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クリスマスのフロスト
クリスマスのフロスト
R・D・ウィングフィールド、芹澤恵/東京創元社
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総合評価

115件)
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    ミセス・ポリファックス(おばちゃまはスパイ)シリーズを読むようになって、書評欄で目にしたのがこれ。“分厚い文庫本を目にすると、これ読み通せるの?って思うものだが、むしろ、この本はその厚さが嬉しい「まだ、ある…よかった」って”!?というわけで読んでみました。なるほど、確かに!この厚さなのにあっというまに惹き込まれ、読んでしまった。しかし、何でまあ、一見いい加減で品のない下ネタ連発おやじの警部がこうも魅力的!なのだろう、結局フロスト警部は、周りの保身と名誉に夢中な上司たちとは違い、真っ当な人間なんですね、既成概念でなく自分の直感を信じ、しかも正義をかざしたりせず、後味を気にする、要するに“良心”的かつ淡々と職務をこなしているだけなのがすごい。イギリス的ユーモアと共に見事なミステリー、また、はまってしまうじゃないの…

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    投稿日: 2008.11.14
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    このミスで「夜のフロスト」が取り上げられ一躍日本でも有名になったフロスト警部のデビュー作。 作者は元々ミステリのラジオドラマなどを執筆している作家で、小説は寡作とのこと。 英米などではドラマにもなっていて有名。(日本だと古畑さんくらいの位置か?) 見事なスピード展開の警察小説で、あれよあれよというま事件が起こり解決していく。 掴みもOK。終盤になってプロローグを読み返して「あ〜」 各所にヒントも散らばっているので再読してもおもしろい。 これで十分満足なんだけど、夜のフロストは更におもしろいのかと思うとわくわくする。 (でも次作のフロスト日和を読んでからにします)

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    投稿日: 2008.10.03
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    「フロスト」警部シリーズ第1作。あらすじ…イギリスの地方都市(田舎町)デントンでは、クリスマスだという時期に難題、事件が次々に起こっていた。学校からの帰途に姿を消した8歳の少女、銀行の玄関を深夜こじ開けようとする不審者…。そして、不屈の仕事中毒にして、下品きわまる名物警部ジャック・フロストがこれらの事件に奮闘する。この作品一番の特徴は、なんといってもフロストのあくの強さ!きわどいお下劣なジョークの数々。でも憎めないところが好き。行間からフロストの加齢臭がしてきそう…(妄想?)捜査に関しては切れ者ではないけど、しぶとさが売り。ほかの登場人物たちも皆人間臭くて、体温を感じる。なかでも署長のマレット警視がフロストと好対照。もちろん、ストーリーも巧い。ごちゃごちゃに起こった事件や出来事が無理なくどこかで繋がっていく。これだけの長編(530頁)なのに、中だるみしない。万人受けはしにくいかも。誰にでもお勧め!ではないが、ミステリ好きなら読んで欲しい。

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    投稿日: 2008.09.26
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    フロスト警部の話を読むのはコレで3作目。順番的には大分間違っておりますが… 抜けてるんだか冴えてるんだか、故意なのか偶然なのか。有能なんだか無能なんだかなフロスト警部。あらゆる人に対して平等の立場でいると言う事はとても難しいことだと思うのです。ただフロスト警部は自分もとんでもないヘマをやらかすし面倒もかける代わりに他人の人間らしい間違いや性質に寛大な面がある。それだけでもこんなおまわりさん(この名称は警部なので違うでしょうが…)街に一人はいたら良いのに、と思う理由になるのです。

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    投稿日: 2008.09.08
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    偽悪的なファースミステリはイギリスの伝統なのだろう。悪趣味になる寸前の下品さが面白い。何しろ開始早々主人公フロストが「浣腸」を披露する。解説によると「力を抜いている」とあるが、ワーカホリックぶりを見るとそうは思えない。評価はされなくとも高いモラルを持って仕事に全力でぶつかる市井の人、という印象を受ける。日本では地味な社会派ミステリとなるのだろうが、登場キャラクタをカリカチュアライズしているのがイギリス風なのだろう。それでも決してリアリティは失っていない。相棒役の存在感が薄くて、登場した意味があまり無いように感じた。

