
総合評価
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powered by ブクログ若い時に、ある人から教えてもらって救われた考え方が一部書いてあったので、びっくりしました。 「所詮、人はひとり。自分の幸せのためだけに生きるんだよ。自分の幸せのために、周りの人の存在が大切になってくるんでしょ。その相手が自分をどう思うかなんて、全く関係ない。ただ、その人が大切だと思うだけ。」「今のあなたは、今のあなたでしかないんだから、それで勝負するしかしょうがないでしょう。隠したり、背伸びするようなことじゃない。そんなことをしてもすぐにバレるよ。変えることができるものなら、今から努力すればいいのよ」 これを聞いたときも衝撃でした。この本で、それを改めて理論的に理解できた様な気がします。 一度ではすべては読み取れていないので、時をおいて再度読み返したいです。原因と結果・・もいいけど、こちらの考え方の方が、とっても明るい気持ちになれます。今、この瞬間をギンギンのスポットライト浴びて生きていくことにしましょう。
2投稿日: 2015.01.28
powered by ブクログアドラー心理学についての本 アドラー心理学の教えや考え方が、哲人と若者の対話形式で書かれてます。対話形式なので、とてもわかりやすい本だと感じました。また哲人と若者、どちらの考え方にも共感できる所が面白い所だと思います。 本当の幸せとはなにか。なにが自分をここまで苦しめているのか。人生はとてもとてもシンプルで、トラウマなど存在せず、人は簡単に変わることが出来る。そんなアドラー心理学について学びたい方にはオススメです。
0投稿日: 2015.01.28
powered by ブクログ【あらすじ】 アドラー心理学について青年と先生が対話形式で話し合う。 【感想】 非常に面白かったです。 先生がアドラー心理学の観点から青年に人生のアドバイスをして、青年が反論をして、それに対して先生が反論をする。 語り口がうまいので、どんどんと読んでしまいます。 よくよく考えると納得できるかな、と思う部分もありますが、ポジティブな気分にはなれますので、おすすめです。
0投稿日: 2015.01.26
powered by ブクログロングセラーだったので気になり読みました。 アドラーの心理学から派生した、哲学的な考えを示した書です。 劣等感があるのは健全、劣等コンプレックスを持つことが人を苦しめる。 人生を心地よく生きていくためにはどんなことを意識すれば良いのか。 普通であることに勇気を持つ、自分の課題だけに集中する、健全な劣等感はむしろプラスである、原因論でなく目的論で考える… 中でも一番刺さったのが、 「自由とは、嫌われる勇気を持つこと」 の一言。 など、いまの人生で居心地の悪さを感じた自分がスッキリする一冊でした。
0投稿日: 2015.01.25
powered by ブクログ◆他者の評価を気にかけず、他者から嫌われることを怖れず、承認されないというコストを支払われない限り、自分の生き方を貫くことはできない。 ◆幸福とは、他者に貢献し、「誰かの役に立っている」と実感できること(貢献感)。 ◆人生とは、連続する刹那であり、「いま、ここ」が充実していれば良い。過去にどんなことがあったかは「いま、ここ」にはなんの関係もないし、未来がどうであるかなど「いま、ここ」で考える問題ではない。「いま、ここ」に強烈なスポットライトを当てて生きる。 シンプルに、幸せに生きるためのエッセンスが詰まっている(ような気がする)本。 腹落ちするまで、繰り返し読もう。 ------------------- 追記。 自身の課題と他者の課題に分けることで人生はシンプルになる。他者の行動は他者にしか決められないので介入すべきではないし、自分がすべきことをして、それに対して他者がどう思うかはコントロールできない。 かつ、幸せは自身が他者に貢献できていることを実感することで得られる。他者からの承認ではなく、自身が価値を提供していると実感できることが大事。 →他者の評価を気にせず、自身がやりたいこと、すべきことに注力して、いま、ここを生きる。 自身を受け入れ、他者に価値を提供していくことが貢献感、幸福につながる。
0投稿日: 2015.01.25
powered by ブクログ2015年1冊目。 全部は消化しきれない。 全然消化しきれない、けど、 すごい本に出会ったな、という感触。 この考え方をみんなができれば、世界はもっと生きやすく、そして平和になる。 さぁ、今日からこの思想!と思うには、ちょっとどうにも材料が足りなくって、そう簡単にはいかないが、でも深めてみたい考え方。 こういう考え方があるよ、と、知るだけでも世界の見方が広がる。
0投稿日: 2015.01.25
powered by ブクログアドラー心理学を例を持って説明してくれるストーリーがとても分かりやすかった。 この本を読んだことで自分の生きている世界の見方が変わったと思う。 また人間関係に疑問が出た時に、もう一度読み返すことで新たな学びが得られるかもしれない。 そう期待して手元に置いておく本とした。
0投稿日: 2015.01.25
powered by ブクログ対話形式で、「世界は、自分の見方によって変わる」という真理をわかりやすく説いている本。 これがビジネス書の出版社から出たこと、 そしてヒットさせたことはすごいと思う。 この本で説いている考え方は、古くは 『般若心経』など、いろいろなところで言われてきたのではないだろうか。 しかし、きちんとそれを身につけるのは至難の業だ。 そしてもちろん、この本を読んだところで、 すぐに人生観が変わるとは思えない。 それでも「何かがある」と思わせるところに この本の力がある気がする。 本は第一に著者、そして編集や出版社があってこそ 世にでるものだ。 しかし、この本が、こういう形で世の中に出たのは、 今の時代がそれを求めているから、という気もする。
0投稿日: 2015.01.25
powered by ブクログ過去の原因でなく今の目的でとらえる。 たとえ結果がどうあれ、前に踏み出すゆうきをもつ。 その選択によってもたらされる結末をで最終的に最終的に引き受けるのは誰か。他者の課題には踏み込まない。 自分は誰かの役に立っているという他者貢献。 世界とは他の誰かが変えてくれるものでなく、わたしによってしか変わりえない。 考えさせられる本だった。
0投稿日: 2015.01.24
powered by ブクログ再読、再々読してより理解を深めたい本です。 今、ここを生きる。本の中で語られる当たり前の様なこの言葉の本当の意味に目から鱗が落ちる思いでした。 書物って、改めて素晴らしいと実感しました。 有難うございます!
0投稿日: 2015.01.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
フロイト、ユングにならぶ心理学三大巨頭の一人、 アルフレッド・アドラーの教えをわかりやすく、 「哲人」と「青年」の架空の対談形式で述べてくれるのが本書です。 トラウマなどに代表される、 因果をもとにした「原因論」を説くフロイトたちの心理学とは一線を画して、 ギリシア哲学とも繋がる「目的論」を主軸とした理論になっています。 原因論とは、たとえば、幼いころに両親が不和で離婚した経験があるから、 それを原因として、今は異性とお付き合いできない、というようなものです。 目的論の場合は、両親が不和で離婚した経験を悪い方向に解釈して、 それを異性とお付き合いしない言い訳にしているということになります。 つまり、お付き合いしたくないから(それは面倒だからだとか理由はあるでしょう)、 両親の離婚を言い訳にしているということであって、 トラウマではないということになります。 このあたりは、本書を読むと、いろいろな例がもっとうまく書かれているので、 すっきりと理解できることになります。 また、これがアドラー心理学の土台をなしているもう一つとも言えますが、 「人間の悩みはすべて対人関係である」という見抜きがあります。 なので、対人関係の悩みをとっぱらってしまうことで、人は幸せになれるとする。 そして、その考えを論理的押し進めていってできあがった理論が、 このアドラー心理学の教えなんです。 そうして、 ・競争は不幸を生む。 ・他人の期待にこたえるために生きてはいけない(承認欲求の否定)。 ・他人の課題にまで土足であがりこまない(課題の分離)。 などなど、現実の人間関係の足かせになっているコモンセンス(共通認識)を くつがえして見せてくれます。 ゆえに、アタマでその理論がわかっても実践に移すのが難しいところでもあります。 ただ、個人的に言えば、 ぼくは書かれていることの半分以上はわかっていたことでした。 けっこう、アドラーの考えは、知らずにぼくも考えていたことでもあった。 ただ、僕の場合はその考えがとっちらかっていて、 体系的じゃなかったというのはあります。 さらに、「共同体の感覚」というアドラー心理学のゴールの概念がありますが、 これなどは、驚いたのですが、僕がモースの『贈与論』を読んだことを起因として 悟ったことと同質のことが書かれていました。 渡りに船じゃないけれど、やっぱり時代のひとつの潮流なのか、 または巡り合いってこういうものなのか、という気がしました。 この本のすごいところは、ぼくの考えではネックであった「しがらみ」 というものについても、処方箋が書かれていることです。 不信というものがどれだけ害になるか、 ということがとくに大事なことのように僕はよみました。 ただ、実践が難しい上に、こういう人もいるだろうと浮かんだのがあります。 アドラー心理学は、さきほど書いたように、 対人関係こそが人間の悩みのすべてとされていて、 それを無くすことができるんだよっていう教えですけれども、 悩みや苦しみがあってこその人生じゃないか、 それでこそ面白いんだって人は結構いそうで、 そのあたりの視点はなかったんですよね。 最後になりますが、たぶんぼくにとって最も難しい点は、 「ほめてはいけない」という部分。 ほめても、叱ってもいけないのです、なぜかといえば、 そうすることで、人間関係に上下関係、縦の関係を築いてしまうからなんです。 横の関係でなければ、「共同体の感覚」は作れない、 という結論になっています。 下からほめるっていうのはないのかな、なんて考えたりもして。 草葉の陰からほめております、みたいな。 ぼくなんかは、人や作品なんかをほめるときには、 下からほめてる気がしてたけれど。太鼓持ち的に。 まあ、そういうわけでして、 久しぶりにガツンときて面白い本でした。 みんなにおすすめしたくなります。
0投稿日: 2015.01.23
powered by ブクログアドラー心理学をテーマとした本。 読んでみると、「そのタイトルかい!」とツッコミたくなるのは私だけだろうか。 自分に不満足な方に一読オススメ
0投稿日: 2015.01.21
powered by ブクログ人生の悩みは全て対人関係の悩みであり、自己の課題と他者の課題を切り離すことがたいせつ。 これまで人の目を気にしすぎて、他人の課題も背負いこんで、いつの間にか全然自由じゃなくなってた。他人が私をどう思おうと、それは他人が決めることであり、私の課題ではない。 いまここの自分に強烈なスポットライトを当てて、嫌われる勇気と幸福になる勇気を持とうと思った。過去も未来も関係ない。目標なんかなくって良い。
0投稿日: 2015.01.20
powered by ブクログアドラー心理学の概念を意固地な青年と老学者の対話から教えてくれる一冊。課題の分離、共同体への貢献、いまを生きるエネルゲイアなど治療者としてブレずに患者の様々な問題に対応する家庭医の自己管理能力向上に役立つ一冊。どちらかと言うと読むと楽に生きられる気がしてくる。ふしぎ。(S.Y.)
