この電話事件はいっぱいあるなと思うと笑える いろんなことで 子どもたちを叱っている時に限って電話が鳴って その電話に明るく出る私を子どもが半分ヤジって半分怒る…なつかしいなぁ… ◯『怒ってはいけない、ではなく「怒りという道具に頼る必要がない」のです。怒りっぽい人は、気が短いのではなく、怒り以外の有用なコミュニケーションツールがあることを知らないのです。』 ◯『人は、対人関係の中で「わたしは正しいのだ」と確信した瞬間、すでに権力争いに足を踏み入れているのです。』 ◯『そもそも主張の正しさは、勝ち負けとは関係ありません。あなたが正しいと思うのなら、他の人がどんな意見であれ、そこで完結するべき話です。』 (本文より) 勉強になる 自分が正しいと思って勝ち負けを決めるゴングを求めないことは重要だと 感じた 意見は言うが 闘わずに 他者の意見はしっかり聞いて受け止めて そこで完結なのだな ◯『アドラー心理学では、他者から承認を求めることを否定します。』 ◯『ユダヤ教の教えに、こんな言葉があります。「自分が自分のために自分の人生を生きていないのであれば、いったい誰が自分のために生きてくれるのだろうか」と。』 ◯『ユダヤ教の教えに、こんな話があります。「10人の人がいるとしたら、そのうち1人はどんなことがあってもあなたを批判する。あなたを嫌ってくるし、こちらもの人のことを好きになれない。そして10人のうち2人は、互いにすべてを受け入れ合える親友になれる。残りの7人は、どちらでもない人々だ」と。』 (本文より) 引用されている「ユダヤ教の教え」が素晴らしい ユダヤ教についていつか本で読んでみたいと思った ハッとさせられる言葉もあった ◯『ほめるという行為には「能力のある人が、能力のない人に下す評価」という側面が含まれています。』 (本文より) という部分だ 心理学とは 追求していくと面白い部分もあり 結局どうしていいか分からなくなりそうな部分もある気がする ほめるという行為については 褒められて嬉しい人と 褒められることで恐縮してしまう人と 褒められたことで緊張感が高まる人と…と 様々な受け止め方があるので 相手によってどのタイミングで どう伝えるかを慎重に行なった方が良いと学んだことがある しかしながら アドラーの心理学による「ほめる」という行為の解釈は ハッとさせられるが 非常に腑に落ちた ◯『ええ、ほめるのでも叱るのでもありません。こうした横の関係に基づく援助のことを、アドラー心理学では「勇気づけ」と呼んでいます。』 ◯『人が課題を前に踏みとどまっているのは、その人に能力がないからではない。能力の有無ではなく、純粋に「課題に立ち向かう"勇気“がくじかれていること」が問題なのだ、と考えるのがアドラー心理学です。そうであれば、くじかれた勇気を取り戻すことが先決でしょう。』 ◯『そこで他者のことを「行為」のレベルではなく「存在」のレベルで見ていきましょう。他者が「なにをしたか」で判断せず、そこに存在していること、それ自体を喜び、感謝の言葉をかけていくのです。』 ◯『行動の目標 ①自立すること ②社会と調和して暮らせること この行動を支える心理面の目標 ①わたしには能力がある、という意識 ②人々はわたしの仲間である、という意識』 ◯『そこでアドラー心理学が大切にしているのが「普通であることの勇気」という言葉です。』 ◯『なぜ「特別」になる必要があるのか?それは「普通の自分」が受け入れられないからでしょう。だからこそ「特別によくある」ことがくじかれたとき、「特別に悪くある」ことへと極端な飛躍をしてしまうのです。』 (本文より) 上記の引用部分には特に納得する 特別によくありたいと努力したが報われず 特別な存在でありたいと願ったが報われず 特別に悪くなってしまった人たちについてはいくつも思い当たる どうして 急に豹変したのだろう なにが 彼をそこまで追い詰めたのだろうと 疑問に思うことがあったが 彼らは「普通」でいいと思える心理 やそれが認められる状況がなかったのかもしれない ◯『もしも人生が線であるのなら、人生設計も可能でしょう。しかし、われわれの人生は点の連続でしかない。計画的な人生など、それが必要か不必要かという以前に、不可能なのです。』 ◯『家から一歩出た瞬間、それはすでに「旅」であり、目的地に向かう道中も全ての瞬間が「旅」であるはずです。もちろん、なんらかの事情でピラミッドにたどり着けなかったとしても、「旅」をしなかったことにはならない。それがエネルゲイア的な人生です。』 (本文より) この「旅」の意味するところが好きだ 人生はうまくいかない部分も含めて 愛すべき自分の人生なのだと 完璧でなくたっていいじゃないかと 楽な気持ちになれる ◯『ええ、人生はいつもシンプルであり、深刻になるようなものではない。それぞれの刹那を真剣に生きていれば、深刻になる必要などない。』 (本文より) 深刻にならないというのは大事なのかもしれない 先日 新聞に98歳の今も仕事をされ 元気に生きておられる方の記事があったのだが 長寿の秘訣のコメントに『世の中に感謝し物事を深く考えないこと。なるようになるんだから。』 とあり 感銘を受けた 記事を切り取って手帳に挟んでいる 『なるようになる』 の言葉の裏にはアドラーの言う『それぞれの刹那を真剣に生きている』という積み重ねの日々がうかがえる気がした ◯『人生における最大の嘘、それは「いま、ここ」を生きないことです。』 (本文より) これって 今よく言う「マインドフルネス」だよね! 「いま、ここ」が大事! 分かっているのに 過去や未来に執着することがある 切り替えて 「いま、ここ」に集中して生きようと思う ◯『そこでアドラーは「一般的な人生の意味はない」 と語ったあと、こう続けています。「人生の意味は、あなたが自分自身に与えるものだ」と。』 ◯『あなたがどんな刹那を送っていようと、たとえあなたを嫌う人がいようと、「他者に貢献するのだ」という導きの星さえ見失わなければ、迷うことはないし、なにをしてもいい。嫌われる人には嫌われ、自由に生きてかまわない。』 ◯『もう一度、アドラーの言葉を贈りましょう。「誰かが始めなければならない。他の人が協力的でないとしても、それはあなたには関係ない。わたしの助言はこうだ。あなたが始めるべきだ。他の人が協力的であるかどうかはなど考えることなく」。』 (本文より) アドラーの心理学は 今の私に多くの希望と勇気を与えてくれた あとは 私が 始めるかどうかだ 1ヶ月後 私はどうしているだろう 1年後 私はどうしているだろう… 幸せでいれたらいいな だから私は「いま、ここ」を大切に 自分の課題に取り組んで シンプルに生きていきたい 久しぶりに 心を揺さぶる本に出会えてよかった

