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ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~
ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~
三上延/KADOKAWA
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総合評価

971件)
3.9
192
437
238
9
2
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    シリーズ3作目。 近づきそうで近づかない大輔と栞子との距離。 一方、徐々に明らかになる栞子の母の秘密。 これまでの登場人物達を上手に使いながら、物語は厚みを増していく。 1作目・2作目未読の読者にも優しい気遣いが随所にあり、 本作からの読者も安心です。4作目も楽しみの1冊。

    1
    投稿日: 2012.12.14
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    ドラマ化の為、予習のつもりで読んでます。 ※追記 うーん…栞子さんのお母さんの謎が、さらに深まった感じです。 後、はたして、栞子さんと大輔の恋の行方はいかに?!といった感じですね。

    1
    投稿日: 2012.12.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    シリーズ3作目。光圀伝の次でもありサクサク読めた。内容はまあまあ。さすがに一作目とかのインパクトはなかったかな。たんぽぽ娘の最後が気になる。

    0
    投稿日: 2012.12.12
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    うーん、息切れ・・・? そんな気がしてしまいました。 母親の謎を主軸にしたい、する、のはわかるけれど、本の掘り下げがちょっと・・・と思いました。 妹にしても、やっぱり!と予測できたのが残念。

    0
    投稿日: 2012.12.12
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    これもおもしろかった! ミーハー心がうずくね。 続編も読むと思う。 次、急にめっちゃエロかったらどうしよ。

    0
    投稿日: 2012.12.10
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    前作に引き続き、さくさくと読めました。古書にまつわる知識など、普段知る事の出来ない世界を垣間見れた感じです。 ある本一冊をめぐる謎と、この物語全体を通して深まる栞子さんご家族の謎。 紹介されている本の薀蓄を含め、非常によくできていると思います。 四十路のおっさんがレジに持って行くには、ちと照れる装丁ですが(苦笑)

    1
    投稿日: 2012.12.08
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    3編収録 取り上げた本は たんぽぽ娘 ばったり倒れる 宮沢賢治 ミステリーとしてみると短い中で意外な犯人、 というとどうしても限られてきちゃうなぁ 本をめぐる薀蓄は楽しい たんぽぽ娘は読んだことがあるのか? 地元の図書館にあるみたいだから、そのうち読もう。 古書店組合の入札の話が出てくる 10円単位の差、髭の差という

    0
    投稿日: 2012.12.08
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    「海外ロマンチックSF傑作選2たんぽぽ娘」(集英社文庫)/ウスペンスキー「チェブラーシュカとなかまたち」(新読書社)/宮澤賢治「春と修羅」/「世界名作ファンタジー55王さまのみみはロバのみみ」(ポプラ社)

    0
    投稿日: 2012.12.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    人気シリーズ3巻。 ロバート・F・ヤング「たんぽぽ娘」  別れた夫婦の物語。栞子さんのお母さんとのエピソードも。古本屋さんたちの本の組合もでてきて興味深い。 チェブラーシカ  おなじみさんの坂口しのぶさんの話。おかたい両親で、親子ともにぶきっちょだけど、愛はある。時をこえて、わかりあえる。 宮沢賢治「春と修羅」おじいさんの遺品の、本当の行き先は・・・本好きの繋がりがいい。 王様の耳はロバの耳・・・妹の文香ちゃんは、やっぱり語らずにはいられません(笑) 大きな事件はないけれど、少しずつ栞子さんの家族(お母さん)のことがわかってきたり、五浦さんとも進展してるようなしてないような。

    0
    投稿日: 2012.12.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「家族」の話が多かった。 この本をラノベとして読む人もいると思うけれど、読みやすいけれどラノベじゃないと思う。 続きが楽しみ。

    0
    投稿日: 2012.12.05
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    興味深い話ばかりで飽きることなく楽しめた。子供の頃からお世話になってる宮沢賢治ですが、このようなエピソードまでは教えて頂けません。私的にはこういうところが面白いのですが。予告されてる続編楽しみ! 読みは第一巻目の方の声が好みでした。

    0
    投稿日: 2012.12.05
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    2まで読んで「もういいかなぁ~」なんて思ったのですが、娘(中1)に薦められて読みました。母親との秘密が少し見えてきて、これまでの1・2ではなかった「続きが気になる展開」に。また、前2作よりもネタとなっている古書を読んでみたいと思わされた。

    0
    投稿日: 2012.12.04
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    私も子どものころ気に入ってた絵本で今は見つけられないのがあります。栞子さんにみつけてもらいたいなぁ。

    0
    投稿日: 2012.12.03
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    一気に読了。3巻は栞子さん、相談者それぞれの家族の話。本の事に関すると容赦無い栞子さん、きっついなぁ。そろそろ4巻が出るかな。お母さんの謎が早く知りたい。

    0
    投稿日: 2012.12.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    謎と解決のテンポも良くて楽しめます。母親についてなど、解決しないしない謎についても最後に少し情報が出てきて次の卷への期待です。二人のもどかしい様な関係も楽しめます。出てくる本にも、興味をそそられます。

    0
    投稿日: 2012.12.01
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    今回もおもしろかった わたしのだいすきな キャラクターが出てきて うれしかったです タヌキ呼ばわり(笑)

    0
    投稿日: 2012.11.25
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    チェブラーシカ好きには、たまらない1冊です( ^ω^ ) お‼ と、嬉しい発見がありますよ(o^^o)

