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ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~
ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~
三上延/KADOKAWA
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総合評価

971件)
3.9
192
437
238
9
2
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    とりあえず読んどくという義務感。3巻でパワーダウンしたというけれど、個人的には最初から?だったので、こんなものかなと。

    0
    投稿日: 2018.10.09
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    狸みたいなのが出てくる絵本の話、泣ける/ 春と修羅、あたりから日常の謎を逸脱するような聞き込みなど、ちょっと筋を回すために用意されている感が隠しきれない/ 面識もないのにあんな要請に応じる人間など居るわけがないという気がしてしまう/ 古書にまつわる謎を作り続けるのはとてもしんどいのだろうね/ あと、母親が怖すぎて胃が痛くなる/ 

    0
    投稿日: 2018.10.08
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    シリーズ第3弾。 栞子と大輔のコンビもだいぶ馴染んで来た感じで、今作では古本にまつわる個人の話だけでなく、古書の流通などの裏側も描かれ、本好きにはたまらない内容。 シリーズが進んでも、登場人物がたくさん増える訳でもないので、それもまた読みやすい。 最初と最後に栞子の妹の文香の日記風な1人語りが描かれ、前作でも描かれていた栞子と母との確執がさらに明らかになっていく。 1冊の本に刻まれるそれぞれの物語も奥深いが、栞子の過去もさらに気になってしまう…

    4
    投稿日: 2018.09.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    プロローグ 「王さまのみみはロバのみみ」 第1話 ロバート・F・ヤング「たんぽぽ娘」 第2話 「タヌキとワニと犬が出てくる、絵本みたいなの」   (ウスペンスキー「チェブラーシュカとなかまたち」) 第3話 宮澤賢治「春と修羅」 エピローグ 「王さまのみみはロバのみみ」

    1
    投稿日: 2018.09.30
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    再読。この巻で使われた作品は特に魅力的に感じる。栞子母の匂いがどんどん強まりある秘密も明らかになり、この先も目が離せなくなるような勢いを増す第3巻。

    0
    投稿日: 2018.08.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

     順調に続き物を制覇しつつある。  シリーズ3作目。  今回は、古書会館とか、ちょっと古書店らしい一面も覗いたりしてて、なかなかに面白いです。  そしてそこでは、母親とのことがあって、栞子さんのことを嫌っている人がいて、その人から主人公が知らされた事実はかなり衝撃的だったけれど、まあなんとなくそういうことか……という始まり方と終わり方だったように思います。  いろんなことがちょっとずつ、ほどけていく感じはあるのですが、ほどくのはいいけど、最後どうやってきれいにまとめるのか……  そこが楽しみになる話ではありました。  続きも楽しみに読みます。

    0
    投稿日: 2018.08.09
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    ラストが冒頭で分かってしまったのが残念。いつもながらどこか優しくそして残酷なストーリーは読むものを魅了するのではなかろうか。妙な読後感は好きですよ。

    1
    投稿日: 2018.06.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ◇目次 ○プロローグ:『王さまのみみはロバのみみ』(ポプラ社)・1 ○第1話:ロバート・F・キング『たんぽぽ娘』(集英社文庫) ○第2話:『タヌキとワニと犬が出てくる、絵本みたいなもの』 ○第3話:宮沢賢治『春と修羅』(関根書店) ○エピローグ:『王さまのみみはロバのみみ』(ポプラ社)・2 徐々に栞子さんの母親の人となりが見えてくる巻です。この母親がどうも最終巻に向けての謎解きの鍵になってくると思われます。一話完結スタイルはこの巻んで終了だそうですが、1~3巻はこの読み切り感が良かった。

    0
    投稿日: 2018.04.13
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    徐々に明らかになっていく 栞子の母親のこと んでもって、妹の行動。。。 ストーリーが展開していく分岐になる作品。

    0
    投稿日: 2018.01.31
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    おもしろかった。 1話の終わり方とかは特に良かった。 2話も良かったけど1話の終わり方から入るにはちょっとモヤモヤする。 最後まで読むと全体としてよくできてたなと思う。

    0
    投稿日: 2017.12.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    誰かがお母さんに情報を漏らしているのなら、それは文香ちゃんだろうなと思っていました。彼女もでも小さいときにお母さんが出て行っちゃったから、アドレス分かっているなら近づきたいと思うだろうし連絡取るよね、責められない。 今回は昴君のキャラが好感持てた。チャラい言葉遣い、だけど古本を愛しているギャップがよかった。謎を解いたとき、おばさんから自然とご褒美を手渡されるような2人の関係になっているといいですね。

    3
    投稿日: 2017.12.11
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    宮澤賢治関連の話が良かった。 誤解が解けて良かったね。 栞子さんの母、気になります。 父についても気になり始めました。

    0
    投稿日: 2017.10.22
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    読書録「ビブリア古書堂の事件手帖3」4 著者 三上延 出版 メディアワークス文庫 p57より引用 “「お姉ちゃんが本出すの手伝ってって言う から、あたし待ってたんだけど。あのね、ま だ大掃除終わってないんだよ?これから換気 扇掃除とお風呂のタイル磨きと障子の張り換 え!大晦日まで何日もないんだから!」” 目次から抜粋引用 “プロローグ『王さまのみみはロバのみみ』  ロバート・F・ヤング『たんぽぽ娘』  『タヌキとワニと犬が出てくる、絵本みたいなの』  宮沢賢治『春と修羅』”  古書店の店主と本が読めない体質の青年を 主人公とした、連作短編小説集。  暖房を入れているにも関わらず吐く息が白 い、冬のビブリア古書堂。年末の大掃除によ る買い取り増加にクリスマスも忙しく働く中、 古書交換会へ行くことになり…。  上記の引用は、主人公・栞子の妹・文香の 一言。片付けや掃除を始めると、ついつい片 付ける本を読んだりと、他のことをしてしま うのは、してしまいがちなことですね。  栞子の母の過去が少しずつわかり、現在の ビブリア古書堂の状況との兼ね合いも描かれ、 ますます先が気になる内容となっています。 何巻まで続くのかわかりませんが、一つの大 きな流れを追う形になっているので、最初か ら読んだ方がきっと面白いでしょう。 古書に関する蘊蓄を楽しみたいだけなら、そ の限りではないかと思いますが。 ーーーーー

