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総合評価

516件)
3.4
62
155
201
58
11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    対話形式って苦手だけど読みやすかった。 途中で「?」があったりなかったりで急に読みづらくなった。わざと? ストーリーは、途中から察してはいたけど、最後まで読んでも何も真相は明かされなくてかなり消化不良。 読者にラストを任せるようなフィクションは好きじゃないから、その点ではイマイチ。 子供が死ぬシーンの描写が残酷。 唐突なオカルトも意味わからんすぎた。

    0
    投稿日: 2021.11.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    本当に恐ろしいということは、真相や正体がわからないことだ。 例えば、子どもが誘拐されて、死体が見つかれば、それはとても哀しく残酷で怒りに満ちたものであるがある意味結果は出てしまっている。しかし、死体もなく、犯人も見つからず、どうして、どうやっていなくなったかもわからず、生きてるのか死んでるのかもわからない、まったく訳のわからないことと言うのは、心底恐ろしい。 大勢の人間が死んだ事故が何故起きたのか、どうやって起きたのか、誰が起こしたのか、答えが出そうになっても、やはりそれが否定されて、まったくわからない、同じ体験をしているはずなのに、どこか食い違っている、どこかおかしくねじれた証言が出てくる。 陰謀なのか、ただの偶然だったのか。 読み終わっても、モヤモヤが残る、なんとも気味の悪い小説だ。

    0
    投稿日: 2021.10.25
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    こんな展開アリなんか… っていう感想です。 読んでいると、色々な伏線が張り巡らされ、どんどん作品の中にのめり込んでしまいます。 謎と謎が繋がらない。不気味さとワクワク感が混ざった感情をずっと抱きます。 最終的に、その伏線は全く回収されないまま終わります。 え?終わり?って感じです。 ただ、その結末を知った上で再読しても、やっぱりドキドキしてしまう。そんな作品でした。

    0
    投稿日: 2021.09.26
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    * それでは、これからあなたに幾つかの質問をします。 * 大型商業施設で起きた、原因不明の死者や負傷者が多数の事件。真相は何なのか。 . Q&A形式で話が進んでいくという初めて出会ったパターンの小説。聞き手が一緒とは限らず、実はこの時の語り手が聞き手になってたなど整理したら面白さが増すが結構噛み砕くのに時間が掛かった。 . 人の思想って自由だけど暴走しすぎると怖いなと思った。 .

    0
    投稿日: 2021.09.16
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    これはパニック小説。 と思いきや、心理小説。 と思いきや、ミステリー。 と思いきやSF??? 対話形式で進行していく物語は ひとつの同じ出来事に遭遇した様々な人、 また、その人たちに関係した様々なポジションの人。 人ってうすーい関わり(近所に住んでたとか、知り合いが当事者とか)でも何か細い糸でつながると、当事者になった気になるんだな。 ーどうしてみんな神様を必要とするのか ー誰かを殺すためよ。(本文中) 深くてちょっと怖い。

    1
    投稿日: 2021.09.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    途中まではどんどん真相に近づいていくのだと夢中で読めました。結局は謎のまま終わってしまいますが、ゾクゾク感が面白かった。ただ子供が死ぬ描写がキツかったです…

    1
    投稿日: 2021.09.07
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    現代版「藪の中」だということは予備知識にあったので、スッキリしたラストは期待していなかったが、やはり読後に「だからなに」という感想を持ってしまった。群集心理だとか国家の陰謀だとか、なんだかありきたりなものに思えてしまう。著者のトリッキーな試みが読者にとっては思いの外退屈なものだった、ということではないだろうか。

    0
    投稿日: 2021.08.11
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    どんどん続きが気になったけど、結果???で終わった。 読者に最後を任せる系の話は好きじゃないから微妙だった

    0
    投稿日: 2021.08.11
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    前半、とってもおもしろかった。これからどう解決されていくのかと。 でも読んでも読んでも聞き取り調査ばかりでだんだん「?」が増えてきて、最後まで読んでも結局「?」だ。 私の読解力が足りないのかと、ここのみなさんの感想を読んだけどみなさんもだいたい同じようなことを書かれているので安心した。 恋愛ものでもお仕事ものでも、結局最後はどうなるの?ってことに重きを置いてる私としては、こういうお話は、予め知っていたら読まなかったかもしれない。

    2
    投稿日: 2021.08.05
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    タイトルが表しているように、すべてがダイアローグ 前半は都内のある大型スーパーで起きた謎の惨事に関わった人たちへの取り調べで、後半は惨事に関わった人たちのその後 後半はそれぞれが短編のミステリーのようで面白い まだSNSがなかった頃だから、現代だったらもっとシュールでもっと悲劇的かも 恩田先生らしい作品

    3
    投稿日: 2021.06.27
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    読んでいる途中も、読み終わった後も気持ち悪さの残る作品。 90年代末から00年代初頭にかけての凄惨な事件・事故がたびたび会話の中で出てくるが、それらの延長線上にある架空の事件(事故)を中心に置いている。 世紀末の混沌とした世の中の雰囲気と、何か大きなカタストロフィーや革命を望んでいる人々の思いが連鎖して起きた事件。 そこに何とか折り合いをつけるために、非科学的なものにすがろうとする人。 それを外から見て都市伝説のように楽しむ人。 この小説が舞台とする時代、私は物心もついていなかったから、ここに出てくる様々な実際の事件・事故はインターネットで検索して調べながら読んでいた。 ただ、一小説を読み解くためだけにそれら事件を気安く調べるのも、廃墟ツアーをしていた興味本位の青年と変わらないのかもしれない。 色々考えてしまう本だった。

    1
    投稿日: 2021.06.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

     本当に君の悪い小説でした。もちろん褒め言葉です。何が何だかわからない状態で読み進めました。起こっていること自体はわかるけれども、何かしっくりこない。終始そんな感想でした。 以下ネタバレ含みます。  結論として犯人はいません。強いて言うなら政治の陰謀が犯人なのですが、あとは人間の弱い心が全ての原因です。いっそのこと凶悪な犯人や猛毒によるテロの方がよかったと思えました。  事件はすでに過去のことになっていますが、話が進む中で2時災害がどんどん起こります。特に最後の奇跡の少女の人生は悲惨と言わざるを得ないものでした。最後には自ら死を選び物語が終結します。悲惨な開幕、腑に落ちない真実、そして絶望に満ちたラストと終始嫌な部分が浮き彫りになっていました。  何度も言いますが、ここまでのマイナス評価は全て褒め言葉です。本書に出会えてこんな本を探してたんだと思いましたし、恩田さんの作品はもっともっと読んでみたいと思いました。

    23
    投稿日: 2021.05.30
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    対話のみで構成されているのに、脚本でも台本のもなく、紛れもない小説。 色んな人の視点、考え方、立場で語られるある事件。すごく生々しくてリアルなところが大好きです。