    15
    投稿日: 2024.09.20
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    旅をしてきた、奥深き心の世界へ。青年と哲人が対話していた。青年は悩み、哲人は導く。幸せになる勇気、嫌われる勇気、普通の自分を受容する勇気。すべては勇気の問題。原因論ではなく目的論。自分の課題と他者の課題を分離する。承認要求をしてはいけない。人間関係のゴールは共同体感覚。…本書はアドラーの心理学そのものではない。著者2人が独自に解釈したものである。その的確性は問題にしない。重要なのは、自分がどう活用しどう生きるかということだ。誰かの役に立つことに喜びを感じる。過去でも未来でもなく今を生きる。旅は楽しめた。

    2
    投稿日: 2024.09.19
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    街中図書館にて 前から読みたかった本 街中図書館はとても素敵なのですが、借りて行くことができないのでメモを取りながら真剣に読みました 最初は青年の否定がすごくてびっくりしたけど、だんだん慣れてきました 原因論ではなく目的論 怒りは出し入れ可能な道具 私が正しいと確信した時には、すでに権力争いに足を踏み入れている 人生のタスク→行動・心理面の目標 課題の分離→これは誰の課題なのかを考え、冷静に       線引きすること 自分は世界の中心ではなく、全体の一部 共同体感覚 特に響いたのは褒めてはいけない、叱ってもいけない  どうして??と不思議だったが 褒める=能力のある人が、能力のない人に下す評価 縦の関係 横の関係に基く援助→勇気づけ 他者を行為のレベルでなく、存在のレベルで見る 人に貢献することが幸福 そして、普通であることの勇気 人生は点が連続する刹那 いま、ここ を真剣に生きる たくさんの学びがありましたが、一回では理解で気ないと思うので、行動に落とし込むことを意識していきます 子育てにも必要なアドバイス満載で、変われると思って今を大切に、充実して生きていこうと思いました

    79
    投稿日: 2024.09.19
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    面白かった。一気に読みました。マズローとアプローチは異なるけども「自己実現欲求」の上にあると言われてる「自己超越欲求」が、他者貢献に極めて近い気がするしました。「課題の分離」→「嫌われる勇気」→「他者貢献」は一見矛盾しているようですが、結局、やる気の源泉、ひとのやる気スイッチの根源のような気がする。この共同体への他者貢献の強いこの国のこの思いを受け止める国としての共同体の再構築が必要なような気がします。

    1
    投稿日: 2024.09.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    たまたまアドラー心理学に興味を持ち レビューも良かったので手に取った。 原因論ではなく目的論。 そんな考え方があるのだなと感心した。 又、横の関係について。 子育て中ですが、ついつい口出し、手出ししてしまい、自分でも自分の育て方よくないなと思いながらも変えられなかった。 これからは子供の課題と自分の課題の線引きを大事にしつつ、見守る子育てをできたらいいな。 仕事でも悩んでいるが、 仕事についてもヒントになる部分があり、 変化が怖い、新しい環境が怖くて なかなか動けずにいた。 しかもそれを子育てを理由に動けないと結論付けていた。最悪だ。 自分にただ勇気がなかっただけ。 最後に良い人生だったと言える様に いま、ここ から変わっていきたい。 いや、変わっていく。 頑張るぞ!!

    1
    投稿日: 2024.09.16
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    なんとなくわかったような、わからないような感じではあるけれど、他者貢献はなるほどと思う点がある。難しい。

    2
    投稿日: 2024.09.14
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    有名な本ですがいまさら読破。 昔その教えを援用した小噺を散々聞かされたこともあって、内容は割とスムーズに入ってきました。 全ての悩みは対人関係に帰す、自分と他人の課題を区別する、他者と過去は変えられないが自分と未来は変えられる。肝に銘じたいと思います。

    1
    投稿日: 2024.09.09
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    哲人と青年の会話によって進んでいくのだが、わたしは、青年の自分に自信が持てないという思いに大いに共感した。この2人の会話をなぞっていくことによって、自分の認知していた世界がいかに狭くしていたかということに気がついた。自己受容、他者信頼、他者貢献を意識して今にスポットライトを当てて生きていきたい。

    1
    投稿日: 2024.09.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    対話形式であり、トピックごとに分かれて 書かれているためとても読みやすく、 本を読むことが好きなった。 また、自分の悩みに多くの言葉が突き刺さり、 人生に衝撃を与える概念がいくつもあった。 以下、心に留めておきたい言葉や考え方を記す。 ○「自分が自分のために自分の人生を 生きていないのであれば、 一体誰が自分のために生きてくれるだろうか」 「誰のために生きているのかといえば、 無論あなたのためです」 ○自分と他人の間に、境界線を引くこと。 自分が変えることができるものに、目を向ける。 ○評価をせず、感謝をする。

    2
    投稿日: 2024.09.04
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    最近考え方が極端になってきてしまったなとか考えてもしょうがない事をいつまでも考えていることが多く、このような考え方は変えないといけないと分かっているがなかなか変えられないという状況が続いていて、そんな自分が本当に嫌でものすごく自己嫌悪に陥っていた。そんな時に、数年前から話題になっていたこの本に出会い、読んでみた。 今回、移動時間やふと出来た休憩時間に読み進めることを意識していたのだが、電車で本編に入る前の導入部分にあった「人は変われる、世界はシンプルである、誰もが幸福になれる」の一文を読んだ際、思わず泣いてしまった。この一文だけで救われた気がした。 本編に入ってからも、哲人が教えてくれるアドラーの考え方に何度も救われ、勇気をもらった。 そして、これからは私自身も「勇気」を出して変わっていきたいと思った。 今度行われるこの本のトークイベントにも参加する予定なので、それまでにこの本をまた読み返し、イベントで更に内容を深められたらと思う。

    1
    投稿日: 2024.09.02
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    他者貢献、自己受容、共同体、課題の分離 全部スッと体に入ってきた 人は皆敵ではない 騙されることに臆病になって、距離を置く人を増やしたけど、そういうもんでもないのかもなぁ 少年、言い過ぎって思ったけどそれがおもろかった 中々度胸あるよ

    1
    投稿日: 2024.09.01
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    Kindleで持っていることを忘れていて、書籍を再購入してしまいました。 自己受容、他者信頼、他者貢献を心に、いまここに集中して生きていこうと思う。

    8
    投稿日: 2024.08.31
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    自己啓発本であり、哲学者であり。 兄に借りて読了。はっとさせられる表現も多く、ためになった。他者の課題と自己の課題を分離すること。承認欲求を捨て、共同体感覚を持つこと。 心がけたいと思う。