    0
    投稿日: 2012.11.24
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    シリーズ3作目で少し栞子さん達のお母さんのことが見え出して来ました 今回は下記の3冊のお話がメイン ロバート・F・ヤング『タンポポ娘』(集英社文庫) 『タヌキとワニと犬が出てくる、絵本みたいなの』 宮澤賢治『春と修羅』(關根書店) 2番目の話、いいなあ~ さて、年明けの月9で剛力彩芽がショートヘアー茶髪のままで栞子さんを演じるとのこと うそ~ それだけで、原作ファンを敵に回したねえ・・・

    0
    投稿日: 2012.11.23
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    ビブリア古書堂シリーズの第3弾。 シリーズを重ねることで、脇役たちの役割も明確になり、ますます物語に深みが出てきた。特に栞子の妹である文香の存在が重要度を増したと感じる。 そして、月9でドラマ化決定!栞子役は剛力彩芽とか。イメージは合わない気がするが、本好きを哀しまさせない内容には最低限してほしい。

    3
    投稿日: 2012.11.21
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    文庫のように注釈がないのでやっぱり初版本とかはちょっと…、きっと読まない、読めない?のだけれど、このシリーズ最新刊まで読んでしまいました。次巻では、お母さんの登場を期待します。

    1
    投稿日: 2012.11.19
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     前作に続き軽くて読みやすいです。  今作は三種類のエピソードが納められており、中でも私が一番気に入ったのはウスペンスキー著「チェブラーシカとなかまたち」という作品を題材とした第二話の「タヌキとワニと犬が出てくる、絵本みたいなの」です。  一巻目に登場したに坂口しのぶが再び登場、彼女とその母親との確執を中心に描かれていますが、「チェブラーシカとなかまたち」をキーとして栞子が親子の本来の心を解いていくようなお話しです。 最後がかなり感動的でけっこう泣ける話でしたよ。  それから、今作は前作以上に栞子の母、篠川智恵子の影が濃く見え隠れするようになってきており、この関係は次回作で一定の決着をみられるのかなと言う雰囲気になってきています。 今作のプロローグとエピローグの篠川文香の書いている日記が、次回作でのこの親子の関係の展開を何となく暗示している感じがしています。  今作もまた前作同様、次回作の早期発刊が待ち遠しく感じられる一冊でした。作者の後書きで冬頃と書かれているので、もうそろそろかなと思いワクワクしています。

    3
    投稿日: 2012.11.18
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    相変わらずの栞子さんと五浦くんの事件。 三巻では、お母さんの件についてかなり近づいてきたかんじ。 てか、妹ちゃんは栞子さんのこと裏切ってるような気がしてならない。たぶん、栞子さんが知ったらすごくショックを受ける気するわ。 しかし、前よりも栞子さんと五浦くんの距離が近付いている気がする! もうくっついちゃえよ!と言いたくなる。 だんだん栞子母に近づいてるので、次が気になって仕方ない。 2012.11.17 読了

    0
    投稿日: 2012.11.17
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    本が好きな人はエキサイトすると思う。 出てくる古書からヒントを得てミステリーを解決!!! ってストーリー。 古書には古書が辿ってきた物語があるって言うのはちょっと感慨深い。 基本はミステリー仕立てだけど、 主人公2人が歯がゆくていい!

    3
    投稿日: 2012.11.12
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    1,2巻よりも、だんだん「事件手帖」らしい事件が起こってきた。 栞子さんの、両親の謎もからんできてなかなか引っ張ります。 ヤングの「たんぽぽ娘」がネタになるとは思わなかった。読みたくなります。

    0
    投稿日: 2012.11.11
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    登場人物たちに深みが増す第三弾 ますます栞子さんと大輔くんの関係にドキドキします。 うーん、次回作も楽しみ! 古書に興味なくても楽しめるし、ちょっと古書が気になり出しますね。手は出さないですけど

    0
    投稿日: 2012.11.10
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    ビブリア古書堂の第3弾です。 毎回、古書のウンチクに興味をそそられます。 加えて、女店主・栞子さんの失踪したお母さんの謎が深まってきました。 次作も見逃せませんね~。 北鎌倉、大船、本郷台と、身近な地域が舞台なのでそこも楽しみになっています。

    0
    投稿日: 2012.11.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    たんぽぽ娘。もう20年くらい探しているけど見かけたことない。昔はネットもなくお金もない学生だったし。ジョナサンと宇宙クジラは簡単に手に入るのだけど。再出版予定も予定だけでなかなか出版されないし… ここで取り上げられて話題になった期に再販されることを望みます。 ちっともレビューではないですね。

