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クリスマスのフロスト
クリスマスのフロスト
R・D・ウィングフィールド、芹澤恵/東京創元社
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総合評価

114件)
4.1
40
39
25
1
0
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    ジャック・フロスト警部シリーズ1作目。噂通り下品で愉快なおじさん。憎めない愛されキャラ。犯人を見つけるためなら手段を厭わないその姿は、滑稽でありながらもついつい応援してしまいます。主人公が魅力的なミステリーはやっぱり良いですね。ミステリーのおもしろさを楽しめる作品。

    9
    投稿日: 2025.10.30
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    「ミステリー好きの養老孟司は『フロスト警部の シリーズは、現代刑事ものとして、最良の娯楽作品 ではないか』と書いている。満腔の意を込めて 大賛成である」 「フロストの言動と人間の描き方と文章の見事さ だけで十分である」 「全部書くものだから、分厚くなる。どれも一冊が 優に並の文庫本2,3冊分の厚みになる。その厚みに、 これだけ楽しめるのだなとうれしくなる」 「他に類例がないという意味で無敵、警察小説の ピカイチである」 (勢古浩爾『定年後に読みたい文庫100冊』) あの勢古浩爾がここまで言うのだ、読まないでは いられないではないか。

    1
    投稿日: 2025.09.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    異色の警部フロストが奮闘する警察小説シリーズ、のっけから絶好調の第1弾。 ロンドンから70マイルの田舎町デントン。もうクリスマスだというのに市には難問が続発。 8歳の少女の失踪、深夜銀行の扉をこじ開けようとする男、殺人事件を仄めかす霊媒師…。相次ぐ難事件を前に、不屈の仕事中毒にして下品極まるフロスト警部が登場! 不眠不休のフロストが新米刑事を引き連れ東奔西走。名探偵ではないので直感と勢いで突き進み、結構しくじる。ストーリー構成はしっかりしつつ、肩の力は抜けきっているところがいい。読みだしたら病みつき!

    1
    投稿日: 2025.01.09
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    ブク友さん達の本棚で知って、ずっと読んでみたかったフロスト。 もうすぐクリスマスなのでちょうど良い。 よれよれのレインコートにえび茶のマフラーがトレードマークのフロスト。 服装はコロンボと似てるけど全然違う。 コロンボのように戦略的な見せかけの愚鈍ではなくて、フロストは素で不器用。ヘマもする。 そして下品で際どい冗談ばかり言う。 勘頼りで行き当たりばったり、書類仕事は大の苦手で後回し。でも全然気にしない。 悲惨な事件の割にフロストはずっと冗談ばかり言って緊張感ゼロなので、こちらも力を抜いて楽しんでるうちに不思議とフロストの魅力に引き込まれてしまう。 大きな事件を軸に、フロストが行く先々で小さな事件がこれでもかと立て続けに起きるので、中弛みがなくてずっと面白かった。 ★4.5

    93
    投稿日: 2024.12.21
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    冒頭、クライマックスの場面から入る展開が巧妙で、フロストとは一体どういう警部なのか気になるし、一気に引き込まれる。 その後、時系列順に物語が描かれるのだが、なかなかフロスト警部が出て来ないというのも憎い演出であり、満を持して登場した暁には待ち焦がれていて、いよっ!待ってましたと拍手喝采せずにはいられないだろう。 その後は完全にフロストのペースというか、小気味良いジョークを交えつつその強烈なキャラクター性に魅了されていった。 勿論ミステリとしても一級品であり、最初から最後まで飽きずに楽しむ事ができたのである。

    0
    投稿日: 2024.12.21
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    2024/12/17読了(再読) そろそろクリスマスという所で、「次はおれでどうだい?」とフロスト警部が出て来た感じ。尚、本作は1984年発表で、フロスト警部はデビュー40周年なのだった。 とにかく、主人公、フロスト警部のキャラが強烈。勤務帯などガン無視の仕事中毒だが、その仕事内容はまぁいい加減。書類仕事は全くダメで、捜査も行き当たりばったりで直感頼り。それなりに場数も踏んでいるだろうから勘も当たる時は当たるが、見当違いで大外れなこともしばしば。しょっちゅう下品でしょーもない話をする。身なりも、よれよれのレインコートにプレスの効いてないスーツという、かの刑事コロンボをも凌ぐであろうだらしなさで、襟首にたなびくマフラーはえび茶色! “海老茶”って明治の女学生の袴の色ですよ。それが20世紀末の冴えないオジサン刑事のマフラーに使われるとは……というか、国内外問わず、現代小説で『えび茶色』が使われたのは、本シリーズしか思い付かない(※)。先に挙げた刑事コロンボみたいな、冴えない外見だけど実は凄い切れ者だとか、同じく英国のモース警部みたいな、高い教養と高尚な趣味を持ちながら酒や女も大好きという“聖俗”二面性を持っていたりだとかのギャップはフロスト警部には無い。まさに“見たまんま”系である。 そんな、だらしなくて冴えないフロスト警部の悪戦苦闘ぶりと、能率主義で出世のことしか考えてなくて嫌味なマレット署長を始めとする登場人物たちとのやり取りにクスクス笑えるストーリーだが、扱われる事件は結構陰惨で、作中の季節も冬だけに余計に寒々しい。そういえば、ジャック・フロスト(Jack Frost)自体、『霜』の擬人的な表現だそう。でも、フロスト警部は霜みたいに冷酷なキャラクターではないし(かといって、人情家ともちょっと違うけど)、それはそれで作者が狙ったギャップだったりしたのだろうか? ※そもそも原書では何と表記されていたのか? 色味的には『バーガンディ』(Burgundy)が近そう。そうだとして、なんか語感がカッコ良すぎるので、訳出の際にダサそうな『えび茶色』にしたのでは、と勝手に想像している(先述の通り、ハイカラさんの袴の色に使われたくらいで、決してダサい色ではないのだが)。

    23
    投稿日: 2024.12.18
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    再読しました。フロストに自分を重ねてしまいます。 なんやかやと、直感に頼んで、行動してしまうところ、自分でも困ってしまうところです。でも、なんとかしたい、フロストは事件を解決したい気持ちが、強すぎるのでしょう。 複数の事件が同時に進んでいき、最後にちゃんと解決されるところが、いいです。 マレット、グレイヴなども良いです。人間関係も、中間管理職の大変さが描かれています。 次作も再読しよう。

    0
    投稿日: 2024.11.02
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    フロストの発言は結構なセクハラなんてすが、それも気にならないくらいテンポがよくセンスがあります。 原作者はもちろんのこと翻訳の方が素晴らしいのでしょうね。

    0
    投稿日: 2024.07.21
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    原書も読みたい。 フロスト警部が好かれる理由がわかる。 事件がいくつか起こっていくので、より忙しさを感じた。

    0
    投稿日: 2024.01.28
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    すでに30年近く前に発表された作品とのこと。 携帯の代わりに無線機が活躍してるのも時代を感じる。 冴えない、よれよれコートの警部というと、コロンボを思い浮かべてしまう。 本作を読んでいる最中、つい、ピーター・フォークの顔を思い浮かべてしまい、違う、違う!と別の顔、例えば表紙絵イラストの顔にしようと意識もしたが、やはりピーター・フォークが頭に登場してしまうのには困った。 まあ、これは、シリーズ続編を読むにつれ、もう少しはフロストにふさわしいイメージができるかな?と思うが。 真面目に仕事はせず、自分のカンに基づいて捜査をする。発言、行動は、口汚く卑猥?でもあり、めちゃくちゃなキャラクターだが、同僚たちからは慕われていて、登場人物たちとのやり取りが楽しく、飽きる事はなく読了できた。 シリーズ2作目以降も、とても楽しみ。

    2
    投稿日: 2023.05.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    個性的な人々にあふれたデントン警察。 事件を引き寄せるフロスト警部 行方不明になった少女を探していたら、 浮浪者の凍死みつけるわ 最近増えてた強盗の犯人みつけるわ 便乗するやつ出てくるわ 30年位前の事件で失踪したと思われていた人物の骨みつけるわ マレット署長やら、アレン警部やら、 上のもの受けがあまりよろしくないのは、 なんだかんだで、事件解決しちゃうからなんですかね。 他の皆さんは、存外、嫌いじゃない、いや、むしろ、好きだよね? 確かに、ちょっと、小汚いし、昔話がグロかったりするし、下品だけれど、案外、正論言ってるし、状況よく見ているし、人間もよく見てるから。 30年前の事件は、良く考えてるなー なんて、ずるがしこいんだ・・・ しかし、ちょっとした事が鍵となって、計画は失敗し、殺害されてしまったわけだが。 息子の為とはいえ、やっちゃいけない事をやって、それがバレてゆすられて。 ゆするヤツもゆするヤツだから、自業自得だけど、 巻き込まれた挙句殺害された人は、不運としか言えないな・・・ 子供というのは、時に、非常に残酷で。 今回の事件に発展してしまった誘因は、その子供が行った行為だった。 やっちゃいけないことってあるよね。 人として。 人の家に石投げたり、動物に石投げたりは やっちゃいかん。 行方不明の少女の方は、犯人捕まえて解決したけど 30年前の方、かなり強行突破だから不法侵入だから フロストも悪いんだけど 生死をさまよいながら終了・・・ でもまぁ、最後の言葉が、答えですよね。

