
総合評価
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powered by ブクログいい感じに店主とスタッフの距離が近づいていってるきがする! この本で謎とくところが中々面白い 次作も期待です❕
0投稿日: 2025.11.01
powered by ブクログ1~3まで読みましたが今のところ、この3が一番良かったです。 特に第二話は自分とリンクしてグッときました。 プロローグ・エピローグも一捻りあって「そういうことかー!!」と叫びそうになりました。 次の4巻を読むのも楽しみです。
0投稿日: 2025.10.17
powered by ブクログ前作に引き続き栞子さんの古書を介した謎解きが痛快。今作は過去にまつわる謎が次々と明かされ、期待と不穏が入り混じったラストになっている。 人には踏み越えてはいけないパーソナルスペースがあるけれど、栞子さんとの好意的な雰囲気を保つためにも、五浦さんにはぜひ最大限の配慮をし続けてほしい。
1投稿日: 2025.10.03
powered by ブクログ著者、三上延さん(1971~)の作品、ブクログ登録は3冊目になります。 で、本作の内容は、BOOKデータベースによると、次のとおり。 ---引用開始 鎌倉の片隅にあるビブリア古書堂は、その佇まいに似合わず様々な客が訪れる。すっかり常連の賑やかなあの人や、困惑するような珍客も。人々は懐かしい本に想いを込める。それらは予期せぬ人と人の絆を表出させることも。美しき女店主は頁をめくるように、古書に秘められたその「言葉」を読みとっていく。彼女と無骨な青年店員が、その妙なる絆を目の当たりにしたとき思うのは?絆はとても近いところにもあるのかもしれないー。これは“古書と絆”の物語。 ---引用終了
85投稿日: 2025.09.16
powered by ブクログ「本の虫」こと篠川栞子さん。栞子さんは世界のたくさんの名作を知っていて私が知らないようなものまで!この本を読むと自然に大輔のように本の知識を増やすことが出来て嬉しい!宮沢賢治の春と修羅を読んでみたくさりました。
66投稿日: 2025.08.21
powered by ブクログ<目次> 略 <内容> ちょっとずつ栞子さんと母親の関係が明らかになっていく。そこに古書関連の知識も含めて、本をめぐる家族関係が…。まあそんな家は多くないでしょうけどね。
1投稿日: 2025.07.21
powered by ブクログビブリア古書堂シリーズ3なかなかお母さんのキャラがすごい。 聞いたことある本や読んだことがある本も出てくるので毎回楽しい!
2投稿日: 2025.07.18
powered by ブクログシリーズ3作目。 昔読んだ本を探したり、盗まれた本を探したり、本に関わる謎を解く。 「タヌキとワニと犬が出てくる、絵本みたいなの」だけはすぐにわかったよ。嬉しい。 前作から栞子さんの母親にまつわるエピソードが多くなってきた。 次巻あたりでは母親登場か?
1投稿日: 2025.07.10
powered by ブクログビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~ 著者: 三上 延 --- **あらすじ** ミリオンセラー達成の大人気ビブリオミステリ、待望の第3巻! 鎌倉の片隅にあるビブリア古書堂は、その佇まいに似合わず様々な客が訪れる。すっかり常連の賑やかなあの人や、困惑するような珍客も。 人々は懐かしい本に想いを込める。それらは予期せぬ人と人の絆を表出させることも。美しき女店主は頁をめくるように、古書に秘められたその「言葉」を読みとっていく。 彼女と無骨な青年店員が、その妙なる絆を目の当たりにしたとき思うのは? 絆はとても近いところにもあるのかもしれない──。 これは“古書と絆”の物語。 --- **感想** シリーズ第3弾では、栞子と大輔が単なる古書の売買にとどまらず、依頼を受けて人の想いに関わっていく姿が描かれています。ストーリーの中で徐々に謎解きの要素が増してきており、ビブリオミステリとしての醍醐味がより深く味わえるようになってきました。 特に注目したいのは、栞子の母・智恵子の存在です。過去に古書をめぐる複雑な依頼をこなしていた彼女の噂が、娘である栞子にも影響を与え始めます。母と同じ道を歩むことを拒みながらも、結果的に似たような形で古書を介して人々の絆に関わっていく栞子の葛藤が丁寧に描かれており、人物描写に奥行きを感じました。 また、古書にまつわる知識も本作の大きな魅力の一つで、読んでいるうちに自分もその一冊を手に取ってみたくなるような気持ちにさせられます。今回は「絆」が大きなテーマとなっており、文字通り“消えない絆”が浮かび上がるラストに胸を打たれました。 シリーズが進むごとに人間関係の深みが増し、単なる古書ミステリを超えた物語へと成長しているのを感じます。母・智恵子の存在がより色濃く迫ってきており、次巻への期待が一層高まります。
20投稿日: 2025.05.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ままならないもんですね。 元奥さんに贈った本の為に古書交換会に侵入して偽装工作したり。 本が自分では無く甥っ子に相続されるのを防ぐ為に嘘のご褒美を渡したり。 親子でもお互いの事何でも分かるわけでもなく。 でも、今更かも知れないけどお互いの事分かって良かった。 しのぶさんおめでとうございます。 色んな一家が出てきたけどダントツで篠川一家が謎。
0投稿日: 2025.05.10
powered by ブクログ悪くない。 取り立てて面白いというか、興味がそそられ次も早く読みたい!!という感じではないが、続編が出るのであれば、積極的に読みたいと思う。 登場人物も増えてきて、さてさてどうなることやら。 気になるところではある。 謎のオカンとは、一体? つまりはそれなりに面白いのだ。
0投稿日: 2025.04.07
powered by ブクログカムパネルラ読んでから そういえば宮沢賢治のエピソードあったよねと 思い出しどうせならと1巻からよみなおして今 少しずつ近づく二人の関係や鍵となる本、周りの人たち 面白くなってきてページが進む進む 王様の耳は~は 現代だとこの方法いいなとおもったり
0投稿日: 2025.02.17
powered by ブクログ主人公と栞子の距離が近付くにつれ、栞子の母の過去が少しずつ明らかになっていくのだけれど、妹の文香も母の秘密を握っている。今後の展開が楽しみで早く続きを読みたい。エピローグの「王さまのみみはロバのみみ」がとても意味深。
3投稿日: 2025.02.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
栞子さんのシリーズ3冊目。相変わらずキャラの掘り下げ方が丁寧で、しかもきちんと本にまつわるエピソードになっている。まさかチェブラーシカが出てくるとは思わなくてびっくりした。結構古い作品だったのか。それから宮沢賢治の春と修羅にまつわる話も面白かった。何度も推敲して色んなバージョンがあるのは知っていたけれど、まさか初版本に自ら手を加えていることは初めて知った。母親に近況を伝えている存在は何となく察しはついたけれど、それがどう今後の展開に絡むのか楽しみである。
0投稿日: 2025.02.03
powered by ブクログ栞子さんと五浦さんの関係も気になるところですが お母さんのゆくへや お母さんがどんな人なのかが 少しずつわかってきて なんだか怖いような気がしますね。
