
総合評価
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powered by ブクログ空港で買って飛行機の中で一気に読んでしまった。人間関係や複雑な過去が徐々に見え始めて面白いです。紹介されている古書も全部気になるなあ。次の巻で何が明かされるのか楽しみです。
0投稿日: 2012.09.23
powered by ブクログ“「……やっぱり、この人は盗んでません」 「なんだそれは。俺は根拠を言えと……」 「この人が犯人だったら、被害が一冊で済むはずがない。めぼしい本を根こそぎ持っていったはずだ!」 言ってしまってから、自分で自分に首をかしげた。これって全然弁護になってないんじゃないか。むしろ非難してるんじゃないか。 しかし、井上はふっと力が抜けたように息をついた。 「……なるほど」 それなりに納得できる答えだったらしい。その方が意外だった。”[P.75] 妹は栞子さんが本を探してることを知らないんだっけ? 昴君がなかなか良い。 “「……課題が出てたんで。じいちゃんから」 「課題?」 俺は聞き返した。 「じいちゃんは色んなことを知っていて、珍しい本もたくさん持っていたけど、一番大事にしてたのがこの本でした。見つけてくれた人に、お礼に絵を贈ったって言ってましたよ」 俺は首をかしげた。贈った相手はもちろん篠川智恵子だろう。しかし、この時すでにもっと状態のいい『春と修羅』を持っていたはずだ。それより大事ということだろうか——個人的な思い出があったということかもしれないが。 「この本には秘密があるって言ってました。だから大事なんだって」 「秘密って?」 「それが課題なんすよ。時間はかかってもいいから自分で突き止めろ、もし分かったら褒美をやるって……結局、答えを聞く前にじいちゃん死んじゃったけど」”[P.273]
0投稿日: 2012.09.22
powered by ブクログ【ビブリア古書堂】第三弾 北鎌倉の季節も師走 Xmasも過ぎた忙しい年末、冷え冷えとした寒風がふきすさぶ今日この頃 いつものように【ビブリア古書堂】には本にまつわる小さな事件がひっきりなしにやってきます んーこのシリーズ好きてすねー なんだろ 肩の力を抜いて読める感じがいい気分 http://momokeita.blog.fc2.com/blog-entry-189.htmlより
0投稿日: 2012.09.19
powered by ブクログもはやどっしりした安定感すら感じる、貫禄の3巻。 最近は、ビブリアで採り上げられたことがきっかけで、絶版本の人気が再燃するという現象もあるらしく。 ロバート・F・ヤングの『たんぽぽ娘』なんて、そうだよね、もう手に入らないんだよね。 この電子書籍のご時世に、あくまでも紙の本を大事にする栞子さんの影響で、ちゃんと値が張る初版本などを、「価値あるもの」として捉えてくれる読者もちらほらいるようで。 正直、絶版本は、早めに権利関係をクリアして、電子書籍で読めるようにしてほしい、とは思ってます。 古書に価値があることも意味があることも重々承知でありながら、やはり、本は、作品は、多くの人に読まれてなんぼなので、より多くの方々が、気になったときに手に入れやすい状態だと、とても嬉しいと思う。 そのうえで、紙の書籍が必要な人はそれを書店に行って探してみてもいいし。 古書とは、知恵と知識の宝庫である。 それはつまり、こういうこと。 本とは、知的財産だ。 紙にインクをしみこませた、ただの使い捨ての物体じゃない。 ビブリアで採り上げた本に注目が集まることが悪いことだとはいわないけど、その前に、まず、自分の家にあるほんの一冊一冊を、もう一度、見返してみて欲しい。 今となってはありふれた本かも知れないけど、ベストセラーで誰もが持っている、もしくはその逆で、あまりにも人気がなくて少部数しか刷っていない本だったりもするかも知れないけど、その本一冊一冊に対してあなたが抱いた期待感わくわく感ドキドキ巻、満足感失望感、すべてひっくるめて、その本の、価値になります。 他者が決めた価値じゃなく、自分自身にとってこそ、大きな意味を持つ本に、あなたはもう出会っているはずです。 そんな、読書の楽しみを思い出させてくれるエピソードも込みの、堂々たる第3巻。 お楽しみあれ。
0投稿日: 2012.09.19
powered by ブクログこの巻で少しだけ栞子の母の影がでてくる。 1つ1つの古書を廻る謎を解きながら、栞子の母の失踪前の状況が少しずつ明らかにされていく。 軽快に読め、短時間で読めてしまう。 つぎはどうなる? 時期的には2011年3月上旬 大震災の後になりそう。栞子の母は姿を現すだろうか?
0投稿日: 2012.09.17
powered by ブクログ3巻。ついに宮澤賢治がとりあげられた。無性に読みたくなってきた。こんなふうにこのシリーズは古書にまつわる話なのでますます他の本も読みたくなる本。そして主人公栞子さんの秘密も解き明かされていく。疾走した母親がどうやって情報を得ているか、これはずっと伏線があったので簡単な謎解き。「王様のみみ」というのが楽しい。これからどうなるのか、今度とりあげられる本は何かとても気になる。早く続きが読みたい。
0投稿日: 2012.09.17
powered by ブクログおもしろいことはおもしろいのだが、なぜこんなに売れるのかがわからない。 この小説はライトノベルで、栞子さんは萌え系美少女の変形なのだということに、つい最近まで気づかなかった。 今はおもしろいのでジャンルはなんでも構わないのだが、5巻くらいまでで完結してくれないかなあ。そうしないと飽きそう。
0投稿日: 2012.09.17
powered by ブクログ登場人物の深い部分にまでちょっとだけ踏み込んできた。お母さんへ情報を流していたのが妹だったとは…。続きがとーっても気になる!! それよりもお母さんが悪事を見逃して自分に得になるように動いていたのはビックリ。実際いたら怖いよなぁ
0投稿日: 2012.09.16
powered by ブクログ読むにつれどんどんひきこまれていく。本の説明の部分はワクワクします。最後がすごく気になる感じで終わったので4巻がとても待ち遠しい!