    0
    投稿日: 2023.04.02
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    イギリスの作家「R・D・ウィングフィールド」の長篇ミステリ作品『クリスマスのフロスト(原題:Frost at Christmas)』を読みました。 『東西ミステリーベスト100』で海外篇の43位として紹介されていた作品、、、 「オリヴァー・ハリス」、「ジム・ケリー」、「P・D・ジェイムズ」に続き、イギリスのミステリ作品です。 -----story------------- ここ田舎町のデントンでは、もうクリスマスだというのに大小さまざまな難問が持ちあがる。 日曜学校からの帰途、突然姿を消した少女、銀行の玄関を深夜金梃でこじ開けようとする謎の人物。 続発する難事件を前に、不屈の仕事中毒にして下品きわまる名物警部の「フロスト」が一大奮闘を繰り広げる。 構成抜群、不敵な笑い横溢するシリーズ第1弾! *英国ITVで1992年よりTVドラマ・シリーズ化 *第1位『週刊文春』1994年ミステリーベスト10/海外部門 *第4位『このミステリーがすごい! 1995年版』海外編ベスト10 *第8位『日本推理作家協会全会員ミステリー通大アンケート 20世紀傑作ミステリーベスト10』海外部門 ----------------------- イギリスの架空の地方都市デントン市を舞台にした警察小説… 1984年(昭和59年)に発表された作品で、名物警部「ジャック・フロスト」を主人公としたシリーズの第1作目にあたる作品です、、、 よれよれのレインコートにえび茶色のマフラーがトレード・マークで、権威と規律が重んじられるデントン署内では異質の存在である「フロスト」… きわどい冗談を連発し、服務規定を守らず、地道な捜査と書類仕事が大の苦手、上司の命令を平気で忘れ、叱責されれば空とぼけ、同僚に馬鹿にされればふてくされ、食らいついた相手にはしつこくつきまとい、ひとり暴走してはへまをしでかし、それをごまかそうと冷や汗をかきながら奔走する という、なんとも不器用で、恰好の悪い主人公なんですが、その、とても人間臭いところに惹かれ、そして、その格好悪さが、格好良く感じる、不思議な魅力を持った主人公でしたね。 12月21日、日曜日、ロンドンから70マイル離れた田舎町デントンに、「クライヴ・バーナード」が降り立った… 彼はこれからデントン警察に刑事として赴任するのだ、、、 ところが彼を迎えに来たパトカーに「「トレーシー・アップヒル」8歳が日曜学校から戻らず、消息不明」と無線連絡が入り、制服警官と一緒に通報した母親「ジョーン・アップヒル」のもとに向かうはめになる… 結局、その日は「トレーシー」は見つからず、日曜学校の周辺に怪しい人物が出没していたという情報もあったため、翌月曜日に警察署で改めて捜査会議が持たれた。 「ところで、巡査部長。会議室の方で「フロスト警部」の姿を見かけなかったかね?」 「いいえ、署長。見ていません」 「では、彼抜きで会議を始めることにしよう」 同じ月曜日、午前9時、「クライヴ」は颯爽と初当庁する… 「マレット署長」の手が空くのをロビーで待っているとき、薄汚れたレインコートを着た男が駆け込んできた、、、 えび茶のマフラー、よれよれのレインコートとスーツ、だらしない恰好の40代後半の男… どうやら「マレット署長」の新車のブルーのジャガーに車をぶつけてしまったらしい。 その男に巡査部長が言う、 「署長が、あんたのことを捜していたぞ」 「そうだった、捜査会議があったんだ。なんとまあ、すっかり忘れてたよ」 この胡散臭い男こそが「ジャック・フロスト警部」だと聞いた「クライヴ」は、あんな冴えない男でさえ警部になれるデントン警察署のレベルに思いを馳せるのであった… しかし、このときまだ「クライヴ」は、自分が「フロスト警部」の指揮下に入るとは夢にも思っていなかった、、、 田舎町でも事件は待ってくれない… 消息不明の「トレーシー」は見つからず、銀行の玄関を深夜金梃でこじ開けようとする謎の人物出没したり、「フロスト警部」の小銭が紛失したり、ホームレスの「サム」が死体で発見されたり、「トレーシー」の誘拐犯を名乗る男から電話があったり、バスキン・エレクトロニクス社の小型電子計算機の連続盗難事件の捜査を優先的に進めるように指示されたり、手錠をはめた白骨死体が発見されたり、そして、署員の残業手当の申請漏れの対応――と、もうクリスマスだというのに大小様々な難問が持ちあがる。 おりしも、「フロスト警部」と同じ警部職の「アレン警部」が体調を崩し病欠となり人出が足りない… ワーカーホリックの「フロスト警部」は殆ど休憩も取らず、慌ただしく複数の事件の陣頭指揮を執ることになる、、、 「マレット署長」の嫌味をジョークと下ネタでかわし、滞る書類は必ず提出するからと言って待たせ、「トレーシー」捜索のために大雪をラッセルして捜し、捜査をしている同僚に背後から迫り指でカンチョーをお見舞い… 捜査は混迷、迷走、真面目な「クライヴ」は翻弄され続ける。 徹夜にも負けず、空腹にも負けず、12月のデントンを駆け回る「フロスト警部」は、全ての事件を解決することができるのか!? ある事件を捜査していたら新たな事件がみつかり、新たな事件を捜査していたら別な事件の容疑者を逮捕できたり… と、ドタバタ的な展開ですが、、、 「フロスト警部」は、幸運にも救われながら、一つひとつの事件を解決に導き… そして、白骨死体発見を契機として捜査を始めた、30年以上前の1951年に発生したベニントン銀行デントン支店の出納係「ティモシー・フォーカス」が行方不明となり、二万ポンドの現金が奪われた事件の真相に辿り着くことで、命の危険に晒される。 第1作目でシリーズが終わっちゃうんじゃないか… と思わせるようなエンディングでしたが、、、 続篇が出ているので、「フロスト警部」は一命を取り留めたんでしょうね… 面白かった、500ページを超える大作でしたが、長くは感じませんでしたね。 長篇6作品が発表されているようなので、他の作品も読みたいです。 以下、主な登場人物です。 「ジャック・フロスト」  警部。主人公 「アレン」  警部 「ジョニー・ジョンスン」  巡査部長 「ビル・ウェルズ」  巡査部長 「アーサー・ハンロン」  部長刑事 「ジョージ・マーティン」  部長刑事 「マレット」  警視。署長 「クライヴ・バーナード」  巡査 「キース・ストリンガー」  巡査 「ヘイゼル・ペイジ」  婦人警官 「ジョーン・アップヒル」  娼婦 「トレーシー・アップヒル」  ジョーンの娘。八歳 「スタンレィ・ファーナム」  英語教員 「ミッキー・ホスキンズ」  前科者 「マーサ・ウェンデル」  霊媒 「オードリー・ハーディング」  トレーシーの友人 「サンディ・レイン」  記者 「サム」  浮浪者 「ジェームズ・ベル」  教会区司祭 「ティモシー・フォーカス」  銀行の出納担当者 「ルーパート・ガーウッド」  ティモシーの部下 「サミー・ジェイコブズ」  投資コンサルタント

    0
    投稿日: 2023.02.15
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    長い。 複雑なプロット。 キャラには今のところあんまり惹かれない。 クリスマスミステリ(ってジャンルないっけ?)で ロマンチックというか切ない感じがもっとあるのかな、と勝手に期待してしまった。

    0
    投稿日: 2022.12.29
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    どうしてもフロスト警部を昔の刑事コロンボの外見を想像しながら読んでしまう。言葉の汚さとダメっぷりはコロンボとは比較にならないが、そこがまた最高に面白い。

    0
    投稿日: 2022.03.18
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    イギリス北部の架空の田舎町を舞台にフロスト警部が次々起きる事件に奔走する警察小説。ハードボイルド小説特有のカッコよさは一切排除。個性豊かな警官の面々が楽しく、口は下品で傍若無人、いつもよれよれのスーツのフロスト警部は人間味溢れた愛すべきキャラクター。イギリスらしく紅茶を飲む場面がしばしば出てくるので、熱々の濃い紅茶を飲みながら読みたくなる一冊。

    1
    投稿日: 2022.01.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    1984年に発表された作品ですから、社会状況(スマホやネットなど、現代社会では当たり前になった道具はない)も異なりますし、捜査方法も未熟な部分がありますから、「警察小説」としてミステリの要素のみに注目すると、やや物足りない部分があるかもしれません。 しかし、この作品の一番の魅力は、なによりも主人公「フロスト警部」のダメ人間っぷりです。 上司(署長)の指示には全く従わず、事務処理能力は皆無、指示される捜査方針よりも自らの直感を優先させ、その場を逃れるためのウソを平気でつき、下品な冗談や無駄口がとめられない。しかも、「自分なりの生き様を貫く」という強い意志があるわけでもなく、行き当たりばったりにふわふわと漂流するような捜査の過程で、ひょんなところから手掛かりをつかみ取って事件の本質に迫ってゆきます。 少女の失踪事件や銀行の押し込み強盗など複数の事件を同時に処理しなければならなくなったフロスト警部が、ぼやきながらもひたすらに仕事に打ち込む姿に(そして彼の独特のキャラクターの魅力に)読者は惹きつけられるのかもしれません。 主人公以外の登場人物もそれぞれ「キャラが立っている」ので、映像化(TVドラマ化)されたというのも納得です。 ミステリ好きな方、特に刑事モノのドラマなどが好きな方には是非お勧めしたい作品です。