0投稿日: 2015.01.20
powered by ブクログ再読。、馬を水辺に連れて行くことはできるが水を飲ませることはできない。子供達への対応を再確認。昨日の奈奈さんの言葉とセレンディピティー。新たな発見。他者貢献とは、自分の価値を実感するためにこそなされるもの。 行動の目標①自立すること②社会と調和して暮らせること。 この行動を支える心理面の目標①わたしには能力がある、という意識②人々は私の仲間である、という意識。
1投稿日: 2015.01.18
powered by ブクログ「嫌われる勇気」を持つことは人生を自由に生きること。今までの考え方とはまったく違う側面からの考え方に衝撃を受けました。青年と哲人の対話形式での展開も分かりやすく、疑問に思ったことを青年が代弁してくれているようでした。 この本を読むことで、対人関係のあり方、自分の人生についてのイメージが変わりました。
0投稿日: 2015.01.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
対話形式。 1回目は全文を読み、2回目は太文字のところを掻い摘んで読むことで内容がようやく少しずつ理解できてきました。 もやもやと心の隅によどんでいたものが言葉に現れており、読み進めるうちに心の中にストンと落ちるような感じ。 とはいえ完全に飲み込めてはいないので、また読み返そうと思います。 人とのコミュニケーションで居心地の悪さを感じている人には、何か紐解くきっかけになりそう。自分は変われる、世界は自分の影響でいかようにも変わるという件は気持ちを楽にさせるなと思った。
1投稿日: 2015.01.13
powered by ブクログアドラー心理学について、哲人と青年の対話形式で書かれたベストセラー。 以下、内容を自分なりにまとめたもの。 ネタバレにもなります。 ・原因論ではなく目的論で考える。ー例えば「家庭環境に問題があったためにひきこもった」のではなく「ひきこもりたかったので家庭環境に問題があったと考える」 ・課題の分離をする。自分の課題と他者の課題をわける。自分が他者にどう思われているかは他者の課題であって考える必要はない。 ・承認欲求は必要ない。 ・共同体感覚を身につける。 ・人生は線のようなもので本当は点が重なってできている。点とは刹那である。 ・過去にとらわれる必要はない。未来のために頑張る必要もない。「いま、ここ」だけを懸命に生きる。 自分なりに読み込もうと思いながら読み進めたのだけど、共同体感覚については正直なところ理解できた自信はない。特に他者貢献。やっぱり承認欲求とリンクして考えてしまう。 それに、他の節についてもまた忘れて行動してしまいそうなので少し期間をあけてまた読み込もうと思う。
0投稿日: 2015.01.13
powered by ブクログ読み進めていくなかで、哲人が鉄人に感じ、大いなる新しい考え方ぬ引き込まれた。最後は他者貢献。なるほど!実践あるのみたが、じぶんとそして自分の劣等感、自分の今ここを感じながら、 自分わ楽にして成長していきたい!よい本をありがとうございます。
0投稿日: 2015.01.12
powered by ブクログ「怒りに駆られて、大声を出した」 これが一般的な原因論 「大声を出すために、怒った」 これがアドラー心理学でいう目的論 この目的論的な発想が理解できれば、文中の青年のように難しく考えることなくアドラーの思考が入りやすい。 ※対話型の作品なので青年は敢えて反対側のスタンスではるけれど 鉄人の言葉に『心にスッと入る』、『グサッとくる』、『チクっとする』ことなど多数あるけれど、人間の本質にせまるアドラーの心理は面白い! 哲学書は、孔子の『論語』など正しい聖人の言葉も多い中、アドラーの教えは自分の仕事や家庭など、もっとも身近な『人間関係』を重視していて親近感がある。 うまく言葉にできなかったこと全部を、代弁してくれたような充実感。 まさに世界はどこまでもシンプルであるが、自分が世界を複雑にしていた! 最終的な結論もまたシンプルではあるが、そこに至る経緯に思考の積み上げがあるので到達したところでは昨日までの景色とは違う爽快感もある。 タイトルの『嫌われる勇気』は内容とそぐわない感じ。 『今を生きる』や『普通が一番難しい』『自分を受け入れる勇気』『あなたが世界の中心ではない』…いくらでも見つかりそう。 人生につまずいた時にあらたな勇気を与えてくれる一冊。 転職などの「覚悟」や「勇気」を与えてくれる一冊。 主に「人間関係の悩み」のシンプルな解消法ではあるが、アドラー心理学ではすべての悩みは人間関係から来ているので「すべての悩み」のシンプルな解消法と言ってもいい一冊。
0投稿日: 2015.01.12
powered by ブクログコーチングやfull bloom的価値観のバックグラウンドをアドラー哲学という立場で明快に説明してくれる本。これで世界の見え方が変わる人は多そう。ただし、その中身はこの半年に大体自分で気付いて言語化してきたものだったので★は4つ。 付箋が減ってたところからのみ、2度目の読了。 「この瞬間から幸せになれる」がだんだんわかってきた。
0投稿日: 2015.01.12人生の軌道修正を
人間関係に悩みを抱える青年が、ある哲学者を訪ね問答を重ねる。そんな対話形式をとりながら、アドラー心理学とは何かをまとめている本。 人生の悩みは全て人間関係から生じている。 けれど、人生の諸問題はシンプルである。 自分が変われば、自分のまわりの世界は全く違ったものに見える。 では、どうすれば自分が変われるのか? 題名は「嫌われる勇気」となっているけれど、他人の評価を気にせずに、自分に自信を持ち、「今この瞬間」を大切に生き切ることが重要なのだ。 随分前にカウンセリングのお世話になったこともあったけれど、その時にカンセラーに言われたことが、この本を読んでいて「うん、うん」と再確認できる。知らず知らず、アドラー心理学を実践していたのかもしれない。 時々読み返して、人生の軌道修正をするのも良い。
2投稿日: 2015.01.11
powered by ブクログ誰かが始めなければならない。他の人が協力的でないとしても、それはあなたには関係ない。私の助言はこうだ。あなたが始めるべきだ。他の人が協力的であるかどうかなど考えることなく。
0投稿日: 2015.01.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
浅学にして、アドラー心理学、を全く知らなかった。でも平易な文章で非常に分かりやすかった。因果論に否定し、人はどんな状況であっても今ここから変われるものだ、という信念を感じた。 一方で、宗教が力を失った今、何を指針に生きるべきかを教えてはくれない。他者貢献、は重要なキーワードだがそれだけで十分だろうか? 【2025/11/10再読】 相変わらず素晴らしい。後書きの「では、ぼくは岸見先生のプラトンになります」という言葉に涙が出てくる。今回、今を生きるという言葉に、葉隠の「武士道とは死ぬことと見つけたり」の精神を見た。人はいずれ死ぬ。ある何時、不慮の事故で死んだとしてもそこで後悔しない。それくらい鮮烈に今を誠実に生きなければならないということを訴えている。明日死ぬのであれば、他の人と比べたり嫉んだりすることに何の意味もない訳だ。ただただ、残る人のために我は何を貢献できるのか、という価値観だけが残る。拝金主義で、割引価値でしかヒトモノカネを判断できない、今をぼんやりと生きる現代人への強烈なアンチテーゼと受け取った。
0投稿日: 2015.01.10
powered by ブクログレビューはブログにて http://ameblo.jp/w92-3/entry-11971953095.html
0投稿日: 2015.01.10
powered by ブクログカーネギーにも影響を与えたアドラーの入門として一読。カーネギーと比べて要求のハードルが高い。言っていること自体は疑う余地もないので、なんらかの境地に達した方はこの通り生きれば幸せな人生を送れること請け合い。
0投稿日: 2015.01.10
powered by ブクログとても衝撃を受ける本でした。社会人、主婦などすべての人にためになる本だと思いました。この本をこれからの人生の教科書としたいと思いました。
0投稿日: 2015.01.09
powered by ブクログとうとう嫌われる勇気を読み終わった。対話形式で読みやすそうだったにも関わらず、時間がかかってしまった。 タイトルが気になった。嫌われる勇気とは。ちょうど、嫌われることに対する肯定的な言葉が欲しい、そんな時期に書店に登場した。 そして、まもなく、課題の分離という言葉と出会う。子供の課題、職場の向こう側の課題、上司の課題、患者の課題・・・、確かに言いようによっては、利己主義にとられかねない言葉だ。しかし、対人関係のカードを自分が握るとは・・・。相手を超越することでも、凌駕することでも無い。承認欲求が自由になることなのだ。 後半のテーマへと移る。自己を受容し、他者へ貢献を行う。この関係性こそが、共同体感覚である。 行為では無く、存在というレベルで、役に立つという言葉も好きだった。 ニーバーの祈りが引用される。恩師が紹介してくれた言葉でもある。 神よ、変えることの出来ないことを受け入れる落ち着きと、変えることの出来ることを変える勇気と、その違いを常に見分ける知恵をさずけたまえ。 嫌われる勇気には、変えることの出来る勇気も含まれる。 そして幸福への指針、それは貢献感を持つこと。 最後に、人生を刹那としてとらえる。点でとらえることの重要性が説かれていく。この瞬間を生きる。フロイトの因果論ではなく、刹那論である。たとえ目的地に到着しなくても、旅の課程を楽しめばいいのだ、という言葉、なるほど腑に落ちる。そこでは、目標すら持たなくてもいいと、哲人は主張する。 人生に一般的な意味など無いと。意味は自分自身が与えればいいと。では、人生を潰える個体が、まだ発達間もない子供だったならば?こどもはやがて独立する。しかし、独立できない子供もいる。その場合、意味を与えるのは、親や保護者であってもいいのではないか。そこに存在としての価値論を付加できる立場をみとめたい。 最後の結び。世界はシンプルであり、自分もまたシンプルである。 ああ、シンプルに生きよう。