0投稿日: 2012.09.14
powered by ブクログ面白かったには面白かったけど、私は自分の気持ちを言語化するのが苦手な主人公は苦手です。栞子と同等以上の古書の知識があって口が達者そうな、栞子の母親の表舞台への登場が待たれます。
0投稿日: 2012.09.14
powered by ブクログゆっくりと読もうと思っていたのに、結局一気に読んでしまいました。 栞子さんのお母さんの事、 古書に関わる事件の数々、 主人公・大輔の恋心(?) 物語がすすむにつれて、どんどん引き込まれていきます。 個人的に、 住んでいる町が出てくると、とても嬉しい♪ 次巻が早く読みたいです。
1投稿日: 2012.09.14
powered by ブクログ感想はブログでどうぞ http://takotakora.at.webry.info/201208/article_3.html
0投稿日: 2012.09.14
powered by ブクログ良い点 本を読みたいが何を読んでいいかわからない人には、本の魅力を伝える優しい入門書。 悪い点 キャラクターの描き方が甘い。 取り上げている個々の作品の魅力が伝わらない
0投稿日: 2012.09.14
powered by ブクログ3巻目にしてすごく後をひく終わり方をした。 前2巻は各巻で完結できるのに対して、今回は謎に近づき始めたところで終わったので次巻が待ち遠しい。 あ、栞子さんがかわいい。
0投稿日: 2012.09.13
powered by ブクログビブリア古書堂シリーズ第三弾です。 三巻では、栞子さんと母親についての謎解きのヒントが随所に散りばめられています。 やはりビブリア古書堂のメインストーリーは、突然の母親の失踪と、その謎解きの先にある母と娘の仲直りにあるような気がします。 今作では、前作に登場した「クラクラ日記」の行方について重大な事実が判明し、いよいよ次回作で本格的に母親についての古書話が語られる予感で物語は幕を閉じます。 今作で張った伏線が次回作でどう生かされるのか、相変わらず進展のない栞子さんとの恋はどうなるのか、続きが気になります。
0投稿日: 2012.09.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
相変わらず、安定感のある面白さ。 じわじわと、栞子さんのお母さんの謎に迫って いってるところがどうなっていくのか、これから楽しみ!
0投稿日: 2012.09.11
powered by ブクログ何がすごく良かったのか説明が難しいけど、続き物、として見た場合、これはこれでありなんじゃないだろうか、と思います。 シリーズを通してのなぞはなぞとして、ほんのりと先が見えてきつつ、一つの話として完結している。 読んでて安心感もあるし、いいですよね。
1投稿日: 2012.09.11
powered by ブクログ新刊が出るたびにクォリティーが落ちて行くのではなかろうかと心配してましたが(2巻が1巻より微妙だったので)、今回は面白かったです。 栞子さんの母親に関する謎もいい感じに進展してきたし。このままの勢いを次の4巻でも保ってくれることを期待します。
0投稿日: 2012.09.10
powered by ブクログシリーズ通しての感想ですがよくも悪くもラノベだなぁと感じます. 内容はとても面白いのですが,ラノベっぽさを感じるとどうしても白けてしまう人にはオススメしないです.
0投稿日: 2012.09.09
powered by ブクログ話題になっていたので1を買って読んでみたところ、気付いたら3巻までかって一気に読んでしまった。 栞子さんが可愛い。自分もこんな古書店で働けるなら働きたい。本当に。 面白さは是非読んで味わってほしい。話はよく練られているし、常に引き込まれ続けるので飽きない。一気に読んでしまうのも頷けるはず。
0投稿日: 2012.09.08
powered by ブクログ【収録作品】プロローグ『王さまのみみはロバのみみ』(ポプラ社)・Ⅰ/第一話 ロバート・F・ヤング『たんぽぽ娘』(集英社文庫)/第二話 『タヌキとワニと犬が出てくる、絵本みたいなの』/第三話 宮澤賢治『春と修羅』(關根書店)/エピローグ『王さまのみみはロバのみみ』(ポプラ社)・Ⅱ
0投稿日: 2012.09.06
powered by ブクログ鎌倉のビブリア古書堂での本に纏わる身近な事件を解決していきます。三話収録され、それぞれ古書を取り巻く、人物それぞれの本への想いや周りの環境が交錯して、事件が起こり、店主の栞子が紐解いていきます。それぞれの語りに、行方知れずの栞子の母親の存在が現れ、次回以降に期待させる伏線もあり次巻も楽しみです。
0投稿日: 2012.09.06
powered by ブクログこのシリーズは、なんだかんだで3冊目です。短編の推理のストーリーの一面、古書についてのウンチクの一面、栞子の母親と主人公の恋愛などの全体的な流れがバランスよく、読んでいて飽きないです。絶対に読んでほしいという一冊ではないけど、時間つぶしに読むにはもってこいのシリーズだと思います。
1投稿日: 2012.09.05
powered by ブクログ【2012/09/05】読了 2012年の大曲の花火大会にて「山紫陽花」のプログラムが一番好きで、その時に流れていたDewの紫陽花という曲もダウンロードしてしまいました。これが最近の出来事だったので、作中で「紫陽花」がキーワードの一つ?になっており、読んでいてニヤニヤしてしまいました。そもそも地元近いとか他にもニヤニヤする要素はたくはんあるんですけどね笑 このように、いろんな人がその本になにかしらの想いを持ち、それが残ったままいろんな人に渡って繋がっていく、そんな古書を巡るお話です。 今回は、五浦さんが割と空気なんじゃないかと思ってしまいました笑