    1
    投稿日: 2017.10.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    楽しく読了。 栞子さんの推理力はすごいなと、読んでて脱帽しました。 智恵子にメールを送っていたのが文香ちゃんだとは、おおこれは面白い展開になりそうだと思った。さっそく次巻も読む。

    0
    投稿日: 2017.10.10
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    各エピソードだけではなく、きちんと栞子さんと大輔くん周りの話も展開しているのが素晴らしい。 宮沢賢治など、本についての蘊蓄も面白い。

    0
    投稿日: 2017.10.04
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    再読。まだ大輔に心を開ききっていない栞子さん。遠慮しているというか。予備からも「大輔さん」から進展なし。『たんぽぽ娘』は読んでみたい。

    0
    投稿日: 2017.09.27
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     「手帖」が「てちょう」と読むことを知って驚きました。 今までなんとなく「しゅほ」とか「てほ」とかと読むと思っていたので、恥ずかしかったです・・・。  薄い本なのですぐに読み終わりましたが、相変わらず内容はとても濃かったです。  今回は栞子さんのお母さんの影がちらほら登場します。不思議な雰囲気の人でした。この人がなんなのかもちろん気になりますが、本の話の方が気になりました。ぜひ読んでみたいですが、今家にある本もすべて読みきれていない状態・・・。でも、今度、図書館へ行って少しずつ読みたいなと思います。  青空文庫のおかげで、名作を読むことができる今の世の中に生まれてきて幸福だと感じます。あとは限られた時間の中でできるだけ多くの本を読むことができるかな。  朝、読書の時間を作ろうかなとおもう今日この頃です。

    1
    投稿日: 2017.09.19
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    「消えない絆」とはこのことだったか! 絆には『自由を束縛する』の意もあり、まさに栞子さんと母の関係に当てはまるようだ。文香のプロローグから始まる物語は、前作の「クラクラ日記」を伏線として展開する。古書市場で出会ったヒトリの話に、私も騙されてしまった。なんてことだ。エピローグで納得。栞子を疑っていたが、まんまと著者の思う壺だったということだ(汗)

    0
    投稿日: 2017.09.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    シリーズ3作目。 今回は ロバート・F・ヤング『たんぽぽ娘』 宮沢賢治『春と修羅』 エドゥアルド・ウスペンスキ『チェブラーシュカとなかまたち』 が題材に。 そしてプロローグとエピローグで妹のメールがいなくなった母親と繋がっていることを知る。そして、1作目から探していた『くらくら日記』の所在も明らかに。 2作目を読んでから間が空いてしまったけれど、空いてしまっただけに、遠くから読むことができました。 すでに完結してしまっているシリーズかと思うと、寂しさもありますが、最後まで読むことができるということは嬉しいことですね。

    0
    投稿日: 2017.09.02
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    競り市で盗まれた本、思い出の絵本、2冊ある絶版本。 そういう市がある、というのは知っていましたが こういう状態なのか~と。 しかし結構大胆な手口でした、競り市。 やろうと思った勇気に称賛すべき? よかれ、と思ってやっても、相手が負担に思えば どうしようもない状態です。 分かっていても、しみついたものはどうしようもない。 どこまで頑張れるか、どこまで歩み寄れるか。 親子って、もうそれだけで大変です。 今なら、読む本布教本貸す本、と同じ本を 何冊も持っている人はいますが、絶版本は…。 まさかそういう事なのか、というのもありますが 大人って汚い。 そして全編通して、謎と疑心暗鬼を呼んでくれた母親。 誰が喋っているのか。 考えればすぐ分かる事なのですが 思いもしませんでした。

    0
    投稿日: 2017.08.21
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    この3巻で初登場した、栞子さんの昔なじみの滝野さんがすごくいい。とても好き。もっと出てきてほしいなあ。

    1
    投稿日: 2017.08.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    【あらすじ】 鎌倉の片隅にあるビブリア古書堂は、その佇まいに似合わず様々な客が訪れる。すっかり常連となった賑やかなあの人や、困惑するような珍客も。人々は懐かしい本に想いを込める。それらは思いもせぬ人と人の絆を表出させることも。美しき女店主は頁をめくるように、古書に秘められたその「言葉」を読み取っていき ──。 彼女と無骨な青年店員が、妙なる絆を目の当たりにしたとき思うのは? 絆はとても近いところにもあるのかもしれない。あるいはこの二人にも。これは“古書と絆”の物語。 【感想】

    0
    投稿日: 2017.08.14
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    このシリーズを読み終わったら古書世界に詳しくなってそう。 栞子さんのお母さん、次回くらいに登場しそう。 殺人がなくても楽しめる平和なミステリー。

    0
    投稿日: 2017.08.07
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    シリーズ第3弾。 相変わらず本に関する話題以外では口下手で人見知りな栞子と大輔との、もどかしいほどの恋の話を交えて進む。前科持ちの坂口とその妻しのぶの話は進展。 母、篠川智恵子との確執の謎、そして彼女への距離が近づいていく。

    1
    投稿日: 2017.08.04
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    さらっと読み終えて、最後の最後にエピローグにやられました。 3冊目にして大きい所も動き始めた感じ?

    1
    投稿日: 2017.06.27
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    シリーズ3巻目。相変わらず完成度高く飽きさせない。2巻から暫く時間を置いてしまったが、十分追い付けた。ひとつひつとのエピソードの謎解きはどれも緻密で納得がいき、人間ドラマもあって、全体的なミステリアスな部分も徐々に解明されていく。また次の巻を読みたくなる。

    3
    投稿日: 2017.06.01
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    母親を憎みながら、母親に似ている栞子。 なぜそうなっているのかと言うことを謎解きしていく。 栞子のネクラな雰囲気よりも、 妹の文香がポジティブでいい感じだ。 なぜ 五浦大輔は、栞子のほうが良いのだろうか? たんぽぽ娘。 時間を自由に飛び交うことができるなかで、愛ってなに? と問いかけるが、思い出の本を盗んでしまう事件は、 栞子のクラクラ日記につながる。 前科者を夫にした阪口しのぶは、親と絶縁状態で、 なんとか 和解したがっていた理由があった。 『なかよしの家』が、その理由の謎ときになった。 栞子の冷静な観察力が、謎を解くのだが、 どうも母親譲りなんだね。 宮沢賢治の作風と初版本。 なぜか、死後に評価が高まった作家であり、 謎めいていることが多かった。なぜか、おもしろかった。 遺産相続ってやはり難しい。 栞子と大輔の行方は どうなっていくのか?