    1
    投稿日: 2024.08.31
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    この本が発売されて話題になっていた頃に読もうとしたのだが、どうにも青年が頭でっかちの分からず屋に見えてイライラしてしまい、序盤で読むのをやめてしまった。 あれから10年くらい経って再チャレンジ…。私も伊達に年をとってなかった様で、青年のことを見守りながら読了。 肝心の中身だけど、結構厳しい内容だな〜という印象だった。全然分野が違うのだが、ドラッカー読んでた時と同じ様な気持ち。 理論的にはわかるけど、実践するには自己コントロールを的確にできる必要があると思うので、哲人の言う「それまで生きてきた半分の年数が必要」はその通りなんだと思う。 終盤まで手厳しいのだが、オチとしては寛容でかなり一般的な所という印象。あれだけ手厳しいと思ったのに、全体通すと、優しい内容と思えるのも不思議だった。 忘れたくないことが沢山あったがきっと忘れるので、いつでも思い出せる様に読み返したい一冊。

    2
    投稿日: 2024.08.29
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    すまん、難しかった。 概念はある程度わかるが実践は難易度高。 少しずつならできると思う。 アドラー心理学を会得するには、学習を始めた時点から、その人の半生が必要(例:40歳で学習を始めたら60歳で会得)と本書には記載されていたので、まぁ納得は納得。 発想としては良かった。

    1
    投稿日: 2024.08.29
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    悩むのをやめれば悩みはなくなる。みたいなことでしょうか。 それができれば苦労しないよと思いつつ。それができるようになるしかないなとも思いました。 自分は他者の期待を満たすために生きているわけではなく、他者もまた、自分の期待を満たすために生きているのではない。 前段は大事ですが、後段をより大事にすることが最低限備えなければならない良識だと思いました。

    1
    投稿日: 2024.08.28
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    課題の分離や目的論などアドラー心理学をマイ基準として人生を過ごすと精神的に安定するし、現状を変えられると認識することができる。

    1
    投稿日: 2024.08.25
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    人生の捉え方の引き出しを増やすイメージ。 20歳に購入してから年に1回は読んでいるけど、歳を取るほど実践するのは難しいと感じる。読むだけで何かが変わると思ってる人にとっては突き放された感覚になるかも。文字通り、勇気が必要。

    1
    投稿日: 2024.08.24
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    「いま、ここ」が充実していれば、それでいい。 「他者に貢献するのだ」という導きの星さえ見失わなければ、迷うことはないし、何をしてもいい。 世界とは、他の誰かが変えてくれるものではなく、ただ「わたし」によってしか、変わりえない。

    0
    投稿日: 2024.08.22
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    まだ1周しか読んでおらず、またこの本から学んだことを実践出来ていない為、「アドラー心理学」に関して個人の感想・評価をする事は難しいと感じる。しかしながらこの本を読むと心に染み渡るような考え方・フレーズが多くあった。そのうちの一つが「人生とは階段でも無く1本の道でも無く、地平線である」「そして我々の成長とは前の自分よりも1歩進んでいることである」という考え方である(書籍の文を引用している訳ではないので悪しからず)。日々生きているなかで周りの人の優秀さを自分と比較してしまい項垂れることが多々あった中でこの言葉は自分のその薄暗い感情を暖かく照らしてくれるように感じた。この本に書かれているアドラー心理学は確立された素晴らしい心理学なのだと思う。だからこそこの本を読み自ら考え実践・評価する事が大切なように思う。特に対人関係に悩みがある方に是非とも一読して頂きたいと感じる本であった。続刊も読みたいと思う。

    1
    投稿日: 2024.08.22
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    内容は難しかったけど、対話式だったから読みやすかった。 こういう風に生きられたら確かに幸せだろうなぁ。 これからも何度か読み返したい。

    0
    投稿日: 2024.08.20
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    他者との適切な距離感で交流するにはどうしたら良いかを求めていた時に行き着いた本。相手の悩みに共感してまるで自分ごとのように踏み入れている節のあった自分にとっては、課題の分離という考えによって翌日から世界の見え方が変わったと思う。相手の課題と自分の課題を分けて考えられれば、相手のことはその人のペースで解決していけばいいと俯瞰的に見ることができる。それは干渉し過ぎず、放置し過ぎずのいい距離感だと思った。その他にも対話を通して何度も繰り返されるアドラー心理学の言葉がとても理解しやすい本だと思いました。

    3
    投稿日: 2024.08.20
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    「いま、ここ」を真剣に丁寧に生き、私が私の持ち得るもので他者貢献する 時には忘れるけれど、何度もこの考え方に立ち返って意識して生活していきたいと思いました。

