
総合評価
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powered by ブクログビブリア古書堂シリーズ第3巻。 今回は古書会館での交換会の様子なども描かれて、古書好きには楽しい一冊となっています。 ただ、登場人物がどことなくキツい人物が多くて、ちょっと後味が悪い面も。 坂口夫婦の話はラストでホッとできたけど。 栞子さんの母親の影が大きくなるにつれて、何となくとげとげした感じも強まっているような気がして、もう少しホンワカしていた方が好みかも。 『永訣の朝』、自分が覚えているのは「アイスクリーム」だったなぁ。
0投稿日: 2012.06.26
powered by ブクログ2巻でいよいよ栞子さんの失踪したお母さんについての謎解きが始まりそう、というような予感で話が終わっているわけですが、 少しずつその謎に迫っていくようにお母さんのことが語られていきます。 それは同業者の人からだったり、お母さんのお友達からだったり、 栞子さん本人からだったりしています。 まだまだ謎は謎のままなので、4冊目の発売も楽しみです。 好きだったのは、第2話の『タヌキとワニと犬が出てくる、絵本みたいなの』。 坂口夫妻の謎解きで、今度はしのぶさんの方の謎を解き明かしています。 ほのぼのしてていいなぁと思いました。
2投稿日: 2012.06.26
powered by ブクログこのシリーズの特徴は、読後の清涼感にあります 相変わらずのon/offが際立つ栞子さんと大輔君の仲は進展してるようなしてないような… そんなもどかしい関係も爽やかです そして古書とは、ただのモノとしての本というだけではなく手から手に渡るときの思いも含んでいくものなにだなぁと感じます 冬にシリーズの4巻が出るということなのでまたしばらく、わくわくしながら待ちましょう
0投稿日: 2012.06.26
powered by ブクログ【読了】三上延「ビブリア古書堂の事件手帖3」 今月13冊目。 一般層にまで売れに売れまくっている「ビブリア古書堂」シリーズの3作目。もはやメディアワークス文庫の絶対的エースともいえる存在なのは間違いない。 しかしながら創作物において売れまくることが作品のクオリティに良い影響を与えるかどうかは、ケースバイケースだったりするわけで、その辺りを心配しつつ、「栞子さんと消えない絆」を読んでみた。 ちなみに発売数日でブクログのレビュー数が100近くになっていた。売れているラノベでもブクログではそんなにレビュー数は伸びないので、やはり売れている層がちょっと違うんだと思う。 個人的にビブリアシリーズで好きなところは、舞台がわりと知っている土地であるということ。今作では大船、本郷台、港南台とJR根岸線が登場するけれども、「本郷台のコーヒーショップ」といえば、あそこかと分かるほどに情景が目に浮かんでしまう(実家が本郷台なのですよ)。港南台にある古書店といえば、あそこかと分かってしまう。 さて3作目。結論から言えば、なかなか良いと思う。作風にもうちょっと迷いみたいなものが見えるんじゃないかと事前予想していたのだけれども、良い意味で裏切ってくれたと思う。 1巻とか、無理して派手な要素を付けたんじゃないかなぁという部分が目に付いたんだけども(2時間ドラマ的な感じ)、3作目は良い感じでシンプルな小説的なミステリーになっていると感じた。キャラクター属性を少しおさえめにして、ストーリーの方に重きを置いたんじゃないだろうか。それを落ち着いたと感じる人もいるかもしれないが、個人的にはこの方向性を支持したい。 読みやすさの中に、容赦することなく人のダークな部分を入れこんでくる匙加減こそが、このシリーズの魅力なのではないか。本作に関して言えば「消えない絆」とはよく付けたものだなぁと感心してしまう。ポジティブにもネガティブにも「消えない」のだから。
1投稿日: 2012.06.26
powered by ブクログ大好きなビブリア3巻目は、昨日購入し、一気読みしました。期待にたかわず面白いです。 宮沢賢治の初版本の話が面白かったです。
0投稿日: 2012.06.26
powered by ブクログ越島はぐの表紙がいいです。リアル栞子さんの女優選びがいまいち決まらないのはきっとこの表紙のせいだと思います。 ★★★ ヒトリ書房の井上太一郎の態度にはちょっと違和感がありました。いくら、そっくりだとはいえ、あそこまで直接の加害者でない人を憎めるかなぁ? うーん。私にはできないな。 と、ストーリーについては1,2巻の方が好きですが、もちろんこの巻も面白いのでご安心ください。