    0
    投稿日: 2021.09.12
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    1994年度「週刊文春ミステリーベスト10」第1位にランクされた作品。 あまりの不調に、とうとうオヤジ三兄弟(モース、フロスト、ヴァランダー)の力を借りることにした。 それにしても、なぜ26年前に読まなかったのか。 フロスト物は、いつもベストテンのトップに君臨していたのに。 「君臨すれども読了せず」とは、自らのあまりの奥ゆかしさに、空いた口がふさがらない。 かつて、こんなに笑えるユーモア・ミステリーがあっただろうか? 今更のように、ベストテン投票者たちの鑑賞眼の確かさに舌を巻いた。/ 傍若無人、規律紊乱、上司激昂、部下困惑、安寧秩序を崩壊せしめて一向に顧みないフロスト警部の御人柄に一目惚れ! 「ふしあわせという名の猫」を飼っていると、自他ともに認める僕でさえ、読み始めるや否や、幸せポイントがみるみる急上昇。/ フロストの一日は、少女の失踪事件から始まる。 事件が、いささか派手さに欠けるというご心配は無用だ。 なぜなら、このフロストという男、かのチャールズ・M・シュルツの『ピーナッツ』に登場するピッグペン(自分がたてる埃の嵐とともに現れる埃高き男)よろしく、一歩歩く度にそこらじゅうの仕事を吸い寄せてしまうという類まれなる異能の持ち主なのだから。/ そうこうしているうちに、フロストは、四角いリングの上、いや狭苦しい警察署の中、うらぶれたデントンの街を、蝶のように舞い、ところ構わず蜂のように刺しまくる。とにかく口の減らないおっさんなのだ。 きみのボディは、フロストが際限なく繰り出す苦み走った親父ギャグの連打に、果たして堪えられるだろうか?/ この物語は、何よりも「オヤジサラリーマン必携」であるだろう。 嫌味な上司や無礼な部下の言動に日夜心身をすり減らし、それと引き換えに内臓脂肪をしこたま貯め込んでいるオヤジ達への応援歌であるだろう。 ヘトヘトにくたびれて家に帰って、更に女房殿の容赦のない叱責や凍りつくような冷笑を浴びた夜も、一人缶ビール片手にフロストの毒舌や傍若無人な振る舞いを目の当たりにすれば、どんなにか癒されることだろうか。 今頃になって気がついても遅きに失しているが、ベストセラーにもたまには面白い本があるのだ。/ 日頃、『主任警部モース』、『フロスト警部』、『刑事ヴァランダー』などのイギリスのミステリードラマの素晴らしさに感嘆しながらも、こと小説に関しては、英米小説はどちらかと言えば敬遠してきたが、ここに至って、作者R・D・ウィングフィールドのユーモアセンスの素晴らしさに脱帽し、猛省。英米文学侮るべからず。/ 初めてのフロストを満喫して、これで、塩分、糖分、脂肪分ならぬ、モース、フロスト、ヴァランダー、オヤジ三兄弟の揃い踏みダーッ!/ 最後に、少々長くなりますが、僕の大好きな箇所を引用させてください。 《マレットは激怒していた。怒りと屈辱に震えていた。捜査会議は大失敗もいいところだった。そもそも、開始時刻からして、いつまでも現れないフロストを待っていたせいで、予定より二十分も遅れた。そこへ、警察長がやって来たのだ。ひょっこりと、ひとことの予告もなく。 「わたしのために特別な気遣いをさせては申しわけないと思ったのだよ、署長。普通どおりにやってくれたまえ。(略)」 出だしでつまずいた会議がスムーズに進行するはずがなかった。作り笑いと冷や汗の量ばかりが増え続けるなか、ほころびは拡大の一途をたどった。各分隊から提出されたはずの報告書が紛失していた。捜索隊への細かい指示を記したメモも、見つからなかった。あちこち捜しまわったあげくに、ようやくマーティン部長刑事が、フロスト警部のデスクに積みあげられた書類の山のなかから見つけ出して回収してきた。 ー中略ー かくして、会議は悲惨このうえない幕切れを迎えた。警察長は黙ってマレットを傍らに呼び寄せると、今後はすべてを部下任せにするのではなく、細かい部分にまで署長が積極的に采配を振るようにしてはどうかと助言した。(略) マレットの面目は丸潰れだった。(略) すべては、今、眼のまえにいる、だらしのない恰好をしたうつけ者のせいなのだ。》

    1
    投稿日: 2021.08.12
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    フロスト警部は格好悪いうえに下品だ。しかしこれほど人間味があってこれほど親近感を覚える探偵役もあまりいない。田舎町デントンでは、もうすぐクリスマスだというのに、日曜学校帰りに突然姿を消した8歳の少女、深夜に銀行の玄関をこじ開けようとする者…いくつも起こる事件を一手に引き受け同時に並行して対処していく。仕事中毒でありながら整理できないから一見話はぐちゃぐちゃに進むが、それが後半一気に繋がっていく。この作家の構成力の高さには驚く。フロスト警部の魅力って何だろう。彼の言動には笑えてスカッとする。傑作シリーズの第一弾。

    0
    投稿日: 2021.03.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    主役の警部、フロストはダメそうに見えて実はすごいのかと思いきやそうでもなかったし部下であるクライヴにも最後までバカにされて見直されることもないまま終わったのが心残り、、(笑) 訳者の後書きを読むと、次作からはまた別の相棒と…て書いてたけどどうせならクライヴと組んだままで名誉挽回?というかクライヴの見る目が変わるとことか書いてくれてたらスッキリしたけどそんな日はこおへんのやろうな。 最後らへんのクライヴの ❬くそいまいましいフロスト。度しがたい間抜けで、救いようのない役立たず。❭ っていう心の声はあまりにも辛辣で笑った。 トレーシーという女の子が行方不明になったところから始まった物語やけど結局終わってみるとそこに関しては結構しょうもない結論でメインはやっぱり32年前の大金持ち逃げ事件なんやろうけど… 登場人物が多すぎて名前も似すぎててこの人誰やっけ?てしょっちゅうなった(笑) ジャック、ジョニー、ジョージ、ジェームズとか……????? 話はテンポよく進むし退屈なシーンもなくて面白かった。フロストが朝も夜もなく働き詰めな主人公やからそれに付き合ってるとまるで自分も忙しく動き回ってるように錯覚させられた。

    1
    投稿日: 2020.12.18
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    1983年のイギリスはロンドンから100キロほど離れた田舎町デントンを舞台に、クリスマス10日前の日曜日から木曜日までの5日間にいくつかの事件を描いたのが本作です。捜査に乗り出すのは無作法でがさつだが仕事熱心な自由人、やもめのフロスト警部。そして日曜日にロンドンからデントンに到着し、新たに配属となった警察署長の甥で野心家でもありフロストを白い目で見る新米巡査クライヴ。偶然も重なってソリの合わないこの二人が相棒となり事件解決に挑みます。そんな二人のまわりには上昇志向が強く出世第一でフロストを忌み嫌う署長マレットをはじめとした署員たちと田舎町デントンに住む人々が配置されます。事件は行方不明となった娼婦ジョーンの娘トレーシーを捜索することにはじまりますが、捜査を進めるにつれて発生する少女失踪とは直接関係のない問題を、平行して解決に当たることになります。 方向性としては、フロストたちとともに数々の事件を体験していくことに重点を置いており、謎解きを楽しむための作品としては作られていません。またミステリーといえば名探偵の推理力による鮮やかな事件解決によって読み手を楽しませるものが王道ですが、フロストはこのようなパターンには当てはまらず、独自の洞察力と直感を武器に強引な行動力で捜査を進め事件解決に至りはするものの、その推理が外れることも少なくなく、成功のほとんどは棚ボタの幸運なしでは成り立たないもので、主人公のずば抜けた能力に心を奪われるといった類のものでもありません。 本作は主人公フロストの人物像を売りにした小説といえるであろうとは思いますが、わたし個人としてはキャラクターとして際立った魅力を感じることはできず、前述の通りフロストの能力や作品の方向性もあってミステリーとしてのカタルシスも少なく、かといって決してリアルさにこだわったものでもなくあくまで娯楽作品であり、全体としての印象は悪くないものの明確にその強みを語りにくい作品だと感じました。

    4
    投稿日: 2020.07.24
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    評判がよく、読み出す。ロンドン郊外、12 月末の灰色で寒いデントンの街を、愛すべきフロストが活躍。評判に偽りなく、最後は満足。これから全作読破するぞ、と。楽しみ。

    0
    投稿日: 2020.06.23
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    もとネタはなんだ? 疲れた クリスマス・クォーチェンブック 三省堂 どの分野の小説なのか、さっぱり分から ない。おもしろくない。推理する場面 が、感や偶然に左右されることが多く、 事件のうち、どれがメインなのか分かりずらい、解決したのか?よく分からず、 最後まで読んで、とても疲れた。

    0
    投稿日: 2020.05.25
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    「フロスト始末」が「このミス1位」を取り、一度もこのシリーズを読んだことがなかったため、まずは第一弾の本書を読んでみた。 最後まで飽きずに楽しめる。 第二弾以降も読んでみたい。

    0
    投稿日: 2018.12.20
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    今は亡きR.D.ウィングフィールドのフロストシリーズの1作目。 クリスマスを目前にした数日間の、様々な事件を綴った刑事ドラマ。 主人公であるジャック・フロスト警部、下品だと言われている様だが、全然そうは思わず、味があって良いではないか! 個人的にはジーン・ハックマンもしくはロバート・デ・ニーロに演じてもらえれば、バッチリハマるのではと思いながら読んでいた。 ある事件が起き、並行してまた別の事件、田舎の警察署ならではの人の少なさでフロスト警部が全て捜査しなければならない。さてその結果は・・・。

