
総合評価
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powered by ブクログ色々とツッコミどころが多い。信頼してない奴を危険な事件に巻き込む女店主の頭がけっこーイカれてるなーと思った。そんな女やめといたほうがいいぞ五浦君。
0投稿日: 2023.04.23
powered by ブクログミステリーの短編集かと思いきや、最後にそれまでの総集編があり面白かった 昔ながらの古書店が消えつつあるので懐かしい 店主の栞子さんの洞察力が素晴らしく、わずかな情報より真実を導いていくのが面白い 相手役の本を読めない体質の五浦のほのかな恋心が物語のエネルギーとなっていてほのぼのした
0投稿日: 2023.04.17
powered by ブクログ本が読みたくなる本! 鎌倉や古書店も恋しくなります。 やりとりやキャラクターなどラノベチックな部分もありますが全体的に読みやすく、興味をそそられる作品でした。 そしてあらためて、読書家っていいなと思うのでした。
1投稿日: 2023.04.04
powered by ブクログ書店内で起きる話ではなく、常連含むお客から派生した本にまつわる短編集。全4話。ジャンルは、サスペンス、ミステリーと思われる。 各章が有名な作品名になっており、内容が想像できない。わたしはもちろん、どの作品にも触れたことはない。 登場人物はシンプルでわかりやすい。サスペンスのキーとなっている内容は、本屋や本の特徴、本好きならではの嗜好ややりとりが展開されていた。物語としての起伏はそこまでないのものの、のんびりした展開の先が気になって読み進めた。 主人公と店主の関係がきちんと明確であり、性格や背景が少しずつ現れてくる。 いわゆるラノベジャンルであるが、萌え絵や、挿絵はほとんど登場しない。でも描画は思い浮かばれるし、独特の表現も登場する。文章は上手いと思う。 ※舞台している北鎌倉駅周辺に古書店はないよう。
0投稿日: 2023.03.21
powered by ブクログこの本が世に出た時から読みたい本にリストアップしていたのに、ようやく読めた。とりあえず7巻まで買ったので、一息に読みます。
1投稿日: 2023.03.18
powered by ブクログ読みやすく、内容にすぐに惹き込まれていく。本にまつわるミステリーだけではなく、恋愛要素もあるので飽きずに読み進められる。
0投稿日: 2023.03.18
powered by ブクログ数年前に本好きの知人からオススメされてた本。ずっと本棚にはあったのですが、やっと手に取りました。あらすじなど何も知らずに読み始めたけど、あっという間に引き込まれて、一気読みでした。いわゆる安楽椅子探偵物で、北鎌倉にある「ビブリア古書堂」の店主・栞子さんがいろんな古書にまつわる謎を解き明かしていきます。古書をきっかけに店員になった五浦くんとのやりとりや、ふたりのこれからなど続きが気になります。
0投稿日: 2023.03.11
powered by ブクログたぶん二回目。 読みやすくてすらすら進む。面白い。 でも、男にとって都合のいいこの手のステレオタイプの女はなんか気持ち悪い。
0投稿日: 2023.03.02
powered by ブクログいわゆる日常の謎ミステリーの短編集 ミステリーは人が死ななくても全然おもろしろいと感じさせてくれる作品である。 まず、文書が読みやすい。ひとつの謎に対しても読者に対してフェアにかかれており、ロジックを上手く組み合わせていけば納得出来る謎になっていて読んでいて楽しい。キャラクターも魅力的で多感的な視点から楽しむことが出来る
1投稿日: 2023.02.15
powered by ブクログ本好きな人にはたまらない本だと思う。 コミュ障だが本の事が絡むと頭がよく回る美女栞子と主人公が本絡みの事件を解決していく話。読んだことの無い本の話が何冊も出てきて、その本についても読んでみたいと購読欲を誘ってくる。 どのエピソードも素敵だったが、中でも坂口夫妻絡みの話がとても温かく、終わり方も素敵だった。 とてもいい話なのだが、小菅が初めて病室に来た時の傲岸不遜ぶりは、彼女は振られた直後であったし、小菅の強気な性格描写のためには必要だったのかもしれないが、いくら何でも失礼極まりなく、その後のエピソードを見てもその第一印象を拭うことは出来なかった。彼女は性格がそこまで悪くは無い子なので、盗んだことを開き直るようなタイプではないと思うのだが・ あと中身には関係ないが、栞子は基本的にメガネをかけているのに、1巻を含め私が知っているビブリア古書堂の表紙は全て眼鏡を外した横顔が描かれている。眼鏡をかけて真剣に、楽しそうに本を読む彼女のイラストが見たいと思ってしまった。
5投稿日: 2023.01.28
powered by ブクログこんなハイスペックな人いないよって言いたくなるのは負け惜しみでしょうか?登場する作品や本そのものの歴史に興味が湧く。
1投稿日: 2023.01.15殺人のない推理小説です。
古屋の店主とそこにおとづれる人々の話です。4章にわかれていて、それぞれが短編の推理小説になっていました。 最後の4つ目の話に、1章から3章の登場人物が全て登場することによって、短編集ではなく一つの物語の形になっています。 この話に殺人はありませんので、推理小説があまり得意ではない私でも読み進むことができました。特に3つ目の話が心に沁みました。
0投稿日: 2023.01.04
powered by ブクログ#読了 ずっと読んでみたかったシリーズ。期待にたがわず面白かった。 古書とそれを取り巻く人々の謎を、古書店店主の栞子さんが安楽椅子探偵よろしく解いていく話。古書の豆知識みたいなものも面白いし、キャラクターも親しみやすい。 しょっぱなから入院している栞子さんの入院の謎も最後に解けてめでたしめでたし。 作中でも言及されているけれど、明晰な頭脳や古書への有り余る情熱なんかが周りとの軋轢を生んだりしたのかな?なんて少ししょんぼりしてしまった。表紙を見る限り完璧超人かと思っていた栞子さんが予想以上に可愛い女性で、ついつい応援してしまう。 五浦くんを通して栞子さんが今後変わっていったりするのかなー?なんて期待しつつ、2巻も読みます。