0投稿日: 2025.01.29
powered by ブクログ2012年出版。シリーズ第3作。シリーズの本の間で設定が展開されていくのを楽しめるってのは、ある意味で贅沢で有難いことだなぁ。
0投稿日: 2025.01.20
powered by ブクログビブリア古書堂3巻目。 読めないのに本の話を聞きたい五浦と、本の話をする時だけ饒舌な栞子さんの何とも言えない関係性が良いのであって、少しでも恋愛方向に傾こうもんなら続き読むのやめちゃうかもなと思っている私^^; 五浦が栞子さんのことを気になる異性として見ている描写があるとどうしてもオイオイヤメロと思わずにはいられないけど、今作は前作よりもそういう描写が気にならないくらい「本」の話が面白くて惹き込まれた✨ そしてやっぱり栞子さんは本の話が流石に上手い。今作に限らずこれまで作中に登場した本で、個人的に興味がなくてまず読まないだろうなって本も栞子さんの説明だと不思議とすんなり入ってきて興味深く感じられたから、私も本を人に薦める時こんな風に伝えられたらいいのになって思う。 特に「チェブラーシュカとなかまたち」が気になった。 機会があったら読んでみたいな^^
0投稿日: 2024.12.16
powered by ブクログ'24年12月16日、AmazonAudibleで、聴き終えました。シリーズ三作目。 ①と②は、以前に何度か読んでいましたが…本作からは、初めてになります。で… とても、楽しめました! 「プロローグ」、「たんぽぽ娘」、「タヌキとワニと犬~」、「春と修羅」、そして「エピローグ」…どれも、素晴らしかったಥ‿ಥ でも…中でも一番好きなのは…実は「プロ&エピ」だったりして⟵(๑¯◡¯๑)ハハハ&トホホ! 主人公達が、少しずつ、お母さんに迫っていく…なんかドキドキします。④も、楽しみ♪ヽ(・ˇ∀ˇ・ゞ)
16投稿日: 2024.12.16
powered by ブクログ「たんぽぽ娘」は読んでみたくなり、図書館に予約してしまった。宮沢賢治のくだりは難しかったな…。 ここまで来たら、全話読破しようと思う。
0投稿日: 2024.12.10
powered by ブクログ三上延の連作ミステリ作品集『ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~』を読みました。 『ビブリア古書堂の事件手帖 ~栞子さんと奇妙な客人たち~』、『ビブリア古書堂の事件手帖2 ~栞子さんと謎めく日常~』に続き、三上延の作品です。 -----story------------- ミリオンセラー達成の大人気ビブリオミステリ! 鎌倉の片隅にあるビブリア古書堂は、その佇まいに似合わず様々な客が訪れる。すっかり常連となった賑やかなあの人や、困惑するような珍客も。 人々は懐かしい本に想いを込める。それらは思いもせぬ人と人の絆を表出させることも。 美しき女店主は頁をめくるように、古書に秘められたその「言葉」を読み取っていき ──。 彼女と無骨な青年店員が、妙なる絆を目の当たりにしたとき思うのは? 絆はとても近いところにもあるのかもしれない。 あるいはこの二人にも。これは“古書と絆”の物語。 ----------------------- 2012年(平成24年)に刊行された作品……古書に関して並外れた知識を持つが、極度の人見知りである美貌の古本屋店主・篠川栞子が、客が持ち込む古書にまつわる謎を解いていくシリーズ『ビブリア古書堂の事件手帖』の第3作です。 ■プロローグ 『王さまのみみはロバのみみ』(ポプラ社)・Ⅰ ■第一話 ロバート・F・ヤング『たんぽぽ娘』(集英社文庫) ■第二話 『タヌキとワニと犬が出てくる、絵本みたいなの』 ■第三話 宮澤賢治『春と修羅』(關根書店) ■エピローグ 『王さまのみみはロバのみみ』(ポプラ社)・Ⅱ 五浦大輔と篠川栞子の、お互いに不器用で、どこかギクシャクした感じの距離感に好感を持ちながら読みました……ちょっとずつですが、お互いの気持ちが近付いてきた印象ですね。 大輔と栞子は古本業者による交換会に出向き、滝野ブックスの滝野が出品していた絶版文庫に入札するが、僅差でヒトリ書房の井上に落札されてしまう……翌日、絶版文庫から『たんぽぽ娘』がなくなっていることが分かり、ビブリア古書堂に来店した井上は、栞子の私物の『たんぽぽ娘』を盗んだものだと決めつけ、事件が解決するまで預かると本を持ち去るが、栞子は滝野に交換会での出来事を説明し、盗まれた本を取り戻す『第一話 ロバート・F・ヤング『たんぽぽ娘』(集英社文庫)』、 大輔と栞子は、坂口しのぶから、子どもの頃に読んだ題名も著者も出版社も分からないがタヌキとワニと犬が出てくる西洋を舞台にした絵本のようなものを探して欲しいと依頼される……その本は栞子にも見当がつかなかったが、ひょうんなことから本が特定され、栞子はしのぶがなぜこの時に子どもの頃の本を求めたかを言い当てる『第二話 『タヌキとワニと犬が出てくる、絵本みたいなの』』、 栞子は、母・智恵子と同級生だった玉岡聡子から、亡父が所有していた宮沢賢治『春と修羅』の初版本2冊のうち後から入手した状態の悪い本が盗まれので取り返してほしいと依頼される……聡子は、遺言通りに蔵書を父親の母校に寄贈しようしたが、兄夫婦が売却を要求したことから口論となり、2人が去った後に本が無くなっており、栞子は兄夫婦とその息子に会って話し、穏便に本を取り戻す『第三話 宮澤賢治『春と修羅』(關根書店)』、 全篇を通じて、栞子の母・智恵子の影がちらつく展開なのですが、その母に関する『クラクラ日記』に隠された秘密や妹・文香の意外な行動が明らかになる『プロローグ 『王さまのみみはロバのみみ』(ポプラ社)・Ⅰ』と『エピローグ 『王さまのみみはロバのみみ』(ポプラ社)・Ⅱ』、 この先、どうなるんだろう? 気になるところで終わっちゃいました……この続き、気になりますねー 機会があれば続篇を読んでみたいですね。
1投稿日: 2024.11.15
powered by ブクログ今回はそれぞれの親子の絆がテーマでした。 栞子さんのお母さんのことが少しずつ分かるようになってきます。 それにしても、あっという間に読み終わってしまいます。このまま一気に最後まで読めてしまいそうです。
1投稿日: 2024.11.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
第1巻で登場した坂口しのぶが、再びビブリア古書堂に依頼する。しのぶが幼少期に読んだ本を読みたいのだが、タイトルを覚えておらず、栞子たちはキャラクターの特徴をもとにその本を探していく。最終的にチェブラーシカだと判明したが、チェブラーシカの姿は、本とアニメ版で全く異なることがわかる。
0投稿日: 2024.10.24
powered by ブクログ2016年9月26日、当時中学2年生だった私の感想。 文香ちゃんの、母親宛てにしたメールに自分の思いを書くところに共感。「おおさまのみみはロバのみみー!」と言ってしまう床屋さんにも共感。 すぐバラしちゃう私と同じ(文香ちゃんも床屋さんも)。 「たんぽぽ娘」のところで、「おとといは兎を見たわ。きのうは鹿、今日はあなた」っていうセリフがかわいい!むじゃきって感じがする。大輔さんみたいに、その男の人もひかれると思う。 続きを早く読みたい。 文香ちゃんのメールの「最悪でも元気でいてください。」ってことは体調よくないのかも?