0投稿日: 2012.09.05
powered by ブクログビブリア古書堂シリーズの三巻。 店主と主人公の微妙な、奇妙な、不器用ななんとも言えない距離間がいい空気を出しています。 本が好き…いや、活字が好きと表現した方が正しいかな? 自分としては本が題材のこの作品はかなりのツボにはまってます(^^) やっぱり小説は良いねぇ♪
0投稿日: 2012.09.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
楽しかった。構成は日暮旅人とちょっと似てて、話自体は短編だけど1こ1こ読んでいくにつれて全体像、キャラクターの事情とかが明らかになっていく感じ。
0投稿日: 2012.09.04
powered by ブクログ今回もすごく良かった、次巻が出たら絶対買わなきゃなって思わされるシリーズって凄い。 読了後じんわりあったかい気持ちになれるし、こんな本があるんだなって毎回興味の無かったジャンルの本に興味がもてるようになる。 今回は個人的な昔の思い出と重なって泣きながら読み進めたお話もあるけれど、古本を通して少し複雑な人間関係が解きほぐされていくお話が多いから、多くの人が自分のほろ苦い経験と重ねてしまうお話が出てくると思う。私はそこが好き。 謎解きの部分もドキドキさせられて面白いけど、私は特に上記のことと栞子さんのかわいらしさ目当てでこのシリーズを読んでいます。 一話ごとの謎はそれぞれの話で完結するけれど、シリーズ通しての謎等もあるので最初から読まないとわからないことも多いです。
0投稿日: 2012.09.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
昔は人が読まないような本ばかり読んでいたのですが、最近は人が面白いというものは食わず嫌いせずに読むようになりました。 ただ、この手の表紙の本はなんとなく敬遠していたのですが、友人から借りる事ができたので、読んでみました。 まさかのアームチェアディテクティブ! もっと軟弱かと思っていたら、以外と硬派な話でびっくりしました。 本の知識もかなりマニアック度高し。 ちょいネタバレですが、主人公が思いをよせる古書店の店主が、私は一生結婚する気はありません、と宣言した瞬間の主人公がかわいそうすぎて大笑いしました。
0投稿日: 2012.09.02
powered by ブクログシリーズ第3巻。相変わらず本にまつわる蘊蓄がある意味心地よい。母親の存在も徐々に大きくなり、次号にさらに期待。 12-107
0投稿日: 2012.09.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
一気にどーっと読んでしまった。 栞子さんと、そのお母さんの因縁みたいなものも どんどん明らかになってきますね! 知れば知るほど、とんでもない人のようです…。 直接対決的な展開にも期待ですね。
0投稿日: 2012.09.02
powered by ブクログなんでここまで人気なのかよく分からないけれど、鎌倉の雰囲気と、全体に漂う本への愛が心地よいシリーズ。
0投稿日: 2012.08.31
powered by ブクログシリーズ第3巻。物語が徐々に主人公の家族の秘密に近づきつつあるか。個人的にはたんぽぽ娘の話が一番面白く感じられた。
0投稿日: 2012.08.31
powered by ブクログ個人的には、頑張れ〜五浦! そんな感じがこの作品の良いとこなのかしら… シリーズを通して推理する場面が上手く表現されていて好き。 次作も、楽しみだ(^∇^)
0投稿日: 2012.08.30
powered by ブクログ少しずつ栞子さんと五浦さんの関係が縮まりつつある中、母親の素性やら現状ならが垣間見える所が小出しに書かれててまた後半一気に読んでしまった。 同じ姿勢で読んでたから腰が痛い(笑)
1投稿日: 2012.08.30
powered by ブクログ今作も引き続き楽しめた。古書を読んでみたくなる。 すっかり続きが気になってしまっているので、このシリーズは引き続き読んでいこう。
0投稿日: 2012.08.29
powered by ブクログ栞子さんのシリーズ3作目。 おおっ、本命の謎に踏み込むか!という終わり方で 非常に面白い。 個人的には賢治も良い、賢治は素晴らしく良いのだけれど、 大好きなのだけれど 今回は2話目の 「タヌキとワニと犬が出てくる、絵本みたいなの」が 心にぐわぁーっと押し寄せてきた。 何度も「それ、チェブラーシカだから」と心の中で言う。 いや、声にだしていたかも。 いいお話だった。ほんとにいいお話だった。 娘という立場でも、母親という立場でも どちらでも、心に波が押し寄せてくる。 愛しているとなぜ言えないのだろうか。 苦しくて、切なくて、優しい、 お話だった。
1投稿日: 2012.08.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
物語は古書店の店主栞子さんのお母さんの消息が大きななぞとしてシリーズの伏線が張られていますが、本書では少しずつですが、お母さんの得体の知れない姿が浮き彫りにされつつあります。続きが気になりますね。
0投稿日: 2012.08.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
本が好きで、惹かれる名前。 とはいえ、私は栞子さんほど読書できませんが。純文学とかさいきん読んでないなぁ。でも、読みたくなりますね。 さて、3冊目なのでなかなか踏み込んできました。 たぶん。 主人公でなく、栞子さんの謎に迫りはじめましたね。 いろいろ、楽しみです。 あ、でも、「タンポポ娘」を読んでみたい。