0投稿日: 2015.01.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
今までの多くの啓発本を読んだがその中で一番自分の中でしっくりきたと言える本ではあった。しかし本書に登場する青年のように完全に納得できるものではなくまだ自分中では消化しきれていないので評価は★4つとしておく
0投稿日: 2015.01.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
心理学者アドラーの考えを分かりやすく対話形式で書いた自己啓発本。承認欲求・劣等感・嫉妬心・トラウマ、そんな感情をバッサリ切り捨て、他人からの評価や嫌われることを恐れずに自分の生き方を貫け、と説く。正直、完全に理解できた訳ではないし、すぐに実行できる内容でも無いが、仕事でやりがいを失いかけた時にまた読み返したい。
0投稿日: 2015.01.07
powered by ブクログ2015/1/7読了。 なかなか刺激的な内容。この内容であれば昨年流行ったのもうなずける。読む人によっては、耳障りのいい単語の羅列を勘違いして影響されてしまいそうな内容である。いや、この手の本は実際に行動にうつすことは少ないから、それも杞憂か。新人のあの子に教えてあげよう。
0投稿日: 2015.01.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
仕事を無理にやめるかもしれない。それは嫌われる行動かもしれない、という現況から手に取った本。 大学時代に井上先生から聞いたことを思い出すとともに、自分の考えの根幹をなしているのはアドラー心理学であったことに気付いた。 自己啓発の源流というだけあって、7つの習慣に通ずるものがあると思う。アドラー心理学の実践は、難しいという話があったが、それはその通りだと思う。人生を賭しても、これができるかは難しい。場合によっては死ぬんじゃないかと思ったりする。そうした意味で、宗教的な心理学と言われてもおかしくはない。 しかし「生きる意味とは?」に対して「ない。それは自分が意味をつけていくもの」という言葉は小学校のときに母からもらった言葉そのもの。 生きる意味について考えたとき、『ケアの本質~生きる意味とは~』と思想は一緒だと思うし、ボランティアの思想の根幹とも似ているように感じている。 以上20150105
0投稿日: 2015.01.05
powered by ブクログどうすれば人は幸せになれるのか、という問いにシンプルで具体的な答えを示したアドラー心理学を説いた本。 変わる勇気を持つこと。 他者に貢献し、今を生きること。 変わるということは、自分だけではなく環境も変わるわけで それによって、失敗したり嫌われる恐れがあるけど 勇気をもってそれを乗り越え、優越性を追求すること。 優越性は追求するけど、自分のことばかりじゃなくて 共同体の中の一員として他者に貢献し、 過去でも未来でもない今を生きること。 自分にとっては、 変わるのはそれほど難しくないけど 他者貢献と自己実現のバランスが難しいように感じました。 因みに、怒りや引きこもりは、目的があってその行動をしている、という解釈にびっくり。 ついつい何でそうなってしまったのだろう?と原因論で考えてましたが、 アドラー心理学は目的論で考え、それによって次の行動が取れる、ということで、納得。
0投稿日: 2015.01.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
センセーショナルなタイトルですが、本書の主旨は『嫌われる勇気を持とう!』ということではないです。他人(が望む)人生ではなく、真摯に「いま、ここ」の自分の人生と向き合い生きるためにどうすべきかを、対話をもとに論が展開されています。 社会で働き始めた私にとって「いやそうは言っても!」と突っ込みをいれたくなるようなところと同調して本著の登場人物の1人『青年』(登場人物は青年と哲人の2人です)が憤りながら哲人に食いついてくれるので、自分の?も解消され深い理解を得ることができました。そういう意味では、小説以外の書籍が対話形式で進んで行くことに抵抗がある人も、その様式のみで拒絶せずにしばらく読み進めてみることをお勧めします。 自分の人生のタスクにしっかりと向き合って行こうと思えた、新年のはじまりに読んでよかったと思える1冊でした。
0投稿日: 2015.01.03
powered by ブクログ読みながら感じていたのは、「難しい...」。 書かれていることは概ね普段から実行していたり、意識していることが多かったが、ひとつだけどうしても納得できなかったことは、見返りも求めず、貢献すること。 何かや誰かの役に立つことが、いま、ここに存在して良い意義というのは、分かるようで、分からないような、実践し難いこと。 頭で理解しようとしても、心で理解し、実践するのはかなり難しいと思った。 それ以外のことについては、それなりに理解できる気がする。何か辛いと感じた時には読み返すと、多少なりとも心が軽くなれそうな一冊。
0投稿日: 2015.01.03
powered by ブクログアドラー心理学について、哲人と青年の対話。漠然と思っていたことが文章として書かれていてスッキリするところや、新しい視点もあり、面白かった。読みやすい。
0投稿日: 2015.01.03
powered by ブクログ・幸せな生き方についての本 ・アドラーの心理学の(独自の?)解説 ・電車にうさんくさい広告が出ている ・みんなで仲良く暮らせればそれでいいよねみたいな話 ・満たされない承認欲求の解消に有用 ・自分は自分、他人は他人、ときちんと思うこと ・悔しいけれど面白かった ・いずれまた読み返したい
0投稿日: 2015.01.01
powered by ブクログ『自己肯定』と『自己受容』が異なるということが、 本書で一番学んだこと。 自己肯定・・・できていないのにできていると嘘をつくこと 自己受容・・・できていない自分をありのままに受け入れて、できるように前に進むこと 年間第一位を取るほどだから良書には違いないが、 他の心理学の本でも読んだことがあるような内容も多く、 私としては他の本の方が納得感が大きかった。
0投稿日: 2014.12.29
powered by ブクログこれまでの考え方が真っ向から覆される本。特に目的論と原因論に関しては、納得できるがなかなか切り替えていくことは難しい。 けれど、この本を読むことで人生は必ずいい方向に向いていくと思う。
0投稿日: 2014.12.29
powered by ブクログAmazonの2014年書籍年間ランキング「和書総合」第1位の話題作。 アドラー心理学を研究する"哲人"と、「そんなに懐疑的にならんでも・・・」という勢いで哲人が語るアドラー心理学にツッコミを入れる"青年"の対話形式で進む、アドラー心理学の入門書。 青年の考え方(自分に自信が持てないとか)に共感できるところが多くて、とても心に沁みました。良いことがたくさん書いてあった。今回は図書館から借りたけど、手元に欲しいし買おうかなあ。マイナス思考に陥った時にまた読みたい。 以下印象に残った部分。 アドラー心理学では、過去の「原因」ではなく、いまの「目的」を考えます(p27) 人生における行動面の目標は「自立すること 社会」と「調和して暮らせること」。それを支える心理面の目標は「わたしには能力がある、という意識」、「人々はわたしの仲間であるという意識」。(p110) 他人の期待など満たす必要はない。(p135) 信用とは「条件つきの話」。信頼は「他者を信じるにあたって、いっさいの条件をつけない」(p231) 会社の仕事だけしか考えないのは、人生の調和を欠いた生き方。(p249) 幸福とは、貢献感である(p253) われわれはもっと「いま、ここ」だけを真剣に生きるべきなのです。過去が見えるような気がしたり、未来が予測できるような気がしてしまうのは、あなたが「いま、ここ」 を真剣に生きておらず、うすらぼんやりとした光のなかに生きている証(p271) 人生における最大の嘘、それは「いま、ここ」を生きないこと(p275)
0投稿日: 2014.12.28
powered by ブクログ非常に読み進め易い対話形式。原因論と目的論の話。 あなたが何かをしたいとする。でも過去のトラウマがあってできない。そんなときはあなたは原因論にとらわれているだけ。つまり過去に原因付けをしてできないという。 対して目的論は「あなたがそれを(失敗などが怖くて)やりたくない」だけで、その言い訳として、過去の出来事に結びつけているという。 この考え方に立つと、怒鳴ったり、泣いたり、という行為自体の持つ意味が変わってくる。威嚇したいからどなった、気を引きたいから泣いた、という具合に。