0投稿日: 2024.10.20
powered by ブクログシリーズ第三弾。 今回も安定の面白さだった。 栞子の母である智恵子の存在が少しずつ大きくなっていく。 不気味な存在に思えるけど今後どういった展開になるのか楽しみだ。
27投稿日: 2024.09.16
powered by ブクログ2024.8.11読了。 弟の本棚にあったシリーズ本、これが3巻め。最初と少し雰囲気変わってきてるような気がします。私的には面白くなってきてると思います。 最初から登場してて、最初も感動したお話のご夫婦が今回も登場してて、これもまたとても良いお話でした。 親子であっても、相手に望むものが違うのは当然で、思い合っていてもなかなかうまく伝わらないし、言葉にできない。 今回は、小さい頃に読んだ本(チェブラーシカ、私はキャラクターは知ってますが、読んだことはないかも…)と栞子さんが手助けしてこれからうまくいきそうな雰囲気になりました。 しのぶさん、まさくんお幸せに。次の巻でもお待ちしていますね。 今回、栞子さんの家族(お母さんと妹さん…妹さんもまた、お母さんのことで秘密を持っている感じでちょっと謎です)のこともたくさん出てきて、これからがとても気になります。 弟が4巻目まで持っているので、とりあえずあと1巻は読んでみます。そのあとどうするか、読んでから考えます笑
8投稿日: 2024.08.12
powered by ブクログ登場するキャラクターが大分安定してきて再登場するのが楽しい。たんぽぽ娘。母も出てきたし続きが気になる!
1投稿日: 2024.07.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
栞子さんの母親のミステリアスっぷりがとても気になる。嫌われているようで、頼りにもされていて、欲望のためにあくどいことも行える人物。この人がたぶんキーになるんだろうなぁ。 まさか妹がずっと一方的な連絡を送り続けているとは思わなかったし。続きがすごく気になる。
1投稿日: 2024.05.11
powered by ブクログ篠川家の秘密が徐々に暴かれる…。ジワジワ面白くなってきてる感じ。そして古書についても深く知ることができて、古書に興味が湧いた。神保町とか神田を歩く方々の気持ちがちょっぴり分かった気がする。
34投稿日: 2024.05.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
感想 美人だが本の事にしか興味がない栞子さんがズバズバ問題を解決していくのは痛快。 栞子が探していたクラクラ日記を妹が持っていた事実と次第に明るみに出る母親の存在。謎解きで危ない依頼を今後受け取るかもしれない不安感など、今後の展開が気になる。 あらすじ 古書店同士の揉め事の解決、坂口夫人が探している本、昔の常連だった玉岡さんが盗まれた本を取り返したい依頼の三本。
8投稿日: 2024.05.05
powered by ブクログビブリア古書堂シリーズ第3巻 お母さんとの繋がりが見えてくる今回。 ますます智恵子さんとはどんな人なのか気になってきちゃう! そして大輔さんと栞子さんとの関係もどうなっていくのかソワソワしながら読んでいます。 チェブラーシカ、ちゃんと見た事ないから見てみたいなあ…… タンポポ娘もどんな話なのか気になる!今でも読めるのかなあ……
0投稿日: 2024.04.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
大輔と栞子さんの距離を縮めつつ、母親の謎に徐々に近づいている感じで終わった。 本に関する謎よりも、単純に盗難の謎解きの方が多かった。
0投稿日: 2024.03.30
powered by ブクログ軽いタッチで読みやすく、惹き込まれるように読み終えました。 一巻から少しずつ時間が過ぎていく中で、古書を軸に、そこにまつわる人々の交わりが巧みに描かれています。
6投稿日: 2024.03.18
powered by ブクログ『春と修羅』で登場する婦人は、さすが智恵子のお友達。兄夫婦よりずっと性質が悪いと感じるのは私だけだろうか。ビブリアシリーズは少し苦味の残る後味が癖になる。ほっこりする『タヌキとワニと犬が出てくる、絵本みたいなの』は、この曖昧な情報から目当ての本を探し当ててくれる存在が身近にいることが羨ましい。昔読んだあの本何だっけ?と思い、自力で見つけられる人は少ないだろう。そんなサービスあればいいのに。 本編3作はもちろんのこと、プロローグ・エピローグの『王さまの耳はロバの耳』が面白い。葦ではなく本人だったが。智恵子の存在が巻を追うごとにどんどん大きくなっていく。
1投稿日: 2024.02.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
3巻になって、ますますおもしろくなったなという印象です。 3巻まで読んで、この本は、栞子さんとお母さんとの和解が大きなテーマになっているのかなと思いました。 この本は、1度登場した人物の斉藤所の仕方が上手だなと思いました。なかよしの家の話が今までの話の中で1番好きかもです。 次の巻あたりで、ビブリア古書堂の様子をなぜお母さんが知っているのかについて、栞子さんや大輔も気づくのでしょうか。4巻も楽しみで仕方がない。 クラクラ日記は、灯台下暗しなんですね。
0投稿日: 2024.01.22
powered by ブクログお母さんがなぜ知っているのか、は冒頭の部分を読み返して怪しいと踏んでいたけど、クラクラ日記もそうかぁ。 このお話の中で、一つ「栞子さんのお母さん」という大きな謎があり、その下で他の謎をそれぞれの章ごとに解決していく、っていう構造だと思った。 それに気付いた瞬間、お母さんの謎が解けかかるなんて、もう終わりに近いのかな…? あ、でもなんで仲悪いかまでは分からないからまだ続くか。 いやぁ、人が殺されたり殺したり、そういう物騒なことが起こらないミステリーだから心穏やかに読めるわ。こういうミステリーならもっと読みたい。
0投稿日: 2023.10.13
powered by ブクログビブリア古書堂の3作品目です。 やっぱり面白かったです。 今回は、栞子のお母さんの秘密に少しだけ迫りました。 栞子と大輔の関係も一進一退で、見ていてほっこりします。 続編が早く読みたいです。
1投稿日: 2023.08.04
powered by ブクログ数年振りの再読ですが、あっという間に読み終わりました。 フィクションとノンフィックションを織り交ぜていて、やはり面白いです。 物語自体の謎も徐々に開く深まっていき、先が気になります。
4投稿日: 2023.07.10
powered by ブクログ最初に文香の日記帳風があったので、今回の話しに関係してくるのかな~と思っていたけど、まさかそうくるとは…と良い驚きで楽しく読めました。出てくる本を読みたくなるお話しでした。
0投稿日: 2023.06.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
とりあえず『たんぽぽ娘』を読みたくなった。今作は本の内容にも触れていて実際に読んでみたいと思わされることばかりのお話でした。 第二話の坂口夫婦の話では思わず泣いてしまった...。感動するとは思わなかったけど、3巻はまた読み返したいと思うほど私にはグッときました。 最後はしてやられた、予想外。面白かったです。