1投稿日: 2022.12.16
powered by ブクログ題名通り古書と人を繋ぐ推理小説 人が死なないというのが特徴の一つ またもう一つの特徴として"実在する"古書から紡がれる謎を解き明かしていくという点 古書の知識がなくても全然おk(もちろんあった方がより楽しめると思うが) 人が死なないので気軽に読める、ただ死なないだけで不穏な空気感というのはある 各キャラ個性も好感があり、全体的に楽しく読めた 売れている理由も分かる シリーズ読破したい
2投稿日: 2022.09.29
powered by ブクログとある理由で『10代のための読書地図』を読み、名探偵のジャンルで古典部シリーズの次に紹介されていた、こちらシリーズにも手を出しました。読まずのイメージよりもライトでなかったように思いました。続けてみます。
1投稿日: 2022.09.24
powered by ブクログそこそこ話題となっていたので読んでみた。 題材となる本に興味を抱かせるのは良い。 物語の出来が残念だったのは悔やまれる。
0投稿日: 2022.09.11
powered by ブクログ古書を題材とした小説を初めて読んだけど面白かった。 本を挟んで繋がっている関係(本の話をしたい人と聞きたい人)の2人がこれからどう繋がりを深めていくのか続きが楽しみ。 作中に「古い本には中身だけではなく、本そのものに物語がある」とあったが、その言葉通りに話が展開されていてなるほどなぁと思えた。
2投稿日: 2022.09.07
powered by ブクログ古本と古本の所有者にまつわる短編集。 夏目漱石「漱石全集」、小山清「落葉拾ひ」、クジミン「論理学入門」、太宰治「晩年」の4編。 どのエピソードも静かでまったりした雰囲気で進行しますが、続きが気になってしまって、結局一気に読んでしまった。本の蘊蓄を知りたくなります。
0投稿日: 2022.08.28
powered by ブクログ古書を持っていた人にまつわる謎解きミステリーでした。 面白かったです。人それぞれの人生があって、思い出があって、ストーリーがある。徐々に真実が明らかになっていく仮定が心地よかったです。
0投稿日: 2022.08.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ビブリア古書堂の事件手帖 ~栞子さんと奇妙な客人たち~ 三上延 ꒰ঌ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈໒꒱ ★夏目漱石「漱石全集・第8巻 それから」(岩波書店) 祖母の遺品である古書に書かれた謎のサインで、祖母の秘密、そして母と自分の出生の秘密を知ることになる。 本について書かれてると読んでみたいと思うけど、全集は34巻... ★小山清「落穂拾ひ・聖アンデルセン」(新潮文庫) 見た目で人を判断してはならないぞ。橋の下に住む古書店の常連客が愛読書を盗まれた。本を盗んだ女の子はそれを使って何をしようとしていたのか。受け取って貰えたプレゼントとは。スピンって今は新潮文庫にしかついてないって。手持ち確認してみた。 ★ヴィノグラードフ クジミン「論理学入門」(青木文庫) この本は読まなそうと思ったけど、説明とか苦手で三段論法が出来てない私は読むべき? 夫の秘密が大きすぎるけど(刑務所じゃなくて寺で修行してたって言うのは上手いとは思った)、妻の夫への気遣いが素敵だった。 ★太宰治「晩年」(砂子屋書房) 初版で太宰のサイン入り。元凶だからって火をつけるんじゃなくって、せめて袋とじ開けるとか台無しにする方がマシかなと思ったんだけど、やっぱりこれも偽物。犯人の前で燃やして諦めさせるために栞子さんが仕組んだこと。以前の話に出てきた人が犯人って、登場の仕方とか読み返した。 2022/07/21 読了(図書館)
0投稿日: 2022.07.21
powered by ブクログ普通の推理もの。栞子が病院から出られないため、安楽椅子探偵の形式で話が進む。大輔も本に関する知識がないだけで洞察力が悪いわけではない。 大変恥ずかしい話であるが、『晩年』という短編集があることは覚えているが「晩年」という作品がないことを忘れていたし、「道化の華」の主人公の名前も「人間失格」と同じ大庭葉蔵であることも忘れていた。読んで思い出した。
0投稿日: 2022.07.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ビブリア古書堂の事件手帖の7冊目を読み終え、「扉子と不思議な客人たち」を読もうとしたら、坂口夫妻って誰だっけ?となったので一巻から読み直すことにした。 ビブリア古書堂のある北鎌倉がどんなところか気になってgoogleマップで確認した。 北鎌倉駅のホームはほんとに長いな。 大輔の住む大船と、北鎌倉は近いんだな。 大輔が通った県立高校は大船高等学校だろうか? 栞子さんが入院していた「大船総合病院」は、大船中央病院のこと? 大輔の家の目と鼻の先にあったという映画の撮影所は松竹大船撮影所跡のことだろうな。 などと地図と照らし合わせながら読むのも、なかなか楽しかった。
0投稿日: 2022.06.23
powered by ブクログ昔読んだっきりだったから、読み直し 昔より知識も増えたから面白さは増してると思うし、鎌倉が舞台の作品が好きだからやっぱり面白い
0投稿日: 2022.06.22
powered by ブクログずっと気になっていた作品。面白くてすらすら読めた。北鎌倉のビブリア古書堂の店主、栞子さんが古書をめぐる謎を解き明かしていく物語。本がなくてはならない栞子さんと、わけありで本が読めなくたった五浦大輔が、この先どんな古書が絡んだ謎に関わっていくのか楽しみ。
2投稿日: 2022.06.19
powered by ブクログ面白かった! ドラマは見てたけど、それを遥かに越える面白さ! 殺人事件などではなく、古書が事件のベースにあるのもいい。1話が短くてサクサク読める。 特に最後の事件は前の3つの話とは違い読み応えもあって、面白かったー。エピローグの栞子さんも可愛すぎて、すぐ2作目も読みたくなった!