    3
    投稿日: 2018.11.19
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    一応、「海外ミステリーもけっこう好き」と自認する以上は、以前から気になっていた一冊。読んでみたら、大当たり。2018年最高の発見かも知れません。  イギリスの作家ウィングフィールドさんの著作。随所にやっぱりイギリスらしい「ちょっとひねくれた、皮肉な、ウィットに富んだ世界観」みたいなものがあって、それ自体が素晴らしい訳では無いですが、この作品の出来は極上。  ジャック・フロストという、40代後半あるいは50代とおぼしきおっさんの刑事が活躍する、警察ものです。  舞台は、どうやら「地方都市」という感じの架空の街。読んでいくと、日本に例えると「藤沢市」とか「高崎」とかそういうくらいのレベルの街なのか、あるいは「広島市」くらいなのか・・・。「東京」とか「大阪」という感じではありません。  そして、警察モノとしてはレアだと思うのですが、「複数の事件が錯綜する」というのが特徴。その意味ではリアルなのかも知れません。そしていけ好かない役人根性丸出しの署長がいて、警察官刑事たちも、サラリーマン的な感性をむき出しにしつつ犯罪捜査に追われます。そういう意味では「踊る大捜査線」がこのシリーズの影響を受けているかも知れません。  そして、主人公のキャラクターが秀逸。刑事物の主人公の中では圧倒的に、下品です。どうしようもないくらい下品で、死体と女性に関してのあけすけなジョークを連発。そして漫画的なまでに書類仕事が苦手で、でも書類仕事にも追われる様子は克明に描きます。そして、そんなキャラクターを含めて描かれる世界観は、どうしようもなく混沌として、階級社会の不条理の中で女性や子供など弱いモノが犯罪の標的になる、げんなりするような猥雑な社会のありさまです。そんなネガティブで陰性な世界観が、そんな世界の汚れた裏側を這いずる回るような主人公の下品さと、なんだけど同時に100%仕事中毒でタフで、そして直感職人のような犯罪捜査をマイペースで追求するヒーローが、オセロをひっくり返すように「げんなりする世界」を「痛快なダーティー・ヒーロー物語」に変換していきます。 (と、書いていくと、これは実は「イギリス版中村主水(警察官バージョン)」と言って良いのかも知れません。殺し屋ではありませんが) そして、優れた世界観を堪能させてくれる犯罪捜査ヒーローモノの特徴ですが、「どんな事件だったのか」というのはすぐに忘れてしまいます・・・。 確か、幼女が誘拐殺人されるという痛い事件が中心だったと思います。 そして後半で、我らが主人公フロストが、かつて妻をガンで失ったこと、そのときの思いが語られます。 汚れに汚れた主人公の、毒と愛と皮肉に満ちた心情が、グサリと突き刺さる。脱帽。 作者のウィングフィールドさんは、どうやら放送作家さんとして一流だったようです。 そして、10年以上もかかって、フロスト刑事物を世に出した。 そのときにもう50代だったようで、以降、フロストシリーズだけを書き続けて、6作の長編を残して2007年に逝去されたそうです。 6作しか無いのは悲しいことですが、6作も残してくれたのは、大変に嬉しいことです。

    6
    投稿日: 2018.10.10
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     本作、初出はいつだ・・・?1994年か。少し時代を感じさせる表現が見られるが、面白い。今まで24年間、こんなに面白いシリーズなのに読まなかったことが残念だ。  いや、まてよ、24年間で6作か。おおよそ5年に1作の出版では、やきもきし、待ちきれない気持ちでいっぱいだな。シリーズ最終刊が発刊された現在に出会えてよかったかもしれない。さっ、これから5作、ゆっくり楽しませてもらおう。

    0
    投稿日: 2018.10.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    フロスト警部シリーズ 第一弾。 メインの事件は少女の失踪で、少女を捜索する展開から次々と事件が起こる展開。 もう一つメイン級の事件は少女の死体を見つけたと思って見つけた死体が、数年前に起こった銀行輸送車現金強奪事件の容疑者の死体でその手首には手錠につながれたトランクが空の状態で埋められており、死体には拳銃で頭を撃ちぬかれた痕があり、俄然犯人は別にいる状況になる。 現金輸送の際もう一人いた行員を調べようとフロストたちが向かうのだが、彼は自分の部屋で撃たれて死んでいた。 と、いうようにいろいろな事件を名探偵のようにスパッと解決していくのではなく、フロストはノラリクラリと勘に頼りながら、上司の署長に文句を言われながら、机の上は書類で山積みになりながら、人間くささで解決していくのがこの本の面白いところである。

    0
    投稿日: 2018.06.22
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    ジャック・フロスト警部のシリーズ第一弾。警察という組織に収まりきらない変わり者だけど、犯罪捜査の腕は一流、という勝手なイメージを持っていたが、実際に読んでみると、書類仕事が苦手、論理立てた地道な捜査も苦手、行き当たりばったりで、自分が目をつけた事柄や人物はしつこく調べるが、ヘマも多い。聞くに堪えない悪態や下品なジョークを撒き散らしながら、相棒の刑事を連れて、思いつきの捜査に駆けずり回る。 少女の行方不明事件を捜査していく過程で、いくつかの事件を同時に解決していく展開が見事で、主人公以外の登場人物も多彩である。特に“角縁眼鏡のマネキン野郎”マレット署長の俗物ぶりが笑える。

    0
    投稿日: 2018.06.10
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    毎作評価の高い本シリーズを今更ながら初めて読んだ。主人公のキャラクタ依存型と勝手にイメージしていたが、下品でがさつなフロストを中心とした混乱・混沌状態に埋もれたプロットが掘り起こされる爽快感は果たして次作でも期待できるのか早く手にしてみたいと思った。

    0
    投稿日: 2018.06.04
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    日本でも根強い人気を誇るフロストシリーズ。下品でくだらない冗句を吐き、警部でありながら単独行動を好むという著しく管理能力に欠ける一方で、憎むべき犯罪に対しては鋭く臭覚を働かせ、粘り強く犯人に迫っていく持久力を持つ男。極端な仕事中毒者として描いているが、裏を返せば私生活が満たされない孤独な一面もあるということだろう。主人公以外にもクセのある人物を多数配置することで、より一層フロストの変人ぶりが際立つのだが、デフォルメはドタバタ喜劇となる一歩手前で抑えられ、展開の邪魔にはなっていない。本作は1984年発表の第1作。放送作家としてラジオドラマに携わったウィングフィールドの経験が生かされ、その筆致はテンポが良く、ひたすらに読者を楽しませようという意気込みに溢れている。ただ、警察小説としてはボリュームがあるため、もう少し引き締めても良い気がした。物語はいわゆるモジュラー型で、同時進行で幾つもの事件を手掛けていく。まとめ上げるには相応の力量がいるが、雑になることなく整理している。ただ、読み終えて心に残るものは何も無いのだが、さっぱりとした軽い味わいも魅力のひとつなのかもしれない。

    0
    投稿日: 2018.04.07
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    結構分厚い本だったけれども、飽きることなく、中弛みをすることもなく一気に面白く読みきれました。様々な書評にあるように、いい加減だし下品だし・・・。でも、事件に対する真面目さと時折見せる心の底。ギャップがあって引き付けられる人物です。

    0
    投稿日: 2018.04.03
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    今までの自分のテリトリーに無いタイプの主人公と趣き。。。だらしないし下品だし勘だし! でもねー、自分ではこういうかっこよく無いの好きじゃ無いのだけど、それもわかってるんだけど、面白かったなあ。憎めない。なんかやってくれそうだし!長い移動中も退屈しない1冊。

    0
    投稿日: 2018.03.30
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    事件が絡まっているようだが、ごちゃまぜになってしまうことはなく、読み易かった。電車に乗っていても思わず吹き出してしまう小ネタがちりばめらられていて、あまり読み慣れていないミステリーではあったものの、とても楽しめた。続編も読みたい。

    0
    投稿日: 2018.03.14
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    フロスト警部は前途多難である。少女行方不明事件からはじまり、ほかにもたくさんの事件を抱えながら、日々爆走する。上司マレットには嫌われ、嫁には先立たれ、彼には仕事が生きる糧なのである。 減らず口、下品な下ネタトーク、部屋は書類の山、タバコを好き勝手吸っては他人の家でお構いなし、約束は破る、ボケまくり…はっきりいって無能である。ただし、愛されキャラなのだ。憎めない。時折みせる、冴えた謎解きにグッとくる。 警察小説とは言えないか?ただただ、フロストが駆け回り、どんちゃんして、真相が少しづつ近づいてくる。フロストに振り回せされる小説。名探偵ならp100ぐらいで終わってないだろうか…笑 残業申請を出し忘れ、仲間の信頼を失いかけた時。引き出しの勲章と小銭。まさかの不法侵入大冒険。忘れられないエピソードがてんこ盛り。 謎解きに疲れた諸君は、肩の力を抜いて読める本作を、まったりと読み進めることをおすすめしたい。

    0
    投稿日: 2017.12.28
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    クリスマスなんで読んでみた。 下品!(褒め言葉) いい話をしてるようでサラッと どうしようもないことをするフロスト 新米を引き連れて捜査をする日々 雪だるま式に様々な事件が絡んできます。 日本ドラマ化するなら だれがやるかなと考えてましたが 志村けんかなぁ… 面白かったので半年に一冊ペースで読んでみようかな

    1
    投稿日: 2017.12.23
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     クリスマスが近いということで読んだ本。    私は皆さんにお詫びしなければなりません。    今から20年以上も前にこれほどの傑作が刊行されていたにも関わらず、今日までご紹介することをできませんでした。(だってさっき読み終えたんだもん!)    自らの不明を恥じております。書店員として失格です!   読んでいないのに知ったかぶって、ああ、フロストね、いいよね、あれ、なんて顔もできなくもないのです。それなりの読書修行も積んだつもりです。    が!しかし、この作品だけはごまかせません!    にやりと不敵な笑みを浮かべることは、この本を読み終えないとできないのです。    一体どんな主人公なんだと疑問も浮かぶでしょう。    表紙をご覧下さい。    デスクの上をとっちらかし、くわえ煙草のむさくるしい風袋のおっさんが名刑事フロイトです。    どれくらいの名刑事か。例えるなら、刑事コロンボとリーサルウェポンのリッグスと、フーテンの寅さんを足して3で割って中途半端にしたような刑事です。    いいですねぇ、キャラがとっても際立ってますねぇ。    ヘタこくこともたびたびですが、勘の鋭さはピカイチです。誰もが賛同しかねる迷推理も、すべてすりっとまるっとお見通しだったことが最後にはわかります。    事件の内容には一切触れません。  でも太鼓判を押します 