0投稿日: 2012.06.26
powered by ブクログ1,2巻に続いて軽い感じで読めていい作品だと思います。 古書店を舞台とした世界観は好きですが、読み重ねる内に事件の展開が似たようになってきている点が気になります。 店主である栞子さんの母親篠川智恵子さんの存在が見え隠れし始めましたので、今後の展開に期待をします。 蛇足ですが、エピローグに登場する篠川智恵子さんのアドレス宛にメールを送信することができましたので、実在するアドレスの様です。メールという連絡手段が単に時代描写の一つなのか、それとも古書をテーマにしつつ対極的な電子的手段による読者とのコミュニケーションから更に発展させようとしているのか。出来れば実験的な後者であって欲しいと思いました。
0投稿日: 2012.06.26
powered by ブクログもう出たのかと本屋で購入。 古書をテーマにした本って難しいと思う。あまりにマニアックでも困るし、それなりに古書の価値がある本じゃなきゃ盛り上がらないし。 第2話は、へーという印象。巧い選択だね。第3話は宮沢賢治「春と修羅」。この詩を読むと、宮沢賢治は天才だと思う。面白かった。でも読んでいるときは、ミステリーの部分に気を取られちゃってね。あとでじっくり詩を読み返そうかな。 「春と修羅」は大好きな詩集だけど、そんなにすらすら口にできるかな。かなり長いよ。単に僕が頭悪いだけかもしれないけれどね。 第1話の「タンポポ娘」は説明が足りないが、ワザとだろうか。絶版の本なのに。自分で探せってこと? さて、いよいよ風雲急を告げて盛り上がるかと思ったら、そうでもなかった。思ったより落ち着いた感じ。古書店同士の繋がりなど、蘊蓄っぽいところもあり、なかなか楽しめた。家族の不仲と再会が全体を通じてのテーマになっているよう。 さて、この後はどうなるんでしょう。
0投稿日: 2012.06.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
待望のシリーズ第3作目。クオリティ的には相変わらずの連作短編。ただ、1・2作に比べるとインパクトが薄く、全体的に淡々と進行していく印象がありました。 しかし、ストーリーの芯となっている、主人公の母親・智恵子にまつわる謎めいたエピソードがとても気になって… 読み終わったばかりだというのに、今年の冬に出る(らしい)4作目を早く読みたい今現在。
0投稿日: 2012.06.25
powered by ブクログ古書店いい( ´∀`) 鎌倉いい( ´∀`) あいかわらず好きです。 雰囲気を楽しめるっていうか・・・ 3巻は次作への土台感が強かったかなあ。 4巻wktkしながら待ちます。 冬か・・・長いぜ・・・
0投稿日: 2012.06.25
powered by ブクログまたまた謎めいた人物が登場。栞子さんの周りには、優しいんだけど心に傷を持つ人たちがたくさん。ビブリア古書堂のしっとりしたお店の雰囲気にどっぷり浸りました。次回作が待ち遠しいです。
0投稿日: 2012.06.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
少しだけ栞子さんのお母さんの影が出てきた! おもしろくなってきたにおいがする! 大学のころ、心象スケッチで卒論を書いたから最後の章はやたら懐かしかった。春と修羅。永訣の朝。真空溶媒。 兜率の天の食も天上のアイスクリームも、両方とも馴染みがあって、逆にあれどっちが初版?なんて情けない始末。だって賢治の改稿多すぎるんだもん!! ああ懐かしい!賢治の独特な表現に悩まされて、何時間も図書館に詰めて、地獄の日々・・・いや、今思い返してみるととっても素敵な日々だったなぁ。 あれ?ビブリアのレビューじゃなくなっている!が、こういう風に昔の記憶が新鮮によみがえることも、本の醍醐味ね。
0投稿日: 2012.06.25
powered by ブクログ古書会館での『たんぽほぽ娘』盗難事件、坂口夫婦の実家との確執、遺産相続からみの『春と修羅』盗難事件の三つの短編。 毎度何となく凝りが残る。五浦と栞子の間の関係についても今回は大きな進展もみられない。
0投稿日: 2012.06.25