2投稿日: 2022.06.08
powered by ブクログ人が死なない日常系ミステリー。 とはいっても最後の方で警察も出てくるので、サスペンス要素も盛り込まれている。 主人公である店主栞子が入院中で動けないため、安楽椅子探偵とも言える。 北鎌倉の古書店を舞台に、次々と謎を解く店主栞子とサポートするアルバイトの五浦が主役だ。本書の魅力は「謎」を解く鍵が書籍の知識であることだ。古書専門家だからこそ知っている知識で謎を解いていくため、厚みのあるストーリーになっている。 4編の短編で構成されているが、全体を通して大きなストーリーになっている点も面白い。 特に第一話の五浦の祖母の物語の完成度は素晴らしい。著者の作家としての腕前に唸らされる。続編も読んでみたい。 ●プロローグ ●第一話 夏目漱石「漱石全集・新書版」 ●第二話 小山清「落穂拾ひ・聖アンデルセン」 ●第三話 ヴィノグラード クジミン「論理学入門」 ●第四話 太宰治「晩年」 ●エピローグ
1投稿日: 2022.05.29
powered by ブクログ2022/05/21読了 #三上延作品 実在する本と日常の謎を絡めた ライトミステリ。 第2弾を先に読んでしまったが 本巻は五浦さんか栞子さんに出会う ところから古書堂ではたらくくだり が描かれる。 文学書も面白そうと思わせられる。
16投稿日: 2022.05.22
powered by ブクログ面白かった。書店が舞台となるのは好みではあるけれどドラマを先に見ていたせいかあまり期待していなかった。予想外に面白くシリーズ読み進めたくなった。登場する小説にも興味が出て読みたくなる。栞子さんと大輔くんの恋は発展するのか見届けたくなった。
2投稿日: 2022.05.04
powered by ブクログ北鎌倉にある一軒の古本屋「ビブリア古書堂」 古い家々が並んでいる通りにある、古びた木造の建物を想像しただけでわくわくしてきます。 五浦大輔の、亡くなった祖母が持っていた『漱石全集』が、この物語の語り手大輔と「ビブリア古書堂」を結びつけることになる。 祖母の大事にしていた『第八巻 それから』と、孫に大輔と名付けたことと、誰にも知られなかった祖母の秘密の恋。 「人の手を渡った古い本には、中身だけではなく、本そのものにも物語がある」 「ビブリア古書堂」に持ち込まれたさまざまな本の謎を、若くきれいな女性の店主が解き明かしていく。 今まで知らなかった古書の魅力や奥深さを感じることができるし、この書店に集まる人々の繋がりも面白い。 極端に内気な性格で、並外れた本の知識と洞察力を持つ店主の篠川栞子さんと、本を読めない「体質」の五浦大輔のその後を、ずっと追っていきたくなった。
32投稿日: 2022.05.03
powered by ブクログ読みやすい。推理ものとしてはちょっと無理のある設定には違いないが、古書からその人の素生を読み解いて行くというアイデアはとても新鮮に感じました。栞子さんも五浦君も、それぞれに負い目を背負ってはいるものの、普通の人なら感じるような自然な感情はきちんと持ちあわせているので、推理ものにありがちなエグ味がないのが読みやすさにつながったのだと思う。 自分的には、これを読んだのは足を骨折して療養中の時で、それもあって無茶苦茶ハマりました。
14投稿日: 2022.05.01
powered by ブクログ本について語る時に、嬉しそうに目を輝かせて語る栞子さんと話をしてみたいな、と思った。 古本屋好きの父を思い出した。 子どもでも読みやすいと思うので薦めてみようと思う。
10投稿日: 2022.04.24
powered by ブクログ鎌倉の片隅にある「ビブリア古書堂」。 初対面の人とは口もきけない人見知りの店主である栞子さんですが、古書の知識は並大抵ではありません。 ビブリア古書堂に、いわくつきの古書が持ち込まれると、彼女は古書にまつわる謎と秘密を解き明かしていきます。 古い本には人の秘密が詰まっている。 殺人のないミステリ。 シリーズ全部読みたいです。
0投稿日: 2022.04.13
powered by ブクログタイトル買いしました。 古書で、事件っすよ。買うでしょう(笑) ただ、ラノベは合う合わないが激しいのでどうかな… と不安を抱えつつ読みましたが。 面白かった! いわゆる日常の謎ものになると思いますが 短編4話が最終的に大きなひとつの謎へとつながってく。 最後だけは少々、生命にかかわるくらいの大事件です。 子どもの頃、祖母の愛書をさわってひどく怒られた大輔は 活字を見ると気分が悪くなる体質になってしまう。 そんな祖母が遺した本を整理したところ 貴重書かも…と思われるものが1冊出てきた。 真贋を確かめてもらうため ある古書店にそれを持ち込むのだが。 活字は苦手でも物語は大好きという大輔君と シャイだけど本の話ならいくらでもOKという栞子さん。 この若き古書店主のもとに、馴染みのセドリ屋や 旦那が売りにきた本を取り返しにくる妻 稀覯本を奪おうとするマニアなどがあらわれては消え… ないんですよね〜。 前の話のキャラが次の話にちょっと顔出したり こういうの好きだわぁ(^_^) 古書店が舞台だけに、たくさんの古本が登場します。 また読んでみたいのが増えた…。
2投稿日: 2022.04.04
powered by ブクログ栞子さんと古書に包まれて幸せ! 優しい気持ちで満たされるベストセラー日常ミステリー #ビブリア古書堂 北鎌倉で古書堂を営む店主と店を手伝うことになった主人公の物語。古書にまつわる様々な謎に見舞われるが、主人公と店主は隠された秘密に迫っていく。 なるほど、これはベストセラーになるのがわかる。 ライトな読み口、人柄が豊潤なキャラクター、古書という秀逸な小道具をテーマに進むお話、そして幸福に満たされるエンディング。大変よくできています!はなまるですね。 なんといっても古書をテーマにしたところが上手。小説と謎をミックスさせつつ、魅力的なキャラクターたちが解き明かしていく。ミステリーで人が死んだり、不幸になることもなく、最後はほんのり暖かい気持ちにさせる。これは売れるわっ 重厚感やミステリーの深みは少し弱めですね。ただライト文芸でターゲットが若い人やミステリー初心者でしょうから、むしろ軽いほうが合ってて良いと思いました。 普段、本格、ドギツイ社会派、イヤミスばかり読んでると、若干病んでくるんですよねw 続編もまだまだあるので、定期的に体験したくなる作品でした。おすすめですっ