    3
    投稿日: 2017.12.11
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    警察小説。中年警部フロストが主人公。様々な事件が絡み合うモジュラー小説(巻末の解説に書いてあった)。 貧しい浮浪者・貧乏な老人と、恵まれていない人々がよく登場する。そういった人々にもフロスト警部は温かく接する。 事件は複雑に絡み合っている。とにかく行動のみのフロスト警部と次から次へとやってくる事件でこんがらがってくる。 フロスト警部の睡眠時間の少なさが気になって仕方がない。 結末は、道中のお祭り具合を思うとあっさり気味。もうちょっと余韻が欲しかった。

    0
    投稿日: 2017.11.27
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    11月-1。3.0点。 大好評のフロストシリーズ。 うーーん。詰め込みすぎた感じ。時間かかった。 次回に期待かな。

    0
    投稿日: 2017.11.07
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    女児誘拐事件を捜査しているはずが、どんどん違った事件に巻き込まれ、どんどん案件を抱えていくフロスト警部。 寝る間も惜しんで捜査に励み、持ち前の刑事のカンとツキを頼りに事件を早期解決していく。 こうやって書くとカッコイイ感じだが、実際は下品で、不潔で、だらしない。 ダメなところを挙げればキリがない(笑)。 じゃあ、何がいいの? それは....じっくり読んで味わってみてください♪ ハマります! 上司だったら、過労死させられそうだから嫌だな~ 夫だったら、不潔だから、やっぱり嫌だな~ でも読者としては、最高に魅力的なキャラクターです♪ 表紙のせいなのか、私の脳内フロスト警部は、ロバート・デニーロでしたw

    0
    投稿日: 2017.10.31
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    今年の6月に完結編として最終上下巻が刊行されたとの事、評判も良いし、電車でちょこちょこ読むには良いかと思い手にした1冊目。 …電車でちょいちょい読めるようなペースじゃ無かった(笑)伏線が張り巡らされて、綺麗に回収して行くので、間を開けてしまうと戻って読んで…の繰り返しに。なもんで結局この厚さを一気読みそして2冊目へと云う…。ニール・ケアリーを読み出した時と同じパターンだわこれ…。 いやーしかし面白い面白い。コロンボみたいなもんかと思っていましたが、大分ちがいますね。 下品な冗句も子洒落てて、いやはや見習いたいです。

    0
    投稿日: 2017.08.21
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    『フロスト』大好き! もう~おもしろくて、おもしろくて・・・全巻クリアするぞ!と意気込んだのもつかの間・・・2~3年前に著者のR.Dウィングフィールドさんが亡くなっていたことを知り、かなり落ち込んだ。原本が翻訳されいないものもあるようなので、1冊残らず翻訳されることを希望し、また遺作として最後まできっちり揃えて、読ませていただきます。

    0
    投稿日: 2017.06.08
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    名作の名に恥じないミステリー。 2021年11月16日再読。やはり素晴らしい。小説デビュー作とはいえ、現役の売れっ子脚本家という実力が遺憾なく発揮されています。下品極まりない冗談が癖になります。芹澤恵さんの翻訳もマーベラス!

    0
    投稿日: 2017.05.11
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    意表を突く出だしで始まり、事の経緯を知りたくなる。主人公フロスト警部の破天荒な性格、下品な語り口は事件の進行とともに馴染み深いものになり、バイタリティーには圧倒される。メインの少女消失事件を追う中で、次から次へと別の事件が起き、複数の伏線が交錯していく中で結末に向かって収斂していく。謎解きの面白さに登場人物の際立った性格が絡み合いながら、冒頭のシーンに立ち戻っていく。次作が読みたくなる。

    0
    投稿日: 2017.03.30
  • イギリス人がどれだけユーモアを愛しているかよくわかる小説

    10年ぶりに再読して改めて気づかされるのは、イギリス人のユーモアに対する寛容さ。 愛と言ってもいいが、むしろ性と呼ぶべきかも。 登場人物の多くが、フロスト警部のきわどいジョークにうまい合いの手を入れ、さらなる冗談を引き出している。 まるでエチケットのように。 社会の潤滑油として認知されているためか、冷たく無視されることもたまにあるものの、マレット署長のようにムッとされながらも大人の対応。 関係がギスギスし、事態が緊迫すればするほど、微妙なニュアンスをもったジョークで隙間が埋められるが、当のフロストに何の思惑もない。 今回も大いに笑わされたのは、フロストが最初にマレットの署長室に出頭する場面。 再三の呼び出しも無視し、あまつさえ署長の愛車に傷をつけ、苦虫を噛みつぶしたマレットは、入ってきたフロストに顔も上げず、そのまま沈黙の苦痛を感じさせようとするのだが、マッチの音ともに信じられない光景を目にする。 「ああ、スーパー、気遣いはご無用に。そっちの仕事が一段落してからでいいから・・・」 フロストの犯罪者に対する見方も終始一貫している。 前方不注意でお婆さんを撥ねて殺してしまった若者には「運が悪い」と言い、卑猥な本やポルノまがいの写真をトランクに隠していた司祭には「われわれとまったく同じような人間」と同情を示す。 「正義なんてものは、ただのことばだ」と宣言するように、警察だからといって、自らを市民とは切り離し、一段高いところにいる存在とは考えない。

    0
    投稿日: 2016.05.31
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    エビ茶色はエビフライみたいな色かな? フロスト警部素敵。シティーハンターみたい。あと大沢在昌先生のアルバイト探偵を思い出した。おすすめ。

    0
    投稿日: 2015.11.17
  • くそ面白かった

    最高に面白かった。たぶん好き嫌いが分かれる作品だが読んでる最中は金玉から湯気が出る程熱中し、クソすることも忘れ糞詰まりになるのを覚悟しなければならない。的な作品。

    0
    投稿日: 2015.11.01
  • いきもつかず一気に読んでしまいました

    フロスト警部のキャラクターがめちゃめちゃユニーク。だらしなくて下品で困ったちゃんだけれど読んでいくうちにほのぼのとしてくる~読み終えたころにはファンになってしまい~クスクス笑いながら~味方になってしまう。現実にいるとすこぶる迷惑かも~話の筋立てはテンポがはやく入り組んでいるけれどだまされた気はしない。よくできている。とにかく退屈はしないですよ。久々におもしろかった。次もすぐかいますね。

    0
    投稿日: 2015.04.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    下品でだらしない警部フロストの下で働くことになった新人刑事クライブが女児行方不明に端を発する事件を捜査していく。 自由奔放に仕事をして思ったことをそのまま口にしてしまうフロストだけどどこか憎めないキャラ。 下品な会話のやりとりすらなんだかほほえましい。

    0
    投稿日: 2015.01.04
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    ドラマは好きだったが原作を読んだのは初めて。フロストがいきなり不法侵入&家主に撃たれる場面から始まるのがショッキング。日曜学校帰りの少女の失踪事件から30年前の現金強奪事件の真相究明など新たな問題がつぎつぎと起こってめまぐるしく展開するストーリー。 ドラマとはまた違うイメージのフロストを知ることができて、機会があれば続編も読みたい。

    0
    投稿日: 2015.01.04
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    クリスマスに読もうと思って買っといた本。なんとか間に合いました。ただ、クリスマスぽい描写はほとんど出てこず、厳冬の1週間にフロストに起こった諸々、って感じの内容でした。そんなに詳しく知らないけど、なんとなく主人公はコロンボみたいなイメージを勝手に抱きながら読みました。あ、外見だけかも。肝心の本編は、行方不明の少女救出を主軸に、細かい事件にも巻き込まれながら、あまりそれらが関係性もないまま、それぞれ独立した事件として解決されていきます。長編小説の醍醐味って、関係ない諸々の事象がひとところに収まっていくカタルシスに負う部分が大きいと思う身としては、ちょっと食い足りなさが残ってしまいました。他にもシリーズがあるみたいだけど、読むとしても相当後回しかな、って感じです。

    0
    投稿日: 2014.12.29
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    だらしない警部に生意気な若造の部下という、なんともこてこてなコンビだけど、テンポの良い展開でそんなことも気にならず。UKものにしては、それほどブラックな感じもなく、むしろストレートに下品で、それもまた新鮮だったり。

    0
    投稿日: 2014.11.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    よくもまぁこんなに事件が立て続けにおきるわ、という感じで、マルチタスクが苦手な人なら勤まらないお仕事と思いました。 北欧のミステリー「ミレニアム」や「特捜部Q」シリーズと比べると、この英国ミステリーは事件の描写がまろやかで、時々ユーモアもあり、私にとっては落ち着いて楽しめるミステリーです。 フロスト、そばにいたら嫌だと思うかもしれないけど、読み進めるほどに魅力的に思えてきます。

    0
    投稿日: 2014.08.23
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    人間味あふれる警部フロストの周りには次々と事件が寄ってくる。 女児行方不明から端を発して32年前の現金強奪事件まで。 下品極まりないフロストだが何故か憎めないし、ついつい感情移入してしまうことも。 シリーズ化されているとは知っていて評価も高いけれどなんだか後味が良くないので二作目はどうしようかな・・・ 吐き気がするという表現がいっぱいで・・・

    0
    投稿日: 2014.07.27
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    カンとしつこさで勝負のフロスト警部がいい味を出している。下品だけど、下劣ではない彼の、人情味と出世コースから外れた生き方にほっとする。

    0
    投稿日: 2014.07.25
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    2014年4月28日読了。 シリーズ第一作目。結構昔のミステリー。 なんだか野暮でさえないおじさん刑事フロストが主役のイギリス・ミステリー。 面白い。刑事の勘を頼りに操作する、一昔前の刑事さん。新人刑事のクライブと合わせてなんだかいい感じです。 またそのうち続き読みます。