0投稿日: 2014.12.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「目的論」は、これから自分がどうしたいか、自分で決められる。非常に前向きな思想である。 【メモ】 ・われわれは、みななにかしらの目的に沿って生きている ・大切なのは、何が与えられているかではなく、与えられたものをどう使うかである ・勇気の心理学「幸せになる勇気」が足りない ・人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである ・「優越性の追求」⇔劣等感 ・優越コンプレックス⇒過去の栄光にすがり、過去の自分を話す人、わざわざ言葉にする人は今の自分に自信がない ・自分の顔を気にしているのは、自分だけ ・権力争いを挑まれたときは、乗ってはならない ・勝つことによって力を証明したい相手を負かせてしまうと、復讐に変わる ・非を認めることは、負けではない ■人生のタスク ◆行動面の目標 ①自立すること ②社会と調和して暮らせること ◆心理面の目標 ①私には、能力があるという意識 ②人々は私の仲間であるという意識
0投稿日: 2014.12.27
powered by ブクログ人生の教科書、発見。 自由とは何か、どうして悩むのか、なぜ幸福を実感できないのか。「それを選んでいるのが、自分だから」。
0投稿日: 2014.12.27
powered by ブクログ面白かった。自分の悩みが青年と同じ所が多く共感できる部分がとても多かった。いつも周りの評価ばかり気にしていた。自分がなかった気がする。人の価値観の上で生きていた。自由という意味を履き違えていた気がする。コメントする時も周りがどう感じるかを考えコメントしていた。もっと素直に自由に生きて行きたいと感じた。今という一瞬を精一杯生きて行きたいと思います。
0投稿日: 2014.12.27
powered by ブクログ旦那の勧めで。解ったような解らないような…ある意味仏教的でもあり。しかしなんとなく腑に落ちない部分もあり。
1投稿日: 2014.12.23
powered by ブクログ誰かや、環境のせいにするのは、とても気持ちがいい。自分が悪いと認めなくて済むから。 アドラー心理学は、トラウマを真っ向から一刀両断否定する。 今の生活を性格を人間関係を、全部、自分が選んだことと断定する。 誰かや何かのせいにしては甘えるなと叱咤する。 それを受け入れるのは、弱い自分を受け入れるようで、そんな選択をしてしまった自分を眺めるようで、とても辛い。 それを、まんま受け止める勇気を持てとアドラーは言っている。 ある小説の「仕方ない」という台詞を思い出した。起きてしまったことは仕方ない。失ってしまったものも仕方ない。 それでも、自分を引きずって歩く。 そんなシーンを思い浮かべた。
0投稿日: 2014.12.21
powered by ブクログ今は、とりあえず口の中に入れただけ。 これから、よく咀嚼して消化して吸収して 私の何が変わるのか、 楽しみにしたいと思う。
1投稿日: 2014.12.20
powered by ブクログ哲人と青年の2人の会話のやりとりという形式を採り、 アドラー心理学を分かりやす綴った内容。 恐らく多くの人が抱いている考え方を根底から覆す内容。 それだけに易々と受け入れられない部分もあるが、 改めて自分という存在を見つめ直すきっかけとなる上、 他人・引いては社会にどう接していくか考えたくなる。 アドラー心理学のより専門的な本も読んでみたい。
0投稿日: 2014.12.19
powered by ブクログ対話形式で読みやすいです。 自分の中のモヤモヤを青年がどんどん指摘してゆき、それを少しずつひも解いてくれる哲人との会話です。 今すぐどうにかしてくれる内容ではないですが、今すぐ自分の中の考え方をほんの少しだけ変えてくれる本です。 そのほんの少しの変化が 私の未来を確実に変えてくれるはず。 そう信じてみたくなりました。 信じるのは他人の言動ではなく自分自身が信じる事自体に、です。 よい本に出会えました。 平積みしてくれた本屋さんありがとう。
0投稿日: 2014.12.17
powered by ブクログ自分の世界を形づくってきた考え方が、逆さまになるのが、とて心地よい。 着地点はやっぱり「今、ここ」なんですね。
0投稿日: 2014.12.15
powered by ブクログ哲人と青年の対話形式によるアドラー心理学についての本 タイトルにある「嫌われる勇気」は本書の中でも核心に触れる部分であり、単に「嫌われる勇気を持とう」とかそういった類の本ではない。 実践というよりは理論、考え方について触れられた本であるが、考え方を知ればおのずとどう行動するかという指針ができていくと思う。 折に触れて読み返したい本。 「自分には価値がない」と自信をなくしている人、 「自分は他人から必要とされていないのではないか」と疑心暗鬼にとらわれてしまった人、 自分がどう生きたらいいか、どう進むか、指針が欲しい人、 人間関係に悩む人、人生に悩む人… そんな方たちに必ず何かしらのヒントがある本だと思う。 「人を動かす」や「7つの習慣」はもちろん、三好 邦雄氏の「子どもの心の育て方」と共通する部分があったりと、個人的には受け入れやすい考え方だった。
1投稿日: 2014.12.15
powered by ブクログ最近とてもPRをしているので気になって購入。 本の見せ方から読者を魅了するようなレイアウトです。 この本は「対話式」となっていて、 章の終わりには青年と哲学者の2人の描写が小説のように描かれているので、 読書が苦手な方でもサクサク読めると思います。 また、内容に関して。 私も多々「目的論」に従って行動していることがあるので非常に共感しました。 行動して失敗するのが怖くて、 初めから行動できない言い訳をして行動しないことが多々あります。 自分のそういった癖を再確認し、”壁”を作らないように注意を払いたいと思いました。 しかし、対人関係に置いてのアドラー心理学には私は反対です。 アドラー心理学は「他者貢献」をしていれば嫌われる人から嫌われ、 自由に生きても構わないという立場を取っているが、 私は最低限嫌われない努力をするべきだと思います。 対人関係が上手くいっている方が自分にとってプラスになることはあってもマイナスにはならないからです。 急いで読んだのでまだまだ理解し切れていないことも多いので、 もう一度読み込んでからレビューし直したいと思います。
1投稿日: 2014.12.13
powered by ブクログ100冊達成の記念すべき一冊に選んだ本。今年一番、影響を受けたかなー。『原因論ではなく目的論で捉える』『これは誰の課題なのか?課題を分離する』という考え方は、新鮮でした。確かに、そう考えたら、自分の勇気次第で、いかようにでも前に踏み出すことが出来るな。新しい気付きが得られたことに感謝! 以下、参考になった点、引用、自己解釈含む。 ・世界はいたってシンプル。世界がどうであるかではなく、自分がどうあるか、これだけのこと。そんな世界を直視できる勇気があるかどうか。 ・問題は「なにがあったか」ではなく「どう解釈・意味づけしたか」にある。 ・何が与えられているかではなく、与えられたものをどう使うかに焦点をあてる。 ・○○な性格の「性格」には変えられないイメージがある。これを、○○な「世界観を持っている」と言い直してみる。世界観なら、自分で選び取るイメージになる。性格は、自らが選び取ってきたものであり、自分の意志で選び直すことが可能。 ・性格を変えたい!そう願いながら、そうしないのであれば、その裏には、そうしない目的が潜んでいる。つまり、今の性格でいる方が、都合がいいと暗に思っているということ。変わることでつきまとう「不安」と今のままでいる「不満」どちらを取るか。ここでも、勇気が試される。 ・もしも○○のようになれたら、というのは変わらない自分への言い訳。チャレンジしても出来なかった時の失望を恐れている。もしも・・・っと言っているうちは、そうなれる可能性の中に逃げ込むことが出来る。 ・過去は関係ない。自分の未来を作るのは、今、ここにいる自分。 ・自分の短所ばかりに目が向く、自分自身が好きになれない、自分自身に自信がもてない。これは、対人関係で傷つくことを恐れているから。自分はこんなにも短所があり、しょうもない人間で、人付き合いしてもらうに値しない、、、と予め予防線も張っておくことで、何か人から言われても傷つかないようにしている。目的論。 ・しかし、生きている以上、人から傷つけられないなんてことは無い。人間の悩みあは全て対人関係の悩み。 ・われわれを苦しみえる劣等感は、客観的な事実ではなく、主観的な意味づけ・解釈による。劣等感と劣等コンプレックスの違いを理解する。劣等感を持つことは、悪いことではない、むしろ何かをやろうとする動機づけにもなる。しかり、劣等コンプレックスは持ってはならない。これは、劣等感をイイワケニしてしまう状態。これは、何の因果関係もない「見せかけの因果関係」。この見せかけの因果関係を自ら作り出し、動けなくる人のなんて多いことか。この劣等感コンプレックスを先鋭かさせることで、不幸自慢が始まる。悲劇のヒロインってやつ。 ・自慢は劣等感の裏返し。自分に自信が無いから、認めて欲しくて行ってしまうもの。本当に自身があれば、自慢なんかはしないもの。 ・健全な劣等感とは、他社との比較では無く、ありたい自分と現在とのギャップの中に感じるべきもの。 ・他者の幸福を自分の負けと捉えるから、素直に祝福できない。他者との比較の中でに生まれる競争意識を捨てれば、周りの人はみな仲間となりうる。 ・相手が、競争意識を強く持つ人で、競争を挑まれても乗ってはいけない。その挑戦に乗ると、勝ち負けが生まれる。負けた方は復習心を持ち、泥沼化するだけ。 ・行動目標。①自立をすること②社会と調和して暮らせること。行動を支える心理面の目標①わたしには能力があるという意識、②人々はわたしの仲間であるという意識。 ・他者からの承認を求めてはならない。我々は他者の期待に応えるために生きているわけではない。他者もまた同様にあなたの期待に応えるために生きている訳では無いことを理解する必要がある。相手が自分のために動いてくれなかったとしても、そのことに腹を立ててはならない。