    0
    投稿日: 2024.08.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    アドラー心理学は、自分の現状や将来について、これまで他者や環境に原因を見出していた人々にとっては厳しい考え方である。しかし同時に、これからの人生を自分自身によっていかようにも変えることができるという可能性と希望に満ちた考え方でもある。アドラー心理学が正しいのか正しくないのかは問題ではなく、この考え方を選択するのか、実践するのかという点は読者に委ねられている。ということで、まずは一読をお勧めしたい。 *アドラー心理学は、勇気の心理学、使用の心理学である。 *アドラー心理学とは、他者を変えるための心理学ではなく、自分が変わるための心理学である。 ☆行動面の目標 ①自立すること。②社会と調和して暮らせること。 ☆心理面の目的 ①わたしには能力がある、という意識。②人々はわたしの仲間である、という意識。 ○これらの目標は、「人生のタスク」と向き合うことで達成できる。人生のタスクとは、対人関係を軸とした、仕事のタスク、交友のタスク、愛のタスクを指す。 ・世界はシンプルであり、人生もまたシンプルである。人は誰しも、自らが意味づけをほどこした主観的な世界に住んでいる。 ・過去の「原因」ではなく、いまの「目的」を考える。 ・自分の経験によって決定されるのではなく、経験に与える意味によって自らを決定するのである。 ・人は感情に支配されない、過去にも支配されない。 ・大切なのはなにが与えられているかではなく、与えられたものをどう使うかである。 ・あなたはあなたのライフスタイル(性格、気質)を、自ら選んだ。そして再び自分で選びなおすことも可能である。 ・あなたは「あなた」のまま、ただライフスタイルを選びなおせばいい。 ・これまでの人生になにがあったとしても、今後の人生をどう生きるかについてなんの影響もない。 ・人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである。 ・優越性の追求(自己の向上)も劣等感も、健康で正常な努力と成長への刺激である。 ・健全な劣等感とは、他者との比較のなかで生まれるのではなく、「理想の自分」との比較から生まれるものである。 ・劣等コンプレックスとは、自らの劣等感をある種の言い訳に使いはじめた状態のことを指す。=見かけの因果律 ・劣等コンプレックスを言葉や態度で表明する人、「AだからBできない」といっている人は、Aさえなければ、わたしは有能であり価値があるのだ、と言外に暗示している。 ・優越コンプレックスとは、あたかも自分が優れているかのように振る舞い、偽りの優越感に浸ることを指す。ex.権威づけ(交友のアピール、経歴詐称、ブランド信仰) ・もしも自慢する人がいるとすれば、それは劣等感を感じているからにすぎない。 ・不幸自慢は、不幸であることによって「特別」であろうとし、不幸であるという一点において、人の上に立とうとする。自らの不幸を武器に、相手を支配しようとする。弱さは非常に強くて権力がある。 ・対人関係の軸に「競争」があると、他社全般のことを、ひいては世界のことを「敵」だと見なすようになる。他社の幸福を「わたしの負け」であるかのようにとらえてしまう。 ・権力争い(非難、挑発、言い争い等)を挑まれたときには、ぜったいに乗ってはならない。仮に言い争いに勝ったとしても、相手は復讐の段階へと進む。 ・怒ってはいけない、ではなく「怒りという道具に頼る必要がない」のです。 ・怒りを用いずとも意思の疎通はできるし、自分を受け入れてもらうことも可能である。それが経験的にわかってくれば、自然と怒りの感情も出なくなる。 ・誤りを認めること、謝罪の言葉を述べること、権力争いから降りること、これらはいずれも「負け」ではない。 ・人は「この人と一緒にいると、とても自由に振る舞える」と思えたとき、愛を実感することができる。 ・「人生の嘘」とは、さまざまな口実を設けて人生のタスクを回避しようとする事態を指す。ex.自分の状況の責任を誰かに転嫁する。相手の欠点や短所を見つけ出して敵とみなす。 ・賞罰教育や承認欲求は、他者の期待を満たすための人生、他者の価値観に合わせて生きる人生につながる。 ・他者もまた、あなたの期待を満たすために生きているのではない。 ・「課題の分離」とは、自分の課題と他者の課題とに冷静に線引きすることを指す。 ・あらゆる対人関係のトラブルは、他者の課題に土足で踏み込むこと、あるいは自分の課題に土足で踏み込まれることによって引き起こされる。 ・他者の課題には介入せず、自分の課題には誰ひとりとして介入させないこと。他者の課題に介入することは自己中心的な発想である。 ・課題の分離ができず、承認欲求、他者からの評価にとらわれている人もまた、「わたし」にしか関心がないきわめて自己中心的な発想である。 ・自分の信じる最善の道を選ぶことが重要であり、その選択について他者がどのような評価を下すのかは他者の課題である。 ・「自由」とは、本能的な欲望や衝動的な欲望(承認欲求、嫌われたくない、見返り)に抗い、自分の生き方を貫くこと。=嫌われる勇気 ・対人関係のカードは常にわたしが握っている。相手がどんなライフスタイルを持っているか、わたしのことをどう思っているか、わたしのアプローチに対してどんな態度をとってくるかなど、ひとつも関係がない。 ・変わるのは「わたし」だけであり、他者が変わること、他者を操作することは目的ではない。 ・課題の分離は、他者を遠ざけるための発想ではなく、複雑に絡み合った対人関係の糸を解きほぐしていくための発想である。 ・「共同体感覚」とは、他者を仲間だと見なし、そこに「自分の居場所がある」と感じられることを指す。 ・わたしは世界の中心ではなく共同体の一部である。ここにいてもよいという所属感は、人生のタスクに立ち向かい共同体にコミットすることで得られる。 ・「勇気づけ」とは、すべての対人関係を「横の関係」として、介入ではなく援助を行うことを指す。また感謝と喜びの言葉を伝えることを指す。いちばん大切なのは、他者を評価しない、ということ。他者のことを「行為」のレベルではなく、「存在」のレベルで見て、喜び感謝すること。 ・人は「他者貢献」によって、自らの価値を実感できる。 ・「共同体感覚」は自己への執着を他者への関心に切り替え、自己受容、他者信頼、他者貢献をもって持つことができる。 ・自己受容とは、自己肯定ではない。変えられないものは肯定的にあきらめ、変えられるものの向上を目指すことである。 ・他者信頼とは、いっさいの条件をつけずに他者を信じることである。 ・他者貢献とは、自己犠牲ではなく、わたしの価値を実感するためになされることである。 ・幸福とは、わたしは誰かの役に立っているという主観的な感覚、すなわち「貢献感」を持つことである。承認欲求は貢献感を得るための手近な手段であるが、他者の望みどおりの人生を生きることになり自由を失う。 ・「安直な優越性の追求」とは、他者の注目を集め、「普通」の状態から脱し、「特別な存在」になろうとすることを指す。 ・「普通であることの勇気」を持つことができたなら、世界の見え方は一変する。普通=無能ではない。 ・目的に到達せんとする人生は「キーネーシス的」であり、過程そのものを結果とみなす人生は「エネルゲイア的」である。アドラー心理学では、人生をいまこの瞬間をくるくるとダンスするように生きる連続する刹那ととらえ、いま、ここに集中するエネルゲイア的人生を説く。目的地に向かう道中もすべての瞬間が旅であるのと同じように、人生はつねに完結している。 ・人生における最大の嘘は、「いま、ここ」を生きないことである。 ・一般的な人生の意味はなく、人生の意味はわたしが自分自身に与えるものである。 ・自由であり幸福である人生を送るための導きの星は、他者貢献である。導きの星さえ見失わなければ、刹那を送ろうが嫌われようが迷うことはない。 ・世界とは、他の誰かが変えてくれるものではなく、ただ「わたし」によってしか変わりえないのである。 

    1
    投稿日: 2024.08.20
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    人生のバイブルにしたい本だと思う。 と、同時に、専門用語は使われていないのに 矛盾が生じてるかのような言い回しも多く、小難しい。 何度も読んで自分のものにしていきたい。 嫌われる勇気とは、 人間関係を排他的に見るのではなくて、 自分の価値観を変えていく、変える勇気を持つことで、幸せになっていこうということだった。 そして、自分自身を変える勇気というのは、 一つの目標に向かって努力するのではなく、 刹那(一瞬一瞬)を一生懸命生きることで 人は変われるということでした。 人生は線ではなく、点を生きるというのは、 スティーブ・ジョブズを思い出した。

    7
    投稿日: 2024.08.20
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    青年と哲学者のやりとりが面白かった。 青年がアドラー心理学に共感して受け入れようとすると、毎回哲学者がそのあとに新たな考え方を伝授し、それが大胆すぎて青年が再び激怒する流れが続く。

    0
    投稿日: 2024.08.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    "承認欲求にとらわれている人は、他者を見ているようでいて、実際には自分のことしか見ていません。他者への関心を失い、「わたし」にしか関心がない。すなわち、自己中心的なのです。" 他人のために生きる不自由ではなく、自分の道を行く自由を取りたい。そんな風に思えた。 読むたびに刺さる言葉が変わる本。心がモヤモヤした時にまた読み返したい。

    4
    投稿日: 2024.08.18
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    私にとっては対話形式が非常に読みにくく、概念が頭に入ってこないため、何度も戻り読みをした。恐らくもう一度読み直すと思う。 書いている内容は良いのに、文章との相性か? あとがきで触れられている、共著者のアドラー心理学入門を読んでみようと思う。その方が頭には入りやすいのではないだろうか。 1年以上読んでは放置を繰り返した初めての本。