1投稿日: 2023.05.19
powered by ブクログ栞子さんのお母さんは、ビブリア古書堂の現況や大輔の事まで知っていると。その謎やお母さん自身のことも少しずつではあるけど明かされていく。ミステリーとしてはもちろん、古書の世界など知ることができるのも楽しい。
0投稿日: 2023.04.17
powered by ブクログなるほど。妹結構賢いやん。あんまり書くとあれだからこの辺で。ってあんま書いてない。栞子さんに五浦さん、灯台もと暗しですよ。
0投稿日: 2023.03.10古本屋の仕事ではないですよね
それぞれの話が全て親子関係をめぐる話でしたね。少しずつ栞子さんのお母さんのことがわかってきましたね。ところで、盗まれた本を取り返えしてほしいなんて、ぜったい古本屋の仕事ではないですよね
0投稿日: 2023.01.16
powered by ブクログ#読了 失踪した栞子さんのお母さんの影がちらっちらと見え隠れする3巻。3篇からなる短編集で、題材になっている3冊がどれも興味深くて今すぐ読んでみたくなってしまうのは相変わらず。面白い。
0投稿日: 2022.12.27
powered by ブクログ古書に絡んだ事件が発生するライトミステリーの第3巻。 古書店経営者同士での古書のやり取りをする会場の話に 知り合いの女性からの本探しの依頼。 最後は、古書収集家の遺産が絡んだ話の3本建て。 今回は、第4弾への序章のような流れで終わってるので、 第4巻を読まないとと言う気にさせられます。 2022年12月現在、 すでに刊行されてるので次をすぐ読めば良いのでしょうけど、 自分は続けて同作者の作品を読むということをあまりしないので、 近い将来読むことを楽しみにしてます。
0投稿日: 2022.12.21
powered by ブクログ読み終えてから、しばらくして「セレクトブック」に収載されている『たんぽぽ娘』を読みましたが、原文を読んでおくとまた印象が変わるということを、読み返して気付きました。
0投稿日: 2022.10.29
powered by ブクログ栞子さんシリーズ3作目 古書とそれに関係する人物にまつわる謎を栞子さんと大輔が協力して解いていく またその中で家族に関する謎の手がかりも発見し同時進行で進んでいく 個人的オススメはやはり2話 坂口夫妻絡みは良い話が多い
0投稿日: 2022.10.26
powered by ブクログ栞子さんの母親失踪の謎が少し解ったけれどまだまだ全容には至らない。きっと全てが解った時にシリーズが終わるのではないか。古書店の裏側が垣間見れたけれど私の周りに本好きはあまりいないから栞子さんのような人が知り合いにいたりビブリア古書堂のようなお店があったらいいのに。
0投稿日: 2022.09.22
powered by ブクログ母の謎に迫る第3巻。篠川家の抱える秘密が姿を見せ始める。 なんでこの話を2巻目か1巻目の終盤で出さないのか。惜しい。 事件の内容は変わりないが、物語の根幹に迫る話なのに。 全3話と少し少なめだが、スパッと終わるのでグダグダした感じはない。
0投稿日: 2022.09.11
powered by ブクログ『タヌキとワニと犬が出てくる、絵本みたいなの』を読んで 自分の価値観って幼い頃に読んだ本が下地になっているんだなと改めて思いました。読んでいる当時は影響は少ないかもしれない。でも、大人になって重大な選択ができるようになった時、かつて自分が好んだ物語が明日を分ける答えになる。
0投稿日: 2022.09.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~ 三上延 ꒰ঌ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈໒꒱ ★ロバート・F・ヤング 「たんぽぽ娘」(集英社文庫) タイムトラベルの話。これはすごく読んでみたい。結婚相手に贈る本なんて考えたこと無かったけど、そう思える素敵な本に出会いたい。栞子さんも母親も秘密がいっぱいすぎるけど、多分ホントは良い人だったと思いたい。 ★「タヌキとワニと犬が出てくる、 絵本みたいなの」 しのぶさんって、ひょいと苦労背負っちゃう人だ。両親と仲良く無いのは、両親が娘とどう接していいか分からなくなったから。「チェブラーシカ」ってキャラクターとしてしか知らなかったけど、ほのぼのしてるようで少しダークなところもあるお話。 ★宮澤賢治「春と修羅」(關根書店) 作者が直に記入して推敲に使ってた初版。甥っ子、憎たらしいかと思いきや、じいちゃんに出された課題をちゃんと自分で解こうとする素直で真面目な良い子だった。依頼者本人が遺言を曲げようとしてる曲者とは。 ★「王さまのみみはロバのみみ」(ポプラ社) 喋ったらダメなことを文章にしてスッキリするの分かりすぎると思ったら、相手がいたのね。「クラクラ日記」を保管しつつ、お母さんにメールしてた文香。 2022/07/22 読了(図書館)
0投稿日: 2022.07.22
powered by ブクログシリーズ3作目。 未読の時の印象は、ライトノベルだし雰囲気だけのキャラクター小説だろうと舐めていた。実際に読み始めると、解決までの論理展開がロジカルで、腹落ちする展開。加えてキャラクターが生き生きと描かれていて、謎の背景も切ない。ただのパズル小説にとどまらず、人間ドラマとしても成立している。 要するに面白いのだ。 題材の書籍にも興味を惹かれて読んだりしている。 ●プロローグ 王さまの耳はロバのみみ ●第一話 たんぽぽ娘 古書市場で書籍が盗まれた。アリバイの無い栞子に疑いがかかる。「たんぽぽ娘」の無くなった状況から犯人の目星をつける栞子だったが…。 ●第二話 タヌキとワニと犬が出てくる、絵本みたいなの 常連が探している絵本。実家にヒントがあるかもしれないと同行を依頼される栞子たち。依頼してきた常連の女性は家族との関係が悪かった…。 ●第三話 春と修羅 宮沢賢治の初版本が盗まれた。調査を依頼された栞子たちは所有者の兄夫婦に話を聞く。盗まれた時間に所有者と兄夫婦は客間で話し合いをしていたと言うのだが…。 ●エピローグ 王さまの耳はロバのみみ
0投稿日: 2022.07.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
母親にすべてがバレていると分かったときに「犯人は彼女しかいないじゃないか」と思った。「王さまのみみはロバのみみ」。 それと、『春と修羅場』にまつわる話、犯人が初めから出てこないのは十ヶ条に反するのでは?と思ったが、そうではなかった。心地よく騙された。
0投稿日: 2022.07.07
powered by ブクログ古書が絡んだ謎をひもときつつ、栞子さんの失踪した母親がどんな人だったかがわかってきた。どうなるのか気になるので、この先も読み続けたい。
1投稿日: 2022.06.30
powered by ブクログ「2」から随分と間が開いたが、楽しい読書でした。そうそう、「たんぽぽ娘」も読まなきゃね。確か次作は「このミス」にランクインしたやつだったよね?