自分が自分のために生きなければ、だれが自分のために生きてくれるだろうか。 ・これは誰の課題なのかを考える。自分の課題、人の課題を分離する。見分け方は、その課題が解決されないときの責任は誰に帰結するか。課題は本人にしか解決できない。課題解決を回りが強要してはならない。 ・他社の課題を抱え込んでしまうと、とたんに人生は苦しいものになる。ここから先は自分の課題ではないという線引きをする。 ・自らの人生で出来ることは、自分の信じる最善の道を歩むこと。その選択に周囲がどのような評価を下すのかは、他者の課題であって、自分ではどうすることもできない。他人の視線を気にしてしまうのは、この課題の分離が出来ていないから。 ・他者の課題には介入せず、自分の課題にも介入させない。これが対人関係の悩みを解決させる。真の自由に繋がる。 ・対人関係のベースには「見返り」がある。私はこんなにやったのだから、あなたもこれだけのことをするべきだ。これは課題の分離とはかけ離れた思考。我々は見返りを求めてもいけないし、縛られてもいけない。 ・子供が自分でやるべき機会を親という立場で介入を繰り返すと、本来自分で解決すべき課題と向き合うことができず、困難に出会った時に投げ出してしまう子に育ってしまう。それは子供の課題であると、親は課題分離をしなければならない。その上で、いつでも助けてやるから、自分で課題に向き合いなさいというスタンスが必用。 ・他人の期待に応えて歩む人生の方が楽。多少なりとも不満はあるだろうが、人の思う通りに進めばいい。自分で考えなくていい。何かあっても誰かのせいにすることも出来る。 ・自由とは他者から嫌われることである。他社の評価を気にせず、他者から嫌われることを厭わず、承認されないかもしれないというコストを支払わない限り、自分を貫くことはできない、つまり自由にはなれない。 ・対人関係のカードを握っているのは常に自分。自分が相手とどう向き合いたかの考え次第。但し、自分の考え方を変えたからといって、相手が変わる訳では無い。相手が変わるかは、相手の課題。そのことに一喜一憂をしてはならない。 ・課題の分離が出来ず、承認欲求に捕らわれている人は、きわめて自己中心的。相手のために何かをすると思いながらも、内実はその見返りに承認を求めており、発想は常に自分に向いている。 ・この人は私に何をあたえてくれるか、ではなく、私はこの人に何をあたえられるか、を考える。相手がどうであれば、自分を主語にし、自分の課題として、考える。 ・われわれが他者を褒めたり叱ったりするのは「アメを使うかムチを使うか」の違いだけであって、背後にある目的は操作である。これは無意識に上下関係を作ろうする行為。 ・縦では無く横の関係を築く。相手の評価をするのでなく、自分の感謝を伝える。勇気づけ。行為のレベルでは無く、存在のレベルで感謝をする。 ・意識の上で対等であること、そして主張すべきは堂々と主張する。 ・自己肯定ではなく、自己受容をすべき。自己肯定は、出来もしないのに出来ると無理に暗示をかけることであり、自らに嘘をついた生き方。自己受容とは、出来ない自分をも認めてあげた上で、もっと出来るようにしていく生き方。自己肯定と自己受容は似て非なるもの。 ・肯定的なあきらめ。世の中には残念ながら、自分で「変えられるもの」と「変えられないもの」とが存在する。ここを見極める。 ・他社貢献とは、自らを犠牲した上にあるものではなく、むしろ自分の価値を実感するためにある。 ・過去に何があったかなんて「いま、ここにいる」貴方には全く関係がないし、未来がどうあるかなんて、「いま、ここで」考える意味がない。人生とは点の連続である。予め決まった線ではない。人生最大の嘘は、「いま、ここ」を生きない事。過去を見て、未来を見て、人生全体にうすらぼんやりと光をあてて、人生が見えた気になること。 ・他者に貢献するのだという導きの星さえ見失わなければ、迷うことはないし、なにをしてもいい。 ・誰かが始めなければならない。他の人が協力的でないとしても、それはあたなには関係ない。わたしの助言はこうだ。あなたが始めるべきだ。他の人が協力的であるかどうかなど考えることなく。
0投稿日: 2014.12.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
対話形式の文章ってあまり好きではなかったのですが、これは苦なく読めました。 課題の分離・・・あの人が自分を嫌うのはあの人の問題であって、自分の問題ではない。 人生は刹那の連続・・・今を生きるのが大事。 承認欲求が強いのも自己中心的のあらわれ などなど・・・学ぶことが多かった本でした。 「ここに存在してるだけで価値がある」 こんな風に自分の価値をとらえるのは難しいけれど、親の思いをわかろうとすることや、子どもに対して自分が思うことを考えたら、すんなり理解でき、自分のこともそう思えそうな気がします。 また、ここ最近心理系や精神医学系の方が書かれる対人関係の悩み本や育児本にも通じる部分があるので、ひょっとしたらあの本たちもアドラー心理学に基づいた部分があるのかも・・・。
0投稿日: 2014.12.13
powered by ブクログ○所属感とは生まれながらに与えられるものではなく、自らの手で獲得していくもの(188p) ○過去にどんなことがあったかなど、あなたの「いま、ここ」にはなんの関係もないし、未来がどうであるかなど、「いま、ここ」で考える問題ではない(271p) ○「他者に貢献するのだ」という導きの星さえ見失わなければ迷うことはないし、なにをしてもいい(280p)
0投稿日: 2014.12.13
powered by ブクログ自分の課題と他者の課題とを分離していく必要がある。 これまでの人生でなにがあったとしても、今後の人生をどう生きるかについてなんの影響もない。 この2つの言葉がとても良かった。
0投稿日: 2014.12.11
powered by ブクログアドラー心理学の考え方は理解できるし、トラウマを否定する論法もなかなか興味深いし、人生に苦しんでいる人が気分良く生きるために有用とも思える。しかしながら、企業で働く上でのノウハウは褒めたり認めたり他者に干渉することを前提にしているものがほとんどなので、サラリーマンとして生きる上でどうやっても折り合いをつけることができない。 アドラー心理学は部分的に使ってもダメなそうなので、結局は使える人は少ない。
0投稿日: 2014.12.10
powered by ブクログ自分を変えたいときに読むと勇気づけられる思想。アドラーの思想には首肯し難い箇所が多いのだけれど、対話編という形をとっているおかげであたまによくはいる。心理学と言うよりは哲学だが面白い。
1投稿日: 2014.12.10
powered by ブクログアドラーの心理学に興味を持って読んでみた。対話形式になっていて、段階を追って説明されているので、アドラー思想を知るには理解しやすい本だと思う。自分は対話形式の読み物は苦手だったけど、1つずつが短いからか、早く読み切ることができた。 アドラー思想については、言われてみると案外当たり前だなあと思うこともあるけど、文章で言われると納得できることも多かった。 貢献することで幸福感を感じたり、人を気にしすぎて誰かの人生を生きるのではなく、自分の人生を生きるべきだ。というような思想だった。(だいぶ端折っているけど…) 対人関係などで悩んだときなどに、また読み返してみるといいかもしれない。
2投稿日: 2014.12.09
powered by ブクログ帯文:”この1冊からアドラーブーム” ”人生を一変させる新しい古典誕生” 目次:第1夜 トラウマを否定せよ、第2夜 すべての悩みは対人関係、第3夜 他者の課題を切り捨てる、第4夜 世界の中心はどこにあるか、第5夜 「いま、ここ」を真剣に生きる
0投稿日: 2014.12.08
powered by ブクログアドラー心理学の売れてる本があるのを知って、試しに買って見た。 これまで読んだ本にはない事ばかり。 承認こそアイデンティティをつくるのに必要だ!好かれないといけない!と思っていたけど、それはそれで辛い。結局、いい人を演じる嘘ものになる。 この本には承認なんていらないと書いてあり、人は人であり、自分は自分、その境界を明確に持つこと。自分は良い人間だとポジティブに暗示しなくても、そのままでいいことを受け入れること。人を条件なしに信じる事。人に対して何かをしようとする、別に結果的に役に立たなくても役に立とうとする自分をまた受け入れる。 画期的だ!!と思った。 あと、気に入ったのは、過去を引きずって生きるより、過去は事実だけど、現在、良いように解釈すれば自由に変えられるというところ。不幸であるのは自分が変わりたくないだけかもしれない、、なんて!!! でも、生きてきた人生が長いほど染み付いている思考、行動パターンを修正するのは時間がかかる。 何度も何度もボロボロになるまで読み返したい。
1投稿日: 2014.12.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
何があったかではなく、どう解釈したか 知ること 答えは自らの手で導き出すもの 大切なのはなにが与えられているかではなく、与えられたものをどう使うか 幸せになる勇気 1自立すること(私には能力がある) 2社会と調和すること(人々はわたしの仲間である) 意識の上で対等であること、主張すべきは堂々と 自己受容、他者信頼、他者貢献 孤独と他者貢献
0投稿日: 2014.12.06
powered by ブクログ買ってよかった。周りにもすすめまくってる。こんなに心理学って面白いんだなー 読む人それぞれの背中を押してくれる。対話形式だったから今まで手にとらなかったけど、それが心理学の難しさを和らげている
1投稿日: 2014.12.06再読すべきか?!