    0
    投稿日: 2021.05.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    大型ショッピングセンターで起きた、死傷者多数の事件。事故? 原因不明。 この事件に関するインタビューなどの1対1のやりとりが、録音音声の文字起こしのように構成されている。 誰と誰の会話なのか、回答者は事件にどう関わっているのか、何をみて、何を感じたのか、すべて読み進めながら拾っていく。 読みながら、絡まった糸が解けかけたり、また絡まったり。 これは、 政治的、動物実験的な"事件"だったのか、 はからずも人間はささいなきっかけから恐怖を伝染しパニックに陥ってしまう動物だということが証明された"事故"だったのか、 結局、真相ははっきりしない。

    3
    投稿日: 2021.05.12
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    何だかどう展開するかなと、分からずに 読み出した。ちょっと途中は乗りきれず。 最後まで読んだ。 けど、不消化。

    0
    投稿日: 2021.02.14
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    色んな視点のそれぞれの解釈が微妙に繋がってるのが興味深い。 そういうふうに受け取るか、、なんでそういう考えにいきついちゃったの、、とか思ったりしてたら、あれれそういう方向で終わるんだ、と拍子抜け。

    0
    投稿日: 2021.02.11
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    色々な視点から一つの物事を切り取ることによって見え方が違う。(というか見えているものが違う)ので、斬新さが際立った。ただイヤミス要素もあるので注意。

    0
    投稿日: 2021.02.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    人の記憶の曖昧さを前提に、複数人のQAが淡々と進行する。 希望としてはラストにもう一捻り欲しかった。

    0
    投稿日: 2021.02.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    途中までは「人間って怖い」という話だと思っていたが、最終的には怪奇的な、オカルトっぽい話になっていて、結局何なのかよくわからなかった。 怖いのは怖い。何度も人間の怖さにゾッとした。 最後の方に何か新発見なり展開があるかと思ったが、特に何もなく、「え?」と思っている間に終わってしまった。 あっと言わせる何かがあるわけではないのに、それでも亡くなる人はどんどん増えていき、辛かった。 これという犯人がいなくてやりきれないのは小説の中の人たちと一緒かな。 Q&Aの先にスッキリとした着地点が欲しい人には向かないと思う。ふわっと、もわっとして終わるので、そういうのでいい人は楽しめるかもしれない。 あらすじに「食い違う証言」とあるが、それぞれ背景の事情は違うものの証言自体がそんなに食い違っているとは思えなかった。 どの人間の証言もかなり読み応えがあって、久しぶりに数時間で一気読みしてしまった。さすが、恩田陸。 

    0
    投稿日: 2021.01.25
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    蜜蜂と遠雷や、チョコレートコスモスがすきな方にはあんまりはまらないかも、ユージニアとか中庭の出来事とかがすきな方はどちらかというと好みかも、と漠然と思います。最初の方はぐいぐい読み進めたけれども、途中からちょっとしりすぼみしてしまった。

    0
    投稿日: 2021.01.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    大型ショッピングセンターで起こった事件(事故?)についてインタビュー形式のみで形成されている。 サスペンスかと思いきや、ホラーも挟みつつなぜかファンタジーで締め括られた感じ。 一人ひとりへのインタビューに関しては質問が進むにつれて皮がどんどん剥がれていくような感じがしてとても面白い。 みんないろんな側面にいろんな顔を隠し持ってる。

    0
    投稿日: 2020.12.24
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    1つの事件に対して、多くの目撃者に対して行われるインタビューの応答形式での小説。読み進めることで、目撃者達の意見を広い集め、真相に近づこうとするのだが、なんだかしっくりこないオチ… 物語としては面白かったが、何処か腑に落ちないような オカルト?SF?チックな終わりかたでした…

    1
    投稿日: 2020.12.08
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    ゾワゾワする感覚が心地良くて一気読みしてしまいました。会話で進行していく小説は初めてだったので、登場人物や会話の場所を想像して読むのが楽しかったです。大きな事故を舞台とした話なので痛々しく、また集団としての人間の行動や言葉の恐ろしさを感じました。

    0
    投稿日: 2020.12.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    大型ショッピングセンターで起こった惨事。死者69名、負傷者116名もの被害者を出したにもかかわらず、原因は特定できず、それどころか、「あの日そこで何が起こったのか」ということさえわからない、という。 事件なのか事故なのかさえ、わからない。って、そんなことがあるのか、と、そこだけでざわざわする。 問う者、と問われる者のやり取りだけで話は進む。しかも、問う者が誰なのか、その意図も、わからない。わからない尽くしのまま話は最終章へ。もやもやが頭と胸に積もったまま小説は終わる。 たまたま偶然が重なって、そこにいた人々の中にあったそれぞれの「恐怖」に火が付いたのか、あるいはなにか大きな力による陰謀なのか、あるいは、テロなのか。 あの日起こったことはあの日で終わっていない。そこから始まった物語の中でそれぞれの人生は続いている。あの惨事によって変わった何かのそばで。

    6
    投稿日: 2020.11.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    事故が起こった原因に辿り着きたくて読んだ人は、不完全燃焼になりそうな本です。 その場にいた人達の話によって色々なことが見えてきますが、真相が明らかになった、というスッキリ感がない点が、物語ぽくない、リアルさを感じます。 現実には真実はいつもひとつ、ではなく、もっと複数の要素が絡んで何かが起きるものだと感じました。 小説を読んでいるというよりも、実際に起きた事故についての取材を見ているような気分になりました。 最後の奇跡の女の子の章だけ、他の章とは毛色が違って、不思議な感じ?違和感がありました。

    2
    投稿日: 2020.11.19
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    うーん。 恩田陸さんの作品は初めて読んだが どうしても終わり方に納得ができない。 最後の章?だけ別の小説を手に取っているような 感覚。 ただ、会話形式のみでここまで想像力を 膨らませる文章が書けるのは素晴らしい。 他の作品も手に取ってみて、 この本の評価を再度確かめてみたい。

    5
    投稿日: 2020.11.15
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    あれはいったいなんだったんだろうとか、誰がやったんだろうとか、以外と現実世界でもことの真相がはっきりしていないことって多いなと改めて思わせる作品だった。 願わくば先述したことが善意や良いことだけに起こってほしいと思う今日この頃である。 この本たくさん考察できそうな気がする。 なんかふと気になったことを書いてみる ※以下若干物語のネタバレ要素含むので読んでくださる方は注意してください。 商業施設の名前は「M」。最後の方で虫かごを踏みつける話があるけどこのMって箱を真上から踏みつぶしたような形になってるよね 最後教祖様と会っていた人は実は教祖様に押し戻された子の親なんじゃないか、、、 パニックで人を○せるようになればコスパ上がるよね。同調圧力や周りの目に押しつぶされたり、流されないようにしたい。 てか恩田さんってこういう類の本もお書きになるんやなぁー 面白い。