powered by ブクログ古書や古書の所有者、関係者にまつわる謎を解く短編ミステリ。 探偵役はビブリア古書堂の店長の栞子。美人だが極度の人見知り。 かなりの本好き&博識で、本の話の時だけは人見知りも影を潜める。 助手役がこの物語の語り手でもある五浦大輔。 レビューの書き出しは前2作をコピペ。 今作は古書関連の謎というよりは、家を出てしまったままの 栞子の母親の人柄や行方についてに重点が置かれている感じ。 だからかな、前2作よりもぱっとしない。 栞子と大輔の関係もほとんど進展がないしね。 この3作目が4作目以降の布石にちゃんとなるのならいいんだけど。
0投稿日: 2012.06.25
powered by ブクログ古本とそれに関わる人々の推理は相変わらずおしろい。 ちょっと節々に、1巻•2巻の広告のような文章が出てきた。 過去についてほとんど説明もないので、復習して最初から読まないといけないのかな。
0投稿日: 2012.06.25
powered by ブクログ栞子の母親はいったいどういう理由で居なくなったのか これからの話の進みが気になる 次の巻が待ち遠しいです
0投稿日: 2012.06.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ロバート・F・ヤング 『たんぽぽ娘』 『タヌキとワニと犬が出てくる、絵本みたなの』 宮澤賢治 『春と修羅』
0投稿日: 2012.06.25
powered by ブクログベストセラーの第3弾。 宮澤賢治の本は生前には2冊しか出版されておらず、しかも出版されてからも本人は推敲を続けていて、いろんな版が出回っている。あの有名な「永訣の朝」も初版本と異なる結びになっているものが多い・・・・・・。なんてことを、古書店の店主がいくつかの出来事の中で明かしていく。 本とそれを取り巻く人間の人生。古書店で感じる空気は、古書店の本には物語があることを感じさせてくれる。そしてこの本もまた、それを感じさせてくれる。
0投稿日: 2012.06.25
powered by ブクログ相変わらず面白かった 文字が大きくて内容が少ないのが残念なくらい もっとぎゅっとしてから出版してもらってもいいなー
0投稿日: 2012.06.24
powered by ブクログ面白かった! 4も出るみたいで楽しみ。 今回は主人公のプライベートな部分が少しずつわかってきた。 4ではどうなるのか?それが楽しみ。
0投稿日: 2012.06.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
本当に、本が特に古書が好きなんだなぁと思う小説 今回は、ビブリア古書堂に持ち込まれる謎に加えて 栞子さん自身の謎が少しずつ明らかになってきた感じ 相変わらず、面白くってするすると読んでしまった
0投稿日: 2012.06.24
powered by ブクログまたまた進展していく。本にまつわるミステリ。 続き、にするのが上手くて、新刊が待ち遠しくなってしまう。 私の思い出の一冊って何だろう。
0投稿日: 2012.06.24
powered by ブクログ前2作同様、さらっと読み終わった。 推理小説としては、軽い感じだけれども、それが持ち味だと思えば気にならない。 自分としては、個々の謎より、栞子さんの母親の謎の方が気になって仕方ないです。 それは兎も角、このシリーズの主題は、人間離れした栞子さんが、いろいろなエピソードを通して、だんだん人間らしくなっていくと言う成長談なのかなと思ったりもするのでした。
0投稿日: 2012.06.24
powered by ブクログまあいったい、篠川智恵子さんという人は何をしたんでしょうね。 ヒトリ書房の井上さんの態度は、かなりの因縁を感じさせる。 栞子さんの感情もねじれているし。 ありきたりな善人が登場してこないのはいいんだけど、そのわりには悪意のあり方がちょっと浅い気がしなくもない。そのほうが読んでいて不安にならなくていいのだが、なんとなく落ち着かない気持ちになる。 五浦くんが栞子さんのことを好きなのは、単なる「萌要素」なのか、いまひとつピンとこない。 古書や古書業界に関する知識は読んでいて楽しいのでよしとしよう。 いよいよ智恵子さんが登場してくるような気配で終わるので、次作が待ち遠しい。
0投稿日: 2012.06.24
powered by ブクログビブリア古書堂シリーズの3作目。 前作に続きミステリー小説としての厚みはないけれど、登場人物が魅力的なのでひきこまれるし、続きが早く読みたくなった。
0投稿日: 2012.06.24
powered by ブクログめちゃくちゃ面白かった。 最近全然本読んでなかったけど、読書欲を刺激されました。 それにしてもたんぽぽ娘が読みたくて読みたくてムズムズしているわけだけど、どこになら売ってるのか・・・ 取り敢えずネットには全然ないっぽい。多少高くてもいいから欲しくなってきてしまった・・・