半額?セールだったので思わず購入(^^;。小耳に挟んだことくらいしかなかったアドラー心理学の本。哲人と青年とのやりとりという形式を用いながらアドラー心理学のエッセンスを説明するような感じ。 最初は構成等面白いのでさくさく進んだけど、途中で若干ペースダウン。なんだか最後は予定調和的な感じで終わってしまったのと、自分的にはアドラーの主張が腹に落ちきってないというのもあり、まぁ普通な印象でした。 また再読すると新しい発見がありそうですが。
4投稿日: 2014.12.06
powered by ブクログアドラー心理学を対話篇的にじっくり教えてくれる本。「青年」はよくある普通の青年。自分の現況も近い。それを「先生」がアドラー心理学を説きながら、生き方について「対話」しあう。 結論だけ読めば、もしかしたらそこらの自己啓発本と変わらないかもしれない。しかし、この本は何か違う。アドラーの学説によって展開される論は説得力があり、勇気を持て、と背中を押してくれる。
0投稿日: 2014.12.02
powered by ブクログタイトルからは想像できなかったが、内容は哲学だった。世界はシンプルであり、自由に生きられて、幸せになれると説いている。 プラトンとソクラテスの対話と同じように青年と哲学者との対話形式で話が進んでいく。 自己啓発本はたまに読んでいるけど、ここまで論理的に納得できる本は始めてお目にかかった。まだモヤっとしている部分はあるけれど。 読んだことのない全ての人にオススメです。
0投稿日: 2014.12.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
アドラー心理学×哲学。 読んでいたら、心に刺さり過ぎて涙が出てきた。 しんどくて、1章ずつを1日置きに読んだ。 「トラウマは存在しない。因果も存在しない。」 「できない言い訳になる出来事を過去から探して、自分がそれ以上傷つかないようにライフスタイルを選んでいるだけ。」 私にも「あれさえ無ければ」と思う過去の出来事があったのだけど、 この本を読んでいて、そういう過去があることにすがっていた面が自分にもあったことに気付いてゾッとした。 それと同時に、トラウマは存在しないと言いきられたことで心が軽くなる感じもした。 悲しいんだか安心したんだかよく分からない涙が出てきて止まらなかった。 後半になるにつれ、アドラー心理学の本題である人間関係の話になっていき、そちらも耳の痛い話が山ほどあった。 時々、「青年」と一緒になって「それは極論過ぎる!」と反論したくなるような、受け入れ難い話もあったけど、それはそれで良い刺激になった。 この本で初めてアドラー心理学を知ったけど、人間関係で気を使いすぎる日本人はもっと知っておいた方が良い考え方だと思う。
0投稿日: 2014.11.30
powered by ブクログアドラー心理学関係の書籍。哲人と青年の会話形式でアドラー心理学の内容が記載されていますが、非常に解りやすく書かれています。僕自身は、青年の立場になり切ってしまっていました。
0投稿日: 2014.11.30
powered by ブクログ対話の形を取っており、読みやすいが、それだけではなく深い。 あまり、自己啓発の本は好まないが、この本は気付きを得られた。
0投稿日: 2014.11.24
powered by ブクログ今年すごく売れてる(らしい)本 やっと読んだ~ うーん わかりやすかったし、そこまで反発も覚えなかったけど、 「しあわせになる方法」がこれだけってのはちょっと納得いかない気がした 社会に貢献することがしあわせになること ここにいていいんだっていく感覚を得ること ってのはわかる気はするんだけど、 ひとりがすきなわたしとしては そうはいっても他者と関わることで得られるものじゃないしあわせ感があったらそっちの方がいいなあと思ってしまう・・ あんまりわかってないのかな?笑
0投稿日: 2014.11.24
powered by ブクログ一般的な人生の意味はない 人生の意味はあなたが自分自身に与えるものだ 人生とは、いまこの瞬間をくるくるとダンスするように生きる、連続する刹那
0投稿日: 2014.11.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
最初は、男性的な視点で書かれている感じがしてとっつき辛く感じた。3回寝落ちした。笑 でも、同時に「痛いとこついてくるな」っていうところもあった。 よく聞く「バウンダリー(境界線」」の話が、今まであまりピンとこなかったけれど、今回の説明でようやく「納得」させられた。 そして、他者との境界線を引くことが、人間関係のスタートラインという言葉もドキッとした。 わたしはスタートラインにも立っていたなかったのだと思った。 「自らの生について、あなたにできるのは「自分の信じる最善の道を選ぶこと」、それだけです。一方で、その選択について他者がどのような評価を下すのか。これは他者の課題であってあなたにはどうにもできない話です。」P147 これが一番納得した文章。 例話も多くてわかりやすかった。 そして、そこからスタートした人生を、どう生きて行くか。 「自己への執着を他者への関心に切り替え、共同体感覚を持てるようになること。そこで必要になるのが「自己受容」と「他者信頼」そして「他者貢献」の3つになります。」p226 ①「いまの自分のありのまま」を受け入れること ②目の前の人を信頼すること ③目の前の人に貢献すること この中でも、①が大事だと思った。 ①さえうまくいけば、②−③はわたしの場合スルスルと進んで行く感じ。このサイクルですね。 10人いたら10人と友達になろうって思っていた自分には頭をがつんと殴られたような衝撃のある文章でした。 今日から「嫌われてもいっか!」って思うこと。 自分が誰かのためと信じて行ったことは、誰にどう思われようがそれでいいと思うこと。 この自己肯定感ではなく、自己受容感が大事なのだな。 うむうむ。 文庫本待望!
0投稿日: 2014.11.20
powered by ブクログ【2014/11/20】 紹介者:米山 レビュー:米山 なんてストイックで恐ろしいタイトル!?という印象を受けましたがw フロイト、ユングと並び「心理学の三大巨頭」と称されるアドラーの哲学が凝縮! 悩める青年とアドラーの考えに従う哲人との対話形式が読みやすい! アドラーの考え方につっこみを入れ続ける青年に対し、一貫したメッセージを返し説いていく哲人とのやりとりが痛快! 「全ての悩みは対人関係の悩みである」 「人はいま、この瞬間から幸せになることができる」 この真理の下支えになる理論が凝縮され、実践したいことが盛りだくさんの逸品♪
0投稿日: 2014.11.20
powered by ブクログ評価がかなり高い本ですが、腑に落ちない点がいくつかあったりと、今の私にはあまり刺激がありませんでした。でも子育てに関して2つ実践したい考え方があったので、読んだ価値はありました。対話形式は個人的に読みやすくて良かったし、アドラー関連の他の本も読んでみたくなりました。
0投稿日: 2014.11.20
powered by ブクログ今年めちゃくちゃ話題になっている作品の一つ。自由になるために、幸福になるために、他人の目を気にしないこと・嫌われる勇気を持つこと・自分の人生を生きることを提唱する。こういう類の自己啓発本や哲学書に言えることは、提唱していることは最もであるが、実際にそれを自らの血骨とすることが難しいということだ。自己啓発本とかは読後に少しでも自分のことを好きになれたり、肩の力が抜けたりすることに意味があると思うので、そういう意味では多いに一読の価値はあると思う。
0投稿日: 2014.11.20
powered by ブクログアドラー心理学の解説本。 哲学者と青年の対話形式で構成されており、 プラトンの「対話編」を彷彿とさせる。 原因論に目が向きがちな我々の 心の持ち方から、対人関係の考え方、 最終的に幸せの定義にまで 踏み込んで、深い内容になっている。 教育コーチングを学んで久しいが、 コーチング理論の中にも、 アドラー心理学が取り入れられており、 様々な分野を幅広く学んでいくことが 大変重要なことであると実感できる。
0投稿日: 2014.11.20勇気とは自分らしく生きる為のもの
アドラー心理学を分かりやく対話方式で解説してくれ、 とても面白く読みやすいです。 過去のトラウマにや環境にとらわれず 自分のいまを精一杯生きる。 幸せはとてもシンプル。 分かっていてもなかなか自分のものに できないアドラー心理学。 もっと勉強してみたいと思いました!