    0
    投稿日: 2012.11.10
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    ついに栞子さんとふたりっきりでお酒を飲むまでになり、 酔っぱらった姿まで目の当たりにし、 ふたりだけのお出かけ率も大幅にアップした五浦くん、おめでとう♪ せっかくキミの前ではすねたりふくれたりしてくれてるんだから、 もうちょっと積極的にがんばりましょう! 妻にさばさばと出ていかれた夫が、失くした愛の記憶を重ねて執着するのが 変わらぬ愛を描いた、ロバート・F・ヤングの名作『たんぽぽ娘』だったり、 第二話の『タヌキとワニと犬が出てくる、絵本みたいなの』では 初期の挿絵と、本がポピュラーになってからの挿絵のギャップがカギになったり、 第三話『春と修羅』では、金銭的な価値云々ではなく、 本当にその本を愛する人にこそ大切にしてきた本を遺したいと願った 故人の遺志が事件を引き起こしてしまったり 相変わらず、本を愛してやまない読者の琴線に触れるエピソードが心憎い♪ 前巻からあれだけひっぱってきた『クラクラ日記』の秘密が 勝手に思い込んでいたような風情のあるものではなく あまりにイマドキというか、味も素っ気もない仕掛けだったのには拍子抜けだったけど 結婚するとき『たんぽぽ娘』を夫にプレゼントし、 婚約者に贈る本を探しているお客にも、迷わず同じ本を薦めたという 栞子さんのお母さんが、家族を捨てても平気な、情のない人だとは どうしても思えなくなってくる、ビブリア古書堂シリーズ第3巻。

    14
    投稿日: 2012.11.10
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    面白くなって来ました。相変わらず「そうくるかあ」という題材選びが絶妙。いつか読んでみたいけど未だに読んだことのない、でも内容だけは知っている「たんぽぽ娘」が登場です。『おとといは兎を見たわ。きのうは鹿、今日はあなた』

    0
    投稿日: 2012.11.07
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    古書にまつわる謎を解いていく、という物語の3作目。最終話の宮沢賢治の初版本についての物語は少し無理があるかな~という感じもしますが楽しく読めました。五浦さんの栞子さんに対する心情の表現にそろそろ工夫が欲しいところ、と思いました。

    0
    投稿日: 2012.11.07
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    前巻からあいてしまったので、思い出すのに少し苦労した。でも期待通りの面白さ。「タヌキとワニと犬が出てくる絵本みたいなの」が、意外性があって気に入った。このシリーズといい、古典部シリーズといい、死体の出てこない、「何気ない日常」ミステリーは却っていい。

    0
    投稿日: 2012.11.06
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    三時間くらいで読み終わった\(^o^)/まさかの文香がお母さんとのやり取りに関わっていたなんて!!早く次巻読みたいなぁ!!ってかお母さんの手紙がヒトリさんに届くのも驚き!

    0
    投稿日: 2012.11.06
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    家族にまつわるエピソードが多いから、興味をそがれることなく読み進められるのかもしれない。 この巻は特に・・・ 古書のエピソードだけでなく、古本屋の仕組み(商売の流れ)についても説明される部分があり、そこも興味深く読んだ。 栞子さんがだんだん素直な感情を出し始めた。 五浦くんとの距離が縮まっているのを感じられて頬が緩む(*^^*)

    0
    投稿日: 2012.11.04
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    表紙みるとラノベっぽいけど、話の展開は硬派ですね。 「たんぽぽ娘」原作も読みたくなった。 これからの展開も非常に気になります!

    1
    投稿日: 2012.11.03
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    シリーズ物は第1巻が一番面白い! というのが私の定説ですが・・・ このビブリア古書堂シリーズはまったく逆で、1巻より2巻、2巻より3巻と面白さが増してきます。 (あくまで私個人としてはですが) 3巻では栞子さんの母の謎が解けるのか?と期待していたのですが ちょっとだけわかったところで… なんとこのシリーズ、まだ続くそうです。 ここまで来てやめるわけにはいきません! 4巻が楽しみです!

    3
    投稿日: 2012.11.02
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    あいかわらず面白いけど、ちょっとマンネリ化してきたような感じが。 モチーフになる本はどれも読みたくなります。 知らなかった名作と出会わせてくれるのがこのシリーズのすてきなところ。

    0
    投稿日: 2012.10.30
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     最初から、前作の結末を覆すはじまりかた、これまでに登場した人物の新たな「事件」など、続編として大変面白かった。  回が進むごとに、それぞれのキャラクターの新たな一面が見え、キャラクターの深みも増し、より惹きこまれていった。  今年の冬に新刊が出る予定らしく、楽しみである。

    0
    投稿日: 2012.10.30
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    図書館にて。 少しずつ謎が明かされたと思ったら、また新たな謎が出てくる・・・。 こうしてみると、栞子さんの周囲には本当の味方はいないように思えてくる。 五浦くんは彼女にとって、秘密も駆け引きもなしでそばにいて理解しようとしてくれる貴重な存在なのだろう。 古書の知識がわかり興味がわくとともに、人間関係の意外や厳しさにさらに今後がきになる。

    0
    投稿日: 2012.10.30
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    今回も膨大な古書の知識に圧倒されました。栞子さんの知識に比べて自分の知識の薄さに呆れるばかりです。今回紹介された本で一番読みたいのは、たんぽぽ娘ですね。重大な秘密…。気になります! 話は変わって、着々と確実に縮まっていくふたりの距離に顔がにやけて仕方ないです。がんばれ、大輔くん!次巻あたり智恵子さんが行動を起こしたりするのかな、と予想してみたり。

    1
    投稿日: 2012.10.30
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    今回も面白かった。栞子さんの秘密が少しずつ解き明かされていくのは楽しい。それにしても、五浦くんが羨ましい。

    0
    投稿日: 2012.10.29
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    今回もとても勉強になりました。宮澤賢治の「春と修羅」の章が特に印象に残りました。 シリーズ物はあまり手を出しませんでしたが、次も楽しみです。