1投稿日: 2012.06.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
先週、友達が書店に並んだよ!と教えてくれたので、週末のお休みにさっそく近くの本屋まで散歩しがてら買いに行きました。 このシリーズは私のお気に入りの1つで、たくさんのファンの方同様、私も続きが読みたくてわくわくしていました。 3巻もやっぱり楽しく読ませていただきました。 1巻や2巻よりは一話一話の物語としての感動や笑いは少ないものの、全体を通して描かれる鎌倉の古書堂の日常生活がしっかり描かれています(主人公と栞子さんの仲はあんまり進展しないけど、お互い思いやりを感じる描写がところどころあり、かえってリアルでいいと思う)。だからこそ、徐々に主人公と栞子さんの前に栞子さんのお母さんが近づいてくる感じも作者のご都合主義的に感じず、主人公やお客さんを含めた周囲の人たちとの交流模様をナチュラルに味わうことができました。ストーリー展開的には「承」なのかな。 この本の魅力はいくつもありますが、なんといってもこの本自体が素晴らしい書評になっていて、作中にでてきた本を読みたくなることですよね!第一話の『たんぽぽ娘』にはもちろん興味をひかれたし、第二話の『タヌキとワニと犬が出てくる、絵本みたいなの』は、今では有名なあのロシア産のキャラクターのことだったなんて!という驚きがありました。ちなみにあのキャラクター、巷ではかなり有名だけどひねくれ者の私はまだちゃんと読んだこと(観たこと)なかったので、今度要チェックだな~と思いました。 鎌倉の街並みがまた、素敵な古書堂のイメージとマッチしていて、まるで鎌倉を旅しているような気分にもなれるし、美人でほんわかミステリアスな栞子さんの鋭い洞察力は3巻でも健在です。 文句なく読んでよかった!と思える作品でした。まだ読んでない友達にもお勧めできます。 次の巻は冬頃、ということです。登場人物たちの描かれ方の厚みからして、著者が登場人物1人1人を大事にしているように感じられます。これだけ人気が出ると筆先が迷うこともあるのかもしれないけど、そういう著者の姿勢が保たれていれば次巻もきっと読んで楽しいだろうなと思います。 冬が楽しみですね!
0投稿日: 2012.06.24
powered by ブクログこのシリーズに出てくる本はかなり昔のものが多く、現代作家を中心に読んでいる私としては、一冊でも知ってる本があればそれでじゅうぶん嬉しい。 春と修羅は流し読みしかしていないので、きちんとお金を払って本を買って読んでみたい。 大輔の気持ちが周りにばればれなのがなんだか可笑しい。この相変わらずゆっくりめな二人のやり取りがなんとも微笑ましくて好きだなあと思う。あくまでエッセンスとして恋愛があるのがいいのだ。 ビブリア古書堂シリーズは表紙イラストも人気に貢献してると思うけれど、三割くらいの余白を残した描き方がとてもいいと思う。だからコミカライズにはあまり興味が湧かない。やはり本がいい。
0投稿日: 2012.06.24
powered by ブクログ先ほどもツイートしたけれど、結論はある程度見えていたが、読んでいて楽しめた。4巻につながる伏線の一冊、といった要素が濃い気がする。
0投稿日: 2012.06.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
巻が進むに連れ読みごたえも増している気がする。 世界観が確立されてきているというか。 丁寧な積み重ねが実を結びつつあるというか。 ちょっとビターなテイストもよし。 そのうち安直にテレビドラマ化とかされかねないのが不安w カネかけずに映像化できそうだからなあ。 どうせなら「氷菓」みたいに京アニでやってくんないかなあ。
2投稿日: 2012.06.24