3投稿日: 2014.11.20
powered by ブクログバイブルな本 出逢えてよかった一冊 だけど、少し混乱中... 一歩ずつ自分に沁みこませていきたい。
0投稿日: 2014.11.19
powered by ブクログ強烈にインパクトを受けた、ここ数年読んだ中での自己ベスト3に間違いなく入る一冊。ページをめくるたびに驚きがあり、深くため息をつき、本の最後に辿り着いた頃には涙すら出る。 何か無意識に引き寄せられて辿り着く一冊の本との出会いには、必ず何かの意味があると思っている。今、このタイミングで読めて本当に良かった。
0投稿日: 2014.11.19
powered by ブクログこの本は今回が二度目です。 ベストセラーで鳴り物入りとなり本屋さんに平積みされていた頃、タイトルの面白さに惹かれたのと、 アドラー心理学について知りたいと思った事で早速、読みました。 あの時も感動して、その後何冊かアドラーの本を買ったのですが、 今回は「悩んでいる自分」への解決のアドバイスがあればいいな、と思って本棚から再び取り出し読みました。 一つひとつの章に書いてある事と、「今の自分の問題」とを照らし合わせてノートを取りながらゆっくりと読み進みました。 そして、読んだ所までをその晩は夫に報告。 私の理解と私から聞いたところを理解する夫との対話でさらにアドラーの言わんとする事を確認作業。 なかなか骨のおれる作業ながら、 自分の問題点が「感情」のレベルから理性の分野にまで格上げしていったように思いました。 ここで分かった事と言うか、理解した事と言うか、納得した事は、 「今、ここに生きる」ということです!!! アドラー心理学について、あるいはこの本についての感想や解説はネットでも溢れています。 「問題解決の第一は課題の分離、すなわち相手と自分との課題について境界線をひく」 と、言うことや、 「承認要求をしない、つまり自分の行動について他者の評価を気にしない」 「自己受容、他者信頼、他者貢献」などが丁寧に詳しく書かれています。 読みながら自分に当てはまる事ばかりでムムムしか言えません。 そして、最後の結びとして、 一番大切なことは、 「いま、ここに生きる」 と、言う事でした、、、 今、ここに生きる。 これはキリストも仏陀もあるいは多くの賢者が述べていることですが、 本当に難しいことなんでしょうね。 すぐに出来る事なら、 こんなにも多くの先人が残すはずもないから。 本当に難しいんだろうなぁ「今、ここに生きる」って。 つい人は過去を見て落ち込み、未来をみてボンヤリするものだから、、、 今度、時間をみつけて、 しっかりと要約を書きたいものだが、、、 まぁ、難しい課題であるからこそ、 楽しみながら取り組もうと思います。
2投稿日: 2014.11.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
個人的には、自分と他者の責任の境界線についての考えが腑に落ちた。 その行動の選択をとったことについて、最終的な影響を受けるのが誰なのか? この問いかけが大事だ。
0投稿日: 2014.11.17
powered by ブクログ納得できる内容だったが、もう一回読みなおして、深く理解したいと思った。 おそらく沖縄に来たことで、東京のヒエラルキーみたいなものから距離をおいて、完全アウェイの社会の中で2年間過ごしてきた今だから、なんとなく分かる気がした。 でも、今はまだ他者の評価を気にしてる。もっともっと自分の人生を生きなきゃいけないな、自分の理想に向かって。
0投稿日: 2014.11.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
話題?となったアドラー心理学についての本。 登場人物が2人おり、その対話形式で進んでいくためスラスラと読める。 (ただ随分と時間をかけてしまった…汗) 目から鱗の考え方ばかり。 小さな事でクヨクヨと悩み、他人の目を気にし、人からの評価に重きをおく小心者の私にとってはもってこいの内容でしたw ・すべての悩みは対人関係であり、悩みを消し去るには宇宙のなかにただひとりで生きるしかない ・より大きな共同体の声を聞け (小さなコミュニティで悩んだらそれよりも大きなコミュニティに目を向ける) ・叱ってもいけないし、褒めてもいけない。 (褒めるとそれが目的となってしまう。納得) ・人生は山ではなく、いまという点の連続である。今という刹那の連続である。 アドラー心理学を習得するには今の年齢の半分かかるとのことなので、辛抱強く学んでいき、取るに足らない悩みを無くしていきたい。 自分自身が充実した日々を過ごしたい。(稚拙w
0投稿日: 2014.11.16ためらわずに読んでほしい
私は、この本を読んで、なるほど自分の行動は過去のトラウマにも誰にもとらわれない、 自分で選択することができるものなのだと考えることができ、 社会を生きるために妙に入ってしまっていた身体の力がスッと抜けたような思いがしました。 刺激的なタイトルですから、周囲の目を気にして 読むのを躊躇ってしまうのは私だけではないと思います。 でもそういうひとにこそ、読んでほしい一冊です。
2投稿日: 2014.11.14
powered by ブクログカーネギーの本より、より身近に感じるアドラー心理学は、そのシンプルさ故にオススメしやすい本のセレクトが難しかったです。 が、本書はまさに、読みたいと心のどこかで思っているけれど、読む機会に恵まれなかった、そんな人に強くオススメできる本です。 刺激的な言葉が多数ありますが、だからこそ惚れ惚れする本でもあります。あとがきもステキです。
0投稿日: 2014.11.12人生における最大の嘘、それは「いま、ここ」を生きないこと
レビューのタイトルは本文より。もしこの言葉にドキッとしたら、この本を読むことをオススメします。 「嫌われる勇気」=「アルフレッド・アドラーの著書」と思われがちですが、これはアドラーの手による書物ではありません。岸見一郎氏と 古賀史健氏による「哲人と青年の対話を通してアドラーの教えを学ぶ」本です。全編、「世界はシンプルであり、人は今日からでも幸せになれる」と主張する哲人と、それに懐疑的な青年の対話、という形で描かれます。もちろん青年は読者です。 最初は哲人の言葉に反発するかもしれません。しかし対話を読み進めるうちに、自然とアドラーの教えが腑に落ちるでしょう。なぜ自分は不幸なのか、なぜ劣等感を抱くのか、そしてどうすれば幸福になれるのか。あなたも青年となって、哲人の言葉に耳を傾けてみてください。 あなたが「今の自分に満足しているが、もう少し上を目指したい」という状態ならば、この本を読む必要はありません。しかし「今、悩み、苦しみ、そしてよりよく生きたい」と考えているならば、一度手にとってみてください。きっと新しい発見に出会えるはずです。
5投稿日: 2014.11.12いろいろ疑問と多少の不満
みなさん好意的なレビューですが、私は多少批判的に書いてみます。そのために最初に断っておこうと思います。何人かの方と同じく、私も「売れてるから読んでみた」という1人です。アドラーという人をまったく知らなかった自分にとって、その入門書として、アドラーの考えを理解するのにはとても良い本だと思いました。以下、感じた疑問をいくつか。 一つ目の疑問:哲人が言う「アドラーはこう言います」「アドラーはこう考えます」という部分は納得できるし、実際にそのように振る舞えたら、すごく幸せだろうし、みんながアドラー的世界観の住人であれば、世の中はもっと違った所になるんだろうな、と思いました。 でも、アドラーやその伝道者が「他者の課題」に対して介入する事に積極的でないので(課題の分離)、「共同体的感覚」はあくまでも個人の主観による幻想でしかないように感じます。実際の共同体(構成員全体)が「共同体的感覚」を持ち得て、「住みよい世の中になったな」と感じたり、「他者信頼」や「他者貢献」を実行に移したりするかどうか、は重視されません。あくまでも、個人の問題のみに議論が終始して、「個人が変われば、みんなが変わる」というような結論に少しがっかりしました。 二つ目:「他者信頼」と「他者貢献」に加えて、同じく重要視される「自己受容」について。そのような心的態度を醸成したり、自然と習得したりできるような環境ってあるのでしょうか。実際の家庭や学校、職場では現在のところ「競争」や「縦の関係」の思想がある程度定着してますよね(もちろん時代とともに共同体のありようは変わっているわけで、将来において「他者信頼」や「横の関係」が根付く可能性は否定しませんが)。現時点では「自己受容」が「ライフスタイル(アドラーの言う性格)」として自然に身についたりはせず、まさにアドラーの伝道者のように、それを教える人が必要となると思うのですが、そこについては「馬を水辺に連れて行く」ほどのことしか説明されません。実際、例えば現在の日本の学校現場なんかを見ていて、説明不十分な気がします。 三つ目の疑問:そこで本書のようなアドラー解説書の必要性が出てくると思うのですが、読み終わってみると「嫌われる勇気」というタイトルには、強い違和感を覚えました。目を引くタイトルですが、そして実際に売れているようですが、本書の言い表したいことを端的に示しているとは思えませんでした。 四つ目の疑問:対話形式について。ソクラテスの対話篇に似せて作られた事があとがきでも述べられています。私はソクラテスの対話篇を目にしたこともないのでそれについてはよく分かりませんが、青年と哲人による本書の対話は、リアリティに欠けるように感じました。特に青年は生身の人間ではなく、哲人が思うように議論を進めるための道具(または哲人の分身)のように感じます。結局、哲人の思うとおりに議論は進んでいくのです。そして青年は自分の疑問を忘れたかのように、哲人の望む段取りで、次から次に話題を提供していくのです。他の方のレビューではこの対話形式が読みやすいとされていますが、私自身はダメでした。 私自身は哲学や心理学についてまったくの素人です。そして最初に述べたように、アドラーの考え自体は興味をもって読むことができました。本書で私がハイライトした箇所は100近くになりました。 ですが。だとしても、アドラーを知るために、この本でなくてもいいと思いました。
5投稿日: 2014.11.10
powered by ブクログ自分がお世話になったヨーガのカウンセリングとそっくりだ!この青年も私そっくりだ! 議論を挑み、哲人に罵詈雑言を吐きつつも、二人ともその議論を楽しみながら、青年は、自己を取り戻してゆく。 青年と同じ心の嫌悪感で、ページをめくれなくなったこともあったが、最後の方では、胸の中が踊った。泣けた。 「自分のしたこと、しなかったことだけを見よ」という原始仏教に通じるところあり。