    0
    投稿日: 2014.04.30
  • う~ん!困るよなァ

    こんな人物が身近にいたら ましてや上司だったりしたら 困るよなァ。で、小説上のその身近な部下達が結構優秀でフロフト自身彼らに助けられている事が本当に分かっているのかどうか?(現実よくありがちな話) でも、なぜか憎めない性格(雑だけど)と変についてるような ついてないような展開で結局難事件を解決してしまう。 う~ん!このシリーズ買うべきかどうか!困るよなァ

    0
    投稿日: 2014.04.17
  • おじさん警部は下ネタがお好き

    噂には聞いていましたが……たしかに下品ですね。性的なネタから「小学生か!」とツッコミたくなるようなネタまで、フロスト警部(主人公)の台詞は下ネタの宝庫といっていいでしょう。訳者(女性です)もきわどい内容を違和感なく翻訳していて、読んでいて海外作品という感じがしませんでした。 フロストは死体ネタを聞かせたがったり、片づけ嫌いだったりと、なにかとお騒がせな警部です。こういう人物にはたいてい、ほかに好ましい面があったりするものですが、フロストには長所らしい長所がありません。それでいて憎めないところが、最大の長所なのかも。 そんな力の抜けまくったおじさん警部が走り回るうちに、いくつもの事件が解決してしまう。読者はフロストの言動に振り回されるうちに、いつの間にか本書を読み終えてしまっている。フロストの性格は決して褒められたものではありませんが、なぜか気になってしまう……そんな癖になる読み心地でした。

    0
    投稿日: 2014.02.02
  • ダメダメなのに憎めない人。フロスト警部登場

    クリスマス直前。仕事の合間に立ち寄ったブックオフで、なんとな~く買った1冊。これが大当たりでした。  1994年が初版で、私の買った2004年には32刷を重ねている。売れているんですねえ。    読み始めたら、売れる理由も納得。主人公のフロスト警部のキャラクターが実にいいのだ。  人の家に行っても、勝手にティーカップを灰皿にしたり、上司に言われた大事な用件のメモも、人からもらったまずいクッキーも、何でもかんでもポケットに突っ込んでしまったりする、なんともだらしない人。で、オフィスのデスクの上には未処理の書類が山をなしていたり、上司には悪態をついたり、同僚のお尻に子供のように「かんちょー」をしたり。  しかしなぜか、同僚には人気。若い女性警官も、フロスト警部の下ねたには不思議と寛容。  魅力ある、ダメ人間。  ん?  こんなキャラクター、確かほかにも?  そう「刑事コロンボ」!    でもコロンボとは大きく違う点がひとつ。それはフロスト警部が下品だと言うこと。  死体を前に、不謹慎なジョークを放つのなんてへっちゃら。そんな人なのです。  次々と起こる事件を、その直感と、強引な違法すれすれの捜査方法で引っ掻き回すフロスト。 ところが、最後には、ジグソーパズルのピースがぴたっとはまるように、事件は解決する。 キャラクターの魅力でぐんぐん読めるミステリ。 続編もおすすめです。

    4
    投稿日: 2014.01.10
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    事件や結末やその他いろいろ面白い。 フロスト刑事は好みではないけれど、愛着がわく。 イギリス版刑事コロンボのようなイメージで読んだ。

    0
    投稿日: 2013.12.31
  • むさくるしいおじさん刑事

    見事なページターナーな作品です。終わりまで読まないと寝られません。 毎日事件がいっぱい起こり、フロスト刑事が事件関係者に聞きにだけで一日があっという間に過ぎてしまい、そして警察組織で待っている人が大勢いるフロスト刑事の書類は・・・あとあとになってしまう。邪魔くさい事をとことんやらずに過ごす腕はさすが。そのたくさんの事件をうまく全てを終結に持っていく書き方はよく考えてあります。 妻に先立たれて、むさくるしいおじさん刑事ですが、最後の犯人への心の寄せ方は泣けてきますよ。

    1
    投稿日: 2013.12.27
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    内容(「BOOK」データベースより) ロンドンから70マイル。ここ田舎町のデントンでは、もうクリスマスだというのに大小様々な難問が持ちあがる。日曜学校からの帰途、突然姿を消した八歳の少女、銀行の玄関を深夜金梃でこじ開けようとする謎の人物…。続発する難事件を前に、不屈の仕事中毒にして下品きわまる名物警部のフロストが繰り広げる一大奮闘。抜群の構成力と不敵な笑いのセンスが冴える、注目の第一弾。

    0
    投稿日: 2013.12.24
  • 適当親父の魅力満載

    デントン警察の名物警部フロスト。 けちで下品でツキがなくて役立たずな直感を持ち、更に事務仕事、特に数字が苦手で人の期待を裏切ることにかけては天下一品。 そんな男が織り成す警察小説。 最新刊を読んだら最初から読み返したくなって何度目かの再読。やっぱり面白い。 立続けに起こる事件に悪態をつきながらも一応解決に向けて奔走するフロスト。仕事中毒かと思わせるその姿は、まさに”間抜けな勤勉者”そのもの。 己の精度の低い直感に従い、無駄足を果てしなく踏みがら、時には運に恵まれて、でも大半は空振りで、上に疎まれ、下に呆れられながら、適当に捜査に邁進する。 その姿はイギリスの無責任男。 作を進めるにしたがって適当度が上がっていくのだけれど、第1作でも既に十分適当だ。 派手で捻った謎はないけれど、ページを捲る手が止まらない。 何度読んでも面白い。そして本作はラストが秀逸。

    2
    投稿日: 2013.12.23
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    よれよれのレインコートにえび茶のマフラー、 服務規定を遵守せず、大事なことはうっかり忘れ、 悪びれることなく、本能とカンだけでずんずん進む。 しつこく不器用でスケベな傍若無人。 これだけの不名誉をしっかりと身に纏い 人間臭さMAXの警部フロスト。 真っ白な荒地、暗闇と荒廃の町デントンで 日曜学校の帰りに少女が行方不明に…。 その事件を皮切りに続々と続く事件の数々。 フロストの部下として配属された不運なクライヴは、 ワーカホリックのフロストに振り回されて、 デートはおろか健全な睡眠をも確保できない日々。 容疑者は巧みに嘘をつく。 一時の感情や同情心に訴えかける 見せかけの嘘に流されることなく、 一見冷徹のようでいて心の奥は深く、 悲しみも温かみも内包した不思議な魅力で いっぱいの憎めないフロスト。 J.K.ローリングさんの「カジュアル・ベイカンシー」 でも低く重く垂れ込めていた犯罪の奥にある深い闇が、 特別なことではなく、そこここに広がっているということに 恐怖と悲しみを感じながらも、フロストという 突き抜けたキャラのおかげで次へ次へと、 ページを繰る手を止めることなく一気に読み通してしまう。 人間の業、塊となる欲望。 悲しみや焦燥の中にいても、人間はその感情だけに 沈み込んで生活しているわけでなく、 お腹も空けば、明日の生活も心配する。 人間とは良いだけの人もなく、悪いだけの人もなく、 聖人君主も存在しない。 リアルな人間像の切なさとフロストの弱さ、強さ、明るさ、苦しみが 登場人物たちを生きたキャラとして心に残してくれる。 フロストの次の事件と新たなるかわいそうな相棒に会うのが楽しみ!

    9
    投稿日: 2013.12.19
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    読み終えるのに時間がかかった。面白くないわけじゃないが、微妙に性にあわないのかもしれない。 冒頭からしばらくは、なかなか主人公が登場しないし、やや退屈な展開が続くのにも骨を折った。2,30ページ読んでは休み、また2,30ページ読むという繰り返し。 中盤からは物語も動いてきて面白くなるが 、序盤までのリズムの悪さが尾を引いて最後まで波に乗れず。 ストーリーは細々した事件が重層的に起こり、最後には解決されるのだが、途中までの展開からすると、解決の描写はやや駆け足の印象。 主人公の性格描写はよく描けていて面白く読めるし、脇を固める人物もイメージが掴みやすい。 もうちょっとリズム良く読めれば☆4個だったけど・・・。翻訳が少し硬いかも。

    0
    投稿日: 2013.11.11
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    こんな楽しい本は久しぶり~。皮肉なユーモアが笑いを誘い頬っぺたが痛いほど! フロスト警部のキャラがめちゃいい。辛辣でお下品で、もしかしたら本当はシャイでいい人?と思わせておいて、本当は何も考えてないような感じがするの。これがR・D・ウィングフィールドの文章なのでしょう。 小さい事件がごちゃごちゃ出てくるのに、プロットがとてもしっかりしているので、思考がアチコチに飛ばず、結構厚いのですがスラリと読めます。 本当、楽しいしね。これだけの事件が一辺に起きたのに、最後の収まり方はお見事!と叫びそうになった私。文句なく私の5つ星となりました。 でも、不眠不休のフロストに付かされた部下がかわいそう(笑) フロスト警部ってすご~く謎。確かUKでは5冊くらい出版されているはず。 翻訳モノはその時の日本の情勢や内容が日本人に理解されるかを吟味しなくてはいけないと聞きます。今までは出版されたらベストセラー入りですもんね~。 フロスト警部のプライヴェートにカナリ興味があるわ。もしかしたらまだ翻訳されていない本に書いてあるのかしら?あ~~読みたい! 私はまだ3冊目までしか持っていないのです>< 日本ではどこまで出版されているのか調べてみよっと! 厚くて、文字がぎっしりつまっている本ですか、きっと寝れなくなりますよ!あはは

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    投稿日: 2013.10.08
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    イギリス中部の架空の町、デントン警察署を舞台にした、【フロスト警部シリーズ】の一作目です。主人公の、我がフロスト警部、一見、コロンボ刑事風ですが、似てるのは見かけだけ(笑) 暇さえあれば、お下劣なジョークばかり飛ばしていて、もう、それしか考えてないんじゃないかと思うほど。書類仕事が嫌いで、いつも、書類山積みのデスクから逃れつつ、マイペースなフロスト警部。毎回、大変な状況に陥り(署の人間が風邪でほとんどダウンして、人手が足りないのに、次々に事件が起こっちゃうとか)、雪だるま式に、抱える事件も泥沼化していって、もう大変。でも、そんな状況を、フロスト警部が持ち前のタラタラした態度で、どう切り抜けていくかが、毎回、見所なのです(笑) 笑いの中にも、ホロリとさせてくれるシーンがあったり、ぶ厚さに見合った読み応えは十分。今でも、よく、本屋で平積みされているのを見かけるくらい、人気が高く、面白さ満載のシリーズです!