    4
    投稿日: 2020.11.09
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    Q&Aだけでお話が進んでいくのが面白かったです。 たくさんの人の証言で、あの時何が起こっていたのかはだんだんと解ってくるけど、原因は最後まではっきりとは解らず。そしてかなりきな臭い感じでゾッとしました。 あのタクシーの運転手が消された事でほんとに実験目的だったんじゃ…となるし、見知らぬ子を殺して生き延びた子どもが教祖となっている新興宗教団体もかなりカルトな展開だし。 集団パニックであれだけの死傷者が出るのか…というのがあるかも、となりました。 舞台となるショッピングセンター“M”が、事故前から「墓石みたい」と時折言われていたというのが印象的です。ミステリーツアーの人のところが一番好きでした。

    1
    投稿日: 2020.11.06
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    何年振りかの小説だったけど、読みやすかった 何年振りってのは持ったかも 西尾の新刊はそこそこ読んでた 読み終わり直後はオチが弱いかもなって思ったけど今思い返すとだいぶいい感じ

    0
    投稿日: 2020.11.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    Q&A形式の文章構成は新しく、読みやすい。 直接的な原因は不明、 人々の不安感だけで大量死の事故が起こった、 という事件の作りが物凄く良かった。 「犯人の居ない事件」という発想が素晴らしい。 作中でも触れながらの「犯人の居ない事件」。 すごく良い。有り得るリアル。 犯人が居ない事件があっても良いじゃないか。 と思った矢先の「実は政府の陰謀でした」 という結末……やはり理由は必要なのか…… 犯人は居ません!では終われないのか…… 確かにそれではオチが無いけれども…… でもそれって余りにチープではない……?? 最後の最後でファンタジー要素、というか SF要素が生まれてしまったのも、残念。 「未来からやってきた」ってアリ? あれ?私はSF小説を読んでいたんだっけ?と。 読了後に他サイトで多様な感想(ネタバレ含む)を 読んでみたところ、 「恩田睦さんらしい」という評価が多かったので 恩田睦さんの別作品にも手を出してみたら また印象は変わるのだろうか。 大筋の「人々の不安感やパニックだけで 簡単に人は殺せてしまう」というテーマが 余りにも良かっただけに 「あ〜〜!!なんでそんな持っていき方…!!」と 妙な落胆をしてしまった。

    2
    投稿日: 2020.10.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    普通の小説ならば相手の表情や様子・主人公の感情などの情景描写によって気づくのであろう展開の急転が一切排除されているので、ミステリーの持つ「人間の怖さ」が人物の会話後半に一気に明らかにされる。 現実世界でもそうだが口先だけ良い人は沢山いて、情報がない中でその裏に潜む本質を解き明かすのは非常に難しいんだろう。 善人の面を被って怪しいカルト集団を作り上げる女性や、サラリーマンのフリをして真相を知る者の口封じを実行する男の会話なんかは、予想もつかない展開で、ありきたりなホラー映画よりもよほど恐怖を感じた。

    7
    投稿日: 2020.08.26
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    対話だけで進んでいくので見える方向が一面ずつ増え、情報が増えていき、徐々に整理されていく。 最後まで読んでも全部が繋がる訳ではないけど、それが寧ろ日常の中の何かを浮き彫りにさせ、ゾッとする。 最初はこの形式にちょっと戸惑いましたが、慣れてくると一気に読んでしまうほど読み易くて私は好きでした。

    1
    投稿日: 2020.08.25
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    書き方が新鮮だった。誰がなにを言って誰が質問してるのかわからなくなりそうだったけど、だんだんとあの形式に慣れていった。 奇妙で何がなんだかわからなくていやーーな気持ちになった。何が原因なのかハラハラして知りたい知りたい!って気持ちになってどんどん読み進んだ。 正直なところ一番やだなーって思っていた結末というか原因だったな。 でもだんだんと明らかになっていくこの感じは読んでいてとても楽しかった!!

    0
    投稿日: 2020.08.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    良い意味で後味の悪さが残った。章ごとに人物の視点が変わり、読み進めるうちに人間の深層心理や欲が見えてモヤモヤした。  結局何が原因だったのかは分からないのでもう少し大人になったら読み返したい。

    0
    投稿日: 2020.08.19
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    久しぶりに1日で読み終わった本、サクサクと読めて次々に現れる登場人物と質問者の会話が小気味いい、そして恐ろしい

    3
    投稿日: 2020.07.31
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    1つの事故について、さまざまな人の話を聞くのが湊かなえっぽい形式だと感じた。 この本を読んで、集団心理の恐ろしい部分に気付かされた。 影響力のある人間がとった行動がたちまち他の人に伝染して、自分自身で真実を知らずにいることは、現実でもたくさんあると思う。 すごくメッセージ性があった。

    1
    投稿日: 2020.05.29
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    全て対話形式で進む。章ごとに「これは誰と誰の対話だろう?」という緊張感から始まり、徐々に登場人物の詳細にピントが合ってくる。そして感情移入が最高に深まったところで、どんでん返し。この連続なので、次へ次へとあっという間に読んでしまった。 物語の核心は、真相めいたものが(恩田先生にしては)はっきり示されるので安心。 殺したいほど誰かを憎むのは狂気か?誰もが日常的に誰かを憎んでいるとしたら?全員狂気?それは正気では?

    1
    投稿日: 2020.05.15
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    大型ショッピングモールで起きた重大死傷事件。69名という多数の死者が出たにも関わらず、原因は不明。 この物語は、その事件の関係者たちのお話。最初から最後までQ&A形式で進んでいく。 関係者たちに質問をしながら事件の真相を突き止める話かと思いきや、事件の原因は最後まで分からない。それが逆に想像力を掻き立てる。 また、質問者が真相を知る以外の目的で質問をしていたケースもあり、質問者と回答者が変わるたびに色々なストーリーがあって面白かった。 特に、事件によって変わってしまった人のストーリーがぞっとさせられた。

    0
    投稿日: 2020.04.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    Q&A方式で進展していく斬新さ!それ故に登場人物の感情の変化というものが感じ取りやすかった! この本を読んで感じたのは、この事件は実際にありそうで恐い!内容に関しては、読み進めていくうちに色んな情報が混ざりあって複雑になってしまうところもあったがもっともっと読みたくなってしまう! この事件で様々な説など挙げられるが、明確な原因はなく集団パニックによるものとされているが、なんだか釈然としない。 また、この事件を経験し、変わり果ててしまった人の所は鳥肌が立ってしまった、、、 これは凄く読み応えのある作品だと思います!