    0
    投稿日: 2024.08.18
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    嫌われる勇気:「自己満足」「貢献感」を追求すること。自分にできることとできないことを切り分け(課題の分離)、自分の出来ることにだけコミットする。このことを通じ、「貢献感」を感じることができれば良い。 他人に期待せず、自分に期待する人生にしたい。

    0
    投稿日: 2024.08.18
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    カッとなってしまった際に失敗したことがあり、この本を手に取って読みました。「怒りという感情を捏造している」という考えにハッとしました。本当にそうだろうか、とは思いましたが、今度カッときた時にこの事を思い出してみたい。「課題の分離」についても、事あるごとに適用してみたい。

    1
    投稿日: 2024.08.17
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    ベストセラーなだけあってかなり面白いと感じた。 目的論 怒りは出し入れしやすい道具 この二つの考え方は勉強になった。

    0
    投稿日: 2024.08.16
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    文章自体は会話形式で読みやすく、あるある・確かになと自分と照らし合わせて読み進めることができます。 内容は大きく分けると以下の2点かと感じました。 ◯自分が何か変わりたい・直したいところがあるのにうまくできない状況について、大切なのは過去や普段の自分ではなく過去の経験や今あるものをどう解釈するかといった内面との向き合い方のお話 ◯他者との関わり方について、他者を競争相手や先輩・後輩という上下関係ではなく仲間として捉えて相手のために寄り添う・見守るといった外との付き合い方のお話 まとめると 人は対人関係の中に生きているが 関わるもの全ては仲間であり競争相手・敵ではない 仲間のために価値を提供することで人は幸せを感じられるし、自分が何かやりたいとき、失敗したときの不安や他者からの目線の変化などの不安は当然つきまとうがそれでも前に進むという「勇気」を持つことが大事。ということかと思いました。 一度読んだだけでは表面的には納得できているが理解はできていない感覚で、私も何度か読み直してみようと思いますが 普段の会社での人間関係や自己嫌悪に陥っている自分に対して「勇気」をくれるような一冊だと思いました。

    0
    投稿日: 2024.08.16
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    アドラー心理学の入門書。 対話形式になっているので読みやすい。 理解できず違和感を感じる内容もありましたが、また時間をおいて読み直してみたいと思います。

    4
    投稿日: 2024.08.16
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    人から嫌われてるかもしれない、人の目が気になって苦しい。コミュ障すぎて人間関係上手く構築できない。そんな思いから数年前に読んだものを再度手にして再読。フロイトだのユングだのこの手の有名心理学というか哲学めいたものは全然詳しくないですし、このアドラーの心理学も2回読んだからといって100%全て理解できました!これで人生頑張る!とはなれなかったですが、少し気は楽になった気がします。 個人的にここは響いたな、この感覚は大事にしたいなといったページに付箋を貼っていったのでしんどくなったらまたその部分を読み返してみたりして少しずつ自分を変える努力ができたらなと思える一冊でした。

    7
    投稿日: 2024.08.15
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    他人軸ではなく自分軸で生きる。自分自身、他者の反応に期待や依存していたところがあるかもしれない。あくまでそれは他者の課題であり、己は己の課題をこなしていけばいい。そう振り返ることができた。 他者の期待に基づいて生きるより、自分の価値観に基づいて生きるほうが自分でコントロールできる範囲が広がり、生きやすくなる。この本を読んで、コントロールできない他者の課題を分離して、コントロールできる自分の課題に専念することを意識して過ごしている。生活の中で、これは自分の課題なのか、それとも相手の課題かを考えることで、自分ではどうにもならないことを考える事が少なくなり、心が軽くなった気がする。対人関係で悩んでいる方におすすめしたい一冊だ。

    1
    投稿日: 2024.08.15
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    自己啓発本はあまり読まないけど、「嫌われる勇気」と、「幸せになる勇気」はしっくりくる本だった これから生きていくうえでも、何度も読み返そうと思う

    1
    投稿日: 2024.08.15
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    対話形式で面白かった 自分がどのように生きたいかをちゃんと考えて、他人がそれをどう思うかは気にせずに、行動原理の指針として持つことが大切なんだと思う

    1
    投稿日: 2024.08.14
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    今回は借りて読んだのですがこれは購入してふせんして何度も読み返さないと取り入れることは難しいですね でも、日々の生活の中で周りを仲間だと思ってみよう、とか、今目的のために怒りの感情を持ったな、と認識できるタイミングがもてるようになったことは自分の中での進歩です

    0
    投稿日: 2024.08.13
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    考え方としてもっと理解したい、取り入れたい、と興味が沸いた。 具体的に毎日の生活を送る上でどうして行けばいいのかまでは落ち着いていないけど、 対人関係を競争で考えない、誰かに勝つ必要は無い。田舎を仲間と認識できるようになれば、自分の嫌なところが改善されるような気がした。

    0
    投稿日: 2024.08.11
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    歴史的な精神科医や心理学者の中でアドラーの唱えている理論が自分にとって一番しっくりきます。 全ては認知の問題なんだなぁと。 人生に一度でも良いから読んだ方がいい本

    1
    投稿日: 2024.08.06
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    自己啓発本の入門にちょうどいいかなと思い読んでみました。 岸見一郎先生の作品はこれが初めてなのですが、専門用語が出てくることもなく、説教がましさも感じなかったので読みやすかったです。 内面化するのは難しかったものの、何度もはっとさせられる内容でした!

    7
    投稿日: 2024.08.06
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    新しい職場の人間関係で胃が痛くなってしまったので参考になるかもと思い購入。 哲学者の先生とひねくれた青年の対話形式で話が進みます。 この青年の突っ込みスキルはなかなかのものです(笑) 印象に残ったのは他者の課題と自分の課題の線引きをしっかりして自分の課題に集中するってところかな。 他人が自分にどういった態度を取るか、どう評価するかは他人の問題だから気にせず自分の問題にしっかり取り組む。 シンプルだけどなかなか難しいですよね。 でもこの教えを参考に高圧的な上司をとりあえず無視して自分のスキルアップに集中した結果、頑張りを評価されて周りの態度が軟化しました。 私もこの人がこうだからあーだこーだと不満ばかりでしたが頑張れない言い訳を探してたのかもしれません。 ここが自分の居場所だと感じられるようになるには、自己受容、他者承認、他者貢献の3つが必要だというところも印象的でした。 私の場合はまずありのままの自分を受け入れるところからですね。 自分の居場所がほしいと思う人はたくさんいると思いますが、結局自分で作るしかないんだなと。 厳しいけどそれが真理なんだろうなぁ。