44投稿日: 2022.03.30
powered by ブクログ読んでる人が多いし ドラマ化や映画化もしているので あえて本の内容を語るまでもない作品 ・・・だとは思うのですが 一応簡単に言うと ビブリアミステリーというジャンルにあたり 本が関わる謎を解き明かすという内容 主人公・五浦大輔は幼少期 本を読むのが大好きだったが 読書家で本の虫の祖母の触れてはいけないと言われた 本棚の本をあさっていたことがバレて トラウマになるほど怒られる 以後長文の本を読めなくなってしまった 高校の帰りにふと見つけた古書店とそこで働く女性 気になったものの関わることなく時を経て 亡くなった祖母の遺品整理で母親が 寄贈するために本を整理していたら ある本に著者・夏目漱石のサインがあった 寄贈する前に誰か鑑定してもらえる人が居ないかと 母親から尋ねられ 母校の近くに古書店があったことを伝えると 観てもらうように頼まれるのだが・・・ ざっくりしてますが だいたいこんな感じの内容 この本を読んだ印象は とその前に読んでいたのが 伊藤計劃の虐殺器官というSF作品で それなりにボリューミーだったこともあって すごくすごーく読みやすい ライト文芸ってこともあるのでしょうけど 気張って読むとか考える必要がないくらい スラスラ読めました 読書不慣れとか ミステリー気になるけど殺人事件とかは ちょっとって人でも読みやすいのでぜひ まだの人は読んでみてください ちょっとだけ恋愛要素的なのが混じるので そこだけは苦手な人がいるかもね(笑)
1投稿日: 2022.03.10
powered by ブクログ作者が以前、鎌倉市と藤沢市の境目くらいに住んでいたので、土地勘があり思い出も多い大船駅周辺を描いたという話を雑誌で読み、興味をもった。なぜなら、私も大船周辺に住んでもう20年くらいになるので。 読み進めると、ここのモデルはあの店だなとか、この病院はあれだなとか、すぐにピンとくるし、聞きなれた地名が多いのでなんだか嬉しい。 内容は、最後の真犯人にちょっとびっくり。ここで、こういうふうにつながってくるとは!自分にはあまりなじみのなかった『古書』という分野の豆知識も得られるし、主人公の栞子さんが『古見さんはコミュ症です』の古見さんを思い出させて、ほほえましい。このシリーズはだいぶ先まであるみたいなので、楽しみ。
3投稿日: 2022.02.28
powered by ブクログ北鎌倉の古書店を舞台に、古書にまつわる謎を解き明かしていく日常ミステリー。落ち着きのある北鎌倉という土地と古書店の組み合わせが絶妙。親しみやすい登場人物と古書が紡ぐ物語はどの世代の方でも楽しめる内容だと思います。
2投稿日: 2022.02.26
powered by ブクログ鎌倉にひっそり佇む古書店を舞台にしたお話。 このモチーフは風情があってとっても好みだが、 ミステリとしては謎解きが強引に思えてしまい、 登場キャラも個性はあるのだがイマイチ掴みきれず、 素敵なモチーフなのに期待していたような雰囲気もなくて、 全体的にはなんだか勿体ない、 物足りないと感じた作品だった。 良いなと思ったのは、1話1話が古書のタイトルになっているのがオシャレなのと、そのタイトルの古書を巡るストーリーになっていたこと。 本ってその内容にしか興味を持ったことが無かったけれど、本そのものや出版の変遷などにも歴史があり物語があるのだと知ることが出来た。
2投稿日: 2022.02.20
powered by ブクログせどり屋なる存在を初めて知りました。たかが本のために…と思ってしまうのは普通の感覚。どの世界にも「通」を遥か通り越す異常者がいるのですね。 この作品に吹き流れる爽やかな風が好きです。
2投稿日: 2022.01.31
powered by ブクログ事件、と題されていたのでミステリーかと思っていたら、人の機微を解き明かしていくお話でちょっと物足りないなぁ、と感じました。が、最後にキレイにミステリーにまとめてきてやられました。 人情話とミステリーの間といったところでしょうか。 全体的に軽めなので、ストレスなく読めて良かったです。
1投稿日: 2022.01.27
powered by ブクログもう少し重めのミステリーを期待していたので、 ライトすぎるかなー。 ただ、作中に登場する古書も読んでみたい気になった。
1投稿日: 2021.12.23
powered by ブクログこの本に出てくる文学作品読んでみたくなったー。 久々に平和なミステリを読んだ感じ。 第二話の『落穂拾ひ』の話が結構好き。
2投稿日: 2021.11.30
powered by ブクログミステリー小説ですが、古書にまつわる日常系の謎解きのため安心して読む事が出来ました。テンポも良く、謎の描かれ方も絶妙で久し振りに一気読みしてしまいました。 栞子さんのキャラクターもかわいらしい。 続編も是非読みたいです。
13投稿日: 2021.11.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
中2か中3の時に読んだからもう4.5年前か〜ってふと思い出した笑 その時にはおそらく素通りしていたんだろうっていう部分がちらほらあって、2回目でも新たな発見三昧!五浦さんのお祖母さんの秘密も本を盗んだ女の子の話も、ジェントルマン旦那さんとパワフルスナック奥さんの話も、全部新しい気持ちで読めたけど、最後の展開とかはぼや〜っと頭の片隅に思い出しながら読んだ笑 ただ、最後の栞子さんを突き飛ばした人を探す回だけは全然犯人が思い出せなくて、志賀さん(だっけ?)の「本読む人ならわかるだろ、笠井だぞ?」みたいな言葉(確かこんなだった気がする笑)でやっと思い出した!その後の記憶も芋づる式で!それでもやっぱり後から後から明らかになる感じが好きだなぁ。 行きつけのご飯屋さんとかカフェとか作りたいって思ってたけど、古本屋さんも良いなぁ♥昔から地域に根ざしてるっていう感じがなんとも言えない温かさ(●´꒳ `●)**
3投稿日: 2021.11.19
powered by ブクログ推理小説だけどそんなに怖い感じではなかった。優しい雰囲気のある小説だった。本の大切さをなんとなく理解することができた気がする。あとは古本って結構高く売れるのを知らなかった。ペーパーナイフで切りながら読むって昔ならではだなと感じた