    4
    投稿日: 2020.04.17
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    題名のごとく、単なる質疑応答とか犯人探しかと思ったけど… なんだか人間の本質とか本性みたいなものを突き付けられている感じがしました。 読後感はあまりスッキリしませんでした。

    0
    投稿日: 2020.03.16
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    ん〜 オカルトなのか現実なのか。。 ただのパニックだったのかなんなのか。。 若い頃読んでいたら、「白黒ハッキリしてよ!」って思ったかもしれません。人生経験を積んだ今だから読んで思うことは、「人の業」が招いた悲劇だったという事でしょうか。

    0
    投稿日: 2020.01.29
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    今年11冊目。久しぶりの恩田さん。薄気味悪く、後味の悪い話だったなあ…。先が気になってどんどん読めるという点では面白かったけど、どこにも救いがなさ過ぎて二度と読み返したくはないし、人にも薦めたくないなと思ってしまった──要するに私も理由なき混乱と狂気に心を乱された一人というワケだ。

    1
    投稿日: 2020.01.17
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    辛い。読み終えるのがこんなに辛い本も久しぶり。途中から面白くなくて、止めようかと何回も考えた。文章の雰囲気が宮部みゆき氏に似てるなと思い我慢しながら読み終えました。 よくあるパターンの結末。新鮮味なかった。

    0
    投稿日: 2020.01.13
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    この表紙を見た瞬間、迷いなく手にとった。 本屋でやりがちなんだけど その時もしかしたら、 ちょっとニヤついていたかもしれない。 郊外の大型商業施設で重大な死傷事故が起きる。 原因は不明。 しかも、この表紙。 最初から最後まで質疑応答形式。 登場人物の説明も特にないし、 誰が誰に質問しているのか、 読むのも最初は手探りの状態。 質問と答えのその会話が、 少しずつつながっていることに気づいたとき、 この先どうなる?結末は?! 軽くパニック気味。 そこからは、 え!! えっ? え…? 【え】の三段活用で一気に読み終えた。 夜、読むには背筋がぞくっとして、 なんとなく落ち着かない時もあったし 人の心理をうまく使っているなぁ、 と思ったけど、うーん…… 同じものを見ても、 そこに抱くイメージは人それぞれだけど 表紙を見たときにわたしが感じたものとは ちょっと違ったかなぁ。 描写など一切なし。 質疑応答形式のみ。 これは新鮮で、面白かった。

    2
    投稿日: 2020.01.13
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    質疑応答で進んでいくお話。一体あの日何があったのか、インタビュアーは誰なのか、もし自分があの場に居合わせたらどうしたらよかったのか…色々と考えてしまった。

    0
    投稿日: 2019.12.16
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    題名の通り、質問とその回答で構成されている。 多くの小説で当たり前のように存在している第三者的な「語り手」は存在せずユニークな読み心地がある。 語り手がいないことによる特徴はそのユニークさだけではなく、リアリティを醸し出している。現実世界に天の声が存在しないように、その会話からお互いの心中を察しなければならない。 現実世界と比較しておもしろいのは表情が判断できない、ひいては景色としてのイメージが存在しない小説としての特徴がある。 現実味のある会話を自分の頭の中という空想的世界の中で構築するこの不思議さは本書の大きな魅力だ。 小説の内容としての面白さには賛否両論があるように思う。それほどに小説の終わり方は非常に歯切れの悪いものである。この小説が公式にどんなジャンルとして振り分けられているか分からないが、サスペンス小説と言うにはあまりに出てくる人間の狂気の生々しさの種類が異なるように感じた。

    1
    投稿日: 2019.12.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    はっきりしそうな、しないような、本当にもやもやする恐怖だった。 こういうことが、本当にありそうで、それも怖い。 タクシーの話で、怖いよーと口に出してしまったのだけど、あの災難はやはり何らかの組織が関わっているのだろうか… 色々な事を想像してしまう。

    3
    投稿日: 2019.11.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

     大型商業モールで発生した重大死傷事故の原因を探るべく、被害者、目撃者にインタビューが行われる。事件後、時が経過しても原因を特定できず、証言者によって食い違う話が謎を謎を呼ぶ。 施設内の各フロアで異なる事象が同時に起こり、あるものは異臭がしたと話し、あるものは不審者を見たと言う。事故か事件か、はたまたテロか、インタビュアーと証言者のQ&Aだけで物語が進行していく。  押しも押されぬ人気作家となった著者の、少し前の作品。2002年が初出のようだ。その頃書いた『夜のピクニック』が第2回本屋大賞を受賞したりして、いよいよ売れていくぞと助走スピードを上げていた頃か。  その前年2001年の上梓の『まひるの月を追いかけて』が著者作品で初めて触れたものだったが、直近読んだ『蜜蜂と遠雷』のどれをとってもトーンの異なる作品だということに気付く。  どんなジャンルの作品も手掛ける器用な作家さんだ。悪く言えば、作風が出来上がっていない、没個性ということか。  その著者が趣向を凝らし、上記の大事故(事件)をQ&Aだけで描いている。小説を読んでいると、細かな状況説明で文字がびっしり詰まったページより、軽妙な会話で進む箇所のほうが読みやすく感じることは多い。また、そうした会話こそ物語の本質や、鍵となるセンテンスが含まれていることは、あるていど読書をしている者なら意識しているところだろう。  そして本書は、対話がなされている場の状況説明や、登場人物の外見なり表情の変化といった目に見える部分の説明を排除した会話だけで物語が進む。キーセンテンスだらけの応酬か?!果たして大丈夫だろか?  ・・・ということは実は思わなかった。意外と、事件の状況や、真相めいたものが仄めかされていくし、中盤からは原因究明のためのインタビューではなく、この件に関わった人や近所の人、事後関わってくる人たちの会話でもストーリーが構成されていく(やはり会話だけで読みやすいというのは大きい)。  周辺の広がりまで描いているのは、こうした不可解な事件が起こった時の人の心理や、無関係な人間がどう関わってくるのかという野次馬根性的なところが炙り出されていて面白い。だが、そうしたことを描きたいのであれば、Q&Aに終始する必要なない・・・。まだなにかあるのだろうと対話に耳を傾け続ける。    そして、終章へ向かう3つの対話で、事件の真相や、周辺で起こった事例の一つとしてカルト教団の誕生の経緯が明かされる。  だから?なに? オチは、やっちゃいけないだろうという陳腐な陰謀説めいたもの。カルト教団の誕生と、その実態、その後の経緯は、おそらくオウム真理教などを念頭に、ロクなもんじゃないという警鐘を鳴らしたというものではあったろうが、それがテーマではないよね。  では、Q&A形式にした意味はどこにあったのか? 正直、なかったろう。まさに「読みやすかった」という効用くらいだろうか。大いに期待外れ。  QAの対話だけにすることで隠せるのは、周りの状況もだが、話者としての実態。発言で補えなくもないが、対話の冒頭に氏名、年齢、職業などを確認する程度で、極力周辺情報は排除していたようには見受けたが、特にそれを結末に繋げようとしたわけでもなかった。  となると、なんのためのQ&A形式だったか? 技巧を凝らしたことでかえって、残念な気持ちしか残らない。

    0
    投稿日: 2019.11.08
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    最初から最後まで質疑応答形式で綴られており、ショッピングモールで起きた大事故(大事件と言うべきか)について様々な視点から語られていく物語。 推理小説だと思って読むと肩すかしを食らうかもしれない。最後まで読んで読んで読み進めて、事件の真相が明るみにでる……というものではなく、作中で起きた事件を通じて現代社会に対する「問い」を表現しているのだと思うので。途中からそういう視点で読んだのでそれなりに楽しめた反面、「結局なんだったんだろう……」と分かりやすい答えを求めてしまう自分がいるのもまた事実。この小説自体が作者からのQなのだとしたら、読み手の中に生まれる感情がAになるんじゃなかろうか。 ちなみに自分は二次元美少女大好きオタクなので、今年読んだ本の中で一番解説が興味深かった。