    17
    投稿日: 2024.08.03
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    ■記載内容 アドラー心理学について アドラー心理学:人は目的のもとに生きている、幸せになるには勇気を持つ必要がある。 ・人生の悩みは全て対人関係である。 ・過去の事象やトラウマは関係ない。 ・原因論でなく目的論。 ■学んだこと 事象に対する解釈と、それに対する選択肢に関して学ぶことができた。 今の悩みは全て対人関係の悩みである。そして、それを解決するためには他者に対する貢献感を得ることで解決できる。 貢献感:私は他者の役に立っている。必要とされているという感覚 〈人生のタスク〉 ・行動面   1.自立すること   2.社会と調和して暮らせること ・心理面   1.私には能力があると言う意識   2.人々は私の仲間であるという意識 〈劣等と劣等コンプレックス〉 劣等を感じた時、それを理由に能動的に解決できるよう動くことができれば、それは劣等。 逆に劣等を理由に何もせず、解決にも動かない受動的な場合は劣等コンプレックス。

    0
    投稿日: 2024.07.30
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    難しい でも哲人が青年に対して指摘している事が、自分にとっても図星なところがあったから、理解を深めたいと思った。 生活の中で意識していきたい。

    9
    投稿日: 2024.07.29
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    一回読んだだけでは、なかなか理解はできなかった。 もう一度、紙と鉛筆をもって整理しながら読みたい。 これは誰の課題なのか?を考える。 他者の課題には介入せず、自分の課題には誰ひとりとして介入させない。 人生は線ではなく、点の連続である! いまここに、強烈なスポットライトを当てる。 そうすれば過去も未来も見えない いまここだけを真剣に生きる。 真剣であることと、深刻であることを取り違えない。 人生も世界もシンプル!

    2
    投稿日: 2024.07.25
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    この本を読んで日常生活が少し楽になった。人生半分ほど生きてきて、過去を悔やんだり、未来が不安になったり、なんかこんなはずではなかった、とモヤモヤしたり。 大事なことは、「いま、ここ」。 印象に残ったフレーズ。 『人生における最大の嘘、それは、「いま、ここ」を生きないこと。人生の嘘を振り払って、怖れることなく、いま、ここに強烈なスポットライトを当てなさい。』 今に集中して日々前を向いて生きて行こう。再読確定、星5

    0
    投稿日: 2024.07.21
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    この本を読んで改めて自分の生き方を見直すきっかけができた。自分はもっと誰かの役に立てていると思えるようにして自らの価値を実感したい。そして「いま、ここ」に強烈なスポットライトをあてていま、ここだけを真剣に生きようと考えた。

    1
    投稿日: 2024.07.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読みかけのままになっていて、読んでは少し戻り読んでは少し戻りしつつ読了。それ私のこと〜〜と思う部分や、考え方の参考になる部分があった 褒めるってことは縦の関係になっている 褒めるというのは能力が高い人が低い人にむけて行うこと 会社内など職責に応じて敬うことは別に問題ない そこに「縦の関係」を当てはめないこと 友達のようにしろということじゃない。上司であっても後輩であっても、同じ人間として、主張をしていい 意識を「横の関係」にする 様々な人間関係のどれか一つに縦の関係があると、その他の人間関係もたての関係になっている ライフスタイルであり、相手に応じて使い分けることは不可能なので、友達に対しても縦の関係になっているはず(Aちゃんの言うことは信じられない、Bちゃんはいつも遅刻してくるから私もそうしていい、とか) 逆の考え方で、一つでも横の関係を作れると、その他の人間関係も横の関係に変えていくことができる 勇気づけは「ありがとう」「うれしい」「助かる」など素直な気持ちを相手に表すことで可能 ↑これは得意 できていると思う 意識しているわけじゃなかったけど、全部言えている。 他者が「なにをしたか」で判断せず、そこに存在していること、それ自体を喜び、感謝の言葉をかけていくのです。 ↑これは基本的にめちゃわかるし重たいくらいそう思っているけど、物理的距離が離れた途端下手くそになりがち すごいね〜とかえらいね〜とか言いがちで、変にへりくだっているつもりはなかったけれど、意識無意識関係なく、その言葉を使うことで上から目線になったり逆に下の立場になったり、相手にも同じ気持ちにさせていたのかもしれない 押しつけはしない 自分のやり方として、ちょっと気をつけてみよう 褒めすぎない

    0
    投稿日: 2024.07.18
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    休職、復職を経て、元のように夢中で働けない中、 自分の仕事や人生について新たな視点を求める中で読んだ一冊。 これまで読んだ本で、自分は仕事をクリアしていくゲーム性やそれで満たされる承認欲求によって夢中で働いていたと気づいた。 面白さもあったし、楽しい面もあったが、行為によって承認欲求を満し続ける事に疲れ果ててしまった。 そして次の一歩として参考になる本であった。 正直、承認欲求は高いが人にヘコヘコする性分でもなく、 嫌われまくっていた過去もある。 だから、題名には惹かれなかったけど、読んでよかった笑 この本は噛み砕いて書いてあるようでとても読みやすい。 一方で、全ての思想を理解して実践するのはとても難解とも感じる。 しかしながら、人生の要所要所で読めば、そのステップにあった発見があるような良書と思う。 今の私には以下の考え方が響いた。 ・トラウマ論から脱却し、目的主義にたち、過去のせいにしないこと ・課題の分離によって、人の課題を考えるのをやめること ・みんな敵でなく、仲間になることをめざすこと ・自分を受容するには、貢献「感」がたいせつであること 1つ目でなんとなく過去とは切り離せそうなので、 2つ目の思想でアレコレ気にせず、自分の課題を全うすることに努めようと思う。最近それができていなかった。 ゆくゆくは3つ目4つ目の視野で世界を見れたらいいな。 今できることを、やって元気に働けるようになろう。 それが今の私の「ダンス」かな。

    8
    投稿日: 2024.07.16
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    難しい、非常に難しい。言ってることはわかるけど、納得と理解が全くと言っていいほど追い付かず、ましてや実践なんてまだまだできそうもない。。。読んでて頭射抜かれたレベルの衝撃を受けて度肝を何度も抜かれ、もう肝が無くなった。 またいつか読み返して脳を整理していこうと思う。

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    投稿日: 2024.07.15
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    変わりたいと思う気持ちがあるのであれば、原因論の住人から脱却すること!目的論に切り替え、他者課題には踏み込まない。そして「いま、ここ」を一生懸命生きる!「トラウマは存在しない」話にぶっ飛ばされた。

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    投稿日: 2024.07.14
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    人生のほとんどの課題は人間関係にある なぜその問題が発生するのか 本質に迫る、痛いところを突かれた! 結果の原因は自分 問題の源はなんなのか そこに向き合えます

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    投稿日: 2024.07.14
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    漠然と人生ってなんだろう…。幸福ってなんだろう…。って疑問に思っていた日々。。。 これだ!ってゆう答えを探し求めてた… でも、この本を読んで自分の価値観が変わり、自分の人生についての疑問の答えの求め方が分かった気がした! 「あと10年、いや5年でいいから早く知りたかった。」 「いまのあなたに響いているからこそ、そう思うんだ」の部分が本当に心の底から今の私に響いた! この本に出会えて本当に良かったと思えた1冊だった。

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    投稿日: 2024.07.12
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    この本を読んでから、怒りそうになったときはちゃんと深呼吸して冷静になって考えるようになったし、他者貢献をしながら生きようというモチベーションになった!青年が私の代弁をしてくれてたけど最後にぽろっと折れたのがちょっと納得いかず!