0投稿日: 2022.06.22
powered by ブクログ2022/05/22読了 #三上延作品 古書にまつわる日常の謎解き。 第3弾。 一気読みできる文体が良いし、 ストーリーも面白い。 あとで知ったけどドラマ化もしてたんやね。 剛力彩芽じゃないだろ感はあるが。 続きも読みたい。
16投稿日: 2022.05.22
powered by ブクログ何十年ぶりにビブリアシリーズを読んでみた。 文節は癖もなく描写表現も非常に分かりやすい。 独特な古書を元に扱われるミステリーはかなりの知識を要して筆を執らないといけない。 著者はかなりの読書好きであり本を愛しているのが作中から伝わってくる。 この本は読みやすいのだ。 それが故に色が薄く癖がないのが難色を示してしまう。 簡単に言うと『無難』なんだ。 ミステリーにしてもキャラクターにしても展開にしても当たり前に面白いになっている。 特筆すべき点が少なすぎるのがこの本の最大の特徴である。 それは私が癖の強い、色の濃い本を(個人的に思ってるだけ)読み漁ってるからだと思う。 小説に触れる機会を試みる友人などがいればビブリアシリーズは薦めるには持ってこいの作品だ。 普通に面白くて普通に読みやすい。 最後になりますがニヒルな表現を好む私なんで嫌らしい批評になってしまい申し訳ありません。 この作品は面白かったです。
0投稿日: 2022.05.15
powered by ブクログ古書にまつわる謎解きもさることながら、栞子さんと大輔との恋の行方も気になりますが、2人が車でお出かけと言ってもデートではなく、行き先はもっぱら古本屋巡りのようで…。 古書店同士のあいだで、それぞれの地域に古書組合というのがあって、会館などに集まって同業者同士の古書の売り買いが行われているそうです。 どの世界にも一般人の知らない裏事情があって、この本でさまざまな知識が得られて面白いです。 一癖も二癖もありそうな個性的な古書店仲間も登場して、さらに物語が広がっていきます。 宮沢賢治『春と修羅』 この、パラフィン紙に包まれた函入りの古い本にまつわる謎は、読んでいて鳥肌が立ちました。 宮沢賢治が生前に刊行された著書は、『注文の多い料理店』と『春と修羅』の二作品だけで、探してほしいと依頼を受けた初版の『春と修羅』は、賢治自身が推敲した手入れ本だったのだそうです。 文学好きにはたまらない逸品ですよね。 母智恵子の存在が、まだまだ謎めいたままで、姉とは正反対で、人付き合いのよい妹の篠川文香がその鍵を握っていそうです。
30投稿日: 2022.05.13
powered by ブクログ第三巻の白眉はロバートFヤング「たんぽぽ娘」です。今では復刊されているので手に入り易くなりました。関連書でお薦めは、梶尾真治「クロノス•ジョウンターの伝説」です。「たんぽぽ娘」が重要なモチーフになった傑作です! そして「タヌキとワニと犬が出てくる、絵本みたいなの」も良いです。今ではこの本も、復刊されてます。中身は、有名なあのキャラクターですよ。
5投稿日: 2022.05.01
powered by ブクログ栞子さんの母親にまつわる話が多かった。少しずつ、どんな人なのかがわかってきてこの先がどうなるのか楽しみ。一口に本といっても、古書には色々な付加価値がつくものなんだなあと勉強になる。まあ、その価値がわかる人にしか気づいてもらえないのが難しいところ。
0投稿日: 2022.04.30
powered by ブクログ思いもよらぬところで、栞子さんのお母さんが情報を得ていることがわかった巻。『クラクラ日記』が近くにあることに気がつくのはいつになるのかな。
0投稿日: 2022.04.29
powered by ブクログ鎌倉にあるビブリア古書堂には、常連や珍客が訪れてきます。 店主の栞子は、古書に秘められた「言葉」を読みとり、古書にまつわる謎を解いていきます。 今回も、読んでみたくなるような作品が出てきます。 『たんぽぽ娘』は、とても興味があります。 チェブラーシカにも、そんな秘密があったとは。 本シリーズを読むと、読みたくなる本が増えていきます。 栞子の母の謎も深まり、次回作が楽しみです。
0投稿日: 2022.04.27
powered by ブクログ栞子さんの足もだいぶ良くなり 仕入れのため大輔と古書交換会へ行くことに。 ところが、今回は出店していないはずの ビブリア古書堂の荷が積まれており 他の書店からは 入札した本の盗難の疑いをかけられる始末。 誰が、何の意図でそんなことを? 栞子さんの失踪した母親の過去が 事件に関係しているのだろうか? お〜!古書交換会! なんか独特の雰囲気がありそうですよね。 これが第1話で、3話分収録されています。 で…1話目で高値のついてる古書…。 コバルト文庫の『たんぽぽ娘』 まさに、私が学生時代に貸してもらって 読んだやつではありませんか〜。 そんな貴重書になってたんだ。 実は同じようにコバルトのアンソロジーで ミステリ系のとか持ってるんだけど もしかして… ←俗物 2話目に取り上げられている絵本については 読み終わったあと、さっそく探してみたけど 新しく出し直されたやつだから 「絵」が依頼人の記憶のやつと違ったわ。 でも、雑誌MOEにその古書の表紙が タイムリーに載ってまして。 ちょっと嬉しかった。 まだまだ母親の謎は解けていないし 続きが楽しみです。
1投稿日: 2022.04.04
powered by ブクログこのシリーズはそこはかとなく暗さがあるところが好きです。流行りものが好きじゃないので話題になっていた当時は読んでいなかったのですが友人が第1巻を譲ってくれて読んだら面白かったし好みにも合いました。 この巻は特に『春と修羅』がよかった。シリーズ通して、それぞれの逸話に登場する脇役も嘘っぽい良い人でなくて、悪いことや人には言えない事を考えたりしていて、そこが気に入っています。
14投稿日: 2022.02.21
powered by ブクログ久しぶりに再読した! 色んな本について記してあるから読んでて楽しい! 『タヌキとワニと犬が出てくる、絵本みたいなの』は、何だったけかなと思ってて、読み進めていくと「あ〜!」て思い出せて面白く読めた☺︎ 古書ってあまり手に取らないけど、古書店行ってみたいなと思った!