    0
    投稿日: 2019.10.19
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    最初から最後までQ&A。 人の外と内。右と左。上と下。見え方感じ方は1つじゃなくて色々ある。だから答えも色々。そして永遠に続いていく。 実際にありそうで怖い。 読み終わった直後はなんかモヤモヤしたけど、考えれば考えるほど深みにハマっていく感じ。

    0
    投稿日: 2019.10.07
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    ずっとQ&Aで進んでいきとてもとても読みやすく、読書に慣れていないわたしもするっと読み通すことができました。何よりもそこがいい。 もっと ひょえ〜〜〜〜っ! っとなる怖さなのかな?と勝手に思っていたのですが、 ゾッ… として終わりました。そんな終わり方も良いです。 こわくてこわくて読み進められないとか、心に重すぎるとかそんなことはないけれど、読みながら うわぁ…と思ってちょっと考えたり、日常でふと いや〜な感じが蘇ったりする、ちょうどよく怖い本でした。

    0
    投稿日: 2019.09.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    叙述のテクニックは流石で、どんどん引き込まれていく。また、とても読みやすくてドキドキ感があり、読む手が止まらない。 所々に意味深長な伏線があり、これだけの伏線をどうやって回収するのかワクワクしていましたが、まさかの丸投げ。これならアマチュアのちょっと新しいこと書きたい学生と同じ。それは無いでしょう、といった感想でした。

    1
    投稿日: 2019.09.23
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    本当にQ&Aしかない、情景描写のない小説なのにこんなに伝わる。いろんなものが見えてくる。事故の真相も回答者の裏側も質問者も、いろいろ考えるけどうまく焦らされる、このバランス感が恩田作品。

    0
    投稿日: 2019.09.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    全編会話形式で進んでいくのでものすごく読みやすい。 しかし、実態のないショッピングセンターでの事件と 関連して起きていくいくつかの事件。 結局何が原因か最後までわからずもどかしいのと 最後オカルト的な要素が急に絡んできて なんとなく「?」がついたまま読み終えた。 読みやすさは間違いなく☆5。 しかし内容を評価することが非常に難しい。 嫌いではないが、爽快感もなければ恐怖もない。 まるで作中の事件のような気味の悪い小説だ。

    0
    投稿日: 2019.09.13
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    結局Qばかり積もって明確なAは得られないけど、じわじわっと迫る不安感と恐怖は確かにあって霊的でもないのになんとなく自分の背後が心配になる小説。

    1
    投稿日: 2019.09.04
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    タイトル通り、質問と回答の会話形式で物語が進んでいきます。 会話から想像する感じで、読みやすかったですが淡々と読む感じがしました。 しかし、中盤以降は事故から時間が経過して、色々な変化が書かれていて、人間は怖いと思いました。 そのつもりはなくても、小さな事が積み重なると大きな事故になり、そこから人の嫌な部分が色々と出てくる連鎖が怖いなと思いました。

    0
    投稿日: 2019.08.29
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    恩田陸さんっぽい、と読み始めてすぐ思いました。 人の奥底にあるあまり自分で考えたくないような感情をテーマというか題材にすることが多い作家さんだなと思いながらいつも読んでます。そしてそれゆえ読んだあとスッキリはしない笑 今回もモヤモヤ感と言いようのない不気味さ、恐怖を感じました。

    0
    投稿日: 2019.08.29
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    タイトル通りなんだけど…Q & A 方式で進んでいく。 真新しくてとても楽しく読めました。 大きな『サイナン』から始まり、色々な立場からその『サイナン』を語ってく。 最後はどんな風に落ち着くのか?と読み進めていきましたが、私的にはスッキリしない終わり方^^; ま、イヤミス系がダメなので…ですけど。

    0
    投稿日: 2019.08.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「普段見ないふりをして隠しているものが剥がされてむき出し」「記憶は嘘をつく、事実も嘘をつく」「神様はもう、人間に興味ないんだよ」「矛先がないと自分を責める」「虚構と現実が反転してる世の中」「人を殺すために神様を作る」 M事件を起点として色んな人の思想や見解が繰り広げられる話。心情描写がメインでミステリーというより寓話っぽかった。 設定も展開も物珍しくて読んでいて飽きなかった。 真相はハッキリ決まらずに終わり、まさに「現代人は分からないことが一番怖い」を利用したホラーだと思った。 宗教に限らず、人はやっぱり心の奥底でそうあってほしいと思っているものを信じているだけで、一意的な物事なんて何1つ無いんだなと思った。

    0
    投稿日: 2019.08.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    再読。 うーむ… タイトルどおりQ&A形式で物語が進むという展開はOK。 結局、何があったのかを言い切らず、読者に任せる形を読者がどう捉えるか。 今回、再読したが、個人的にはスッキリしないので星3つ止まり。 政府陰謀説でよいのか?

    0
    投稿日: 2019.08.25
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    最初は、「このままの流れだと退屈しそう、、」って思いましたが、さすがです! どんどん引き込まれていきました。 内容が、かなり風刺が利いていて、普通の犯罪ストーリーより怖いくらいです。

    0
    投稿日: 2019.08.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    対話形式で進んでいくミステリー。大型ショッピングモールで起こった大災害についてと、それに関わった様々な人の話を聞きながら真相に迫る…と思いきや。 釈然としない気持ち悪さを残しつつ物語は終わります。結局あの災害は何だったのか、どんなトリックが隠されていたのかを楽しみに読み進めていたので、終盤は全く違う方向に話が進んでいる感があり、結局道が逸れたまま。解説を読んでもスッキリせず。 各章、登場人物が変わり、後々になってそれぞれの人物が繋がっていく展開にはワクワクしましたが、やはり結末が受け入れられなかったため、☆3つ(2.5くらい)です。

    0
    投稿日: 2019.08.01
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    これまで人間は、様々なわからないことの理由を発見してきた。現代のわからないことはより具体的だ。そしてどうしてもわからないことの理由を宗教が埋めることは今も昔も変わらない。でも宗教も個別具体的になっている気がする。

    0
    投稿日: 2019.07.18
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    本屋の特集本で紹介されていたため、購入。 物語の構成としては、全編Q &A形式で進行していき、事件の真相に迫る。と思いきや、中盤からは群像劇のように進行していきます。 事件の概要は、ある程度序盤の会話劇でわかるのですが、真相というものは最後までわかりません。その分、より現実味があり、今の時代に起きてもおかしくない感じでした。謎を解くというよりは、人間の心情を扱った作品かと思うので、読むときはご注意ください。 こうだったんじゃないか、ああだったんじゃないかという曖昧なことを匂わしており、読後感はモヤモヤ感だったり、ゾワっとしたりと爽快感はありませんでした。 しかし、一対一の会話劇なのに事件の凄まじさが伝わってきたり、想像を掻き立てるような描き方でスリリングで面白かったです。だんだんと事件の過程がわかってくる様は、上手だなという印象でした。 中盤からは、事件に間接的に関わってくる人たちが登場します。事件のその後として、バラバラだと思っていた会話に登場する人物が実は「あの人」ということで、一本の線として繋がります。ただ、最後の展開としては、恩田さんらしい世界観で終わるのですが、今まで現実味があった分、突拍子だなという印象になってしまいました。 個人的には全ての謎が明らかになり、小説の中で完結してほしかったなと思いました。