    0
    投稿日: 2012.10.26
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    浅くないけど重苦しくもない。人物や話が細やかで良い。 全体を通して大きいストーリーがあるのが、まとまりとなって良い。

    0
    投稿日: 2012.10.25
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    今まではわりとほっと和むような話が多かったけれど、今回は各々の登場人物が抱えている傷に触れる話で、彼らの不器用さがとても人間らしくて愛しく感じた。 ビブリアのお馴染みさんになっている坂口夫妻、とても好きです。今回の話でますます好きになりました。 新たな常連さんが増えるのも嬉しいですが、坂口夫妻やぶっきらぼうな女子高生小菅奈緒の再登場もまた嬉しいです。 以前から興味を持っていた「たんぽぽ娘」がこの本で紹介されていて、是非読みたいと思ったら絶版になっているんですね。 藤子不二雄の「UTOPIA」は復刻版が出たようなので、「たんぽぽ娘」もいつか読めるようになるといいなぁ。 次回も素敵な本を紹介してくれることを期待しています。

    3
    投稿日: 2012.10.25
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    2より先に3を読んでしまったのは不覚。ただ本作を読むのにも支障なく 大筋は理解できた。良かった。 早速2の購読意欲がかきたてられた。 3話中2話が「本探し」だったけれど 自分には本自体への執着心はわからない。中身の情報に興味はあれど・・・。 そう考えると言葉と活字にした本って同じようで別物なんだな、と再認識。     それにしても前作から感じていたけれど 男性の憧れる女性像っていうのを見た気がした ´ー`;)

    0
    投稿日: 2012.10.23
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    鎌倉の片隅にあるビブリア古書堂は、その佇まいに似合わず様々な客が訪れる。すっかり常連の賑やかなあの人や、困惑するような珍客も。人々は懐かしい本に想いを込める。それらは予期せぬ人と人の絆を表出させることも。美しき女店主は頁をめくるように、古書に秘められたその「言葉」を読み取っていく。彼女と無骨な青年店員が、その妙なる絆を目の当たりしたとき思うのは?絆はとても近いところにあるのかもしれないー。 第一話 ロバート・F・ヤング 「たんぽぽ娘」集英社文庫 第二話 「タヌキとワニと犬が出てくる、絵本みたいなの」 第三話 宮沢賢治 「春と修羅」関根書店

    0
    投稿日: 2012.10.22
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    三上延さん「ビブリア古書堂の事件手帖3」を読んだ。副題の「栞子さんと消えない絆」と「一枚の写真」に意味深な雰囲気を感じテンション高く読み始めた。栞子の妹「文香」の日記を微笑ましく読みながら本編がスタート。今回、題材になる本は「たんぽぽ娘」「タヌキとワニと犬が出てくる、絵本みたいなの」「春と修羅」「王さまのみみはロバのみみ」です。いつものようにそれぞれの本にまつわる話が楽しめます。あと古書市場についての説明もあり、どんな風に古本が売買されるのかの仕組みもわかりタメになった。全体的にハラハラするような要素は無く、謎解きが多いです。ただ、最後の展開はニヤリとしながら読んだ。今後も栞さんの幼なじみや母親の友人など、新たに登場したメンバにも目が離せない。

    1
    投稿日: 2012.10.22
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    3弾も変わらずの流れで。 古本屋さんの運営が少し書かれていて、そんなところがよかった。 本の紹介をしつつ、ライトな展開なので、読みやすい。歳を気にしつつ、4弾を楽しみにしてます。

    0
    投稿日: 2012.10.21
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    相変わらず古書の知識がいっぱい盛り込まれていて すごいなぁと思いながら読んでます。 今回は、栞子さんの母親が何かとからんできますね。 でも、まだ謎すぎます。 例のあの本も所有者が分かります☆

    0
    投稿日: 2012.10.21
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    1,2,3と続けて読んだ。ペダンティックなミステリっていうのは読んでいて賢くなったような気がするから、得した気分。1話完結の謎はともかく、ヒロインと母親の謎はいつ明かされるのか、次作に期待したい。

    0
    投稿日: 2012.10.18
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    3巻読み終わりました。 今迄の作品の雰囲気とはかわって、 作品全体に栞子さんのお母様が 関わってきて、作品全体がピリピリと緊張感のあるものになっていました。 今迄にないドキドキ感が、 読んでいて楽しかったです。 けれど、私としてはいつもの大輔さんと栞子さんほんわかした恋愛のお話ももう少し読んで見たかったですね。 あと、チェブラーシカは 昔は、たぬきみたいだったんですね! 絵本が欲しくなりました!

    3
    投稿日: 2012.10.18
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    古書に纏わる謎を解く栞子の推理は鋭い。それとこれ程にも読んだ本の語句を正確に覚えてられるのは真の読書家なんでしょう。 栞子の母、智恵子の存在がチラホラ見え隠れしていたが妹の文香が鍵を握っていたとは。第4巻が冬に出るとか。楽しみです。

    0
    投稿日: 2012.10.17
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    栞子さんのお母さんの人となりが段々見えてきた。 副題の「消えない絆」の指すところも。 大輔くんは気づいたかな、気づいたんだろうな。 あとがきで4巻は冬頃とあるんだが……期待して待っちゃうよ!?