0投稿日: 2012.08.27
powered by ブクログ仕事帰りにはこういう軽い本が読みやすい。 今回は最後にとある伏線が回収されるが 中々衝撃的で鳥肌が立った。 古本の話は非常にディープな世界だが、 本の価値、歴史的価値の見識が広がるような気がする。
0投稿日: 2012.08.27
powered by ブクログ3巻目にしてだれることなく、キャラクターに頼ることなく面白い。阪口しのぶの出てくる話は前回に続いて泣ける。この話があるから★4つ。次巻も期待。
0投稿日: 2012.08.27
powered by ブクログビブリアシリーズ3作目。 なんだかんだではまっているビブリアシリーズ。 今作もテンポがいいのですぐに読めました。 コミカライズもされているようですね。 続きが気になります。
0投稿日: 2012.08.27
powered by ブクログ鎌倉の片隅にあるビブリア古書堂は、その佇まいに似合わず様々な客が訪れる。すっかり常連となった賑やかなあの人や、困惑するような珍客も。 人々は懐かしい本に想いを込める。それらは思いもせぬ人と人の絆を表出させることもある。美しき女店主は頁をめくるように、古書に秘められたその「言葉」を読み取っていき──。 彼女と無骨な青年店員が、妙なる絆を目の当たりにしたとき思うのは? 絆はとても近いところにもあるのかもしれない。あるいはこの二人にも。 これは“古書と絆”の物語。
0投稿日: 2012.08.26
powered by ブクログ読みやすかった。 回を重ねると仕方ないんだけど、パターンが読めたり、謎解きが「ふーん」といった感じだったり、ミステリとしての楽しみがあまり感じられなくなってきている。レベルが落ちているというより、そういう雑味がでてしまうことは仕方ないということだ。
0投稿日: 2012.08.26
powered by ブクログシリーズの中でも一番ベタな展開(笑)毎回だけど。でも、おもしろい。 ただ、連絡先がアドレスだったとは…。作品が古典を扱うから、てっきり手紙だと思ってた。
0投稿日: 2012.08.26
powered by ブクログ読みやすい。通勤時間で二日かかったので、真剣に読めば二時間もあれば読み終えてしまうのでは。若干、今までの謎が解明される感じ。次はいつでるのかなー。
0投稿日: 2012.08.26
powered by ブクログまさか、この終わり方だとは!! 謎が解決するとまた新たな謎が浮上する…先の読めなさに続きが気になる一冊
0投稿日: 2012.08.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
シリーズ三作目。古書会館から盗まれた「たんぽぽ娘」を探したり、名前のわからない絵本を探したり、「春と修羅」を盗んだ犯人を探したりする。ヒトリ書房の井上や滝野蓮杖など新キャラも登場しつつ今までの依頼人の話も掘り下げ、栞子さんの母親と「クラクラ日記」に関しても新たな展開と地味ながらも大きな進展の巻。
0投稿日: 2012.08.25
powered by ブクログ今一番人気があるであろうライトノベル、ビブリア古書堂の事件簿の3作目を読んだ。 古書に精通している古書店の女店主と主人公が織り成す、古書を巡るいろいろな話があって、古書に興味の無い自分でも興味が持てたので、3作目も読んでみたのだが、内容はこれまでの作品と比べてイマイチ。。。
0投稿日: 2012.08.25
powered by ブクログ古書店の店長「栞子」さんのシリーズ3作目。この小説の楽しいところは、自分の知らない本であっても、それぞれ興味深い逸話があることを知ることが出来るところ。その逸話がうまくストーリーに絡み合っている。店長の栞子さんと店員の五浦くんのその後も気になる
0投稿日: 2012.08.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
だんだん面白くなってきた。 単なる安楽椅子ものだったのが、本人の謎に迫って来た感じ。 次号に期待。
0投稿日: 2012.08.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
3作目。栞子さんと大輔くんの距離も大分縮まってきましたかね(笑) 2巻で明らかにされた、栞子さんの母をめぐる全体のストーリーは変わりません。次にどんなアクションを取るのか、今から次巻が楽しみになってしまう。続き物の罠ですね。 やはり家族をめぐるやり取りが主ですから、2巻に続き少しドロドロした雰囲気が重い感じはします。ただやっぱり栞子さんの秘密が知りたいので(笑)、先まで読んでしまいますがね。 もうちょっと大輔くんおしていけばいいのに(爆)
1投稿日: 2012.08.22
powered by ブクログ栞子さんシリーズ3作目。 栞子さんが嫌っている母親の影がチラホラ。 全体にミステリ部分がライトになりすぎて、連続ドラマ的。
0投稿日: 2012.08.21
powered by ブクログ北鎌倉の古本屋を舞台に、本にまつわる謎解きをしていく物語、第3巻。 前巻までに登場した人物がまた新たな物語に関わっていくのが良い。 プロローグとエピローグの語り手が巻ごとに変わるのも面白い。 早く第4巻出ないかな。。。
0投稿日: 2012.08.21
powered by ブクログ親子だからこそ上手く向き合えなくなってしまうこともあるのかなと思った。それでもやっぱりどこかで切れずに繋がっているから家族って不思議です。そして篠川家も。栞子さんもお母さんと歩み寄れれば良いのだけれど。
0投稿日: 2012.08.21
powered by ブクログビブリア古書堂の三巻 1,2巻同様に読み終えると物語の中で出てくる夏目漱石とか宮沢賢治を読んでみたくなる。というより教養として読んどくべきなんだろうな~ 四巻どうなんだろう?と楽しみ。