1投稿日: 2021.11.05
powered by ブクログ本好きの私にとっては、古本屋が憧れで仕方なかった!! 大輔さんが栞子さんを想う気持ち…♡ わたしも図書館で働きたくなったなー。 これで終わりだと思うと寂しいなー。
1投稿日: 2021.10.30
powered by ブクログ「読んでみる?」という友人の問いかけにそのままのって借りてから、半年以上経ってやっと読みました。長いこと借りててごめんなさい! 出版された当初から気になっていたのですが、あまりの反響の大きさに敬遠していたシリーズでした。読んでみると古書の世界にどんどん引き込まれました。雑学もさることながらテーマとされている本自体が気になって自分で古書店を周りに行きたくなってしまいます。 主観ですが、文の語り口はさらりとしているように感じました。読みやすいと思います。
1投稿日: 2021.10.25
powered by ブクログずっと前から気になっていた作品のひとつをやっと読めた。本好きだからこそ解ける謎やわかること、なにしろ主人公と店主の距離感がいい味を出している。とても好き。
1投稿日: 2021.10.18
powered by ブクログ高校時代に読んでたけど再読。 大人になっても面白いな〜って思う、すき。 物語の最後に大輔が「本なんか」って言ったときにショック受ける栞子さんの気持ちわかるぅ そうゆうの気をつけたいよね この本に出てきた本全部読みたい
2投稿日: 2021.10.16
powered by ブクログライトノベルなので気軽に読める作品なのだろうと思っていましたが、読んでびっくり、想像以上に奥が深い作品でした。 私は古書についての知識はあまり無いのですが、作者の方は研究熱心で、本への思い入れが深い人なんだろうなと思わされました。未だ見ぬ知識をたくさん得られて、とても勉強になりました。 また、一話一話が、その話のなかできちんと完結する点と、一つの話が他の話の伏線になったり、関連している点が共存していて、面白かったです。 2巻以降もぜひ読みたいです。
10投稿日: 2021.10.01
powered by ブクログ図書館の書架でよく見かけて気になっていたシリーズ。 面白くテンポも良くサクサク読めた。 著者自身が古書のとても詳しく愛がないと書けないストーリー。章ごとに一冊古書が出てきて、私は古書のことは全然わからないけど、その魅力の一端に触れさせてもらえたような気がした。 それにしても栞子さんの探偵ぶりは凄すぎる。笑
8投稿日: 2021.09.11
powered by ブクログ気に入りました!!!!! 不快な場所がなかった! 素敵な本! こういった短編物って一つ話が終わったら 次!!!!って感じだけど この本は うまく絡めてくるからおもちろい!!! ちゅきいいいい ちゅきぷりぃぃぃぃ。
1投稿日: 2021.09.02
powered by ブクログtheラノベな設定の登場人物たちだけれど、 そこがよかった。 想像以上に面白くて、続きも読もうかな。
3投稿日: 2021.08.28
powered by ブクログ爽やかな恋愛事情も交えながら古書の魅力をたっぷり紹介するエンタメ小説。 登場人物がどうもアニメっぽいけれども(声優さんの声が聞こえてきそう)、古書という良い意味で黴臭く渋いジャンルには好対照で良き。 太宰治や手塚治虫、江戸川乱歩やシェイクスピアの古書……。 よだれが出てくる。 それにしても古書は、著した作家の想いと、その本を手にしてきた読者の想いとが重なり、燻し銀の輝きを放つものだ。 稀覯本の取引や古書交換会についてなど、初めて知ることも満載。機会があれば古書店主さんに裏事情を訊ねてみたくなる。
15投稿日: 2021.08.15
powered by ブクログおもしろかった!! 人気作品だし、ドラマ化もされてるし…と、斜に構えて期待せずに読んだら、すっかり引き込まれました。 「日本人はハワイハワイって騒ぐけどー」って期待薄で行ったハワイがとってもよかったような感じ。
1投稿日: 2021.07.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
初めはピンと来なかったけど、だんだん引き込まれていく。特にラストの一話。短編集なので読みやすく、登場する本にも興味が湧いた。
1投稿日: 2021.07.20
powered by ブクログドラマ化もされて話題になったし、正直少しなめた気持ちで読み始めたのだが、思いの外よかった。 古書が経てきた歴史というか背景のロマンを感じる。気軽にBOOK・OFFで売買したりメルカリにすぐ出品する自分に浅さを感じてしまうほど。それも含めて古書の履歴書に加筆されると思いたい。 古本屋の舞台となる北鎌倉に行きたくなるし、古本屋に足を運びたくなる一刷でした。
1投稿日: 2021.07.18
powered by ブクログ栞子さんの膨大な古書の知識がすごかったです。私も読書が大好きなので、もっとたくさん知りたいと思いました。本に込められた想いを大切に本を読んでいきたいと思いました。
1投稿日: 2021.07.06
powered by ブクログ「たかが本のこと」 きっとそう思っているだろうなと勝手に感じる。 それは本好きがそれ以外の人に感じているだけじゃない。 本好き同士も同じこと思ってる。 私の本好きと、あなたの本好きは違うから。 あなたにとって「たかが」でも私にとっては「たかが」じゃない。 でも、それもこれも本好き。 全部ひっくるめて本好きでいいじゃないって私は思う。 そして、みんなの大切な「本のこと」を、理解できても、できなくても、そのまま認めていたい。
1投稿日: 2021.07.04
powered by ブクログ読書好きには、様々な本にまつわる人物の物語は素直に興味を惹かれてあっという間に読み進めた。ラストの主人公の退職理由だけが少し共感できず。
1投稿日: 2021.06.30
powered by ブクログビブリア古書堂シリーズ1作目。 この作家さんの作品も初めて読みました。 映像化にもなっていますね。 古本屋さんで働いてみたくなる。 誰もが秘密を持って生きている。 安楽椅子探偵でめちぇくちゃ冴えている。
15投稿日: 2021.06.29