    0
    投稿日: 2019.06.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    前半までは、質問を受けている人がそれぞれ一部分しか知らないというのもあって、核心に触れないのが不気味でよかった。事故のことだけでなく、普段テレビのインタビューなどでは聞かないような個人的なことまで喋っていて生々しく感じられるところも。 いくつか説があったけど、原因がどれなのか判明させずに終わってしまってモヤモヤが残る。 「新しい死に方の開拓」とか「人間そのもので大勢の人間を殺せる」だとか興味深い話は出てきた。でも結局何があったのか分からないというのは読者も登場人物たちと同じ。

    0
    投稿日: 2019.05.04
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    タイトルの通り、第三者的な視点は一切なく質問者と回答者のやりとりのみで構成された作品。 そういった意味では、通常の3D的な造りではなく、一面的なアングルのみの2D構造の物語を見ている新しい感覚を味わえた。 その構成を用いて、それぞれの人物の証言から物語の核心の外堀を埋めていく工程がスリリングだった。 ある意味、質問者と我々読者は同じ立ち位置にいて、読み進めるにつれて互いに情報を得ていっているため、イチ登場人物なのではないかという錯覚をしてしまった。 そして、この作品を読んで学んだことは、 すべての出来事の色は必ずしも白か黒ではないということです。

    0
    投稿日: 2019.04.28
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    2019.4.18読了 わからないまま終わるけれど、そこに至るまでに引き込まれていて、こういうわからないままのこともあるよね、という終わり方。これはこれで納得。奇跡の少女は奇跡の少女だった。 途中、母親とインタビュワーのやりとりが双方腹立たしいし噛み合わないけど、ナルホドと思う論点。 最後の方のタクシーの客は、騒音中の会話にゾッとした。 本一冊まるまる誰かと誰かの会話形式なのも、年齢や背景を想像しながら探り探り読むという感覚がイイね。

    0
    投稿日: 2019.04.22
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    《蜜蜂と遠雷を読んで著者のミステリーを読んで見たくて》何だろう?読み終わってもスッキリしない。多分これが登場人物達の気持ちだろう。実際にこのような事故が起きても全く不思議ではなく、逆に起きていない方が不思議だ。インタビュー形式で一つの事件を見ていくが途中にその事故を発端としたいくつかの事件にもぶち当たる。登場人物の交差も文句なしに上手いが、読了後はスッキリしない。面白いとも思うしサラっと読めるの良いが、もう少し濃密であって欲しい。何か中途半端でツボを外しての指圧後のような感覚。期待し過ぎだったのだろうか…

    1
    投稿日: 2019.04.20
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    いや、なんか怖いよ 世の中まじでこんなんが起きそうで怖いわ 話の流れは誰かから誰かへのインタビューで少しずつ開示されていきます。何があの時起きていたかが見えてくると、今度はそこから何が起きてきたか等々話が未来に進んでいきます。 何だろう、もうなんか全部怖いよ。

    0
    投稿日: 2019.01.04
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    すっげえ。 そして、怖い。 恩田陸氏はすごいなあ。 延々と、二人の会話だけで進んでいくお話です。 いくつもの章に分かれ、そのたびに登場人物は変わります。 けれど、分かるのは性別と大体の年齢くらい。名前すら分かりません。 地の文で表されるのが「Q」。つまり質問者。 鉤括弧で表されるのが「A」。つまり回答者。 味も素っ気もない、淡々とした会話文のみで進んでいく物語。 その主軸となるのは、悲惨で残酷な事件。 死者69名。負傷者116名。 郊外の大型商業施設「M」で発生した、未曾有の事故。 原因不明。詳細不明。残ったのは、唖然とするような犠牲者数だけ。 記者。その場にいた人。基点と思われる場所を目撃した人。 脚本家。家族を亡くした人。救助に当たった消防士。 弁護士。心霊愛好家。そして、「奇跡の少女」。 そこで何があったのか? なぜ、こんな大災害へと発展してしまったのか? 淡々とした会話、激昂する会話、静かな会話、不思議な会話。 いくつもの会話が積み重なって、やがて漠然とした全体像が見えてくる。 だけど、その真相は分からない。分かりそうだけど分かりたくない。 そして時は流れ、商業施設は取り壊される。 けれど、「それ」は消えない。 いつまでも、どこまでも、広がっていく。 「形」を変え、「姿」を変え、「境」を越えながら。 あとに残るのは、漠然とした、しかし硬質な「恐怖」。 よくある恐怖小説のような、ドキッとするような怖さはありません。 まさに"SUSPENSE"という表現がしっくりくる、芯から冷えてくるような怖さ。 何が起きているのか。なぜ起こってしまったのか。 理解出来そうで、でもするっと逃げていってしまうかのようなもどかしさ。 それはたぶん、会話のみという構成に因るものが大きいのだと思います。 そして、すべてが抽象的で「顔のない」舞台構成。 状況描写や説明的な文章は悉く排除され、「言葉」のみが浮き上がってくる。 どこまでもsimpleで無機質、そして、同時に恐ろしいほどの情感を持つ物語。 残るのは、苦い後味と救いようのない虚脱感、そして、冷え切った恐怖。 なにが、「Q」なのか。 それが分からなければ、「A」を導き出すことは出来ない。 釣り込まれるように没頭して、あっという間に読み終わってしまいました。 その著作を読めば読むほど、奥が深まっていくような作家さんだと思います。 恩田陸、侮れないです。

    0
    投稿日: 2018.11.13
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    果たして原因はなんだったのか。偶然が重なったのか、陰謀なのか。引き金は小さな ことのはずが大惨事に。 きっと同じような実験(?)が外国で行われたら被害規模は数倍だと思う。日本人だ から被害はこんなもん。 しかもこんな大惨事をいとも簡単に過去のものと流せる日本人。 これを恩田さんが描くから不気味で読み応えのある小説になる。 舞台も作者も外国人だったらただの三流パニック映画の台本かな。

    0
    投稿日: 2018.11.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    巨大ショッピングセンターで同時発生したパニックにより大規模な厄災が起きる あの場所で、何が起こったのか 一冊通して対話形式で状況に迫る 導入と展開、謎の提示はすんばらしいのに、なんか尻すぼみ感 ずっと対話形式で想像力を膨らまされるだけに、明確なラストを求めないにしろ、もうちょっと色をつけて欲しかった