0投稿日: 2012.08.19
powered by ブクログビブリア古書堂シリーズ3作目 相変わらずの店主栞子さんとアルバイト五浦大輔のなかなか進まない恋模様も必見! だが、それ以上に栞子さんの過去がさらに見えてきて・・・ 新たな謎と事件がビブリア古書堂に舞い降りる
0投稿日: 2012.08.19
powered by ブクログじわっと母親の話に移行ですよ。 まぁ、それが最大のミステリーといえば、そうなんだけどね。 でも「王様の耳はロバの耳」でほぼネタバレ。 と、相変わらず栞子さんは腹黒いww 大輔くん、それは手のひら転がされてますから、と小一時間ぐらい説教したいぐらいだ。 ま、結局は古書の市場が、せまいってところに問題があるのかもね。 と、北森鴻の冬狐堂シリーズを思い出しつつ、感じたのであった。 だからって、江戸時代やもっと前の古文書まで扱い始めたら、それはそれで困るんだけど。 作者が、一番ノステルジーに浸ってる気がするなぁ。
0投稿日: 2012.08.18
powered by ブクログ人見知りの古書店店主と、その侍従、じゃなかった従業員コンビが、古書の謎に挑む第三巻。サブタイトルどおり、人の絆にまつわる話が多い。いつもは、薀蓄にひたすら感心するばかりだったが、今回、読んだことのある小説が題材に使われていて、かなりテンションが上がったv
0投稿日: 2012.08.18
powered by ブクログ此度は、古書というよりは、母親に関するエピソードが多かったような気がしますが、キャラクターの表情や趣に焦点を当てられているいるので前回よりは層が厚くなっていると思います。また、個人的には、「永訣の朝」(宮沢賢治著作『春と修羅』)が良かったですね。
0投稿日: 2012.08.17
powered by ブクログ相変わらず、栞子さんの推察力と洞察力には天晴れです。特に、『春と修羅』は良かった。『テナルディ軍曹に注意』というのは自分自身にも響いた言葉です。 そして何より、栞子さんと大輔のやりとりが面白い。 お互い気になっているのに、本人たちは気づいていないという。 その微妙な距離感の描写がいいんです。伝わってきます。 それから、お母さんの存在も今後更に気になるとこですね。 4巻ではどのような展開になるのか楽しみだ。
0投稿日: 2012.08.17
powered by ブクログ⑴ ⑵ 巻 に、続き 期待どうり たいへん おもしろく読めた。 最近は 新刊本 に、注目が 出ますが、古書 に ついて 再読 したくなります。宮沢賢治の 「 春と修羅 」 永訣の朝 の 一節 を、自分の本棚から 引き出し 確認してしまいました。 次巻は、栞子さんの お母さんの 行方が…気になるところです。
0投稿日: 2012.08.16
powered by ブクログこの巻も,よかったです。 作者は本の知識が豊富なんだなあ、と感心します。 どの事件も、謎解きがうまい。 栞子さんと彼の関係は、どうなるんだろう。 このままじゃあ、寂しいような。 購入本
0投稿日: 2012.08.16
powered by ブクログいろいろな伏線が残された。ってが気になる。主人公の恋愛はどうでもいいが、本に関する蘊蓄が相変わらずおもしろい。
0投稿日: 2012.08.16
powered by ブクログいよいよ栞子さんの母親の影が濃くなり出した第三弾。 古書店業界についてのあれこれや、常連さんが再登場してのあれこれ。 新しいキャラクターも一癖ありげで楽しめそう。 それにしても読み進めていくと段々、栞子さんが『めぞん一刻』の響子さんに思えてくる。 男性に絶大な人気があるのは判るが、なんだかどうしても好きになれない。 登場場面が増えた妹の方が好きだな~。
0投稿日: 2012.08.16
powered by ブクログ家族の絆の話。宮沢賢治の「春と修羅」と玉岡昴くんよかった。宮沢賢治を読みたくなってきた。 次は栞子さんのお母さんの話でしょう。
0投稿日: 2012.08.16
powered by ブクログ栞子の母にまつわる事件だったり、エピソードがあったり…決していい人ではない栞子の母。そして文香にも秘密が。 徐々に秘密が明らかになってきて続きが気になる~!! 事件としては第二話目が好き。 うるっときた。
0投稿日: 2012.08.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
シリーズ第3弾、古書を巡るエピソードは安定感のある面白さ、さらに変化球的要素も垣間見え、作者の幅が窺えた。以下例によってつらつらと… ロバート・F・ヤング 「たんぽぽ娘」 これには強く惹かれた、読んでみたい!このエピソードでは古書業界、古本屋の仕入れ、売買にまつわるルールが紹介されている。日本独自のルールだったりするようで物を大切にする日本人気質由縁か?絶版文庫なる存在も知る、ブックオフで100均一棚を見る時はこれまで以上に注意しなくては! 「たぬきとワニと犬が出てくる、絵本みたいなの」 古書であるが変化球な味わい、顧客の望む本を探す、という古書店業務にまつわるエピソードだった。その正体には納得。1作目から登場してる坂口夫妻が登場する、彼等には和む。 宮澤賢治 「春と修羅」 古書を巡る謎において王道とも言えるエピソードだった。そしてここにも篠川智恵子の影が… プロローグ&エピローグ 「王さまのみみはロバのみみ」 栞子さんの妹篠川文香の独白で進められる、たんぽぽ娘で挙がった謎については容易に想像できた、消去法でいけばこれしかない。それにしても「王さま~」にあつらえて最後を締めくくるのは洒落てる。 とにかく続きが気になって!12月に第4弾が出るらしい、新書で買うぞ!