    1
    投稿日: 2012.10.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    栞子さんのお母さんの存在感が際立ってきましたね。 今後の展開も気になる。 篠川家の問題も気になるけど、どっちかというと栞子母があまりかかわってこない穏やかな『本』の秘密の話の方が好きです。

    1
    投稿日: 2012.10.15
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    このシリーズは、一通り読んでいますが、いつも飽きずに楽しく読んでいます。 凄いどんでん返し的なインパクトはありませんが、この本のような、ほのぼのした楽しさを、のんびり味わうのも割と好きです。

    0
    投稿日: 2012.10.14
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    ビブリア三作目。ところどころと栞子さんの人間的な一面が出ていて、ストーリー的にすごく面白い作品だったんではないか?と思います チェブラーシカがロシアのアニメだったというのはすごくびっくりしました。

    0
    投稿日: 2012.10.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    物語が動いていく気配に一気に読んでしまった。ミステリといっても、行間に残された手がかりから謎を推測するのは比較的かんたんな気がする。そのテンポがよいのでぐいぐい読んでしまうのだけれど。少しいびつな親子関係が各所でクローズアップされていた今作、坂口さんのくだりで不覚にも涙ぐんでしまった。登場人物全体にいえることだけど、真っ直ぐでない人たちの心を覗いている気分が不思議と心地よい感じ。個人的に栞子さんが八海山を頼んだのにニヤリとしてしまった。

    1
    投稿日: 2012.10.14
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    この1冊でだいぶ展開が進みました。 え、オマエさんが裏にいたのかい。 てっきりチョイ役かと思っていたよ。 という人物が秘密を握っていました。 次回に期待。 もっと動くと期待。 内容も面白かったです。 3冊ある中で、1番読み応えがあったと思いました。 母と娘というのは、 親子とはいえ、なかなか難しいのです。 これは女性にしかちょっと分からない感覚だろうな。

    1
    投稿日: 2012.10.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    毎度のことながら、読み進めていくうちに、すっかり古書にまつわるミステリーにのめり込んでしまいました。 古書堂の店主である栞子、その妹の文香の元から、消えた母親に関する秘密も少しずつ明らかになっていき、ますますその続きが読みたくなったところで、エンディングになってしまいました。 作者もあとがきで書いているように、この続きは、4巻に託されるようです。 ひとつ注文をつけるなら、1巻、2巻を踏まえた話の展開がかなり頻繁に出てきて、1、2巻をだいぶん前に読んで、面白かったこと以外、ほとんど忘れてしまっている私にとっては、前の話が気になって気になって、最初はなかなか今回の話に集中できませんでした。(そんなに気になるのなら、1、2巻をもう一度読めばいいのですが…。そのうち開き直って、過去の話を気にせず、今の話に集中することにしました。) 私の記憶が確かなうちに、4巻が発刊されるのを願わずにはいられません。

    1
    投稿日: 2012.10.13
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    シリーズを重ねるごとにだんだんパワーアップしているかも? 読みやすさの所以は、平易な文章もそうなのだけど、過去の巻に出てきた人や事件を、うるさくない程度に手際よく紹介しながら話を進めてくれるサービス精神にもよるのかも。ありがたいです。 栞子さんのせりふまわしが、自然ですてき。作られたキャラっぽいのに、平板にならず、自然な知性やかわいらしさがにじみ出ているところがうまいなあと思う。 というわけで、各回の謎解きだけでなく、大きな謎もクリアに浮かびあがりつつあって、盛りあがってまいりました。次巻にも期待しちゃいます。

    0
    投稿日: 2012.10.13
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    ビブリアシリーズ第3巻 栞子さんと大輔との距離がだんだん縮まっていったかな(笑) 母親の謎は、まだ謎のままだけど それでも少しずつ先が見えてくる感じがもどかしい シリーズの先が楽しみになってきました

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    投稿日: 2012.10.12
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    読み終わってしまった… 2巻あとがきで「ようやく本編に」とあっただけあって、 栞子さんの両親について核心に触れるシーンがたくさん。 読み始めた頃の日常ミステリーとは違う雰囲気に。 どきどきが止まらない。 次巻は冬とのこと。それまでどうしよう。 万能鑑定士Qの事件簿がおすすめと教えてもらったので、 そっちを読もうかな!

    0
    投稿日: 2012.10.12
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    帯の「古い本には人の想いが刻まれています」、まさにその通りだと思いました。 古い本に限らず、人の手が入ったものは、どんなものでも、その背景にその人の「時間」というものが潜んでいて、それがそのものの良さにもなり悪さにもなるので。

    1
    投稿日: 2012.10.11
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    シリーズ3作目。栞子がお母さんと連絡をとっていると、五浦が疑いを持つところからスタート。結局、いつも通り古書の謎を解いている途中で二人の関係も修復され、真相もわかります。でも母親の謎だけは残ったままです。 個人的には、幼子を残して家を出る母親には共感できませんが…。身に危険が及んだから、家族を巻き添えにしないために家を出たというオチにしてもらいたいなと思います。 2018.11再読 だんだん、母娘関係に突っ込んでいくやや暗い傾向に。でもチェブラーシカの話は改めて新鮮でした。ほんとに狸みたいな絵だったんですね!