    3
    投稿日: 2017.05.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    本の内容がストーリーに組み込んでくるので、目が向いていなかった色々な本を読みたくなる。 そういう発見のために読んでいます。 ストーリーにも進展があるようですが、そこはあまり気にならないのが少し残念。

    0
    投稿日: 2017.03.22
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    短編集。 ・「たんぽぽ娘」 古書交換会で起きたトラブルをめぐり、もともとあまり友好的ではなかった「ヒトリ書房」と対立してしまう。 行方不明になってしまった「たんぽぽ娘」を捜すはめになった栞子たちは、交換会の前日の出来事に注目する。 「ヒトリ書房」の店主・井上は、失踪したままの智恵子(栞子の母親)から届いたクリスマスカードを五浦に見せる。 カードには、よほどビブリア古書堂の内部に詳しい人間でなければ知らないことが書かれていた。 本当に栞子は母親と連絡を取り合っていないのか。 五浦の中にひとつの疑問が生まれる。 栞子を信じたい気持ちと、知らないところで自分のことが話題になっている気味の悪さに、五浦は動揺する。 井上もかなり強烈な人間だけれど、カードの短い文章から智恵子も負けず劣らずキツい性格なのがわかる。 イメージ的には栞子とまったく逆の性格のような気もするのだけれど…。 ・タヌキとワニと犬が出てくる、絵本みたいなの 母と娘の関係は複雑だ。 相性があっていれば問題はないけれど、母娘だって相性が悪いこともある。 そうでなくても女同士はいろいろと面倒だ。 妙に細かいところまで目がいってしまい、母娘だからこそ見る目も厳しくなる。 言わなくていいことまでつい口にしてしまい、向こうからみれば「生意気な・・・」ともめることになる。 それでも、やっぱり母親は特別な存在だ。 どんなに喧嘩をしても、結局のところその存在に甘えているだけなのかもしれない。 しのぶにかけられた母からの最後の言葉には、不器用な母親の愛情がたくさん詰まっていた。

    0
    投稿日: 2017.02.26
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    今回の事件解決も 鮮やかに決まり 母親の秘密も少しずつジワジワと明かされてきた。 最後に また続きが読みたくなるような手紙が載っている。

    0
    投稿日: 2017.02.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    図書館で借りた本。 シリーズの2作目を読んでから随分と日にちが過ぎてしまっていたので、主人公と栞子さんはわかるけど、栞子さんに妹いたっけ?から始まって・・・。読みながらなんとなく思い出してきました。できればシリーズ物は連続で読んだ方がいいなと、改めて思いました。

    0
    投稿日: 2017.01.14
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    三作目キタコレーーーーーーっ 王さまのみみはロバのみみ ロバート・F・ヤング 「たんぽぽ娘」 タヌキとワニと犬が出てくる、絵本みたいなの 宮沢賢治 「春と修羅」 作品内に盛り込まれた仕掛けがとても効いていて、ぐぅぅ。(ぐうの音出た!) あとがきではすでに、四作目について触れられているし、 四作目、ページ数も多いし…、かなり期待!!

    1
    投稿日: 2016.12.24
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    チェブラーシカの原作は読んだことないから読んでみたい。宮沢賢治の推敲の話が面白かった。登場してないのに存在感のある栞子さんのお母さんが怖い。これからはますます推理小説っぽくなるのかな。

    0
    投稿日: 2016.11.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    この巻から主人公以外の視点のエピソードがちょこっと。今回は妹の文香ちゃんのみ。 2巻までは、読みきり形式でどこで、終わってもいいように見受けられたが、ここに来て、しっかりシリーズとして書いたような文体。 そして確実に読みやすくなっている。 後に続くように伏線も入れてきて、さて、どこまで続くやら。

    0
    投稿日: 2016.10.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    第一話 ロバート・F・ヤング『たんぽぽ娘』 『おとといは兎を見たわ。きのうは鹿、今日はあなた』 タイムトラベル小説に思いを託して、愛する人へ贈った思い出に希望を見出したい男性が起こした、ビブリアを巻き込んだ事件。 栞子がいつも通り鮮やかに解決するのだが、『たんぽぽ娘』の結末は自分で読むのがベストと作者もよく判っている。 第二話 『タヌキとワニと犬がでてくる、絵本みたいなの』 最近、グッズも出てきてすぐに何の本か判明することだろう。実家に残した本のことを思い起こさせる。 「キャラクターが可愛いのは分かるし、いい映画だと思ったが、チェブラーシカたちのやることが今ひとつ報われないのが引っかかった・・・」と、大輔の感想に同感した。親子、家族といえども、一人ひとり違う人間の共同体だ。価値観や気性が違って当たり前と捉えなければ、思いやりがすれ違いを生むことになるのだろう。 第三話 宮沢賢治『春と修羅』 紛失した賢治直筆の「手入れ本」を探し出し、引き継ぐべき人に渡るように計らうストーリー。亡き人の想いを掘り起こして伝える・・・本にはそんな役割のあるのだろうか。

    0
    投稿日: 2016.09.28
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    3巻、ということで、物語の核心である栞子さんのお母さんについて、色んなことが分かってきました。前巻までの内容を結構忘れてしまっているので、3冊一気に読んでみようかなんて思います。 (2012/07/03)

    0
    投稿日: 2016.09.24
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    (内容) 鎌倉の片隅にあるビブリア古書堂は、その佇まいに似合わず様々な客が訪れる。すっかり常連の賑やかなあの人や、困惑するような珍客も。人々は懐かしい本に想いを込める。それらは予期せぬ人と人の絆を表出させることも。美しき女店主は頁をめくるように、古書に秘められたその「言葉」を読みとっていく。彼女と無骨な青年店員が、その妙なる絆を目の当たりにしたとき思うのは?絆はとても近いところにもあるのかもしれない―。これは“古書と絆”の物語。