3投稿日: 2012.08.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
今回は栞子と母親の関係、そして文香の関わりが増えてきて、また面白い。さてさて、これからどう進んでいくのかが楽しみだ。
0投稿日: 2012.08.15
powered by ブクログ栞子さんと玉岡昴が、「春と修羅」のくだりを諳んじあうシーンがすごくかっこよかった。 私も、本に造詣が深いものでありたいが、その道のりはいまだ遠い・・・ しかし、栞子さん、酒が飲めるなんて、びっくり!!
4投稿日: 2012.08.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
本にまつわる事件やそれに関わる人間関係がほっこりと描かれていて、ぎくしゃくしてしまっていた関係も本を通じて歩み寄るようになったりと心温まる本です。
0投稿日: 2012.08.14
powered by ブクログ1巻より2巻。2巻より3巻。。。と、どんどん引き込まれてきてる。 ヒトツヒトツの話は完結してるけど、登場人物はその後も出て来るから、読んでて楽しい。栞子さん自身のことも、少しずつわかってきたから、続きが気になる~!!
1投稿日: 2012.08.14
powered by ブクログシリーズ第3段。 今回もさらっと読めちゃいました。どんどん栞子さんのお母さんの真相に迫っていってる感じでドキドキです。 個人的には二話が好きかなー。 でも読んでみたいと思ったのはたんぽぽ娘。結末が気になるので今度図書館で探してみようかと。 シリーズ4段が冬に出るみたいだからそれも楽しみ。 てか、文ちゃん…。
0投稿日: 2012.08.14
powered by ブクログ「ビブリア古書堂の事件手帖3 栞子さんと消えない絆」 倉の片隅にあるビブリア古書堂はその佇まいに似合わず様々な客が訪れる。すっかり常連の賑やかなあの人や困惑するような珍客も。 ビブリアシリーズ第3弾。栞子さんと古書を巡る物語。今回は登場人物が栞子さんに関連する人物ばかりで実に多彩。例えば、栞子さんの幼馴染、栞子さんの母親に疑念を持ったままの同業者、そして母親の友人など。また、いつもの古書を巡る事件は大人しい。事件の動機は伝えにくい母と娘の気持ちだったり、おじいさんから出された課題だったりする。 しかし、一番の事件は「栞子さんの父親の本格的登場」です。これは古書を巡った事件というわけではなく、これからも続く物語において大きな意味を成すという意味の事件で、読者にとってとても大きい。どうやら、栞子さんの父親はある秘密を栞子さんに置いていったようなのですが、どうもそれが見つかるのは先のよう・・・。 ということで、第3弾は栞子さんの過去が一気に大輔にやってくる展開になっています。そんな、大輔ですが、なにやらあることを気に掛けてしまうのですが、そのことが一体本当なのかどうなのか(栞子さんの母親と昔仕事をしたことがある同業者に言われたある一言)・・・。そこも今後のお楽しみのようです。 最後に、ある物語について一言。いくら気持ちが伝えれなくても、あそこまでの熾烈な悪口だと正直娘がかわいそう。私だったら少し許せないw
0投稿日: 2012.08.14
powered by ブクログシリーズ3作目。だんだん登場人物の奥行きに迫る展開になってきました。 が、なんかもう栞子さんの過去とか家族とかはどうでもいいなと思い始めた。その部分がないと薄っぺらになってしまうのかもしれないけれど、この本の2話や3話のような謎解きの方が面白いんじゃないかと思う。 前作のレビューに書いたこととは違うけど。 個人的には、初版本とか興味ないので、3話目より、1話目2話目の思い入れの方が共感できるけれど、古書店店主が解くミステリーとしては、3話目スタイルの方が良いのだろうなと思います それとは別に…古書店のシステムって面白い。
0投稿日: 2012.08.13
powered by ブクログ【レビュー】続きが気になる終わり方…! 宮沢賢治の有名ではない作品も読んで見たくなった。読む本の幅を拡げてもらっている気がする。
0投稿日: 2012.08.11
powered by ブクログ古書にまつわるミステリー。あまりミステリー小説は読まないけど本書にはハマってしまった。4巻にも期待。
0投稿日: 2012.08.11
powered by ブクログずっと続きを待ってた! 今回はほぼ栞子さんの母に通ずる話が大目。 1話目は昔母親が知り合いだった本屋は、今では母親を嫌っている。この話にでてくる「たんぽぽ娘」は気になる作品だった。 2話目は過去にでてきた、しのぶさんの絵本の話。結婚するときに反対され、家を飛び出てきたしのぶ。でもしのぶの記憶の中にある絵本を探し出したい。そこでビブリア古書堂の二人に手伝ってもらう。親子でもちゃんと話し合わなければいけないってことですね。 3話目は母親と誰がつながっているのかを繋がっている人物視点でスタート。栞子さんが探している本にかかれているものもここで判明。そして続きが気になる所でおわった。
0投稿日: 2012.08.11
powered by ブクログ第3話が好き。最初いい人ふうに見えた依頼人が実は底意地悪い人で、犯人(初版本を持ち出した)昴クンが今時の子供にしては、読書家で宮沢賢治好きの子供で。宮沢賢治好きに悪い人はいないと思うのは、極端すぎるかf(^^;)チェブラーシカは、日本で紹介されるよりだいぶ前に旧ソ連で人気のあった絵本だということは知っていたけれど、初期バージョンの翻訳本があったことは知らなかった。ちょっと読んでみたいかも。栞子さんの「一度なくした本を取り戻したいと思うことは、下らないことではありません」のタンカはいいなぁ〜。私も子供の頃に読んだお話で、また読み直したいと思う話があるから、その気持ちがよくわかります。