0投稿日: 2022.01.10
powered by ブクログ家族同士のお話があり読むのが少しつらかった。 ただ、1冊の本を通じていろんな人たちが一つに繋がっていくのは古書ならではかと。 栞子さんの家族についても少しずつ謎が解けていきます。
1投稿日: 2021.12.31
powered by ブクログあー。 いい話だあ。。。。。 家族関連のお話が多すぎて ちょっと個人的に辛かったけど 素敵だ。 本と人間がこんなに濃く絡み合うのが 不思議。 人間が生み出して人間が読むからこんなに合うのか?。 とりあえず次巻が死ぬほど気になります。
0投稿日: 2021.10.30
powered by ブクログ「テナルデイ軍曹に気を付けろ」が私は意味わからなかったけどわかる人にはわかるっていう暗号みたいなのいいよね そうゆうので会話してみたい
0投稿日: 2021.10.19
powered by ブクログシリーズ3作目。 特に大きな変化が訪れるわけではないけど、栞子さんが今回も冴え渡っているのと、行方不明のはずの母親に関する秘密が見え隠れしている。 妹が何か鍵を握っているっぽいのが気になる。
8投稿日: 2021.10.10
powered by ブクログみんな思い出の本やとっておきの本があるのね。 そういう本はたくさん読まれているし、いろいろな思いが詰まってるから、そこから見えてくるものも数多くあるのでしょうね。 私にはそんな本ないな…少なくとも手元には。 脳内にはしっかりあるけどね。
1投稿日: 2021.07.12
powered by ブクログシリーズ3作目。 全て本を探す話。 どんどん栞子さんの家族の謎が解けていく。 しっかり人を観察し、 たまたまなんかないんだぞと原因を探すのも面白いですね。
10投稿日: 2021.07.11
powered by ブクログこのシリーズ、一気に全巻読んでしまいたい!という熱は生まれないんだけど、たまに、思い出した時に1冊選んでゆっくり読みたいって気持ちにさせられる。 本が物語の中心に据えられているからかな。取り上げられた本の世界とストーリーが混ざりあっていて、なんだろうなぁ、学校の図書室で本を読んでいた感覚に似たものを感じる。
0投稿日: 2021.04.10
powered by ブクログ一気に読んでしまった。坂口夫妻のような全て受け入れて穏やかだけど楽しみに満ちている関係ってあこがれる。架空の人物なのに「おめでとう、体に気を付けて、もっともっと幸せになってね」と強く思ってしまう。自分も本は読む方だと自負していたけど、この作品に出てくる本は読んなことのないものばかりで、まだまだだと思い知らされる。
0投稿日: 2021.04.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
シリーズ三作目。栞子さんの母についてより情報が集められていて次回辺りで出会うのだろうか、、、?と楽しみになっています。今回出てきた古書の中では「たんぽぽ娘」が気になりました、読んでみようと思います。このお話の好きな所は今まで知らなかった多くの古書に出会える事ですね。古書自体の知識も深まり、一石二鳥です。
0投稿日: 2021.03.22
powered by ブクログゆっくりとだけど、物語が進んでる様子。 篠川親子と姉妹の謎の真相が早く知りたくて続きを読みたいなあ。 プロローグ、第一話、第二話、第三話、エピローグどれも良かったけど、第二話と第三話が好きだったな。 第二話はお気に入りのキャラのしのぶさんがいたから特にかも。 可愛らしくてほのぼのするけど、しのぶさんの新たな1面も見られた。 第三話は生意気な思春期って感じの男の子が、文学少年なのが可愛いし、お祖父さんとの絆も素敵な話だった。 栞子さんと大輔さんの今後も楽しみ。
1投稿日: 2021.02.22
powered by ブクログ再読。ビブリアシリーズ3作目。こちらも内容はほぼ覚えておらず。今作は栞子さんの幼馴染みの滝野さん、栞子さんとはソリの合わない(栞子さんの母親のせいでもあるけど)、ヒトリ書房の井上さんなどの新キャラや坂口夫妻の話、そして物語の核となる栞子さんの母親の話も出てきます。今回出てくる古書の中では「たんぽぽ娘」が気になるなあ。
0投稿日: 2021.02.19
powered by ブクログシリーズ3作目。 様々な事件と並行して徐々に明らかになる篠川家の謎。 プロローグとエピローグの繋がり。 今作も惹き込まれました。 ただ第3話の終盤の展開は自分には分かり辛かった。 総合的に面白いシリーズなので、次作も読んでみます。
8投稿日: 2021.01.28
powered by ブクログあれよあれよというまに3巻も読み終わってしまいました。なんだかもったいない!!それくらいにあっという間に読めてしまいました。なんで面白いんだろう! 前にも書いたけれど、コナン・ドイルを読んでいるように気持ち良い心地よさを感じています。
4投稿日: 2021.01.09
powered by ブクログ「一見冷たい人だけど実はいい人」パターンがずいぶん多い気がする。定番ではあるけれど、一つの作品の中で繰り返されると、飽きてしまう。 しかし、3巻は私にとって最も大きな収穫があった。 それは、ロバート・F・ヤングの『たんぽぽ娘』を知ることができたことだ。 何年か前に見たアニメの登場人物が印象的なセリフを言っていて、それが『たんぽぽ娘』の引用だとわかったからだ。 「おとといは兎を見たわ。きのうは鹿。今日はあなた」 アニメの影響も多くあるが、この言葉は鳥肌ものだった。 そこで、私はビブリアを一度投げ出してたんぽぽ娘を読むのだった。 ビブリアの中で、『たんぽぽ娘』を人にプレゼントする描写がある。 こんないい本であれば、本のプレゼントというのも素敵かもしれない。
0投稿日: 2020.10.07