    1
    投稿日: 2016.09.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    あれ? このシリーズ、こんなに面白かったっけ? ちゅうくらい、面白かった。 確か前作は 「やたら栞子さんの巨乳推しやったな・・・」 程度の感想しかなかった気がするんやけど、今回は面白かった。 篠川家(特に母親)の謎は、明らかになる予定があるんや! 今回はこのあたりが少し進展していたので、面白く感じたのかも。 (まさかプロローグとエピローグにあんな重要な意味があったとは・・・) だって私、てっきりこのまま古書にまつわる謎を、栞子さんと大輔氏で解決していく(だけな)のかと思ってたんやもの・・・。   あと、栞子さんと大輔氏の関係もちょっと進展したり・・・? ここなんやろう。この二人の距離感についてはきゅんきゅんするところなんかな? 大輔の理性がどうのこうのとかいわれたときに、前作で栞子さんの巨乳推しにつきあってよかったとか思った(?)。 (我慢する方向の理性が好みらしい) しかしこのシリーズを読むといつも思うけれど、私は本を読むことは好きやけど決して読書家ではないな。 ちゅうか、読書家ではないのに本を読んでていいのかしらと申し訳なく思うところもあるけど、いやいや、簡単なものしか読めなくてもいいではないか!! 何をどう読んでどう思おうと、そこは、自由なのだ!! (当たり前) でも、「たんぽぽ娘」は、読んでみたいと思った。 だってコバルト文庫やってんて!? 初期のコバルト文庫ってすごい面白いよねえ。 「こんな作家が書いてるの!?」 っていうのも多いし、ライトノベルの先駆けやんね、コバルトって・・・。 (あれ? 違うのかな・・・) そして宮澤賢治氏の話もめっちゃ面白かった! ああ、本をもっと読もう、と、思いました。 早く続きを読みたい! (2015.04.07)

    0
    投稿日: 2016.09.10
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    4 古書から始まる謎解きが相変わらず面白い。しのぶさんなどこれまでの登場人物も出てきてつながりがあって面白い。母親もチラホラ出てくるようになり次が楽しみ。

    0
    投稿日: 2016.08.28
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    お話としては2話目のしのぶさんと両親のお話が素敵でした。 古書に秘められた言葉、栞子さんの秘密、母親の謎が少しずつ明らかになってくるところも良かったです。 そのうえエピローグに驚いてしまいました。

    0
    投稿日: 2016.08.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2016.07.古書市場から『たんぽぽ娘』が盗まれた話.この中で栞子さんのお母さんが現在の栞子さんの近況を知っていることが分かる.ビブリア古書堂常連のしのぶが子供の頃に読んだ児童書を探す話.宮澤賢治の初版本に自身が推敲していた本を依頼主の甥が盗んでしまう話の3編.それぞれが,栞子さんの亡くなった父や失踪した母が色々とエピソードに絡む.そして,妹の文香が母の智恵子へ全く返信は来ないもののメールをしていることも分かる.シリーズ第3巻の短編集で,それぞれの話で完結するのだが,栞子さんの周囲の秘密が微妙に絡み合っているところがとっても面白い.

    0
    投稿日: 2016.07.25
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    レビューのさ多さにビックリ。 それだけこの作品を面白いと思う人が多いのだろう。 確かに読んでいて面白いと思う。 人が死ぬ推理小説なんかじゃないが、それに通じる読後の爽快感。 私の好きな宮沢賢治を題材とした話もラストは圧巻だった。

    0
    投稿日: 2016.03.03
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    1,2巻既読。 1,2巻でもそうでしたがこの巻でも、栞子さんの本への造詣の深さに感嘆してしまいました。 読んだことがある本が取り上げられると嬉しくて、そうでなかったら出てきた本を読みたくなる所がこの本の魅力だと思います。 『たんぽぽ娘』是非読んでみたいです。

    0
    投稿日: 2016.02.27
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    ついしゃべっちゃう文香ちゃんにうわあって思っちゃったりもする。でもお姉ちゃん想いの良い子なんだろうなーとは思う。栞子さんのお母さんの智恵子さんの存在感が大きくなっていくのが面白い。

    0
    投稿日: 2016.02.10
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    ほのぼのとした1作目、スピード感が加わった2作目に対し、停滞した感じで物足らなさを感じましたが、新たな謎が解かれていないので、おそらく今後の大きな展開に向けて、伏線を張り巡らすための章なのでしょうね♪  1作目のほのぼのした感じに、2作目ではスピード感が加わって、3作目はどうなるのかな?と期待して読みましたが、この世界観に慣れてしまったからかもしれませんけど、ちょっと薄味と言うか、物足らない感じで、私にとっては、書評を書くのが難しい作品でした。  もちろん、3作目のために用意された謎はちゃんと解明されるのですが、シリーズ全体の核だと思われる謎が蒔かれるだけで解かれないまま終わっているので、物足りなさを感じてしまったのかもしれません。おそらく3作目は、シリーズ全体の伏線を張り巡らす章なのかもしれません。  2作目のあとがきに「物語はようやく本編というところです」と書かれていましたので、三上 延さんは、一つひとつの物語に決着をつけながら、全体の大きな流れを考えていたのでしょう。出し惜しみしてもしっかり読者を掴めるという自信があるとしたら、侮れない作家さんだち思います。4作目にに期待!って感じでしょうかね?