    0
    投稿日: 2012.10.10
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    だんだんと智恵子さんに近づいていってる感じですねー。 次も期待!(え、あるよね?) 本ってある意味怖いです。本の虫ならまだいいかもしれないけど、『晩年』の時とか今回の『春と修羅』みたいなことを起こしかねない。 本だけに限らず、○○の為なら犯罪まがいのこともいとわない!誰が傷つこうが知ったこっちゃない!と思っちゃうところが人間にはあるんだと、再認識した。

    0
    投稿日: 2012.10.10
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    う〜ん段々と栞子さんと大輔の距離が近づいていくのもいいし、栞子さんの謎?に迫っていくのもいい!早く新作が読みたい!

    1
    投稿日: 2012.10.10
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    副題;栞子さんと消えない絆 色々文句を言いつつも、安心して読める小説です。 今回はちょっとおとなし目かな。でも、適度にくすぐりも入ってサクサク読めるのが良いですね。

    0
    投稿日: 2012.10.10
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    今回はなんだか一気に登場人物が色濃く出てきたな~とおもったんですが。栞子さんを取り巻く人間関係が面白くなってきました。 これまでの小さいストーリーの中にちりばめられてきた布石たちが段々と回収されていく様はミステリーの醍醐味だと思います。そしてこの本は私にちょいちょい新しい作品を紹介してくれるのでありがたいです。しかもどれも上手くストーリーに絡めてくるからつい読みたくなってしまうのがいいところです。 書店でビブリア並べるときに、誰か作品の中で紹介される本も一緒に平積みして分かりやすく売ってくれないかなーと独り言。

    0
    投稿日: 2012.10.09
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    ますます面白くなる。古書のウンチクは相変わらずだし、新たな登場人物が物語の幅を広げてる。しかし、母智恵子の謎は深まるばかり。いや、面白い。これからにも期待。

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    投稿日: 2012.10.08
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    ビブリア古書堂に引き込まれるまま3作目に突入。 相変わらずしっとりした展開が街の雰囲気に合ってていい。個々のストーリーの謎解きの方は「?」と疑問を呈する向きも出てきたけれども、それを補うように栞子さんの母に関する謎が覆いかぶさってくる。 筆者はどこまで引っ張るつもりだろう。次巻あたり、いよいよお母さんの登場か!!

    0
    投稿日: 2012.10.08
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    20151108 121008 戸塚の古書交換会。ヒトリ書房、井上、篠川の母親から便り。滝野蓮杖、滝野ブックス、妹が栞と同じ女子校。坂口しのぶの両親、川端。玉岡聡子、母親の同級生。一郎、小百合、昴。クラクラ日記、文香が父から託された。

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    投稿日: 2012.10.08
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    相変わらず話の雰囲気がいい。前の登場人物とか忘れてて、思い出せないところもあったけど。ただ、そろそろ大きな展開が欲しいところ。4も出るみたいだけど、ずっと引っ張るつもりなのかな。

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    投稿日: 2012.10.08
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    ビブリア第3作目。 井上さんという新たなキャラクターが出てきますが、私はこういうキャラかなり好きです。 井上さんに手紙を送っているとこからして、栞子さんのお母さん、なんだかそこまで悪い人じゃなさそう。茶目っ気強そうだけど。 むしろ栞子さんが頑固すぎなんじゃないかな、とさえ思えてくる。

    0
    投稿日: 2012.10.07
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     小さな古書堂、ビブリア古書堂の店主、栞子さんと、本の読めない主人公の二人が、古書堂にやってきた人々の抱える問題を解決するシリーズ、第3弾。  前作、前々作で明かされた秘密、さらに増えた栞子さん、そして彼女の母親に関する秘密が徐々に明らかにされていきます。  いつもどおり、静かな展開ですが、栞子さんの母親、そして彼女の身近な人との意外なつながりが、ちょっとした衝撃を与えてくれます。

    0
    投稿日: 2012.10.07
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    栞子さんと消えない絆~男性客に絶版の文庫本が少ないと言われて地元の古書市に出掛け,10円差で競り落とせなかった栞子は,出品した覚えのない本を持ち帰らざるを得ず,自分の持っているひまわり娘を店に出そうとするが,競り落とした古書店は腹いせに一冊だけ抜き盗んだといちゃもんをつけてきた。男性客は過去に古書店に勤務し,競りの仕組みを知っており,別れた妻に指輪と一緒に贈った本を妻が売ったのを取り戻したかったのだ。坂口しのぶがこどもの頃読んで忘れられない狸と犬と鰐が出てくる絵本みたいな本を捜して欲しいと云ってきたが,20年以上足を踏み入れていない実家にあるに違いないと3人で出掛けていくが,しのぶの母は娘を罵倒し続ける。それでも,しのぶが作った犬小屋としのぶの部屋は綺麗に残されており,不自然だ。本はチェブローシカと判り,母と娘の関係修復に乗り出す。母の友人の北鎌倉の古い家に住む独身女性は,父親が遺した宮沢賢治の初版本の春と修羅二冊の内の汚い方を兄か兄嫁が盗んだという。事情を聞くと,兄嫁からは若干の不審点が浮かびあがるが,栞子は犯人ではないと,彼らの自宅にいる甥を訪問する。彼は祖父が読むように勧めてくれた本が大学に寄贈されたり,売られるのが嫌だったのだ~ヒロインに残されたクラクラ日記は妹が持っていて,そこに書いてあるアドレスに向けて,近況報告のメールを出していたのだ・・・と。瓜二つの母と娘,母の失踪の謎はまだ解明されない。しかし,世の中に稀覯本とか初版好きの人はいるのだなあ。だからドラマも展開されるのだが,私は興味がなく,飽きてきた