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    投稿日: 2013.09.01
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    Kさんのお勧め。 とても面白かった。 なんとも憎めない主人公のキャラクターが笑える。 いや、本当は身近にいたら、 腹が立ってしょうがないキャラクターなのだろう。 それでいて、次々と事件を解決していくのが痛快。 衝撃の書き出しながら、 それを忘れてしまうほど素晴らしいストーリー展開が、 なんともいえない。

    0
    投稿日: 2013.08.18
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    久々に心から堪能できる推理小説に出会いました。 本書は評判が高いようで、前から読みたかったのですが、厚めだったせいもあってか、なんとなく手に取ることをしていませんでした。今回の帰国での本のまとめ買いでようやく購入し、さっそく読みましたが、一気に読了。 いく筋もの謎解きが並行して進むのがすごい。何よりも登場人物たちの魅力的なこと♪ 続編も必ず読みます。

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    投稿日: 2013.08.15
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    みなさん、フロスト病という症状をご存知でしょうか? 医学書にも載っていない比較的新しい病気です。 症状としては、熱や咳はなく、興奮して夜寝られない日が続きます。 中には真夜中、奇声を発する方もおられます。家内もそうでした。 そして突然、一人でげらげらと大笑いしだすのです。 次から次へと、もどかしげにページをめくり、 やがて次の本を飢えたようにさがし求め、さまよいます。 えっ!何の話をしてるかって? 実は、「フロスト警部」という推理小説にとりつかれた方の話なのです。 英国の作家、R・D・ウィングフィールド(1928-2007)という方の手になる 「フロスト警部」シリーズの話なのです。 「クリスマスのフロスト」(1984年)、「フロスト日和」(1987年)、 「夜のフロスト」(1992年)、「フロスト気質」(1995年) 以上4冊が現在、国内で出版されています。 (※実はあと2冊が未刊のままです。   創元推理文庫様、一日も早い出版をお願いします) とにかく面白い! ホント読み出したらやめられない、とまらない。 これまで推理小説をいろいろ読んできましたが、 これに勝るおかしい探偵小説に出会ったことがありません。 (※あっ! 思い出しました。大切な方を忘れてました。   『大誘拐』 (天童真 創元推理文庫)   これは面白いですよ!!    映画にもなりましたので、ご存知の方も多いと思います。   「外国の小説はどうも」という方、お薦めです!) どこが面白いのか? このフロスト警部、彼の日頃行動たるや全く破天荒。 吸い終わったタバコを何の気をはらうことなくどこの床にでも踏みつけ、 彼の机の上は散らかし放題、ごみ箱状態。 そして余人の意向にかかわりなく自ら思いつくままに行動する。 そう、ちょっと刑事コロンボに似ているでしょ。 でも彼の様に緻密ではなく、やぼったくて、もっと「がさつもの」です。 また行き当たりばったりの推理で行動しているうちに、 何故か、突然神の啓示を受けたかの如くもつれた糸がほどけるように、 見事犯罪を暴いていくんです。 どうです、おもしろそうでしょ? 1994年、「クリスマスのフロスト」が週刊文春で 推理小説海外部門1位を獲得しました。 早速、購入、そして読み終わった時の興奮は忘れられません。 以来、続刊を待ちわびながらこれらの本に没頭しました。 これが「フロスト病」のはじまりです。 保菌者の私は数多くの感染者をつくりあげました。 家内をはじめ多くの友人がこの病に罹りました。 そして、その病原菌たる本は今どこに行ったかまったくわかりません。 最近、また一人感染者がでました。 会社の同じ部にいる女性(※私は「さよりすと」とよんでます)が 「じいちゃん、毎朝起きるのがつらくて、つらくて」 とうれしい悲鳴をあげました。 完全に「フロスト病」感染者です。 そして「この正月に読む本を教えてください」とありました。 さて、「クリスマスのフロスト」を読まれたことない方、 あなたは幸せものです。 この本の一ページをめくるとあのぞくぞくとするような快感を 初めて体感できるのですから。 真夜中、げらげらと笑うことができるのですから。 そうすれば、あなたは立派な「フロスト病」患者になるでしょう。 そして、保菌者となって友人にうつしてやってください。 やがて彼らから「フロスト病」に罹ったことに感謝されると思います。 追伸 『土曜日の夕方、「ジュンク堂」が私を呼んでいて、 行ってみたら、な、なんと、フロスト君のあの一冊が・・・。 早速、購入しました。 当然ながら年末だというのに何も出来ない散々たる週末でした。 本屋に行く前、「フロスト日和」を貸してあげた友達から 昨日の早朝、朝2時半まで読んじゃった・・という フロスト病に罹患した嬉しい報告が! では、来年もじゃんじゃん病人を増やしましょう! 今年も本当にお世話になりました。 来年も宜しくお願いします。 よいお年を!』 「さよりすと」からのメールです。(12/28) 第3次感染者、発生!

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    投稿日: 2013.06.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    図書館や列車の中で読めない本の一つ。 昔、図書館で発見して読み始め、静かな図書館で吹き出しそうになったため貸出コーナーに行きました。 一人で笑いだしても大丈夫な場所で読むことをお勧めします。

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    投稿日: 2013.04.23
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    4.8読了。 ヨレヨレでだらしなく下品なギャグですべりまくるしょうもない刑事が主人公。 事務処理能力は絶望的になし、切札の『オレの勘が告げている』はアテが外れまくる。 でも、露悪的なダメ刑事物語かというと、それだけでなく、老婆を轢き殺してしまった青年への同情とか、一貫して『自分だって悪者になりかねない』というまなざしが透徹していて、そこがこの男への共感を生む。 推理小説として大きな仕掛けがあるわけじゃないけれど、主人公の魅力で飽きさせず読ませる。 すっかり忘れていた冒頭の前振りも、きちんと最後にオチがついて、ああ満足。楽しい読書でございました。

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    投稿日: 2013.04.08
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    所謂英国らしさ満載の話で面白いことは面白いのだが、とにかく長い。 正直言って無駄に長いとさえ思う。 それにより愛すべきキャラクターたちが最後はだらけてしまった感じがする。 それこそ短編の連作のスタイルをとればより効果的だと思うのだが。 続編があるそうだが、こんなに長いのであれば多分読まないな。

    0
    投稿日: 2013.01.10
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    刑事物なんですがミステリィと言うよりコメディ(笑) 焦って読みたい!って感じではないけど、結構気に入ったかも。 フロストのダメっぷりが良いんだよなぁ。 肩の力を抜いて読めます。 期待していたより全然面白かったので星は4つ。

    0
    投稿日: 2012.08.31
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    フロストの声が聞こえてきそうな訳文がとにかくすばらしいです。 事件の解決は、あとがきにもあるようにかなり結果オーライなんだけど、それもわざとなんでしょうね~。 なんか回収されてない伏線もあるような気がしたんだけど(骨折の跡云々)ま、気にしないってことで。 多くの面でしょーもないダメ人間なんだけど、愛されているんですよね。 で、それがなぜなのかってことがちゃんと読んでいるとわかるのがいい。 評判どおりおもしろかったです。

    0
    投稿日: 2012.08.10
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    フロストシリーズ第1段!! フロストシリーズは、評価が良いので購入してみました^^; はっきり書きます! 長いΣ(・□・;) あまり私好みではなかったf^_^;) でも徐々に評価も良くなっているのでシリーズ全読みしてみます(⌒▽⌒) 読破はしたので3★にします☆彡

    0
    投稿日: 2012.07.27
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    ドラマが好きだったので、原作を読んでみようと思い立ち購入。 ドラマのイメージとはちょっと違うけど、面白かった。 読み始めたらサラサラ読めた。 正統派ミステリーってこういうのを言うのかな。

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    投稿日: 2012.04.22
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     フロストシリーズの第一作。これまで不思議とご縁がなかったが、読んでみると面白い。翻訳物だけれども訳がこなれているし、イギリス的な皮肉もほどほど。フロスト警部の人間らしいところが読ませる。ストーリー的には複数の話が絡み合ってエンディングまで。読ませるストーリー展開。

    0
    投稿日: 2012.02.26
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    まあ、次から次へといろいろな事件が起こるが、ほんの小さなヒントから解き明かしていく主人公は凄い。 話はながいけれども、飽きさせずに読めました。

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    投稿日: 2011.11.23
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    冒頭でいきなり銃弾に倒れるフロスト警部、倒れるその日までの密度の濃い 3日間が描かれる。 事件が頻発してそれが思わぬところで解決したり、そして何より終始フロストが 冗談を言ってるようなものなので、だれることなく読めたけど、長く感じた。 フロスト自身はというと…するどいのかそうじゃないのか、仕事熱心なのか そうじゃないのか、掴みどころがなくて、とにかくシャレの利いたおっちゃん という印象。次回作を読むかどうかは評判次第か。