    0
    投稿日: 2016.01.24
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    「チェブラーシカ」、、、まさか、この本で内容を知るとは思わなかった。皆が知っているキャラクターはアニメ化になる時に決まったらしく、本来と違うらしい。それ以外にも、栞子さんの母親のことなど次々に明かされていき、4まきが早く読みたくなった。

    0
    投稿日: 2015.12.02
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     栞子さんの家族のことが段々と明るみに出てきて、大輔にも心を開いているように見えるが、それでもまだまだ謎の多い栞子さん。

    0
    投稿日: 2015.11.29
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    このシリーズ、読み進めていくほどに古書への興味がじわじわと湧いてくる。 もっと本を読もう、と思わせてくれるだけで、この作品に出会えて良かったなと感じる。

    0
    投稿日: 2015.11.29
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    三上延氏による日常の謎ミステリ小説『ビブリア古書堂の事件手帖』第3弾。 この『ビブリア古書堂の事件手帖』は、連作短編作品なので、一話一話に、ひとつ(以上)の謎と解決があるのですが、そこに、栞子さんの家族という大きな謎が全編に渡って少しずつ明らかになっていきます。 そういう意味でも、単調になりがちな連作ものでも、読者を飽きさせない工夫がされていて楽しく読めると思います。 それにしても、五浦と栞子さんを見ているの、むず痒くなりますねw まあ、このくらいの頃が、毎日、楽しかったりするんですよね。

    0
    投稿日: 2015.11.23
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    古書にまつわる話なので、勉強にもなります。面白いのは、古書に絡んだミステリーを栞子さんが解き明かす場面。普段の頼りないのに、謎を解き明かすときになると急にいきいきして頭が切れる女性に変わるのも読んでいて面白いです。

    0
    投稿日: 2015.10.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

    栞子母の謎が少しずつ明らかになってゆく 相変わらず栞子さんは可愛いのだけれど、本のことしか頭にないような変人に書いても良いのにな〜と思う。

    0
    投稿日: 2015.10.18
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    ビブリア三巻。今回も面白かった!! 二話のしのぶさんの話は毎回泣ける、今回もラストにじんわりと涙が。 一話のお話は、これを読んで気になったので、栞子さんの本棚(既に入手済み)で「たんぽぽ娘」を読んだらそちらがあまりに面白くてその記憶しかないという……笑。古典SF好きだなー。 三話はまたもや母親が絡む話。本編って感じてドキドキしながら読みました。 まさかのエピローグに衝撃。マジか!!

    0
    投稿日: 2015.09.26
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    春と修羅で初めて読んだことの有る本が出てきてうれしかったです。が、やはりこの古書の世界のマニアックさと来たら・・・。本当にこんな感じなんですかね。本好きと古書マニアは別の人種ですねえ。 ちなみに最後に次回へ続く強い引きを作る辺りさすがだなと毎回思っております。案の定我慢できず既に4巻を読んでいます。

    0
    投稿日: 2015.09.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    チェブラーシカのことを良く知らなかったので、気付かずに読むことが出来た(;^_^A 古本屋と言うより、探偵になりつつある栞子さん?

    0
    投稿日: 2015.09.16
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    2巻が無かったので1巻の次にこれを読んでしまった。 ひとつ飛び越してしまうことで十二分に楽しめないのではないかとの心配は杞憂だった。 物語にとっぷり浸かって北鎌倉やら大船やら戸塚へテレポーテーション、その世界観を堪能した。古書に対する蘊蓄やコレクター心理をくすぐる描写も楽しい。 挿絵もこれまた気が利いてる。 プロローグからエピローグを含めてどれも良かったけれど、イチオシは第二話『タヌキとワニと犬が出てくる、絵本みたいなの』。泣きそうになった。

    0
    投稿日: 2015.09.07
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    チラチラ母親のことが出てくる。 次回あたりでもっと母親のことがはっきりするのだろうか? そういえば、宮沢賢治の作品を読んだことがないということに気づいた。

    0
    投稿日: 2015.08.08
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    古書の知識がすごい本 でもミステリーとしてはどうなんだろう? 古書好きならすぐにわかってしまう謎ばかりな気がする 僕にも想像がついてしまうし ミステリーを作るときって先に謎を考えるんだと思う そして、それに合う人物や背景を描いていくんだと 作者はなるべく真相がわからないように肉付けしていくんだろうけど 書いてる本人には誰が犯人かは(当たり前だけど)明白なんだと思う ミステリーは作る方が簡単で解く方が難しいんだろうね

    0
    投稿日: 2015.07.13
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    古書市場での事件と篠川母の友人からの依賴。 そこまで大きな印象には残らない話だったかな。 2人の仲も大きな進展はなし。 正に日常の謎という名の通りのゆるい内容。 しかし、色々な本の結びつきで人を動かしていく様は面白い。それがビブリア古書堂の事件手帖の醍醐味。 宮沢賢治はちゃんと読んだことはないなあ…読んでみようかな

    0
    投稿日: 2015.06.28
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    シリーズ第3弾。 古書の知識が並外れてる。 キーワードだけで、絵本まで知ってるのね(驚) 栞子の母の存在もチラホラ。 何故、姿を消したんだろう…。 兎に角、ビブリアに外れは無い。 '15.06.27読書完了

    0
    投稿日: 2015.06.27
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    古書にまつわる謎解き話の第三弾。 以前の作に出てきたエピソードがさらっと出てきたりするが、前作を読んでいる人は「おっ」と、読んでいない人もすんなり読めるようになっていてうまいと思った。 「タヌキとワニが~」の話は本探しという珍しく(笑)古書店らしい仕事だが、裏のエピソードがジンとくる。

    0
    投稿日: 2015.06.24
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    北鎌倉の昔からある、古本屋「ビブリア古書堂」を「本の虫」な店主、篠川栞子と、本が読めない体質の五浦大輔が営んでいた。そこに、持ち込まれる古い本にまつわるミステリーを解き明かしていく。シリーズ3巻目。 古本業者による市場で、井上が落札した本のうち「たんぽぽ娘」が盗まれた・・という事件について。井上はどうやら栞子の母とつながっているようだ。 1巻目にでてきた坂口しのぶが探しているという絵本「タヌキとワニと犬が出てくる、絵本みたいなの」とはなにか?そしてさがしている本当の理由は? 智恵子の同級生だった、聡子という女性から2冊あった「春の修羅」が1冊盗まれてしまったので、見つけてほしいと依頼を受ける。しかも、なくしたのは状態の悪いほうの一冊。お金にかえるならきれいな方を盗むのに、なぜなのか?? そして、プロローグとエピローグで、栞子の妹文香が何やら母についてのKEYを持っていることがうっすら・・・。

    0
    投稿日: 2015.06.12
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    古書市場なんてあるんだーって勉強になった巻。業者同士の古書のやりとりなんかも、そんなシステムなのね。 母のようになるまいと思う栞子も、本に関わると結局はやはり母の子という感じで、血は争えないのかなという印象。 お母さんを許せない思いがありつつ、でもお母さんの痕跡を探しているような、なんだか感動なのかやるせないのか、ない交ぜになった気持ちになった。 相も変わらず、著者の知識量には脱帽! このシリーズを読むと、本が読みたくなる!