1投稿日: 2012.08.10
powered by ブクログ物語のメインは栞子さんとその母親。 それに、新旧キャラを交えてのお話となります。 いろいろと伏線の多い回だったかな。 そのため、1.2巻よりうんちくなどの部分が少なかったような印象です。 このままずるずると母親の話を続けて 話をマンネリ化するよりサクサクと解決したほうがいいんじゃないかなと思います。
0投稿日: 2012.08.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
春と修羅の話は本好きにはたまらない話ではあるが、1巻同様貴重な本であればそれだけかかわる人物の業が深くなってしまい、後味がよい話にはなりにくい。2巻に引き続き、ヒキがうまく、次を早く読みたいと感じた。
0投稿日: 2012.08.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ビブリア第3弾。 古書の魅力を伝える薀蓄も少なく、 家族の話が強調されているので、 話の引き延ばしに入ってきていると感じます。 シリーズの3作目あたりで読み手を飽きさせない工夫を、 私はどうしても求めてしいます。 謎解きもマンネリ化している3冊目は、 私にとって面白いとはいえない内容でした。
0投稿日: 2012.08.09
powered by ブクログビブリア3冊目! お母さんはきっと悪い人ではないと思うよ! 相変わらずのほほん見れて、ここまできたら最後まで読みたい!
1投稿日: 2012.08.09
powered by ブクログ古本屋を題材にした小説の三冊目。 相変わらず面白いけど、若干マンネリ気味。 今作のエピローグが次回作への布石になっていて、面白くなっていきそうだったので、今後の展開に期待。
0投稿日: 2012.08.08
powered by ブクログシリーズ第3冊目です。 発売楽しみにしていました。 それぞれの作品の謎解きもおもしろいのですが、 主要人物の話もだんだん明らかになっていきます。 本にまつわる話なので、出てくる本を読んでみたいのですが、 なかなか読めず……。 今回の「たんぽぽ娘」とか、読んでみたいです。 探してみようと思います。 早く4巻出てほしいです。
1投稿日: 2012.08.08
powered by ブクログ古書をめぐる事件をズバッと解決! 第三巻 本編とは関係ないけど、このシリーズでは何故か 「丁寧にパラフィン紙に包まれた」 という表現がすごい好き。表現というか状況。 古書はブック○フぐらいでしか買ったことないので こういう古書店に行ってみたいなぁ
0投稿日: 2012.08.08
powered by ブクログ3作目も面白かったです。タヌキとワニと犬が出てくる…はかなり後半になるまでわかりませんでした。大好きな本なのに。4作目も冬に出るみたいなので楽しみです。
0投稿日: 2012.08.08
powered by ブクログやっと読了。 母の謎にどんどん近づいていきますね…気になる気になる。 栞子さんと五浦さんの恋愛模様もきになるし、妹の内通?も謎なままですが、4巻が期待です。
1投稿日: 2012.08.08
powered by ブクログ3作目にして、鎌倉、大船などの独特の土地の雰囲気がよく出ていると気付いた。街歩きしているような楽しみ方もできるかも。 『たんぽぽ娘』の話は、初めて紹介されている本を読んでみたいと思わされたこともあり、今後の展開が楽しみなシリーズ。
1投稿日: 2012.08.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
勢いに乗って読み終えてみた。書店で見かけたので、ついつい購入。 文庫って、こうやって衝動買いしてもそれほどダメージでかくないからいいよね。 で、3冊目のビブリア古書堂。 この本で紹介される本の薀蓄は、やっぱり面白い。本好きならついつい楽しくて読み込んでしまうだろう。僕も栞子さんと話し込んでみたいと思う。こっちから疑問に思ったことを質問しても、さらりと答えてくれそうだし。 で、今回の謎は「そら知識がないとわかんねぇじゃん」的な話もありつつだね、全体としてやっぱり読者に「そういうことだよね」と気付かせるつくりになっているところは、クオリティはぶれてない。 前作、前々作に比べて、伏線の張り具合とその回収っぷりは激しさを増しているように思える。まだマシだけど伊坂幸太郎を髣髴とさせるところがある。いや、批判しているわけじゃなくて、何でもない一言が伏線になっているところは、上手いなぁ、と。まあ「春と修羅」は自然にしようとしすぎたのか、逆に不自然すぎて目立つ部分もあったけど。 で、徐々に篠川家の秘密や栞子さんの秘密が暴かれていくわけだけれども、やはり個人的には「このエピソードってホンマにいるのかな?」と思ってしまうわけよ。 何だろう、こうやって主人公の謎も一緒に解明されていく、ってのも悪くないんだけど、1話完結形式で、メインストリームは特に考えない作りのほうが面白いんじゃないかな、という気持ちは拭えないのよね。 なので、僕自身は、クラクラ日記のことも、妹の文香のことも、母親のことも、あまり興味なかったりする。 今後、仮にこれが本当の意味での主題になるんだとしたら、もっと興味を失うかもなぁ、などと偉そうなことを書いてみる。 でもまあ、面白い作品であることには変わりないんだけどね。結末はやっぱり気になるし。 採点は、チェブラーシカの分でちょっとプラス評価(笑)
1投稿日: 2012.08.07