powered by ブクログ前巻に引き続き、話がきれいにまとまっていて面白かった。各章で物語が独立しているように見えるが、それと同時に栞子の母親の正体という本筋が進んでいるので、飽きずに読み進めることができた。プロローグとエピローグのつながりもミスリーディングが混ざっていて良かった。 ただ、物語として進んでいる感覚がなく、基本的には古書にまつわる謎を解いていくだけなので、これ以上続きを読みたいという気にはあまりなれない。おそらく栞子の母親の正体を突き詰め、親子の関係における問題を解決し、大輔と栞子が正式に付き合うということが最終的な着地点なんだろうが、あまり魅力的には思えない。 とはいえ、古書にまつわるミステリーの短編集だと捉えても面白い作品には間違いないので、また機会があれば続編も読もうと思う。
0投稿日: 2020.10.03
powered by ブクログとても読みやすい。 栞子さんとお母さんの関係がすごく気になる。 早く続きを読みたい。 2013年08月12日 23:41
0投稿日: 2020.10.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
今までよりも栞子さんの母親の影を、強く感じる巻だった。そして、栞子さんの周りに、伝えられなかった気持ちや秘密、想いを絡める古書の謎が集まるように、栞子さん自身も、強く古書と母親と複雑な気持ちに絡まれ続けているのだと思った。 栞子さんと五浦くんの関係がじれったくも温かい分、栞子さんの母親の影が、より冷たく感じられた。 そして、今回も取り扱われている本にとても興味を惹かれた。思わず新たに発売された「たんぽぽ娘」を買ってしまったほどだ。私も近くで栞子さんの話を聞きたいし、もっと沢山の本を読みたいと思う。沢山の本に触れて、沢山の言葉に、作者の思いに触れたいと思った。
0投稿日: 2020.08.08
powered by ブクログ【再読】栞子さんが大輔さんに心を開いている感じに、読んでる方がにやにやしてしまう。毎回思うけど、ビブリアのプロローグとエピローグ、好きだなぁ。本来の正確な役割は分からないけど、この2つがあって引き締まってる感じ。次巻も楽しみ。
1投稿日: 2020.07.11
powered by ブクログ坂口夫妻ほんとに好き!! チェブラーシカの映画観たくなった。 春と修羅、たんぽぽ娘も読みたくなる。 栞子さんの話には毎回引き込まれちゃう。
0投稿日: 2020.06.29
powered by ブクログ第3巻では、古書の市場のお話が面白かった。 以前読んだ古書ものでも、市場で欲しい本を落札する場面がありましたが、古書店の裏側まで見えて面白いです。 一話完結の話の流れと、栞子さんのお母さん関係の話も思ったよりも早い展開でサクサク読める。 軽い読み物をと思って手を出したシリーズですが、読後に純文学からSF、漫画まで、本と呼べるものすべてを読みたくなるので困ります。
1投稿日: 2020.02.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
前作でキャラがたってきたと感想を書いたのだけれど、今回は役割というか、それぞれの登場人物がストーリー上の重要な役回りを担うことが明示されつつある、というところだろうか。 各話のゲスト的な登場人物がそれぞれ謎に関する情報を少しずつ小出しにし、謎が少し解けたり、また深まったりというまさにRPGの村人みたいな役割を果たしてて、そういう意味では物語の作り方はやはり上手なのかなと思う。ミステリーにしなきゃいけないしね。 まだまだモブはそれなりにいるし、いろいろミッシングリンクは隠されてる気がするな。
0投稿日: 2020.02.05
powered by ブクログプロローグ『王様の耳はロバの耳』(ポプラ社) 2010/11.23最近のできごと 篠川文香 第一話 ロバート・F・ヤング『たんぽぽ娘』(集英社文庫) 「ヒトリ書房」という古書店の店主井上に戸塚の古書会館で栞子は「お前もあの母親の娘だから」落札した本の中から『たんぽぽ娘』を盗んだだろうと言われます。 大輔は「栞子さんだったら1冊といわず全部盗むはずだ」といい栞子をかばいますが、栞子は見事に真犯人をみつけだします。また、井上は「栞子は母の智恵子と連絡を取り合っている」ということを大輔に教えます。 『たんぽぽ娘』の結末だけが書かれていないので、結末が知りたいと思いました。 第二話『タヌキとワニと犬が出てくる絵本みたいなの』 大輔と栞子は常連客となった坂口夫妻の妻、しのぶに探求書の依頼を受けます。それはしのぶが子供の頃読んだ1970年代の後半、新刊書店に並んでいた児童書でしたが、ヒントをきいても今回栞子は、いつものようにはひらめきません。 そして、しのぶと仲の悪いというしのぶの実家を訪ねてみますが…。 最後は文香が持っていたキーホルダーであっけなく謎は解け、しのぶが本を探していた本当の理由がわかり、実家と仲直りします。 第三話 宮沢賢治『春と修羅』(關根書店) 栞子の母の同級生の玉岡聡子から父の死後「部屋から盗まれた本を取り返してほしい」と宮沢賢治の『春と修羅』の初版本を探してほしいと依頼されます。 「犯人はおそらく兄か兄嫁なので、警察には届けなかった」といいます。栞子は情況から判断して、二人は犯人ではないと推理しますが、兄嫁のアリバイを調べるために聡子の甥の中学生の昴に会いますが…。 またしても栞子は真相解明して『春と修羅』は戻すべき人の元へ返ってきます。 真の本好きな人というものは(ここでは栞子と昴)文章(この場合は詩)全部を暗唱しているものなのだと感心しました。 エピローグ 『王様の耳はロバの耳』(ポプラ社)・Ⅱ 2011/3.18今日のできごと 篠川文香 (ここだけネタバレしていますのでこれから読まれる方は気を付けてください) 『クラクラ日記』がカギです。 文香が持っていました。 母の智恵子の情報源がわかりました。 さて、智恵子はどういう風に物語に絡んでくるのでしょうか。次巻も楽しみです。
28投稿日: 2020.01.23
powered by ブクログだんだん謎の核心に迫ってきている感じで次が待ちきれない思いです。古書に関する謎を解いていくパターンは好きなのですが、今回多かった、本を愛するあまりの醜い行動は読んでいていたたまれないものがあります。もう少し優しい気持ちになれるストーリーが多い方が好みです。このシリーズで取り上げられる本は、読んでみたくなりますね。今回のものは図書館などで容易に手にすることができそうなものもあり、是非読んでみようと思います。