powered by ブクログビブリア古書堂シリーズ第3巻。今回も前巻から引き続き、サブタイトルに匂わされていますが、栞子さんとそのお母さんの話。しばらくこのテーマが続くのかな。 収録「作品」は、『王様の耳はロバの耳』、『たんぽぽ娘(ロバート・F・ヤング)』、『タヌキとワニと犬が出てくる、絵本みたいなの』、『春と修羅(宮澤賢治)』の4つ。3作目の『タヌキと~』はタイトルそのままではありません。その本が出てくる話のテーマが本探しですので、ここでは省略します。 五浦さんがアルバイトを辞めてしまうんじゃないかと未だひやひやしているのですが、今回ではまだ辞めていません。一度前科があるから、というのも理由の一つですが、何より、栞子さんのその性格の特異性がいつ五浦さんに襲いかかるか、これが怖いです。今回もちらっとそういう疑いが出てきますが、上手く解消されています。お互いの関係性はますます親密になってきていますが(今回は二人で呑みに行っています)、古本+ラブコメのラノベなので、そういうものには別れ、つまりはすったもんだがつきもので、なんだかいやーなすったもんだがありそうで、それにはやっぱり栞子さんの残酷さが原因になっちゃうんじゃないか、と愚考する私。いやほんと、永遠に続いてほしい程好きなシリーズなので、そこはあれ、頼むよ、五浦さん、栞子さん。 漫画の『金魚屋古書店』もそうだけど、常連さんが頻繁に話に絡んでくるのは良いですね。古本を通して人と人との繋がりが深まり、拡がっていく。これは、ある意味読書という個人的な行為とは真逆の現象であり、それでいて読書と関連性が強い現象であり、読書人誰もの、願いなのではないでしょうか。そういうものを描写してくれる作品が一つでも顕れてくれることは、うれしい限りです。 栞子さんのお母さんの謎が少しずつ解き明かされていく今作ですが、相変わらず本探偵・栞子さんの頭のキレは抜群です。繋ぐ絆、再生した絆、切れない絆、大切な絆、いろいろな絆が出てきます。望むらくは、栞子さんとお母さんの絆の復活を祈るばかりです。 残念なことは、今回の3つの作品、どれも読んだことが無い…。いかんなあ、と思いつつ、いやだからこそか、この中で語られていることが有名な事実なのかどうかも分からない。無知な私にしてみれば、作者さん、勉強熱心だなあ、と頭が下がるばかりでございます。 次巻も期待。次は冬頃で、収録作品も決まっているそうですよ。楽しみですね。
0投稿日: 2012.06.24
powered by ブクログ出版されて早々に購入。 古本屋の話がこんなにベストセラーになるとは思っていなかったので不思議な感じ。 本書で取り上げられる古書は、ロバート・F・ヤング「たんぽぽ娘」、宮澤賢治「春と修羅」など。 絶版本と初版本という、若い読者には縁の遠い世界をライトノベル的に展開しているところが売りなのだろう。でも、小説としてはとても面白いと思う。
0投稿日: 2012.06.24
powered by ブクログ3巻は栞子の妹が面白い!!あと栞子が大輔に「たんぽぽ娘」の話をするけど、やっぱりこれは読むべきと言って渡すシーンがいい。本ってそういうモノだなって思った。
2投稿日: 2012.06.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ちょっと推理小説っぽい中で、紹介される書籍達が 自然に読みたくなる一作。 「花もて語れ」とともに、なんかいい感じ
0投稿日: 2012.06.24
powered by ブクログ初めと終りと中の繋がりが良かったです。 正直、読み終わった時に最後の印象が強すぎて「お前かー!」となりました(笑) 今回は前回よりも栞子さんたちのお母さんのことが出てきました。 栞子さんと大輔くんも少しずつですが距離が縮まっているように見えて良かったです。 相変わらず本のことになると饒舌になる栞子さんと、苦手な人だと大輔くんの後ろに隠れる栞子さんのギャップがw 作中に多く登場する古書類はあまり読まないのですが、今回はちょっと気になった作品が有ったので、今度探してみようと思います。 あと蔵書印が欲しくなりました。
1投稿日: 2012.06.24
powered by ブクログ相変わらず一巻完結の連作短編なので読みやすいし、古書の世界を深く描いてるけどその知識が無くてもすんなり読めるし、知識を得ることができるという筆力はさすがかと。 短編集ではあるが、古書店主栞子さんの失踪した母親問題が一本芯となって作品の骨格を支えてるので、次が気になりどんどん読めた。 次巻は冬ごろとのこと。楽しみ
0投稿日: 2012.06.24
powered by ブクログ母娘の確執は、だいたい娘が諦めて折れるもの。家族の再生は美しいけど、無理に繕わなくてもいいよな…と思いつつ。 でも誰かを恨みながら生きるのはしんどいので、次巻栞子さんが吹っ切れるといーなーと思ったり。次も 楽しみ
0投稿日: 2012.06.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
相変わらず栞子さんの推理はすごい! そして、前の2作と話が繋がったり、お母さんの事が見えてきたりで今回も読み応えがありました! 次回も早く読みたい!!