    0
    投稿日: 2012.10.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    3巻が一番おもしろく読めた気がする。 坂口夫妻の話にまつわる本の正体が途中で分かって嬉しくなったし、しのぶさん家族の絆の再生の兆しが見れたのがじんわりきて泣けてしまった。 栞子さんの母の影がちらちらと見えてきたけど、この謎はどう解けていくのか楽しみ。

    0
    投稿日: 2012.10.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    確かに、人気があるだけあって、いかにもスマートに優れたエンタテイメントに仕上がった作品と思う。謎解きに絡められた、書籍にまつわる、内容、周辺、そして現在、の総合的なストーリー展開は感心するような見事な完成度。チェブラーシカ原作本や賢治の春と修羅のことや、興味ある分野のことも、何とも楽しい。だら、間違って文学性を求めてはいけない。ライトノベル、真骨頂、という気がする。やはり続きは読みたい。

    0
    投稿日: 2012.10.06
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    ★あらすじ★ 鎌倉の片隅にあるビブリア古書堂は、その佇まいに似合わず様々な客が訪れる。すっかり常連の賑やかなあの人や、困惑するような珍客も。人々は懐かしい本に想いを込める。それらは予期せぬ人と人の絆を表出されることも。美しき女店主は頁をめくるように、古書に秘められたその「言葉」を読みとっていく。彼女と無骨な青年店員が、その妙なる絆を目の当たりにしたとき思うのは? 絆はとても近いところにもあるのかもしれない――。これは“古書と絆”の物語。

    0
    投稿日: 2012.10.06
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    ついに出ました。第三弾!!今までのお客さんが登場してきたり、栞子さんの謎めくお母さんとの関係も少しずつ明らかになっていきます。

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    投稿日: 2012.10.04
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    さらりと読めた。毎度のことながら作者の勉強ぶりには感嘆する。作中にわたしと同じ名前の登場人物が出てきたので少し緊張したというか、現実に引き戻されつつ読み終えた。次は冬に出るとのことで今から楽しみ。核心に迫ってきた感じがして、適度な緊張感が読みやすい。

    1
    投稿日: 2012.10.04
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    シリーズ三作目。 2巻までの登場人物をさらに深く掘り下げる内容となっている。 もうひとりの主人公である栞子さんにスポットが当たってからは、続きが気になって仕方なく、一気に読んでしまった。 個人的に好きな宮沢賢治の「春と修羅」が取り扱われていたのも嬉しかった。 今後の期待もこめて★4

    0
    投稿日: 2012.10.03
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    シリーズ3作目  智恵子さん、何がしたいんだ、一体。  予想通りの部分も、予想外の所もあり今回も中々楽しませてくれました。 坂口夫妻の話、よかったなー。 親子だからこそ、理解して欲しいと願う。譲れなかったり、素直になれないのも親子だからこそ。まぁ、そんな単純な事ではないんでしょうけど。  3章の昴くんの課題が解ける日が早く来るといいですね。  ・・、本は大好きだけれど、そこまで執着する本にはまだ出合えていない。 昔読んで、読み返したい本もあるけれど、そこまで必死にもなれない。まだまだ、甘いと言う事ですかね。 続編もあるそうなので楽しみに待ってます。

    0
    投稿日: 2012.10.03
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    徐々に面白くなってきた。 栞子さんのお母さんのことが少しずつ明らかになってきたけど、まだまだ謎だらけ・・ 五浦君との関係もまだまだって感じで続きが気になってしまう。

    6
    投稿日: 2012.10.02
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    なんかシリーズの中で一番楽しめて読めた気がします。 読み始めるまではなんかいまいち読む気になれなくて(本当はものすごく読みたい)手が出なかったのですが、読み始めたら本当に一日というかあっという間に読めてしまいました。 売れてる本はなんか流れに乗って読んでるって感じでちょっと微妙だなって思う時もあるんですが、この本に関してはそんなことも感じさせません‼ メディアワークス文庫だけど、なんかそれを感じさせないというか… やっぱ読んで良かったなって思います。 本を読むのは好きだけど、読むのはもっぱら最近の小説ばっかりで古書には手を出したことはありません。このシリーズ読むといつか古書に手を出したくなる。 しかもつい最近鎌倉へ行ったばかりなので、倍楽しめた気がします(*^^*)鶴岡八幡宮とか行ったよー。生憎の雨だったけどね。 今巻は古書にまつわる謎を解決するのはもちろん栞子さんとお母さんのことも分かってきた。 なんかまだ面白くなりそうだね。妹さんのプロローグとエピローグにはびっくりしちゃいました。

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    投稿日: 2012.10.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    より一層五浦さんと栞子さんの距離が縮まりました。 そして、あの夫婦が…! もう、「産んでもいい?」ってセリフにもう夫婦の幸せとか関係が嬉しくて感動して泣いてしまいました!