powered by ブクログ日常の謎を解き明かしていくタイプ。ちゃんと伏線があり、それを丁寧に回収している。雰囲気は古典部シリーズに近い。 主人公や主要キャラクターに感情移入しやすく、面白い。
1投稿日: 2021.06.02
powered by ブクログやっと読めた話題のビブリア。古書にまつわる日常系連作短編ミステリー。安楽椅子探偵ポジションの栞子さん。作中で紹介される本はほぼ全て、あらすじすら知らない無教養者ですが、知らないことで楽しめる部分も大いにあったと思うので良し。マサさん夫婦の話がよかったなー。器の大きい奥様ステキ。
1投稿日: 2021.05.28
powered by ブクログ本好きにはたまらない作品。 太宰治の「晩年」や夏目漱石の「それから」など、読んだことのある小説を題材にミステリーを解決していく栞子さんの名推理がテンポ良く、面白くてどんどん読めてしまう。 ちょうどアマプラで「名探偵コナン」を視聴している為、より一層この事件解決ストーリーにはまっている。 鎌倉の地の古書店。行ってみたいなぁ。
13投稿日: 2021.05.10
powered by ブクログライト寄りだがその分読みやすく秒で読了。 難しい長編ミステリなどの箸休めとして是非。 古書を題材にした様々な事件を解決してゆく所謂日常の謎系。 古書の知識に乏しい私だが題材となった古書には興味が湧いた。 またキャラクターが魅力的、シリーズものなので今後の栞子さんとの進展に期待。
2投稿日: 2021.05.05
powered by ブクログこのシリーズ大好き。『晩年』をここで覚えました(笑) 高校生の時に小説にハマったきっかけがこの作品。読みやすい文章とサスペンス要素、そしてほとばしる本への愛。ほんと素敵。
1投稿日: 2021.04.14
powered by ブクログ文体が苦手で、漫画を声に出してるような恥ずかしさがあったんだけど、徐々に慣れて、さらさら読めた。 ストーリーはあっさり薄味で、面白かったとは思うけど、正直とくに何も残らない。子ども向けというか。 けど、古書の匂いを感じた。鎌倉には行きたい。
0投稿日: 2021.04.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
栞子さんの洞察力が凄まじくて、本に関する知識ならスラスラ喋れてしまう所や、それ以外の事になると途端に赤面してしまうギャップが読んでいて面白かったです。本を読めない主人公と本について語れば右に出る者がいない栞子さんの持ちつ持たれつな関係が物語を更に良いものにしていると思いました。
0投稿日: 2021.03.12
powered by ブクログちょっと出来過ぎという感じではあるが店主の事件に対する洞察力はすばらしい。結果をみるとまあなるほどとは思うが、自分で同じように洞察することはできないだろう。鎌倉を背景にしているのも文章によく合っている。
0投稿日: 2021.03.06
powered by ブクログ鎌倉の雰囲気が好きで、街を巡りたいと思ったので手に取ってみた。古書を巡るミステリーだが、ラノベなので読みやすく登場人物も面白い。 価格が安いという理由だけで古本を買うことはよくあったが、古い本には手に取る者の歴史も刻まれるという考えに惹かれ、古書店に行くことがより楽しみになった。 取り上げられている本の中身を知っていたらより楽しめると思う
0投稿日: 2021.03.01
powered by ブクログ面白かったが期待していたほどではなかった。 栞子さんほどではないが、早めの段階で展開が読めてしまい少し味気ない…。 最後の『晩年』は予想外が重なり楽しく読めた。 シリーズが続いてるようなので、気が向いたら読みたい。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 鎌倉の片隅でひっそりと営業をしている古本屋「ビブリア古書堂」。そこの店主は古本屋のイメージに合わない若くきれいな女性だ。残念なのは、初対面の人間とは口もきけない人見知り。接客業を営む者として心配になる女性だった。だが、古書の知識は並大低ではない。人に対してと真逆に、本には人一倍の情熱を燃やす彼女のもとには、いわくつきの古書が持ち込まれることも、彼女は古書にまつわる謎と秘密を、まるで見てきたかのように解き明かしていく。これは“古書と秘密”の物語。
2投稿日: 2021.02.18
powered by ブクログビブリア古書堂手帳(メディアワークス文庫) 著作者:三上延 発行者:アスキーメディアワークス タイムライン http://booklog.jp/timeline/users/collabo39698 いわくつきの古書が持ち込まれることも、彼女は古書に謎として秘密をまるで見てきたかのように解き明かしていく。
1投稿日: 2021.02.06
powered by ブクログ会話にも伏線が散りばめられててきちんと回収され綺麗な物語。 古本屋と北鎌倉はマリアージュだと思った(雰囲気的に)
1投稿日: 2021.02.02
powered by ブクログ・鎌倉の街並みを身近に感じられる情景描写。 ・栞子さんと大輔の本でつながる関係が絶妙。 ・登場人物に個性あり。 ・女子高生とせどり、訳あり夫婦の関係性が素敵。
0投稿日: 2021.01.29
powered by ブクログ小説を普段から読まない人間でも読みやすく、早く続きを読みたいと思うくらい引き込まれた。 夏目漱石も太宰治も教科書でしか触れたことがなかったので、いつかは題材になった本も読んでみたいと思う。
0投稿日: 2021.01.24
powered by ブクログ「ビブリア古書堂」に関わる様々な人達と。 古書を巡っておこる様々な事件を解き明かしていくミステリー。 既存の文献に絡めて物語が進んでいくので読んだ事のある人にはより深く入っていけるのかな。 古書を軸に進んでいく物語が新鮮で面白かったです。 シリーズものなので次作も読んでみようと思います。
16投稿日: 2021.01.16
powered by ブクログあっという間に読み終わりました。ものすごくツボにハマった作品。シャーロック・ホームズを読んだ時のような快感に包まれました。本当に些細なことから、きちんと紐付けしながら真実を手繰り寄せる、というこの手のストーリーは大好きです。引き続き続編も読み進みます!