powered by ブクログこの本に出た、「たんぽぽ娘」はネットで検索したところ、英語で読めるようになっています。 読んでみたところ、ビブリアのキャラクターと関連していて、なかなか面白かったです。 栞子さんのお母さんはいったい・・・ ビブリアシリーズはこれで3巻目となりました。 1と2巻はとても、面白かったのですが。今回の3巻はちょっと、後味が悪かったです。作者はミステリーじゃなく、物語にスポットライトをあてている様です。 やっぱり、どうしても、とってつけた様な感じがする。 はっきり言って、くどくなってきてる。まあ、それはシリーズなので仕方が無いかもしれないが・・・笑 でも、とても中毒性が高いシリーズです。続きがきになります・・・ 多分この3巻が分岐点でしょうね。 予想としては、次巻物語は大きく動くと思います。 もちろん、栞子さんの母親は出てくるでしょう。 物語が終わったのは2011/3/8、という事は作者は3.11の事を触れるでしょう。 毎日新聞デジタルのページを見てみると、今後は店名の「ビブリア古書堂」の由来、栞子と大輔のほのかな恋の行方なども語られていくという。 らしい・・・・・・・・
4投稿日: 2012.08.07
powered by ブクログ軽快で読みやすい文章。相変わらず、さくっと読めて面白い。各編の謎解きと併せて、このシリーズ全体を流れる謎が、次第に明確に現れてきて、ちょっと目が話せない感じがする。 早く続きがでないかな。
0投稿日: 2012.08.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
表紙に惹かれて購入しました。 古書と美人ってことで3作とも著者のサイン入文庫を購入。 読みやすいです。 ミステリーらしいミステリーって感じではなく、主人公と栞子さん(だっけかな?)との関係にほわほわする感じで読み進めていきました。冒頭から妹の語りから始まり、終わりでどういうことかわかりますので、先に読まないことをおすすめしたい。個人的には本から全ての情報を読み取るような神がかり的な方が好きですが、それだけで終わらす気は著者的にはないみたいなので、変容に期待したいです。
0投稿日: 2012.08.07
powered by ブクログ今度はようやく栞子のお母さんーー知恵子の行方の手がかりが明らかされた。少しは予想できたが、三上延の構成がうまくて、思わず引き込まれるようなナレーションであった。栞子の妹ーー文香の視点で書かれたプロローグとエピローグは『王様のみみはロバのみみ』という誰でも知ってるお伽話にちなんで、秘密を明かすとは、キュートっていうか、子供っぽいっていうか、どこか文香らしい。 今回に扱われた本もとても面白いので、ファンのみんなさんと本好きたちも是非読んでください。 自分のお気に入りは、 第二話 『タヌキとワニと犬が出てくる、絵本みたいなもの』 第三話 宮沢賢治『春と修羅』(関根書店) ネタバレになる内容は書かないように心をかけていますんで、 興味のある方は是非自分で読んでください。
1投稿日: 2012.08.07
powered by ブクログあっという間に読んでしまいました。三上さんの本はビブリアが初めてだけどとても読みやすいシリーズで本屋大賞に1巻が選ばれたのも頷けます。今回読んだ3巻は栞子さん自身を含めた周囲の人々の関係とそれぞれの人の思いが垣間見れる一冊。そして相変わらず大輔と栞子さんの距離がもどかしい…けどそんな流れが読んでいて楽しい。早く続きが読みたくて仕方ないです。
0投稿日: 2012.08.07
powered by ブクログビブリア古書堂第3弾 古い本には人の思いが刻まれています…。 古書にまつわる様々な人間模様、秘められた謎の解明を続ける栞子。 ただ、自らが探し続ける母の蔵書の行方だけは相変わらず闇のまま。 しかし本編の最後に衝撃の事実が…。 ライトノベルのレベルを超えた本作品、次の第4段ですべてが明らかになるのか…? ハマる一冊!
1投稿日: 2012.08.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
今作も古書を巡って、事件が起き、栞子が紐解いていく。 その節々で見え隠れする栞子の母の動向。 予想はしてましたが、やはり妹が「クラクラ日記」を所有している。 人のことは分かるのに、自分のこととなると疎くなる。 憎めない栞子ですね。
0投稿日: 2012.08.05
powered by ブクログ今回も相変わらず面白かった! そしてすごく気になるところで終わった! 文香ちゃん…!!!!!
0投稿日: 2012.08.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
これだけ状況証拠が揃っているというのに、栞子さんほどの人間が妹がユダだということをなぜ気づかないのだろうか 大輔だって妹を疑いそうなレベルの状況だろう
0投稿日: 2012.08.04
powered by ブクログ衝撃的な終わり方だった。妹は脇役だと思っていたのに、そんな重要な鍵を握っていたとは(@o@)!!栞子さんの母親の事も解ってきたし、いろんな古書の話ももっと聞きたいし、次巻が待ち遠しい!
0投稿日: 2012.08.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
若者向けのライトノベルと思われているが、読み出すと結構面白い。今回は第3話、宮澤賢治「春と修羅」の初版本にまつわる蘊蓄話が面白い。シリーズ3作目でだんだん主人公(美貌の古書店主)の過去が垣間見えてくる。次作も待ち遠しくなるような上手い語り口だ。
0投稿日: 2012.08.03