    0
    投稿日: 2015.06.01
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    ある意味母親と同じ血が流れていなさそうな妹にも確実にその血が流れている様を感じてしまった三巻でありました。まさかのコバルト文庫と、某キャラクターという選本チョイスにはたぎった。

    0
    投稿日: 2015.05.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ビブリオシリーズの第3巻。 坂口しのぶの本を探す話がちょっと感動的で印象に残っている。 他の2話も珍しい本がメインの話で面白かった。 本の知識が無いと書けない謎解きはこのシリーズならでは。

    0
    投稿日: 2015.05.20
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    ビブリアシリーズ3巻。4巻を先に読んでしまっていたけれどそんなに問題なし。ドラマを見ていたので話はわかりやすかった。本の勉強になるのでこのシリーズはわりと好きだ。

    0
    投稿日: 2015.04.24
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    う~ん。栞子さんの母親、(関係者からの話を聞いて)知れば知るほど曲者っぽいなぁ・・・。母親のことで葛藤する栞子さんが可哀想になってくるわ。 物語的にいずれ再会するんだろうけど、どうなるのか心配。

    0
    投稿日: 2015.04.24
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    古書から見えてくる様々なものがたり。 古書店を見つけると、つい栞子さんいるかな?と思ってしまいますね。

    0
    投稿日: 2015.03.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2015/03/25再読了。 やはり面白い。というかさらに面白い。 栞子の母、篠川智惠子の影がちらほらと出てくるたびにどんどん面白くなってくる。 そして妹もまた食えない。 文香もまた母親の血を色濃く受け継いでいるんだなあと。 大輔くんもまた大変な人を好きになってしまったものですね。 さらに次巻へと。

    0
    投稿日: 2015.03.26
  • 私的には読み止めです。

    1から3をまとめ買いしたので読み切りましたが、書名に騙された感じの内容です。 1のレビューでも書きましたが、事件手帖と有りますが古書店に於ける日々のエピソード集と言った趣です。 推理、ミステリーを楽しむと云うより、本のうんちくを楽しむ方には最適な教科書と言えます。 主人公を手助け(Love心故)する大輔君の描き方も無骨と云うよりは粗野なイメージに感じます。接客業らしい言葉使いをさせてあげて下さい三上先生。

    3
    投稿日: 2015.03.23
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    なるほど。今回のキーパーソンはあの人だったか。 このシリーズはどの登場人物も使い捨てでなく、いろいろな役回りを演じてくれるから、巻数を重ねても飽きずに読める。4〜6巻も早く読まねば。

    0
    投稿日: 2015.03.22
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    江戸川乱歩の小説を巡る事件で、1作目、2作目よりも、古書に関する内容がより詳しくなり、物語自体もいよいよ中盤といった形で展開していて、面白くてあっという間に読み終えてしまった。 推理小説は好きだが、最近のいわゆるベストセラー作家のものばかり読んでいるので、この機会に江戸川乱歩も読んでみたいと思う。 大輔と栞子さんの今後の展開も楽しみ。

    0
    投稿日: 2015.03.18
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    面白かった。と同時に度肝を抜かれた。 まさか活字で地元が見れる(しかも全国発信で)とは思っても見なかった。普通、スポットは当てられない場所だから。神奈川県横浜市ではあっても。 ついでに、本当かどうかは知らないが、古書会館がある、との表記に、そういえば、昔は随分と古本屋があったものだよな、と思った。知っているだけで七軒くらいはあったから。 今はないけど。 20150227

    0
    投稿日: 2015.03.05
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    この本を読むと今まで興味もなかった本が読みたくなる。「たんぽぽ娘」読んでみたいなぁ、と思っていたら本屋さんに「ビブリアに出てきた本」として並んでいました。影響がすごいなぁ。

    0
    投稿日: 2015.02.25
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    前巻と比べ、謎解きのシリアスさが増して面白かった。大輔が言うように案件が重いものになりつつある気もする。古本を巡って関わっている人達によって、栞子さんの母の事がだんだんわかりつつある。途中、家族の確執など重い話で気持ちが沈みそうになったが、坂口夫妻に新たな命の誕生、蟠りが解けつつあるという明るい兆しが見えて良かった。「春と修羅」の話での祖父と孫の関係が良い。ある本の引用が後ろ向きになりそうになった心を前向きに変えるキッカケだというのが伝わっていて読書の効用だと感じる。チェブラーシカの作品も見てみたい。

    0
    投稿日: 2015.02.23
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    そうかぁ、鍵は妹かぁ。少しずつ栞子さんのお母さんが分かりかける巻でした。ヒトリ書房さんの嫌悪感は若干引くくらい。でもいるよねぇ、こういう人。悪い方に決めつけてそれが正しいと信じる人。古書の価値に目を奪われて遺言を覆す人もいて…。栞子さんは栞子のやり方で解決するんだけど、逆恨みとかされないといいなぁ。栞子さんには出来れば好きな古書に囲まれて穏やかな時間を過ごして欲しいのですがそういう流れではなさそう。ナイト役なんだからもう少しガンバレ!大輔さん!