4投稿日: 2021.01.09
powered by ブクログビブリアはラテン語で「本を愛する人」。 鎌倉の古本屋、美人店主。無骨な青年店員。 古本の世界が垣間見れて楽しい。 続編も読みます。
6投稿日: 2021.01.07
powered by ブクログ本についての知識や舞台はとても素敵です。登場人物がそれぞれ薄い(?)というか共感できないキャラ設定なのが残念です。ストーリーはよくできていて楽しめました。
0投稿日: 2021.01.07
powered by ブクログ「古い本には中身だけではなく 本そのものにも物語がある」 この発想が好き。 栞子さんの本に向き合う姿勢に共感。 文豪の魅力的な古書にたくさん出逢える。
0投稿日: 2020.12.29
powered by ブクログ信頼や期待というのは、自分が勝手に相手に対してしているものだけど、それでもやっぱり対価を求めたくなってしまうものだと改めて思った。 人との距離は、縮まっていると思っていても、案外遠いままだったりする。 彼女の最後の行動にはちゃんと文章としての伏線描写があったのが、ただ周りの証拠や行動だけで謎を解く推理とは違う観点からの面白みとして感じられてよかった。
0投稿日: 2020.12.25
powered by ブクログ古書に興味無いけど、面白かった。 昔ドラマをチョット見ちゃってたから、栞子さんの雰囲気が違いすぎちゃって失敗したな…と。 どう頑張っても栞子さんをやってた女優さんに引っ張られちゃって…
0投稿日: 2020.12.17
powered by ブクログ中学生の息子が読んでて借りて読んだ。古書をテーマに鎌倉を舞台にミステリーって設定にはキュンと来るものがあったけど、作者の人物の描き方が途中で気持ち悪くなって続編まで行けず。
0投稿日: 2020.12.03
powered by ブクログ人の手を渡った古い本には、中身だけではなく本そのものにも物語がある。 北鎌倉の細い路地にひっそり佇む「ビブリア古書堂」 祖母の大切にしていた一冊の古書から、謎が解き明かされていく。 図書館で、ふと手に取った1冊。 本と絡めた展開、出版年、没年、出生年とかから謎解きしてくのは、話に奥行きがあっておもしろかった。 「それから」「晩年」久しぶりに読んでみようかな。
0投稿日: 2020.12.02
powered by ブクログ「自分と他人との距離は意外と遠い。縮めたと思っていても、それは虚構に過ぎない。何も変わってないか、むしろ距離間は広がっている」というのが読了後思い浮かんだ事です。これは、他人に対する人間の根源的な性質なのか。或いは、男女による脳機能の違いによるものなのか。また、相手と親しくなろうとする努力は本当に意味があるのか。色んな疑問が湧いてきました。
9投稿日: 2020.11.11
powered by ブクログ見かけない本屋はないくらい 有名な作品、数年前にドラマ化、映画化もされている。 古本にまつわる謎を、店主(安楽椅子探偵)と店員アルバイト(手足となって動く)が解く。 幼い頃、祖母の本に触れた事で叱られ、その恐怖から本を読めなくなった五浦(読めないわけではないが、読むにつれ苦痛を感じる)と、大船でビブリア古書堂を営み、現在は怪我を負い入院中の店主 篠川 五浦が働くきっかけとなった本 「夏目漱石全集」の話から始まり 他短編三本が収録されている。 大人しく人との会話が苦手だが、本のこととなると能力を発揮し語り尽くす篠川 美人なのでどうにも意識してしまう五浦 キャラクターがハッキリしてて読みやすく読書好きなら本にまつわる話は、どうにも面白い。 そりゃ続きますよね。 結構長く続いてるシリーズ9巻 程よく短編で完結してくれるのでありがたい。人も殺される心配もなく、すぐ次を読まねば!と気を張って読むものでもないので、ゆっくり読んでいこうと思う。
35投稿日: 2020.10.26
powered by ブクログ久しぶりに読み返してみた。 こんな事あったな~と懐かしい気持ちで読みました。 ここに出てくる本、読んでみたいと思わせます。 (ジャンル的に難しそうなものも多々あるので全ては無理だけど…) 夏目漱石とかは読みたいかな。
0投稿日: 2020.10.22
powered by ブクログ購入してから暫く積置きしてた本。 新幹線の往路で一気読み。 とても楽しく読み進めた。 国語が苦手なだけで理系に進んだ身としては、主人公の気持ちが多少は理解できる。 今は読書が趣味といえるほど本が好きになったが、本編の中に出てくる作品に興味を惹かれて読もうという気持ちにさせられるのは作者の術中にまんまとはまっているのか? 後、やはり小説には美人が必須なのか。 このシリーズは全部読みたい。
0投稿日: 2020.10.22
powered by ブクログ本が読めない主人公と、本の虫のヒロインという対比が今後何かしら事件が起きるんだろうなという期待をわかせる。一つ一つ章ごとに事件が起きるという展開で、事件を通して主人公やヒロインの人間性が見えてくるので読んでいて自然と理解できる仕組みになってる。ラストの一歩手前で主人公がどん底に落ちてそこから回復するという展開は脚本術でもよくあるやり方で理論を知った上で面白くなる書き方しているな―と思った。
0投稿日: 2020.10.19
powered by ブクログ5巻まであるけど、他の本が忙しく、1巻しか読めていない…。でも面白い。 推理小説?ミステリ? 苦手でもこれはゆるやかで好き。