    0
    投稿日: 2011.10.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ●わーわーわー!! これはひどい! いきなり人にカンチョーするんじゃない!Σ(゜Д゜;) やだよこんな下品で行き当たりばったりな(※しかも微妙に破滅願望がある)おっちゃんなんて! まあそこがいいんでしょうね。 ●上昇志向の強い野心家の青年刑事クライヴ・バーナードは、大都会ロンドンからド田舎デントンに異動になってしまい腐っていたが、更に追い討ちをかけたことには当たった上司が悪かった。 冷静で有能なアレン警部の下ならバリっと実力を発揮できたはずなのに、よりによってジャック・フロスト警部とは! しかも到着早々8歳の少女の行方不明事件が発生し、ワーカホリックのフロストに休むまもなくこき使われることになろうとは、クライヴ青年はまだ知るよしもなかったのです・・・・・・・・。 てクライヴもわりかしやな若者だよな。ぶっちゃけ。 ●正直、あんまり推理してる風はないです。フロスト&デントン警察署の皆さんがあっちこっちでバタバタしてなんとなく解決してるような気がする。 直感捜査って、嫌いな人は嫌いだよな。 まあ、ぼちぼち読んだらいいんじゃないんでしょうか。

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    投稿日: 2011.10.10
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    Amazonを探索していたら評価が高かったので、図書館(!)で借りる。 主人公「フロスト」はデントン署の警部という設定。仕事中毒なうえ、とんでもない先送り主義という事で、難なく感情移入OK。読み進めると出るわ出るわ思い当たるふし。直ぐ対応すべき書類を手に取るものの、そのままトレイに戻すなどは日常差範囲。はったりをかまして事件を解決に導く辺りは、ご都合主義的な感じ。

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    投稿日: 2011.09.16
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    意外な感じで進行するお話。イギリスの小説という感じか。よく分からないけど。フロストの会話は楽しめます

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    投稿日: 2011.08.07
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    イギリスのミステリには珍しい、ボンクラ臭がプンプンするフロスト警部が主人公の人気シリーズ第一弾。 話し相手には男女問わず下ネタを繰り出しつつ書類仕事は何かと理由をつけて逃げ出すしょうもない刑事だが、推理は意外にも鋭く、立て続けに起こる複数の事件を同時に解決してく手口は結構鮮やか。 普段ヘラヘラしててもやる時はビシッとやる男はもてますな。

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    投稿日: 2011.07.28
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    フロストの面白さは尋常じゃないですね。 これほど笑わせてくれる人もそうはいません。 マレット署長とのやりとりなんて最高です。 もちろんミステリーとしても、十分楽しめます。 フロストは最高。

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    投稿日: 2011.03.05
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    ずいぶん前に購入した本。 なんとゆうか。ずるずると死体を見つけてしまう男。とても人間臭くて優秀な警部の、最悪なクリスマス。 読んでるんだけど、文字を追いかけるんじゃなくて、文字がどんどん頭の中で映像化されて。 面白かったけど、続けてシリーズを読み込むのは、しんどいな。

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    投稿日: 2010.12.18
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    このシリーズは、劣化しないで全部面白いよな〜。ただシリーズ全部読むと、話がごっちゃになってしまうという罠。1年くらいすると話忘れちゃうので、何度でも読めるのもうれしい。

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    投稿日: 2010.10.14
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    まだ読み終わっていないまま、図書館の返却期限がきてしまった。 続きを早く読みたい。 フロストのいい加減さに魅力を感じる。

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    投稿日: 2010.08.28
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    ロンドン郊外の田舎町の名物警部フロスト活躍のシリーズ第一作。赴任したばかりの警視長の甥の刑事を振り回しながら、次々に起きる事件を解決していく。ユーモアあふれる話。 イギリスでもこんなに下品な言葉使いってするんだ。個性豊かな登場人物ばかりでおもしろい。

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    投稿日: 2010.07.05
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    フロスト警部シリーズの第1作。 いきなり頭から血を流しているシーンから始まる。 相変わらず短期間で一見無関係のような複数の事件を中途半端に、 且つ行き当たりばったりで対応しつつも、きちんと結果を出す。 すばらしいですね。周りの人たちから慕われているのも良くわかる。 但し、官僚主義、点数主義の人からは絶対に許せない存在。 人物描画もすばらしいと思います。

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    投稿日: 2010.04.22
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    ダサかっこいい。フロスト警部、すごいキャラクターです。いっぺんでトリコになる!!もちろんミステリとしても申し分なくおもしろい。

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    投稿日: 2010.02.02
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    どちらかといえば、ミステリとしてよりもキャラものとして楽しめる感じ。個々の細々とした事件などがどう繋がっていくのか、それを追う楽しみはあるけれど、結末や犯人の意外性なんかはそれほどじゃないかな。まあそれも持ち味ってこと。読みやすいし、続きを読みたいという気にはさせられた一冊。

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    投稿日: 2010.01.31
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    こんな楽しい本は久しぶり~。皮肉なユーモアが笑いを誘い頬っぺたが痛いほど! フロスト警部のキャラがめちゃいい。辛辣でお下品で、もしかしたら本当はシャイでいい人?と思わせておいて、本当は何も考えてないような感じがするの。これがR・D・ウィングフィールドの文章なのでしょう。 小さい事件がごちゃごちゃ出てくるのに、プロットがとてもしっかりしているので、思考がアチコチに飛ばず、結構厚いのですがスラリと読めます。本当、楽しいしね。これだけの事件が一辺に起きたのに、最後の収まり方はお見事!と叫びそうになった私。文句なく私の5つ星となりました。 フロスト警部ってすご~く謎。確かUKでは5冊くらい出版されているはず。翻訳されたのは3冊。翻訳モノはその時の日本の情勢や内容が日本人に理解されるかを吟味しなくてはいけないと聞きます。だから4冊目がまだでないのかしらん。今までは出版されたらベストセラー入りですもんね~。 フロスト警部のプライヴェートにカナリ興味があるわ。もしかしたらまだ翻訳されていない本に書いてあるのかしら? あ~~読みたい! でも原書はね・・・時間がかかるからメンドいし~~。東京創元さん、どうなんですか??(ちなみに今日現在で5冊ほど翻訳されて出版されています。)

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    投稿日: 2009.10.23
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    うだつのあがらないずんぐりむっくりで口を開けば卑猥なジョークや気分を害するような過去の経験談を語るフロスト警部の大変な1週間の物語。 文章的に古い印象をうけるけど、いろんなものがパラレルで進んで最後に結びつく手法は当時では新しかったのではないかな。 前の部署にいたIさんを思い出すけど、こっちのフロストは運と勘が強くて、なんだか事件を解決しちゃうんだわ。 それにしてもこんな田舎町で変なやつ多すぎでしょ。

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    投稿日: 2009.09.17
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    イギリスの架空の都市のフロスト警部。ヘビースモーカーで下品なギャグ爆裂の愛すべきキャラ。下から好かれ上から嫌われ、次から次へと事件が起こる。 一見関係ないような事件が絡み合って・・ストーリーの複線から、息をつく暇のない展開といい、最高に面白い!!

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    投稿日: 2009.09.02
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    ウィングフィールドのクリスマスのフロストを読みました。本屋でおすすめと書いて平積みされていたので、読んでみました。われらがヒーホー君と同じジャック・フロストという名前の警部が主人公のミステリでした。そのフロスト警部は、下品なジョークを飛ばしまくる、いいかげんを絵に描いたような警部で、そこにエキセントリックな登場人物たちがからんで物語が進んでいきます。物語は、クリスマス直前の街で少女が日曜学校から帰ってこないという事件に端を発して、いくつもの事件が絡み合いながら進んでいきます。物語の謎解きとしては、それなりに面白く読みましたが、ジョークが下品なのが鼻につきます。通勤で読んでいるからかも知れませんが、物語の展開が早いにもかかわらず、登場人物が名前で呼ばれていて物語の展開を追いにくいのも減点ですね。続編も出ているようですが、konnokは多分読まないでしょうね。

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    投稿日: 2009.07.07
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    骨太の警察小説。 ストーリーがしっかりしていて読み応えがある。 イギリス本国では人気シリーズというもの頷ける。

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    投稿日: 2009.04.09
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    久々に読んだ海外小説。登場するすべての人物が一癖あります。登場人物が多くて全員を覚えられるか不安でしたが、読み進めるうちに引き込まれて気にならなくなりました。イギリスらしいジョークや皮肉がたくさん。

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    投稿日: 2009.01.02
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    フロスト警部は、ダメ男に見せておいて実はデキる男なのだろうと、最後まで期待してたら最後までダメ男でゆるゆるでおもしろかった。新しいタイプのヒーローか(笑)。クライヴも、最後までなぜ警察のみんながフロストのことをあんなに好きなのか特に納得した様子もないし(笑)。続編読もうっと。

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    投稿日: 2008.12.31
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    うーん、前半部分が酷く長く感じてしまった。 だからか、後半に入ってからもやや入り込めず。 とりあえず続編は買ったけれど、当分読む気はしないですね。

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    投稿日: 2008.12.14
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    ミセス・ポリファックス(おばちゃまはスパイ)シリーズを読むようになって、書評欄で目にしたのがこれ。“分厚い文庫本を目にすると、これ読み通せるの?って思うものだが、むしろ、この本はその厚さが嬉しい「まだ、ある…よかった」って”!?というわけで読んでみました。なるほど、確かに!この厚さなのにあっというまに惹き込まれ、読んでしまった。しかし、何でまあ、一見いい加減で品のない下ネタ連発おやじの警部がこうも魅力的!なのだろう、結局フロスト警部は、周りの保身と名誉に夢中な上司たちとは違い、真っ当な人間なんですね、既成概念でなく自分の直感を信じ、しかも正義をかざしたりせず、後味を気にする、要するに“良心”的かつ淡々と職務をこなしているだけなのがすごい。イギリス的ユーモアと共に見事なミステリー、また、はまってしまうじゃないの…

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    投稿日: 2008.11.14