0投稿日: 2019.06.14
powered by ブクログ人が死なない、古書にまつわる日常ミステリィ。 本のことは当方もあまり詳しくありませんが、作中に出てくる作品はどれも素晴らしく思えて手に取ってみたくなります。 本にまつわる依頼やトラブルを解決しつつ、ヒロインの家族にまつわる謎が少しずつ見えてくるという展開。 続きがすごく気になる終わり方でした。 なるほどなぁ、だから王様の耳はロバの耳なんだね…と納得。
1投稿日: 2019.06.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
この巻に収録してある話は以前ドラマで観たことがあるものだった。第一話と第三話が面白かった。この巻を読んで、「たんぽぽ娘」の結末が気になった。
0投稿日: 2019.05.27
powered by ブクログ本の知識のない五浦大輔と、ビブリア古書堂主人篠川栞子の物語第三弾。 古書会館での販売で別の古本屋が買い取った本の束から一冊が無くなった。疑いをかけられた 栞子。ビブリアの客で妻と別れた男が『たんぽぽ娘』を盗ったのだった。 ビブリアの客である坂口夫妻。夫は前科があり、妻は母との確執がある。妻が子供の頃に読んだ 絵本を巡る話。母娘の絆が戻るきっかけになる。 母の同級生である資産家の娘からの依頼。宮澤賢治の『春と修羅が』紛失。古書を寄付する予定 を聞いた兄と兄嫁が盗んだとされたが、夫婦の息子昴が犯人だった。賢治の手直し本であり、娘の 父から孫の昴に渡されるものであったが、同級生が渡さずにいたものだった。 いなくなった母に、栞子の妹智恵子がMAILを送っていた。これからの展開は?
0投稿日: 2019.05.13
powered by ブクログ『王様のみみはロバのみみ』(ポプラ社)・I◆ロバート・F・ヤング『たんぽぽ娘』(集英社文庫)◆『タヌキとワニと犬が出てくる、絵本みたいなの』◆宮澤賢治『春と修羅』(關根書店)◆『王様のみみはロバのみみ』(ポプラ社)・II
0投稿日: 2019.05.04
powered by ブクログ古書に関わる人の持つ謎、そして登場人物の過去が語られる。そこには、家庭のこともあり、読み手の心にちくちく来るものがある。過去と向き合い、過去を清算し、前に進めるのか。過去というものが本書の大動脈としてあったような印象を受ける。 栞子さんの母親の謎も気になるところ。
1投稿日: 2019.05.01
powered by ブクログ高価な稀覯書や珍しい古書にまつわる謎や付随する人間関係のもつれを解きほぐして最善の道へと導くビブリア古書堂の事件手帖の3冊目です。第2話の謎の外国童話絵本で不仲な父母娘の関係に斬り込む話の他2つは稀少本の盗難事件ですが私は高額お宝本が目当ての醜い金銭欲でなく唯々本への強い愛情故の行為だと信じたいです。でも本に限らずどんなに好きでも死んだら誰もあの世へ持って行けないものね。処で五浦と栞子さんの仲はまだまだだけど初めて酒を酌み交わしたのは一歩前進かな。「クラクラ日記」蒐集は結局骨折り損のくたびれ儲けでしたね。
1投稿日: 2019.04.21
powered by ブクログ勢いがついてるから読めちゃうんだけど、ミステリー物としては辛くなってきたかな。また、ちょっとキャラに変化があるような気もします。次巻でどう纏めるんでしょうか。あと、もう少し詰めて発刊してくれると助かるんだけど…(-_-;)
0投稿日: 2019.04.01
powered by ブクログプロットを組み立てるのが上手い人だな、と思う。 血が繋がっているからこそ、家族だからこそ、うまくいかない、ということはある。 『たんぽぽ娘』は一度読んでみたいと思った。
1投稿日: 2018.12.29
powered by ブクログ鎌倉の片隅にひっそりと佇む古書店「ビブリア古書堂」。その美しき女店主は奇妙な客が持ち込む謎と秘密を、古書の頁をめくるように鮮やかに解き明かす。実在する古書に関する薀蓄や人間ドラマを丁寧な筆致で綴ったミステリ。 『王さまのみみはロバのみみ』(ポプラ社) ロバート・F・ヤング『たんぽぽ娘』(集英社文庫) タヌキとワニと犬が出てくる、絵本みたいなの 宮澤賢治『春と修羅』(關根書店) 『王さまのみみはロバのみみ』(ポプラ社) さぁ,どうなる!?
1投稿日: 2018.11.14
powered by ブクログ第3弾 古書店の女主人栞子さんとアルバイトの五浦君を中心に、古書にまつわるそこに込められた 言葉を読み取っていく。 古書店を中心に起きる古書にまつわる事件や出来事を解明する1冊
0投稿日: 2018.10.28
powered by ブクログ"北鎌倉にあるビブリア古書堂を舞台にしたミステリ小説。古書にまつわる様々な物語をよみがえらせ、小説の中の登場人物たちの家族模様も絡めて読者を引きつける。 私の育った実家近くの地名が多く出てくるのもうれしいので、これからも新作が出るたびに購入するだろう。人生の楽しみがまた一つ増えた。"
1投稿日: 2018.10.27
powered by ブクログ今回もほのぼのしてた。 謎を解くためにみんな協力的なので、探偵は楽そうだ。そして不器用な人ばっかり。仲の悪い人達がそんな簡単に良くなるとは思えないが、ページ数からしてしょうがないのだろう。ミステリーの手法がワンパターンなので、ドキドキ感があまりない。時折ある篠川家の問題が一番怖さがある感じかな。とは言っても1巻の太宰ファンの方が怖いか。同じ様な話で大した問題でもないのに、ハラハラさせる作者もいるので筆力の問題だろう。 するする読めるので、冊数か稼げるという、小学生の読書週間の集計みたいな考えが頭をかすめる。あまりのめり込めないな。
3投稿日: 2018.10.25
powered by ブクログ栞子さんとお母さんとの確執に心を痛める父、妹の思いが見え隠れ。宮沢賢治にまつわるトレビア?も含めて、興味深く読んだ。栞子さんの幼なじみも登場して次の展開が楽しみ。
0投稿日: 2018.10.12