4投稿日: 2020.10.17
powered by ブクログ以前から読もう読もうと思っていたものの他の本を優先させており、さらにはドラマ化した際の主演の女優が気に入らなかったために読んでいなかった作品。 ブックオフの100円コーナーに並んでいたので買ってみた。 古書そのものが辿ってきた物語や謎を明らかにする連作短編ミステリ。 もっとライトノベルっぽいのかと思っていたが、意外と引き込まれるストーリーと文章だった。 普段ミステリーをあまり読まないので深く言及できないが、謎解きも独特で面白かった。 ただ、主題となる古書を読んだことがあれば、なんとなく結末が読めてしまうこともある。 謎を明らかにする上で本を紹介することが多くあるが、その中で小山清の『落穂拾ひ・聖アンデルセン』が気になった。 ビブリアの影響で絶版書籍がいくつか復刊されたそうだが、『落穂拾ひ・聖アンデルセン』もその一つのようだ。 ありがたい機会だと思うので、読んでみようと思う
0投稿日: 2020.10.07
powered by ブクログ読みやすくてさくさく読める。 ドラマのキャラ設定とはちょっと違うけど、原作は原作で良い。 2013年08月12日 23:18
0投稿日: 2020.10.03
powered by ブクログアルバイト時代の後輩から勧められ読んでみました。本書の魅力は推理ものかつ文豪達の著書がキーとなる難しそうなストーリーにも関わらず非常に読みやすい点です。本書を読むうえでキーとなる本の知識はほとんど入りませんし、良い終わるとその本を読みたい気持ちになります。 本書とよく似たシリーズに『珈琲店タレーランの事件簿』が当てはまるかなと思いました。1つのテーマを軸に様々な事件が起き、それを魅力的なキャラクターと解決していく。わかりやすく、シンプルな内容は両者とも好感を持てます。本書とタレーランの違いを挙げるとすれば、探偵役であるヒロインが、普通かそうでないかです。本書のヒロイン栞子さんはタイトルにある奇妙な客人たちよりもミステリアスな存在です。 小説としての楽しみだけでなく、文庫本の知識も得れる一石二鳥な一冊でした。
33投稿日: 2020.09.20
powered by ブクログ読みやすい文章で、会話のテンポも良いので、ほとんど詰まることなく読み切ることができた。また、もともと続編ありきで書いていたのかはわからないが、一巻としてきれいにまとまっていて、伏線回収などが丁寧で推理物としても楽しめた。 自分もある程度は読書好きだと思っているものの、古書に関しては知識はおろかほとんど読んだことがないので、そこに興味を持つきっかけにもなった。 面白かったので、しばらく続編も追っていきたい。
1投稿日: 2020.09.15
powered by ブクログちょっと話しを聞いただけでズバズバ推理しちゃう主人公。よくあるミステリー設定なのにちょっと都合良すぎるんじゃないの〜と感じてしまったのはなぜなのか。キャラがよいと思えなかったからかな。好みの本かと思ってただけに残念。
0投稿日: 2020.09.14
powered by ブクログ本のことになるとおしゃべりになる、それ以外はかなりの恥ずかしがりやの人見知りというのが可愛かったです。 聞いた話だけでそこまで分かるの?と驚くほど。 頭がいいと言うか鋭すぎますね。
1投稿日: 2020.09.11
powered by ブクログ映画化された時に「面白そう」と気になっていたのですが、やっと初読みです。期待通り面白かったです。古書に関する謎解きというのが私の中では新鮮でした。古本屋というのはただ読み終えた本を安く売ったり買ったりする所だとばかり思っていましたが、全然違うのですね。本の中身の作品にだけでなく、本そのものにも人の思いや歴史があるのですね。本の見方が変わりそうです。栞子さんが魅力的です。
0投稿日: 2020.09.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
いよいよ、『ビブリア古書堂』の扉をノックしちゃいました。栞子さんと五浦大輔くんと、古書を巡る物語。ワタシも五浦くんと一緒に、栞子さんが語る『古書』の物語に耳を傾けよう。一言も聞き洩らさないように。
6投稿日: 2020.08.24
powered by ブクログもう何度読み直したか分からないくらい大好きな本。 この本からは匂いがする 古都、鎌倉の澄んだ空気の匂い 古書の柔らかい、歴史を重ねた匂い 古書を介して紡がれた人々の絆と想いの匂い けして優しいものだけではない。隠し続けた真実、秘密、気持ちが複雑に絡み合った匂いがするのだ。それらは絡みあった糸のように、関わった人々の心を雁字搦めに縛りつけている。 その糸をほぐすように謎を解き明かしていく栞子さんは、とても美しく、惹きつけられる。 栞子さんが滑らかに紡ぐ古書の話を、私も近くで聞いてみたいと思った。
0投稿日: 2020.08.01
powered by ブクログ人気シリーズ一作目。 謎解き、淡い恋愛、古書にまつわる知識の三つの要素が掛け合わさって、それでいて読みやすく面白い。特に謎解きが進んでいくにつれて栞子さんと五浦の関係性も深まっていく感じがたまらない。 本から想像するに栞子さんだいぶ魅力的やけど、もし接するとなるとイライラするやろな笑
2投稿日: 2020.08.01