    0
    投稿日: 2012.10.01
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    栞子さんのお母さんにまつわる話がちらほら。 今回も、様々な古書についてや古書の取引など 興味深い内容だった。 もう少し大輔くんとの距離が縮まるのか?と思っていたけど 次作へ?なのか。 冬頃の4作目にも期待したい。

    0
    投稿日: 2012.09.30
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    シリーズ第三弾。栞子さんと母親との固執についてより深く描かれてます。栞子さんは母親を嫌ってるようですが・・・「そんなに酷い女性じゃないのでは?」と思えなくないですよね? また、妹の文香が姉とまったく違う元気キャラ!人との付き合いも上手ですし…ここまで間逆の姉妹って。(苦笑)

    0
    投稿日: 2012.09.30
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    3巻目が一番好きかも。人物にも少しづつ親しみが出てきて、本に纏わる謎解きや初版本などの蘊蓄と共に、人間関係のしこりや問題も、特に栞さんとお母さんの様々なことが表れてくるのが興味深い。

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    投稿日: 2012.09.30
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    徐々に明らかになっていくお母さんの存在が 気になるところです。 登場人物が増えてきて、人の名前とか 覚えるのがまた大変になってきました.....(笑)

    0
    投稿日: 2012.09.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    お母さんの謎にちょっとずつ近付きつつも、いいところで続き…。古書にまつわる話がかなり興味深く、とても面白かったです。謎の絡め方も素敵。次はどの古書が絡んでくるのか、ますます楽しみになりました。

    0
    投稿日: 2012.09.30
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    相変わらず殺人と無縁な話の展開には嬉しく思います。3話ある1話目は、お約束通りの盗難事件の謎解きで安心させられます。 2話目で人の思いの中にある本を取り上げており、お馴染みの面々が新たな一面を見せながら登場する点でも新しい方向性が見えてきた気がしたお話です。 3話目は古書にまつわる謎をもう少し深く掘り下げている感があり、ここで本格ミステリーを感じさせる内容になってきたように思われ、今後の展開に期待が持てそうです。 エピローグは今後の展開を示唆するためでもあったと思いますが、個人的にはもう少し引っ張って欲しかったので、少し残念な気がしてなりません。

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    投稿日: 2012.09.30
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    シリーズは第三弾まできました。篠川家の過去や栞子さんと五浦さんとの関係もチョッとずつ進み、面白くなってきました。冬にでる第四弾に期待大です。

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    投稿日: 2012.09.29
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    ほーそうくるか!って感じの三巻でした。 栞子さんと大輔のすすまない関係が何だか微笑ましい。まぁ不穏な雰囲気がまわりにあったりするけど。

    0
    投稿日: 2012.09.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    古書にまつわる事件を古本屋の女店主が解いていく話。殺人事件とかではなく、効果な古本の盗難や誰かの昔の思い出の本を探し出したりという話。事件を解いていく過程も面白いが、本に関する知識がすごく豊富で面白い。読書が好きになる一冊です。

    0
    投稿日: 2012.09.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    キャラクターを掘り下げた前巻よりはストーリー重視で、1巻目に近い印象。 宮沢賢治の「春と修羅」に纏わるエピソードが面白かった。 次巻あたりでいよいよ母親登場か?

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    投稿日: 2012.09.28
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    栞子さんと五浦君がつかず離れずで少女漫画みたいになってきた。謎解きも少し強引、行動範囲が狭いからおんなじ人ばっかり出てくるのがツライ。ちょっと中だるみ?次巻に期待。

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    投稿日: 2012.09.28
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    栞子さんマジ可憐! 自分の軸がしっかりあって、でも感情に流されてしまわないように布石を散りばめて。栞子さんは幸せになったって良いのに、背負って立って可憐な可愛い人。

    0
    投稿日: 2012.09.26
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    ミステリーというより、登場人物の謎・心を芯に本にまつわるなぞがくるんでいる、という流れに変化してしてきた。 キャラクターの魅力がぐんぐん大きくなってくる。 速く続きが読みたい!

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    投稿日: 2012.09.25
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    ビブリア第3弾です。 今まで気になったキャラ設定(栞子さんが巨乳だとか、すぐ顔が真っ赤とか、本の読めない体質の大輔とか)が、今回はあまり気になりませんでした。もう3冊目なのですっかり慣れたのでしょうか(笑)でもそういう描写自体、今回は少なかった気がします。 古書の知識が相変わらずすごいです。 ほとんどが知らない本の話なんですが、うまく物語と合っていて、その本にまでものすごく興味が湧いてきます。 今回も各短編の謎はしっかり解けつつ、栞子さんのお母さんの謎は相変わらず深まったまま・・・ でも今回はエピローグで驚きの事実が発覚しました。 これまた次が楽しみです。

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    投稿日: 2012.09.25
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    昔の作者の本も読んでみようかなと思う。 敷居が高くてなかなか踏み込めないけど。 そんなこといってるうちは本当の読書好きでは無いのかもしれない。

    0
    投稿日: 2012.09.25
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    とりあえず週末に既刊3巻分を読了。4巻以降は新刊で購入しようと思う。 ところで、栞子さんの母親の謎ばかりが明るみになっていくけれども、もう、主人公の本当の祖父かもしれない人についてはもう話にでてこないのだろうか。すでに亡くなっているからでてこないのはある意味当たり前だけれども。 それと、このシリーズは一度きりだと思ったゲストのような人が、後から常連になって再登場するということがよくあるのだけれども、この巻にでてきた昴って子はまた登場しそうな気がする。本好きで、気が向いたら行くと言っているし。

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    投稿日: 2012.09.23
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