1投稿日: 2012.06.23
powered by ブクログ物語の核心をだんだんとついてきましたねー。 そんなにはまる!ってわけじゃないけど、今後も読み続けたいシリーズです♪
0投稿日: 2012.06.23
powered by ブクログ著者が影響を受けたという「古本屋探偵の事件簿」などを読んだが、ずっと違和感があった。今回で納得。 昔のビブリオ・ミステリは、入札や目録などの収集や金額に重点がおかれ、ライバルの収集家の邪魔をしたりするのだ。 登場冊数は少なくても、1冊の背景や雑学が掘り下げられているほうが私の好み。また、それを人にすすめたり、分かち合いたい。 萌え要素が増えてきて、ちょっとげんなりする時もあるが、すんなり入ってくる。 昔はどの趣味であっても、人より知識を持ちたいとか出し抜きたいという傾向があったように思う。 ネットで情報共有したり、みんなで趣味を楽しもうという流れは、意外にも最近なのではないだろうか。そんなことを考えている。
0投稿日: 2012.06.23
powered by ブクログ待ちに待った第三巻!! 今回は、「栞子さんと消えない絆」という副題なだけあって、“絆”を意識させるようなお話でした。 特に二話目がよかったですね。次巻は冬ごろに出るみたいなので、とても楽しみです。 いよいよ栞子さんのお母さんが出てくるのかな?
0投稿日: 2012.06.23
powered by ブクログビブリア古書堂の事件手帖シリーズの第三巻です。 今回も栞子さんによる本の蘊蓄は健在です。 それに合わせて、今回は大輔の頑張りが感じられましたね。 今回は物語は大きな進展を見せたように感じました。 今から次巻の発売が楽しみです(^O^)
0投稿日: 2012.06.23
powered by ブクログうーん、謎解きの比重が大きくなりすぎて、私が好きなビブリオ古書店の世界、バランスが崩れた気がした三巻でした。 栞子さんの家族の謎も徐々に明かされつつあり、栞子さんと大輔さんの関係も深いものになってきている。(恋愛関係は…w でも栞子さんの素直な魅力があまり出てこなかった。残念。 今回取り上げられた『たんぽぽ娘』は読みたくなりました。 『春と修羅』には私自身の中に強烈なイメージが残っている本です。 そんな本を題材とした謎解きは楽しさもありました。 これまでの1,2巻とは違う良さかな。 でもやっぱり栞子さんの謎解き力以外の魅力があふれる4巻を期待して冬を待ちます。
1投稿日: 2012.06.23
powered by ブクログ3作目もおもしろかった。栞子さんの母親については、まだまだ謎ばかり。栞子さんと五浦くんの関係も気になる。妹の立ち位置も驚き。次回作が早く読みたいな。
1投稿日: 2012.06.23
powered by ブクログお母さんが何者なのか気になって五浦と栞子さんのラブの行方についての影が薄かった。 でも相変わらず読み易くなおかつ引き込まれる魅力があって、結局一気読みだった。気づいたらもう夜だった。
0投稿日: 2012.06.23
powered by ブクログ童話の話を読んでて、子供の頃大好きだった絵本を思い出してつい探してしまう。一冊ぐらいそんな本があってもいいじゃないかという思いを肯定してくれる。 本が好きな人にお勧めしたい。そんな一作。
0投稿日: 2012.06.23
powered by ブクログベストセラー本ビブリア古書堂の事件手帖の第3巻である。 発売を楽しみにして、発売日に書店に買いに行った本は久しぶりだった。 本巻では1,2巻と続いた謎が大きく進展を見せることになる。 その点でも納得の面白さだったが、本書の魅力の一つでもある 「古書をめぐるミステリ」の部分も変わらず冴えており、本の世界に引き込んでくれた。 次巻もぜひ購入したい
0投稿日: 2012.06.23
powered by ブクログ第二話のラストにグッときかかった。多分うちの母としのぶ母が似てるから。相手を不快にさせる話し方と…深い○○
0投稿日: 2012.06.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
今回のお話は三話ともうまくいってない親子関係のお話でした。そして各話に栞子さんのお母さんの謎が織り込まれており、そしてそれはこのシリーズ共通の「謎」となっています。 プロローグはてっきり妹の日記だと思っていたら…まさか母に当ててたメールだったとは…。第一話のヒトリ書房へのクリスマスカードは、私もすっかりミスリードされて、栞子さんが書いていると思い込んでしまいました。プロローグでも第二話では妹が口が軽いという描写があるし。 そして、エピローグ。そう、妹が母に近況を報告していれば、たしかに辻褄はあう。母から返事がまったくなければ、妹からすれば宛のない手紙と同じで、姉へ伝えていなくても不思議はない。でもまさかまさかクラクラ日記は妹が持っていたとは…。そしてクラクラ日記の秘密まで明かされる怒濤(?)の展開となりました。この第3巻最大の謎解きはこれでしょうね。
0投稿日: 2012.06.23
powered by ブクログ古書で出てくる知識が本を読むためのいい刺激になります。累計300万部出そうだが、この本を読む層があまりイメージできない。 メディアワークス?