    0
    投稿日: 2018.11.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

     対話のみで構成されているのでとても読みやすかった。藪の中方式のミステリーで、明確な答えはなかった。普段行くイオンやアピタでこんな事件があったらと思いをめぐらすと、大都市ではないのでそこまでのパニックは無さそうだ。でも子供が儀背になるのはとても困る。

    1
    投稿日: 2018.10.31
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    この本を初めて読んだのは、確か学生の時だったと思う。 その時の感想は、おぼろげながらも意味がよくわからない…だった気がする。 この年になり、改めて読み返してみると、なんて人間は恐ろしいのだろうと、それ以外の感想が浮かばないくらい衝撃的な本だ。 今目に見えているものがすべてとは限らない、むしろ自分が把握していることなんて、この世の中の1%でもないのだろう。そんな中で人々は生活している。そう思うととても恐ろしいことに思えるが、それが日常なのだ。 それが事件なのか、事故なのか、はたまた誰かの陰謀なのか。今テレビで流れているその出来事の裏側があるのかないのか。そんなことを真剣に考えさせてくれる本だ。

    0
    投稿日: 2018.09.16
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    こういう色んな人の目線から語られる形式は好き。で、実際には何も起こっておらず、人の恐怖心から大事件に発展したって言う設定も素敵。ただ、国家の陰謀みたいな話は”ん?”って思えてしまうし、ラストの教祖少女のくだりも何かすっきりしない。怖くて面白い話なんだけど、後半でちょっと…って感じかな。

    0
    投稿日: 2018.09.08
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    都下郊外の大型商業施設において重大死傷事故が発生した。死者69名、負傷者116名、未だ原因を特定できずー多数の被害者、目撃者が招喚されるが、ことごとく食い違う証言。防犯ビデオに写っていたのは何か?異臭は?ぬいぐるみを引きずりながら歩く少女の存在は?そもそも、本当に事故なのか?

    0
    投稿日: 2018.06.13
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    人間の集団心理はおそろしい 一人ずつの質問形式で全体像が組み上がるまでのドキドキワクワク感、何が起こっているのかという恐ろしさが読んでいてたのしかった 忘れた頃に読み返したい

    0
    投稿日: 2018.03.22
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    恩田ワールドでしたね。 怖い話しでしたら、なんともやりきれない。 不条理ドラマ、って感じでしょうか。 こういうの嫌いじゃないけど、映像があるといいかもな。文字だと淡々としすぎるから。この本は映像を上手く使うと恐怖感が増長されそう。

    0
    投稿日: 2018.02.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    質問形式で進んでいく話。ずっと会話。質問者や、質問するシチュエーションもそれぞれ変わりながら進行する。事件の核心への迫る謎解きはなかったけれど、寧ろそれがリアルだった。現実の物事も、自分の知り得る情報だけで、善悪や正解不正解を見極めて生きているんだよなぁと思う。白か黒かを思考して結論付けたところで、それは当事者以外、あくまで推測で解決したにすぎない。だけど大抵、それに疑問を抱くことなく過ごしているんだろうな。

    0
    投稿日: 2018.02.05
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    一言で言うと凄い。ボキャ貧困ですいません。そして怖くてだけど引き込まれてしまう不思議な感覚。インタビュー形式がずっと続くし謎も多いから、当初は途中リタイヤの可能性も感じてたけど、とんでもなかった。再読してもっと深く理解しても面白そう!オススメ!

    0
    投稿日: 2017.12.23
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    得体の知れない恐怖って感じだった ホラーじゃないのに夜一人で読んでるとゾワゾワして怖かった〜 でも面白くて読むの止められなかった 70代男性のインタビューで「その日は空気が憎しみに満ちてた」とかなんとか言う台詞があってそこでなんとなくなるほど。となったのが一番印象的だった 現実に起こりそうな事だし実際に自分の知らないところで現実に起こってそうで、リアリティがあってすごく怖かったのかもしれない 読み終わった後、大型スーパーでエスカレーターに乗るとき集団パニックの場面を想像したりするようになった 最初あらすじを読んだ時Q&A形式で物語が進んでくって書いてあって、なんだそれ普通に書いてくれよと思いつつ読み始めたけど、こんなに面白いとは!

    1
    投稿日: 2017.10.11
  • 真骨頂の意味を問う作品

    無数の死傷者を出したにもかかわらず、 消防警察ともに原因をつきとめられないショッピングモールで起きた謎の事故 その被害者への聴取や関係者の会話から何が起きたのかを探っていく というあらすじ 更に紹介文には、Q&Aだけで進行する著者の真骨頂!(原文まま)とまである こりゃあ名作の予感しかしない、とワクテカしながら同著者の他作品と併せて購入 結論から言えば、そんな風に思っていた時期が私にもありました、です 作品を前編・中編・後編に分割して見れば、前編はまさに思い描いていた通りのストーリーなわけですよ しかし、中編以降がいただけない 締め切り間近のやっつけ仕事なのか、 深夜のテンションで練り上げたプロットなのか、 はたまた酒にでも溺れていたのか それこそ作者にQ&Aしたいくらいに雑、雑、雑&雑 後編に入る頃には、思えば遠くに来ちまったもんだ、という感想以外を持てない 最終章に辿り着く頃には脳内はQで埋め尽くされ、途中与えられた僅かなAは舌打ちと共に不安へと変わる 本当にこれ、オチるのか、と しかし、ミステリーものといえばどんでん返しが基本であり、この作品も当然そこを狙ってくるだろう そう、期待と願望を込めて頁を捲り続けた結果、この作品は名作へと昇華――しませんでしたあ リアルでシリアスなドラマ(宣伝文まま)を読んでいたはずが、気付いたら世にも奇妙な物語へと変貌 いかがでしたか?とグラサンの方が語りかけるシーンが脳裏をよぎる始末 読後に「なんだこれ」を連発した作品は久しいものでした なお、私にとってこれが初の恩田作品にて、レビュー時点では最後の恩田作品 前述したように複数作品纏めて購入したものの、怖くて他の作品に手を付けられないでいる そりゃそうだ、真骨頂と褒めちぎった作品がこれなのだから

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    投稿日: 2017.09.18
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    これは衝撃だった。 人と場面は変わりながら、物語は会話のみ。 ただこれがぐいぐい引き寄せられます。 斬新な小説です。 そして途中「怖っ!」っていう部分もあります。 本当にこんなことあるかもと思ってしまう。

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    投稿日: 2017.09.12
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    再読5回目。 怖い...。ホラーではないはずなのに、ホラー作品を読んだ気分。しかも、救いのないやつ。

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    投稿日: 2017.08.13
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    恩田さんデビューするにあたり、第一冊目は何がいいのか友人に問うたところ、こちらの本を紹介される。なるほど。これは嵌る。ミステリーに被さってくるミステリー。問答形式で話が進む。事件の当事者、関係者が口を開けば開くほど、核は曖昧模糊としてくる。真相が分からないから余計追いたくなる。頁は進み時系列も進んでいるようだが、読み手の探究心は解決されない。だから止まらなくなる。語り手で章が区切られているが最後にちょっとした告白が用意されているのが面白かった。そしてたどり着いた最終話。なんとそう来るか、、バナナマン手法。