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    投稿日: 2024.07.09
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    アドラー心理学は勇気の心理学。原因論と目的論の違いで初手ぶっ飛ばされる。大切なのはなにが与えられているかではなく、与えられたものをどう使うか。人間の悩みはすべて対人関係の悩み。対人関係の軸に競争がある限り悩みから逃れられない。読んでいて、「青年」ほど捻くれてはいないが劣等感と自己嫌悪に苛まれ、なぜ自己嫌悪してしまうかの心理のからくりを理解しながらも勇気が持てず脱出出来なかった10代半ば〜後半のことを思い出した。優越コンプレックスに支配されると権力者と懇意であることや自慢話、過度なブランド信仰に走るようになる。そして不幸自慢。人生のタスク(仕事・交友・愛)を回避するため、人生の嘘を自分につき続ける。承認欲求の元凶となる賞罰教育の否定。我が子本人の課題も介入し過ぎない。自己と他者で課題を分離すると対人関係はシンプルになる。対人関係から解放され自由になるには他者から嫌われるしかない。所属感は共同体に積極的にコミットしなければ得られない。対人関係の困難に当たった時はより大きな共同体の声を聴け。ほめないし、叱らない。人が自らの価値を実感し勇気を持てるのは、他者の物差しでほめられた時ではなく純粋に感謝されたとき。他者貢献を頑張る。

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    投稿日: 2024.07.08
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    読破後、真っ先に「今の自分」だからこの本の言葉が響いて、無我夢中で読んでいるのだと思った。 嫌われる勇気を持ち合わせていい、だけど自己を受容し主観で「他者貢献をしている」と感じて日々を生きること。矛盾しているようで同義なのだと知った。 過去も、未来にも囚われることなくダンスのように「今」という刹那を、「いま、ここ」を必死に生きていこう。本当にそう思う。

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    投稿日: 2024.07.05
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    能力が与えられているのかではなくてどう使うか。考え方によっては自分の世界はもっと輝く。何度も読み返そうと思う本だった。

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    投稿日: 2024.07.04
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    比較対象は、自分だけ。 シンプルだけど、改めて実践しようと思わせてくれた1冊。定期的に何度も読み返したい。

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    投稿日: 2024.07.03
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    アルフレッド・アドラー心理学を、二人の会話形式でまとめた1冊。 大まかには悩みの原因をなくして、幸せになるためにはどうすればいいか、という内容です。 そして心理学といっても内容はほぼ哲学のよう。「哲学」と聞いたら難しいのかな?と思ってしまいますが大丈夫です。最後まで会話形式なのと、専門用語がなく、使われる言葉も簡単なものばかりなのですごく読みやすい。 とはいっても一度読んですべて納得できるわけでもなく、また言わんとすることは納得できても実践が難しいものもあり。しかしその中にも今からでも実践できる教えもある。 今まで得た知識や経験の端々をちょこちょこと指摘されて諭されているような、元々あなたの中や世間のあちこちにもアドラーの心理学の基礎はあるんだよと導かれているような感触でした。 そう新しい本ではないのにまだまだ人気なのは納得できました。参考にしたいと思います。 以下メモとして・・・ ・目的論 ・感情の使用 ・ライフスタイル ・悩みはすべて対人関係 ・劣等感、劣等コンプレックス ・人生のタスク ・課題の分離 ・勇気づけ ・自己受容 ・他者信頼 ・他者貢献

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    投稿日: 2024.07.03
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    納得できる部分もあるが、難しい。 共同体感覚というのは全く分からなかった。 いろんな幸せがあると思うし、主人公ほど悲観的ではないため、あまり響かなかった。 会話ベースで進むため、二人の会話が所々、おもしろかった。

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    投稿日: 2024.07.02
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    メモるところがたくさん、普遍的に大切なテーマが記されたすごい本です。 何度も読み直して心に刻みたいです。

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    投稿日: 2024.07.01
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    過去が原因で今があるのではない 今の目的にあわせて自分が行動したり考えてたりするだけ 他者を横の関係として見る 誉めたり叱ったりしない 自分の信じる最善の道を選ぶ その選択について他者がどのように評価するかは他者の課題であって自分ではどうにもできない課題 誰の課題かを見極める その選択によってもたらされる結末を最終的に引き受けるのは誰か?  馬を水辺に連れていくことはできるが、水を飲ませることはできない 自分を変えられるのは自分だけ 人は わたしは、共同体にとって有益なのだと思えたときにこそ、自らの価値を実感できる  仲間と思える共同体で自分の主観において役に立ってる実感が大事 人からの評価は関係ない 人生とはいまこの瞬間をくるくるとダンスするように生きる連続する刹那 ダンスを踊っている いま、ここ、が充実していればそれでいい

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    投稿日: 2024.06.30
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    30代前半サラリーマンです。 オススメします。哲学書にしては読みやすい。そしていまこの本に出会えて良かったと思えた。 アドラーの心理学としてYouTubeで紹介されており、"トラウマなんてない" "悩みの全ては人間関係である" "人は変われる、みんな幸福になれる" といったフレーズに衝撃をうけ、購入。 哲学書でありながら読みやすい。 なぜか?物語のような、哲人と青年の対話形式になっている。 皆さんもこの本に出会う時は私と同じように、トラウマなんかない?そんなバカな?よし、論破してやろうと、お思いでしょう。 なんと、青年が筆者の気持ちを代弁して哲人と対話形式で話してくれてるのです。 読み終わったころには、よし、いまを真剣に生きよう。と思わせてくれました。