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    投稿日: 2008.08.11
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    2008年5月28日読了。「このミステリーがすごい!」1995年の海外編第4位、総合でも11位の作品。片田舎の町の、やる気のない警部ジャック・フロストがパートナーの新米刑事とともに、下品な冗談や愚痴をしきりに飛ばしながら連続発生する事件たちに挑む。見た目はまずいが鋭い脳を持つ、のはコロンボなどのパターンだがこのフロスト警部は芯からやる気と事務処理能力がないようだ・・・。登場人物たちの移動も、事件が発生・解決するテンポがよく、楽しめた。続編も数多く出ている人気シリーズのようだ。

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    投稿日: 2008.05.28
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    これはキャラもの。鳥山明のごく初期の作品にこういうのあったなあということを思い出した。こういう不良社員が実はすごい(と見せかけてすごくない、というのがフロストのいいところなのだが)という設定が好きなので、例えば美味しんぼの主人公とかも好きなんだけど、まあいいですよねこういうのも。同時期に読んだ残りの二つのミステリが素晴らしすぎたので印象が落ちるけども。ただひとつ言えば、こういう個性豊かな警官の面々がたくさん出てきてわやわやって話はマンガで描いたほうが面白いと思うんだよな。

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    投稿日: 2006.11.16
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    笑えてハラハラして腹を立ててびっくりして応援して切なくなってホッとして優しい気持ちになる。愛すべきフロスト警部!

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    投稿日: 2006.09.17
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    フロストシリーズ。 「刑事コロンボ」をもっとむさくるしくしたイメージで、声は何故か「両津勘吉」なんだな、私の中では。

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    投稿日: 2006.08.17
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    フロスト警部は下品で下世話、しかしどうしようもなく「人間」。 複数の事件が同時進行するスピード感はさすが元脚本家。

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    投稿日: 2006.07.12
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    イギリスが誇るちょっと駄目で、それでいて大いに愛すべきおじさん刑事、フロスト氏シリーズの第一作。 イギリスではドラマ化され国民的娯楽小説となってるみたい。

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    投稿日: 2006.01.19
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    結構な長さなのにそれを感じさせないくらいの面白さでぐいぐい引っ張る。推理の余地はそんなに無いような気もするけどとにかくフロスト警部のキャラクターが面白すぎる。さらに次々に起こる色々な事件にどんどん関係していってしまうという展開も、下手したら散漫になりそうなところテクニックでそんなことが全く気にならないようになってる。

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    投稿日: 2005.02.12
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    こんな楽しい本は久しぶり〜。皮肉なユーモアが笑いを誘い頬っぺたが痛いほど!フロスト警部のキャラがめちゃいい。小さい事件がごちゃごちゃ出てくるのに、プロットがとてもしっかりしているので、思考がアチコチに飛ばずスラリと読める。フロスト警部ってすご〜く謎。下品なことを平気で言うし、家族がいないせいかワーカーホーリックだし・・・で、もしかしたら本当は寂しがり屋でテレ屋なのかな?と思えば、ただのバカ?とも思うし。プライヴェートにカナリ興味があるわ。

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    投稿日: 2004.11.21
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    全編に溢れるフロスト警部の下品なジョークも読後感はなんとも爽やかな冬晴れの空という感じだ。モジュラー型の警察小説の体裁ながら嵌るところはキッチリとはめ、一切の妥協なき理詰めのストーリーはほろ苦くも暖かなラストへと読者を導くこと請け合い。現代のゴシック的スリラーである。

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    投稿日: 2004.10.22
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    超下品でワーカホリックな名物刑事・フロスト警部が活躍するシリーズの第1弾です。コネタ満載、人物のキャラクター設定もよく、非常に楽しめる小説です。CATVではドラマの放送もやってます。

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    投稿日: 2004.10.06