0投稿日: 2014.11.09
powered by ブクログ読むのに少し時間が掛かってしまった。 何度か読み返さないと理解するのが少し難しいのかも知れない。 社会貢献する事で幸せを感じるという事は納得が出来た。 じかんを置いてまた読んでみたい。
1投稿日: 2014.11.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
興味深いタイトルなので手に取ってみた。 目的論と原因論 われわれは過去の経験にどのような意味を与えるかによって、自らの生を決定している。 人生とはだれかに与えられるものではなく、自ら選択するものであり、自分がどう生きるかを選ぶのは自分。
0投稿日: 2014.11.08
powered by ブクログ心が健康でない人には劇薬に過ぎるかもしれないけど、でも、ずっと心の回復に取り組んでいるのになかなか回復しない人は思い切って読んでみたらどうだろう、と思う。対話形式で読みやすかった。青年のセリフが劇がかってて面白かった。タイトルはインパクトはあるけど、やや本質をはずしているかなという気もする。
0投稿日: 2014.11.07
powered by ブクログアドラー心理学について、 対話形式でわかりやすく書かれた本。 幸福感をもって、日々をいきていくには、 人に認められたい気持ち、いわゆる承認欲求を排除し、人がどう思うかは人の課題として分けて考える。その上で、過去も未来もみず、とにかく今にスポットライトをあてる。 悩んだら、常に他者貢献を意識しよう。
0投稿日: 2014.11.06
powered by ブクログフロイト、ユングと並び称され、心理学の三大巨頭の一人と言われるアルフレッド・アドラーの思想を対話形式でまとめた書籍。 うん、悪くない。アドラーは自己啓発の原点、とも言われているらしいが、確かに多くの自己啓発書にこの考え方の影響が見受けられる。 誤解を恐れずにものすごく端的に言うと、 ・自分が変えられるのは自分だけ ・他人は変えられないから、他人のことは気にするな ・過去は変えられないし未来は見えないのだから、今のことに集中するんだ ・自分がやりたいことをやるべき ということになるだろうか。うん、どこかの自己啓発書を集めてきてまとめたみたいな内容だwww これを最初に言い始めたのがアドラーだ、ということになるのだろう。 読み進めていくにつれて、フロイト・ユング師弟とはだいぶ違うな、という違和感が先に立つ。フロイト・ユングはどちらかと言えば深層心理や無意識を読み解くのに対して、アドラーは自分の考えや思想を理解し、それを変えていくことを重視している。アドラーは意識的で、フロイト・ユングは無意識的、と言えばいいだろうか。まあ、深く勉強したわけではないので、この解釈も間違っている可能性は高いけど。 比較的理解しやすいし、読み易いのですんなり入ってくると思う。ただ、読みながら自分なりに咀嚼して行かないと、誤読したり変な方向に理解したりするリスクもはらんだ本だな、と思った。 特にラストのほうの『「いま、ここ」に強烈なスポットライトを当てよ』辺りのところなど。「過去は変えられないし未来は見えない。なので今に集中して、今を精一杯こなすことが重要」という話なのだが、本文中にもあるように、この考えは刹那的な考えに陥りがちで、「今を楽しめばいいんだ」という考えを肯定する方向に傾きがちだと思う。アドラーが言いたかったのはおそらくそういうことではなくて、「どうありたいか、何をしたいのか、将来の理想像を持ち、それに向かって『今やるべきこと』を精一杯行う、それが唯一自分に出来ること」ということなんじゃないかと。そういう中身がイマイチ伝わってこなくて、「とにかく今を一生懸命生きろ」的になっているところが残念。 この考えは、イチローの『小さいことを積み重ねることが、とんでもないところへ行くただひとつの道』という考えと相通じる。目指すゴールを見定めて、それに向かって今できることを積み重ねていく、それがゴールへの一番の近道であり、唯一のルートだということなんだろうね。 それが簡単に出来れば苦労しないけど、でもやらないと何も変わらない。 「誰かが始めなければならない。他の人が協力的でないとしても、それはあなたには関係ない。わたしの助言はこうだ。あなたが始めるべきだ。他の人が協力的であるかどうかなど考えることなく」
0投稿日: 2014.11.03
powered by ブクログ心を打つ言葉が多く、勇気づけられる。以下引用。「幸福とは、貢献感である」、「普通である事の勇気」、「わざわざ自らの優位性を誇示する必要などない」、「人生とは、いまこの瞬間をくるくるとダンスするように生きる、連続する刹那」、「ダンスを踊っているいま、ここが充実していれば、それでいい」、「目的地は存在しない」、「人生における最大の嘘、それはいま、ここを生きないこと」、「決めるのは、昨日でも明日でもない、今ここである」、「人生は常に完結している」、「他者に貢献するのだという導きの星さえ見失わなければ、迷うことはないし、なにをしてもいい」、「世界とは、他の誰かが変えてくれるものではなく、ただわたしによってしか変わりえない」
0投稿日: 2014.11.03アドラー心理学は日本の人口に膾炙している、と感じました
タイトルからは『○○する力』のような自己啓発書のようにも思えますし、自分も勘違いしているところはありましたが、アドラー心理学の解説書であり自己啓発の側面はそれほど強くありません。 アルフレッド・アドラーについては日本ではほとんど知られていない、とされています。自分もアドラーという名前からは、女性、それも「あの女性」を連想してしまうのですが、ほぼ間違いなくシャーロック・ホームズの影響を受けすぎています(わかる人にはわかると思います)。 閑話休題、アドラーはフロイトやユングと同時代の心理学者なのですが、あまり名前は知られていません。 真面目な話、自分も心理学をかじっていたことがあり、アドラー心理学や個人心理学の名前は聞いたことがあったものの、それがどのような内容なのかは詳しくありませんでした。 今回本書を読んで最初に感じたのが、アドラー心理学で言われていることの多くは、キャリアアップや経営の考え方として伝えられてきていることと重なり、自分自身実践してきたことでもある、ということです。アドラーの名前は知られていなくても、その思想はすでに日本にも広く伝えられているといえます。 経営や起業、あるいはキャリアアップの考え方で、「他人と過去は変えられないが、自分と未来は変えられる」という言葉はよく耳にすると思います。アドラー心理学でも同様のスタンスを取っており、他者の課題を自分にもちこまない、過去ではなく現在を見よ、といった言葉は、時代を超えても私たちの生き方の指針となるでしょう。 あるいは、「他人の顔色をうかがうだけの人生ではなく、自分のやりたいことをやっていこう」という話もよく聞きます。これもやはり、アドラー心理学では「他者の課題の分離」になります。まあ、こういう主張が情報商材やネットビジネスに向かってしまうのは、発想が貧困な人のやることだしどこかで間違えているのだとは思いますが。 そして最終的に必要なのは、他者への貢献、それも他者から「貢献してくれている」という評価を受けることではなく、自分で「他者に貢献できている」という実感を持つことです。 ひとつ例を挙げると、仕事の場面では職位による指揮系統がありますが、それを人間関係の上下に持ち込むと他者の評価を意識することになってしまいますし、他人の指示は受けたくないと反発すると貢献感が失われます。 そのどちらでもなく、受けた指示の意図や目的を理解し、目的達成のために指示を修正してもらう必要があればそれを伝えればよい、ということになるかと思います。それが、社会の中で他者から自由になることであり、他者や社会に貢献するということになるのでしょう。 こういう話は、社会の多くの場で私たちが感じ、また実践していることでもあるので、その意味でアドラー心理学が人口に膾炙していると言えるのではないでしょうか。
7投稿日: 2014.11.03
powered by ブクログhttp://www.diamond.co.jp/book/9784478025819.html , http://book.diamond.ne.jp/kirawareruyuki/
0投稿日: 2014.11.01
powered by ブクログアドラー心理学。対話形式。 いまを生きる。自己受容、他者信頼、他者貢献。横の関係。目的論、課題の分離。 共感できるところが多いがすべて身についているわけでもなさそう。 蔵書、電子書籍
0投稿日: 2014.10.31
powered by ブクログ自己啓発本のカテゴリーの中で、読みやすかったです。 カーネギーの「人を動かす」という本と比較すると、「嫌われる勇気」では青年と哲人の会話調から内容が書かれているため、歴史上の背景を調べたりせずに、その本の持つ世界観にのめり込めます。カーネギーの「人を動かす」では様々な時代背景を理解してないとカーネギーさんの伝えたいことを100%理解することは出来ないと主観ですが思っています。 是非、一読皆様にもしてもらいたいです。 コンプレックスの原因について題材としているため、悩みや考え込んでしまう人にはその原因は何か、また解決する答えを提示してくれるかもしれないので是非一読してもらいたいです。
0投稿日: 2014.10.29
powered by ブクログこれは良書です。 一読の価値があります。 アドラーはこの本を読むまで知りませんでしたが、フロイト、ユングと並び心理学の三大巨頭と称されるそうです。 全編にわたり読んでいてなるほどと感心させられるのですが、その中でも「課題の分離」が特に印象に残りました。 自分と他者の分離がうまくできていないので、ついつい冷静さを欠いてしまうことが多い欠点を再認識しました。 最期の今ココの考え方は禅に通じるものがありますし、現在は自分の選択の結果はV・E・フランクルが極限で感じた内容と同じです。 色んな自己啓発書、心理学のエッセンスがぎゅっと凝縮された一冊です。 この本は、若者と哲人の対話形式で進んでいくので、わかりやすく、若者の視点で読むことにより説得力が増すようになっています。 とりあえず、中学生の息子にも薦めてみました。
0投稿日: 2014.10.28
powered by ブクログ多くの人がレビューで書いている通り、何回も読むことでどんどん理解が深まっていくと思うし、何回も読みたいと思える本。 一時の流行ではなく、ロングセラーになる本だと思います。
1投稿日: 2014.10.26