    0
    投稿日: 2017.08.13
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    大型ショッピングモールで起こった事故についてインタビュー形式で話が進む。 最初のほうは冷静な客観的な見解が多いのだけど、だんだんおかしな人が出てくる。 変な話なんだけど、ある意味非常にリアル。

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    投稿日: 2017.07.25
  • なんでもないことの怖さ

    いったいあの事故(事件?)は何だったのか・・・。 多くの人が集まるショッピングセンターで,人々がパニックに至り,多くの死者をだし・・・そしてそれが関係した人々に与えたものは・・・・ 客観的な総括を得るためのQ&Aという形式で物語は進んで行くものの,そこにはそこはかとない恐怖や狂気が・・・。 読み終わってみるとそれなりに面白かったとも思えますが,途中で少しダレてめげそうになるかもしれません。

    0
    投稿日: 2017.06.24
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    商業施設で、おき得ない環境で起きてしまった事故。関係者のひとの聞き取りで、事故の輪郭が明らかになっていく。それは、更に恐怖を増長していく。得体の知れない恐怖の前にはひとは無力であると思う。 恐怖が恐怖を増幅する、久しぶりに怖い小説。

    0
    投稿日: 2017.03.26
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    1つ1つの問いかけ、回答から物語の全容を明らかにしていく手法は私の好むところであり、ページをめくる手が止まらなかった。 終わり方はなんとなく他人事で、あっと驚くようなこともなく淡々と済んでしまった。 目的ではなく手法にこだわった物語のように感じる。 文系向けの本。

    0
    投稿日: 2017.02.26
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    藪の中、って読んだことないんだけど似たような話なんだろうか。一つの事件を多人数の視点から見るって点では似てるんだろうとは思うけど。 事件の真相、というか思わせぶりな伏線は色々あるんだけど主題はそこではなく、事件を語る人たちの考えや生き方にあるように思えた。

    0
    投稿日: 2017.02.24
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    とあるスーパーで起こった集団パニック事件、 大量の死者を出しながらもその原因がつかめていない。 この本は事件に関わった関係者に質問をするまさに Q&Aの形式で進んでいく。 当事者、警備員、事故調査員、消防など、その時に 起こった事実を多角的に浮き彫りにすることで真相に たどり着く。 ……と、思っていた。 ネタバレではないが、この本の方向としては事件を きっかけに何が起こったのか、何が変化したのか、 そういうことに主題を置いた作品だった。 つまり人が死ぬけどミステリとはちょっと違う感じ。 俺はあんまり合わなかったなぁという気持ちだけど、 恩田さん文章は至極読みやすいのでストレスと 言うのは全然無かった。 上手く言えないが単に好みの流れじゃなかったと いうだけで、パニック事件の群像ルポ……と 捉えればとても面白いのでそういうのが好きな人は是非。

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    投稿日: 2016.07.30
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    2016/06/30久しぶりに再読。 最初読んだ時、 怖い怖い!なんて怖い本を読んでしまったのか! と思った。 何回読んでもやっぱり怖い。 事件そのものも、 人というのは、思いもよらない面を持ち合わせているものだと思わせるところも。 ここで質問してる人がここで答えているとか、 そういう解説も読んでみたくはある。

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    投稿日: 2016.06.30
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    話が進むにしたがって、この方向性はどうなんだろうかと、クエッションを持ちながら読み進んだ。作者もどう収束させようか悩んだのではないだろうか。 村上春樹の「アンダーグランド」が下敷きになっているのだろうが、ノンフィクション仕立てにした恩田睦の狙いが当たっているかどうかは微妙だろう。 ただそれなりに面白く一気読みでした。

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    投稿日: 2016.03.13
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    あるショッピングモール的な商業施設で死者69名、負傷者116名を出す大惨事が起こったのですが、事故の原因が特定できず、なぜこんな悲劇が起こったのかがわからないという謎の始まり方をします。 そして、この物語の特徴は、すべて誰かと誰かの質疑応答?問いかけとその答えという形ですすんでいくところです。 事故にいろんな形で関わった人物のQ&Aを読んでいくにつれ、徐々にあの日何があったかの形がぼんやりと見えてくるのですが、なかなか核心には辿り着かず、そのもどかしさがたまらなく緊迫とドキドキをもたらして、どんどん引き込まれて読んでいきました、途中までは。 本当に、途中までは、これはすごい本に出会えたなと思いました。 ただ、後半部分、なんだかちょっと消化不良気味になってしまって、まぁそれでもなかなか面白かったし、ゾっとすること、衝撃を受けることなどあって楽しめたんですが、あと一歩という感じでした。 とは言っても、途中まであんなに夢中で読めたので十分面白かったです。

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    投稿日: 2016.02.20
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    大切な人に「一番好きな作家さんは恩田陸」と言うと「僕はこれが好き」と勧められたので読んでみた。 相変わらず多い登場人物を書き分ける天才。また生ぬるい、気持ち悪い読了感は『私と踊って』収録の『少女曼荼羅』に似ていた。 少しずつ話の矛先がズレていくのに違和感を感じつつもずるずるとその方向に引きずられるのが止まらない。 今まで読んできた作品とは形態が違えど、設定説明なしに読み手に有無を言わせず引っ張り込まれる感覚はやっぱりこの人ならでは。楽しかった。

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    投稿日: 2016.01.24
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    三原ちゃんに借りた本。 質問と回答だけで本が成り立っているから、読みやすかった。 住宅街に出来た大型ショッピングセンター通称M。 そこで大人数が一斉に逃げ出して多くの

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    投稿日: 2015.12.19
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    Q&Aだけで事件?事故?の真相がわかる、文章力の上手さが際立つ作品みたいなのを期待して読んだら結局真相はわからないし、予想もしない暗い方向へ話が進んでくしで、こーいうの求めてたわけではないんだけどなーという消化不良感。

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    投稿日: 2015.12.03
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    とても面白かったけど怖くなった。謎も残ったような解決したような、もやもやっとした読後感でした。どれが真実でどれが嘘?みたいな掛け合いが人間の裏の顔を彷彿とさせていて妙にリアルです。

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    投稿日: 2015.11.13
  • Q&Aのみの構成に一抹の不安を抱えつつ…

    出だしは意外と違和感なく読み進められましたが、中盤から終盤にかけて『あれれれれ?』と思うところが多く、結末に至っては『こんなのあり?』という感じでした。 大惨事の当事者達がそれぞれ違う視点を持って答えている部分は大いに楽しめましたが、私としては納得のいかない幕引きだったため、星3つです。 惜しいなあ…という読了感でした。

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    投稿日: 2015.11.11
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    予備知識なしに読み始めました。次第に事のあらましが見えてきました。でも、この先はどうなるのか?常にそう考えながら読み進んでます。

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    投稿日: 2015.10.07