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    投稿日: 2024.06.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    【第一章】トラウマを否定せよ ・トラウマは存在しない。なぜなら、過去の経験に意味を与えるのは自分自身だからである。 ・人間はみな、目的に沿って生きている。 ・怒りは捏造できる。 例)いじめが原因で引きこもっている人は、引きこもることで、丁重に扱われ外に出てその他大勢になることを回避できるという点で、引きこもることを選び、その目的を成就している。その理由付けとして、過去のいじめによる不安という感情を作り出している。 例)失礼なウェイターに怒ってしまった。これは、感情に支配されたわけではなく、大声を出してウェイターを屈服させるという「目的」の為に、怒りという感情を選んだだけである。 ・必要なのは、「何が与えられたか」ではなく、「与えられたものをどう活かすか」である。 ・変わらない「性格」などというものはない。あるのは、「世界観」や「ライフスタイル」のみ。これらは、他の人と「交換」することはできないが、「更新」することが出来る。 (そのため、「もし○○になれたら」という交換欲求や、可能性の中に生きることは無駄であり、それがあるうちは幸せになれない) 例)赤面症の女の子が、これが治ったら好きな人に告白すると言っているが、これは赤面症を口実に振られることを避けているだけである。 だから、カウンセラーは赤面症を直すのではなく、今の自分を受けいれ前に進む「勇気づけ」をするべきだ。 ・今の自分が不幸でも、変われない人は多い。ではなぜ変わらないのか。変わらない方が楽であり安心だから、「変わらないでおこう」という決心をしているだけである。そこから抜け出すには、「幸せになる勇気」が必要。 【第2章】全ての悩みは対人関係 ・個人だけで完結する内面の悩みは存在しない。どんな悩みも、他者の影が投影されている。 ・対人関係の軸に「競争」があると、世界を「敵」とみなすようになり、他者の幸福を「負け」と捉えるようになり、悩みから逃れられなくなる。 ・また、そのような人に「権力争い」を挑まれた時は、乗ってしまうと「復讐」をされるから乗ってはいけない。 ・権力争いから降りることや、謝罪をすることは負けではない。 ・劣等感は、主観的な解釈でしかない。例えば、身長が低いという悩みは客観的な事実に思えるが、「威圧感を与えず癒しを与える」と思えば解決する。 ・だから、劣等感を抱くかどうかは自分で選択できるし、優越性の追求を使うことも出来る。 ・正しい劣等感とは、「理想の自分との違い」にある。それをもとに、ただ前に歩いていくことこそ価値がある。 ・問題なのは、劣等感を言い訳に使う「劣等コンプレックス」である。例えば、「私は低学歴だから成功できない」というような過度な因果関係を持たせて自らを納得させることだ。 ・これを使う人は、「○○さえなくなれば成功できる」といった可能性の中に生きるから変われない。 ・自慢によって権威性を見せる人や、不幸自慢によって特別であろうとする人は、どちらも劣等感から来ている。 ・このような人は、人生のタスクから逃げている。人生のタスクとは、 行動面 ①自立すること ②社会と調和して暮らせること 心理面 ①私には能力があるという意識 ②人々は私の仲間であるという意識 である。

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    投稿日: 2024.06.28
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    アドラー心理学の内容が少し受け入れられにくい考え方をしている。しかし、その根底にあるのは"他人ではなく自分を変える"ための心理学であり、"過去に囚われず未来に目を向ける"ことを重要視していたりと前向きな気持ちにさせてくれる考え方をしていたのが自分の中ではしっくり来た。 全部の考え方に納得できた訳ではない。所々に疑問に感じる考え方はあったが、素直に行動に移してみようとは思った。

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    投稿日: 2024.06.28
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    この本を読んで自分が変わる勇気を持つことができました。 今まで過去に縛られていたり、先の見えない未来に対して勝手に不安になっていました。それって自分が全然幸せじゃないことに気づきました。 人生は線ではなく点というのも共感しました。 私は「いま、ここ」を真剣に生きているのかと見つめ直すことができました。 自己受容、他者信頼、他者貢献を心に掲げて幸せになりたいです。

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    投稿日: 2024.06.27
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    今起きていることは原因があるのではなくて、自分が望んでいる目的論に共感。これを受け入れる勇気を試されている

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    投稿日: 2024.06.25
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    学生の頃と合わせると3回目くらいだが、読めば読むほど解像度が増す本だと感じた。 なかなか一回では理解できないし、理解できたとしてもその実践まではいかない。次作の幸せになる勇気と合わせて、ゆっくり理解しながら行動に移したい。 1番の気づきは、変わりたいと思っても変われないのは、努力が足りないのではなく変わる勇気がないから。頭では理想の姿を描いて変わりたいと思っても、実際に行動を変えるにはとても高いハードルがある。今まで過ごしてきた習慣を常に変え続けなければならないし、周りの目も気になる。この本では、哲人と先生の会話を通してそのことを気づかせてくれる。 他者からの評価で自分の価値を決めているうちは自由になれない。10人いれば、ひとりは自分を嫌う人が出てくる。だったら、その人に嫌われたとしても、自分の価値観で自分のライフスタイルを選んでいけばよい。 ただし、それは自分勝手であればいいというわけではない。他者に貢献することを指針として、今を無駄なく丁寧に生きることが大切。 もちろん、すぐに変われるほど簡単なことではないし、すぐ変われたと感じたとしてもそれはどこかで誤解をしているのではないかと思う。 誰から始めるではない、自分から始めようと思う。

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    投稿日: 2024.06.24
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    青年と哲人の対話形式で読みやすかった。初めは青年の主張が我々の考えを代弁してくれているかのように、哲人に話してくれていた。しかし、青年の反抗的な主張も虚しく、アドラー心理学に青年と我々が読むにつれて引き込まれていった。今までの価値観に天変地異が起きたかのように、考え方が変わった。 幸福になりたい、夢を叶えたいと思う方は是非この本を手に取ってほしい。気づけば、読み終わり、あなたも幸福になっているでしょう。

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    投稿日: 2024.06.23
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    一度読みましたが、一度では理解できない気がする。 私は終始青年に共感したまま終わってしまった。 言いたいことはわかるが競争社会の現代で難しいのでは?と思うような内容。 いくつか矛盾しているように感じる部分もあった。 一度で終わらせず、何度か読み直した方が良さそうですね。

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    投稿日: 2024.06.23
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    過去や未来に囚われるのではなく、「いま、ここ」を真剣に生きること、自分を変えることができるのは、自分しかいない。 アドラーの教えは、一見簡単そうに見えるが奥は深い。 もう何周かして、理解していきたい。

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    投稿日: 2024.06.23
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    会話で進んでいくので読みやすかった。 結局全ての悩みは対人関係につながる、なるほど。 自分を生きやすくするために、覚えておきたいフレーズがいくつもありました。

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    投稿日: 2024.06.22
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    目から鱗、考え方がひっくり返るような内容が、哲人と青年の会話形式で書かれていました。青年は、読者目線でかかれており、読み手が感じているであろう疑問を問いかけており、重ね合わせて読むことができました。

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    投稿日: 2024.06.22
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    心理学を哲学者とくってかかる若者との問答形式でわかりやすくかいつまんだ、といった感じ。逃げや言い訳に流されず、他人の上にも下にも立たず、人の問題と自分の問題を切り離して考えよ、だったかしら。難しいですねー。 この本のことを、要は気の持ちよう、といった人がいました。確かに!(笑)

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    投稿日: 2024.06.21
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    大学生の頃に出会ってから、数年に一度のペースで読み返す本。初めて読んだ時にはなんて新しい視点なんだと感動した。 思考の癖はなかなか治らないけど、その自身の歪みの程度に気づくために読んでる。

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    投稿日: 2024.06.20
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