0投稿日: 2012.06.23
powered by ブクログ1巻目の「ベッドの上のロッキングチェアーディテクティブ」から2巻目でコンセプト変更になったのは残念だったけれど、それを考慮しないことにすれば面白い。 3巻目の謎解きは一層栞子さん本人の謎へと向かう。 軽い文体でサラーっと読めるだけに前巻で登場した人物が出てきても誰のことか判らないのが難点かなぁ。
0投稿日: 2012.06.22
powered by ブクログ今回もさらっと読みました。サブタイ通り、本によって結ばれているさまざまな絆にまつわる謎とき物語。「親子」の、血の絆を象徴する様々な古書の物語が展開されるその一方で、「本だけで繋がっている関係というのは、どこかおかしな気がする。ずっと今のままでいいとは思えない」という大輔くんの恋心モノローグが秀逸。智恵子さんの本来の人物像はいったい?という謎は続編へ持ち越しのようです。
1投稿日: 2012.06.22
powered by ブクログほんの数ページのプロローグとエピローグが今後への重要な伏線へなっていると思う。 『たんぽぽ娘』は実際読んでみたい!すごく気になった。 次回作には栞子さんの母親登場かな? 期待してます!!
0投稿日: 2012.06.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ビブリア書店シリーズの三作目。古書を手掛かりに様々な舞い込んでくる事件を解決していく作品。また、今回は過去に登場した人物である坂口夫妻だったり奈緒だったりが登場してきてますます面白くなっていた。 ただ、井上書店の店長がいった栞子さんの母親と連絡をとっているのが、栞子さんの妹であるというオチはなんとなくわかってしまい、ちょっと残念だった。 本編の伏線がわかりやすく読みやすいのがこの本の特徴だろう。そして、その分1章・1章のミステリーが難しい。そこが『ビブリア』の面白さかな。
0投稿日: 2012.06.22
powered by ブクログ探偵役の女店主とのコントラスト、もしくは語り部としての役割のためか相棒役の青年がやけに鈍い。それでいて今巻の最終エピソードでは察しの良さを見せたりよく分からん奴だ。 ところでこのシリーズを読むと所謂「本好きの人」を嫌いになってしまいそうな気さえするのは自分が本好きでは無いってことなのか。それくらい本に深く関わる登場人物(まあ犯人役の場合は仕方が無いが)にろくな人間が出てこない。困ったもんだ。
0投稿日: 2012.06.22
powered by ブクログ栞子さんと大輔の距離も、お母さんの謎にも少しずつ着実に近づいていってる感じが良かったです。 読んだ後に古本のあったかい感じを思い出します。
1投稿日: 2012.06.22
powered by ブクログちょっと強引な展開に感じるところもあったけれど、概ね今回も楽しめました。 いよいよラスボス(栞子母)登場!?的な引きで終わって次回が楽しみです。
1投稿日: 2012.06.22
powered by ブクログラノベは不得意なんだけどつい読んでしまうビブリア… 相変わらず過去話の引用(詳しくは読め的な)が多いせいか、はたまた五浦くんが栞子さんのことを好きすぎるあまり?栞子さんの描写が多いせいか、最初の方はいまいちテンポが悪いところはありつつ、でもやっぱり面白かった。謎解きに入れば基本さくさく進むし。 これ回が進むと昔の回想も増えるのかなー。そこは避けていただけるとありがたいなあ…。わざわざリンクさせる必要はないのにと思うのは私だけ…? 金魚屋古書店とおんなじ感じもするけど、まあ、どっちも好きだからよしです!