    0
    投稿日: 2015.02.23
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    「たんぽぽ娘」が気になったので読んでみたいと思います。 「チェブラーシカ」ってかわいいけど読んだことなかったな~。 本のトリビアが面白く、本編もだんだん核心に迫ってきたかな感あります! 個人的にはトリビアだけでいいのですが。

    0
    投稿日: 2015.02.21
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    久しぶりのビブリアシリーズ。 前作を読んだのが大体3年前くらい。時間が経つのが速くて驚きますが、久々に読んでもやっぱり楽しめる1冊でした。 相変わらず古書に関する造詣が深くて、知らない本ばかりながら、いつもため息をつくように圧倒させられるのですが、今作には私にとってすごく思い入れのある小説が登場してびっくり。 それが、ロバート・F・ヤングの「たんぽぽ娘」。 この本は、梶尾真治さんの「クロノス・ジョウンターの伝説」にも出てきて、当時絶版で、だけどどうしてもどうしても読みたくて、人づてになんとか借りて読むことができた思い入れのある1冊です。 絶版本を巡ってあんなに頑張ったのは後にも先にもあの時限り。 最近は書店で平積みになっているのを見かけ、懐かしいな、また読みたいな、なんて思っていたところだったので、本書で登場して本当にびっくり。 それはさておき、二人の距離がほんの少し、すごく少しだけ近づいたのが今回の進展でしょうか。ちょっと微笑ましいけど、このペースでいったら一体いつ事件は起こるんだろう、なんて思ってしまったり。 それからラストで思わぬ謎が解き明かされて、ちょっとすっきり。いや、すっきりと同時にちょっともやもや。 お母さんについては、まだまだ謎のベールに包まれていますね。ゆっくりまた読み進めていきたいところです。

    0
    投稿日: 2015.02.17
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    ビブリア古書堂、3巻 今更読んでるけど、お母さんや篠川一家の話がちょくちょくでるようになって、今までにまして面白くなってきた。 ていうか、お母さん不気味すぎ。

    0
    投稿日: 2015.02.08
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    題材としている作品とストーリーの絡みが、巻を追うごとに巧みになっている。行方知れずの母親の影が色濃くなってきて続編が楽しみ。「たんぽぽ娘」の顛末が知りたいので、今度、読んでみようと思う。

    0
    投稿日: 2015.02.01
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    栞子さん家族の真実にこれでまた一歩近づきましたね…。私としては栞子さんとお母様の頭脳バトルがみてみたいという気持ちに駆られました。(ん?バトル…?)大輔さんの恋は応援してるけど、どうなるのかな。ああああああああ待てない!今すぐ続きを買いに行きたい!という思いです。

    0
    投稿日: 2015.01.28
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    好きな本だけに、 ドラマ化がちょっと…。 いくらなんでも剛力彩芽と EXILEのなんとかさんは ないな。

    0
    投稿日: 2015.01.15
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    面白かった、かな。ライトノベルなのですが、しっかり下調べもしてあって大人も読めると思います。 登場人物にはちょっとクセがあり、そこが合う合わないはあるとおもいますが。 私は栞子さんはじめ、女性陣がことごとくだめです。本好きなら興味深いからそれでも読んじゃうかも。

    0
    投稿日: 2015.01.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    宮澤賢治の「春と修羅」の手入れ本は、3冊現存しているはず。ここに出てくるのは4冊目ってこと?と興味深く読みました。栞子さんの母親の謎が、さらに深まり、次巻への期待が高まりました。

    0
    投稿日: 2015.01.06
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    3巻め。 大輔の事を別の古書店の人が知っていてビックリしたが、それは失踪している智恵子からの手紙による、と分かる。しかしそれなら智恵子にそのことを教えたのは誰か? 大輔は疑問を深めてしまう。 失踪している母・智恵子の消息らしきものが少しずつつまびらかになっていく巻でした。 以前に出てきた登場人物たちや本などが絡んできて、ますます面白くなってる。

    0
    投稿日: 2015.01.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

     本巻では主人公である大輔・栞子さんは勿論のこと、妹である篠川文香にも焦点が当てられている。  母親が出奔した当時、彼女はまだ幼稚園児であった。最も母親に懐いているであろうこの時期に本人がいなくなっては、それはどれほどの悲しみだったであろうか。毎日泣いてしまうのも当たり前のことである。しかし、この悲しみがあったからこそ、一人でも多くの人と一緒にいたいという気持ちが強くなり、明朗活発で誰とでもすぐに仲良くなれるという、現在の好人物へと育ったのではないだろうか。  本の知識は抜群であるが、極度の人見知りである姉。  本の知識はないが、コミュニケーション能力抜群の妹。  父親を亡くし、大輔が雇われるまで、この二人が互いを補うことによって、篠川家の生活とビブリア古書堂は守られ続けてきた。大輔と栞子さんとの恋愛関係は勿論であるが、篠川家の一風変わった(?)姉妹関係も楽しみながら読んでいきたい。

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    投稿日: 2015.01.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    実は私は、1巻目2巻目を楽しく読んだにも関わらず「3巻目はもういいかなぁ」と思っていた。古書に関するウンチクには好奇心を刺激されるけれども、そんなにウンチクをため込んでも仕方がない、という気持ちだった。  ところが、どうも2巻目より3巻目の方がいいらしい、という噂を聞いて、これは読まないと...というわけで本書を手に取った次第。  読み終わってみると、どういいのかが分かった。前巻までが「古書のウンチク」で読ませるのに対して、本書はストーリーで読者の興味を引っ張っている。相変わらずウンチクもあるのだけれど、それが前面に出てくる感じではなくなった。ストーリーとのバランスがちょうどいい塩梅になってきた。  また、新しい登場人物が登場することで、栞子を取り巻くいくつかの新事実が明らかになり、それに伴って謎も深まる。栞子を取り巻くミステリーには、まだまだ二の矢三の矢を、著者は用意しているはずだ。

    0
    投稿日: 2014.12.28
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    大絶賛という類の本では無いのですが、楽しんで読みました。ただ、本への愛着は表現されていて、本好きとしては好ましいです。

    0
    投稿日: 2014.12.28
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    長編の良さがぐいぐいと出てきた。謎多き篠川姉妹、母智恵子。それにしても『永訣の朝』のあの一節、本当だとしたら、私は”アイスクリーム”のほうが好きだなぁ。賢治が推敲に推敲を重ねる人だというエピソードで思い出したけど川端康成の『雪国』も今新潮で読めるのとは別の結末があるはずなんだけど、すごく読みたい。 あ、今手元のちくま文庫を開くと私が持っているのは”アイスクリーム”のほうでした。 でも私の記憶は”兜卒の天の食”。