0投稿日: 2012.06.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
今回はサブタイトルの~栞子さんと消えない絆~の通り、各話の謎も古書にまつわる絆についてだったり、栞子さんを取り巻く絆がいろいろと明らかになったりと盛りだくさんな内容でした。 こういう博識系の探偵ものは万能鑑定士Qシリーズ含めものすごく好きです。 トラックが発明されたのがいつかなんて何で知ってるんだ… 古書に関してのみ抜群の記憶力を発揮する栞子さんなので、たぶん昔読んだ本にでも書いてあったのでしょうか。 第4巻が今から楽しみです。
0投稿日: 2012.06.22
powered by ブクログ2012/6/22読了。面白い。少しずつシリーズのストーリィも進展していく。そして栞子さんの可愛さも増してく。
0投稿日: 2012.06.22
powered by ブクログ物語は少しずつ真相へ向かう 古書を取り巻くミステリーを解決しつつも、 栞子の母の影はふたりの周りに常に介在している
0投稿日: 2012.06.22
powered by ブクログビブリアシリーズ第3段。相変わらず面白かった。今作のテーマは「家族・家庭」かな? 作中に出てくる古書が魅力的。特に、「たんぽぽ娘」は読みたくなった。ネット検索してみたら、なかなかのお値段…今後、更に値が張るようになるんだろうな。4巻が今年の冬くらいに、ということなので、続編を楽しみに待ちたいと思います。
0投稿日: 2012.06.21
powered by ブクログますます続きが気になる展開でした・・・。 ラノベによくあるダラダラと冊数がのびて行くパターンかな・・・。 お母さんと姉妹の関係がますます気になる・・・。
0投稿日: 2012.06.21
powered by ブクログ今日発刊の第3段 起承転結のやはり転に当たるのかな なんか悲しい寂しい話が多かった気がするね [結]に期待です
1投稿日: 2012.06.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
待望の第3作。 栞子さんとその母の過去に関わる人物が多数出てきて謎はますます深まるばかり。 冬ぐらいにはでるという第4作にも期待です。
0投稿日: 2012.06.21
powered by ブクログもう読んだ!と言うべきか(笑)軽く読めるライトノベル。でも装丁で損してる本〜。宮沢賢治が超好きで!春と修羅なんて泣きながら読んだよ!って方にはオススメです(笑)
0投稿日: 2012.06.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
一気読みしてしまった。 栞子さんの母親が今後どんな風に物語に関わってくるのか。今はまだ話の横でチョコチョコ進むだけだが、物語のメインにどういう形で登場するのか、そのときはどんな本が関わってくるのか、楽しみ。
0投稿日: 2012.06.21
powered by ブクログいろんな人間模様が描かれて、今回はほろっとくる場面があり 面白かったです。 栞子さんの家庭内のことが少しずつ分かってきましたね 五浦君との関係は進展せず・・・
1投稿日: 2012.06.21
powered by ブクログ読み始めたら止まらなかった! いやーそろそろぐだってくるかなーと思ったけど全然そんなことなかった! 妹がどう絡んでくるか続きが楽しみだな! 栞子さんと大輔の関係も気になるし、早く続き読みたい…!
0投稿日: 2012.06.21
powered by ブクログ2012/6/21 Amazonより届く。 2013/12/26〜12/30 ようやく読む順番が回って来た第三弾。読み始めた時期が作品とピッタリあっていたのでちょっと嬉しかった。短編三作品どれも素晴らしい。これまでの登場人物達の色々な過去が見事に回収されてい、またそれが新たな謎を産んでいく。上手い、と唸るしかない。五浦と栞子の関係も少しではあるが、進んでいる。既に四巻が手元にあり、来年一月には五巻も出る。非常に楽しみではあるが、いつ読めることやら。 この本でまとまった作品としては2013年読み納め。来年も素晴らしい作品と出会えますように。
0投稿日: 2012.06.20
powered by ブクログ待ちに待った3冊目! 今回も期待を裏切らない内容に安堵しました。 じっくりと練ったストーリーでこの後も連作を期待しています。
0投稿日: 2012.06.17