    0
    投稿日: 2014.12.22
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    いったい栞子さんのお母さん智恵子さんってなにもんなんだ! なんか、ますます彼女の存在が大きくなった気がするなあ。 彼女がビブリアや大輔の近況を知っている理由はだいたい予想が出来た。 でもそれが『クラクラ日記』に関係しているとまでは分からなかった。 そうか、そう繋がるのか。 それにしても、栞子さんの母親に対する想いの複雑さ。 似たもの同士だから逆に許せない部分もあるんだろう。 なんだか、この流れだと次巻にはいよいよ智恵子さん登場のような気もする。 だから、大輔はもっとしっかりしなきゃ。 栞子さんへの好意を周りに隠さなくなったわけだから、それ相応の覚悟が必要。 なにがあっても栞子さんを支えられるようにがんばってください。 本巻には、いつもより家族の、もしくは親と子供の話が多かった気がする。 それはまあわざとだろう。 その中で個人的には、坂口夫婦再登場の『タヌキとワニと犬が出てくる、絵本みたいなもの』(←なにこの副題・笑)が、よかった。 赤ちゃんが出来たしのぶの子供に対する想いにうるっと来た。 そういうことに鈍感でそのくせ不用心な栞子さん(笑)と大輔の仲がどうなっていくのかも含め、次巻が楽しみ。 ちなみに、記憶をなくすほどお酒を飲む栞子さんは危なっかしすぎる!(爆)

    0
    投稿日: 2014.12.13
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    鎌倉の片隅にあるビブリア古書堂は、その佇まいに似合わず様々な客が訪れる。すっかり常連となった賑やかなあの人や、困惑するような珍客も。 人々は懐かしい本に想いを込める。それらは思いもせぬ人と人の絆を表出させることもある。美しき女店主は頁をめくるように、古書に秘められたその「言葉」を読み取っていき──。 彼女と無骨な青年店員が、妙なる絆を目の当たりにしたとき思うのは?絆はとても近いところにもあるのかもしれない。あるいはこの二人にも。

    0
    投稿日: 2014.12.10
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    栞子さんの母親絡みの話がかなり多く、エピローグにびっくり。 相変わらず、母親の出奔の理由は判らないものの、この流れだと登場するのも間近なのだろうか? 宮沢賢治の初版本に纏わる話は興味深かった。

    0
    投稿日: 2014.12.05
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    本編も気になるけど、そこで出てくる本が気になってしまう。 前に読んだ「たんぽぽ娘」もよかったなぁ。

    1
    投稿日: 2014.11.19
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    相変わらず本に関する話題以外では口下手で人見知りな栞子。彼女の母 智恵子失踪の謎。智恵子にそっくりな栞子を不自然なほど嫌うヒトリ書房店主 井上。前科持ちの坂口とその妻しのぶの変わらないラブラブっぷりと、しのぶが抱える両親との確執。 「クラクラ日記」と「たんぽぽ娘」を読んでみたくなった。たくさんの人の手を介した古書に託された秘密や思い。表紙のラノベっぽさが客層に制限をかけている気がする。。

    7
    投稿日: 2014.11.14
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    続編でちょっと中だるみかと思ったが,また面白さ復活. チェブラーシカとなかまたち,読んでみたい.

    0
    投稿日: 2014.11.10
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    プロローグ 『王さまのみみはロバのみみ』(ポプラ社)・1 第一話 ロバート・F・ヤング『たんぽぽ娘』(集英社文庫) 第二話 『タヌキとワニと犬が出てくる、絵本みたいなの』 第三話 宮沢賢治『春と修羅』(せきね書店) エピローグ 『王さまのみみはロバのみみ』(ポプラ社)・2 他の本が読みたくなるような本。宮沢賢治とユーゴは購入した。ビブリアは読みやすくて良いと思う。

    1
    投稿日: 2014.11.01
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    相変わらず面白い!!まぁ私は古書の知識は全くないし、純文学作品もほぼ読まないから馴染みのないお話ばかり。でも本が好きだからすごく興味深く読めるし、ストーリー性がすごく好きだな、このシリーズは。引き続き読んでいくべし!

    0
    投稿日: 2014.10.31
  • 核心に近づく第3弾

    第3弾は物語の核心に近づいてきたようで楽しく読めました。 栞子さんと大輔くんの恋の行方も気になるのですが、今回は栞子さんのお母さんのお話のほうがメインです。 毎回思いますが、1冊の本でこれだけの物語を描けるってすごい!これを読み終えるとますます本が読みたくなります。

    4
    投稿日: 2014.10.27
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    たんぽぽ畑、タヌキの話、春と修羅 古書店組合や栞子の母智恵子など、新たな登場人物やその深掘りからストーリーに広がりが出てきた。

    0
    投稿日: 2014.10.24
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    謎が明かされたり深まったりする3巻め。図書館で借りて読むには人気すぎて借りるのが難しくなってきたかも。今度図書館で4巻無かったら買います。おもしろいです。

    0
    投稿日: 2014.10.18
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    第1章は、戸塚で開かれる古書交換会で起こった事件の謎を解く話。栞子の母と確執のあったヒトリ書房が落札した絶版文庫の束から、R・F・ヤング『たんぽぽ娘』(集英社文庫)が盗まれたとのこと。ヒトリ書房の店主・井上は、栞子に良い印象を持っていなかったこともあり、彼女が犯人だと決めつけます。さらに不思議なことに、今回市場に何も出品しなかったはずのビブリア古書堂から、本が出品されていたことになっていました。 第2章は、第1巻で登場した坂口しのぶが、子供のころに読んだ絵本を探してほしいという依頼を持ちかけてくる話。依頼を解決する中で、絶縁状態だったしのぶと彼女の実家との関係に変化がもたらされます。 第3章は、かつてビブリア古書堂のなじみだった玉岡聡子が、親戚に盗まれた宮沢賢治『春と修羅』初版本を取り返してほしいという依頼を持ち込む話。聡子は、資金繰りに苦しんでいた兄夫婦が犯人だと確信していましたが、栞子は犯人は別人ではないかと推理します。この事件を通して、ビブリア古書堂にあった栞子の母をモデルにした絵の由来が明らかとなります。 栞子の妹・篠川文香が、パソコンで書いている文章がプロローグとエピローグに置かれており、これを通してシリーズ全体の核心部分が明らかになります。ようやくシリーズの全貌が見えてきました。

    0
    投稿日: 2014.10.16